2023年02月08日 18:09
WWEの次回PLE「エリミネーション・チェンバー(EC)」(18日=日本時間19日、カナダ・モントリオール)で、注目のミックスドタッグマッチが決定した。エッジ&ベス・フェニックスのWWE殿堂者夫婦が、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ(JD)」のフィン・ベイラー&リア・リプリーと激突する。 昨年にエッジはJDを率いていたが、ベイラー、ダミアン・プリースト、リアの裏切りに遭い、闇落ち軍を追放された。怒りのR指定の男は妻のベスを巻き込み、ドミニク・ミステリオが加わった古巣JDと激しい抗争を展開してきた。 今週のロウ(フロリダ州オーランド)では、エッジ&ベスがオープニングに登場。マイクを握り、JDを挑発し始めた。ここでベイラー、プリースト、ドミニクのJDが姿を現すと、会場は大ブーイングだ。JDは次々にエッジを罵倒すると、エッジは「黙れ!」と一喝。「お前らは俺をだましたが、本当は何をしたいか、わかっていないんだ。プリースト! 俺の頭を殴った時、リーダーはいらないと言ってたのに、ベイラーの後を追ってるだけの巨大なラブラドール犬だぜ」などと、ディスりまくった。 続けてベスが「私は話をしに来たんじゃない。リア・リプリーの尻をしばくために来たんだ。でもリアがいないから、これでどう?」と言い、「EC」でエッジ&ベスVSベイラー&リアの男女混合タッグマッチを要求した。 ベイラーは受諾したものの、「2人がECに間に合えばの話だけど」と言って、JDの3人はリング内のエッジ&ベス夫婦を取り囲んだ。ここでアンジェロ・ドーキンスが夫婦の助っ人に現れると、エッジがベイラーに必殺のスピアー一閃。モンテス・フォードによってリングに戻されたドミニクには、ベスが強烈なグラマスラム(変型フェースバスター)を見舞って蹴散らした。 ベスとリアは、男性レスラー相手でも引けを取らない戦闘能力を持つ。殿堂者夫婦と闇落ち軍の遺恨決着戦は、華やかなミックスドマッチのイメージとはかけ離れた死闘となりそうだ。
2024年04月29日 21:11
新日本プロレス29日の鹿児島大会で、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)がDOUKI(32)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。
因縁深い「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」と「Just 5 Guys」にそれぞれ属する両雄の王座戦は、文字通りの大乱戦となった。SHOがジャベに捕らえられていると、H.O.Tから金丸義信とディック東郷が介入。放送席でゲスト解説を務めていたタイチを手錠で拘束する。さらにレフェリーとDOUKIが衝突してしまい、あっという間に無法空間が作られた。
J5Gからも上村優也とTAKAみちのくが救出に訪れるが、H.O.TからはEVILと高橋裕二郎が加勢し数的優位を保ち続ける。
それでもJ5Gは手錠を外したタイチがH.O.Tを蹴散らし、20分過ぎになってようやく再びの王者と挑戦者の一騎打ち状態に。SHOは鉄パイプ式を利した土遁の術から摩利支天を浴びて窮地に陥る。
さらにDOUKIの必殺技スープレックス・デ・ラ・ルナを浴びて万事休すかと思われたその瞬間、金丸が場外からレフェリーの足を引いてカウント妨害。金丸がDOUKIによって排除されると今度は成田蓮が現れ、排除しても排除してもH.O.Tのセコンドがいなくならない。
成田はDOUKIを改造プッシュアップバーで殴打すると、必殺のダブルクロスでKO。グロッギー状態のSHOをDOIKIにカバーさせると、場外にいたレフェリーをリングに戻して3カウントを叩かせた。
手段を選ばず、仲間の力を借りて何とかベルトを守り抜いたSHOは「余裕すぎるやろ。俺、強すぎて困るわ。こんなもん、公開スパーリング以下じゃこら…」とダウンしながらマイクアピール。バックステージでは「スーパージュニア、今年は俺のチャンピオン優勝決まったな。DOUKI、お前は一生泥水すすってればいいんや」と「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)の制覇を予告した。
さらに5月4日福岡国際センター大会でIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーへの挑戦を控えている成田も「次は俺だよ。H.O.Tが腐った新日本プロレスを変えてやるよ」と豪語。自称最高権力者・EVIL率いるH.O.Tが、ヘビーとジュニア両階級の最高峰王座を強奪してしまうのか――。
2024年04月29日 20:34
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
レスリングのリオデジャネイロ五輪銀メダリストの太田忍が、元RIZINフェザー級王者で、バンタム級初戦に挑んだ牛久絢太郎と対戦し、判定3−0で完勝した。
第1ラウンド、序盤から太田が組みに行って、終始上から攻め続けた。第2ラウンドも太田がグラップリングで圧倒。牛久は我慢の展開を強いられた。牛久は太田の投げに乗じてバックを取り、チャンスを作ったが、決めきれなかった。第3ラウンドも序盤から太田が一気に押し込み、終始優勢な状況で試合を終えた。
勝利が決まると、リング場で歓喜のバク宙を披露した。インタビューでは「まだまだ上を目指して頑張りたいと思います。メーンを早くみたいので、今日はこれぐらいで終わろうと思います」と、語った。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 20:02
迷える黒虎に新たな助っ人が現れた。女子プロレス「スターダム」のゴールデンウイークツアーが29日、広島・福山(広島県立ふくやま産業交流館ビッグ・ローズ)で開幕し、スターライト・キッドが「コズミック・エンジェルズ(CA)」の中野たむとタッグを結成した。
27日横浜大会で大江戸隊から追放され、制裁を受けていたキッドを救出したのが中野だった。2人は、大江戸隊の刀羅ナツコ&琉悪夏とタッグマッチで激突。キッドにとって因縁の相手だ。
試合中、中野のキックが誤爆しレフェリーが不在となると、大江戸隊はやりたい放題。キッドは集中砲火を浴びた。ブラックボックスを乗せた上に琉悪夏から冷凍庫爆弾をくらうと、刀羅のラリアートが命中。代わりのレフェリーが入ったところで、ダウン状態のキッドが2日前までパートナーだった琉悪夏に3カウントを奪われた。
試合後も大江戸隊に痛めつけられるキッドを中野が体を張って守るが、猛攻を防ぎきれない。そこに現れたのがアイコン岩谷麻優だ。極悪軍を排除し、マイクで「キッド、大江戸隊抜けたんだ。キッドが戻ってくる場所って、STARSじゃないの?」と問いかけた。
2021年6月にキッドは岩谷率いるSTARSを離れて大江戸隊に移ったが、ユニット対抗戦で負けたことによる強制移動だった。だが、キッドが返答しないことを見るや岩谷は「まあ、いいや。どうするか選ぶのはキッド自身。だけどさ、こんな機会ないから岩谷麻優の地元、山口凱旋で、久しぶりに3人で組んでみない?」と、5月3日山口大会(KDDI維新ホール)での岩谷、中野、キッド組のトリオ結成を提案。「日にちがあるから、そこまでに答えを出してください」と言い残し、リングを後にした。
無所属となったキッドは、中野率いるCA入りを決めたわけではない。この日も中野から差し出された手を握り返すことはなく「全然、それどころじゃないし…」と声を絞り出すのがやっと。大江戸隊追放によるショックと驚きで、いまだ心が揺れている様子だ。
そんな黒虎に中野は「どこを選ぶかは、きっちゃん(=キッド)が選べばいいと思う。岩谷とたむとキッド、組んでみるものいいかなと思うけど、たむはずっと前からきっちゃんに言ってたからね。それにきっちゃんは踊れるんだし。きっちゃんが選べばいいと思うよ」と優しく語りかけたが…。CAかSTARSか、それとも――。キッドの決断に注目が集まる。
2024年04月29日 19:57
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
“ブラックパンサー”ベイノア(28)=極真会館=と井上雄策(35)=リバーサルジム川口リディプス/マジェスティック=との71・0契約5分3回戦は、見合う展開が続いて客席からブーイングが飛んだが、ベイノアが判定勝ちした。
2024年04月29日 19:47
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
日韓対抗戦が行われ、元DEEPフライ級王者の神龍誠はラッパーでもあるイ・ジョンヒョンに肩固めで1R4分29秒一本勝ちした。
序盤から神龍がスピードで圧倒。イ・ジョンヒョンの一瞬の隙をついて、一本を奪った。
神龍は昨年大みそかに堀口恭司とフライ級王座戦を戦ったが、敗戦。再進撃を期しての一戦だった。
試合後は「どうっすか、俺?強いすっか。まだ最強じゃないですけど、必ず最強になるんで」と語ると、「扇久保さんっていますか?」と元師匠の扇久保博正をリングの上げ対戦を要求。扇久保が「誠、お前俺を殴れるの?」と問うと、神龍は「俺は貴方を超えます!」と宣言。扇久保は「超RIZINで決定でお願いします」と榊原CEOに要求し、7月28日の超RIZIN3での対戦が決まった。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 19:26
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
日韓対抗戦が行われ、1年ぶりの復帰戦に臨んだ倉本一真は“済州島のスラッガー”ヤン・ジヨンに判定2−1で勝利し、RIZINでの連敗を2で止めた。
第1ラウンドはテークダウンを狙う倉本と、打撃に強みをもつヤン・ジヨンがそれぞれ持ち味を出しつつの展開だったが、決定的な場面はなかった。第2ラウンドは序盤もつれた展開の中で倉本が右目上から出血。徐々に打撃を被弾する場面が目立つようになり、劣勢に立たされた。第3ラウンドは終盤にヤン・ジヨンが怒とうのラッシュからギロチンチョークでしめあげた。倉本は何とか逃れると、上から最後の打撃を仕掛けたが、仕留めることはできなかった。
試合後、倉本は「ちょっといっぱい殴られて血だらけになっちゃったんですけど、なんとか良かったです」と、先鋒としての役割を果たし、安どの表情を浮かべた。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 18:38
新日本プロレスは29日、田口隆祐(45)が「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(5月11日、千葉で開幕)を欠場し、ドラゴンゲートのドラゴン・ダイヤが初出場することを発表した。
BOSJの常連選手である田口は今年も19年連続21回目の出場が決定していた。しかしバイク事故によって「前額部挫減傷、顔面擦過傷、鼻根部挫創、手指挫創、頸椎捻挫、左膝擦過傷」と診断され、20日町田大会から開幕した今シリーズを欠場している。
この日の鹿児島大会ではBOSJのブロック分けが発表されたが、田口は負傷による欠場が正式に決定。空いた枠にはダイヤが入り、初出場を果たすことになった。ブロック分けは以下の通り
【Aブロック】
エル・デスペラード、ケビン・ナイト、BUSHI、ティタン、TJP、藤田晃生、金丸義信、クラーク・コナーズ、ブレイク・クリスチャン、HAYATA
【Bブロック】
KUSHIDA、高橋ヒロム、DOUKI、フランシスコ・アキラ、ロビー・イーグルス、石森太二、ドリラ・モロニー、SHO、ニンジャ・マック、ドラゴン・ダイヤ
今年のBOSJでは各ブロックの上位2選手が準決勝(6月3日、後楽園)に進出。6月9日大阪城ホール大会で優勝決定戦が行われる。
ちなみに公式リーグ戦はすべて30分1本勝負で行われる。真夏の祭典「G1クライマックス」で昨年唐突に採用された公式戦20分1本勝負はその後のリーグ戦ではまったく聞かなくなったが、一体何だったのか…?
2024年04月29日 18:07
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
UWFインターナショナルやUFCで活躍したプロレスラー、総合格闘家の山本喧一氏を父に持つ山本空良(23)=パワーオブドリーム=が、イルホム・ノジモフ(29)=ウズベキスタン=とフェザー級(66・0キロ)5分3回戦で対戦した。
2024年04月29日 18:01
「邪道」大仁田厚(66)が29日、全日本プロレス時代の恩師・ジャイアント馬場さんの故郷・新潟で開催された「ジャイアント馬場没25年スペシャルトークショー」に日本最高齢現役レスラー・グレート小鹿(82)とともに登場。99年1月31日に大腸癌(上行結腸腺癌)の肝転移による肝不全のため61歳で亡くなった馬場さんへの思いを語った。
大仁田にとって、馬場さんは16歳での全日入門以来、付き人1号として1日24時間付き添い、レスラーのイロハをたたき込まれた師匠。一方、前日28日に82歳になったばかりの小鹿も全日時代、大いにしごかれた大先輩。昨年、今年と2年連続で史上最高齢電流爆破マッチで相まみえた仲だ。
まず大きな花束を持って入場した大仁田。続いて入場の小鹿に向け、「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」と歌いながら花束を渡し、82歳の誕生日を祝った。
トークショーでは、1974年4月の大仁田のレスラーデビューから5か月後に米国でカンフー・リーとして一世を風靡した小鹿が凱旋帰国し、全日に加入。ともに戦った日々について、大仁田が「プロレス雑誌で見ていたカンフー・リーが目の前にいて。試合が終わったら呼び出されて『おまえのドロップキック、しょっぱいな』って怒られたけど、俺は小鹿さんがドロップキックしたの見たことないんだよ」と笑わせれば、小鹿も「あの頃はものすごいかわいい兄(あん)ちゃんだったよね。なんでも『はい!』って返事して一生懸命で。馬場さんに『大仁田、俺のパンツ忘れたな』って言われて、『はい、すみません。今から取りに行きます』って、やり取りしていたのを覚えてるよ。本当に大仁田選手はよく忘れ物したなあ」と“反撃”。
大仁田もこれに呼応して、馬場さんの現金3000万円の入ったバッグを宿泊ホテルに置き忘れたエピソードを明かした。
馬場さんについて、小鹿が「アメリカから帰ってきた馬場さんのプロレスを初めて見た時、『動きのすべてが印象に残る人だなあ』と思った」と振り返れば、大仁田も「同感です。馬場さんはプロレスもすごいし、頭もスマートだった」と、うなづいた。
さらに小鹿は「僕がアメリカから持ち帰ったオールズモビルに一時期、馬場さんが乗っていたんだけど、大田区体育館に行く途中だったかな? 馬場さんがお地蔵さんにぶつけて、おシャカにしちゃった」という秘話も披露していた。
2024年04月29日 17:37
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
米国の素手ボクシング団体「ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ」(BKFC)の提供試合が初めて行われ、Krushフェザー級王座を返上した篠塚辰樹(25)=マスターブリッジ/剛毅會=がこの日、正体が判明したBKFCの刺客ジャスティン・マルティネス(30)=米国=と対戦した。
2分5回戦のBKFCルールで行われたこの一戦、篠塚は精度の高いパンチでマルティネスを削っていき、最後は左ジャブ2発から右ストレートをクリーンヒットさせて1回1分33秒、KOで初戦を飾った。
技術の差を見せつけて危なげない勝利を収めた篠塚は「イイネ!イイネ!みんなどうだった?ベアナックル、最高でしょ!」と満面の笑み。「また俺がやるから、楽しみにしててね!」と継続を宣言すると、試合前に死去した父の遺影を掲げて退場していった。
会見では「取りあえず安心したっすわ。良かったっす、倒して。いろんなことありすぎて何とも言えないですけど」と、安堵(あんど)の表情。
初のベアナックルファイトを「思った通りですね、半端じゃなくスリリングで、一発もらったらヤベえなって感じでしたね」と振り返り、グローブとの感触の違いを次のように説明した。
「殴った瞬間パキンって感触あったんで、鼻折れたなって。グローブより分かりやすいですね。(感触は)ヤバいっすね。めりこんでんな、みたいな。被弾何発かして、フックを肩にもらったのは痛かったです。腕殴んのもありだなと思った。殴り方もそうですけど、当たった感触が違いますね、もろ拳に来るんで、人殴ってんなって感じがしましたね。グローブとバンデージがないんで、全然違いますね。(相手のパンチが)グローブって見やすいじゃないですか。拳は見づらいんで。ちょっとズレたら(自分の拳が)折れちゃうんで、精密さは出ると思いますね。今のキックボクサーやMMAファイターはみんなケガしちゃうと思いますね。精密に打てればケガしないんで」
また、亡くなった父親からはベアナックルの試合が決まって「ケガすんなよ、お前」と言われていたと明かした。今大会のチケットを用意して「見に来てね」と連絡したが返信がなく、そのままだったといい、「今オヤジはあっち(天国)で自慢してます、俺のこと」と、万感の思いを込めていた。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 17:30
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
朝倉未来の愛弟子の西谷大成は、パンクラス・フェザー級1位の高木凌と対戦し、1ラウンドKO負けを喫し、RIZIN2連敗となった。
セコンドに入った朝倉未来とともに入場。試合開始から果敢に攻めた西谷。テークダウンを狙ったが、高木も冷静に立て直していく。しかし、徐々に高木が打撃で主導権を握ると、西谷は強烈な右拳をたたき込まれてリングに大の字で沈んだ。口から激しく出血していた。
試合後の西谷大成との一問一答は次の通り。
−試合の感想は
「うーん、悔しいですね」
−フィニッシュは
「覚えてますね」
−相手の印象は試合前と試合後では
「特に変わりはなかったです」
−今後は
「先は今は消えちゃったんで、どうしようかなあって感じですね」
−RIZIN2戦目でまた負けた。1回目と比べて
「またやっちゃったなって感じですね(苦笑)やるべきことは分かってたんですけど、戦ってると行きたくなっちゃうんですよね」
−ノセられた?
「ノセられたというか、右のストレート強かったの分かってたんで警戒してたんですけど。『来いよ!』って言われたら行っちゃいますよね、男の子なんで。そこが僕のダメなところなんですけど」
−朝倉未来からは試合後何を言われたか
「『行く距離ではなかったな』とは言われましたね」
−今後は
「ホントは僕強いんですけどね、なかなか結果が出ないんで、勝負に勝てなかったら試合で次いつ出ようかなとか思えないですよね」
−挑発に血が騒いだ?
「さすがにファイター以前に僕、男の子ですからね。来いと言われたら行っちゃいますよね、で、やられちゃったんですけど。いいエサになったんじゃないですか」
−それまでの試合展開は
「予定通りではありましたよね。右ストレートの角度に入らないようにしながら、テイクダウン取って、遠い距離でパンチは打たないって決めてたんですけどね」
朝倉未来チャレンジ1期生の西谷は、昨年6月のRIZINデビュー戦では、“怪物くん”鈴木博昭に、飛び膝蹴りを敢行したところを左拳で合わされてダウン。そのままKO負けを喫した。当初は3月の神戸大会に出場予定だったが、2月のBreakingDownでYURAにKO負けを喫した影響で今回の大会にスライドとなっていた。
本大会はABEMA PPVにて視聴できる。
2024年04月29日 16:35
「RIZIN.46」(29日、有明アリーナ)
朝倉未来の愛弟子の西谷大成は、パンクラス・フェザー級1位の高木凌と対戦し、1ラウンドKO負けを喫し、RIZIN2連敗となった。
2024年04月29日 14:08
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)が29日、東京・錦糸町で開催された「ひがしんアリーナスポーツフェスティバル」に登場した。
東京東信用金庫が墨田区とネーミングライツ契約を結び、墨田区総合体育館の愛称が「ひがしんアリーナ」になったことを受けたイベントで、中谷はオープニングセレモニーで始球式ならぬ始拳式を行い、ハンドボールの部井久アダム勇樹(ジークスター東京)、フットサルの諸江剣語(フウガドールすみだ)とトークショーを行った。
中谷は今月、米国で最も権威がある専門誌「リング」のパウンド・フォー・パウンド(P4P)で10位に初ランクインした。2位には4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)がいる。
終了後、取材に応じた中谷は、将来的なスーパーバンタム級転向と井上戦を視野に入れているが「井上選手と戦うのが目標ではなくて、評価をもらうのに戦うかもしれない相手とは思っているので、P4P1位を目標として」と、P4P最強を目指す上で不可避の相手として井上を認識していることを説明。
「もちろん井上選手とやるに対してもっと実績が必要ですし、取らないといけないタイトルもあると思っているので、評価してもらえる試合をしていくのが大事になっていく」と格の差を縮めていく必要を語った。
中谷はその井上がルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受ける4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチを始め、5月6日に東京ドームで行われるWBA世界バンタム級、WBO世界バンタム級、WBA世界フライ級、5月4日にエディオンアリーナ大阪で行われるIBF世界バンタム級の5大タイトルマッチを予想した。
井上−ネリ戦は「ネリが攻撃的な選手なので、最初は井上選手も様子は見ると思うんですけど、わりと決着は早いかなと思っています」として、井上の勝利を予想。
自身の階級であるバンタムでは、井上拓真(大橋)に石田匠(井岡)が挑戦するWBA戦は「拓真選手はけっこうインアウトできる選手なので、(石田得意の)ジャブを外せれば拓真選手が(流れを)持ってくるかな」として、井上勝利を予想。ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に武居由樹(大橋)が挑戦するWBO戦は「(武居は)パンチがあるのでひっくり返せる力がある。モロニーがそのパンチに慣れたらモロニーが持っていくかな。(自分の)距離をしっかり作れた方が有利」と予想。エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に西田凌佑(六島)が挑戦するIBF戦は「ロドリゲス選手が有利かな」と予想した。
また、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に桑原拓(大橋)が挑戦するWBAフライ級タイトルマッチは「成熟しているし、(王座を奪取した)アルテム・ダラキアン戦では(自分の)距離が徹底できていた」と、阿久井有利を予想していた。
2024年04月29日 11:46
政府は2024年春の叙勲受章として、29日付で元プロレスラーのタイガー・ジェット・シン氏(本名ジャグジット・シン・ハンス=80)に、「旭日双光章」を贈ったと発表した。これを受け、シンさん最大のライバルだった燃える闘魂故アントニオ猪木さん(享年79)のマネジメント事務所「猪木元気工場(IGF)」が、お祝いメッセージを送った。
シン氏は1973年に新日本プロレスに初参戦してから、ターバンとサーベルを片手に悪党レスラーとして活躍。猪木さんとは大抗争を繰り広げ、同年11月の新宿伊勢丹前襲撃事件、74年6月の腕折りマッチ、79年8月の「プロレス夢のオールスター戦」ではアブドーラ・ザ・ブッチャーとタッグを組み、ジャイアント馬場、猪木の「BI砲」とドリームマッチなど、日本マット界に数々の伝説を築き上げた。
22年10月に死去した猪木さんは「旭日中綬章(ちゅうじゅしょう)」を受章している。IGFによると、現在カナダ在住のシン氏に「おめでとうございます。シンさんとともにいただけて良かったですね」などと祝福メッセージを送ったという。さらには、オヤジギャグが大好きだった猪木さんが生前口にした「以心伝心ジェットシン」も、メッセージに添えたとか。
IGFは公式X(旧ツイッター)でも「アントニオ猪木のライバルで、多くの激闘、名勝負を繰り広げた、タイガー・ジェット・シン氏の受章 誠におめでとうございます。猪木も『以心伝心ジェットシン』と受章を喜んでいると思います」とポストしている。
シン氏は引退後も旧IGFの東日本大震災チャリティーイベント(11年8月)に参加するなど、猪木さんと交流があった。昨年3月の「アントニオ猪木お別れの会」には、猪木さん追悼のビデオメッセージを寄せていた。
2024年04月29日 05:01
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
武居由樹(大橋)の挑戦を受ける王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)が28日、オーストラリアから羽田空港着の航空機で来日した。
今回の試合に備えて日本から3人のスパーリングパートナーを招いたといい、「キャリアでも最高のコンディション」と堂々と絶好調を宣言。「日本ボクシング史上最大のイベントで、自分のタイトルマッチがある以上のことはないと思った」と、試合のオファーを受けた理由を説明した。
来日は2回目。前回は大阪でたこ焼きやお好み焼きに舌鼓を打ったという。「試合前だから我慢です。日本食は全て大好きなので、試合が終わったらお祝いでおいしいものを食べたい」と祝勝会が待ち遠しそうだった。