©sports-topics.net 2024
2024年04月28日 22:05
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム) 武居由樹(大橋)の挑戦を受ける王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)が28日、羽田空港着の航空機で来日した。 モロニーは「日本から3人のスパーリングパートナーが来てくれて、ずっとトレーニングに付き合ってくれていた。キャリアでも最高のコンディションなので、いい試合になると思う」と笑顔で絶好調宣言。 「東京ドームで、日本ボクシング史上最大のイベントで自分のタイトルマッチがある以上のことはないと思ったので受けた。日本で試合があれば来たいというのはいつも思っていたので、夢がかなう大イベントで試合があったら断るわけはない」と、東京ドーム興行が挑戦を受ける大きな理由だったことを明かした。 来日は2回目で、前回は大阪でたこ焼きやお好み焼きに舌鼓を打ったという。「たこ焼き、お好み焼き、焼き肉、すし、アサヒビール、日本食はみんな大好き」というモロニーは「まだ試合前だから食べられない。我慢です。試合が終わったらお祝いでおいしい物を食べたい」と、祝勝会を待ち望んでいた。
2024年05月13日 22:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」13日後楽園大会のAブロック公式戦で、エル・デスペラードが藤田晃生(21)を下し、初勝利をあげた。
今大会こそ悲願の初優勝を狙うデスペラードだが、開幕戦(11日、千葉)ではティタンに敗れ黒星発進。連敗は避けたいこの日の公式戦では、史上最年少優勝を狙うホープ・藤田と激突した。
ヌメロ・ドスを切り返されたデスペラードは、何とザック・セイバーJr.の得意技クラーキーキャットに捕獲される。これは何とかロープに逃れたが、ジャーマンスープレックスで追撃を許し、Abandon Hopeを狙われた。
それでもこれを回避すると、強烈なエルボーで逆転。ピンチェ・ロコは脇固めで切り返されるが、さらに体勢を入れ替えてマフラーホールドへ。最後はそのままヌメロ・ドスに移行し、食い下がる藤田からギブアップを奪ってみせた。
試合後のバックステージでは「藤田、カバン持ちかと思ったら、ちゃんとできるじゃねえか。さすがBOSJちゃんとエントリーされてるだけあるぜ」と対戦相手を称える一幕も。「公式戦1個1個大事に戦っていくぜ。次は? 誰だっけ? BUSHIか。毎年やってるな。ヒロムとBUSHIとか同じ」と早くも3戦目(15日、新潟)へ腕をぶしていた。
2024年05月13日 22:30
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」13日後楽園大会のBブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がKUSHIDA(41)に敗れ、初黒星を喫した。
「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のメンバーとして上半期のIWGPジュニア戦線を荒らしまわった王者は、BOSJでも傍若無人そのもの。この日の試合前には「KUSHIDAさんってYOHの補欠ですよね? ということは、このBOSJに出れたのも俺のおかげですよね? 勝ち点2くださいよ」と無気力試合を持ちかけたが、KUSHIDAの怒りを勝って左腕への集中砲火を浴びる。
ならばとセコンドの高橋裕二郎を介入させ、レフェリーの目を盗んでの急所攻撃を繰り出したSHOだったが、ショックアローを狙ったところで落とし穴が待っていた。これを回避したKUSHIDAに腕をクロスされたままジャックナイフ式エビ固めで丸め込まれ、そのまま3カウントを奪われてしまった。
納得がいかずに試合後のリング上では裕二郎とともにKUSHIDAに暴行を加えたが、ケビン・ナイトが救出に訪れたため未遂に。ついに天罰が下ったSHOだがバックステージでは「クソが…YOHの補欠の分際でよ、最後はお仲間連れてセコイことやってんじゃねえクソッタレが。俺を誰だと思ってるんじゃ。チャンピオンやぞ。俺が(4月両国大会で)YOHを秒殺しなかったら、お前はこのリングに立ててねえんだコノヤロー」と憎まれ口を連発。
「次は誰や? 名前も出てこねえな(注・ニンジャ・マック)。次の相手にこのチャンピオンの強さを思い知らせてやる。分かったか。格が違うんだよ」と吐き捨てて控室へ消えていった。
2024年05月13日 22:28
「プロレス・新日本」(13日、後楽園ホール)
11日・千葉大会で開幕したジュニアヘビー級最強決定リーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア31」が2日目を迎え、新日本ジュニアのエース、高橋ヒロムがまさかの開幕2連敗を喫した。
メインイベントのBブロック公式戦でDOUKIと対戦したヒロムはなかなかペースをつかめず、最後はこの日、再三捕まっていたイタリアンストレッチNo.32にまたもや捕獲されて16分35秒、レフェリーストップ負け。
初日を出したDOUKIが「これが新日ジュニアだ!新日ジュニアの顔のヒロムを倒した。後は優勝するだけだ!」とマイクアピールする中、ヒロムはバックステージで「落ちたな。ああ、終わったぜ、ああ、クソ。逆に笑えてきたよ。アッハッハッハッハ、覚えてねえな」とむなしい高笑いを響かせた。
セミファイナルのAブロック公式戦では、新日本ジュニアの顔役エル・デスペラードと成長著しい藤田晃生が、ストロングスタイルの好勝負を展開した。
場外での足関節技の掛け合いからデスペラードはマフラーホールド、レッグロック、インディアンデスロックと藤田の左膝を攻め抜くが、藤田もニークラッシャーを跳び膝蹴りで回避するとニールキック、スワンダイブ式ミサイルキック、PKで反撃。終盤、ピンチェ・ロコを着地されて脇固めで切り替えされたデスペラードだが、丸め込みからのヌメロ・ドスで17分16秒、熱戦に終止符を打った。
デスペラードは「藤田、カバン持ちかと思ったら、ちゃんとできんじゃねえか」と、ぶっきらぼうな口調で藤田の健闘をたたえた。星はともに1勝1敗となった。
IWGPジュニアヘビー級王者のSHOはBブロック公式戦でKUSHIDAと対戦。試合前、SHOから負傷欠場中のYOHの補欠呼ばわりされたKUSHIDAは、セコンドの高橋裕二郎の介入にも悩まされたが、急所打ちからのショックアローをクロスアーム式ジャックナイフエビ固めに切り返して6分31秒、フォール勝ちし、開幕2連勝を飾った。SHOは1勝1敗となった。
KUSHIDAは「やっちまったなあ!あの時より今がベストなんだ」と会心の笑み。現王者からの勝利に「どういうことか分かるか?IWGPジュニアヘビー級チャンピオンに勝ったんだ!いつでもどこでも挑戦できる権利をいただきました。どのタイミングで使うかは内緒話だ。OK、SHO、せいぜいベルトを持ってる間に、おまえのレスラーとしての価値を、あのベルトの価値に引き上げてもらうんだな、俺が挑戦するまでに」と、SHOに通告した。
Aブロック公式戦ではBUSHIとティタンのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同門対決が実現。ティタンは観客の入場口の上から客席通路のBUSHIへのプランチャで度肝を抜くと、スイングDDT、ダイビングフットスタンプとたたみかけてこの日、2度目のジャベ・インモルタル(入り方がオリジナルの鎌固め)で8分43秒、開幕2連勝を飾った。
開幕2連敗となったBUSHIは「ティタンの実力は知ってる」とぼやきつつ、「まだ開幕2戦目だぞ。ここで終わるわけにはいかねえ。まだ終われない」と、巻き返しを誓っていた。
この他、Aブロック公式戦ではROHのブレイク・クリスチャンがケビン・ナイトを破って開幕2連勝を飾り、ナイトは1勝1敗。クラーク・コナーズはノアのHAYATAを破り、ともに1勝1敗。金丸義信はTJPを破り1勝1敗。TJPは開幕2連敗となった。
Bブロック公式戦はノアのニンジャ・マックがフランシスコ・アキラを破って開幕2連勝を飾り、アキラは1勝1敗。ロビー・イーグルスはドリラ・モロニーを破って1勝1敗と初日を出し、モロニーは開幕2連敗。石森太二はドラゴンゲートのドラゴン・ダイヤを破り開幕2連勝。ダイヤは開幕2連敗となった。
2024年05月13日 22:00
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」13日後楽園大会のBブロック公式戦で、高橋ヒロム(34)がDOUKI(32)に敗れ、まさかの連敗発進となった。
2024年05月13日 21:35
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」Bブロック公式戦(13日、後楽園ホール)で、優勝候補の石森太二(41)は「ドラゴンゲート」のドラゴン・ダイヤ(25)に勝利し、開幕2連勝を飾った。
開始からお互い一歩も譲らない展開となったが、初戦でDOUKIを下した石森は勢いづいていた。ダイヤが入場時に使用したスケートボードを奪っての攻撃などで徐々にペースを握っていく。反撃を受けても、レフェリーの目を盗み金的攻撃を発射。ひるんだところにブラディークロスを決めて3カウントを奪った。
「おい中学生、悪夢は見れたか?」。大会前の会見で「夢を見せます」と宣言したダイヤに皮肉たっぷりのメッセージを送りつけるや、「2連勝して気持ちいいから、早く帰らせて」とバックステージを後にした。悲願の初制覇に向けて一直線だ。
2024年05月13日 19:05
「ボクシング・東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦」(6月14日、後楽園ホール)
アマチュアボクシングで世界選手権銅メダルを2度獲得した和田まどか(29)=チームテンカウント=が、プロ2戦目で東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦に臨むことが13日、発表された。6月14日に後楽園ホールで、相手は6勝(4KO)1敗の戦績を持つジュダーティップ・シティチェン(タイ)と対戦する。
和田は4月2日、女子では史上初となるA級(8回戦)でプロデビュー。プロ12戦8勝のピムチャノック・セブジャンダ(20)=タイ=を3回TKOに沈めてデビュー戦を白星で飾った。鳥海純会長は「次で地域タイトルを考えています。3戦目で世界挑戦をさせたい」との方針を述べており、その言葉通りのスケジュールとなった。
2024年05月13日 19:03
「プロレス・新日本」(6月9日、大阪城ホール)
ビッグマッチ「DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL〜BEST OF THE SUPER Jr.31 決勝戦〜」で、5大タイトルマッチが行われることが13日、発表された。
11日(日本時間12日)の米カリフォルニア州オンタリオ大会で弟子の海野翔太を破ってIWGP世界ヘビー級王座3度目の防衛に成功したジョン・モクスリーは、試合後に急襲して挑戦をアピールしたEVILを相手に4度目の防衛戦を行う。
NEVER無差別級王者・鷹木信悟はヘナーレを挑戦者に迎えて3度目の防衛戦を行う。
KOPW2024争奪戦は、保持者の上村優也と前保持者のグレート−O−カーンが激突する。
NJPW WORLD認定TV選手権試合は、王者ジェフ・コブが石井智宏の挑戦を受けて2度目の防衛戦を行う。
IWGP&ストロング無差別級タッグ選手権試合は、IWGP王者のKENTA、チェーズ・オーエンズ組、ストロング王者のヒクレオ、エル・ファンタズモ組と、後藤洋央紀、YOSHI−HASHI組、マイキー・ニコルス、シェイン・平スト組が4WAYトルネードイリミネーションマッチで激突する。最後まで生き残ったチームが勝者となる。
2024年05月13日 18:24
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26)=M・T=が13日、神奈川県内で合宿入りし、初めてとなる“3人斬り”スパーリングを公開した。
2024年05月13日 16:59
全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)がThe Endことパロウ、オディンソン組を迎えての初防衛戦(29日、東京・後楽園ホール)に向けてDOOMした。
2月にレイの右肩脱臼で返上を余儀なくされた同ベルトだったが、2人は3月30日に諏訪魔&鈴木秀樹を破り返り咲きに成功。V1戦で大型外国人タッグチームを迎え撃つことになったが、ジュンは「The Endは気になるタッグの1つだった。それが向こうから『挑戦させろ』と言ってきているのは素晴らしいことじゃないか。かわいそうなくらいに叩き潰してやるよ、DOOM」とクールに宣言。レイは「日本になかなかいないしっかりしたパワーファイターで技術も光るところがある。それなりの戦士だから俺もやりたいと前から思っていたんだ。ファーオ!」と高笑いして、おもむろに缶ビールの栓を開け飲み干した。
すると途端に隣のジュンが切なげな表情を浮かべる。宮原健斗の優勝に終わった「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」公式戦での兄弟対決で2人が好物封印をかけた結果、敗れたジュンがスイーツを禁止されたからだ。優勝決定戦に進んだジュンにはレイから「宮原に勝ったらスイーツ解禁していい」と言われたが敗れて準優勝に終わったため、現在もスイーツ断ちが続いている。
ジュンは「隣でおいしそうに飲んでいるのを見て、なんかとても苦しいですよね…」と視線を落とす。レイから「昨日頑張っていたから解禁していいじゃないか」と言われるも「いや、それでも昨日の負けは負けだから、甘いものをまだ食べない。俺はまだ考えているんだ。(解禁のタイミングは)何が正解なのか。来年のCCまで待つことはとてもできないから、どうしようかな…」と暗い表情で頑固を貫く。
そこに再びレイが「だったら、The Endに勝ったら、今度こそ解禁でいいんじゃねえか?」と助け舟を出す。するとジュンは「あと2週間くらい? そうだな…。2週間は結構長いし、正直そこまで我慢するつもりはなかったけど…」としてレイから「あ、なかったんだ」と突っ込まれつつ「まあいいだろう。The Endを倒して甘いものを食べる。よし、決定だ!」と叫ぶ。
そして「今日で甘いもの禁止が悪夢の10日目ということでこのまま2週間となると想像を絶するが…。もっと積もりに積もった甘いものを食べれない憎しみパワーをぶつけてやりたいからThe Endはかわいそうなことになるんじゃないか」と冷徹に言い放った。
また、同大会では本田竜輝がNWA世界ヘビー級王者のEC3に挑戦することも決定。本田は「相手は世界的に有名なレスラーだけど、NWAを持ってくるということで全日本プロレスを代表して挑戦します。全日本は世界一の団体だと思っているので、俺が受けて立ちます!」と拳を握った。
2024年05月13日 16:33
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」を制した宮原健斗(35)が13日に都内で会見し、安齊勇馬に挑戦する3冠ヘビー級王座戦(29日、東京・後楽園ホール)への意気込みを語った。
前夜の斉藤ジュンとの優勝決定戦を激闘の末に制し、2度目のCC優勝を達成した宮原はそのままリング上から安齊への挑戦を表明。これが正式に認められて決戦が決まり「俺から見てこの安齊勇馬はまだ3冠ベルトが似合っていない。それはなぜか。この全日本プロレスには世界で一番ベルトが似合う男がもういるからだ。この3冠ベルトを巻くのはお前にはまだ早いんじゃないか。そして何よりこのベルトが重荷になっているんじゃないかな? 5月29日で楽になるから安心しなさい。この3冠ベルトを巻いてやりたいことが俺にはあるからね」と、会見に同席した若き王者を上から目線でジロリとにらんだ。
これに安齊から「宮原選手が世界一ベルトが似合う男なんだったら、5・29、俺が勝って宮原選手に代わって世界一ベルトが似合う男になろうと思います。確かにこのベルトを巻いてからプレッシャーも期待もいろんなものが押し寄せています。だけどプレッシャーがかかればかかるほど、期待されればされるほど面白いものですよね。このベルトはまだ手放したくないので勝ちます」と返される。
すると宮原は不敵な笑みをたたえ「俺はまだ早いと言っているんだ。だって、俺の熱狂に勝てるわけないんだから。確かに新時代の活躍っていうのは無視できない。だけどこの世界にありがちな下の世代に譲るようなことはしたくないので実力でもぎ取れと。まあ無理でしょうね、今は」と揺るがぬ自信をみなぎらせた。
どこまでも上から目線のその姿に安齊からはとうとう「邪魔なオールド世代がいるなら力づくで倒して、僕を見せつけます」とバッサリ言い放たれる。これに宮原は「俺も聞きたいんだけどオールドなの? なんで俺がこっち(オールド世代)にくくられているか考えたんですよ。それで思ったのは俺がここ数年、すごすぎる試合をしてそれが伝わりすぎていて、このベルトを巻いているのが伝わりすぎたからじゃないかな、と。俺別にオールドじゃねえし。35歳だから」と言い返した。
宮原は最後に「いろいろ言いましたが、5月29日は叩き潰します」と宣言。最年少王者を破り、まだまだ若いところを見せられるか。
2024年05月13日 14:39
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。6日に東京ドームで行われ6回TKOで勝利したルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦で、1回に喫したプロ初のダウンを振り返った。
「そりゃ良い意味でも悪い意味でもいつもより気合いは入ってたよ それが1ラウンド目を含め悪い方向に転んだとは思ってない!! あれはネリの渾身の一発だった」と記した。
井上は1回に接近戦からネリの左フックをもろに浴びてリング上にはいつくばり、まさかのプロ初ダウンを喫した。ただ、2回にダウンを奪い返すと、5回にもダウンを奪い、6回には一気に攻勢に出て衝撃的な右ストレートで“悪童”をたたきのめした。
34年ぶりの東京ドーム興行は4万3000人の大観衆を集めた世紀の一戦。普段とは違う気合が入っていたと正直に明かしたモンスターにSNSでは「こういう所がカッコよすぎばい!!」「対戦相手にリスペクト送ってるの素敵です!!」「ネリもあっぱれ!って事ですね」「あのダウンのおかげで会場ぶち上がってたんで結果オーライです」などと反応があった。
2024年05月13日 14:33
新日本プロレス6月9日大阪城ホール大会の第一弾対戦決定カードが13日に発表された。
2024年05月13日 13:06
新日本プロレス6月9日大阪城ホール大会で「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVILがIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリー(38=AEW)に挑戦することが13日に正式決定した。
EVILは11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で、海野翔太を下しV3に成功したモクスリーを襲撃。H.O.Tの成田蓮とともにリング上をジャックすると、挑戦表明と同時にモクスリーのベルトをスプレーで黒く塗りつぶす暴挙に出ていた。さらに2021年にウィル・オスプレイが自作し、以降は団体預かりとなっていたもう1本のIWGP世界のベルトを持ち出し「本物の王者」を自称しているから非常にタチが悪い。
これを受け新日本は両者の王座戦を決定。AEW所属の外敵王者・モクスリーは4度目の防衛戦となる。
なお大阪城大会では現在開催中のジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の決勝戦も行われる。団体最高峰王座戦か、それともシリーズの集大成か、どちらの試合がメインイベントになるのかも注目を集めそうだ。
2024年05月13日 06:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が、いよいよ20日に東京・後楽園ホールで旗揚げする。注目のメインでジュリア(30)と豪華コンビを結成するのが林下詩美(25)だ。3月まで在籍した業界盟主「スターダム」ではともに中心選手だった2人は、新団体をどこに導こうとしているのか。神奈川県内で11日から1泊2日の日程で行われた強化合宿に参加した詩美を直撃。「打倒・スターダム」への思い、憧れの米WWEスーパースターとの対戦希望を激白した。
――合宿を終えて
詩美 普段練習の話しかしてなかったから、一緒にトレーニングをして夜中3時までトランプやUNOをしてプライベートな話までした。うたは人見知りだけど、みんなが明るくて仕事以外の話までできる関係を築けてると思う。旗揚げ戦に向けて、一気に団体の士気が高まりましたね。
――マリーゴールドでの初陣となった4日のノア両国大会では完勝した
詩美 幸先いいスタートになった。いろんな人と戦いたいと思ってマリーゴールドに来たから、早速ノアのリングで戦えて楽しかったね。裏では武藤敬司さんに初めてお会いできたんだ。実はお父さん(林下清志氏)と武藤さんは同じ専門学校出身で「ああ、君がビッグダディの娘か。お父さん元気か? よろしく伝えてくれよ。新団体頑張ってな」って声をかけてくださった。プロレス界にものすごく貢献された方からいただいたエールは重たかったし、よりマリーゴールドを成功させるぞと気合が入りました。
――新団体でやりたいことは
詩美 マリーゴールドが女子プロレス界のトップであることを当たり前にしていく。そして選手一人ひとりがどんどん成長して、すごい選手がたくさんいる中で私がトップを走り続けたい。
――古巣「スターダム」が業界盟主に君臨する
詩美 自分がいたからこそ、スターダムがすごい団体なことはわかってる。でも、そこを出たからには「追いつけるように頑張るぞ」っていう気持ちでじゃダメ。スターダムを超えていかないと。
――8月でデビュー7年目を迎える。自身の野望は
詩美 一時期はスターダムで赤いベルト(ワールド王座)も女子プロレス大賞も取って、林下詩美の絶頂期だった。その後なかなかベルトが巻けなくて、ユニットリーダーとして後輩の面倒を見てきた。今度は私がもっと自我を出して、ベルトを巻いて女子プロ界の頂点に立つことを目指したい。もっともっとプロレスを広めていきたい。そして戦いたい人がいる。
――ロッシー小川代表が米WWEからの招聘を目指すイヨ・スカイ(紫雷イオ)のことか
詩美 実現したらうれしいな。イヨさんに憧れてスターダムに来たけど、入れ違いでリングで会うことができなかった。去年の夏に米国遠征に行ったとき、イヨさんが車を運転してくれ、ご飯に連れていってくださったり、たくさん面倒を見ていただいて。練習にも参加させてもらったんですけど、イヨさんとペアになる機会があって。ものすごい緊張しちゃってイヨさんの顔面を思いっきりパンチしちゃった…。それでも「大丈夫、続けて」って優しかった。
――その翌月にイヨはWWE女子王者になり、今年4月まで防衛した
詩美 WWEでトップを取る直前のイヨさんの練習を間近で見て、勉強になった。コスチュームを着てなくてメークもしてない普段の練習着なのに、リングでの存在感が半端なくて思わず見とれちゃった。だからやっぱりリングで会いたい。
――旗揚げ戦ではジュリアと組み、Sareee&ボジラと対戦する
詩美 ノアの大会でも、ジュリアが横にいることがすごく不思議だった。合宿では同じ部屋だったから一緒にお酒を飲んだり、宴会ではカラオケで一緒に歌ったりした。ジュリアは歩み寄るタイプだけど、私は自由人。性格的には全く違うけど「マリーゴールドを業界一にする」っていう目指しているところは同じだなと今回の合宿でも確信できた。組むのが楽しみだよ。
2024年05月13日 06:00
女子プロレス「スターダム」のフューチャー王者・吏南(17)と「ディアナ」のWWWDクリスタル王者・ななみ(17)のタイトル戦が浮上した。
2人は12日の後楽園ホール大会で行われた6人タッグマッチ(妃南&レディ・C&ななみvs渡辺桃&吏南&フキゲンです★)で激突。試合は吏南がダイビングダブルニードロップで妃南を沈めた。
体調不良で欠場した上谷沙弥に代わり、この日は緊急参戦となったななみは試合後「やっぱり強さとか派手さとか、目につくのは吏南選手。ベルトをかけて対戦したいという思いが強くなった。今日あおられて、さらに火がついた」とタイトルをかけての対戦を熱望した。
するとこの日がフューチャー王座獲得から1年で、これまで8度の防衛に成功している吏南はすぐに返答。「ななみ、ディアナのチャンピオンとか言ってたよな。別にそっちでもいいよ、このベルトでもいいよ。タイトルかけてやりあいましょう」と真っ向から対戦を受ける姿勢を見せた。
スターダムとディアナ、両団体の若手王者がタイトルをかけて激突する。