2024年04月22日 22:10
元バレーボール男子日本代表で21年東京五輪で代表監督を務めた中垣内祐一氏(56)が22日放送の日本テレビ系「有吉ゼミ」(月曜後7・00)に出演。Uターンした福井県での生活を明かした。
東京五輪後はVリーグ・堺ブレイザーズの部長に復帰したが22年6月末で退団。故郷・福井に帰り、江戸時代から10代以上続く実家の米農家を継いだ。
「弱小農家」と謙そんしつつも田んぼは“東京ドーム約7個分”の35ヘクタール。2年前にUターンして以来設備投資をして農地を3〜4倍に拡大しているという。父親と従業員を含めた4人の会社で年間160トンの米を生産しており、「6000万円かかってる」という米を玄米にする巨大タンクを公開するとスタジオの出演者からは「すごーい」と感嘆の声が上がった。
なぜ米農家に転身したのか。中垣内氏は「儲からん。儲からん」と連発し「お金じゃないんだよね。お客さんが“おたくのお米おいしい”と言ってくれる声を聞きたい。そこにロマンがある」と力説。
「ゆくゆくは若い人が米作りに夢を持って取り組めるようにするためには給料が上がってないと魅力を感じない。そこは上げていかないと」と展望を語る。VTRを見たおぎやはぎ・矢作兼から「あんなに頑張ってるのに“儲からない”と言ってたのがよくない。ボロ儲けしてもらわないと割に合わないじゃないですか」とジョーク交じりにエールを送られると、「そうしたいんですけど、米の値段って上がらないんですよね」と農家の現実を明かす場面もあった。
現在は農業の傍ら福井工業大に教授として勤務し、同大や付属の中学、高校のバレーボール部の総監督も務めている。「福井に帰ったらヒマになると思った。山や海に行ったりできると思ったけど全くできない。今までよりはるかに忙しい」と多忙な生活を明かしていた。
2024年04月17日 18:55
7月26日(金)から始まるパリ五輪開幕まで100日前となった17日、都内で行われた『TEAM JAPANオフィシャルスポーツウエア発表記者会見』に、バレーボール男子日本代表の西田有志が出席した。
アシックス社が製作した日本選手団の五輪ウェアのお披露目モデルを任され「五輪で着る服に袖を通し、こうやって皆さんに公表することができて、凄く嬉しく思いました。何より、気持ちが引き締まりました」と日の丸の重みを感じていた。
▼ 日本選手団の五輪ウェアをお披露目した、西田
▼ (写真中央の)西田は、Tシャツに視線を集めた
▼ Tシャツの柄に特徴。一つひとつが違って見えるという
今回の五輪ウェアで印象づけるキーカラーに採用されたのは「サンライズレッド」。朝焼けに空が赤く染まる強さと温かさをグラデーションで表現されている。
また、中に着用するTシャツ「ショートスリーブトップ」は、日本伝統の吉祥模様である「矢絣(やがすり)」を取り入れた「YAGASURI グラフィック」と呼ばれる1枚の生地から複数の型取りを行うことで、柄の配置が一つひとつ異なって見えて、遠くから全体で見ると統一感があるデザインになっている。
この日、改めて五輪への意気込みを問われた西田は、「僕たちは金メダルしか見ていないので、そこに向けた準備。あと100日しかないので、しっかりと準備していきたい」と決意を語った。
この会見には、体操男子の橋本大輝やレスリング女子の藤波朱理も同席し、橋本は「体操競技で何か1つ、皆さんの心を動かす演技ができたらいいなと思ってます。さらには、団体総合と個人総合、そして種目別でも金メダルを獲得できるように自分が思い切っていい演技を見せていきたいと思っています」と演技に対する積極性をのぞかせた。
▼ 橋本大輝
▼ 藤波朱理
藤波も、「私ももちろん目指すは金メダルです。自分のレスリングを見てもらって、1人でも多くの方に元気だったり勇気だったり、そういったものを感じてもらえるようなパフォーマンスをパリの舞台でしたいと思ってます」と観客に心を揺さぶる戦いを魅せると誓った。
2023年10月10日 11:42
2024年パリ五輪予選を兼ねたバレーボール男子W杯B組で5勝2敗の2位となり、2大会連続の五輪切符を獲得した日本について、韓国メディアが「多くの国がうらやましがっている」と報じた。 韓国メディア「MKスポーツ」は五輪出場を決めた日本の活躍について「開催国として出場した2021年東京五輪を除けば、14年ぶりの快挙だ」と報道。その上で、オランダのマートン・ファン・ガルデレンが大会前にフィリピンの日刊紙「インクワイアラー」に語ったインタビュー内容を報じた。 ガルデレンは「最近、日本の男子バレーボール代表チームに嫉妬を感じる。この感情を認めるしかない。競技力のレベルが高い。スピードが速く、技術に優れている。多くの国がうらやむようなプレーをしている」と日本を称賛。日本が3位に入ったネーションズリーグについても「日本がどこまで行けるか、現場の選手や関係者の間でも話題になっていた」と明かしたという。 韓国メディア「オーマイニュース」によると、韓国では男女ともに不振が続き、大韓バレーボール協会が公式に国民に謝罪した。日本への声を取り上げ、奮起を促そうとしているのかもしれない。
2023年10月06日 09:33
日本バレーボール協会公式YouTubeチャンネルが公開 日本バレーボール協会は5日、公式YouTubeチャンネルでパリ五輪予選兼ワールドカップ(W杯)を戦う男子舞台裏の密着映像を公開した。
2023年10月02日 05:00
「バレーボール男子・W杯、日本代表2−3エジプト代表」(1日、代々木第一体育館) 日本はエジプトに2−3で逆転負けして初黒星を喫し、1勝1敗となった。第1、第2セットは圧倒したが、第3セット以降は相手のパワフルな攻めに押され、第5セットも終盤にミスが出て屈した。エジプトは1勝1敗。米国はフィンランド、スロベニアはトルコにそれぞれ3−0で勝って2連勝。セルビアはチュニジアを3−0で退けて初勝利(1敗)。トルコは1勝1敗。フィンランドとチュニジアは2連敗となった。3日の第3戦で日本はチュニジアと対戦する。 五輪切符の懸かる大一番で痛すぎる1敗だ。日本は過去19勝5敗と大きく勝ち越す格下のエジプトに、2−0から3連続でセットを奪われ、まさかの逆転負け。ネーションズリーグで世界大会46年ぶりの銅メダル、アジア選手権優勝と順調に調子を上げて今大会を迎えていただけに、試合後は選手全員がぼうぜんとしていた。 ブラン監督は「予想外の敗戦。ブロックなど全ての要素が不安定。ネーションズリーグ、アジア選手権の時のようなチームにどう戻れるか、これから話し合いたい」と首を何度も横に振った。 序盤は順調だった。石川、高橋藍、西田の主力3人がサーブを効果的に打って相手を崩し、順調に得点を重ねた。2連勝が目前まで迫った第3セット。悪夢が待っていた。 エジプトが選手交代で守備を強化。日本はそれまで相手のサーブレシーブの弱点を突いていたが、そのターゲットがいなくなり、リズムが少しずつ崩れた。相手の強打に押され、守備も悪循環。9月30日のフィンランドとの初戦でも2−0から2セット奪われていただけに、コート内は不穏な空気が漂った。 結局この日は立て直せず、最後はタッチネットで敗戦。石川は「昨日と同じようにしてはいけないというのがあったのかな。理想の形は作れているのに、相手にやられてしまうケースが3セット目以降ほとんどだった。慌てているのか、変に力が入っているのか分からない」と反省が口をついた。 もちろん、まだ下を向くわけにはいかない。1敗とはなったものの、あと5戦残っている。中1日で次戦は世界ランク18位のチュニジア戦。「残りは勝つしかない。いかに切り替えてプレーできるか。引きずらないようにしたい」と必至に前を向いたエース。もう負けるわけにはいかない。
2023年09月26日 18:21
《横浜流星激似でかっこいい》
《横浜流星かと、、》
《最初これ見たとき、横浜流星ってバレーのドラマやってたんだ、とマジで思った。何だこのイケメン。すごすぎ》現在、Xでにわかに「超絶イケメン」と話題を呼んでいる人物が――。それは、バレーボール男子日本代表「龍神NIPPON」のメンバー・高橋慶帆(たかはし・けいはん、19)。きっかけは、とあるユーザーがTikTokに投稿された高橋選手をクローズアップした動画をXで紹介したこと。真剣な表情や笑顔を見せる高橋選手に、《めちゃめちゃ顔きれい…》《うわお圧倒的高身長イケメン!!!》《すんごい主人公感。もう、すんごいの》と絶賛する声が続々。 また、キリッとした眉毛や高い鼻といった端正な顔立ちから、冒頭のように横浜流星(27)に似ているとの声が。他には、Snow Manのラウール(20)に似ていると指摘する声もあった。いったいどんな選手なのだろうか?あるスポーツ紙記者は語る。「高橋選手はイラン人の父と日本人の母を持つ、法政大学(2年)のエースです。一部スポーツ紙のインタビューでは、名前の『慶帆』はペルシャ語で『世界』を意味すると明かしていました。現在のポジションはオポジット。193センチの高身長を活かし、最高到達350センチ超えのジャンプとブロックを武器に活躍中です。昨年はアジアU20(ジュニア)男子バレーボール選手権大会に出場し、今年度の『龍神NIPPON』に初選出された期待のホープです」中国・杭州で開催された「第19回アジア競技大会」では、6試合中5試合でチーム最多得点をあげてチームを牽引した活躍ぶりも伝えられた高橋選手。今後の活躍に目が離せない!
2023年07月05日 08:01
サッカー日本代表の久保建英が、4日都内で、アディダスの新スパイク『エックス クレイジーファスト』の発表イベントに出席した。元日本代表の槙野智章氏と共に臨んだ、トークセッション。そこでは、8月からの新シーズンに向けて、揺るぎない自信を言葉にした。「来シーズンは、昨シーズン以上の活躍を見せたい。それも、ある種、ロケットスタートみたいな形を考えています」と話し始めた。記者席に向かって目をやり「今日、取材に来てもらった皆さまが書かれる記事やニュース番組に毎週出たいと思っています。サッカーは、毎日試合がないので、毎週末、出れるように、そんな活躍をシーズン序盤からしていきたいなと思います」と誓った。続けて「皆さん、 僕のことをチェックしてもらって、全然厳しい目で評価してもらえたらイイなと思います」とキッパリ話した。久保が今回、ファンとメディアの前に現れたのは、アディダスの新スパイク「エックス クレイジーファスト」の発売を記念したイベント。その商品は、本日7月4日からアディダス オンラインショップ、アディダス アプリにて先行販売。そして、7月11日から一般販売されるものだ。イベントを終えた感想を聞くと「僕と同じスパイクを履きたいって、子供たちに思ってもらえるようなプレーを見せなければいけない。今はオフですけれど、一層が気が引き締まった思いが1つ。 あとは、こんな平日の時間からイベントを見に来てくれるファンの方、そして、メディアの皆さんも集まってくれるところにも感謝して、これが当たり前じゃないことを心に刻めたいと思います」ときっちり、お礼の気持ちを述べた。さらに「こういったイベントに、僕として嬉しかったのは、やっぱり子供たちが見に来てくれたこと。サッカーをやっている子供たち、憧れの選手がいると思うですが、僕の目標の1つは、子供たちの憧れの選手になることです。なので、こうやって子供たちが会場まで見に来てくれるって、とても嬉しかったです」と実感を口にしていた。
▼ フォトセッションに臨んだ槙野智章氏、久保建英
▼ 久保建英
▼ 久保建英
※提供写真▼ アディダスの新スパイク『エックス クレイジーファスト』
※提供写真▼ アディダスの新スパイク『エックス クレイジーファスト』
※提供写真
2023年06月28日 11:51
「ネーションズリーグ24連敗」。
2023年06月24日 22:18
■FIVBバレーボールネーションズリーグ2023 フランス大会(日本時間24日、フランス・オルレアン) 【写真を見る】無傷の8連勝!バレー日本代表・石川主将アクシデントも東京五輪銅アルゼンチンとの激闘制す【ネーションズリーグ】世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグ男子大会。日本(世界ランク7位)はアルゼンチン(同8位)と対戦し、セットカウント3ー2(25-18、25‐22、31‐33、22‐25、15‐12)で勝利。開幕から負けなしの8連勝で首位をキープした。第3セットに石川祐希主将(27)が足首をひねるアクシデントがあった。予選ラウンドは各チームが12試合を戦い、上位8チームがファイナルラウンド(トーナメント)に進む。 スタメンには、主将の石川、関田誠大(29)、山内晶大(29)、小野寺太志(27)、宮浦健人(24)、郄橋藍(21)、リベロは山本智大(28)が起用された。ブラジルを撃破し連勝街道を突き進む日本。勝てばファイナルラウンド進出が大きく近づく。東京五輪銅メダルのアルゼンチンもここまで5勝2敗と好調。特にミドルブロッカー陣の高い攻撃力とブロック力は脅威だ。第1セット、日本はセッター関田がミドル陣を積極的に使うトスワークでポイントを奪う。一方アルゼンチンも多彩な攻撃で譲らず、序盤は競り合いが続いた。中盤日本はブロックタッチからの切り返しを宮浦が決めて得点、さらに郄橋藍の好サーブから連続得点しリードを奪った。日本はアルゼンチンの強いサーブも安定したレシーブからの攻撃で得点を重ねた。攻守がかみ合った日本が隙を与えず25-18でこのセットを先取した。第2セットも序盤から関田のトスワークが冴えた。左利き宮浦のレフト攻撃や相手ブロックを翻弄する石川のバックアタックで得点した。アルゼンチンもここまでブロックランキング1位のロセルが日本の攻撃を止め、中盤までは一進一退の展開に。20-20となった勝負どころの終盤、日本は宮浦の強烈なサーブから石川、郄橋藍らが決め3連続得点。成長を印象付ける内容で相手を引き離し、25-22でこのセットも連取した。第3セット、石川がアタック後に足首をひねりひやりとする場面もあったが、日本が郄橋藍、宮浦の連続ブロックで先行。アルゼンチンもサーブポイントなどで追いつき、点の取り合いとなった。日本は19-19から石川のサーブで崩し宮浦のアタックで抜け出すと、途中出場の郄橋健太郎(28)がブロックを決め23点目。しかしアルゼンチンが粘りを見せデュースとなり、競り合いの末、日本は31-33でセットを落とした。第4セット、日本は小野寺のブロックや郄橋藍の速いバックアタックで連続得点しリードしたが、アルゼンチンも得意のブロックなどで追い上げ競り合いに。20-20となって日本は高橋藍のアタックが止められリードを許し、22-25でセットを失った。ファイナルセット、先にブレイクしたのは日本。石川が左手だけで絶妙なレシーブ、郄橋藍がしっかり決め切った。さらに宮浦の好サーブから連続得点しリードした。さらにブロックからつないだボールを石川がバックアタック、吠える場面も。最後も石川がアタックを決め、終始流れを渡さなかった日本が15-12で押し切り、セットカウント3-2で勝利、破竹の8連勝を飾った。【日本の得点(上位)】
郄橋藍 32得点
宮浦 28得点
石川 17得点日本は次戦、フィリピンに場所を移し、7月4日に世界ランク27位の中国と対戦する。※世界ランキングは試合前【男子予選ラウンド 日本代表の日程と結果】
第1週 日本ガイシホール(愛知・名古屋市)
■6月6日(火)
日本 3-0 イラン
■6月9日(金)
日本 3-1 セルビア
■6月10日(土)
日本 3-0 ブルガリア
■6月11日(日)
日本 3-1 フランス第2週 フランス・オルレアン
■6月20日(火)
日本 3-1 カナダ
■6月21日(水)
日本 3-0 キューバ
■6月22日(木)
日本 3-2 ブラジル
■6月24日(土)
日本 3-2 アルゼンチン第3週 フィリピン・パセイシティ
■7月4日(火) 午後8時
日本✕中国
■7月7日(金) 午後8時
日本✕オランダ
■7月8日(土) 午後8時
日本✕イタリア
■7月9日(日) 午後8時
日本✕ポーランド※日程は日本時間
2023年05月24日 05:00
日本でも活躍した韓国の女子バレーボール選手キム・ヨンギョン(35、興国生命ピンクスパイダーズ)が、圧巻の人気ぶりを見せつけた。【写真】韓国の美女バレー選手6選キム・ヨンギョンは5月22日、自身のインスタグラムを更新。「ファンの皆さんの無限の愛で今まで続いてきた私のバレーボール人生に、ありがたいことに今年機会があり、少しでもファンの方々にその愛をお返しすることができて有意義な時間でした。来てくださったファンの皆様に心より感謝申し上げます」と綴った。 キム・ヨンギョンがこう伝えたのは、去る20日にソウルの光云(クァンウン)大学・東海文化芸術館で自身のファンミーティング『ベーカリー・ヨンギョン堂』を開催したからだ。自身初となるファンミーティングで、キム・ヨンギョンはファンとの交流や公演などを披露した。さらにはゲストとして歌手ヒョリンが登場し、お祝いのステージも披露して会場を熱く盛り上げた。今回のファンミーティングはチケット予約販売開始からわずか1分で全2000席が完売。当時の待機者は実に5000人を超え、ファンの間では「場所が小さすぎる。6000人規模の三山ワールド体育館(興国生命の本拠地)を使うべきだ」という声も挙がったほどだ。このキム・ヨンギョンの投稿には同じバレーボール選手から多くのコメントが寄せられたなか、女優のハン・ジミンも「アイドルだね」と反応し、彼女の“アイドル気質”への驚きを伝えた。また、ネットユーザーたちはキム・ヨンギョンのファンミーティングで配布されたフォトカードに注目し、「アイドル歴15年目ですか?」と感嘆していた。(写真=キム・ヨンギョンのInstagram)なお、キム・ヨンギョンは今月末から行われるFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)に、女子バレー韓国代表のアドバイザーとしてチームに帯同する予定だ。◇キム・ヨンギョン プロフィール1988年2月26日生まれ。韓国・京畿道出身。身長192cm。興国生命ピンクスパイダーズ所属。小学4年生からバレーを始め、2005年に新人ドラフト1位で韓国Vリーグの興国生命ピンクスパイダーズに加入。その後、JTマーヴェラス(日本、2009年〜2011年)、フェネルバフチェ(トルコ、2011年〜2017年)、上海ブライトユーベスト(中国、2017年〜2018年)、エジザージュバシュ(トルコ、2018年〜2020年)と海外を転々とし、2020-2021シーズンは11年ぶりに復帰した興国生命で活躍、退団後は上海ブライトユーベストでプレーし、2022年6月に興国生命に再復帰した。東京五輪ではキャプテンとして女子バレー韓国代表をベスト4に導いた後、2021年8月12日に代表引退を発表。2019年8月からは『シッパンオンニ(食パンお姉さん)』という名前でYouTubeチャンネルを運営している。
2023年01月25日 16:48
元バレーボール女子日本代表の狩野舞子さん(34)が24日放送の日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」(火曜後8・00)にゲスト出演。今後の結婚の可能性について言及する場面があった。 この日は「ひとり暮らし女子の生態」がテーマ。番組には20代〜50代の“こじらせ生活”を送る著名人が出演した。 本編直前の午後7時54分から放送されるミニ番組でMCの明石家さんま(67)から「(引退から4年が経過して)現役に戻りたいとか出てくるころでしょ?」と聞かれた狩野さんは「いえ、ぜんっぜん思わないですね」と即座に否定。「やり切ったのもありますし」としたうえで「あの時の団体行動が疲れ果てて。なので、今こうやって一人で行動できるのがもうすっごい幸せなんですよ」「常に一緒なので。それに疲れてしまいました」などと続けた。 そして、さんまに「これから結婚てのはまだ考えていらっしゃるんでしょ?」と聞かれると、狩野さんは思案顔。「まだ分からないですね、これからできるのかどうか。そこまではやっぱ…一人が今、凄い落ち着くので…」と話していた。
2022年10月10日 13:23
4年に1度バレーボールの世界最強国を決める世界バレー女子大会はベスト8が出そろい、12日にオランダとポーランドで準々決勝が行われる。
2022年07月28日 11:20
「美人過ぎる女子バレーボール選手」と称された滝沢ななえさん(34)がレズビアンであることを公表してから5年になる。性的マイノリティーとされる「LGBTQ+」の人たちが職場や仕事探しで直面した悩みなどの声を集約したフリーマガジン「BE」(6月創刊)の編集スタッフとなった滝沢さんが、よろず~ニュースの取材に対し、自身のジェンダーや近況などを明かした。
【写真】現役時代に「美人過ぎる女子バレーボール選手」と称された滝沢ななえさん 小学2年から競技を始め、東京の名門・八王子実践高では「春高バレー」などで活躍し、主将を務めた。2006年にVリーグのパイオニア・レッドウィングスに入団。09年のシーズン中にV・チャレンジリーグの上尾メディックスに移籍し、13年に引退した。17年に放送された日本テレビ系のバラエティー番組で自身がレズビアンであり、年下の女性と交際していることを告白して話題になった。
カミングアウトによって、滝沢は「生きやすくなったというのはすごく感じています。家族や友だちとの会話一つにしても、自分のことを隠さなくてよくなった」と明かす。
レズビアンであることを自覚したのは「21か22歳頃」。それ以前に男性と交際したこともあったが、「お付き合いしている時は恋愛に関して、周りの友人とは何か違うなというのはずっと感じていました」。スポーツ選手は集団生活で密な関係を築くが、その中で違和感を覚えたことはあったのだろうか。
「高校時代やプロでも寮生活で共同風呂だったんですけど、私の場合は性自認が女性なので、お風呂に一緒入るのが嫌だといった思いは全くなかったです。『言いたくても言えない』ではなく、『言わなくてもいい』と。同期で信頼関係のあるチームメイトには話しましたけど、それ以外の人には一切言わなかったです」
自身のセクシュアリティーが原因でチームプレーに支障が出たら…と考えると、公表する選択肢はなかったという側面もあった。その現役時代に「美人過ぎる」と形容されたのだが、自身はどう感じていたのか。外見で価値判断する「ルッキズム」が問題視される昨今、配慮を要する言葉になった「美人」という表現について。
「私の場合、そういう表現に違和感はなかったです。ただ、一つあるとすれば、私はそこまでトップレベルの選手ではなかったにもかかわらず、見た目の部分で取り上げられるということは一アスリートとしては悔しいというか、そういう思いはありました」
公表後は「美人なのにもったいない」といった、異性愛を前提とした声もあったという。
「それは言われましたね。SNSでもそういうメッセージはありました。『結婚して子どもを産まないのはもったいない』とか。昔はフェミニン(な外見)で、今のようにボーイッシュな感じではなかったので、『かわいいのに、もったいない』とか。自分の中では『こういう自分を応援してくれる人に応援してもらえたらいい』と思っているので、そうですか…というくらいで」
生活を共にするパートナーがいる。だが、日本で同性婚は法的に認められていない。
「一緒に住んで4年くらいです。私自身は結婚ができないからといって不便を感じたことは今のところないです。私が自営業でメインに働き、パートナーは家で仕事をしながら専業主婦みたいな感じでやっていますけど、扶養家族には入れないとか、制度的な部分で少し感じることはありますね。私自身は結婚に対する意識が薄いかもしれませんが、同性同士で結婚できる日本になってほしいという思いを持っている人はいっぱいいると思います」
19年、東京・六本木に女性対象のジム「パーソンズ トレーニング・サロン」を開業し、パーソナルトレーナーを務める。
「40代-50代の方が多いですが、20代から私と同世代の30代も含めて年齢は限定していません。トレーニング、体のケアがメインの業務で、1対1で会話もするので、そういう話をしに来る人もおられます」
求人検索エンジン「Indeed」の日本法人「Indeed Japan」が発行する「BE」の編集スタッフとしての思いも語った。
「当事者はもちろん、そうでない人たちに多く読んでもらいたいです。『こういう悩みがあるんだな、こういうことで困っていることもあるんだな』と知っていただけたら。ご家族、友人、職場など、みなさんの周りにも、私のような当事者がいるかもしれないと少しでも思ってくれたらうれしいと思って発信しています。私の姪っ子からも『チューは男の子と女の子がするもの』という会話が自然と出て来るので、お子さんにも読んでもらいたい。子どもさんに伝えてくださる学校の先生や、スポーツだったら監督さんやコーチらにも情報発信できる冊子ができればいいなと、スポーツ出身者として思います。子どもに触れ合う大人の意識が変わることが大事だと思います」
子どもたちが「男らしく」「女らしく」という考え方から自由な世界で成長することを願う。
(デイリースポーツ/よろず~ニュース・北村 泰介)
2022年04月23日 21:22
バレーボール女子元日本代表でスポーツ解説者の大山加奈さん(37)が23日放送の日本テレビ「世界一受けたい授業」(土曜後7・56)にVTR出演し、うつ克服体験を語った。 番組は「うつとの向き合い方」を特集。VTRで登場した大山さんは現役時代、うつに悩んでいた時期があったと振り返った。高校在学中に日本代表に選ばれ2004年、20歳の時にアテネ五輪に出場した。「パワフルカナ」の愛称で日本のエースとして活躍。周囲の期待などがプレッシャーとなっていたとし、「20歳になる前、代表に選ばれて。ベッドに入っても朝3時4時まで眠れない状態が続いていました」と打ち明けた。「日本のエースと呼ばれる重圧だったりとか、小中高と全て全国制覇してきているんですね。常に世代のトップを歩んできて、日本一以外意味がない、価値がないと思ってしまっていた」と当時の心境を話した。 それでも「なんとかしがみついて(現役を)続けてきたという感じ」。睡眠導入剤を飲みながらプレーすることもあり、徐々に症状は悪化した。「電車に乗って『大山さんじゃない?』って声が聞こえただけで汗が止まらないし、座り込んでしまうみたいなことも何度もありました」と赤裸々に告白した。 自分の弱さを人に見せることは、勇気がいることだった。「五輪に行けるのはたった12名で、そこに生き残るためにみんな必死なので。チームメートには話はできなかった。本当に孤独になってしまった時期があったんです」。そんな状況に耐えられず、担当医師だけに相談した。「精神安定剤、抗うつ剤」を処方され、「自分はそう(うつ)なんだと知りましたね」 そんな彼女を救ったのは、医師の言葉だった。「大山さんのように悩んでいるアスリートはいっぱいいる、大山さんだけではないよ」と言われ、「自分は何でこんなに弱いんだろうって思っていたので、私だけじゃないんだなって、その言葉を聞いて心がちょっと楽になったんですね」とした。 また、柴犬「だいず」を飼い始めたことも大きかったそう。「愛犬を迎えてから、自分のことを絶対的に必要としてくれる存在が出来て。この子がいたら大丈夫かもって、そこからはお薬もやめられましたし、辛いこと苦しいことがあっても落ち込まなくなった」と語った。 2015年に一般男性との結婚を発表、昨年には双子の女児が誕生した。うつの際は「苦しくて辛くて、この先私の人生どうなるんだろうって思っていた」としつつ、「今はすごく幸せに毎日過ごしていますし」と穏やかな表情。「自分の経験を伝えることで、少しでも救われる人がいる。誰かの役に立てているというのがすごく幸せだなと思うので、経験してよかったなと思っています」と話していた。
2022年03月22日 13:50
日本バレーボール協会は22日、東京都内で臨時理事会を開き、元男子日本代表の川合俊一氏(59)を新会長に選んだ。 川合氏は1984年ロサンゼルス、88年ソウル両五輪に出場するなど日本代表の中心選手として活躍。現在は日本ビーチバレーボール連盟会長を務めている。同協会では、ビーチバレーボール国際大会のキャンセル手続き過程で担当者が診断書を偽造していた問題を受け、嶋岡健治前会長が解職されていた。 川合氏は会長就任にあたり、「日本バレーボール協会の将来が懸かる極めて重要なタイミングで声をかけていただき、これ以上なく、身の引き締まる思いがしている。不退転の覚悟を持って、協会を立て直すべく、職務にあたって参りたい」とコメント。協会の立て直しと競技普及へ向け、ガバナンスの高度化、国際交渉力の強化、発信力の強化の3点に注力する意向を示した。