2024年04月27日 22:10
WWE女子タッグ王者のカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)が、次回PLE「バックラッシュ」(5月4日=日本時間5日、フランス・リヨン)でビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルの挑戦を受けることが正式に決定した。 アスカ&カイリは悪のユニット「ダメージCTRL」の盟友ダコタ・カイとのトリオで、6日の祭典「レッスルマニア40」に臨んだが、ビアンカ&ナオミ&ジェイドに完敗。ムッキムキの肉体を誇るビアンカ&ジェイドの強力チームからは、タイトル挑戦を要求されていた。 26日(日本時間27日)のスマックダウン(オハイオ州シンシナティ)では、遺恨深まる両チームが仏決戦でタイトルをかけて激突することが発表された。この日に行われた「WWEドラフト」で、全体1位指名でスマックダウン所属になったビアンカは、会場インタビューで打倒ダメージCTRLを宣言。「私にはダメージCTRLと多くの因縁がある」とした上で、「ダメージCTRLに終止符を打つ機会をついに手に入れた。ジェイドはそのための完璧な人物だわ」とタッグ王座取りに自信満々だ。 ダメージCTRLはイヨ・スカイ&アスカ&カイリらがリーダーのベイリーを追放。祭典ではイヨはそのベイリーに敗れ、WWE女子王座から陥落した。そうした経緯から「今、ダメージCTRLはバラバラになりつつある。だから私とジェイドが『バックラッシュ』でタイトルを奪えば、カブキ・ウォリアーズはここスマックダウンに戻ってくる意味がなくなる」とアスカ&カイリのスマックダウン追放を予告した。 ここで入場テーマが鳴ってカブキ・ウォリアーズが登場。王者コンビはアスカがベルトを掲げ、「こいや! オラッ! ボケッ!」とビアンカが理解不能な日本語で口汚くののしると、カイリも「やるか、コラッ! こいや、こいや、今からこいや!」と挑発した。さらに元AEWの大物ジェイドが入ってくると、アスカが「出ていけや、オラッ!」とまたも日本語で罵声を浴びせ、両チームは一触即発となった。 今回の「WWEドラフト」では、スマックダウンの統一WWEユニバーサル王者コーディ・ローデス、WWE女子王者ベイリー、ロウの世界ヘビー級王者ダミアン・プリースト、女子世界王者ベッキー・リンチら現王者は対象外となった。だが、WWE女子タッグ王者には、両ブランドに出られる特権がある。このため、アスカ&カイリは指名対象になっている。もちろんタッグ王座を失えば、この特権も消えることになる。団体内で影響力を持ち続けるためにも、カブキ・ウォリアーズにとっては負けられない大一番だ。 この日の「スマックダウン」では「ABEMA」にて放送された。
2024年05月10日 22:30
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(11日、千葉で開幕)の公開記者会見が10日に行われ、ドラゴンゲートから初参戦するドラゴン・ダイヤ(25)が「打倒・高橋ヒロム」を誓った。
田口隆祐の交通事故による負傷欠場で、急遽Bブロックにエントリー。「本当に驚いた。経緯も経緯なのであまり喜んではいけないんですけど、うれしいという気持ちでした」と謙虚ながらも素直な気持ちを語った。
新日本勢との対戦も今回が初で、意識している選手がいる。同ブロックにエントリーし、4度の優勝経験を持つヒロムだ。ダイヤは「YAMATOっていう先輩がいるんですけど、昨年の試合で負けてから、なんか(ヒロムの)弟みたいになっている。情けないので僕が倒します」。昨年7月のドラゲー神戸大会で、YAMATOはヒロムとの一騎打ちに敗れている。ドラゲーの代表として、団体の借りを返す覚悟だ。
なお、田口は今シリーズの全休が発表され、復帰時期も未定となっている。
2024年05月10日 22:22
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が10日、「JUST TAP OUT(JTO)」後楽園ホール大会にサプライズ登場した。
メインの「QUEEN OF JTO」で王者の稲葉ともかが山懸優を退け、V2に成功した直後だ。私服姿の舞華は、2020年7月まで所属した古巣のリングに上がり「JTOのみなさん、こんばんはー!」とあいさつ。ともかに「7月15日の記念すべき日、私とやるしかないやろ」と申し出た。7月15日の後楽園大会は団体の5周年記念大会として開始される。
すると、ともかは「舞華がJTOからいなくなって、どんどん上に行って、今はスターダムの赤いベルトのチャンピオン。ずっとずっと悔しかったよ。ずっとずっと、舞華の首を狙っていた。7月15日の5周年、お前の首を取ってやる」と返答。同じ19年にデビューした同期との再会マッチが決定的となった。
さらに舞華は「ただのシングルマッチじゃ面白くなくない? お前が欲しくて欲しくてたまらない赤いベルトなのか、私の首なのか…。まっ、それまで防衛しているかわからんけん、約束はできん。あと社長に怒られる。でも記念すべきその大会まで、私は必ず赤いベルトを守るよ。だから、もしかしたら赤いベルトをかけて戦おう」とにやり。会場は大きな拍手に包まれた。
舞華は4月27日の横浜大会で渡辺桃を退け、V4に成功している。7月までベルトを死守できるか注目だ。
2024年05月10日 21:30
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(11日、千葉で開幕)の公開会見が10日に行われ、開幕前に優勝トロフィーが破損するという前代未聞の事態が勃発した。
開幕前日のこの日は、出場全選手が公開会見に出席。事件はBブロックの出場選手入場時に起きた。「ハウス・オブ・トーチャー」のIWGPジュニアヘビー級王者・SHOは壇上にあったトロフィーを勝手に手にしてポーズを決めると、台の上に戻そうとした際に床に落下させてしまう。さらに直後に登場した「バレットクラブ」の石森太二は、明らかに故意にトロフィーを台の上から床に叩き落とした。
一連の悪行のダメージにより、トロフィーの先端部分がポッキリと折れてしまう非常事態が発生。ロビー・イーグルスが噛んでいたガムで無理やり接着させる応急措置が取られたが、高橋ヒロムがは「これはないわ…」とドン引きしていた。
また、エル・デスペラードも大会後に「X」を更新し「壊れたトロフィーなんか誰もいらねえんだから弁償して新しく作っとけよ壊したやつ」と怒りの投稿。ジュニアの祭典は、開幕前日から波乱ムードだ。
2024年05月10日 21:13
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(11日、千葉で開幕)の公開会見が10日に行われ、高橋ヒロム(34)が5度目の優勝へ攻略本を封印した。
2024年05月10日 19:55
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(11日、千葉で開幕)の公開会見が10日に行われ、IWGPジュニアヘビー級王者のSHO(34)は怒りの途中退席となった。
王者としてリーグ戦にエントリーしたSHOは、Bブロックから初優勝を狙う。IWGPジュニア王者のBOSJ制覇となれば、2013年大会のプリンス・デヴィット以来、実に11年ぶりとなる。
ステージに立つと同時に壇上に置いてあったトロフィーを勝手に手にしてポーズを取るなど、やりたい放題のSHOは、コメントの順番が回ってくると「これ入場料いくらですか?」と公開イベントの入場料金を確認。3000円であることを聞かされると「3000円じゃ? コノヤロー。お前らみたいな3000円しか払ってない貧乏人に聞かせる話はねえんじゃ。ネットで見てるヤツは論外じゃ」といきなり悪態をつきはじめる。
「どいつもこいつも貧乏くさい顔しやがって。俺を誰やと思っとるんじゃ、チャンピオンやぞ! ナメとんか。3000円だと? やってられるか、コノヤロー」とまくしたて、会見途中でサッサと帰ってしまった。
3000円は結構いいお値段だと思うのだが…。
2024年05月10日 19:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(11日、千葉で開幕)の公開会見が10日に行われ、エル・デスペラードが悲願の初優勝への思いを明かした。
すでにジュニアヘビー級のトップ選手としての地位を確立しているデスペラードだが、BOSJだけはこれまで唯一手が届いていないタイトルだ。5年連続8度目の出場となる今大会は、Aブロックから初優勝を狙う。
この日の会見では「何年も何年も優勝候補と言われるたびに決勝で負け、決勝にも行かずに負け…。そんなここ3〜4年かな? (2022年大会で)決勝に行くことができても勝ちきれない、なかなかしんどい時間がありました」と、近年のBOSJを振り返った。リーグ戦を制すれば、2月札幌大会でSHOに強奪されたIWGPジュニアヘビー級王座奪回も見えてくる。
さらにデスペラードは「いい加減今年は優勝して、優勝候補でなく優勝者としてもう一度ベルトも取って、新日本ジュニアのトップ…と言いたいところなんですが、今シリーズ、こちらのブロックにHAYATA選手がベルトを持ったまま上がって来てくれている」とGHCナショナル王者としてエントリーしたノアのHAYATAを強烈に意識。
「公式戦の最終日(5月30日、後楽園)、まだ試合順は決まってませんが、なぜか(シリーズを通じて)私のセミメインの登場回数が群を抜いております。これは新日本が『コイツだったらナメた試合をしないだろう』という期待の表れだろと勝手に受け取りまして。最終公式戦でもHAYATA選手に勝って、いまHAYATA選手が持っているベルトに対してもヤイヤイものを言える状態で優勝したいと思います」と、他団体の無差別級王座にも興味を示していた。
2024年05月10日 18:10
女子プロレス新団体「マリーゴールド」に初来日する謎の大怪獣ボジラが、妙な注目を集めている。
同団体の旗揚げ戦となる20日の東京・後楽園ホール大会では元WWE・Sareeeのパートナーを務め、ジュリア&林下詩美の団体ツートップとメインで対戦する。
ロッシー小川代表に届いた情報だと、ボジラの名の通り、大怪獣「ゴジラ」をほうふつとさせる怪物ファイトが持ち味だという。2003年8月31日生まれの20歳で、ドイツ出身。身長181センチ、体重91キロの巨人で、22年3月6日にドイツマットでデビューしている。
マッスルバスターやベイダースプラッシュを得意とし、これまでシリウスエンターテインメント、キプロス女子、ACWタッグのタイトル獲得歴があるとか。どんなタイトルなのか不明だが、とにかくすごそうだ。
小川代表は「アルファ・フィーメルが推薦してきたんですよ。ボジラは日本でのし上がりたいと思っているようで、長期滞在を希望しているようです」と明かす。
ポジラと同じドイツ出身のフィーメルは、13年3月にスターダムの最高峰ワールド王座を獲得。格闘技イベント「RIZIN」に参戦したこともある。そのフィーメルが自信を持って送り込む刺客だけに、相当な実力者であることは間違いないだろう。
小川代表の期待も大きいが、一方で気になる情報も。「ドイツではたいまつを持って、火を噴きながら入場していたみたいなんですよ。日本で同じことをやられたら…」と不安を隠せない。しかも、マリーゴールドに送りつけてきた動画内でボジラは「ジュリアと詩美がプロレス界を制覇していた時代は過去だ。お前らの時代は終わった」と物騒な予告を放ってきた。
海千山千の外国人選手を相手にしてきたジュリアですらも「ヤバそうなヤツですね…」と警戒心を強めている。ボジラは来週中にも来日予定で、新団体を恐怖に陥れそうだ。
2024年05月10日 14:54
ボクシングの4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(31)=大橋=が、米国の権威ある専門誌「ザ・リング」が9日(日本時間10日)、発表した、全階級を通じたランキング「パウンド・フォー・パウンド」(PFP)で、約2年ぶりに1位に返り咲いた。
2024年05月10日 14:15
最長老プロレス記者の門馬忠雄氏(85)と、プロレスラーの藤波辰爾(旧名辰巳=70)が今月11日、東京・巣鴨の闘道館で、トークイベント「門馬忠雄×藤波辰巳は語る 甦るBUNTAI!ハマのプロレス聖地・横浜文体ストーリー」を行う。イベントに先立ち、門馬氏が藤波、そして通称「文体」こと横浜文化体育館の思い出を語った。
◇ ◇ ◇
文体はイベント当日のちょうど62年前、1962年5月11日に開館した。88年8月8日、アントニオ猪木が藤波に挑戦したIWGPヘビー級選手権試合を始め、多くの名勝負が繰り広げられてきたが、2020年に閉館。今年4月、同じ場所に「横浜BUNTAI」として建て替えられてオープンし、4月27日にスターダムがプロレスこけら落とし興行を開催した。
横浜在住40年の門馬氏は、文体を「ハマのプロレス聖地」と定義。1964年の東京五輪ではバレーボール会場として使用され、当時は五輪担当記者だった門馬氏も取材した。その後、ボクシングを経てプロレス担当記者となり、「私は文体で鍛えられたようなスポーツ記者でプロレス記者」だと自認する。
「全日本、大日本、パンクラス、リングス…文体はあらゆる団体のドラマができている」
その文体をともに語る相手は、入門時から知る藤波だ。
「大分から家出同然に出てきて、(日本プロレスの巡業の)列車に乗り込んできた坊やが、新日本の社長にまで上り詰めるとまでは思わなかった。新弟子時代を全部知っているわけですから。全くの素人のたたき上げが社長になるって、いまだに信じられない。針金のような少年が新日本のトップに立つとは、長いキャリアでも驚異の一つ」
門馬氏は、藤波が日プロの巡業に現れたその日からのことを、今も鮮やかに覚えている。
「彼が入門する少年だとは思わないじゃない?ポケットに5〜6千円を入れて出てきた列車の中に俺もいた。同じ郷里の北沢幹之を頼って、北沢がいなかったら藤波も成立しなかった。藤波は猪木ファンで、ずーっと北沢にくっついて歩いていた。大分の次の巡業先、下関の宿の『三船』で猪木と顔を合わせたんじゃないのかな。なんだろうこの少年は?という感じだった。それから巡業について。北沢が守ってくれたんだろう。東京の会社まで来てしまって、北沢に(実家に)電話してもらったらしい。『3年帰ってくるな』と。3年辛抱して、いつの間にか日本プロレスに入ったってのが本当だよ」
藤波は中学時代に陸上競技を経験したとはいえ、レスリングや相撲、柔道の経験者で大型の選手がゴロゴロしていた日プロでは「何もやってない」に等しかった。そんな藤波がスーパースターになり、業界トップである新日本の社長にまで上り詰めたのはなぜなのか。
「まず性格が良かった。曲がった気持ち、邪念がなかった。それじゃないのかな。要領は悪かった。だから長持ちしたんだろう。とにかくいいやつですよ。裏表のないやつだから。プロレス一途な気持ち、いい意味でのプロレスばかだよね。同じようなタイプでは、少し違うけど佐々木健介、小橋建太、船木誠勝」
70歳の今も現役を続けていることも「想像つかなかった」としつつ、その理由を「猪木の吸引力だと思いますね。カール・ゴッチとの出会いも強くしたポイントだろうね」とみている。
門馬氏は「俺、巡業で腕立て伏せとかバーベルをよくやっていたんだ。自分の体重より持ち上げたら力持ちだと聞いたけど、俺は90キロくらいまで挙げるんだよ、元水泳部だから。そうしたら、あいつが挙げていた130キロくらいのバーベルを、俺の胸に置いて逃げてったんだよ!安達(勝治。のちのミスター・ヒト)か誰かに助けてもらったけど」と、藤波少年とのほほ笑ましいエピソードも明かした。
藤波とも文体とも長くて濃い付き合いの門馬氏が「その試合を抜きに横浜文体は語れないんじゃないかな。この前うちに来た水道屋さんが横浜文体のことをしゃべっていて、その試合のことを言うもんね」と認める歴史的名勝負が、88年8月8日の藤波−猪木戦だ。
今回のトークショーではその一戦をはじめ、門馬氏が藤波、昨年までデイリースポーツのコラムニストとしても健筆を振るった元東京スポーツの名物プロレス記者・高木圭介氏とともに、文体と藤波を語り尽くす。
ここまでの話はほんのさわり。何が飛び出すか分からない、プロレスファン必聴のイベントと言えるだろう。(デイリースポーツ・藤澤浩之)
2024年05月10日 12:00
全日本プロレスの5・12横浜BUNTAIで対戦する世界ジュニア王者のライジングHAYATOと挑戦者のカズ・ハヤシがこのほど、台東区の浅草ビューホテルで決戦直前会見を行った。
今回の選手権は、HAYATOがカズを指名し実現した。挑戦者でGLEATに所属するカズは7月1日の東京ドームシティホール大会で引退することを発表している。かつて全日本に所属し2度、同王座を戴冠。中でも2009年から11年の約2年間で17回防衛。これは、現在も破られていない最多防衛記録だ。
会見で50歳になったカズは、世界ジュニア王者として活躍した30代を振り返り「青春だった世界ジュニアのベルトには私と一緒に眠ってもらおうと思っています」とベルト奪還を宣言した。
迎え撃つ2度目の防衛戦となるHAYATOは、世界ジュニアにとってカズは「元カレ」と表現し「でも今、この世界ジュニアと一緒に歩いているのは俺だし、たまに、昔の元カレがちょっとだけ恋しくなることもあるだろうけど、俺がその思い出を全部消し飛ばしてあげるよ」と防衛を確信していた。
◆5・12横浜BUNTAI全対戦カード
▼オープニングマッチ タッグマッチ
田村男児、MUSASHI vs アンディ・ウー、吉岡世起
▼第2試合 タッグマッチ
大森北斗、羆嵐 vs ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー
▼第3試合 結成!シン平成維震軍!スペシャル6人タッグマッチ
青柳優馬、越中詩郎、AKIRA vs 芦野祥太郎、黒潮TOKYOジャパン、立花誠吾
▼第4試合 After Champion Carnival シングルマッチ
斉藤レイ vs 綾部蓮
▼第5試合 スペシャルタッグマッチ
諏訪魔、鈴木秀樹 vs 船木誠勝、河野真幸
▼第6試合 After Champion Carnival スペシャルタッグマッチ
安齊勇馬、本田竜輝 vs デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
王者・ライジングHAYATO vs 挑戦者・カズ・ハヤシ
▼メインイベント チャンピオン・カーニバル2024優勝決定戦 時間無制限1本勝負
宮原健斗 vs 斉藤ジュン
2024年05月10日 11:51
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第12回大会に向けたオーディションの第3弾動画が9日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開され、“アウトローのカリスマ”と呼ばれる人気選手で、作家の瓜田純士が、“濱の狂犬”と呼ばれる元アウトサイダーで、俳優の黒石高大との対戦が決まった。
黒石は引退を賭けて戦ったBD10で安藤叶華で敗れ、引退を発表した。瓜田は「あれから俺はずっと引っかかってて、彼の試合の後にも『本当に引退でいいの?』って聞いた。彼の方は本当はまだ全然燃え尽きてない、と。『てめえで言ったことなんで』って強調していたので、本当にそれでいいのかなって。本当に今後BDもう1回やりたいのか。それをみんなの前で意思確認したかった」と語りかけ、黒石は「正直やりたいはやりたいです。ただ、引退を懸けるって自分で言って、それで『やっぱり引退したくないです』はカッコ悪すぎるんで。それがずっと心には引っかかってます」と率直に明かした。
瓜田は「自分の言った約束に縛られて、このまま下がっちゃうのはあまりにもったいない」と語り「俺とやらない?俺は高大に対して記者会見でも喧嘩売ったことあるし、THE OUTSIDERの旗揚げ戦から一緒じゃん。俺がずっと行儀悪いことばっかやってたから。俺はずっとアウトサイダー組に引け目があった。俺でよければ、俺が黒石高大と闘う事で引退を撤回してもらえたらな」と、対戦をオファー。黒石は「それっていいんですか?」と問うた。
溝口COOは「僕とか(朝倉)CEOも引退マッチというのは引っかかるところもあった。未来くんからも黒石さんなんとかしたいねって彼の口からも出てて、僕たちの意向は瓜田さんと同じ見解です」と話し、朝倉も「いいカードですしね。決定ですね。黒石さんが良ければ」と、認めた。
黒石は「めちゃくちゃカッコ悪いですけど、よろしくお願いします」と瓜田に頭を下げ、瓜田は「恨みもなんもないけど、本気でやろう」と語り、握手で対戦が決まった。別撮りのVTRで瓜田は「究極の真っ直ぐバカ。ぶっ飛ばすことで、彼の迷いを吹っ飛ばしてあげたい。全く負ける気ないよ」と、言い切った。
2024年05月10日 11:39
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第12回大会に向けたオーディションの第3弾動画が9日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開された。
2024年05月10日 09:46
ボクシングで最も権威があるとされる「リング誌」は9日(日本時間10日)、階級を超えた格付けである「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の最新版を発表。世界スーパーバンタム級4団体統一王者で、6日の防衛戦でルイス・ネリ(メキシコ)の6回TKO勝ちした井上尚弥(31)=大橋=が1位に返り咲いた。
井上は2022年6月に日本人ボクサーで始めてPFP1位に輝いた。その後、同8月にオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に抜かれ、2位となった。今回は直近1位が続いていた史上初の2階級での4団体統一王者となったテレンス・クロフォード(米国)を抜き、1年9カ月ぶりの1位復帰となった。
井上は6日のネリ戦で1回にキャリア初のダウンを喫したが、その後、3度のダウンを奪い返し、圧巻のTKO勝ちを収めていた。
発表を受けて、井上は自身のSNSを更新。「リング誌のPFP1に返り咲きました 皆さんの応援のおかげです!!いつも応援ありがとうございます」と、喜びをつづった。
◇最新PFPの順位は次の通り。
1位 井上尚弥
2位 テレンス・クロフォード(米国)
3位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
4位 サウル・アルバレス(メキシコ)
5位 アルツール・ベテルビエフ(ロシア)
6位 ドミトリー・ビボル(ロシア)
7位 エロール・スペンスジュニア
8位 ガーボンタ・デービス(米国)
9位 ジェシー・ロドリゲス(米国)
10位 中谷潤人
2024年05月10日 09:00
ゼロ年代に新日本プロレスやPRIDEなどで活躍したジョシュ・バーネット(46)は現在、米国でプロレス団体「ブラッドスポーツ」(以下BS)を主宰しており、6月22日に東京・両国国技館で初の日本大会「ブラッドスポーツ 武士道」を開催する。2024年の今、親日家の“青い目のケンシロウ”が作り上げようとしているプロレスとは何なのか。
BSの旗揚げ戦は2019年4月5日。鈴木みのるや総合格闘技の大物フランク・ミア、ダン・スバーンらが出場した。以後、今年4月まで10回の大会を開催し、ジョン・モクスリー、ジェフ・コブ、上村優也、飯伏幸太、ニック・ネメスら日本でもおなじみの選手も多数、参戦している。
ジョシュが「アントニオ猪木、カール・ゴッチ、ビル・ロビンソンら影響を受けてきたプロレスラーや総合格闘家から学んだもの、コンバットスポーツで学び、全てを打ち込むことで信じてきたもの全てを表現したい。影響を与えてくれた方々が作ってきたものに失礼のないように継承していきたい」と考えた結果が、BSなのだという。
また、「全てのレスラーに戦う場を提供し、本当の自分をどう表現するかという場を作り上げたい。BSはロープもないし、ロープに頼ることもできない。今まで頼ってきたものが削られている中で自分をどう出せるかが本当の実力だと思う」と、プロレスラーとしての力量が厳しく問われる場でもあると訴えた。
ブラッドスポーツという名称は「コンバットスポーツを表現したい」と名付けた。「コンバットスポーツは自分も血みどろになるし、相手をそうさせようともする。心身を出し切る意味でも、表現としてはいいんじゃないかな」と胸を張る。
ルールはシンプルにして過酷で、ジョシュは「プロレスの原点に戻ったピュアなもの」だという。決着はKO、一本、レフェリーストップのみ。ロープもダウンカウントもなく、ロープに逃げることができない。打撃技は頭突き、パンチ、掌底、肘、膝、蹴りと全て認められている。
そのようなプロレスを、観客は理解できているのか。ジョシュは「理解度はどんどん深まっていると思う。ルールの問題だけでなく、選手の闘魂に心を重ねる、言い表せないような感動があるから」と自信を見せる。
ビジネス面は手堅い。「プロデューサーとして、作り上げるものは絶対にユニークでないといけない。そこに、プロレスで学んだ経験がすごく生かせる部分がある。僕の経験は全ての人にできるものではない非常にユニークなものなので、そういった言葉では表現できないものを形として作っていきたい」と、他イベントとの差異化を強く意識している。
過去10大会は全て完売か、完売に近かったといい、PPVや入場料などの収入などで「赤字になったことは一度もない」と強調。「基本的に毎回、絶対に赤字にならないことが大前提でやっているので。継続開催できているということは、選手にもいい環境を与えられていると思う」と収支にはシビアだ。
今回、日本大会には「武士道」と付けた。「日本で戦う時は、選手にも武士道精神があるんじゃないかなと思ったから。新渡戸稲造の『武士道』にあるように」とは、日本文化にも造詣の深いジョシュならではだ。「見たことがある選手も知らない選手も、絶対に新しいスタイルを見ることになる」と断言。BSに武士道精神がどのような化学反応を起こすのか、日本旗揚げ戦を注視したい。(デイリースポーツ・藤澤浩之)
◆ジョシュ・バーネット(Josh barnett)1977年11月10日生まれ、米シアトル出身。総合格闘技は19歳でプロデビュー。2002年、史上最年少のUFC世界ヘビー級王者。04年から参戦したPRIDEではE・ヒョードル、A・R・ノゲイラ、M・クロコップと並び四天王と称された。プロレスでは03年、デビュー戦で永田裕志のIWGPヘビー級王座に挑戦。IGF、戦極などでも主力として活躍した。日本文化に造詣が深い。身長191センチ、体重113キロ。
2024年05月10日 06:00
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、18日に横浜武道館大会で行われるアイスリボンの藤本つかさ(40)とシードリングの中島安里紗(35)のコンビ「ベストフレンズ」との対戦について、意外な言葉を口にした。
「ベストフレンズ」とは2016年にも紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)とのタッグ「サンダーロック」で対戦が浮上したが、実現しなかった。岩谷は当時の心境について「会社の事情だかわからないけど、大人たちダルって思った」と明かした。
約8年が経過し、羽南(19)とのタッグで決戦を迎える。因縁の試合へ注目度はすでに最高潮だが、当の本人は「申し訳ないんですけど、正直それどころじゃありません!」と冷めた反応。「ちょっと前までは始球式で頭がいっぱいで、それが終わったら映画の試写会だったりで大変」と続けた。
6日には横浜スタジアムで行われたDeNA―ヤクルト戦の始球式に登場。9日には、自身が原案を担当した映画「家出レスラー」(17日に公開)の完成披露試写会に出席するなど大忙しで、確かにスケジュールはパンパンのようだが…。スターダムのアイコンの心境が気になるところだ。