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2024年04月29日 05:00
話題満載だった女子プロレス「スターダム」27日の横浜大会で、最大のサプライズとなったのが闇の黒虎スターライト・キッドの大江戸隊追放だ。琉悪夏との大江戸隊コンビで4WAYゴッデス王座戦に挑んだが、自身の誤爆攻撃から敗北。リーダーの刀羅ナツコから三くだり半を突きつけられた。試合後は錯乱状態だった黒虎は今、突然の追放劇について何を思うのか。「コズミック・エンジェルズ(CA)」率いる中野たむとの今後は? 渦中の覆面戦士を直撃した。 ――大江戸隊を追放された キッド またこういう状況か…みたいな。前回(2021年6月)、STARSから離れた時は「敗者強制ユニット移籍マッチ」で負けての大江戸隊入りだったね。あの時は、心はSTARSなのに、SLK(キッド)は大江戸隊みたいな複雑な気持ちだった。今も感情が左右されてグチャグチャというのは変わりないけど、その時とはちょっと違う複雑な感情かな。 ――追放されるまで、27日大会でも大江戸隊の一員として活動していた キッド 第1試合で(フューチャー王者)吏南のセコンドに就いて、フキゲン(です★)のハイスピード選手権も就いて、(白川未奈と一騎打ちした)ナツコの試合では大江戸隊で連係してうまくいってた。(ゴッデス王座戦では)私の最後のボックス攻撃一発で勝敗を左右してしまった事実に変わりはないけど、今まで大江戸隊で何回もあったことだし…。 ――結果的にあの誤爆で琉悪夏が敗れ、ベルト取りに失敗した キッド 大江戸隊の人たちが今、私に対して何を思っているのか明確なものはわからない。その思っていたものが、追放につながってしまったのかな…。冷静になって考えると、琉悪夏がそれだけゴッデスを欲しかったのかなって思うところはある。けど、まだ複雑な気持ちだし、正直悲しい、悔しいという気持ちがあるから、すごく感情がグチャグチャですね。 ――前兆はあったのか キッド うーん。やっぱりナツコ、(渡辺)桃、琉悪夏に比べたら、私は凶器をメチャメチャ使うファイトスタイルでもないし。高橋奈七永とのシングル(2023年7月2日)を経て、やっぱり熱い試合を自分自身が求めているところがあったと思うから、ナツコが目指している大江戸隊の姿とは違った部分があったと思う。例えば「シンデレラ・トーナメント」の羽南との試合(3月17日)でも、琉悪夏には介入してもらわなかったんだよね。私が「正々堂々やる」と言って。それもあったのかな。そういうものの積み重ねなのかなあ。にしても急すぎて状況が追いつかない。 ――違和感を感じていた部分は キッド 大江戸隊に入って自分が変われたのは間違いないし、自分ができる範囲で協力してきたけど、ちょっと方向性の違いを最近になって感じ始めていた。けど、それも大江戸隊の中でのジャンルというか、ありかなと思っていたから。ちょっとわからないですね。明確な理由がわからないからこそ、余計に複雑。何が理由だったのか教えてほしい。 ――刀羅から「長いこと客寄せパンダありがとう。もうお役御免」と辛らつな言葉があった キッド 大江戸隊の目指す方向が変わったのかな。ナツコが「シンデレラ・トーナメント」で「一から出直したい」と言ってから暴れ出したのも何か理由があるのかな?って。でも、大江戸隊が目指す方向とかじゃなく、最初に強制移籍で来たとはいえ、そこから仲間になって積み重ねてきた思い出とかあるんで…。ちょっと急すぎて感情がついていけない。どうすればいいんだろう…。 ――大江戸隊総出の制裁を受けているところに中野が救出にきた キッド マスクを引き裂かれて、ダメージもあって何が起きているのか、わけわからなくなっていた。今まで(中野から)耳打ちされてきたのも、これにもつながる言動ではあったんですよ。だから、来てくれたのはうれしいという気持ちもあるし、たむちゃんありがとうという気持ちもあるけど「一緒に戦おう」と言われて、すぐに返答を出せる状況ではない。 ――発表されたカードでは、29日福山大会からは中野率いるCAと共闘する キッド 今のSLKはは無所属という形なんで、試合を進めていかないと何も始まらない。それに最近の中野たむの言動が読めないところもあって。今回の行動がコズエン(CA)みんなで話しての行動なのか、中野たむ一人の判断なのか。たむちゃんの私に対する気持ちも明確にしていければなって思う。それが私のヒントになるかもしれないので。 ――CAとの合体は注目を集めている キッド 2023年は黒虎にとっては思い通りにうまくいかなかった年で、これからだというときにこれなんで、これをいいきっかけに変えるしかないんですけど。とにかく感情が複雑なんで、頭を冷やして考えたいっていうのが今は一番かな。試合をしていくうちにやりたい方向が見つかるかもしれないしね。
2024年05月14日 05:00
「大相撲夏場所・2日目」(13日、両国国技館)
横綱照ノ富士(32)=伊勢ケ浜=が2日目の13日から休場した。日本相撲協会に「左肋軟骨(ろくなんこつ)損傷、右変形性膝関節症にて、3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出した。休場は2場所連続通算21度目で、横綱在位17場所で10度目。
2日の横綱審議委員会の稽古総見で左脇腹を負傷。初日は新小結大の里に敗れていた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「膝(の古傷)と、脇の肉離れのような感じ。痛すぎて力が出ない状態で、せきをしただけで痛い」と説明。「やるからには万全の状態でやらないと」と、名古屋場所(7月14日初日、ドルフィンズアリーナ)での復帰を目指す方針を示した。
大関貴景勝(27)=常盤山=も休場した。相撲協会に「頸椎椎間板ヘルニアで3週間程度の安静加療を要する見込み」との診断書を提出。初日は平戸海に敗れていた。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、慢性的な痛みを抱える首の状態が悪化。再出場については「しません」と否定した。休場は3場所連続13度目で、このまま全休すれば、名古屋場所は9度目のかど番となる。
2024年05月14日 05:00
重大発言だ。女子プロレス「スターダム」の闇の黒虎スターライト・キッドが、代名詞とも言える虎のマスクを脱ぐ可能性があることを明かした。
4月27日横浜大会で極悪軍団「大江戸隊」を追放されてから、中ぶらりんな状態が続いている。無所属となったキッドに真っ先に救いの手を差し伸べたのが「コズミック・エンジェルズ(CA)」率いる中野たむで、これまで4大会でCAとの共闘が実現した。
一方、かつてキッドが所属した「STARS」の岩谷麻優も「いつでも戻ってきていいよ」とラブコールを送り、11日の千葉大会でチームを結成。実力と抜群の人気を誇ることから黒虎争奪戦が起こっている。
当の本人はいまだ新たな所属先を決めかねているが、「自分でユニットを選ぶとか、道を選ぶことをしたことがなかったので、こういう機会が新鮮。(6日の『ALL TOGETHER』で)なつぽいとも初タッグが組めて楽しかったし」。しばらくは無所属として活動することを決め、今後は別のユニットと組むことも増えそうだ。
ただし、移籍先候補は団体内だけにとどまらない。「そこから一緒にやるユニットが見つかるかもしれないし、また別の道とかも考えなきゃいけないかなって思っていて。私はベビーもヒールも経験してきて(米団体)スパーク女子のベルトも持っている。海外武者修行じゃないけど、他団体ユニットもそうだし、もしくは自分から動いて何かをつくり上げるとか。正直、リーダーとかって面倒くさいが勝つんだけどね」。
長期的な海外マット参戦だけでなく、新ユニット設立の考えもあるという。さらに「最悪な場合、武者修行から帰ってきてマスクがなくなっているかもしれないし。もしかしたらスターダムで埋まっちゃうなとか思ったら、また新たな姿に変えないといけないかも」と示唆した。
キッドは2015年10月にマスクウーマンとしてデビュー。自身のSNSでは手で口元だけを隠した写真を頻繁にアップし、また21年2月のワンダー王座戦では当時の王者・ジュリア(現マリーゴールド)の手でマスクにハサミを入れられたことがあるが、一度も素顔をさらしたことはない。
「いろいろな選択肢が自分の中にあります」という黒虎の決断は――。
2024年05月14日 05:00
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Bブロック公式戦(13日、後楽園ホール)で、KUSHIDA(41)がIWGPジュニアヘビー級王者SHO(34)を撃破し開幕2連勝を飾った。7年ぶり3度目の優勝、そして2019年1月に失って以来のIWGPジュニア奪取に向け、独自路線の野望を披露。まさかのアフリカ・ウガンダ進出まで見据えている。
セコンド介入をはじめとした反則を駆使したSHOから、クロスアーム式ジャックナイフエビ固めで3カウント。技ありの逆転勝利を収めた。
今大会は左肩負傷で欠場のYOHに代わっての緊急出撃だったが、準備は整っていた。1月から米TNAとの2団体所属選手になり、今年だけで米国、カナダ、フランス、英国、オーストラリア、日本の6か国で試合に出場。「状態的には優勝した2015年、17年よりベストだと思ってます。1年前より進化を見せられるんじゃないかな」と自信をのぞかせる。
これで過去4度優勝の高橋ヒロム、そして現王者のSHOと優勝候補を連破。絶好発進のKUSHIDAが狙うのは、もちろんBOSJ制覇とIWGPジュニア戴冠だ。
「高くて分厚い壁というのはヒロムと(エル)デスぺ(ラード)に任せて。あんなに責任感はないですから、私は。あの2人がいるからこそのびのびやれるという。自由にやる海外放浪おじさんみたいな感じで、面倒くさい壁にはなれるかな」とひょうひょうと独特な理想の王者像を明かした。
自由に海外の空気を吸うことをライフワークとする男ならではのビジョンもある。「新日本プロレスという会社は、世界に誇れる企業になれると思うんです。米国大会はもちろん重要だし、辻(陽太)君が言ってるアジアに向けてっていうのも大賛成。そういうところで世界に名前を売ってきたKUSHIDAの役割がまだまだあると思います」と豪語する。
さらに「このキャリアでIWGPジュニアを取ったら、また違う光景が広がってくるかなと。やったことない国でもやりたいですよね。ウガンダとか面白そうじゃないですか」。ノーリングで土の上で戦う映像がSNS上で話題を呼んだウガンダの団体「SGW」にまで興味を示した。
リザーバーから頂点へ。世界を旅するKUSHIDAが復権を果たす。
2024年05月13日 22:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」13日後楽園大会のAブロック公式戦で、エル・デスペラードが藤田晃生(21)を下し、初勝利をあげた。
2024年05月13日 22:30
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」13日後楽園大会のBブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がKUSHIDA(41)に敗れ、初黒星を喫した。
「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のメンバーとして上半期のIWGPジュニア戦線を荒らしまわった王者は、BOSJでも傍若無人そのもの。この日の試合前には「KUSHIDAさんってYOHの補欠ですよね? ということは、このBOSJに出れたのも俺のおかげですよね? 勝ち点2くださいよ」と無気力試合を持ちかけたが、KUSHIDAの怒りを勝って左腕への集中砲火を浴びる。
ならばとセコンドの高橋裕二郎を介入させ、レフェリーの目を盗んでの急所攻撃を繰り出したSHOだったが、ショックアローを狙ったところで落とし穴が待っていた。これを回避したKUSHIDAに腕をクロスされたままジャックナイフ式エビ固めで丸め込まれ、そのまま3カウントを奪われてしまった。
納得がいかずに試合後のリング上では裕二郎とともにKUSHIDAに暴行を加えたが、ケビン・ナイトが救出に訪れたため未遂に。ついに天罰が下ったSHOだがバックステージでは「クソが…YOHの補欠の分際でよ、最後はお仲間連れてセコイことやってんじゃねえクソッタレが。俺を誰だと思ってるんじゃ。チャンピオンやぞ。俺が(4月両国大会で)YOHを秒殺しなかったら、お前はこのリングに立ててねえんだコノヤロー」と憎まれ口を連発。
「次は誰や? 名前も出てこねえな(注・ニンジャ・マック)。次の相手にこのチャンピオンの強さを思い知らせてやる。分かったか。格が違うんだよ」と吐き捨てて控室へ消えていった。
2024年05月13日 22:28
「プロレス・新日本」(13日、後楽園ホール)
11日・千葉大会で開幕したジュニアヘビー級最強決定リーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア31」が2日目を迎え、新日本ジュニアのエース、高橋ヒロムがまさかの開幕2連敗を喫した。
メインイベントのBブロック公式戦でDOUKIと対戦したヒロムはなかなかペースをつかめず、最後はこの日、再三捕まっていたイタリアンストレッチNo.32にまたもや捕獲されて16分35秒、レフェリーストップ負け。
初日を出したDOUKIが「これが新日ジュニアだ!新日ジュニアの顔のヒロムを倒した。後は優勝するだけだ!」とマイクアピールする中、ヒロムはバックステージで「落ちたな。ああ、終わったぜ、ああ、クソ。逆に笑えてきたよ。アッハッハッハッハ、覚えてねえな」とむなしい高笑いを響かせた。
セミファイナルのAブロック公式戦では、新日本ジュニアの顔役エル・デスペラードと成長著しい藤田晃生が、ストロングスタイルの好勝負を展開した。
場外での足関節技の掛け合いからデスペラードはマフラーホールド、レッグロック、インディアンデスロックと藤田の左膝を攻め抜くが、藤田もニークラッシャーを跳び膝蹴りで回避するとニールキック、スワンダイブ式ミサイルキック、PKで反撃。終盤、ピンチェ・ロコを着地されて脇固めで切り替えされたデスペラードだが、丸め込みからのヌメロ・ドスで17分16秒、熱戦に終止符を打った。
デスペラードは「藤田、カバン持ちかと思ったら、ちゃんとできんじゃねえか」と、ぶっきらぼうな口調で藤田の健闘をたたえた。星はともに1勝1敗となった。
IWGPジュニアヘビー級王者のSHOはBブロック公式戦でKUSHIDAと対戦。試合前、SHOから負傷欠場中のYOHの補欠呼ばわりされたKUSHIDAは、セコンドの高橋裕二郎の介入にも悩まされたが、急所打ちからのショックアローをクロスアーム式ジャックナイフエビ固めに切り返して6分31秒、フォール勝ちし、開幕2連勝を飾った。SHOは1勝1敗となった。
KUSHIDAは「やっちまったなあ!あの時より今がベストなんだ」と会心の笑み。現王者からの勝利に「どういうことか分かるか?IWGPジュニアヘビー級チャンピオンに勝ったんだ!いつでもどこでも挑戦できる権利をいただきました。どのタイミングで使うかは内緒話だ。OK、SHO、せいぜいベルトを持ってる間に、おまえのレスラーとしての価値を、あのベルトの価値に引き上げてもらうんだな、俺が挑戦するまでに」と、SHOに通告した。
Aブロック公式戦ではBUSHIとティタンのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同門対決が実現。ティタンは観客の入場口の上から客席通路のBUSHIへのプランチャで度肝を抜くと、スイングDDT、ダイビングフットスタンプとたたみかけてこの日、2度目のジャベ・インモルタル(入り方がオリジナルの鎌固め)で8分43秒、開幕2連勝を飾った。
開幕2連敗となったBUSHIは「ティタンの実力は知ってる」とぼやきつつ、「まだ開幕2戦目だぞ。ここで終わるわけにはいかねえ。まだ終われない」と、巻き返しを誓っていた。
この他、Aブロック公式戦ではROHのブレイク・クリスチャンがケビン・ナイトを破って開幕2連勝を飾り、ナイトは1勝1敗。クラーク・コナーズはノアのHAYATAを破り、ともに1勝1敗。金丸義信はTJPを破り1勝1敗。TJPは開幕2連敗となった。
Bブロック公式戦はノアのニンジャ・マックがフランシスコ・アキラを破って開幕2連勝を飾り、アキラは1勝1敗。ロビー・イーグルスはドリラ・モロニーを破って1勝1敗と初日を出し、モロニーは開幕2連敗。石森太二はドラゴンゲートのドラゴン・ダイヤを破り開幕2連勝。ダイヤは開幕2連敗となった。
2024年05月13日 22:00
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」13日後楽園大会のBブロック公式戦で、高橋ヒロム(34)がDOUKI(32)に敗れ、まさかの連敗発進となった。
過去8度の出場で4度の優勝を誇り、ジュニアヘビー級のトップとして君臨し続けてきたヒロムだが、今年はいまだにシングル勝利なしと絶不調。この日は2月札幌大会で苦杯を喫しているDOUKIとの公式戦に臨んだ。
互いに手の内を知り尽くす両者の戦いは、一進一退の攻防が続いた。スープレックス・デ・ラ・ルナを回避したヒロムは、トラースキックからビクトリーロイヤルで攻勢に。しかし、TIME BOMBを阻止され、イタリアンストレッチNo.32で捕獲されてしまう。
これを強引に持ち上げようとしたヒロムだったが、DOUKIも執念で離さない。何度も逃げ道を断たれ、ついに力尽きるとレフェリーに試合を止められ無念の敗北となった。
バックステージではぼう然自失。「何が世界最高のレスラーの一人だ…。そんな人間が、自分の負け方も分からなくなるくらいやられるわけがないだろう。落ちた? 落ちたの? 終わったぜ、クソッ」と悔しさをあらわにしたかと思えば、突然笑い出し「ハッハッハ! 逆に笑えて来たよ。アハハ! 覚えてねえなあ!」と錯乱状態のまま控室へと消えていった。
2024年05月13日 21:35
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」Bブロック公式戦(13日、後楽園ホール)で、優勝候補の石森太二(41)は「ドラゴンゲート」のドラゴン・ダイヤ(25)に勝利し、開幕2連勝を飾った。
2024年05月13日 19:05
「ボクシング・東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦」(6月14日、後楽園ホール)
アマチュアボクシングで世界選手権銅メダルを2度獲得した和田まどか(29)=チームテンカウント=が、プロ2戦目で東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦に臨むことが13日、発表された。6月14日に後楽園ホールで、相手は6勝(4KO)1敗の戦績を持つジュダーティップ・シティチェン(タイ)と対戦する。
和田は4月2日、女子では史上初となるA級(8回戦)でプロデビュー。プロ12戦8勝のピムチャノック・セブジャンダ(20)=タイ=を3回TKOに沈めてデビュー戦を白星で飾った。鳥海純会長は「次で地域タイトルを考えています。3戦目で世界挑戦をさせたい」との方針を述べており、その言葉通りのスケジュールとなった。
2024年05月13日 19:03
「プロレス・新日本」(6月9日、大阪城ホール)
ビッグマッチ「DOMINION 6.9 in OSAKA-JO HALL〜BEST OF THE SUPER Jr.31 決勝戦〜」で、5大タイトルマッチが行われることが13日、発表された。
11日(日本時間12日)の米カリフォルニア州オンタリオ大会で弟子の海野翔太を破ってIWGP世界ヘビー級王座3度目の防衛に成功したジョン・モクスリーは、試合後に急襲して挑戦をアピールしたEVILを相手に4度目の防衛戦を行う。
NEVER無差別級王者・鷹木信悟はヘナーレを挑戦者に迎えて3度目の防衛戦を行う。
KOPW2024争奪戦は、保持者の上村優也と前保持者のグレート−O−カーンが激突する。
NJPW WORLD認定TV選手権試合は、王者ジェフ・コブが石井智宏の挑戦を受けて2度目の防衛戦を行う。
IWGP&ストロング無差別級タッグ選手権試合は、IWGP王者のKENTA、チェーズ・オーエンズ組、ストロング王者のヒクレオ、エル・ファンタズモ組と、後藤洋央紀、YOSHI−HASHI組、マイキー・ニコルス、シェイン・平スト組が4WAYトルネードイリミネーションマッチで激突する。最後まで生き残ったチームが勝者となる。
2024年05月13日 18:24
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26)=M・T=が13日、神奈川県内で合宿入りし、初めてとなる“3人斬り”スパーリングを公開した。
この日から16日まで神奈川県内で走り込み合宿を行う予定だったが、あいにくの雨で走り込みは14日からとなり、急きょ所属ジムでの「合宿用ジムワーク」に変更。1ラウンド中、相手が30秒ごとに変わるスパーリングを初めて行った。
中谷は「休むヒマももらえないんで、その分辛い。3分で1人の相手だったら休む時間もコントロールしますけど、30秒ずつ。しんどいなと」と、過酷な内容に苦笑。
「(相手が常に)全力で、それに対応しないとダメなんで。自分の反応速度も上げないといけないし。ずっとフルテンポでやるというところではいい刺激になったし、心拍数的にもすごく上がったんで良かったなと思います。3分やるラウンドじゃなくて、30秒でバッって来る相手に対応できる自分を作るのにすごく適してる練習だなと感じたので」と練習の効果を説明した。
「切り替えの部分でテンポを上げたりする時に自分が動ける感覚が今日つかめたので、すごくいい経験になった」と手応え十分だったようで、今後も「やりたいなと。取りあえずしんどかったんで。3人斬りみたいな」と、継続採用する考えを示した。
バンタム級では中谷、WBAの井上拓真(大橋)に加えて今月4日に西田凌佑(井岡)がIBF、6日には武居由樹がWBOの王座を奪取し、主要4団体の世界王座を日本人選手が独占する事態になっている。
中谷は「日本のファンの人はすごく盛り上がると思いますし、選手自体も刺激的なそろい方というか、なかなかない状況だと思う。全員日本人になったのはプラスにとらえていきたい」と、この状況を歓迎。自身の今後については「4つ取るのが一番いい形だと思いますけど」と統一戦を視野に入れつつも「状況にもよりますけど、バンタムで統一というのではなくて、上の階級でも戦っていけるというところで、期待してもらえるところをこれからしていきたい」と、階級変更も選択肢としていた。
また、6日の東京ドームを生観戦して「そういった所にも立てるように頑張りたい」とした。
次戦は夏頃を予定しており、「しっかり丁寧に作っていくところは、今までと変わらず抜かりなくやっていきたい」ときっぱり。14日からの走り込みに向けて「次戦に向けて、しっかりスイッチを入れる。土台作りをしっかりしていく。より無駄のないボクシングをしていかないとならないので、安定感だったり、芯となる部分、軸となる部分を、たくさん体を動かして作っていきたい」と意気込んでいた。
2024年05月13日 16:59
全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)がThe Endことパロウ、オディンソン組を迎えての初防衛戦(29日、東京・後楽園ホール)に向けてDOOMした。
2024年05月13日 16:33
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」を制した宮原健斗(35)が13日に都内で会見し、安齊勇馬に挑戦する3冠ヘビー級王座戦(29日、東京・後楽園ホール)への意気込みを語った。
前夜の斉藤ジュンとの優勝決定戦を激闘の末に制し、2度目のCC優勝を達成した宮原はそのままリング上から安齊への挑戦を表明。これが正式に認められて決戦が決まり「俺から見てこの安齊勇馬はまだ3冠ベルトが似合っていない。それはなぜか。この全日本プロレスには世界で一番ベルトが似合う男がもういるからだ。この3冠ベルトを巻くのはお前にはまだ早いんじゃないか。そして何よりこのベルトが重荷になっているんじゃないかな? 5月29日で楽になるから安心しなさい。この3冠ベルトを巻いてやりたいことが俺にはあるからね」と、会見に同席した若き王者を上から目線でジロリとにらんだ。
これに安齊から「宮原選手が世界一ベルトが似合う男なんだったら、5・29、俺が勝って宮原選手に代わって世界一ベルトが似合う男になろうと思います。確かにこのベルトを巻いてからプレッシャーも期待もいろんなものが押し寄せています。だけどプレッシャーがかかればかかるほど、期待されればされるほど面白いものですよね。このベルトはまだ手放したくないので勝ちます」と返される。
すると宮原は不敵な笑みをたたえ「俺はまだ早いと言っているんだ。だって、俺の熱狂に勝てるわけないんだから。確かに新時代の活躍っていうのは無視できない。だけどこの世界にありがちな下の世代に譲るようなことはしたくないので実力でもぎ取れと。まあ無理でしょうね、今は」と揺るがぬ自信をみなぎらせた。
どこまでも上から目線のその姿に安齊からはとうとう「邪魔なオールド世代がいるなら力づくで倒して、僕を見せつけます」とバッサリ言い放たれる。これに宮原は「俺も聞きたいんだけどオールドなの? なんで俺がこっち(オールド世代)にくくられているか考えたんですよ。それで思ったのは俺がここ数年、すごすぎる試合をしてそれが伝わりすぎていて、このベルトを巻いているのが伝わりすぎたからじゃないかな、と。俺別にオールドじゃねえし。35歳だから」と言い返した。
宮原は最後に「いろいろ言いましたが、5月29日は叩き潰します」と宣言。最年少王者を破り、まだまだ若いところを見せられるか。
2024年05月13日 14:39
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。6日に東京ドームで行われ6回TKOで勝利したルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦で、1回に喫したプロ初のダウンを振り返った。
「そりゃ良い意味でも悪い意味でもいつもより気合いは入ってたよ それが1ラウンド目を含め悪い方向に転んだとは思ってない!! あれはネリの渾身の一発だった」と記した。
井上は1回に接近戦からネリの左フックをもろに浴びてリング上にはいつくばり、まさかのプロ初ダウンを喫した。ただ、2回にダウンを奪い返すと、5回にもダウンを奪い、6回には一気に攻勢に出て衝撃的な右ストレートで“悪童”をたたきのめした。
34年ぶりの東京ドーム興行は4万3000人の大観衆を集めた世紀の一戦。普段とは違う気合が入っていたと正直に明かしたモンスターにSNSでは「こういう所がカッコよすぎばい!!」「対戦相手にリスペクト送ってるの素敵です!!」「ネリもあっぱれ!って事ですね」「あのダウンのおかげで会場ぶち上がってたんで結果オーライです」などと反応があった。
2024年05月13日 14:33
新日本プロレス6月9日大阪城ホール大会の第一弾対戦決定カードが13日に発表された。
同大会では現在開催中の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の決勝戦が行われることが発表済み。この日は5試合のタイトルマッチの開催が決定した。
IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリーは「ハウス・オブ・トーチャー」のEVILとのV4戦に臨む。EVILは11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で挑戦表明し、ベルトを黒く塗りつぶす暴挙に出ている。
さらにNEVER無差別級王者の鷹木信悟は、HENAREとのV3戦が決定。HENAREは今年2月の大阪大会で頭部裂傷のダメージを負い、長期欠場していた。
またKOPW保持者の上村優也はグレート―O―カーンとの争奪戦、NJPW WORLD認定TV王者のジェフ・コブは石井智宏とのV2戦がそれぞれ決まった。IWGPタッグ&STRONG無差別級タッグ選手権は4WAYトルネードイリミネーションマッチが決定。IWGPタッグ王者のKENTA&チェーズ・オーエンズ、STRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ&エル・ファンタズモ、毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI―HASHI)、TMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)が4つ巴で2つのタッグタイトルを争うことになる。