2024年04月28日 00:54
4月27日に開催されたプレミアリーグ第35節で、降格圏の18位に沈むルートンは、12位のウォルバーハンプトンと敵地で対戦。橋岡大樹は右ウイングバックで2試合ぶりに先発した。 鋭い出足を見せたルートンは開始6分、バークリーがペナルティエリア手前で右足を一閃。強烈なシュートを枠に飛ばすが、GKジョゼ・サの好守に遭う。 さらに13分には、橋岡のクロスにモリスがヘッドで合わせるも、上手くミートできず。力ないシュートをジョゼ・サに難なくキャッチされる。 21分にはスルーパス1本でファン・ヒチャンに抜け出され、ペナルティエリア内からシュートを浴びたものの、頼れる守護神カミンスキが決定機を防ぐ。 ただ39分、リーグ戦10ゴールを挙げている韓国代表FWに再びエリア内に侵入されると、深い切り返しからのシュートで被弾。ブロックに入ったメンギの足に当たった後、橋岡の股を抜け、ゴールに吸い込まれた。 【PHOTO】まさにスタジアムの華!現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 0−1で折り返すと、後半開始直後の50分にデザインされたショートコーナーから、トティにヘッドで叩き込まれ、あっさりリードを広げられる。 プレミアリーグ残留へ、最低でも勝点1を持ち帰りたいルートンは、まずは1点を返したいところだが、勢いに乗るウルブス相手になかなかチャンスを作れない。 状況の打開を目ざし、66分に最初の選手交代で橋岡とクラークを下げ、ウッドローとベリーを送り込む。すると、80分にCKの流れからモリスの豪快なボレー弾が生まれ、ようやく1点を返す。 しかし反撃はここまでで、6分のアディショナルタイムを含めて同点弾までは奪えず。1−2で競り負け、3連敗を喫した。 翌日にマンチェスター・シティと今節を戦う、勝点1差で17位のノッティンガム・フォレスをかわし、降格圏脱出とはならなかった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 16:11
2025年から新形式で行われるサッカークラブW杯(FIFA Club World Cup)について、各国のリーグや選手協会が、日程の調整が行われなければ法的措置も辞さない構えを国際サッカー連盟(FIFA)に示していることが分かった。
AFPが確認したFIFAのジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長宛ての書簡では、サッカー界の国際カレンダーは「飽和状態を超えている」と指摘されている。書簡はワールドリーグス・アソシエーション(WLA)と国際プロサッカー選手会(FIFPro)が出した。
FIFAは即座にこれに反応し、調和の取れた日程で選手の健康を保証すると明言。「当大会の決勝から各国内リーグのシーズン開幕までに十分な時間を設けることや、選手の健康を守るため最低中3日の試合間隔が確保されるべきであることを考慮し、クラブW杯の日程は国際マッチカレンダーと調和の取れたものに設定されている」と説明した。
WLAとFIFProは書簡で、参加クラブが32チームに拡張されることで国内リーグに「経済的損害」が生じ、選手たちへの負担も「限界を超える」と指摘。FIFAにクラブW杯の日程再考と2030年までの国際カレンダーに関する協議再開を求め、問題解決に正式に取り組むことを拒否された場合は、法的措置も検討するとした。
来季はすでに各主要大会で規模の拡張が決まっている。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)とヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)では、1次リーグが現行の6試合から8試合に増加。両大会とヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League)の出場枠も全て36チームに増える。
2025年のクラブW杯は米国で6月15日から7月13日までの日程で行われる。
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2024年05月10日 16:06
チェルシーのトッド・ベーリー会長が、明るい兆しが見え始めたチームに賛辞を送った。9日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
昨夏にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が就任したチェルシーだが、ケガ人が多かったことも影響し、12位に終わった昨季に続いて今季も序盤から低迷。カラバオ・カップでは決勝、FAカップでは準決勝までそれぞれ勝ち進んだものの、タイトルを取ることはできず。今季終了後の指揮官交代の可能性が指摘されるなど、ポチェッティーノ監督への風当たりも強くなっている。
そんなチェルシーだが、シーズン終盤に来て調子が上向きに。特にホームでの成績は改善され、2日に行われたトッテナム戦(○2−0)に続いて、5日に行われたウェストハム戦(○5−0)も快勝した。
この結果、データサイト『OPTA』によると、ホームで行われた直近のプレミアリーグでは11試合で9勝(1分け1敗)を記録し、昨年12月から数えると、暫定首位に立つアーセナルと並んでリーグ最多の数字に。さらに、勝ち点「28」獲得は暫定2位につけるマンチェスター・シティと並んで最多の数字を記録していることが明らかになっている。
ホームでの好調も影響してリーグ順位も2桁が定位置だった状況から改善され、7位にまで浮上。今季は残り3試合ながら、6位ニューカッスルとは勝ち点「2」差となっていることから、来季の欧州大会出場権獲得の可能性はまだ残されている。
このような状況のなか、ロサンゼルスで開催されたアメリカメディア『Sportico』の会見に出席したベーリー会長はチェルシーの現状について聞かれると、「ここ2試合半、少なくともアストン・ヴィラ戦(△2−2)の後半、トッテナム戦、ウェストハム戦では本当に素晴らしいサッカーをしていた」と直近のチームのパフォーマンスに賛辞を送りながら、次のように高く評価した。
「とても流動的で、後ろから繋いでビルドアップをしてピッチを前進していったことは、まさに私たちが思い描いていた通りだった。とても組織化されており、シュート数も多かった。この2試合半で団結して取り組んでいることが本当にわかり始めた。ここ2試合半で解説者の言葉までもが変わった。これほど急激に何かが変化するのは見たことがないね」
現時点でポチェッティーノ監督が来シーズンもチェルシーを率いるかは明らかになっておらず、今季終了後に共同オーナーを務めるベハダ・エグバリ氏や共同スポーツ・ディレクターを務めるローレンス・スチュワート氏、ポール・ウィンスタンリー氏らが協議することになると見られているが、ベーリー会長が直近のパフォーマンスに満足していることはポチェッティーノ監督にとっては朗報となりそうだ。
【ハイライト動画】チェルシーvsウェストハム
2024年05月10日 15:34
5月10日、水戸が翌日のアウェー山形戦に向け、前日会見を実施。森直樹“新監督”が意気込みを語った。
4日に濱崎芳己前監督が解任。9日にディベロップメントコーチから正式に昇格した指揮官は、「(自分が)この立場でしゃべっているということは、チームにとっては良い状態じゃないということ。それでも下を向くのではなく前を向いて、水戸らしいサッカーをしたい」と気合を入れる。
「(自身が暫定で指揮した前節の)熊本戦(2−0)では選手がそれぞれの色を出してくれたと思っているが、もっともっと出せるように、選手を鼓舞してやっていきたい」
正式就任後に選手たちには「覚悟を持ってやるから、ついてきてくれ」と話したという森監督。水戸らしいサッカーを「前向きに、アグレッシブに、ハードワークをして最後まで諦めずにゴールに向かう、守るサッカー」と定義する。
山形戦に関しては「熊本戦と同じで、入りから自分たちの良さを出す。アウェーということもあるので飲まれないように、入りのところでゲームを作るということを意識したい」と強調した。
【PHOTO】最後まで大声援を送り続けた水戸ホーリーホックサポーター!
最後にサポーターに向けて「(熊本戦で)ケーズスタジアムに入ってきた時、いつも以上の熱を感じた。一緒に戦ってくれている、後押ししてくれていると思った。それに恥じないように、選手、スタッフとしっかりやっていくので、今まで通り応援よろしくお願いします。シーズンが終わった後に笑えるようにやっていきます」と伝えた。
水戸は現在リーグ16位。勝点3を掴んだ熊本戦では、選手、スタッフで勝利の喜びを分かち合った。次節も歓喜の輪を作れるか。
構成●サッカーダイジェスト編集部
2024年05月10日 15:10
ヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグが9日に行われ、レヴァークーゼンがローマと2−2で引き分け、欧州主要大会参加クラブにおける史上最長無敗記録を達成した。
2024年05月10日 15:00
アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、初のヨーロッパリーグ(EL)決勝に進出した喜びを口にした。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
EL準決勝が9日に行われ、アタランタはマルセイユと対戦。ファーストレグを1−1で折り返して迎えたホームでの一戦は、30分にアデモラ・ルックマンのゴールで先制すると、52分にはマッテオ・ルッジェーリ、90+5分にはエル・ビラル・トゥーレが追加点を決め、3−0で勝利。2試合合計4−1で決勝進出を果たした。
なお、イギリスメディア『Squawka』によると、アタランタがヨーロッパの主要大会で決勝進出をしたのはクラブ創立116年で史上初のことに。また、データサイト『OPTA』によると、2014−15シーズンのドニプロ以来、アタランタは初の決勝進出を果たしたチームにもなったという。
2016年6月からアタランタを率いているガスペリーニ監督は試合後、「今夜はいい勝利だった。私たちをサポートしてくれる街があると私は言っていた。このような感情やエネルギーがある時、選手たちがそれを感じているのは明らかだ。特別な試合で、彼らはそれを最善の方法で受け取ったね」と喜びを口にしながら、次のように続けた。
「決勝は歴史的なイベントになるだろう。私たちのようなチームにとっては本当に信じられないことだけど、全員にとっていい前兆だ。今夜完璧だったかどうかはわからないけど、間違いなく私たちが圧倒したと思う」
「これは私たちにとって歴史的な快挙だ。リヴァプール戦の後も、スポルティング戦の後も祝ったけど、それは当然のことだ。だが、まだ終わっていないこともよくわかっている。これからまだ重要な試合がいくつか残っているし、レヴァークーゼンのことを考える時間はあるだろう」
EL初制覇を目指すアタランタは、5月22日にアイルランドのダブリンにある『ダブリン・アリーナ』でレヴァークーゼンと対戦する。
【ハイライト動画】アタランタvsマルセイユ
2024年05月10日 14:50
赤髪モヒカン姿で2002年日韓ワールドカップの大舞台を戦ってから22年。喜怒哀楽を前面に出しながらタフに戦っていたボランチ戸田和幸が、クールで理論的なJ3指揮官へと変貌を遂げるとは、当時の関係者もサッカーファンも想像していなかっただろう。
「僕は選手だった20代後半の頃から、『この相手にはどう闘うべきか』『どう組み合わせると選手の特長はより発揮されるか』といったことに関心が強くなって、自分がプレーした試合もチーム対チームの視点で見るようになっていきました。
1人の選手としてのパフォーマンスだけではなく、チームとしての機能性や相手チームとの噛み合わせといったところまで考えるようになってきた自分を見て、『将来的にはコーチの道に進むのかもしれないな』と思うようになっていきました。
チームとしての戦い方の枠組みがないと、個々人が迷子になることもあるのがフットボール。選手の頃は自分が試合に出ること、できる限り良いパフォーマンスをすることを中心に考えていましたが、今は監督・マネジャーとして集団を動かす立場となり、『どうやって選手個々人を躍動させ、チームとして戦(いくさ)を闘い、勝利を手にすることができるのか』を考えることが僕の仕事です」と、戸田監督は若い頃から集団を動かし、戦いに挑むコーチ業を渇望していたことを明かす。
実際、その舞台が2023年から正式に与えられたが、指揮官は戦いに勝つための術を自宅の書斎でも、クラブハウスの監督デスクでも、トレーニング・試合の映像を見ながら想像し、意見も聞きながら戦術やトレーニングについて模索し続けている。
「兵法じゃないですが、相模原軍が相手軍に勝つために、どれだけの兵力をどのタイミングでどこに投じれば良いのか、勝利を掴み取るために必要な作戦や人選はどんなものかと日々、考えてきていますし、そういったことは性に合っているような気がしています。
たとえば、4月13日の福島(ユナイテッドFC)戦を振り返ると、中2日でのアウェーゲームを経てのデーゲームという非常に難しい環境下での戦いでした。FC岐阜からアスルクラロ沼津とフルでプレーした中盤より前の選手たちは、コンディションを考えると相当に厳しい。そこで、この試合は前2つの試合でプレーできなかったものの、信頼できるフレッシュな選手たちに託しました。
福島さんはテクニカルな選手が非常に多く、中央からの前進・攻撃にこだわりを持っており、ショートパスを多用する。そういったスタイルの相手に対して、ピッチのどこにチームを置き、選手たちの強みを発揮させ、相手の強みを小さくしながら、我々として求めているもの、ボールや攻撃機会を得られるかを人選と作戦の両面から考え、思い切ってハイプレスに出る作戦を選びました。
幸い選手たちが相手を上回る気迫とアクションを起こし続けてくれ勝利することができましたが、毎週、そういったことを考えて、全てを組み立てて試合に向かっています。
ただ、全てはまだ起きてない未来の話なので、外れた時には批判も当然ながら出ることになりますが、それを恐れていたら自分らしさはなくなるし、新しいことには挑戦できない。
たとえば、4月6日の岐阜戦では、いつも最終ラインでプレーしている水口(湧斗)を右ウイングバックで起用しました。理由は、その時に右でプレーしていた選手たちの状態が十分ではなかったのと、『水口はできる』と単純に僕が思ったからです。
直前の練習試合で本人に意図を伝えたところ、了承してくれたので、試したうえで起用しましたが、実際、彼のヘディングで明確な決定機を作り、フォワードが決めてくれていたら勝っていた試合でした。
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2024年05月10日 14:43
サンフレッチェ広島は5月10日、違反行為をしたサポーターへの処分を発表した。
3日に敵地で行なわれたJ1第11節のアルビレックス新潟戦(1−1)で、広島サポーターがホームクラブから掲出禁止と事前通達されていた横断幕を掲出。1名が主導、3名が実行し、安全な試合運営を妨げた。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
これに対し、主導した1名は6日に行なわれた12節の名古屋グランパス戦から起算してホームゲーム10試合、実行した3名は同5試合の入場禁止処分になった。ともに、期間内のアウェーゲーム、カップ戦、プレシーズンマッチなども含まれる。
広島は「今回の違反行為を重く受け止め、試合運営管理規程および観戦ルールの周知を徹底してまいります。サポーターの皆様におかれましては、観戦における禁止行為について必ずご確認いただき、順守をお願いいたします。ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願いします」と呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 14:06
J2のモンテディオ山形は5月10日、限定ユニフォームを発表した。
2024年05月10日 14:01
レアル・マドリードは9日、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニの負傷を発表した。
チュアメニは8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのバイエルン戦に先発出場し、70分までプレーした。しかし、この試合で負傷していた模様で、検査を受けた結果、左足に疲労による損傷があると診断されたという。
なお、離脱期間は明らかになっていないが、大手メディア『ESPN』によると、約3週間の離脱になると予想されている。それでも、6月1日に行われるCL決勝のドルトムント戦までに回復する可能性もあることが伝えられている。
現在24歳のチュアメニは今シーズンここまで公式戦38試合出場で3ゴール1アシストを記録。本職の中盤だけではなく、センターバックとしても起用され、チームに貢献していた同選手だが、果たしてCL決勝までに回復して大一番に出場することはできるのだろうか。
【ハイライト動画】レアル・マドリードvsバイエルン
2024年05月10日 14:00
バルセロナに所属するフランス代表DFジュール・クンデに多くのビッグクラブが興味を示しているようだ。スペイン『MUNDODEPORTIVO』が報じている。
2022年夏にセビージャからバルセロナにやってきたクンデは今シーズン、公式戦44試合に出場し2ゴール4アシストをマークしている。今シーズンは右サイドバックで23試合に出場しており、チームの中でも好パフォーマンスを発揮した選手の1人だ。
しかしバルセロナは依然として財政難に悩まされており、今夏に主力選手の売却を強いられる可能性が高い。そんななか、同メディアはクンデ、ロナルド・アラウホ、パウ・クバルシ、アンドレアス・クリステンセン、イニゴ・マルティネス、そして現在レンタル中のエリック・ガルシアの6名がいるCB枠が余剰人員だと綴り、この中からバルセロナと別れを告げる選手が出るのではないかと、主張している。さらにこの中で多くの移籍金が望める2人としてアラウホとクンデの名前を挙げており、どちらか1人の売却を余儀なくされてしまうのではないか、と予測している。
まだ25歳という年齢で、フランス代表にも名を連ねるクンデにはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、ニューカッスルといったプレミアリーグのクラブだけではなく、パリ・サンジェルマン(PSG)やインテルといったビッグクラブが興味を示しているようであり、多くのクラブが獲得したいと考えているという。
クンデは2027年まで契約が残っているバルセロナに残留することを強く熱望しているようだ。ジョアン・カンセロやジョアン・フェリックスといったレンタル組の去就も注目されるところではあるが、財政難に悩まされるバルセロナの今夏の動きには引き続き注目したい。
2024年05月10日 13:30
サッカーイングランド代表の名選手デビッド・ベッカム(David Beckham)氏(49)は9日、低迷が続く同国プレミアリーグの古巣マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の選手に対し、クラブのためにプレーするやる気を証明するよう促した。
ベッカム氏は現役時代の1998-99シーズン、ユナイテッドの中心選手として名将アレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏の下、プレミアリーグと欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)、FAカップ(FA Cup)制覇の3冠達成に貢献した。
一方、今季のユナイテッドは前節のクリスタルパレス(Crystal Palace)戦で0-4の惨敗を喫するなどリーグ8位に沈んでおり、チームを指揮するエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督は解任の危機にさらされている。
この日、1999年に3冠を達成したチームを題材としたドキュメンタリーシリーズのプレミアに出席したベッカム氏は、選手たちも低迷するクラブの責任を負うべきだとの考えを示し、「監督があまり何もしなくて済むくらいがいい。それがマンチェスター・ユナイテッドの選手として、大きな試合でプレーするということ。選手たちはやる気がなくてはならない」と話した。
今季のユナイテッドは宿敵マンチェスター・シティ(Manchester City)とのFAカップ決勝を残しており、勝利すればテン・ハーフ監督の2シーズン目が救われる可能性もある。
ベッカム氏は、「プロのサッカー選手で、大好きな仕事をし、大好きなクラブでプレーしているならば、それがレギュラーシーズンであろうが、ライバルクラブとのFAカップ決勝であろうが、どんな試合であろうがやる気を出すには十分だ」「そうでなければ、間違ったチームにいて、間違った競技をプレーしているということだ。毎試合、同じメンタリティーと気持ちで臨むべきだ」と続けた。
テン・ハーフ監督については「エリックが非常に有能で良い指揮官であり、正しいモチベーションを持っているのは分かっている」とコメントした。
クラブはファーガソン政権の最終年となった2012-13シーズンを最後にリーグ優勝から遠ざかり、以降は不振が続いている。
ベッカム氏は、「ユナイテッドのこの5年、10年、15年は厳しいものだが、ボス(ファーガソン氏)が去り、(ロイ・)キーン(Roy Keane)やギグシー(ライアン・ギグス<Ryan Giggs>)、そしてギャリー(・ネビル<Gary Neville>)がいなくなっては、決して簡単なことではないと皆分かっている」とも話し、「このドキュメンタリーから、選手たちにはこうした成功への刺激を感じてほしい」と述べた。
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2024年05月10日 13:12
「正直、気分が良くない時期もありました」
湘南ベルマーレのGKソン・ボムグンにとって、2024年シーズンの序盤は苦難の時期だったと言える。
2024年05月10日 13:08
プレミアリーグは9日、2023−24シーズンの最優秀選手、最優秀監督、最優秀若手選手の候補者を発表した。
年間最優秀選手賞は『EAスポーツ』のWebサイト、年間最優秀監督賞と年間最優秀若手選手賞はプレミアリーグ公式サイトの各ページから投票可能となっている。投票は5月13日12時(日本時間13日20時)までとなっており、各賞は一般投票とフットボール専門家委員会の合算によって決められる。
各賞に選出された候補者は以下の通り。
■年間最優秀選手賞
▼フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/MF/イングランド)
32試合出場/16ゴール8アシスト
▼アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/FW/ノルウェー)
28試合出場/25ゴール5アシスト
▼アレクサンデル・イサク(ニューカッスル/FW/スウェーデン)
27試合出場/20ゴール1アシスト
▼マルティン・ウーデゴーア(アーセナル/MF/ノルウェー)
33試合出場/8ゴール8アシスト
▼コール・パルマー(チェルシー/MF/イングランド)
31試合出場/21ゴール9アシスト
▼デクラン・ライス(アーセナル/MF/イングランド)
36試合出場/7ゴール8アシスト
▼フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/DF/オランダ)
34試合出場/2ゴール2アシスト/8完封
▼オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ/FW/イングランド)
35試合出場/19ゴール12アシスト
■年間最優秀監督賞
▼ミケル・アルテタ(アーセナル)
暫定1位 36試合指揮/26勝5分け5敗/88得点28失点
▼ウナイ・エメリ(アストン・ヴィラ)
4位 36試合指揮/20勝7分け9敗/73得点53失点
▼ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ)
暫定2位 35試合指揮/25勝7分け3敗/87得点33失点
▼アンドニ・イラオラ(ボーンマス)
暫定10位 36試合指揮/13勝9分け14敗/52得点63失点
▼ユルゲン・クロップ(リヴァプール)
3位 36試合指揮/23勝9分け4敗/81得点38失点
■年間最優秀若手選手賞
※シーズン開始時に23歳以下の選手が対象
▼フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/MF/23歳/イングランド)
32試合出場/16ゴール8アシスト
▼アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/FW/23歳/ノルウェー)
28試合出場/25ゴール5アシスト
▼アレクサンデル・イサク(ニューカッスル/FW/24歳/スウェーデン)
27試合出場/20ゴール1アシスト
▼コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド/MF/19歳/イングランド)
21試合出場/2ゴール1アシスト
▼コール・パルマー(チェルシー/MF/22歳/イングランド)
31試合出場/21ゴール9アシスト
▼ブカヨ・サカ(アーセナル/FW/22歳/イングランド)
34試合出場/16ゴール9アシスト
▼ウィリアン・サリバ(アーセナル/DF/23歳/フランス)
36試合出場/2ゴール1アシスト/17完封
▼デスティニー・ウドジェ(トッテナム/DF/21歳/イタリア)
28試合出場/2ゴール3アシスト/2完封
2024年05月10日 13:03
カナダ1部リーグを戦っているパシフィックFCは、「元日本代表MF中村憲剛がPFCに就任した」と公式発表した。
「PFC」は「Pacific Friendship Connector」の略であるとのことで、仕事の内容は国外向けのブランドアンバサダーだと説明されている。Just when you thought he had left…
Japanese soccer legend, Kengo Nakamura, will rejoin PFC as an overseas brand ambassador!
Keep an eye out for more Kengo content in the future 🔱#ForTheIsle pic.twitter.com/HFPJeA65H9
— Pacific FC (@Pacificfccpl) May 10, 2024PACIFIC
FRIENDSHIP
CONNECTOR
🔱🤝🇯🇵@kengo19801031 pic.twitter.com/G7r45EZcXC
— Pacific FC (@Pacificfccpl) May 10, 2024
中村憲剛は先月19日からゲストコーチとしてパシフィックFCに加入し、S級ライセンス取得に向けた研修の一環として5月5日まで指導を行っていた。
しかし今回改めてPFCとしてパシフィックFCとの関係を続けることになったようだ。
日本と戦うカナダ代表、たぶん誰も知らないユニフォーム“こぼれ話”「W杯なのに新作ユニなし」「完全に女子優遇」
カナダではバンクーバー・ホワイトキャップスやトロントFC、FCモントリオールなどいくつかのクラブがアメリカのメジャーリーグサッカーに越境参加して戦っている。
ただ、パシフィックFCはカナダの国内で行なわれているカナディアン・プレミアリーグに参加しており、今季は4試合を終えて3勝1分けと好調なスタートを切っている。
2024年05月10日 13:00
クリスタル・パレスに所属するFWマイケル・オリーセは今夏の去就が注目されている選手の1人だ。
今シーズンは怪我に悩まされていたオリーセだが、ここまで公式戦17試合で9ゴール4アシストという圧巻の成績を残している。ここ最近はマンチェスター・ユナイテッドとの関係が噂されているが、どうやらチェルシーも獲得レースに復帰するようだ。英『TEAMTALK』が報じている。
チェルシーは昨夏にもオリーセ獲得を試みていたが、最終的にはパレスと新契約を結び、移籍には至らなかった。しかし、再びオリーセ獲得への熱が再燃しているようであり、チェルシーは現金と共に選手をつけた契約でのオファーを考えているという。その選手のうちの1人が元イングランド代表のラヒーム・スターリングだという。
スターリングは2022年の夏にマンチェスター・シティからチェルシーへ移籍。昨季は怪我が多いシーズンを送り、公式戦38試合の出場で9ゴール4アシストという結果に終わった。そして今シーズンの前半戦は安定した出場時間を確保し、ここまで40試合で8ゴール8アシストを記録しているが、最近はコンディション不良もあり、出場機会は減っている。さらに決定機を逃すシーンも多く、サポーターから批判を受ける試合もあった。
序列を落としていると考えられているスターリングをクラブとして売却も視野に入れているようだが、選手自身はチームを離れる気がないという。しかし、チェルシーはファイナンシャル・フェアプレイ(FFP)も考慮し、オリーセ獲得に必要な最低6000万ポンドの全額を払うことに消極的で、スターリングや他の選手を含めた契約で移籍金を下げたいと考えているようだ。スターリング以外にはトレヴォ・チャロバーやアルマンド・ブロヤも契約に加える可能性があるとのこと。
パレスがスターリングの獲得を視野に入れているかどうかは不明だが、同メディアは週給32万5000ポンドをもらっているスターリングを説得できるかどうかが一つ鍵となると語っており、今夏にビッグクラブによる争奪戦が予想されるオリーセの獲得はスターリングの去就も関係あるようだ。