2024年05月10日 22:22
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が10日、「JUST TAP OUT(JTO)」後楽園ホール大会にサプライズ登場した。 メインの「QUEEN OF JTO」で王者の稲葉ともかが山懸優を退け、V2に成功した直後だ。私服姿の舞華は、2020年7月まで所属した古巣のリングに上がり「JTOのみなさん、こんばんはー!」とあいさつ。ともかに「7月15日の記念すべき日、私とやるしかないやろ」と申し出た。7月15日の後楽園大会は団体の5周年記念大会として開始される。 すると、ともかは「舞華がJTOからいなくなって、どんどん上に行って、今はスターダムの赤いベルトのチャンピオン。ずっとずっと悔しかったよ。ずっとずっと、舞華の首を狙っていた。7月15日の5周年、お前の首を取ってやる」と返答。同じ19年にデビューした同期との再会マッチが決定的となった。 さらに舞華は「ただのシングルマッチじゃ面白くなくない? お前が欲しくて欲しくてたまらない赤いベルトなのか、私の首なのか…。まっ、それまで防衛しているかわからんけん、約束はできん。あと社長に怒られる。でも記念すべきその大会まで、私は必ず赤いベルトを守るよ。だから、もしかしたら赤いベルトをかけて戦おう」とにやり。会場は大きな拍手に包まれた。 舞華は4月27日の横浜大会で渡辺桃を退け、V4に成功している。7月までベルトを死守できるか注目だ。
2024年05月21日 05:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」の旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)は1539人超満員札止め(主催者発表)の観衆を集め、大盛況で幕を閉じた。全6試合はいずれも白熱の攻防が繰り広げられ、メイン戦にはともにスターダムから移籍したジュリア(30)と林下詩美(25)のツートップが出陣。試合は敗れたものの、豪華競演にファンは酔いしれた。いよいよ本格始動した新団体はどこに向かうのか。試合後のジュリアを直撃した。
――旗揚げ戦を終えて
ジュリア 毎日旗揚げに向けた準備で目まぐるしく過ぎたんだけど、ふと落ち着いた時に、急に心臓がぎゅってなる日々が続いてた。会見からいろいろあったけど、結果こうやってたくさんの人が集まって、支えられて試合ができた。自分がファンだったころにチケットをギリギリで買えて、バルコニーの後ろで背伸びして見てた時の状態を自分たちでつくりあげることができるなんて思ってなかった。今日は本当に大成功!
――バックステージでは涙を流していた
ジュリア 入場式から涙が出てた。選手一人ひとりが入場する時に聞こえるお客さんの歓声や熱気っていうのが裏にも伝わってきて、みんなでドキドキしてたんだ。あの高橋奈七永ですら「キャー」って言ってた(笑い)。団体の旗揚げを経験できるなんて人生であるかないかの貴重なこと。今日この日を迎えられたことに胸がぎゅーってなって涙が出たよ。
――Sareeeとも約5年ぶりに再会
ジュリア 負けた…。それどころか「全部持っていったのボジラ」って言われてめっちゃくちゃ悔しかった。感極まってた気持ちが吹っ飛ぶくらい。でも同時にうれしくもあってさ。それは求めていた戦いに再び出合うことができたから。まだまだSareeeとは戦いたいし、他の選手たちにもSareeeとの戦いを感じてほしい。
――7月13日には東京・両国国技館に進出する
ジュリア 本当にびっくり。個人的には思い入れのある会場。またその両国に一つ歴史をしっかり刻み込むために、そこまで必死に真剣に歩んでいきたい。ここからが私の力の見せどころだね。「まだ早かったね」にしてはいけない。「両国でやって満足」っていう問題ではないので、選手一人ひとりが両国でやることの重みを真剣に受け止めて、お客さんに「いいもん見たね、大成功だった」と言わせないと。もうやるっきゃない!
――両国でSareeeとの一騎打ちが決定
ジュリア 絶対にやり返さなきゃいけない。Sareeeは「プロレスは戦いだから」って言ってたし、私も同じことも思ってやってきたから。やっぱり一番大事なのはリング上だと思うから、マリーゴールドのみんなで見せていきたい。
――今後の課題は
ジュリア ここから始まるマリーゴールドの歴史、ストーリーで女子プロ界に旋風を起こさないといけない。1大会ずつ成功したらまた次、上を目指そうって絶対にステップアップを諦めちゃいけないし満足しないでほしい。そこがまだまだ足りないところだから、みんなその気持ちを持ってほしい。レスラーとして対戦相手とも世間とも戦っていく覚悟を持ってやらなきゃ。私は「うちらがやらなきゃいけないんだ」ってことをマリーゴールドのみんなに伝えていかないとね。
2024年05月21日 00:30
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は、7月13日東京・両国国技館大会の第1弾カードを発表。ジュリア(30)とSareee(28)のシングルマッチが決定した。
20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ戦メインで、2人はタッグマッチで激突。ジュリア&林下詩美の団体ツートップが、Sareee、大怪獣ボジラ組と対戦した。
試合は激闘となり、約5年ぶりの再会マッチとなったジュリアとSareeeは、バチバチの攻防を展開。最後はボジラのアシストを受けたSareeeがリストクラッチ式裏投げでジュリアから直接勝利を収めた。試合後のジュリアは、sareeeに継続参戦を求めると同時に一騎打ちを要求していた。
即座にシングル戦を決めたロッシー小川代表は「鉄は熱いうちに打てです。今日発火したものをためておく必要はないので」。旗揚げ2か月で迎えるビッグマッチとなるだけに、今後どんなカードが発表されるのか注目だ。
2024年05月20日 22:47
女子プロレスの新団体「マリーゴールド」の旗揚げ戦が20日、後楽園ホールに超満員札止め1539人を集めて行われた。メインのジュリア(30)、林下詩美(25)組−Sareee(28)、ボジラ(20)組は28分6秒の熱闘となり、エースのジュリアがボジラのムーンサルトプレスからSareeeのリストクラッチ式裏投げの波状攻撃に沈む波乱の旗揚げとなった。
全日本女子プロレス出身でアルシオン、スターダムをこれまで旗揚げしてきたロッシー小川代表(67)は全試合終了後、大会を総括し、まず「このメンバーで何年もやってるような気がしてならないぐらい密度の濃い時間を過ごしてきました」と旗揚げの準備期間を振り返った。
熱戦続きだったことと団体のカラーについては「全体的に激しい試合が続いたから、これがマリーゴールドの試合なのかどうかまだ分からないですけど、どっちかというと一番激しい団体になってしまうんじゃないか。ちょっとそれがアレなんですけど。いろんなタイプの選手がいますんで」と、多彩な内容を提供したい考えを示した。
「(元)アクトレス(ガールズ)の選手たちもけっこう激しいなと思って、激しさが(団体のカラーとして)定義づけられちゃうとどうなのかなというところもあるんですけどね。激しいのもあっていいんですけど、今日はそれに特化しちゃったかなみたいな。何とも定義づけはできないですけどね、どういう団体かっていうのは。それは次の試合、また次の試合で形ができてくるんじゃないかと思います」
ジュリアとSareeeの今後については「あれだけの試合をして。一騎打ちをさせなきゃいけないですよね。(その試合がタイトル戦である)可能性はあるんじゃないですか。せっかく両国を発表しましたからね、勢いに乗ってどんどんどんどん進んでいきたい」と、初のビッグマッチとなる7・13両国国技館大会で、タイトルをかけて一騎打ちを行いたい考え。この日は新設したマリーゴールド・ワールド選手権と同ユナイテッド・ナショナル選手権のベルトをお披露目しており、王座決定戦を「両国でやりたい。2つはやりたいですね」と話した。
ボジラについては「予想通りですね。ハタチなんで、末恐ろしいですよ」と笑顔で、この日のMVPを聞かれると「ボジラじゃないですか」と即答。この日、後藤智佳とのタッグ「ツインタワー」で翔月なつみ、松井珠紗組を破ってプロレスデビュー戦を飾った元アクトレスガールズの天麗皇希については「キャリアがまだないじゃないですか。それをどう克服していくかですよね」と課題を指摘していた。
2024年05月20日 22:37
「プロレス・マリーゴールド」(20日、後楽園ホール)
女子プロレスの新団体「マリーゴールド」の旗揚げ戦が、超満員札止め1539人の観客を集めて行われ、メインイベントのジュリア(30)、林下詩美(25)組−Sareee(28)、ボジラ(20)組は衝撃続きの展開となった。
2024年05月20日 22:30
女子プロレス新団体「マリーゴールド」のジュリア(30)&林下詩美(25)のツートップが、旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)で元WWEのSareee(28)に完敗した。
プロレス業界で最も注目を集める新団体のメインイベントを務めた2人は、Sareee&大怪獣ボジラ(20)と対戦した。
序盤からジュリアと詩美がダブルのドロップキックを決めるなど好連係を連発。だがその後、場外で大暴れする大怪獣の猛攻にさらされてしまった。
15分過ぎ、かねて対戦を熱望していたジュリアとSareeeが対峙すると、激しいエルボー合戦を展開。強烈な打撃戦を制したジュリアが、SareeeをSTFで捕獲する。一気に流れを引き寄せたジュリアは、詩美がSareeeを抱え上げたところにミサイルキックを放つ合体技を敢行。勝利をつかんだように思えたが、ボジラの妨害によりトドメを刺せない。
その間に体力を回復したSareeeに裏投げ3連発を食らったジュリアは窮地に追い込まれた。最後はボジラのムーンサルトプレスを食らったジュリアが、Sareeeのリストクラッチ式裏投げで3カウントを献上した。
スターダム時代には団体最高峰ワールド王座の戴冠歴&「プロレス大賞」女子プロレス大賞の受賞歴があるツートップの敗北に会場は騒然。試合後、マイクを持ったSareeeから「ジュリア! ずっとずっと会いたかったよ! 今日はタッグだったけど、うちらここからが始まりだよな。女子プロレス界に熱い戦いを残していくんだろ? ついてこれんのか?」と挑発された。
2019年6月18日のシングルマッチ以来、約5年ぶりの再会で敗れたジュリアは「Sareee、5年前戦ったのを忘れられなかった。『ついてこれんの?』って、うちらがこの女子プロレス界を引っ張っていかなきゃ、誰が引っ張っていくんだよ?」と不敵な笑みを浮かべ「お前に一つ頼みがあるんだよ。負けて言うのもなんだけど、マリーゴールドに定期参戦してほしい。私がずっと感じたかった戦いを、他のマリーゴールドの選手に味わわせてほしい」とレギュラー参戦を熱望した。
Sareeeも「今日出た選手全員、片っ端からやってやるよ。しっかり指導しとけよ」と呼応。最後にジュリアは「お前とシングルでケリをつけたいと思ってるよ」と再戦を要求すると、Sareeeも「臨むとこだよジュリア。やってやるよ!」と絶叫しにらみ合った。旗揚げ戦から波乱の幕開けとなった。
2024年05月20日 22:09
◆マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」(20日、後楽園ホール)観衆1539
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、後楽園ホールで旗揚げした。
ロッシー小川氏が社長の同団体。所属選手は3月いっぱいで「スターダム」を退団したジュリア、林下詩美、桜井麻衣、MIRAI、ビクトリア弓月の5選手と高橋奈七永、石川奈青に加え、「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6選手が入団し計13選手での旗揚げとなった。また「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏がアシスタント・プロデューサー(AP)に就任した。
超満員札止め1539人を集めた旗揚げ戦のメインイベントは、ジュリアが林下詩美と組んでSareee、ボジラと対戦した。
ジュリアとSareeeの5年ぶりの対決が注目された一戦は、初来日のボジラが驚異的なパワーを発揮し試合を支配。観客のハートをわしづかみにするファイトを展開した。ジュリアも鋭いエルボー、林下も身長180センチのボジラの巨体を投げ捨てるなど食い下がったが、最後は28分06秒、ジュリアがSareeeのリストクラッチ式裏投げに沈み痛恨の旗揚げ戦での黒星を喫する屈辱にまみれた。
試合後、マイクを手に勝ち誇るSareeeにジュリアはマリーゴールドへの定期参戦を要求。Sareeeも受諾し両者は一騎打ちを約束した。大会後、館内のスクリーンで7月13日に両国国技館でのビッグマッチ開催を発表。Sareeeはバックステージでこの日、明らかになったマリーゴールドのユナイテッドナショナル(UN)選手権でのジュリアとの一騎打ちを希望し両者の激突が不可避の状況に突入した。
試合後、バックステージでジュリアは「あぁ〜悔しい…」とうめき、旗揚げまでに支えてくれた人々への感謝を口にし「負けたことが本当に悔しい。絶対こっから這い上がってやる」とリベンジを誓った。さらに林下もSareeeへ「マリーゴールドへ来てくれるんだったら私は今日やり合えてないから私にも教えてくださいよ」と一騎打ちを要求していた。
この日、新団体の2つのベルトを発表したロッシー小川氏は、王座決定戦を「両国でやりたいですね」と初代王者決定戦を行うことを明言した。ジュリアは「マリーゴールドの歴史は今日、始まりました。女子プロ界に旋風を起こす。詩美やってやりましょうよ!Sareeeぶっ飛ばしてやる!」とぶち上げれば林下も「ボジラ、ぶっ飛ばしてやる」と雪辱を誓った。
◆5・20旗揚げ戦全成績
▼startin over パッション注入2024 15分1本勝負
〇高橋奈七永(14分15秒、冷蔵庫爆弾→片エビ固め)ビクトリア弓月●
▼A対Aイデオロギー対決 15分1本勝負
〇青野未来(8分55秒、スタイルズクラッシュ→エビ固め)石川奈青●
▼The Power Contest 15分1本勝負
〇MIRAI(11分30秒、ラリアット→エビ固め)CHIAKI●
▼World beauty showdown〜世界美女決戦〜 15分1本勝負
△桜井麻衣、ゼイダ・スティール(15分時間切れ引き分け)野崎渚、マイラ・グレース△
▼アクトレス・ニュータイム 20分1本勝負
〇天麗皇希、後藤智香(12分30秒、アメシストバタフライ→片エビ固め)翔月なつみ、松井珠紗●
▼マリーゴールド最強タッグ伝説 30分1本勝負
〇Sareee、ボジラ(28分06秒、リストクラッチ式裏投げ→片エビ固め)ジュリア●、林下詩美
2024年05月20日 22:05
本当にやばいヤツがやってきた。女子プロレス新団体「マリーゴールド」旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)で、主役の座を奪ったのが初来日の大怪獣ボジラ(20)だ。
メインでSareeと組み、新団体ツートップのジュリア&林下詩美と対戦。スモークがたかれたリングに威風堂々と登場すると、会場に戦慄が走った。
試合ではジュリアと詩美を子供扱いだ。2人からダブルのドロップキックをくらっても、181センチ、91キロの体は微動だにしない。ジュリアを軽々と持ち上げると、突進してきた詩美も捕獲。2人まとめて投げ飛ばし、会場は大「ボジラコール」に包まれた。
さらにパートナーのSareeeを担ぎ上げると、場外のジュリアと詩美めがけて投げつける。もう誰にも止められなかった。
自軍が勝利したリング上では、この日お披露目された赤いベルトこと、マリーゴールド・ワールド王座を強奪。高々と掲げると再び会場は大「ボジラコール」に。気を良くした大怪獣はコーナーに上がり、マッスルポーズを披露した。ワールド王座戦線に絡んでくることは確実だ。
ドイツ出身のボジラは元スターダムのワールド王者アルファ・フィメールが送り込んだ刺客で、2022年3月にデビュー。ロッシー小川代表も「まさか、ここまでとは…」と絶句し、ジュリアと詩美のダメージを心配していた。
2024年05月20日 21:43
◆マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」(20日、後楽園ホール)
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、後楽園ホールで旗揚げした。
2024年05月20日 21:40
女子プロレス新団体「マリーゴールド」のMIRAI(24)が、20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ戦でCHIAKI(29)に勝利した。
会場を大「MIRAIコール」が包む中でスタートした一戦は、一進一退の攻防が続いた。エルボー合戦を制したMIRAIは、そこからエンジン全開。CHIAKIのパワーに押される場面もあったが、最後は強烈なラリアートでなぎ倒し白星で飾った。
試合後は笑顔で「旗揚げメンバーとして試合をすることができて良かった。ここで満足することなく、どんどんトップを目指していきます」と決意を新たにした。
プロレス人生に悔いを残したくないと、3月いっぱいで「スターダム」を退団。新天地にマリーゴールドを選んだ。スターダム時代は「シンデレラ・トーナント」2連覇、ワンダー王座の戴冠歴がある実力者が、新団体のトップ戦線に食い込む。
2024年05月20日 21:21
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は20日、7月13日に東京・両国国技館大会を開催すると発表した。
後楽園ホールで行われた旗揚げ戦のメイン終了後、ビジョンで両国進出が告知され、会場はどよめきと大歓声に包まれた。
取材に応じたロッシー小川代表(67)は「他のところが使わなくなり、偶然空いているのを耳にしたもので。これはやるしかない、と運命的なものを感じました」と明かした。
小川代表が2011年1月に旗揚げしたスターダムが両国初進出を果たしたのが、愛川ゆず季の引退試合が行われた13年4月だった。旗揚げから、わずか2か月での両国進出は異例となる。それでも小川代表は「マリーゴールドは、今まで他の団体が3年かかってやっていたことを1年でやる団体なので。勝算? 旗揚げ戦の勢いでいきたいですね」と自信をみなぎらせた。
2024年05月20日 21:15
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日に東京・後楽園ホールで旗揚げし、期待の天麗皇希(あまれい・こうき)が大器の片りんをのぞかせた。
セミのタッグマッチでは後藤智香と組み、翔月なつみ&松井珠紗と対戦。4人はアクトレスガールズからの合流組で、皇希と後藤は、この試合がプロレスデビュー戦となる。
敵軍の猛攻にさらされた皇希だったが、10分過ぎ、松井にパワースラムを決めて反撃。さらに翔月と松井をまとめてバックドロップで投げ飛ばすと、アメジストバタフライ(変型ダイビングボディープレス)を松井に決めて勝利を収めた。
「デビュー戦で勝ちました!」と絶叫した皇希は「マリーゴールドのリングでもっとプロレスを経験して、もっと大きくなります!」と約束。観衆から大きな声援を送られた。
2024年05月20日 21:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)で、初来日の外国人が躍動した。
2024年05月20日 20:40
女子プロレス新団体「マリーゴールド」の青野未来(33)が、旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)で存在感を発揮した。
2017年6月のデビューから所属したスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」を4月に電撃退団。プロレスラーとして再スタートを切った青野は、旗揚げ戦で元アイスリボンの石川奈青(29)とシングルマッチで激突した。
アクトレス時代にはタッグを組みアイスリボンのインターナショナルタッグ王座に挑戦したこともある元相方を相手に、青野は強烈なロ―キックを決め好調なスタートを切った。だが、執拗な足攻めをくらいリング上でのたうち回る。さらにダブルアームスープレックスを決められ、ピンチを迎えた。
それでもアクトレスのエースだった青野が意地のパワースラムで反撃開始。後頭部にラリアートを決めて勢いづくと、ハイキックをズバリ。最後はスタイルズクラッシュで3カウントを奪った。
試合後、青野は「最高の景色でした。これだけたくさんのお客さんがマリーゴールドに期待してくれてるのを感じることができて、より身の引き締まる思いで試合に挑めました」と振り返りつつ「私はもっともっと上を目指したいので、強い相手と戦いたい。今日は勝ったけど悔しいところもいっぱい残っている。私もさらに上に行くんで、石川も雑草魂で大きく伸びてきたらいいと思います」とエールを送った。
アクトレスは15年に女子プロ団体として旗揚げしたが、22年2月、スポーツエンターテインメント団体に体制を移行。仲間や後輩が次々と退団する中、エースとして戦ってきた青野だったが、突然のマリーゴールド移籍にはファンから厳しい声も上がった。「自分が新しい道を選んだことで傷つけた人もいる。そういう覚悟を決めた自分の思いは強い」。青野の新章が幕を開けた。
2024年05月20日 20:03
◆マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」(20日、後楽園ホール)
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、後楽園ホールで旗揚げした。
ロッシー小川氏が社長の同団体。所属選手は3月いっぱいで「スターダム」を退団したジュリア、林下詩美、桜井麻衣、MIRAI、ビクトリア弓月の5選手と高橋奈七永、石川奈青に加え、「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6選手が入団し計13選手での旗揚げとなった。また「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)に就任した。
超満員の旗揚げ戦となった第2試合で「アクトレス―」でエースだった青野未来が石川奈青と対戦。互いに意地と意地がぶつかる激戦は、青野がスタイルズクラッシュで石川を沈めた。
バックステージで青野は「最高の景色でした。見たことのない後楽園ホールを見られて、入場式からグッと来ちゃって…始まるんだなってこと…。これだけたくさんのお客さんがマリーゴールドに期待してくれているのを感じることができてより身が引き締まる思いで試合に臨めました」と瞳を潤ませた。
石川に勝利したが「私はもっともっと上を目指したいし、強い相手と戦いたいんで、だったら石川奈青がもっと強くなって」と明かし「私も今日、勝ったけど悔しいところいっぱい残っているんで私ももっとさらに上行くんで石川奈青、雑草魂で大きく伸びてきたらいいと思います」とメッセージを送っていた。
敗れた石川は「悔しいです」を繰り返し、号泣していた。
2024年05月20日 19:53
◆マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」(20日、後楽園ホール)
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、後楽園ホールで旗揚げした。
ロッシー小川氏が社長の同団体。所属選手は3月いっぱいで「スターダム」を退団したジュリア、林下詩美、桜井麻衣、MIRAI、ビクトリア弓月の5選手と高橋奈七永、石川奈青に加え、「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6選手が入団し13選手での旗揚げとなった。また「アクトレス―」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)に就任した。
超満員となった旗揚げ戦のオープニングマッチは、デビュー28年目の高橋奈七永が昨年11月にデビューした19歳のビクトリア弓月と一騎打ち。「パッション注入2024」と銘打たれた対戦は、高橋の強烈なエルボー、キックを弓月が耐え抜く大健闘。最後はバックドロップからのトップロープからの冷蔵庫爆弾で高橋が勝利し記念すべき団体としての初勝利をゲットした。
高橋は「マリーゴールド最初の試合、パッション感じてもらえたかな?感じないわけがない!お客さんにも何より弓月に届いてないはずがないんだ」と胸を張った。さらに「もうちょっとぶっちゃっけ優しくやりたかったよ。だけど、パッション注入してやるってあいつから言ったのにこのザマだよ」と弓月を切って捨てた。
さらに新団体へかける思いを「自分で期限を決めている。正確な期限は決めてないけども引退を見据えてここに来たことは自分に限りがある有限だってことなんで。そこは今までと違う・相当なリスクも覚悟してここへ来たんで」と明かし「大好きなプロレスをここで守り抜きます」と誓った。
敗れた弓月は「私はこんなところで折れないので、今日、負けたけど次は必ず私が3とってみせるので、もう一度、奈七永さんとシングルやらせてください」と再戦を訴えていた。