2024年04月27日 05:58
現地時間4月26日に開催されたラ・リーガの第33節で、久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダと首位のレアル・マドリーが前者のホームで対戦した。 3試合ぶりにスターティングメンバーに名を連ねた久保は、いつも通り4−3−3の右ウイングに入った。 ミッドウィークのチャンピオンズリーグを睨んで大幅なターンオーバーをし、いわば“1.5軍”のマドリーに対し、ソシエダはボールを支配。15分には、ボックス内右でパスを受けた久保が左足でニアサイドを狙うも、約3か月ぶり出場のGKケパにセーブされる。 28分には、左サイドを突破からオジャルサバルのパスを受けたトゥリエンテスがミドルシュートを放つが、わずかに枠を外れる。 迎えた29分、マドリーはファーストシュートで先制点を奪取。チュアメニのサイドチェンジのパスを右SBカルバハルが折り返し、初スタメンとなった19歳の新星ギュレルがゴールに流し込んだ。 32分には、敵陣ゴール前でボールを収めた久保が右足の鋭いシュートを叩き込む。今シーズン8点目となる恩返し弾かと思われたが、オンフィールドレビューの末にバレネチェアのファウルで取り消しとなる。 【動画】久保がマドリー戦で幻のゴ―ル 1点ビハインドで折り返したソシエダは47分、トゥリエンテスが右サイドからニアを狙うもケパに阻まれる。 80分には、果敢に仕掛けていた久保の好パスからオジャルサバルがシュートを放つも、途中出場の相手DFリュディガーに当たって枠を外れる。 このまま1−0でマドリーが勝利。久保がフル出場で奮闘したソシエダは、公式戦3試合未勝利となった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月11日 06:03
日本サッカー協会(JFA)は、パリ五輪出場を決めたU-23日本代表が、6月7日と11日にアメリカのカンザスシティで、U-23アメリカ代表と対戦すると発表した。同国もパリ五輪への出場が決定している。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、パリ五輪のグループステージでD組に入り、パラグアイ、マリ、イスラエルと対戦。一方のアメリカはA組で、開催国フランス、ニュージーランド、ガーナと相まみえる。
インターナショナルウィーク中の活動となるため、オーバーエイジの招集も可能となる。この米国遠征のメンバー構成が注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2024年05月11日 05:55
フランス代表FWキリアン・エムバペは今季限りでPSGを退団するとSNS上で発表した。25歳のスピードスターは6月末で満了になる契約を延長しないことを公に認めた。
エムバペはこれまでの感謝を口にしつつ、「つらい。母国であるフランスを離れ、リーグアンというずっと知っているリーグを去ると発表することがこんなに難しいことだとは思っていなかった。でも、僕にはこれが必要だったんだ。7年過ごした末の新たな挑戦が」などと述べている。
国外移籍を明言した彼は、レアル・マドリーへフリー移籍する見込み。
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『BBC』によれば、エムバペとレアルは5年契約を締結する予定で、年俸は1500万ユーロ(25.1億円)という格安になるとか。その代わりに1.5億ユーロ(251.6億円)の契約金を5年間で支払われるという。また、肖像権の一部もエムバペが保有する模様。
エムバペはPSGで年俸9000万ドル(140億円)を受け取っていたとされているが、リーガには給与制限があり、年俸は低く抑える代わりに契約金でカバーする形になるようだ。
また、背番号はルカ・モドリッチが退団した場合には10番を受け継ぐとされている。
2024年05月11日 05:50
冨安健洋が所属するアーセナルは、現地5月12日に開催されるプレミアリーグの第37節で、マンチェスター・ユナイテッド戦と敵地オールド・トラフォードで対戦する。
1試合消化が少ない2位のマンチェスター・シティと1ポイント差で暫定首位に立っているアーセナルは、20年ぶりのリーグ制覇に向けて、勝点3奪取が必須となる。
地元メディア『football.london』によれば、この大一番に向けた前日会見に出席したアーセナルのミケル・アルテタ監督が、冨安の状態について言及した。7日の全体トレーニングに不在で話題となった日本代表DFは、室内で調整していると伝えられていた。
【動画】冨安がトッテナム戦でオウンゴールを誘発
その冨安とブカヨ・サカの状態を問われた指揮官はこう回答している。
「いくつかの疑問は、明日のトレーニングセッションで解決できるだろう。そこで見てみる必要がある。いま質問が出た名前には疑問がある」
指揮官の言葉通りなら、出場は厳しいか。冨安とサカが欠場なら、ガナーズには大打撃だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月11日 05:42
ベルギーのシント=トロイデンVVでプレーする日本代表GK鈴木彩艶の「推定市場価格」に、韓国から異議ありの声が上がった。
2024年05月11日 05:28
韓国チアリーダー界の“新三大”に数えられ、Kリーグの水原FCなどで活躍するアン・ジヒョンさんが公式インスタグラムを更新。類まれな極上プロポーションをふたたび披露し、ファンの溜め息を誘っている。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
27歳の人気者はこの日、植物園のあるアミューズメント施設を訪れたようだ。目を引くのはその私服姿。ノンスリーブトップにタイトな白いパンツを合わせた爽やかコーデながら、ボン・キュッ・ボンとアクセントの利いたメガトン級ボディを惜しげもなく誇示している。やはり9頭身と謳われるだけあって、プロモデル顔負けのスタイルだ。
投稿をチェックしたフォロワーからは絶賛する声が続出。「究極の美脚だ!」「彼女にしたい」「ポケットに入れて持ち歩きたい」「ホンモノの女神」「最高の笑顔」「天使でしかない」「めちゃくちゃ綺麗だわ」などなど、枚挙に暇がないほどだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月11日 05:12
ジョゼ・モウリーニョ氏が韓国サッカーをベタ褒めだ。韓国メディア『スポーツソウル日本語版』が伝えている。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
YouTubeチャンネル『EA SPORTS FCオンライン』上で5月8日に公開された最新動画に登場。インタビューを受けた前ローマ監督の名将が、韓国代表について言及した。モウリーニョ氏は「アジアで才能のあるチームのひとつ」と持ち上げ、「アジアカップで韓国が脱落するたびに残念だ。なぜ敗退するのかが理解できない。最近もカタール(2019年大会の準々決勝で敗北)とヨルダン(2024年大会の準決勝で敗北)を相手になぜそうなったのか(敗退したのか)が理解できない」と不思議がった。
さらにポルトガル出身の61歳は「今の韓国代表には現代サッカーに相応しい優れた選手が多い。現代サッカーに合った技術とフィジカル的な部分が素晴らしく、最高といえる欧州サッカーの経験がある選手もいる」と称えた。
大韓サッカー協会はアジアカップ終了後にユルゲン・クリンスマン代表監督を更迭した。さまざまな軋轢やトラブルを経ての解任劇だったが、モウリーニョ氏はこの点についても私見を述べている。「私が考えるには重要な点だ。どの国に行ったとしても、共感性を形成し、文化を理解しなければならない。その国の人びとを理解することに気が進まないのであれば、(監督を)しないほうがましだ」と指摘。『スポーツソウル日本語版』は「名将はクリンスマン前監督を遠回しに批判した」と伝えている。
トッテナム監督時代の逸話も明かした。当時所属していた韓国代表FWソン・フンミンから、まだ北京国安でプレーしていた頃のDFキム・ミンジェ(現バイエルン)を紹介されたことがあるという。ソン・フンミンを介してビデオ通話までしたものの、条件面で折り合わず、獲得は実現しなかった。
モウリーニョ氏は「その数年後にバイエルンでプレーしているのだからね」と感慨深げに語り、「当時は本当に安かったんだ。自分のお金で買うこともできたよ」と得意のジョークを交えて振り返った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月11日 05:00
2024年3月24日付で日本サッカー協会(以下、JFA)の第15代会長になった宮本恒靖氏。今後、日本のサッカー人気を盛り上げるうえで自国開催は間違いなく大きな鍵で、JFAには「2050年までにワールドカップを開催して優勝するという壮大な目標がある」が、その実現に向けて宮本会長はどのような想いを秘めているのか。
「2034年にサウジアラビアでの開催が有力視されていて、日本は中・長期的なスタンスで考えないといけません。8万人収容の決勝のスタジアムなどハード面でクリアしないといけない問題があります。それをやるための布石を打っていく。
ひとつは日本代表が強くなければいけません。そのためには有能な人材を育てる必要がありますし、現実的にワールドカップを開催できそうなところからの逆算で考えていくべきです。『8万人収容のスタジアムなんて無理ですよ』という思考ではいつまでたっても前に進めません」
宮本会長は現役時代、2002年の日韓ワールドカップを戦っている。あの異様な盛り上がり、雰囲気をどう感じていたのか。
「ちょっと異次元の世界でしたね。僕たち選手は静かなホテルで生活をしていましたが、試合で外に出るとたくさんのファンの方々が沿道や新幹線の駅にいました。渋谷のスクランブル交差点に人々が溢れていたり、道頓堀川に飛び込む人がいたりして。そうした風景を自分たちは一歩引いたところから見ている感じでしたが、大会を終えるといろんな方から声をかけられましたし、世界がガラッと変わりました」
日韓ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でトルコに0-1と敗れてから、日本にとって同大会でのベスト8以上が現実的な目標となった。そのトルコ戦を「思い出す」という宮本会長が「それ以上に思い出すのが2006年のオーストラリア戦」だった。
2006年のドイツ・ワールドカップ、オーストラリアとのグループリーグ初戦で日本は中村俊輔選手のゴールで先制しながらも後半の3失点で痛恨の逆転負け。ティム・ケイヒル選手に2ゴール、ジョン・アロイージ選手に1ゴールを奪われてしまった。その試合を振り返り、宮本会長は「自分の真横を通り過ぎたケイヒルのシュートのほうが思い出します」と話してくれたのだ。
そうした背景も踏まえ、宮本会長は日本代表の未来をどう考えているのか。宮本会長は自身がJFAに入った2022年4月当時、「スターがいない」と思っていたという。
「その後、カタールで『三笘の1ミリ』が生まれて、三苫(薫)選手の知名度は上がりました。正真正銘のスター選手の存在がプロスポーツには必要です」
確かに、スターがいればサッカーへの関心度が上がり、ワールドカップ自国開催への気運も高まるかもしれない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
「バケモンよ」実績では到底及ばない鹿島やG大阪との比較から、酸いも甘いも知るDFが考える“町田の立ち位置”
2024年05月11日 00:10
マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラは、これまでの指揮官キャリアで多くのタイトルを手にしてきた。
2024年05月11日 00:00
準決勝の結果、レアル・マドリーとボルシア・ドルトムントがファイナルへと駒を進めることになったUEFAチャンピオンズリーグ。
今回はレアル・マドリーとボルシア・ドルトムントの両方でプレーした「最強の5選手」を選んでみた。5位:クリストフ・メッツェルダー
国籍:ドイツ
レアル・マドリー所属:2007〜2009
ドルトムント所属:2000〜2006
プロイセン・ミュンスターから2000年にボルシア・ドルトムントへと加入した194cmの長身センターバック。若くして2001-02シーズンのブンデスリーガ優勝に大きく貢献し、ドイツ代表でも2002年の日韓ワールドカップに出場した。
ただ、その後は度重なる怪我に悩まされながらのキャリアとなり、2007年までの7シーズンで公式戦158試合の出場に留まった。
それからレアル・マドリーへとフリーで移籍したが、スペインでもなかなかコンディションが整わず。3シーズンで公式戦31試合に出場し、2010年にシャルケ04へと移籍している。
怪我のため32歳で現役を引退したあとは解説者やTuSハルテルンのコーチや会長を務めていたものの、後に児童ポルノの所持と頒布で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けたために退任している。4位:フラヴィオ・コンセイソン
国籍:ブラジル
レアル・マドリー所属:2000〜2003
ドルトムント所属:2003〜2004
ブラジル代表で45試合に出場した名ボランチ。パウメイラスでブレイクしたあとデポルティボ・ラ・コルーニャに移籍し、マウロ・シウヴァとのコンビで大活躍した。そしてレアル・マドリーへと引き抜かれている。
クロード・マケレレなど多くのライバルがいた「銀河系軍団」ではレギュラーを掴むまでには至らなかったものの、2度のリーグ優勝とチャンピオンズリーグ優勝を経験。
そして2003-04シーズンにはボルシア・ドルトムントへとローン移籍し、ブンデスリーガで14試合に出場して1ゴールという成績を残している。その後ガラタサライとパナシナイコスでプレーしたあと、怪我などもあって32歳という若さで現役を引退している。
現在はサンパウロのアメリカーナという街で生活しているとのことだが、2016年には彼の名前を騙った詐欺師がスペインで訴えられるという事件が話題になった。3位:ヌリ・シャヒン
国籍:トルコ
レアル・マドリー所属:2005〜2011、2013〜2018
ドルトムント所属:2011〜2014
ボルシア・ドルトムントで若くして大ブレイクした天才攻撃的ミッドフィルダー。下部組織でプレーしていたころから欧州に名を轟かせる若手で、16歳と334日という年齢でドルトムントのトップチームにデビュー。これはブンデスリーガの最年少出場記録を更新するものだった。
その後フェイエノールトへのローン移籍を経てレギュラーに定着し、2010-11シーズンにはブンデスリーガ優勝に貢献。個人としてもリーグの最優秀選手賞に選ばれ、世界屈指のアタッカーとして評価された。
その後レアル・マドリーに移籍するも、スペインでは度重なる怪我に悩まされて苦戦。ほとんど出場機会がないままリヴァプール、ドルトムントに貸し出されることになった。
そして2014年には完全移籍でドルトムントに買い取られるも、全盛期の輝きを取り戻すことはできなかった。35歳の現在はアンタルヤスポルで監督を務めている。2位:アシュラフ・ハキミ
国籍:モロッコ
レアル・マドリー所属:2016〜2018
ドルトムント所属:2018〜2020
レアル・マドリーの下部組織で育ったアシュラフ・ハキミ。2016年にBチームにあたるカスティージャへと昇格し、トップチームでも出番を獲得した。
そして彼が大ブレイクしたのが2018年からローン移籍したボルシア・ドルトムント時代。スペインではバックアップの立場を崩せなかったものの、ドイツでレギュラーポジションを獲得した彼は持ち前の攻撃力で大活躍した。
2年間をドイツで過ごしたあとはインテルへ移籍し、さらに2021年夏にはパリ・サンジェルマンへ。キリアン・エムバペとは親友であることでも知られ、プライベートでも一緒に旅行に行く仲であるという。1位:ジュード・ベリンガム
国籍:イングランド
レアル・マドリー所属:2023〜
ドルトムント所属:2020〜2023
レアル・マドリーの「歴史上最悪の補強選手」ワースト5
20歳にして世界最高のミッドフィルダーに成長した恐るべきヤングスター。バーミンガム・シティで16歳にしてレギュラーを確保し、イングランド2部で大ブレイクした。
多くのビッグクラブから獲得オファーが舞い込む中、報酬よりも若手育成の能力を評価してボルシア・ドルトムントを選び、ドイツ・ブンデスリーガへと移籍。17歳でチームの中心的なアタッカーとして君臨し、3シーズンを過ごした。
そして今季は1億ユーロを超える移籍金でレアル・マドリーへ。スペインに渡った彼は、中盤の選手ながらもストライカー顔負けの得点力でゴールを量産。ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴらとともに強烈な攻撃陣を形成している。
2024年05月10日 23:51
エヴァートンは、プレミアリーグが下した勝ち点剥奪処分に対する控訴を取り下げたようだ。10日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグは昨年11月、エヴァートンが2021−22シーズン終了期間において、同リーグが定めた「収益と持続可能性に関する規則(PSR)」に違反したことが確認されたと発表。クラブに対し、勝ち点「10」剥奪処分を科した。制裁を受けたエヴァートンが控訴したことにより、今年2月に剥奪する勝ち点が「6」へと減点。しかし先月8日、プレミアリーグは同クラブに2022−23シーズンまでの3年間まで1660万ポンド(約32億円)の違反があったとして、勝ち点の減点を「8」に変更した。
今回の変更に対して、同月15日に正式な異議申し立てを行ったエヴァートン。残留を争う状況下であった同クラブにとっては、大きすぎる勝ち点の剥奪だったが、4月はリーグ戦6試合で4勝1分1敗を記録してポイントの上積みに成功し、プレミアリーグへの残留を確定させた。
このような背景もあり、10日にエヴァートンはプレミアリーグが下した勝ち点「8」剥奪処分に対する控訴の取り下げを決定。同クラブはここまで36試合を消化したリーグ戦で12勝9分15敗を記録しており、勝ち点「37」のまま11日開催の第37節シェフィールド・ユナイテッド戦に臨む。
2024年05月10日 23:30
デイビッド・モイーズの後任としてウェストハムの新指揮官に就任することが濃厚なフレン・ロペテギはすでに夏の獲得候補リストを作成しているようだ。英『THE Sun』が報じている。
ロペテギがまず獲得したいと考えているのは2019年から2022年まで指揮を執ったセビージャの2人の選手のようだ。1人目はモロッコ代表FWユセフ・エン・ネシリだ。2022年のカタールW杯でベスト4進出を果たしたチームのストライカーであり、今シーズンは公式戦37試合で17ゴール3アシストをマークしている。ロペテギは34歳のFWマイケル・アントニオともう1人ストライカーが必要だと考えており、エン・ネシリを注意深く監視しているという。
そしてもう1人はアルゼンチン代表DFマルコス・アクーニャだ。カタールW杯で優勝を果たしたアルゼンチンの左SBとして存在感を発揮した同選手は、今季怪我に悩まされながらも、公式戦23試合に出場し1ゴール4アシストを記録している。アーロン・クレスウェルが今夏に退団する可能性があるため、左SBの補強を検討しているようだ。
ロペテギは古巣であるセビージャの2人の中心選手の獲得をウェストハムの新指揮官就任後は狙っており、今夏の移籍市場でも積極的に動く可能性がある。一方でルーカス・パケタやモハメド・クドゥスといった主力選手たちがビッグクラブに引き抜かれる可能性もあり、慌ただしい夏が予想されている。
2024年05月10日 23:00
アーセナルは今夏に退団する可能性のあるGKアーロン・ラムズデールの代役として3人のGKをリストアップしたようだ。
2024年05月10日 22:42
プレミアリーグは10日、4月のプレーヤー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手賞)を発表。チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パルマーが初受賞を果たした。
昨夏の移籍市場閉幕を目前に控えた9月1日に、マンチェスター・シティからチェルシーへの完全移籍を決断したパルマーは、ここまでのリーグ戦で30試合出場21ゴール9アシストを記録するなど、1年目からクラブの攻撃陣を力強く牽引中。4月にはマンチェスター・ユナイテッド戦とエヴァートン戦でハットトリックを達成し、4試合の出場ながら7得点を挙げ、4月のプレミアリーグにおける最多得点者となった。
また、シェフィールド・ユナイテッド戦ではアシストを記録しており、4月は合計8ゴールに関与。チェルシーに所属する選手としては、エデン・アザール氏が2018年9月に受賞して以来の月間最優秀選手となっている。
なお、4月のマネージャー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀監督賞)には、エヴァートンを率いるショーン・ダイチ監督が選出。同クラブは4月に行われた6試合で4回のクリーンシートを達成するなど4勝1分1敗を記録しており、残留争いから一歩抜き出ることに成功したダイチ監督の手腕が評価された。
2024年05月10日 22:30
アーセナルはMFジョルジーニョとの1年の契約延長を発表した。もともと1年間の契約だったが、今季は23試合に出場しており、3-1で勝利したリヴァプール戦を筆頭に素晴らしいパフォーマンスも見せた。フル稼働は難しいが重要な選手であることが伺い知れる。
一方、この契約延長で改めて立場を問われているのがMFトーマス・パルティだ。トーマスはここ数試合、マルティン・ウーデゴーとデクラン・ライスとともに強力な中盤を形成している。さすがのパフォーマンスだが、彼が出場できたのは今季わずか631分。負傷で大半を棒に振っていた。
英『football.london』は、ジョルジーニョの契約延長によってトーマスの将来に再び疑問が生じたと報じている。夏にはレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディなどMFを補強すると見られており、稼働率の低いトーマスをどうするのかという問題が首をもたげる。ジョルジーニョというベテランは確保したわけで、より長期的な視野に立てば残り1年の契約となったトーマスを放出するほうがいいのかもしれない。
出場すれば無双のパフォーマンスを発揮するだけに悩ましいが、財政面から考えても給与の高いベテランのトーマスを放出するのは理にかなっている。一時は絶対的な存在だったガーナ代表MFだが、アーセナルを離れるときが迫っているのか。
2024年05月10日 22:00
日本の優勝で幕を閉じたU23アジアカップ。
9日にJFAハウスで行われたメディア向けのレフェリーブリーフィングでは、同大会での判定にまつわる傾向についても話題になった。
2022シーズン限りでトップリーグ担当審判員から勇退し、現在JFA審判マネジャーを務める佐藤隆治氏は、審判インストラクターやアセッサー(※試合における審判員のレフェリングを評価する人)としてU23アジアカップに参加。
同大会を現地取材した記者から「アジアの若い世代で、VARがあるがゆえのアピール合戦のようなプレーが目立っていたのでは」という質問を受けると、佐藤氏は以下のように答えた。
「なきにしもあらずかなと思います。たとえば、相手選手がクリアするところに(あえて)飛び込んでいく。接触がないとVARはまったく介入しませんが、接触が起きると、いかなる接触でも確認をし始めます。VARを意識したプレーはあったのかなとは思います。ただ、審判チームとして『これはコンタクトがあるけどノーマルコンタクト』もしくは『遅れて入ったほうが悪い』というようなことを見極める力はやはりつけていかないといけない。やったもの勝ちのようになっていくのは良くないです」
佐藤氏は今大会、8試合でアセッサーを担当。1試合を除きVARの介入があったとのことで、今大会に見えた傾向として、注意しなければならないものがあったという認識を示した。
一方で、Jリーグ(J1)ではVARがあることによる大袈裟なアピールは現状見られないと語り、「もしそうしたことが見られてもブレーキをかけられる審判チームであってほしい」と自らの願いを口にしていた。
U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名
スウェーデン1部では先日、クラブの反対多数により導入が見送られたVAR。審判にかかるプレッシャーを軽減するという意味で有効なツールであることは間違いないが、その存在による「選手側の変化」もやはりあるようだ。