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2022年12月05日 09:17
サッカーイングランド代表のラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が、W杯カタール大会(2022 World Cup)を戦っているチームを離れて帰国することになった。報道によれば、自宅が侵入被害にあったためだという。 イングランドサッカー協会(FA)は、スターリングが「家庭の事情」に対処するため、チームが3-0で勝利した4日のセネガル戦のメンバーから外れたと発表。10日に行われるフランスとの準々決勝までに復帰できるかは不透明となっている。 英メディアの報道によれば3日夜、スターリングの家族の在宅中に武装した侵入者が自宅へ押し入ったという。 ギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)代表監督は、「現時点で明らかに最優先なのは家族のそばにいることだ。われわれはそれを支持し、必要なだけの時間を取ってもらうため、彼を帰した」と明かし、「サッカーが最も重要ではないときはあるし、家族を一番に考えるべきだ」と話した。 スターリングは、サウスゲイト監督が就任してからの6年間で代表の中心選手となっており、代表戦81試合に出場して20ゴールを決めている。今大会もイランに6-2で勝利した試合で1得点を挙げていた。■関連記事 ・イングランド快勝で8強入り 準々決勝で仏と対戦 カタールW杯 ・オーバメヤンが強盗被害、武装した犯人と自宅で遭遇も無事 ・狙われるサッカー選手宅、今度はマンCマフレズが空き巣被害に
2024年04月28日 21:40
チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が27日に行われたプレミアリーグ第35節アストン・ヴィラ戦での判定に不満を抱いているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
直近の公式戦で2連敗中のチェルシーは、4位のアストン・ヴィラと対戦。前半で2失点を喫したものの、後半にイングランド代表MFコナー・ギャラガーのスパーゴールなどで同点に追いついた。そして、後半アディショナルタイム(AT)にCKの流れからフランス代表DFアクセル・ディサシのヘディング弾で劇的な逆転に成功したと思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、オン・フィールド・レビュー(OFR)でその前のプレーがファウルと判定され、“ノーゴール”に。チェルシーはその後得点を奪えないまま試合は終了し、3試合ぶりの勝利とはならなかった。
試合後の会見でポチェッティーノ監督は不満を爆発。「試合を見ていた人はがっかりしただろう。(プレミアリーグの)審判は馬鹿げている。(FAカップ準決勝の)マンチェスター・シティ戦ではハンドがあって、PKの可能性があったのに主審は確認をしなかった」と、イングランドサッカー界のレフェリングに苦言を呈した。
さらに、「(VARが)イングランドサッカーにダメージを与えたのは痛ましい。ヴィラの選手たちもファンもなぜゴールが取り消されたのか理解できなかったと思う。あれがファウルならば、ほとんどのプレーが反則になり、11人で試合を終えることはできなくなるだろう」とコメント。皮肉を交えながら痛烈に批判した。
しかし、チームのパフォーマンスに対しては満足していると主張。4試合ぶりの白星を目指すチェルシーは5月2日、第26節延期分のトッテナム戦をホームで迎える。
【動画】劇的弾が判定により取り消されたチェルシーvsアストン・ヴィラ
2024年04月28日 21:00
adidasの主力スパイクの一つである「プレデター」。
1994年の誕生から30周年を記念し、初代プレデターを世に知らしめたデザインエレメントをすべて再現した『プレデター 94』が登場した。adidas Predator 94
記念モデルとなる『プレデター 94』は、最新のテクノロジーと素材を加えて作り上げられた限定コレクション。
初代プレデターのDNAとも言えるフィン構造など、クラシックなシルエットはそのままに、最新の軽量テクノロジーを搭載している。
優れた安定性と敏捷性をキープする CONTROLFRAME 2.0 アウトソールに、アッパーはフュージョンスキンレザーで作り上げ、スイートスポットは超軽量ラバーで進化。
フローティングシュータン構造と足をしっかり固定するシューレースが優れたフィット感をもたらし、正確なシュートを足もとから支える逸品だ。
1,994足のみリリースの限定コレクションとなる『プレデター 94』。
U-23日本代表、U23アジアカップ着用スパイクまとめ!5大メーカー“競演” 最多は「プレデター」
adidas公式ではアプリ限定の抽選販売となっており、締め切りは5月2日(木)16:30の予定。手に入れたい方はお早めに。
2024年04月28日 21:00
4月28日に開催されるプレミアリーグ第35節で、5位の宿敵トッテナムと敵地で対戦する首位のアーセナルが、スターティングメンバーを発表。冨安健洋が5日前のチェルシー戦(5−0)に続いて名を連ねた。
25歳の日本代表DFはそのチェルシー戦で、自慢の堅守に加え、鋭いインターセプトでチャンスの起点となるなど、攻守両面で大勝に貢献。現地メディアから「今のアーセナルで最高の左サイドバック」と称賛された。
【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為
勢いそのままに、伝統のノースロンドン・ダービーでも確かな存在感を発揮できるか。
なお、トッテナムではソン・フンミンが先発。昨日の橋岡大樹(ルートン)対ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)に続いて、2夜連続で日韓対決が実現する。日本屈指の盾と韓国が誇る矛のマッチアップに大いに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 21:00
熱心な海外サッカー・ウォッチャーであり、複数のクラブでメンタルアドバイザーを務める精神科医の木村好珠先生が、プレミアで三つ巴の覇権争いを演じるリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルのそれぞれのキャプテンのリーダーシップを診断する。
2024年04月28日 20:54
熱心な海外サッカー・ウォッチャーであり、複数のクラブでメンタルアドバイザーを務める精神科医の木村好珠先生が、プレミアで三つ巴の覇権争いを演じるリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルのそれぞれのキャプテンのリーダーシップを診断する。重圧がのしかかるここからの戦いで最も頼りになるキャプテンは誰か? アーセナルのマーティン・ウーデゴーを診断する。
―――◆―――◆―――
マーティン・ウーデゴー(アーセナル/MF)
【木村先生のリーダーシップ診断/5段階評価】
●求心力/4
●影響力/4
●責任感/5
●精神力/4
●統率力/4
分類するなら、いわゆる「縁の下の力持ち」タイプ。15歳でノルウェー代表にデビューして、当時は神童のように持てはやされましたが、16歳で渡ったレアル・マドリーではなかなか芽が出ず、その後はレンタル生活が続き、大きな挫折を味わいました。それを乗り越えてきた経験が、いまのウーデゴーを形作っているのでしょう。だからこそ人の痛みがわかるし、仲間にも寄り添える。
デビュー戦を控えていた入団間もない冨安選手に、「ただ楽しめばいい」と声を掛けて緊張をほぐしたのがウーデゴーだったというエピソードは、「リーダー・ウーデゴー」の一面をよく表わしていると思います。
マドリー時代を振り返ったインタビューで、「ドレッシングルームに溶け込むのが難しかった」と言っていましたが、あの頃はきっとサッカーを楽しめていなかったのではないでしょうか。だけど今は、自分自身を存分に表現できている。サッカーにおいてコミュニケーションがいかに大切かを彼はアーセナルで学び、そういう実体験があったからこそ冨安選手にも真っ先に声を掛けたのでしょう。周りもしっかり見える天才肌は貴重ですし、こういう振る舞いがリーダーとしての求心力にも繋がるはずです。
そして特筆に値するのが責任感の強さ。これは、試合を通して足を止めずにボールを追い続けるあの献身的なプレッシングに、すべてが凝縮されていると思います。本当によく走りますからね。
ただ、不安もあります。これはウーデゴーだけの問題ではなくて、アーセナルのチーム事情に起因する話ですが、マンチェスター・シティやリバプールに比べると、修羅場を潜り抜けてきた中堅・ベテランが少ない一方で、スキルはあるけど経験の浅い若手が多い。若手感が強いこのチームをまとめるのは、かなり大変だと思います。つまり、キャプテンとして求められる仕事が、ファン・ダイクやウォーカーよりも確実に増える。監督にしても、アルテタはペップやクロップに比べれば未熟ですからね。
そう考えると、リーダーシップ診断の5項目で言えば、とくに影響力や精神力、統率力は、他の2チームのキャプテンより求められるわけで、現在25歳のウーデゴーがどこまで応えられるかは、計りかねる部分です。
言動を見る限り、とても真面目でつねにチームにコミットしていて、自分にしっかり矢印を向けられるタイプ。それ自体はすごく素晴らしいことです。ただ、良くも悪くも責任感が強すぎる。アドラー心理学における「課題の分離」という考え方――自分の課題と他者の課題を切り離して考える思考法――があって、「これは自分のせいだ」、「これは他者にしかできないことだ」としっかり分離できるかどうかは、悩みやストレスを抱え込まないためにとても重要なのですが、真面目なウーデゴーは他者の課題も背負いかねないので、そこは少し心配です。
ウーデゴーが、リーダーの資質を高いレベルで兼ね備えているのは間違いありません。ただ、過酷な覇権レースのなかで若いメンバーを引き付けて、導けるのか。そして彼自身も精神的に持ち堪えられるのか。そこは正直、未知数です。今回は「4」と診断した項目も、実際のところは「5」かもしれません。そのあたりを見定める意味でも、ここからの戦いは本当に見どころがありますし、ウーデゴーにとっては踏ん張りどころだと思います。
診断者●木村好珠
【診断者プロフィール】
大学時代に『ミス日本』で準ミスに輝き、現在は『このみこころとからだクリニック』院長。精神科医、産業医、健康スポーツ医、タレントとしても活躍。大のサッカー好きで、マンチェスター・Cのファン。北海道コンサドーレ札幌やレアル・マドリー・ファウンデーションのアカデミー、愛媛FCなどでメンタルアドバイザーも務める。22年には『メンタル弱いままたのしく生きていく』を出版。X(@konomikimura)では精神科医およびサッカーファンの一人として呟き中。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2024年4月18日号の記事を加筆・修正
【PHOTO】ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
2024年04月28日 20:51
熱心な海外サッカー・ウォッチャーであり、複数のクラブでメンタルアドバイザーを務める精神科医の木村好珠先生が、プレミアで三つ巴の覇権争いを演じるリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナルのそれぞれのキャプテンのリーダーシップを診断する。重圧がのしかかるここからの戦いで最も頼りになるキャプテンは誰か? リバプールのフィルジル・ファン・ダイクを診断する。
―――◆―――◆―――
フィルジル・ファン・ダイク(リバプール/DF)
【木村先生のリーダーシップ診断/5段階評価】
●求心力/5
●影響力/5
●責任感/5
●精神力/5
●統率力/5
欠点がまるで見当たらない、まさにパーフェクトなキャプテン。経験という点も含めて、理想のリーダー像だと思います。プレーヤーとしても世界トップのディフェンダーなので背中でもしっかり示せますし、非の打ちどころがありません。
これだけ完璧でありながら、弱みをさらけ出せるところもリーダーとして優れている要素です。過去のインタビューやSNSを見ると、「苦しい」、「辛い」といった言葉を実は何度も口にしています。監督もそうですが、上に立つ立場の人は弱みを見せてはいけないとか、自分がつねに引っ張らなければいけないとか、そういう思考になりがちです。
でも、例えば怪我で長期離脱を余儀なくされて苦しい時に「苦しい」と言えるのは大事なことで、チーム全体にも好影響を与えます。自分も弱い部分を見せていいんだ、意見を言っていいんだ、そんなマインドが生まれるからです。このいわば心理的安全性を保てるリーダーは多くありません。
精神的にまだ成熟していない若手に対しても、ポジティブな影響が期待できるでしょう。それこそファン・ダイクと最終ラインでペアを組むCBのコナテは、その恩恵を受けている可能性が高いです。
もうひとつ特長を挙げるなら、監督をしっかり立てられるところ。強烈なリーダーシップを発揮するキャプテンは、時として監督と衝突してしまうケースもあるのですが、そういう話はまったく聞こえてきません。人間的魅力に溢れるクロップだから、というのもあるとは思いますが、ボスとの調和もしっかり取れるタイプなのでしょう。
監督を立てるナンバー2の仕事もできるし、選手を統率するナンバー1の仕事もできるのがファン・ダイクの特別な資質で、こういうリーダーは少なく、とても貴重です。
ここから佳境を迎えるプレミアリーグでも、ファン・ダイクは持ち前のキャプテンシーを存分に発揮するでしょう。しかも今シーズンは、恩師であるクロップの最後のシーズンです。カタール・ワールドカップのアルゼンチンが、メッシを優勝させたい一心で団結した時と同じような雰囲気を、いまのリバプールには感じます。とくにクロップとの付き合いが長いファン・ダイクは、特別な思いを抱いているはず。
限界説が囁かれはじめていた昨シーズンから一転、全盛期のパフォーマンスを取り戻せているのは、きっと偶然ではないでしょう。責任感の強い彼のことですから、誰よりもトレーニングに打ち込み、リーダーの責務を果たしているのだと思います。
診断者●木村好珠
【診断者プロフィール】
大学時代に『ミス日本』で準ミスに輝き、現在は『このみこころとからだクリニック』院長。精神科医、産業医、健康スポーツ医、タレントとしても活躍。大のサッカー好きで、マンチェスター・Cのファン。北海道コンサドーレ札幌やレアル・マドリー・ファウンデーションのアカデミー、愛媛FCなどでメンタルアドバイザーも務める。22年には『メンタル弱いままたのしく生きていく』を出版。X(@konomikimura)では精神科医およびサッカーファンの一人として呟き中。
※『ワールドサッカーダイジェスト』2024年4月18日号の記事を加筆・修正
【PHOTO】ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
2024年04月28日 20:30
アントニオ・コンテのナポリ監督就任が近づいているようだ。イタリアメディア『Rai』が報じている。
これまでイタリア代表やユヴェントス、インテル、チェルシーといったビッグクラブの指揮を執ってきたコンテは、2021年の11月から指揮していたトッテナムを2023年3月に退団して以降、フリーの状況が続いていた。
ヨーロッパ屈指の名将である同氏にはACミランやバイエルンなど様々なクラブが後任候補として注目していたが、同じく新指揮官を探しているナポリとの契約が近づいているようだ。同メディアによると、両者の間で3年契約の合意に至っており、1シーズンあたり650万ユーロ(約11億円)程度の年俸になるという。あとはナポリの会長であるアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の最終承認を待つのみとなっているとのこと。
昨シーズンは33年ぶりのスクデット獲得を果たしたナポリだったが、今シーズンは苦戦。現在は8位に沈んでおり、来シーズンに向けた立て直しは今夏の大きな課題となっている。今シーズンは度重なる指揮官の交代を強いられ、名将であるコンテにかかる期待は大きいだろう。
ナポリはエースストライカーのヴィクター・オシムヘンを中心に何人かの主力選手の去就が注目されているが、まずは新指揮官としてコンテを招聘できるのか、注目だ。
2024年04月28日 20:24
国内リーグとヨーロッパカップ戦はまったく違う大会だ。
2024年04月28日 20:17
アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズが27日に行われたラ・リーガ第33節アトレティコ・マドリード戦で人種差別を受けたと主張しているようだ。27日、スペインメディア『アス』が伝えている。
4位と5位の直接対決となったこの試合。ビルバオはニコが1得点を挙げたものの最終的に1−3で敗戦となった。『アス』によれば、ニコは試合後のインタビューで「コーナーキックの際に猿の鳴き真似が聞こえた」と明かし、アトレティコサポーターから人種差別を受けたと主張したとのこと。
当該事象は40分に起こり、その5分後に同点ゴールを決めたニコはスタンドに向かって腕を指さしながら肌の色をアピールするような仕草を見せた。この行為についてニコは「ちょっと怒っていた。肌の色のことを侮辱するのは普通のことではないよ」とコメント。さらに、「(アトレティコサポーターの)全員ではない。どこにでも愚かな人はいる。少しずつ変わっていくことを願っているよ。僕たちは常に戦っている。これが現実なんだ」とアトレティコサポーター全員から差別を受けたわけではないと強調しながら、人種差別撲滅への願いを語った。
試合後、ラ・リーガも公式SNSで以下のような声明を発表。人種差別を容認しない断固とした姿勢を示した。
「スポーツにおいては、人種差別または憎悪に満ちた行為が許される余地はない。我々はあらゆる人種差別的行為を断固として非難し、このような容認できない行為を私たちのスポーツから根絶するために引き続き努力していく」
報道によれば、既にラ・リーガはニコに対し差別行為をした人物を特定しており、検察当局に報告する予定だという。
【動画】上位対決となったアトレティコvsビルバオの一戦
2024年04月28日 20:09
元日本代表MFの松井大輔氏が4月27日、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。ジュビロ磐田のFWジャーメイン良を称賛した。
磐田は、同日に行なわれたJ1第10節でFC町田ゼルビアとホームで対戦。2−0で勝利した。
同番組がこの試合を特集するなかで、松井氏は磐田の先制点の場面に注目。「ファンタスティックな連動」と称賛した。
46分、松原后から縦パスを受けたジャーメインは、ターンをすると、松本昌也にスルーパスを供給。松本のシュートは相手GKにセーブされたが、こぼれ球に反応した松原が左足で決めた。
【動画】鮮やかな連係からジュビロ松原后がゴール!
松原のパスとシュートを称えた松井氏は、ジャーメインが相手の両ボランチと2人のCBの間にできる“四角形”内で披露したプレーも高く評価した。
「四角形の間でボールをもらう選手は重宝される。しっかりとライン間でボールをもらう。もらった時に前を向けるのが一番良い。シュートを打てる角度でもある」
そして、ここまで10ゴールを挙げてJ1得点ランクでトップに立つ29歳FWへの賛辞を続けた。
「ユース年代の人もお手本にしてほしい」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 20:00
今節の注目カードであるトッテナム対アーセナルのノースロンドンダービー。プレミアタイトルを狙うアーセナルとCL出場圏内でのフィニッシュを狙うトッテナムとの一戦は激戦が予想されている。
リヴァプールが今節引き分けたため、アーセナルとしてはこのダービーを制してマンチェスター・シティにプレッシャーをかけたい試合となる。そんななか、元アーセナルのマーティン・キーオン氏はガブリエウ・マルティネッリがこの試合では不可欠になると、考えている。
「トッテナムがこの試合に向けて戦術を変える可能性は非常に低い。9人になっても守備より攻撃を優先するチームだ!アンジェ・ポステコグルー監督の哲学は選手をピッチに押し上げることで、必然的にディフェンスラインが高くなる」
「トッテナムは前節、ニューカッスルの電光石火のようなスピードのフォワードによってそれを打ち砕かれた。それを考えれば、アルテタはガブリエウ・マルティネッリを約2カ月ぶりのプレミアリーグ先発に抜擢するかもしれない。彼のペースは、右サイドのブカヨ・サカのスピードとともに左サイドで不可欠となるだろう。彼らはマルティン・ウーデゴーの背後へのパスを受け取ることができるだろう」(英『Daily Mail』より)
2週間ほど前にはなるが、トッテナムはプレミアリーグ第33節でニューカッスルと対戦しており、0-4の大敗を喫してしまった。この時にアンソニー・ゴードン、アレクサンデル・イサクといった2人に翻弄されたこともあり、キーオン氏はマルティネッリのスピードが生きてくると考えている。アーセナルホームで戦ったこのカードの対決は2-2で終わっているが、マルティネッリは怪我で出場できていない。
マルティネッリはCLラウンド8のバイエルン戦では2戦ともスタメンで出場しているものの、怪我の影響などもあり、プレミアリーグでは3月の頭のシェフィールド・ユナイテッド戦以降、スタメンを飾れていない。代わりに左ウイングを務めるレアンドロ・トロサールが好調なことも関係しているが、マルティネッリのスピードはこの試合の鍵の1つとなるかもしれない。
ここまでリーグ戦31試合に出場し、6ゴール4アシストを記録しているマルティネッリ。36試合で15ゴール5アシストを記録した昨シーズンほどのインパクトは残せていないが、タイトルレースで重要なノースロンドンダービーでチームを救う活躍を見せることができるだろうか。
2024年04月28日 20:00
今季のプレミアリーグで古豪アストン・ヴィラが好調だ。
2024年04月28日 19:27
U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマが4月28日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準決勝・イラク戦の前日会見に出席した。 大岩ジャパンは中国との初戦に1−0、続くUAE戦は2−0で快勝、第3節の韓国戦には0―1で敗れ、B組2位で決勝トーナメント進出。準々決勝では延長戦の末に4−2で開催国カタールを下し、ベスト4進出を果たした。 イラクとの準決勝に勝利すれば3位以上が確定し、パリ五輪の出場権を獲得できる。重要な一戦に向けて藤田は、「イラク戦も(カタール戦と)同様にすごく厳しい戦いになると思うんですけど、自分たちができるサッカーに集中して、100パーセントで戦うだけだと思っています。やることは変えずに自分たちのできることを徹底します」と語った。【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
パリへの切符を掴めれば、8大会連続の五輪出場となるが、キャプテンは「そんなにパリ行きのことは考えたくない」とコメント。そのうえで、「目の前の試合に集中したり、その試合で自分ができることに集中する。チームが勝つために自分の100パーセントを出せるように、ということは考えながらプレーしたい」と闘志を燃やした。 イラクとの準決勝は日本時間29日の26時30分キックオフ予定だ。取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月28日 19:05
4月27日に開催されたプレミアリーグ第35節で、韓国代表のファン・ヒチャンを擁する12位のウォルバーハンプトンと、橋岡大樹が所属する18位のルートンが激突。ホームの前者が2−1で勝ち切り、公式戦8試合ぶりの白星を挙げた。
日韓の両雄は揃って先発。ファン・ヒチャンが個人技を見せつけて先制点を奪ったのに対し、失点に絡んだ橋岡は最初の交代でベンチに下がり、消化不良に終わった。
この事実を受け、韓国メディア『sportal korea』は「待望の韓日対決...ファン・ヒチャンはMOM、橋岡はワースト。鋭く交錯する喜怒哀楽」と題した記事を掲載。「ファン・ヒチャンが日本代表DF橋岡大樹を圧倒した」と母国代表戦士の活躍を大々的に伝えている。
「この日の試合は、ファン・ヒチャンと橋岡による韓日戦でも注目を集めた。結果は、チームとしても個人としてもファン・ヒチャンの圧勝だった。右ウイングとして先発した彼は、チームの勝利に決定的な貢献をするゴールを決めた。一方、右ウイングバックに起用された橋岡は、攻守両面で常に最悪のパフォーマンスを見せ、敗戦に導いた」
【動画】ファン・ヒチャンのシュートが橋岡の股を抜け…明暗が分かれたゴールシーン
同メディアはそのうえで、「橋岡の酷いパフォーマンスは、様々な記録や評価によって確認できる」と説明。24歳のサムライ戦士の低調ぶりをデータで“証明”した。
「サッカーの統計に特化したメディア『Footmob』によれば、この日は66分間プレーし、パス成功率88%(34本中30本)、クロス成功率33%(3本中1本)、地上戦勝率45%(11回中5回)。橋岡の採点は両チーム中最低(途中出場の選手を除く)の6.3点だった。
一方、90分間フル出場し、先制点を含む3本のシュート(3本中2本が枠内)と1本のキーパスを決めたファン・ヒチャンには7.4点という相反する評価を与えた。また、公式のマン・オブ・ザ・マッチにも選出され、喜びを増した」
日韓対決は明暗がくっきりと分かれたなか、韓国側は優越感たっぷりの様子だ。ちなみに一夜明けた28日には、同じプレミアリーグ第35節で、それぞれ冨安健洋とソン・フンミンが活躍する、アーセナルとトッテナムのノースロンドン・ダービーが開催される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 19:00
ポルトガルリーグのスポルティングCPのルベン・アモリム監督が、月曜日に渡英しプレミアリーグのウェストハムと会談を行ったことを認めた。
アモリム監督は、2020年3月にシーズン途中からスポルティングに就任し、翌2020-21シーズンには期待に見事に応え、19年ぶりのリーグ優勝とカップ戦でタイトルを獲得した。昨シーズンは惜しくもリーグ2位だったが、きっちりカップ戦のタイトルを勝ち取り、今シーズンもここまで首位をキープ。日本時間29日早朝に行われるポルト戦に勝利すればタイトルが確定する重要な時期に来ている。
彼のそんな実績が認められて、以前からリヴァプールの後任としての噂が立っていた。しかし、ここにきてオランダ、フェイエノールトのアルネ・スロット監督が最有力候補となったと幾つものメディアが伝えている。そんな中、今回ウェストハムの次期監督候補になっている事実が明白となった。
ところがアモリム監督は会談を終えて帰国すると、記者から渡英したタイミングの悪さについて問われ、「間違いでした。タイミングは完全に間違っていた」と答え、「私は常に選手たちに敬意を払うようにしていたが、事前にクラブにも伝えたが、それでもこの行動は間違いだった。本当に申し訳なく、ファン、クラブ、選手たちにはお詫びします」と謝罪した。
いくら実績があり、引く手数多だったとしても、この行動は軽率だったと言わざるを得ない。彼なら目の前の仕事をきっちり終わらせてからでも十分に時間はあっただろうと思われるからだ。
彼が来シーズンどこのクラブに渡るかはわからないが、まずは浮き足立たず確実に職責を果たし、クラブとのわだかまりを残さず、キャリアを成功に導いてもらいたい。