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2022年07月02日 13:20
フランス1部パリ・サンジェルマンが、新方針のもと、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)の今夏売却もあり得ると、スポーツメディア「スポーツキーダ」が、スペイン人ジャーナリストのペドロ・モラタ氏の情報をもとに報じた。 同氏によると、パリSGのスポーツディレクターのルイス・カンポス氏とフットボール・アドバイザーのアンテロ・エンリケ氏ら新たな編成幹部は、メッシとブラジル代表FWネイマールと売却を望んでいるという。すでにネイマールの放出情報は、欧州でさかんに報じられており、イングランド・プレミアリーグのチェルシーなどが候補に挙げられている。 さらに契約を1年残すメッシも整理対象になっていたというわけ。フランス代表FWキリアン・エムバペと2025年夏まで契約延長に合意し、同選手中心のより競争力のあるチームをつくりたい方針だからだ。そういう意味では、メッシやネイマールといったスター選手は、どうしても必要な選手ではなくなったようだ。 今夏にポルトガル人MFのビトール・フェレイラを獲得したのも新方針の一環だという。ただメッシ、ネイマール獲得には莫大な資金が必要になるため、売却が実現するかは不透明だが、パリSGは、スターをかき集めるチームつくりから脱却して強化を進めていくということか。
2024年04月28日 02:54
セリエA第34節が27日に行われ、ユヴェントスとミランが対戦した。
今シーズン、セリエAではここまで18勝10分5敗の成績で勝ち点「64」を積み上げ、3位につけているユヴェントス。23日にはコッパ・イタリア準決勝セカンドレグのラツィオ戦を1−2で終え、2戦合計スコア3−2で2シーズンぶりの決勝進出が決定。コッパ・イタリアのタイトル獲得、そして来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保すべく、シーズン終盤戦を戦っている。
一方、ミランはここまで21勝6分6敗の勝ち点「69」で現在2位。22日に行われた前節では、インテルとのミラノ・ダービーに1−2で敗れ、目の前で宿敵に優勝を決められた。ヨーロッパリーグ(EL)でもローマに2戦合計1−3で敗れ、ベスト8敗退が決定。現在セリエAでは2試合、公式戦では4試合未勝利が続いているが、勝ち点差「5」で3位につけるユヴェントスにその差を縮められるわけにはいかない。
ユヴェントスはグレイソン・ブレーメル、アドリアン・ラビオ、ドゥシャン・ヴラホヴィッチらがスターティングメンバーに並んだ。コッパ・イタリアのラツィオ戦から中3日ということも相まってか、フェデリコ・キエーザやウェストン・マッケニーらはベンチからのスタートとなった。一方、ミランはタイアニ・ラインデルス、ラファエル・レオン、オリヴィエ・ジルーらが先発入り。GKマイク・メニャンがウォーミングアップ中に負傷したため、ゴールマウスはGKマルコ・スポルティエッロが守る。
試合は立ち上がりから落ち着いた時間が続き、両チーム無理をして陣形を崩すことはなく、まずは守備から試合に入っていく。拮抗した展開のなかで、枠内シュート、決定機の数は限定されたまま前半も終盤に差し掛かったが、前半アディショナルタイムにはユヴェントスがゴールを脅かす。敵陣でボールを奪ったヴラホヴィッチがユスフ・ムサに倒され、ボックス手前左寄りの位置でフリーキックを獲得。このフリーキックをヴラホヴィッチが自ら蹴ると、ゴール右下を狙った一撃は枠を捉えたが、ここはGKスポルティエッロが弾き出した。
前半はこのままスコアレスで終了。後半へ入ると立ち上がりの50分、ユヴェントスがチャンスを作る。ペナルティエリア左でダニーロからの縦パスを受けたフィリップ・コスティッチがうまくターンし、思い切り良く左足を振り抜く。GKスポルティエッロが弾いたこぼれ球にダニーロが詰めたが、またも守護神が好セーブを見せてゴールを許さなかった。
その後、ミランもR・レオンの突破からゴールへ迫る場面も作ったものの、なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。終盤に入るとユヴェントスが試合の主導権を握り、途中出場のフェデリコ・キエーザやアルカディウシュ・ミリクらを中心にゴールを脅かしたが、ミランの守備陣もGKスポルティエッロを中心に最後までゴールを割らせなかった。
試合はこのままタイムアップ。セリエAの試合に限定すると、現在2試合連続ドローが続いていた3位ユヴェントスと、直近2試合を1分1敗で終えていた2位ミランの直接対決は、両者譲ることなくスコアレスドローで終わった。
次節は5月5日に行われ、ユヴェントスは敵地でローマと、ミランはホームでジェノアと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ユヴェントス 0−0 ミラン
【得点者】
なし
2024年04月28日 01:06
プレミアリーグ第35節が27日に行われ、ルートン・タウンは敵地でウルヴァーハンプトン(ウルブス)と対戦した。
ここまで6勝7分21敗で勝ち点「25」の積み上げにとどまり、現在は18位に甘んじているルートン・タウン。プレミアリーグ昇格初年度の今シーズンは残留争いに巻き込まれており、残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストとは勝ち点が「1」離れている。3試合ぶりの白星を目指す今節は、現在プレミアリーグで6試合未勝利(2分4敗)のウルブスと敵地で激突。ルートン・タウンに所属する橋岡大樹は右ウイングバックのポジションで先発に名を連ねた。
試合の立ち上がり直後はルートン・タウンがフィニッシュまで持ち込むシーンを作る。6分、ロス・バークリーがペナルティエリア手前から放った強烈なミドルシュートはGKジョゼ・サがビッグセーブ。13分には右サイド高い位置を取った橋岡のクロスボールから、ボックス中央でカールトン・モリスがヘディングで合わせるも、シュートは威力がなくGKジョゼ・サに処理された。
序盤はルートン・タウンの時間が続いたものの、時間の経過とともにウルブスが試合を優位に進める。21分にはマリオ・レミナからのスルーパスで背後のスペースへ飛び出したファン・ヒチャンが、ボックス右から右足で狙ったものの、今度はGKトーマス・カミンスキがゴールを許さなかった。
このままスコアレスで前半も終盤に突入したが、39分にスコアが動いた。ウルブスはGKジョゼ・サの放ったパントキックから、マテウス・クーニャが抜け出そうとするも、ここはリース・バークが体を張って突破を許さない。それでも、粘りを見せたクーニャがボールを残し、敵陣中央から左へ繋ぐと、フリーで前を向いたファン・ヒチャンがボックス左へ侵入。縦突破を匂わせてからの切り返しでテデン・メンギをかわすと、右足で橋岡の股下を通すシュートを沈めた。韓国代表FWの一撃で、ウルブスが1点をリードでしてハーフタイムに突入している。
後半に入ると立ち上がりの50分、ウルブスは右コーナーキックを獲得。ショートで繋ぎ、タイミングをずらしてからレミナが右足でクロスボールを放り込むと、フリーでファーサイドへ飛び込んだトチがダイビングヘッドを叩き込む。ウルブスが後半の早い時間帯に、セットプレーからリードを広げる一発を決めた。
ルートン・タウンは残留のためには最低でも勝ち点が欲しい状況だったが、2点ビハインドとなってからもなかなか決定機を作ることはできない。それでも、終盤に差し掛かった80分、左サイド高い位置で味方のミスキックを拾ったアルフィ・ダウティーが中央へ持ち運んでからクロスボールを送ると、バークが頭で落とし、最後はモリスがボレーシュートを叩き込む。モリスは今季プレミアリーグでの得点数を「10」に乗せた。
“エース”の一撃でルートン・タウンが1点を返したものの、反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、ルートン・タウンはこれで3連敗を喫した。橋岡は66分にルーク・ベリーとの交代でピッチを後にしている。一方、ウルブスはプレミアリーグ7試合ぶりの白星を飾った。
次節、ルートン・タウンは5月3日にホームでエヴァートンと、ウルブスは4日に敵地でマンチェスター・シティと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ウルヴァーハンプトン 2−1 ルートン・タウン
【得点者】
1−0 39分 ファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン)
2−0 50分 トチ(ウルヴァーハンプトン)
2−1 80分 カールトン・モリス(ルートン・タウン)
【ハイライト動画】橋岡先発のルートンは今節も勝利ならず
2024年04月28日 01:04
プレミアリーグ第35節が27日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとバーンリーが対戦した。
マンチェスター・ユナイテッドは24日、第29節延期分でシェフィールド・ユナイテッドとの撃ち合いを4−2で制しており、プレミアリーグでの未勝利試合数は「4」で止まった。その直前、21日にはFAカップ準決勝で2部のコヴェントリーとPK戦までもつれ込む激闘を戦いながら、勝利して2シーズン連続の決勝進出が決定。今節はプレミアリーグ2連勝、公式戦3連勝を懸けて『オールド・トラフォード』にバーンリーを迎える。
バーンリーはここまで5勝8分21敗の成績で勝ち点「23」の積み上げにとどまり、降格圏の19位に沈んでいる。残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストとは勝ち点「3」差。この試合も含めた残り4試合では可能な限り多くの勝ち点を掴みたい。
マンチェスター・ユナイテッドはブルーノ・フェルナンデス、コビー・メイヌー、ラスムス・ホイルンドらがスターティングメンバー入り。一方、バーンリーはダラ・オシェイ、ヤコブ・ブルーン・ラーセン、ウィルソン・オドベールらが先発に名を連ねた。
試合は立ち上がりからマンチェスター・ユナイテッドが敵陣へ押し込む時間が続き、アントニー、クリスティアン・エリクセン、アレハンドロ・ガルナチョらが際どいシーンを作る。19分にはボックス左深い位置へ入ったエリクセンの折り返しから、ホイルンドがボールを落とし、最後は走り込んできたB・フェルナンデスが左足を振り抜く。シュートは左ポストに嫌われた。
バーンリーとしては敵地で難しい試合展開を強いられたが、序盤の時間帯を無失点で凌ぎ切ると、時間の経過とともに徐々にチャンスの数を増やす。27分にはボックス手前左寄りの位置からオドベールが放ったミドルシュートが枠を捉えるも、ここはGKアンドレ・オナナに弾き出される。34分にはセットプレーから、ボックス右でクリアボールを拾ったジョシュ・カレンがボレーシュートを放つと、ゴール手前でライル・フォスターが頭でコースを変える。これは決まったかと思われたが、またもGKオナナが立ちはだかった。
前半の終盤は完全にバーンリーのペースで試合が進んだものの、GKオナナの好セーブもあって得点は生まれず、スコアレスで後半へ折り返す。後半に入るとマンチェスター・ユナイテッドは、ガルナチョとアントニーという両ウイングがよりゴールへの圧力を強め、自らシュートへ持ち込むシーンを増やしたが、ゴールネットを揺らすことはできずに終盤へ突入していく。
拮抗した試合は意外な形で動いた。79分、バーンリーは自陣でのビルドアップのシーンでミスが発生。サンデル・ベルゲからのバックパスをアントニーが狙っており、インターセプトしてから一気にスピードアップ。ボックス内まで持ち込み、背後から寄せられながらも左足を振り抜き、ゴール右下へ流し込んだ。個人として苦しいシーズンを過ごしていたアントニーに、今季プレミアリーグでの初ゴールが生まれ、マンチェスター・ユナイテッドが均衡を破った。
このままマンチェスター・ユナイテッドが逃げ切るかに思われたが、残留が懸かったバーンリーも粘りを見せる。87分、ボックス手前右寄りの位置からヨーハン・ベルク・グズムンドソンが左足でクロスボールを放り込むと、アーロン・ワン・ビサカのクリアボールが真上に上がり、カゼミーロが頭でGKへ下げようとする。しかし、このボールが短くなると、遅れて飛び出したGKオナナがゼキ・アムドゥニを倒してしまう。このプレーに対して、主審はOFR(オンフィールドレビュー)を経てPKを宣告。バーンリーがPKを獲得すると、ファウルを貰ったアムドゥニ自身がゴール右下ヘ流し込んだ。
試合終盤に同点弾を喰らったマンチェスター・ユナイテッドは、ここからスコット・マクトミネイ、アントニー、カゼミーロらがゴールに迫ったものの、勝ち越しゴールを挙げることはできずにタイムアップ。マンチェスター・ユナイテッドは公式戦5試合無敗となった一方で、勝ち点「3」を積み上げることはできず。一方、バーンリーは連勝こそ飾れなかったが、敵地から貴重な勝ち点「1」を持ち帰ることに成功した。
次節、マンチェスター・ユナイテッドは5月6日、敵地でクリスタル・パレスと対戦する。一方、バーンリーは4日にニューカッスルをホームに迎える。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 1−1 バーンリー
【得点者】
1−0 79分 アントニー(マンチェスター・ユナイテッド)
1−1 87分 ゼキ・アムドゥニ(PK/バーンリー)
2024年04月28日 00:54
4月27日に開催されたプレミアリーグ第35節で、降格圏の18位に沈むルートンは、12位のウォルバーハンプトンと敵地で対戦。
2024年04月28日 00:36
現地4月27日開催のブンデスリーガ第31節で、堂安律を擁するフライブルクがヴォルフスブルクとホームで対戦した。
堂安が3−5−2の右ウイングバックでスタメンに入ったフライブルクは17分に、その日本代表MFがクロスを供給。ボールは敵DFに当たってポストに直撃し、ゴールにはならない。
そして41分、右サイドから堂安の折り返しがボルナウに当たって、ネットに吸い込まれる。相手のオウンゴールでホームチームが先制する。
【動画】ボルシアMG戦で華麗な連係から奪った堂安律の鮮烈弾
後半も攻勢を仕掛けるフライブルクは51分、左サイドからギュンターが上げたクロスに堂安が頭で合わせるもゴール右に外れる。
試合を優位に進めていたフライブルクは、64分にシルディリアが退場し、数的不利に。すると82分、アーノルドに直接FKを決められて同点に追いつかれる。
86分にはPKを獲得するも、キッカーのシャライが足を滑らせて失敗。そして89分、ラクロワに豪快なミドルシュートを叩き込まれ、1−2で逆転負けを喫した。
3試合連続でゴールに絡んだ堂安はフル出場を果たすも、チームは悔しい結果に終わった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月28日 00:10
25日にリーグ・アン第29節でロリアンと対戦したパリ・サンジェルマンは、FWキリアン・ムバッペとウスマン・デンベレが2ゴールずつを決めて4-1の快勝を収めた。
ムバッペの得点量産は見慣れたものだが、注目すべきはデンベレだろう。バルセロナから加わったデンベレは、今季ここまでリーグ戦で9アシストを記録しており、右サイドからのチャンスメイク力が絶賛されてきた。
しかし、得点力には課題があった。今季前半戦の得点は11月のモナコ戦で決めた1点だけで、得点力向上が課題となっていたのだ。
それが今回のロリアン戦の2ゴールに加え、今月は古巣バルセロナとのチャンピオンズリーグ準々決勝でも1stレグ、2ndレグで1ゴールずつを記録。古巣バルセロナに対して強烈な2発となり、重要なところで決定的働きを見せている。
今夏にはEURO2024が控えているが、フランス代表でもデンベレとムバッペは重要戦力だろう。このデュオがPSGでも機能しているのは心強い。
仏『Foot Mercato』によると、デンベレも得点を奪えていることへの手応えを口にしている。
「ゴールを決めるのは良いことだ。もっとゴールを求められているから、嬉しかったよ。まだ大事な試合が控えているし、これからもゴールを決めていきたい」
PSGのチームメイトであるミラン・シュクリニアルもデンベレ&ムバッペのコンビを絶賛する。
「現時点でチームには世界最高の選手が2人(ムバッペとデンベレ)いる。彼らは世界最高の2人だよ」
大事なシーズン終盤にデンベレ&ムバッペのコンビが躍動しているのは頼もしく、CL制覇には2人のフル稼働が欠かせない。個人技で仕掛けられる両名の存在は対戦相手の脅威であり、PSG悲願の欧州制覇へカギを握るコンビだ。
2024年04月28日 00:00
近年ヨーロッパに進出する日本人選手は増加の一途を辿っており、それに従って「ヨーロッパから日本に帰ってきて現役を続ける選手」も増えている。
今回は『Planet Football』から「まだ日本でプレーしていることが信じられない忘れ去られた5名の選手」をご紹介する。
イングランド方面からはこのような選手たちがJリーグで現役を続けていることに驚きがあるようだ。香川真司
所属クラブ:セレッソ大阪
イングランド・プレミアリーグでは2シーズンしかプレーしなかったものの、オールド・トラッフォードではカルトヒーロー的な人気があった香川真司。マンチェスター・ユナイテッドでのデビューシーズンでリーグ制覇を経験し、いくつかの記憶に残る瞬間を生み出した。
そして彼が最もよく知られているのはボルシア・ドルトムントでのプレーであり、2度の在籍期間で200試合以上に出場。ユルゲン・クロップ監督が率いる黄金期のメンバーであることに加えて、ダービーマッチに強かったことでファンから高い人気を誇った。
現在は35歳となっているが、ドイツへと渡る前に所属していたセレッソ大阪で現役を続けており、まだその魔法も失われてはいない。バフェティンビ・ゴミス
所属クラブ:川崎フロンターレ
4つ足の猛獣を模したユニークなゴールパフォーマンスで懐かしく記憶されているフランス代表FWのバフェティンビ・ゴミス。スウォンジー・シティやリヨン、サンテティエンヌでエースとして活躍したヒーローだ。
トルコやサウジアラビアでのプレーを経て、昨年Jリーグの川崎フロンターレと2025年までの契約を結び、日本へと渡った。
38歳になったゴミスはまだ日本でゴールを決めることができていないが、いずれあの象徴的なゴールパフォーマンスが見られるはずだ。宮市亮
所属クラブ:横浜F・マリノス
2011年にアーセナルへと加入した際、アーセン・ヴェンゲル監督は「彼は世界中の多くのクラブを魅了する才能を持っている」と話した。そのキャリアは怪我によって妨げられたが、純粋なるスピードの優秀さは誰が見ても明らかだった。
イングランド・プレミアリーグではわずか7試合で退団することになったが、ドイツ2部のザンクト・パウリで復活の兆しを見せ、そしてJリーグでキャリアを軌道に乗せることができた。
日本代表に復帰した2022年に再び前十字靭帯を損傷してしまったが、昨年見事に復帰を果たした。彼がうまくやっているのを見るのは嬉しいことである。長友佑都
所属クラブ:FC東京
イタリア・セリエAの名門インテルで9シーズンに渡ってプレーし、200試合以上に出場してきた長友佑都。不運にもクラブが低迷していたためにタイトルは1つしか獲得できなかった。
ただその後トルコリーグの強豪ガラタサライで多くのトロフィーを獲得し、フランス・リーグアンのマルセイユを経て日本へと戻っていった。
そして彼は37歳にしてまだ力強いプレーを見せており、先日は日本代表にも選出されていた。FC東京でもピッチ内外で欠かせない存在に。武藤嘉紀
所属クラブ:ヴィッセル神戸
Jリーグ開幕!今年こそ日本代表に選ばれるべき5名
この日本人ストライカーはドイツ・ブンデスリーガのマインツ05で活躍したあと、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドへと加入した。
そこではマンチェスター・ユナイテッド戦でゴールを決めるというインパクトを残したものの、あまりチャンスが与えられなかった。わずか727分しかプレーできず、退団に至った。
彼にとっては幸運なことに、チームの強化を進めたヴィッセル神戸が彼を引き入れ、キャリアを軌道に戻すことに成功している。
なお、その他にも酒井宏樹や酒井高徳、大迫勇也などが海外を経験してJリーグに戻って活躍しているが、イングランドの目線からはこの5名が印象的であるようだ。
2024年04月27日 23:51
現地4月27日開催のブンデスリーガ第31節で、堂安律を擁するフライブルクがヴォルフスブルクとホームで対戦している。
2024年04月27日 23:29
エースと指揮官の“衝突”で、現地は騒然となっている。
4月27日に開催されたプレミアリーグの第35節で、遠藤航が所属する3位のリバプールは、8位のウェストハムと敵地で対戦。2−2の手痛いドローに終わった。
43分に先制されたリバプールは、48分にアンドリュー・ロバートソンのゴ―ルで追いつくと、65分にオウンゴールで逆転する。しかし、77分に被弾し、0−2で完敗した3日前のエバートン戦に続いて勝点を落とした。
反響を呼んでいるのが、先発から外れて途中出場となったモハメド・サラーの振る舞いだ。タッチライン際で投入の準備をしている際に、同点弾を決められると、ユルゲン・クロップ監督に両手を広げて何事かを言い放ったのだ。
「俺を早く使わないからこんなことになるんだ」――。そんな言葉だったのか。間に入って、止めようとした同僚FWダルウィン・ヌニェスの行動から、ネガティブな発言だったのは間違いない。
【画像】サラーがクロップと衝突!同僚FWが止めに入る
英紙『Daily Mail』は「モハメド・サラーとユルゲン・クロップがタッチライン上で衝突に関与。エジプト人ウインガーが交代する直前、リバプールのコンビが口論」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えている。
「リバプールのスター選手はクロップ監督と激しい口論になった。サラーはクロップ監督が選手交代を行った際にフラストレーションを発散したようだった」
また、『ONE FOOTBALL』は「怒りが爆発。サラーとクロップはタッチライン上で引き離される必要があった」と報じている。
ここにきて結果を残せていないチームの状況を象徴しているようなシーンと言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 23:09
今季終盤まで、アーセナル、マンチェスター・シティ、リヴァプールの3チームで競っているプレミアリーグのタイトル争い。1試合消化の少ないマンチェスター・シティに勝ち点1差で暫定首位のアーセナルは、残り試合で1敗もできない。
そんなアーセナルは、今節同じノースロンドンにホームを構えるトッテナムと対戦する。宿敵とのノースロンドン・ダービーを前に、同クラブの指揮官ミケル・アルテタ監督は会見に臨み、怪我で離脱しているDFユリエン・ティンバーがこの試合で復帰の可能性があることを認めた。英『The Standard』が伝えている。
アルテタ監督「明日の練習後に決断を下さなければならないだろう。とても近い(復帰が)」とコメント。ティンバーのこの試合で復帰の可能性があることを認めた。
ティンバーは昨年8月のプレミアリーグ第1節ノッティンガム・フォレスト戦で膝を負傷し長期離脱していた。しかし、同選手はアーセナルのU−21チームで、22日に行われたプレミアリーグ2第17節延期分のブラックバーン戦に先発出場し、良いプレイを随所で見せゴールを決めたという。
トッテナム戦を含めアーセナルは残り4試合。昨季は終盤に息切れしシティとの優勝争いに負けてしまっただけに、ティンバーの復帰は心強い。同選手の復帰か否かは、ノースロンドン・ダービーの注目ポイントの1つだ。
2024年04月27日 22:58
ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、同クラブに所属するブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスについて語った。26日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。
2022年1月にリヨンからニューカッスルへ移籍したギマランイスは、瞬く間にチームの中心としての地位を確立すると、近年ではブラジル代表でも活躍を見せている。そんな同選手に関してはマンチェスター・シティやアーセナル、バルセロナなどの複数クラブが関心を寄せているとされ、現地では今夏の去就に注目が集まっているようだ。
しかし同選手をめぐるさまざまな移籍報道が飛び交っている状況に、ニューカッスルを率いるハウ監督は「我々は常に憶測をしてほしくない。それは選手にとっても私たちにとっても、健康的ではない」と苦言を呈した。そして「言うまでもなく彼を残したい。私は彼を中心にチームを構築したい」と自身の思いとギマランイスへの信頼をコメント。
さらに同監督は「彼の調子は非常に良く、非常に幸せで落ち着いている。忙しい夏を前にしているかもしれないが、今はチームを引っ張ってくれることを願っている。ただ、我々はコントロールできない部分でもある。様子を見てみよう」とも語った。
今シーズンもレギュラーとして活躍するギマランイスは、ここまでリーグ戦33試合出場4ゴール6アシストを記録している。
2024年04月27日 22:25
27日、プレミアリーグ第35節ウェストハム対リヴァプールが行われた。
2024年04月27日 22:24
現地時間4月27日、プレミアリーグの第35節で遠藤航が所属する3位のリバプールは、8位のウェストハムと敵地で対戦した。
遠藤が2試合ぶりに先発したリバプールは序盤から押し込む時間が続く。3分、エリオットのクロスにフラーフェンベルフがダイレクトで合わせたが、ゴール右に外れる。
11分にはロバートソンのクロスからガクポがヘディングシュート。こぼれ球に反応したエリオットがボレーで狙うも、枠を捉えられない。
その後はボールを握りながらも、決定機が作れないなか40分、左サイドでパスを受けたディアスがドリブルで中に切り込んで右足のシュートを放ったが、左のポストを叩いた。
43分、ボーウェンに狙いすましたコントロールショットを浴びたが、GKアリソンの好守で凌ぐ。それでも直後のCKの流れから、クドゥスのクロスをボーウェンにヘッドを決められて先制を許した。このままスコアレスで前半を終える。
迎えた後半、攻勢を強めるリバプールは48分、ボックス内でディアスの横パスをもらったロバートソンがワントラップから左足で決めて同点弾を奪う。
【動画】ロバートソンの同点弾!
さらに65分には、アレクサンダー=アーノルドの左CKのこぼれ球をガクポがボレー。これが相手に当たって、そのままゴールに吸い込まれて勝ち越し点を挙げた。
しかし77分、左サイドからのボーウェンのクロスに頭で合わせたアントニオに同点弾を決められる。
このまま2−2で終了し、リバプールはリーグ戦2試合勝ちなし。プレミア優勝に向けて勝ちが必要な状況のなか、手痛いドローとなった。次節は5月5日にホームでトッテナムと激突する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 22:00
リヴァプールが、ユルゲン・クロップに代わる次期監督としてフェイエノールトのアルネ・スロットと合意に達したというニュースが報じられた。名将クロップのあとをどのように継ぐのか、大いに期待したいところである。
一方クロップの後釜として盛んに就任の噂が報じられたレヴァークーゼンのシャビ・アロンソは、来季もクラブに残留すると明言した。アロンソにはリヴァプールだけでなく、国内最大のクラブであるバイエルン・ミュンヘンからの誘いもあったとされるが、結局アロンソはどちらも選ぶことはなかった。どちらも古巣だけに就任の可能性は高いと思われたが、レヴァークーゼン残留を少々意外に思った人も少なくないだろう。
元リヴァプールのディートマー・ハマン氏は、この決断は正しかったと語った。英『Daily Mail』が伝えている。
「正しい選択をしたと思う。彼は何も証明する必要がない」
「アーセン・ヴェンゲルとサー・アレックス・ファーガソンが去ったあと、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドで何が起こったかを見てきたが、クロップのように成功し、愛されてきた監督のあとを追うのは不可能な仕事だと思う」
「バイエルン・ミュンヘンには現在クラブ内に多くの問題があるが、彼はドイツで最高のチームを自分で持っている。ヨーロッパリーグで優勝するチャンスがあり、もし彼ら(選手たち)が一緒にとどまれば、1人か2人を除けばほぼそうなると思うが、彼には来季のチャンピオンズリーグで好成績を収める大きなチャンスがある」
確かに、よりネームバリューのあるクラブへ移籍することだけが自分の価値を示す方法ではない。アロンソには前人未到のブンデスリーガ無敗優勝という偉業を成し遂げたチームがすでにあり、そのチームを率いてどれだけやれるかを示すことが最善の方法かもしれない。
未だ途切れぬ無敗記録。アロンソとレヴァークーゼンはどこまで行けるだろうか。
2024年04月27日 21:27
フライブルクのMF堂安律は、1−1の引き分けに終わったブンデスリーガ30節のマインツ戦で右ウイングバックとしてフル出場。随所に好プレーを披露した。
互いに5バックでシステムがかみ合う分、堂安は相手の左ウイングバックのフィリップ・ムウェネとマッチアップ。ライン際で常にマークされている状況が続くために、「出し手からすると、少し近くに自分のマークがいるふうに見えたと思うんで、仕方ない」と受け入れていた。
「もう少しアクションのできるチャンスが欲しかったなと思いますけどね」と残念がったが、6分にはチーム最初のチャンスから先制ゴールを見事にアシストしただけではなく、チームのチャンスの多くに絡んでいる。
【動画】堂安がマインツ戦でピンポイントアシスト
30分にはヘディングでの競り合いで勝利すると、ボールを受けたキャプテンのクリスティアン・ギュンターがゴール前のミヒャエル・グレゴリチュにパス。左足のダイレクトシュートはマインツGKロビン・ツェントナーのファインセーブでゴールとはならなかったが、堂安は鋭い動きでビックチャンスを創出してみせた。
前節のダルムシュタット戦後には、クリスティアン・シュトライヒ監督が名指しで堂安を褒めていたことがドイツでも話題になっている。
「プレースタイルを変えた。守備で全く違う存在感を発揮してくれている。守備がうまくいくからオフェンスもうまくいっている。ボールが自分のサイドになくても気を抜くこともない。アウェー2試合で2得点はその報酬だよ」(シュトライヒ)
チームとしてのコレクティブさを大事にするシュトライヒは、普段から特定の選手を褒めるケースはあまりない。メディアから「今日あの選手はよかったのではないか?」などと尋ねられても、「よかった。だが彼だけがよかったのではない。〇〇もよかった。チームとしてよかった」と返す。
そんなシュトライヒがかなり具体的に堂安のことを褒めたのだから、その評価はよほどのことなのだ。
マインツ戦後にその点について、堂安本人に尋ねてみた。
「彼が今のプレー強度であったりとか、最後のクオリティの質とかをかなり要求してくれた結果、今こうして成長できていると思うんで。彼をがっかりさせないようにラスト4試合やっていけたらなと思います」(堂安)
ストイックに成長と向き合う堂安と、妥協なくサッカーと向き合うことを要求するシュトライヒ監督。守備面でさらにたくましく、パワフルな競り合いを見せ、ボール奪取後の勢いが増し、攻撃でも決定機に顔を出す頻度が増えてきている。
守備への時間が増えると攻撃で力を発揮できないという言い訳をしない。ハードワークが自然なものとなり、アクションへのタイムロスがどんどん少なくなってきているところも注目点だ。
「もう監督とは話してなくても自分を信頼してくれてる感じはある。特にサッカーの話はあんまりせず、何かプライベートの軽い話くらいですかね」
以心伝心できている関係性が、なんとも素敵ではないだろうか。
取材・文●中野吉之伴