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2024年04月29日 18:07
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ) UWFインターナショナルやUFCで活躍したプロレスラー、総合格闘家の山本喧一氏を父に持つ山本空良(23)=パワーオブドリーム=が、イルホム・ノジモフ(29)=ウズベキスタン=とフェザー級(66・0キロ)5分3回戦で対戦した。 3連敗中の山本のセコンドには喧一氏がついた。山本は開始早々、タックルでテイクダウン。グラップリングで仕かけていくが、グラウンドでもノジモフのパンチや肘、鉄槌、蹴りを入れられて、ダメージが蓄積していく。 2回に入ると山本はグラウンドでいいポジションが取れず、ノジモフのパンチを被弾すると上からパウンドを集められ、レフェリーが試合をストップした。 ノジモフの肘で傷めたという左脇腹を冷やしながら会見場に現れた山本は「何もできませんでした。いやあ、悔しいです」と苦笑い。「ノジモフ選手もめちゃめちゃ強くて、でも今回は自分のせいなのかなっていうところが多かったですね」と展開を反省した。 これで4連敗と、グラップリングで一本を狙うスタイルでなかなか結果を出せないが、「自分はこのスタイルを貫きます。これで勝ちたいという気持ちが強いので、次は絶対に勝ちます」と言い切り、今後もRIZINのベルトなど上を目指していくことを宣言した。
2024年05月16日 07:16
女子プロレスのSareeeが主宰する「Sareee―ISM」事務局は15日、「Sareee―ISM Chapter 4」を7月29日、「Chapter V」を9月2日にいずれも新宿FACEで開催することを発表した。
同大会は、2021年から23年まで世界最大の団体「WWE」で武者修行を終えたSareeeが23年5月16日にスタートさせた。これまでに3大会が開催されいずれも超満員の人気を誇っている。
2024年05月16日 07:02
全日本プロレスは16日までに29日の後楽園ホール大会で青柳優馬と黒潮 TOKYO ジャパンがシングルマッチで対決することを発表した。
2人は、チャンピオンカーニバル公式戦の4・20浜松大会で対戦。青柳優が黒潮のジャケットをはぎ取りリングアウト勝ちし遺恨が生まれた。5・12横浜BUNTAI大会でも青柳がジャケットを奪えば、黒潮も敵が着用した「越中」と書かれた空手道着を身につけ試合後も大乱闘に発展。深まる遺恨にバックステージで黒潮が怒りを爆発させれば青柳優も「お前はただのにぎやかしなんだ。てめぇをぶちのめした後、お前の上に立ち上がって福山雅治歌ってやるから覚悟しておけ!」と挑発していた。前回はリングアウト勝利だっただけに今回の再戦での完全決着を予告していた。
5・29後楽園は、メインイベントで三冠王者・安齊勇馬がチャンピオンカーニバル優勝者の宮原健斗と初防衛戦を行う。
◆5・29後楽園決定済み対戦カード
▼三冠ヘビー級選手権
王者・安齊勇馬 vs 挑戦者・宮原健斗
▼世界タッグ選手権
王者組・斉藤ジュン、斉藤レイ vs パロウ、オディンソン
▼NWA世界ヘビー級選手権試合
王者・EC3 vs 挑戦者・本田竜輝
▼シングルマッチ
青柳優馬 vs 黒潮 TOKYO ジャパン
2024年05月16日 06:00
アマチュアボクシングで高校1年時にアジアジュニア選手権50キロ級優勝、高校2年時に高校選抜フライ級優勝、高校3年時に高校総体フライ級優勝、世界ユース選手権フライ級5位の戦績を残した吉良大弥(20)=志成=が、6月27日に後楽園ホールでプロデビューすることが15日、都内の志成ジムで発表された。コムサン・カエウルエアン(タイ)とスーパーフライ級6回戦を行う。
吉良の長姉はキラッ☆CHIHIROのリングネームでプロキックボクサーとして、次姉はキラッ☆YUUKIのリングネームでプロキックボクサー、プロボクサーとして活躍し(現在は引退)、実家はかつてキックボクシングジムを経営。自身も4歳からキックボクシング、小学校低学年からボクシングを始め、中学1年生からボクシング一本に絞った。
王寺工業高校から東京農大とアマチュアボクシングのエリートコースを進んだが、パリ五輪出場がかなわず、大学を2年で中退してプロ入り。大学1年時、志成ジムでWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35)と初めてスパーリングする機会があり、「何度かやらせてもらって、1年後くらいに直接声をかけてもらって、それからですね」と、井岡からの誘いでプロ入り、志成ジム入りを決めたことを明かした。
「井岡さんからは、すごく褒めていただいて。才能があると言っていただけた。農大の先輩でもあるので、そこのつながりで、チームとして一生に戦っていけたらうれしいと言われて」
目標を「ボクシングを形にはめたくない。得意なボクシングを作らないというか、いろんな動きができる飽きられないボクサーになると、みんなに見てもらえるのかなと。お客さんに面白いとおもってもらえる試合ができれば、最終的じゃないけど世界チャンピオンとか統一チャンピオンとか、ついて来ると思う」と、オールラウンダーに設定した。
来月は井岡のラスベガス合宿に、3週間の予定で同行する。デビュー戦に向けて「自分のボクシングを出して、できることをしっかりやって勝てたらいいなと思います」と意気込んでいた。
2024年05月16日 06:00
全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)が、The Endことパロウ&オディンソンとの初防衛戦(29日、東京・後楽園ホール)に向け熱くDOOMだ。
2024年05月16日 06:00
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、意味深発言を連発だ。王者ウィロー・ナイチンゲールとの米AEW・TBS王座戦(18日、横浜武道館)前に、所属ユニット「コズミック・エンジェルズ(CA)」が分裂危機に見舞われている。自身が極悪軍団「大江戸隊」を追放されたスターライト・キッドを救出したことに端を発する今回の騒動。当の本人はキッド、そしてCAに何を思うのか――。
昨年は団体最高峰のワールド王者として活躍した中野だが、10月の同王座戦で左ヒザを負傷。長期欠場に入り、王座返上を余儀なくされた。2月の復帰以来、初となる王座戦に向け「このベルトを取って、中野たむが世界一になる。そうすればスターダムも世界一になる。世界一輝く一番星に返り咲きます!」と誓い、自信をみなぎらせた。
王者のナイチンゲールは168センチ、88キロ。157センチ、50キロの挑戦者とは体格差があるが、気にする様子はない。「(4月27日)横浜BUNTAIでアジャコングと対戦して、デカイ選手とどう戦うかが私の課題だと思っていた。アジャよりは小さいし、去年、180センチのメーガン(ベーン)を投げたので投げられます」。むしろ王座獲得後の展望に目を輝かせる。
AEWの次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日)ではナイチンゲールが、元WWEスーパースターでAEW所属のメルセデス・モネと同王座をかけて対戦することが発表されている。つまり中野が王座を獲得すれば、モネと対戦する機会を得るのだ。
忘れもしない。昨年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会。当時のIWGP女子王者KAIRI(現WWEのカイリ・セイン)に5分47秒で敗れた直後、さっそうと現れたモネに話題を全て奪われた。
積年の恨みがあるという中野は「私はあの日、モネのかませ犬にさせられた。今回ベルトを取って、あの時の雪辱を直接果たすチャンス。ウィローには『こんな最高の舞台をセッティングしてくれてありがとう』と伝えてベルトを奪います」と不敵な笑みを浮かべた。
このまま王座戦へ一直線!といきたいところが、そうはいかない。気になるのが取り巻く環境だ。CAとキッドの共闘が実現したが、ユニット内からは異論が噴出。安納サオリが「本当に入るなら考えもんやなって」と疑問の声を上げると、盟友のなつぽいは「たむちゃんはキッちゃん(キッド)と一緒に(2人の古巣)STARSに戻ろうと思ってるのかなって」と勘繰り、CAの分裂を危惧している。
これに対し中野は「遠征でキッちゃんとたくさん組む機会があって、今後のいろんな新たなビジョンが生まれそうだなっていう感覚があった。それはキッちゃんも同じことを考えてたりするんじゃないかなって思ってます」とだけ口にし、CAの今後については明言を避けた。
ただしキッドへの思いは本気のようだ。「キッちゃん、マスク取るとか、海外行きたいとか話してたみたいだけど。私がこのベルトを取って世界一になるから、たむと組めば一緒に世界進出もできるよ」と呼びかけるや、「あっ! キッちゃんの素顔はたむの次にかわいいんだよ」とにやり。まだまだCAの混乱は続きそうだ。
2024年05月16日 05:00
「大相撲夏場所・4日目」(15日、両国国技館)
平幕宇良が翠富士を押し出し、幕内では自身初となる初日から4連勝を飾った。上位陣の不振が目立つ中、人気業師が土俵を盛り上げる。大関陣は、かど番の霧島が大栄翔に押し出されて3敗目。琴桜は豪ノ山に辛勝して1敗を守った。豊昇龍は平戸海を寄り倒し、星を五分に戻した。全勝は宇良、御嶽海、湘南乃海、宝富士の平幕4人。
派手さはなくとも、うまく、力強く難敵を退けた。今場所初めて自身より小さい相手との対戦。2度つっかけられた後の立ち合いで、宇良は翠富士の突進に押し込まれたが慌てない。左手で相手の頭を押さえながら右ですくって回り込むと、最後は左手をグイッと当てて走るように押し出した。
幕内23場所目で初日からの4連勝は初めて。自己新となるスタートダッシュにも「知らなかったです。覚えてないです」と認識はなかった。関心を示さない理由は単純明快。「一番意識しても意味がないところ。今日勝てば記録更新だなんて思って、相撲を取ってないですから」。余分なものには振り回されない。日常生活から極力ものを持たないミニマリストを志向する男は、必要なことだけに集中している。
感覚にはこだわる。足の裏には硬い部分を作らない。巡業期間中以外は、クリームを塗るなどして毎日ケア。角界入り後、初めて皮が厚くなった時に違和感を嫌い、手入れを始めた。「土俵に足が吸いつくような感じがないと。皮ができていると、しっかり受けられない」。勝負の世界で生き残るための手間暇なら、もちろん惜しまない。
幕内で3連勝発進した過去の3場所は全て勝ち越し。うち2場所で2桁星を挙げている。連勝の話題には「何もないです。終わるまでは」と気を緩めなかった宇良。まだまだ勝ち星を伸ばし、連日満員の館内を沸かせる。
2024年05月16日 05:00
女子プロレス界に猪木ベルトが復活だ! ジュリア(30)、林下詩美(25)が所属する新団体「マリーゴールド」で、4つの王座が新設されることが明らかになった。20日に東京・後楽園ホールで行われる旗揚げ戦を前に、本紙は全日本女子プロレスからの歴史と伝統を継承する「赤いベルト」と「白いベルト」、2本のベルト写真を独占入手。白いベルトには、ロッシー小川代表(67)が敬愛するアントニオ猪木が巻いたことで知られる「UN」の名が刻まれる――。
マリーゴールドにはジュリアら元スターダム勢のほか、元アクトレスガールズの青野未来ら13人が所属。決起集会や神奈川県内での強化合宿を通して結束を固め、旗揚げに向けた準備は急ピッチで進んでいる。
選手の闘争心、モチベーションを高めるアイテムも用意される。本紙の取材に応じた小川代表は、4つのベルトを新設することを明かした。全日本女子プロレスから継承し、「赤いベルト」に位置づけられる団体最高峰王座には「マリーゴールド・ワールド王座」、白いベルトには「マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル(UN)王座」と命名。その他、タッグ王座の「マリーゴールド・ツインスター王座」、55キロ以下の軽量級の選手のみ挑戦できる「マリーゴールド・スーパーフライ級王座」の4本だ。
「団体をつくる上で一番最初に着手したのはベルトをつくることでした。ベルトがないと団体として締まらないし、始まらないから」と説明した。
マリーゴールドには全女の赤いベルトことWWWA世界シングル王座の最後のチャンピオンであり、スターダムの赤いベルト、ワールド王座の初代王者でもある高橋奈七永が在籍。さらにスターダム時代にワールド王座の戴冠歴があるジュリアと詩美、白いベルトと呼ばれるワンダー王座を巻いたことがあるMIRAIが揃っている。
小川代表は「昔から女子プロレスのベルトと言えば、赤と白のイメージがある。昭和の女子プロレスの歴史を受け継いでいく。来月にはベルト戦に動きが見えてくるんじゃないですかね」と今後の展望を明かした。
注目は「UN」の名が女子で復活することだ。男子でUNヘビー級王座と言えば、猪木やジャンボ鶴田、坂口征二、天龍源一郎、スタン・ハンセンら歴代の名レスラーたちが巻いた伝統のベルトで、昭和のプロレス史の中心にあった。小川代表も幼少期にUN王座戦を見ていただけに思い入れは深い。
「53年前にジョン・トロスから猪木さんが取った試合は子供のころに見ていて衝撃的でしたね。今でもよく覚えている。そんな試合を選手たちには期待します。インターナショナル(王座)が手に入らなかったアントニオ猪木の思いがUNに結びついた。これはワールドに手が届かなかった選手が開花するベルトになるかもしれない。いろいろなことできるんじゃないですか」
海外で制作中のベルトは間に合えば、旗揚げ戦でお披露目される予定だ。小川代表は「これらのベルトは、これから新しい歴史をつくっていくっていうこととプラスして、歴史と伝統を受け継いでいく証し。まだ見ぬ強豪たちがベルトを巡って戦っていくことになる」と期待をかける。
昭和の復活を掲げる新団体に、ますます注目が集まる。
【UNヘビーは猪木が日本人1号】UNヘビー級王座を日本人で初めて巻いたのが猪木だ。1971年3月26日(日本時間27日)に米ロサンゼルスでジョン・トロスを破り、第6代王者となった。当時は現在のようにベルトは乱立しておらず、かつ海外のベルトは権威あるものとされた。
猪木は鉄の爪フリッツ・フォン・エリックや銀髪鬼フレッド・ブラッシー相手に防衛を続けるが、71年の日本プロレス追放とともに王座も剥奪された。その後は坂口征二や高千穂明久(ザ・グレート・カブキ)らが王者となるも、日本プロレス崩壊後、全日本プロレスの管理王座に。76年8月にジャンボ鶴田が王座を奪取すると、84年には天龍源一郎も戴冠を果たした。
89年には鶴田がPWFヘビー級、インターナショナルヘビー級と統一し、現在は安齊勇馬が保持する3冠ヘビー級王座に一本化された。なお、天龍プロジェクトでは昨年、UNタッグ王座を新設。PWFから許可を受け、天龍プロが管理する認定タイトルとして王座戦が行われている。
2024年05月15日 23:03
格闘家の皇治(35)が15日、インスタグラムを更新。
2024年05月15日 22:30
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Aブロック公式戦(15日、新潟・リージョンプラザ上越)で、初優勝を狙うエル・デスペラードが苦しみながらもBUSHIを下し、白星を先行させた。
試合はお互いが左ヒザへの一点集中攻撃を続ける消耗戦となった。5分過ぎにトペ・スイシーダを真正面からくらったデスペラードは、ここから苦しい展開を強いられた。リングにヒザから叩きつけられ、非情なヒザへの攻撃が続く。
負けじとBUSHIへの左ヒザに集中砲火を浴びせ、ストレッチマフラーホールドで捕獲。だがこれをロープに逃げられ、その後はフィッシャーマンズスクリューから足関節技ファブルを決められ、あと一歩まで追い込まれた。
両雄とも踏ん張りがきかない状態になりながらも、デスペラードの目は死んでいなかった。12分過ぎ、MXを狙うBUSHIの足をキャッチし、ここから一気にヌメロ・ドスへ。逆転のギブアップ勝利を収めた。
これで2勝1敗の勝ち点4。マイクを握ったデスペラードは「お前も足殺しってものを武器にしているかもしれないが、こちとら足殺しだけでこのタイトルを何回取れるか、そういうことをやってんだ。昨日今日に始まった足殺しとは思わんが、まだ俺のほうが手数は多かったな」と勝ち誇った。
この日の結果を受け、同ブロックは3戦全勝のティタンとブレイク・クリスチャンが勝ち点6で首位に立ち、デスペラード、ケビン・ナイト、クラーク・コナーズが勝ち点4で続く。
「今年は優勝する、今年は優勝するって何回言ったと思う? もう何回も言ってるから俺、うそをつきたくねえんだ…」と口にし、ひと呼吸置いたデスペラードは「今年は優勝するよ!」ときっぱり。2020年、22年大会で優勝決定戦に駒を進めながら、高橋ヒロムに苦杯をなめたBOSJで、今年こそファンへの約束を果たす。
2024年05月15日 18:52
「ボクシング・日本バンタム級タイトルマッチ、日本スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月18日、後楽園ホール)
カード発表記者会見が15日、都内で行われ、大橋秀行・大橋ジム会長、瀬端幸男・DANGANジム会長と、出場する6選手が出席した。
四大世界戦を擁して6日に行われた、ボクシングでは34年ぶりの東京ドーム興行を成功させた大橋氏は「ドームが終わったばかりでちょっと今、抜け殻状態」と笑わせつつ、「これをきっかけに、ボクシングの素晴らしさを見せてもらって、皆でまたドームができるような選手になってもらいたい。来年も(ドーム興行が)できれば、この選手の中から出てもらいたい。十分可能性はあると思います」と、来年の東京ドーム興行開催の可能性に言及しつつ、選手に猛ゲキを飛ばした。
この日、発表された主なカードは次の通り。
・日本スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・高山涼深(ワタナベ)−15位・青山功(セレス)
・日本バンタム級タイトルマッチ 王者・富施郁哉(ワタナベ)−1位・増田陸(帝拳)
・日本ユース・バンタム級王座決定戦 平井乃智(石田)−金城隼平(REBOOT)
・アジア最強ライト級トーナメント2回戦 今永虎雅(大橋)−マービン・エスキエルド(フィリピン)
富施と増田は昨年5月20日に対戦しており、増田が7回TKO勝ちしている。富施は「めちゃくちゃ強いのは分かっている。しっかりいい準備をしてリベンジできるように頑張ります」と宣言し、「今、秘密の特訓をしているので。パンチをもらわないように、自分のパンチが当たるように、いろいろ工夫しながらやっています」と明かした。
増田は昨年8月30日、堤聖也(角海老宝石)に判定負けして日本バンタム級タイトル奪取に失敗しており、「前回は戦術をそこまで用意できず、持っているポテンシャルで左が当たって結果的にKOできた。今回はいろいろこっちも準備できるので、しっかりサウスポー対策して、秘密の特訓に負けないように必死に練習します。自分もバンタム級タイトルマッチに去年、敗れている。リベンジの気持ちで臨みたい」と意気込んでいた。
2024年05月15日 18:14
「ボクシング・東日本新人王ライト級予選4回戦」(16日、後楽園ホール)
前日計量が15日、都内で行われ、元Jリーガー(J3相模原)で、4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=とは幼稚園からの幼なじみの山口聖矢(30)=大橋=は60・9キロ、鈴木将斗(21)=本多=は61・0キロで、ともにパスした。
山口は「ジャブとワンツーを徹底的にやってきたので、明日はそこを見ていただければ。ジャブとワンツーが当たれば倒れるんじゃないかと思うので、そこは重点的にやってきた」と説明。練習をともにしてきた尚弥からもジャブとワンツーは「ずっと言われている」といい、「そこを極めればおのずと結果はついてくる。ある程度上までは行ける」と説かれていると明かした。
尚弥がルイス・ネリ(メキシコ)を逆転KOした6日の東京ドーム興行ではともに入場した。「一番身近な存在に刺激をもらったし、興奮しましたよ。あそこ(初ダウン)からのリカバリーがすごい。前からダウンしてからのリカバリーをどうするかは聞いていたけど、それを初ダウンで、あの大舞台でできるなんてすごい」と、得るものは大きかった様子。「ボクシングを始めてから目標にしてきている」新人王に向け、「トレーナーや井上家に恩返しできたら」と決意を新たにしていた。
2024年05月15日 18:08
「ボクシング・WBOアジアパシフィックウエルター級タイトルマッチ&東洋太平洋ウエルター級王座決定戦」(16日、後楽園ホール)
前日計量が15日、都内で行われ、WBOアジアパシフィック王者で東洋太平洋1位の佐々木尽(22)=八王子中屋=は66・4キロ、WBOアジアパシフィック1位、東洋太平洋2位のジョー・ノイナイ(28)=フィリピン=は66・1キロで、ともにパスした。
2024年05月15日 17:46
ゼロワン真夏の祭典「火祭り」が、異例ずくめの開催を迎える。
24回目を迎える今大会は、18日の栃木県庁前広場大会で開幕。2AWとガンバレ☆プロレス主催興行を含む15大会で公式戦が行われ、7月28日の東京・後楽園ホール大会で決勝戦が行われる。例年は7月に開催されていたが、2か月を超える長丁場は初となる。
同団体は「ダイコーゼロワン」によるベテラン勢を中心とした「リアルゼロワン」と、若手勢の「栃木プロレス」に二極化。双方が「ゼロワン」として興行を開催する自体となり、ファンの間でも混乱が広がっていた。これに伴い一時は火祭りのリーグ戦が組めず、開催危機に陥っていた。
だが、若手選手たちから強い要望があり、これを受けた栃木プロの臼井伸太郎代表が全面協力する形で開催にこぎつけた。臼井代表は「歴史ある火祭りですが、新しい力で新しいゼロワン、そして火祭りをつくりたい。まったく違う火祭りになると思います」と語った。頚髄損傷でリハビリ中の炎の戦士大谷晋二郎とも話し、「歴史を残し、新しい歴史をつくろう」という思いで一致しているという。
出場メンバーも大幅に入れ替わった。出場12選手中、火祭り参戦経験があるのは前年度覇者の松永準也をはじめ、佐藤嗣崇、永尾颯樹、阿部史典、クリス・ヴァイス、宮本裕向だけ。半数は初出場となる。
15日に都内で行われた全体会見には8選手が参加。松永は「開催が危ぶまれていましたが、無事に開催できることになって良かったです。なぜなら2連覇するからです。夢の扉を開きたいと思います」と決意表明。大谷も田中将斗もいない伝統のリーグ戦がいよいよ幕を開ける。
なお、ブロック分けは以下の通り。
【Aブロック】松永、佐藤、永尾、阿部、今成夢人、エンデル・カラ
【Bブロック】クリス、宮本、土肥こうじ、花見達也、武蔵龍也、ブレイザー丹内
2ブロックで総当たりのリーグ戦を行い、勝ち点トップ同士が7月28日後楽園大会で決勝戦を行う。
2024年05月15日 16:46
全日本プロレスの諏訪魔(46)が、公益財団法人「神奈川県福利協会」における公式アンバサダー「暴走福祉大使」に任命された。
同協会は県内の民間社会福祉事業を推進するたため1955年に設立された財団で、民間社会福祉事業者とともに、退職金制度等の維持運営を行っている。
諏訪魔は2016年から同協会の活動に協力しており、これまで保育園や老人ホームを表敬訪問したり、プロレスの試合に招待してきた。その活動が認められた形だ。
15日に神奈川・綾瀬市内で委嘱式が行われ、同協会の鶴飼一晴理事長から委嘱状を授与された。諏訪魔は「これからもプロレスの力で協会の方々に力を与えていきたいなと。体力づくりの方法とかレスリングを教えてあげたいね。あとはベルトを持って、いろいろなところを表敬訪問したい。今は(全日本プロレスTV認定)6人タッグベルトだけしか持っていないので、3冠(ヘビー級)のベルトを見せてあげたいなと思います」と語り、団体最高峰王座取りを目指すことを誓った。
2024年05月15日 12:22
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」(6月2日、アリーナ立川立飛)のオーディションが行われ、元アウトサイダーで年商30億円の実業家でもある萩原裕介と、5階級制覇の伝説のキックボクサー、“喧嘩師”我龍真吾がスパーリングで対戦することが決まった。
我龍が可愛がっている“足ポキニキ”が前回のオーディションで元アウトサイダーの樋口武大に負傷させられたことが発端。怒りの我龍に対して、樋口の先輩である萩原が間に入り、いざこざとなっていた。
萩原は我龍に詰め寄り「お前さ、プロでやってるのに何を脅してるんだよ。恥ずかしくねーのか。リングでやろうよ。ぶつぶつぶつぶつYouTubeで言ってねえでよ」と対戦を要求。「ああいいよ。でも試合はしねえよ。俺はプロだからファイトマネーもらわねーとやらねーんだよ。お前、金持ってんだろ。じゃあ、お前、1億払えよ」と話す我龍を、萩原は一笑に付し「もうこいつ帰らせていいですか。やらねぇんなら帰れよ。お前、子供じゃねぇんだからよ。日本でどこに1億円で1分の試合やるやつがいるんだよ」と怒気を込めて言い放つと、我龍は「ここにいるよ」とキッパリ。萩原は「話になんないっす!帰れ!」と、呆れて立ち去った。
瓜田が「我龍くん、ここでこうなった以上は受けた方がいいですよ」と仲裁し、本番での対戦が決まった。
オーディション後の別撮りVTRでは我龍は「BDっていうのは1分間のどつきあい。俺も我龍タイムっていう1分ノーガードでどつきあおうぜっていうのを持っているので」と、自信をみせた。