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2022年06月28日 22:45
女子プロレス「スターダム」闇の黒虎ことスターライト・キッドが、ワンダー王座取りへの秘策を公開だ。 28日の後楽園大会では「コズミック・エンジェルズ」の月山和香(30)とシングルマッチで対戦。序盤から右脚に集中砲火を浴びせ、その場跳びムーンサルト、619(ロープ上のブーメンランキック)と流れるような攻撃を繰り出した。 月山の反撃もはねのけ、最後は同時に首をロックする新技の変型ストレッチマフラーでタップを奪った。キッドは「今日は白いベルト戦のために、利用してやった」と同技を「黒虎脚殺(こっこきゃくさつ)」と命名。 別名「先走るな上谷」としたこの技は、王者・上谷沙弥とのワンダー王座戦(7月9日、東京・立川ステージガーデン)に向けて開発したもの。身長150センチのキッドは、168センチの上谷とは体格差があり、そのハンディを埋めるのは絶好の技となる。「自分の持ち技をうまく使い分けて、二度と生き返らせないように不死鳥(上谷)を完全に殺してやるよ。ああ、もう飛べなくなっちゃうなあ〜。フフフ」 アーティスト王座を保持する闇の黒虎が、初のワンダー王座取りへ視界良好だ。
2024年04月29日 18:38
新日本プロレスは29日、田口隆祐(45)が「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(5月11日、千葉で開幕)を欠場し、ドラゴンゲートのドラゴン・ダイヤが初出場することを発表した。
BOSJの常連選手である田口は今年も19年連続21回目の出場が決定していた。しかしバイク事故によって「前額部挫減傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷」と診断され、20日町田大会から開幕した今シリーズを欠場している。
この日の鹿児島大会ではBOSJのブロック分けが発表されたが、田口は負傷による欠場が正式に決定。空いた枠にはダイヤが入り、初出場を果たすことになった。ブロック分けは以下の通り
【Aブロック】
エル・デスペラード、ケビン・ナイト、BUSHI、ティタン、TJP、藤田晃生、金丸義信、クラーク・コナーズ、ブレイク・クリスチャン、HAYATA
【Bブロック】
KUSHIDA、高橋ヒロム、DOUKI、フランシスコ・アキラ、ロビー・イーグルス、石森太二、ドリラ・モロニー、SHO、ニンジャ・マック、ドラゴン・ダイヤ
今年のBOSJでは各ブロックの上位2選手が準決勝(6月3日、後楽園)に進出。6月9日大阪城ホール大会で優勝決定戦が行われる。
ちなみに公式リーグ戦はすべて30分1本勝負で行われる。真夏の祭典「G1クライマックス」で昨年唐突に採用された公式戦20分1本勝負はその後のリーグ戦ではまったく聞かなくなったが、一体何だったのか…?
2024年04月29日 18:07
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
UWFインターナショナルやUFCで活躍したプロレスラー、総合格闘家の山本喧一氏を父に持つ山本空良(23)=パワーオブドリーム=が、イルホム・ノジモフ(29)=ウズベキスタン=とフェザー級(66・0キロ)5分3回戦で対戦した。
3連敗中の山本のセコンドには喧一氏がついた。山本は開始早々、タックルでテイクダウン。グラップリングで仕かけていくが、グラウンドでもノジモフのパンチや肘、鉄槌、蹴りを入れられて、ダメージが蓄積していく。
2回に入ると山本はグラウンドでいいポジションが取れず、ノジモフのパンチを被弾すると上からパウンドを集められ、レフェリーが試合をストップした。
ノジモフの肘で傷めたという左脇腹を冷やしながら会見場に現れた山本は「何もできませんでした。いやあ、悔しいです」と苦笑い。「ノジモフ選手もめちゃめちゃ強くて、でも今回は自分のせいなのかなっていうところが多かったですね」と展開を反省した。
これで4連敗と、グラップリングで一本を狙うスタイルでなかなか結果を出せないが、「自分はこのスタイルを貫きます。これで勝ちたいという気持ちが強いので、次は絶対に勝ちます」と言い切り、今後もRIZINのベルトなど上を目指していくことを宣言した。
2024年04月29日 18:01
「邪道」大仁田厚(66)が29日、全日本プロレス時代の恩師・ジャイアント馬場さんの故郷・新潟で開催された「ジャイアント馬場没25年スペシャルトークショー」に日本最高齢現役レスラー・グレート小鹿(82)とともに登場。99年1月31日に大腸癌(上行結腸腺癌)の肝転移による肝不全のため61歳で亡くなった馬場さんへの思いを語った。
大仁田にとって、馬場さんは16歳での全日入門以来、付き人1号として1日24時間付き添い、レスラーのイロハをたたき込まれた師匠。一方、前日28日に82歳になったばかりの小鹿も全日時代、大いにしごかれた大先輩。昨年、今年と2年連続で史上最高齢電流爆破マッチで相まみえた仲だ。
まず大きな花束を持って入場した大仁田。続いて入場の小鹿に向け、「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」と歌いながら花束を渡し、82歳の誕生日を祝った。
トークショーでは、1974年4月の大仁田のレスラーデビューから5か月後に米国でカンフー・リーとして一世を風靡した小鹿が凱旋帰国し、全日に加入。ともに戦った日々について、大仁田が「プロレス雑誌で見ていたカンフー・リーが目の前にいて。試合が終わったら呼び出されて『おまえのドロップキック、しょっぱいな』って怒られたけど、俺は小鹿さんがドロップキックしたの見たことないんだよ」と笑わせれば、小鹿も「あの頃はものすごいかわいい兄(あん)ちゃんだったよね。なんでも『はい!』って返事して一生懸命で。馬場さんに『大仁田、俺のパンツ忘れたな』って言われて、『はい、すみません。今から取りに行きます』って、やり取りしていたのを覚えてるよ。本当に大仁田選手はよく忘れ物したなあ」と“反撃”。
大仁田もこれに呼応して、馬場さんの現金3000万円の入ったバッグを宿泊ホテルに置き忘れたエピソードを明かした。
馬場さんについて、小鹿が「アメリカから帰ってきた馬場さんのプロレスを初めて見た時、『動きのすべてが印象に残る人だなあ』と思った」と振り返れば、大仁田も「同感です。馬場さんはプロレスもすごいし、頭もスマートだった」と、うなづいた。
さらに小鹿は「僕がアメリカから持ち帰ったオールズモビルに一時期、馬場さんが乗っていたんだけど、大田区体育館に行く途中だったかな? 馬場さんがお地蔵さんにぶつけて、おシャカにしちゃった」という秘話も披露していた。
2024年04月29日 17:37
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
米国の素手ボクシング団体「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ」(BKFC)の提供試合が初めて行われ、Krushフェザー級王座を返上した篠塚辰樹(25)=マスターブリッジ/剛毅會=がこの日、正体が判明したBKFCの刺客ジャスティン・マルティネス(30)=米国=と対戦した。
2024年04月29日 17:30
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
朝倉未来の愛弟子の西谷大成は、パンクラス・フェザー級1位の高木凌と対戦し、1ラウンドKO負けを喫し、RIZIN2連敗となった。
セコンドに入った朝倉未来とともに入場。試合開始から果敢に攻めた西谷。テークダウンを狙ったが、高木も冷静に立て直していく。しかし、徐々に高木が打撃で主導権を握ると、西谷は強烈な右拳をたたき込まれてリングに大の字で沈んだ。口から激しく出血していた。
試合後の西谷大成との一問一答は次の通り。
−試合の感想は
「うーん、悔しいですね」
−フィニッシュは
「覚えてますね」
−相手の印象は試合前と試合後では
「特に変わりはなかったです」
−今後は
「先は今は消えちゃったんで、どうしようかなあって感じですね」
−RIZIN2戦目でまた負けた。1回目と比べて
「またやっちゃったなって感じですね(苦笑)やるべきことは分かってたんですけど、戦ってると行きたくなっちゃうんですよね」
−ノセられた?
「ノセられたというか、右のストレート強かったの分かってたんで警戒してたんですけど。『来いよ!』って言われたら行っちゃいますよね、男の子なんで。そこが僕のダメなところなんですけど」
−朝倉未来からは試合後何を言われたか
「『行く距離ではなかったな』とは言われましたね」
−今後は
「ホントは僕強いんですけどね、なかなか結果が出ないんで、勝負に勝てなかったら試合で次いつ出ようかなとか思えないですよね」
−挑発に血が騒いだ?
「さすがにファイター以前に僕、男の子ですからね。来いと言われたら行っちゃいますよね、で、やられちゃったんですけど。いいエサになったんじゃないですか」
−それまでの試合展開は
「予定通りではありましたよね。右ストレートの角度に入らないようにしながら、テイクダウン取って、遠い距離でパンチは打たないって決めてたんですけどね」
朝倉未来チャレンジ1期生の西谷は、昨年6月のRIZINデビュー戦では、“怪物くん”鈴木博昭に、飛び膝蹴りを敢行したところを左拳で合わされてダウン。そのままKO負けを喫した。当初は3月の神戸大会に出場予定だったが、2月のBreakingDownでYURAにKO負けを喫した影響で今回の大会にスライドとなっていた。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 16:35
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
朝倉未来の愛弟子の西谷大成は、パンクラス・フェザー級1位の高木凌と対戦し、1ラウンドKO負けを喫し、RIZIN2連敗となった。
セコンドに入った朝倉未来とともに入場。試合開始から果敢に攻めた西谷。テークダウンを狙ったが、高木も冷静に立て直していく。しかし、徐々に高木が打撃で主導権を握ると、西谷は強烈な右拳をたたき込まれてリングに大の字で沈んだ。口から激しく出血していた。
朝倉未来チャレンジ1期生の西谷は、昨年6月のRIZINデビュー戦では、“怪物くん”鈴木博昭に、飛び膝蹴りを敢行したところを左拳で合わされてダウン。そのままKO負けを喫した。当初は3月の神戸大会に出場予定だったが、2月のBreakingDownでYURAにKO負けを喫した影響で今回の大会にスライドとなっていた。
勝利した高木は試合後、「負けたらRIZINもう出られないぐらいの覚悟で挑んで、いい勝ち方できたので良かったです。(西谷の印象は?)あまり(試合前と)違ったなというのはなかった。(事前に)自分と殴り合おうと言ったら打ち合ってきたので。印象変わらないですね。試合後は『格闘技が好きなら、これからもっとお互い頑張ろう』って言いました」と振り返り、西谷に対しては「アドバイスはないですね。(自分が)上とかないんで」と語った。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 14:08
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)が29日、東京・錦糸町で開催された「ひがしんアリーナスポーツフェスティバル」に登場した。
東京東信用金庫が墨田区とネーミングライツ契約を結び、墨田区総合体育館の愛称が「ひがしんアリーナ」になったことを受けたイベントで、中谷はオープニングセレモニーで始球式ならぬ始拳式を行い、ハンドボールの部井久アダム勇樹(ジークスター東京)、フットサルの諸江剣語(フウガドールすみだ)とトークショーを行った。
中谷は今月、米国で最も権威がある専門誌「リング」のパウンド・フォー・パウンド(P4P)で10位に初ランクインした。2位には4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)がいる。
終了後、取材に応じた中谷は、将来的なスーパーバンタム級転向と井上戦を視野に入れているが「井上選手と戦うのが目標ではなくて、評価をもらうのに戦うかもしれない相手とは思っているので、P4P1位を目標として」と、P4P最強を目指す上で不可避の相手として井上を認識していることを説明。
「もちろん井上選手とやるに対してもっと実績が必要ですし、取らないといけないタイトルもあると思っているので、評価してもらえる試合をしていくのが大事になっていく」と格の差を縮めていく必要を語った。
中谷はその井上がルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受ける4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチを始め、5月6日に東京ドームで行われるWBA世界バンタム級、WBO世界バンタム級、WBA世界フライ級、5月4日にエディオンアリーナ大阪で行われるIBF世界バンタム級の5大タイトルマッチを予想した。
井上−ネリ戦は「ネリが攻撃的な選手なので、最初は井上選手も様子は見ると思うんですけど、わりと決着は早いかなと思っています」として、井上の勝利を予想。
自身の階級であるバンタムでは、井上拓真(大橋)に石田匠(井岡)が挑戦するWBA戦は「拓真選手はけっこうインアウトできる選手なので、(石田得意の)ジャブを外せれば拓真選手が(流れを)持ってくるかな」として、井上勝利を予想。ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に武居由樹(大橋)が挑戦するWBO戦は「(武居は)パンチがあるのでひっくり返せる力がある。モロニーがそのパンチに慣れたらモロニーが持っていくかな。(自分の)距離をしっかり作れた方が有利」と予想。エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に西田凌佑(六島)が挑戦するIBF戦は「ロドリゲス選手が有利かな」と予想した。
また、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に桑原拓(大橋)が挑戦するWBAフライ級タイトルマッチは「成熟しているし、(王座を奪取した)アルテム・ダラキアン戦では(自分の)距離が徹底できていた」と、阿久井有利を予想していた。
2024年04月29日 11:46
政府は2024年春の叙勲受章として、29日付で元プロレスラーのタイガー・ジェット・シン氏(本名ジャグジット・シン・ハンス=80)に、「旭日双光章」を贈ったと発表した。
2024年04月29日 05:01
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
武居由樹(大橋)の挑戦を受ける王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)が28日、オーストラリアから羽田空港着の航空機で来日した。
今回の試合に備えて日本から3人のスパーリングパートナーを招いたといい、「キャリアでも最高のコンディション」と堂々と絶好調を宣言。「日本ボクシング史上最大のイベントで、自分のタイトルマッチがある以上のことはないと思った」と、試合のオファーを受けた理由を説明した。
来日は2回目。前回は大阪でたこ焼きやお好み焼きに舌鼓を打ったという。「試合前だから我慢です。日本食は全て大好きなので、試合が終わったらお祝いでおいしいものを食べたい」と祝勝会が待ち遠しそうだった。
2024年04月29日 05:00
大相撲の春巡業が28日、埼玉県深谷市で最終日を迎え、大関琴ノ若(佐渡ケ嶽)が5年間をともに歩んだしこ名との別れを惜しんだ。夏場所(5月12日初日、両国国技館)の番付発表がある30日に、横綱だった祖父のしこ名である琴桜に正式に改名。この日が琴ノ若としては最後の稽古で、ファンに雄姿を見せる“最終日”とあって「この名前で上がって来たからね。(寂しさが)ないとは言えない」と胸の内を明かした。さらには「いつか『若』の字が復活します。いずれね」とニヤリ。将来的にしこ名の下の名前に『若』の文字を使用する構想もほのめかし、愛着をにじませた。
この日は大関豊昇龍(立浪)との三番稽古で締めて、11番とって7勝4敗。春巡業を振り返り「まあ、やれる範囲ではやってきたつもり」と自らに及第点をつけた。
2024年04月29日 05:00
話題満載だった女子プロレス「スターダム」27日の横浜大会で、最大のサプライズとなったのが闇の黒虎スターライト・キッドの大江戸隊追放だ。琉悪夏との大江戸隊コンビで4WAYゴッデス王座戦に挑んだが、自身の誤爆攻撃から敗北。リーダーの刀羅ナツコから三くだり半を突きつけられた。試合後は錯乱状態だった黒虎は今、突然の追放劇について何を思うのか。「コズミック・エンジェルズ(CA)」率いる中野たむとの今後は? 渦中の覆面戦士を直撃した。
――大江戸隊を追放された
キッド またこういう状況か…みたいな。前回(2021年6月)、STARSから離れた時は「敗者強制ユニット移籍マッチ」で負けての大江戸隊入りだったね。あの時は、心はSTARSなのに、SLK(キッド)は大江戸隊みたいな複雑な気持ちだった。今も感情が左右されてグチャグチャというのは変わりないけど、その時とはちょっと違う複雑な感情かな。
――追放されるまで、27日大会でも大江戸隊の一員として活動していた
キッド 第1試合で(フューチャー王者)吏南のセコンドに就いて、フキゲン(です★)のハイスピード選手権も就いて、(白川未奈と一騎打ちした)ナツコの試合では大江戸隊で連係してうまくいってた。(ゴッデス王座戦では)私の最後のボックス攻撃一発で勝敗を左右してしまった事実に変わりはないけど、今まで大江戸隊で何回もあったことだし…。
――結果的にあの誤爆で琉悪夏が敗れ、ベルト取りに失敗した
キッド 大江戸隊の人たちが今、私に対して何を思っているのか明確なものはわからない。その思っていたものが、追放につながってしまったのかな…。冷静になって考えると、琉悪夏がそれだけゴッデスを欲しかったのかなって思うところはある。けど、まだ複雑な気持ちだし、正直悲しい、悔しいという気持ちがあるから、すごく感情がグチャグチャですね。
――前兆はあったのか
キッド うーん。やっぱりナツコ、(渡辺)桃、琉悪夏に比べたら、私は凶器をメチャメチャ使うファイトスタイルでもないし。高橋奈七永とのシングル(2023年7月2日)を経て、やっぱり熱い試合を自分自身が求めているところがあったと思うから、ナツコが目指している大江戸隊の姿とは違った部分があったと思う。例えば「シンデレラ・トーナメント」の羽南との試合(3月17日)でも、琉悪夏には介入してもらわなかったんだよね。私が「正々堂々やる」と言って。それもあったのかな。そういうものの積み重ねなのかなあ。にしても急すぎて状況が追いつかない。
――違和感を感じていた部分は
キッド 大江戸隊に入って自分が変われたのは間違いないし、自分ができる範囲で協力してきたけど、ちょっと方向性の違いを最近になって感じ始めていた。けど、それも大江戸隊の中でのジャンルというか、ありかなと思っていたから。ちょっとわからないですね。明確な理由がわからないからこそ、余計に複雑。何が理由だったのか教えてほしい。
――刀羅から「長いこと客寄せパンダありがとう。もうお役御免」と辛らつな言葉があった
キッド 大江戸隊の目指す方向が変わったのかな。ナツコが「シンデレラ・トーナメント」で「一から出直したい」と言ってから暴れ出したのも何か理由があるのかな?って。でも、大江戸隊が目指す方向とかじゃなく、最初に強制移籍で来たとはいえ、そこから仲間になって積み重ねてきた思い出とかあるんで…。ちょっと急すぎて感情がついていけない。どうすればいいんだろう…。
――大江戸隊総出の制裁を受けているところに中野が救出にきた
キッド マスクを引き裂かれて、ダメージもあって何が起きているのか、わけわからなくなっていた。今まで(中野から)耳打ちされてきたのも、これにもつながる言動ではあったんですよ。だから、来てくれたのはうれしいという気持ちもあるし、たむちゃんありがとうという気持ちもあるけど「一緒に戦おう」と言われて、すぐに返答を出せる状況ではない。
――発表されたカードでは、29日福山大会からは中野率いるCAと共闘する
キッド 今のSLKはは無所属という形なんで、試合を進めていかないと何も始まらない。それに最近の中野たむの言動が読めないところもあって。今回の行動がコズエン(CA)みんなで話しての行動なのか、中野たむ一人の判断なのか。たむちゃんの私に対する気持ちも明確にしていければなって思う。それが私のヒントになるかもしれないので。
――CAとの合体は注目を集めている
キッド 2023年は黒虎にとっては思い通りにうまくいかなかった年で、これからだというときにこれなんで、これをいいきっかけに変えるしかないんですけど。とにかく感情が複雑なんで、頭を冷やして考えたいっていうのが今は一番かな。試合をしていくうちにやりたい方向が見つかるかもしれないしね。
2024年04月29日 05:00
ノアのジェイク・リー(35)が、新日本プロレス侵攻の真意を明かした。
2024年04月28日 22:44
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」は28日、名古屋国際会議場で公式戦6試合が行われ、Bブロックでは最年少3冠ヘビー級王者の安齊勇馬(24)がハートリー・ジャクソン(44)を下し、首位タイに浮上した。
試合前の時点で同ブロックは斉藤ジュンが勝ち点8の首位。ここまで3勝2敗で勝ち点6の安齊は一つも落とせない状況だ。気迫満点の表情でリングに立ったが、ゴングと同時にジャクソンのラリートをくらい先制を許すと、苦しい展開を強いられた。
続けざまにエプロン上でデスバレーボムを浴び、5分過ぎには強烈なセントーンをくらって大の字に。開始から7分は防戦一方となった。
2発目のデスバレー弾は間一髪回避し、ここからフロントスープレックス、ダブルアームスープレックス、フェースロックでたたみかけるが、決めきれない。それでも投げっ放しジャーマンから再びフェースロックで捕らえ、逆転勝利を収めた。
これで勝ち点を8とし、ジュンと並び首位に浮上。ただし残る公式戦は5月4日三条大会の鈴木秀樹戦だけで、ジュンは2試合、勝ち点6で追う鈴木も2試合を残している。
それでも安齊は「後がねえけど、まだ優勝決定戦が残っているんだ。ラスト、新潟か。鈴木秀樹、最後の最後にめちゃくちゃ面倒くさい人が残っているけど、必ず俺が勝って優勝します!」ときっぱり。最年少&デビュー最短優勝はあきらめていない。
2024年04月28日 22:05
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
武居由樹(大橋)の挑戦を受ける王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)が28日、羽田空港着の航空機で来日した。
モロニーは「日本から3人のスパーリングパートナーが来てくれて、ずっとトレーニングに付き合ってくれていた。キャリアでも最高のコンディションなので、いい試合になると思う」と笑顔で絶好調宣言。
「東京ドームで、日本ボクシング史上最大のイベントで自分のタイトルマッチがある以上のことはないと思ったので受けた。日本で試合があれば来たいというのはいつも思っていたので、夢がかなう大イベントで試合があったら断るわけはない」と、東京ドーム興行が挑戦を受ける大きな理由だったことを明かした。
来日は2回目で、前回は大阪でたこ焼きやお好み焼きに舌鼓を打ったという。「たこ焼き、お好み焼き、焼き肉、すし、アサヒビール、日本食はみんな大好き」というモロニーは「まだ試合前だから食べられない。我慢です。試合が終わったらお祝いでおいしい物を食べたい」と、祝勝会を待ち望んでいた。
2024年04月28日 20:50
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」Bブロック公式戦(28日、名古屋国際会議場)で、鈴木秀樹(44)が諏訪魔(47)との「バカバカコンビ対決」を制し、真のバカに認定された。
2人のシングルは2月20日後楽園大会の第1試合以来、2度目。諏訪魔が岩石落とし固めで勝利を収めている。
この日も開始からじっくりとしたレスリングの攻防を展開。普段は「バカバカ」言い合っている2人だが、テクニシャンの鈴木とレスリングをバックボーンに持つ諏訪魔のハイレベルな技術が交錯し、観衆をうならせた。
試合が激しく動いたのは10分過ぎだ。コブラツイストを逃れた諏訪魔が頭突きから、投げっ放しジャーマン、さらにはラリアートでたたみ掛けてきたが、万力スリーパーを逃れた鈴木は岩石落としから延髄斬りを発射。すかさず後頭部にエルボーを振り下ろし、卍固めで捕獲した。
諏訪魔も2分近く耐え抜いたが逃れることができず、最後はセコンドの田村男児がTシャツをリングに投げ入れ、レフェリーストップにより鈴木の勝利が告げられた。
鈴木はこれで3勝2敗の勝ち点6。同ブロックは勝ち点8の首位に3冠ヘビー級王者の安齊勇馬と斉藤ジュンが並ぶ。
試合後はノーサイドで2人はガッチリ握手。マイクを握った鈴木は「本来であればバカは1人なんで、負けたバカに締めてもらおうと思いましたが…、公式のアカウントに『バカ決定戦』と書いてありました。ということはですね、私、勝ってしまいました…」と自虐的に口にし、会場は大爆笑。
最後は「俺と諏訪魔はバカだ、オイ!」の掛け声で締めくくり、仲良くラーメン屋に向かった。