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2026年07月08日 12:36
マイナー戦で3打数1安打2三振「無事に終われたので良かったです」 右太もも裏の肉離れで負傷者リスト(IL)に入っているホワイトソックスの村上宗隆内野手が7日(日本時間8日)、米ノースカロライナ州シャーロットで行われたマイナーの試合で5月29日以来となる実戦復帰を果たした。傘下3Aシャーロットの一員として同ナッシュビル戦に「2番・一塁」で出場して3打数1安打、2三振を記録した。6回の守備から交代した26歳は「しっかり出場できたのでそこが一番良かったし、何も不安なく試合に出れたので良かった」と手応えを口にした。 初回裏の攻撃でシャーロットの観客から大きな拍手を浴びて打席に入ると、初球を鋭く右前に運んだ。リハビリ出場初打席で初安打をマークすると、中堅への飛球で一塁走者の村上が二塁へタッチアップ。勢い良く滑り込むなど走塁面も問題なくこなした。第2打席は低めの変化球にバットが回って三振。第3打席は見逃して連続三振に倒れたが、一塁での守備機会もあり、収穫が多かった。プレー後も患部に張りなどは出なかったようで「無事に終われたので良かったです」。 複数の米メディアによると、ホワイトソックスのベナブル監督はシカゴでのレッドソックス戦前に「今週を通してビルドアップしていく方針。日々の状態や回復具合を見ながら、十分に打席をこなせているかを確認する。オールスターまでに復帰してくれることを望んでいる」とプランを説明。8日(同9日)もマイナー戦に出場予定で、問題がなければ10日(同11日)から本拠地シカゴで行われるアスレチックスとの3連戦でメジャー復帰する可能性が高まった。 1年目の今季、シーズン序盤から本塁打争いをするなど打線を牽引していた左打者は長いリハビリ期間中、ベンチから試合を見続けた。「野球をやりたいですし、応援する立場にもどかしい気持ちはあった」と心境を吐露。離脱後もチームはア・リーグ中地区首位争いを演じていたことがモチベーションになったという。 「僕が戻って一気にチームが盛り上がるような活躍をしたいなと思ってリハビリをしていました。打つことも守ることもどっちも大切ですし、9人目の野手として全てにおいて期待をされていると思っています。チーム状況もいいですし、また勢いをつけられるようなプレーができたらなと思います」と意気込みを示した。(Full-Count編集部)
2026年07月08日 15:25
巨人は、7日の阪神戦(東京ドーム)で左脚を痛めた戸郷翔征選手が8日に東京都内の病院を受診し、左太もも裏の肉離れと診断されたと発表した。今後は故障班に合流する。
戸郷は7日の阪神戦に先発。5回まで無安打無失点投球だったが、5回の打席で三ゴロに打ち取れた後、6回からマウンドをリリーフに譲っていた。
今季は9試合に登板して4勝1敗、防御率2・24だった。
杉内投手チーフコーチは「僕もまだ聞いてないんで、分からないんですけどね、軽度のものだったらいいんですけど」と早期復帰を願った。
代役については「ファームで控えているピッチャーもいますんで、ちょっと考えながらですね。今のローテーションを崩すつもりはないので、新たにっていうところですね。戸郷が抜けたことによって月曜日と火曜日が必要になりますよね」ち話した。
2026年07月08日 14:10
8回にロハスが痛恨失策
【MLB】ロッキーズ 4ー3 ドジャース(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャースは7日(日本時間8日)、本拠地でのロッキーズ戦で逆転負けを喫した。ターニングポイントになったのは、8回の守備だった。ミゲル・ロハス内野手がダブルプレーを取れそうな打球を逸らすと、アレックス・フリーランド内野手も送球エラーを犯した。試合後、ロハスは反省の言葉を口にした。
大谷翔平が初回先頭打者として20号を放ち、メジャー通算300号の大台に到達した。勢いそのままチームはその後もリードを保ち、先発のジャスティン・ロブレスキー投手も7回1失点にまとめた。しかし8回に悪夢が待っていた。
代わったウィル・クライン投手が先頭に四球を与え、1死後に右前打で繋がれた。その後、タイラー・フリーマン内野手の当たりは遊撃・ロハスの正面付近に飛んだが、これを後逸した。さらにスクイズで同点とされると、一塁のカバーに入ったアレックス・フリーランドが“無人”の三塁へ送球。ボールが転がる間に勝ち越しを許した。
ロハスは「ゴロはキャッチできていたから、プレーを遂行していればイニングを切り抜けたはずだった。あれはフィジカル(身体的)なエラーだった。どちらかというと、もう1つのプレーの方が失望している」とし、フリーランドの場面をあげた。
「俺は二塁で固まってしまった。あそこにいるべきではなかった。三塁にいるべきだった。(それができていれば)同点で、試合に勝つチャンスはあった」と自ら自身のプレーを分析。「プレーに見とれていたら、三塁に行かないといけないと気が付いた。その時に自分の過ちを自覚したんだ」と反省の言葉を続けた。
何度も自らのハッスルプレーでチームを救ってきた。ミスは誰にでもあるもの。しかし、「メンタルエラー(判断のミス)こそが、本当に悔やまれる」「自分自身に対して本当に腹が立っている」と怒りがこみ上げていた。(Full-Count編集部)
2026年07月08日 13:50
2点リードの7回に2失策が絡んで一挙3失点
【MLB】ロッキーズ 4ー3 ドジャース(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのロッキーズ戦でメジャー通算300本塁打を達成した。しかし、チームは守備の乱れなどが絡んで逆転負けを喫し、金字塔を白星で飾ることはできなかった。偉業が空砲となる痛恨の敗戦に対し、ファンからは落胆の声が殺到している。
大谷は先頭打者として初回の打席に入ると、元同僚の右腕ローレンゼンが投じたシンカーを完璧に捉えた。打球速度112.2マイル(約180.6キロ)、角度19度という低空ライナーがバックスクリーン左へ突き刺さる今季20号となった。打者として1102試合目での通算300号到達は、歴代5位の驚異的なスピード記録となった。
先発のロブレスキーが7回1失点と好投を見せたが、2点リードで迎えた7回に2番手のクラインが捕まった。2つの失策も絡んで一挙3失点を喫し、試合をひっくり返された。9回無死一、二塁のサヨナラ機では大谷が内野フライに倒れるなど上位打線が沈黙。前夜に続く救援陣の乱調で、痛い星を落とす結果となった。
大谷の節目の一発を勝利で祝えなかった逆転負けに、SNS上のファンも騒然となった。「あ〜〜負けちゃった」「ミス連発で逆転されたし、ドジャースにとって痛い敗戦だな」「なおド」「9回最低過ぎる攻撃でした」「ひでえ負け方」「負けたぁぁぁぁ」「大谷さんのHR観れただけが救い」「守備の乱れがちょっと…ね…」「くそおおおおおおお」などと沈痛な声が相次いでいた。(Full-Count編集部)
2026年07月08日 13:44
● ドジャース 3 − 4 ロッキーズ ○
<現地時間7月7日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースの大谷翔平選手(32)が7日(日本時間8日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。
2026年07月08日 13:09
大谷は初回に20号
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャースは7日(日本時間8日)、本拠地でのロッキーズ戦に臨んだ。初回の第1打席で大谷翔平投手が20号先頭打者アーチを放ち、試合を優位に進めたが、8回に守備のミスも重なって逆転を許した。
大谷の20号で幸先よく先制したドジャース。先発のロブレスキーも7回1失点にまとめ、3-1とリードして8回を迎えた。代わったクラインは先頭に四球を与えると、1死後に右前打で繋がれた。フリーマンの当たりは遊撃・ロハスの正面付近に飛んだが、これを名手がまさかの後逸。その間に1点を返された。
続くマッカーシーが犠打を試み、三塁走者が生還。これで同点になった。マンシーは一塁で1つアウトを奪ったが、その後がまずかった。カバーに入ったフリーランドが三塁へ送球するも、これを誰も捕球できず。その間にボールがダグアウトに入り、勝ち越しの走者が生還した。ロバーツ監督は天を見上げ、怒りの表情を見せた。
前日の同戦では、9回にタナー・スコット投手が3失点を喫した。延長11回の激闘の末に勝利したが、2戦続けて試合終盤に失点した。(Full-Count編集部)
2026年07月08日 13:00
阪神の森下翔太外野手(25)が8日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」セ・リーグ打者部門を受賞した。6月は打率・359、5本塁打、13打点の成績を残し、自身初の月間MVPをつかみ取った。
森下は「個人的に5、6月は課題が残るシーズンが多い」とこれまでのキャリアを振り返った上で、「そういう中で(月間MVPを)取れたというところがすごくうれしい」と受賞を喜んだ。
5月終了時点で、14本塁打で並んでいた4番・佐藤輝との本塁打争いは現在4本差をつけてリード。「本塁打王はいずれ取らないといけないって自分でも思っているタイトル」と自身の中での位置づけを明かし、「輝さんも絶対どこかで追いついてくる。その中で自分がしっかりこのままいけるように日々準備していきたい」と語った。
チームは首位争いの真っただ中。「まずはけがなく、また7月もこうやって素晴らしい賞をいただけるように頑張りたい」と、2カ月連続受賞に向けて意気込んだ。
なお、セ・リーグ投手部門も阪神・高橋が受賞しており、阪神勢が3カ月連続で月間MVPを独占した。
2026年07月08日 13:00
阪神の高橋遥人投手(30)が8日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」セ・リーグ投手部門を受賞した。6月は4試合に登板し、1完投を含む4勝無敗。防御率2・25の成績を残した。3カ月連続での受賞となり、セ・リーグの投手では史上初の快挙となった。
高橋は「本当に光栄でうれしいんですけど、成績的には文句なしっていう感じではなかった。野手の人とリードを守ってくれた中継ぎに感謝です」と謙虚に受賞の喜びを語った。
印象に残る試合には1失点完投勝利を挙げた6月21日・DeNA戦(横浜)を挙げ「踏ん張れないところもあったんですけど、最後まで投げ切れたのが印象に残っています」と振り返った。
開幕から好投を続けるが、「(月間MVPを)取れるだけの見合ったボールをもっと投げていきたい」と満足する様子は一切なく高みを見据えた。7月最初の登板となった7日・巨人戦(東京ド)では6回2/3を4失点で黒星を喫し、開幕からの連勝が10でストップしたが、ここから再び勝利を積み重ねていく。
なお、セ・リーグ打者部門も阪神・森下が初受賞しており、阪神勢が3カ月連続で月間MVPを独占した。
2026年07月08日 13:00
NPBは8日、セ、パ両リーグの6月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パの打者はフランミル・レイエス外野手(31)が3度目の受賞を果たした。
2026年07月08日 12:54
西武は8日、長谷川信哉が左有鉤骨鉤(ゆうこうこつこう)切除術を行ったと発表した。今後はリハビリを行い、実戦復帰までは約2カ月を要する見込みとなっている。
長谷川は1日のソフトバンク戦の第3打席で三ゴロを放った際に左手有鉤骨を骨折し、翌2日に出場選手登録を抹消されていた。
今季、交流戦で打率.367を記録して首位打者を獲得。6月9日、10日の広島戦での2試合連続サヨナラ打など、チームの交流戦初優勝に大きく貢献し最優秀選手賞に選出されていた。
2026年07月08日 12:36
マイナー戦で3打数1安打2三振「無事に終われたので良かったです」
右太もも裏の肉離れで負傷者リスト(IL)に入っているホワイトソックスの村上宗隆内野手が7日(日本時間8日)、米ノースカロライナ州シャーロットで行われたマイナーの試合で5月29日以来となる実戦復帰を果たした。傘下3Aシャーロットの一員として同ナッシュビル戦に「2番・一塁」で出場して3打数1安打、2三振を記録した。6回の守備から交代した26歳は「しっかり出場できたのでそこが一番良かったし、何も不安なく試合に出れたので良かった」と手応えを口にした。
初回裏の攻撃でシャーロットの観客から大きな拍手を浴びて打席に入ると、初球を鋭く右前に運んだ。リハビリ出場初打席で初安打をマークすると、中堅への飛球で一塁走者の村上が二塁へタッチアップ。勢い良く滑り込むなど走塁面も問題なくこなした。第2打席は低めの変化球にバットが回って三振。第3打席は見逃して連続三振に倒れたが、一塁での守備機会もあり、収穫が多かった。プレー後も患部に張りなどは出なかったようで「無事に終われたので良かったです」。
複数の米メディアによると、ホワイトソックスのベナブル監督はシカゴでのレッドソックス戦前に「今週を通してビルドアップしていく方針。日々の状態や回復具合を見ながら、十分に打席をこなせているかを確認する。オールスターまでに復帰してくれることを望んでいる」とプランを説明。8日(同9日)もマイナー戦に出場予定で、問題がなければ10日(同11日)から本拠地シカゴで行われるアスレチックスとの3連戦でメジャー復帰する可能性が高まった。
1年目の今季、シーズン序盤から本塁打争いをするなど打線を牽引していた左打者は長いリハビリ期間中、ベンチから試合を見続けた。「野球をやりたいですし、応援する立場にもどかしい気持ちはあった」と心境を吐露。離脱後もチームはア・リーグ中地区首位争いを演じていたことがモチベーションになったという。
「僕が戻って一気にチームが盛り上がるような活躍をしたいなと思ってリハビリをしていました。打つことも守ることもどっちも大切ですし、9人目の野手として全てにおいて期待をされていると思っています。チーム状況もいいですし、また勢いをつけられるようなプレーができたらなと思います」と意気込みを示した。(Full-Count編集部)
2026年07月08日 11:26
◆NPB通算は48本塁打、日米通算348発目!
ドジャースの大谷翔平選手(32)が7日(日本時間8日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。初回の第1打席に先頭打者アーチとなる先制の20号ソロを放ち、MLB通算300本塁打を達成した。
いきなり本拠地を沸かせた。初回、2ボールからロッキーズの先発右腕・ロレンゼンのシンカーをフルスイング。完璧に捉えた打球は、速度112.2マイル(約180.6キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度19度で左中間スタンドに吸い込まれる弾丸先頭打者アーチとなった。
前夜の19号2ランに続く2試合連続アーチ。ベンチに戻るとロバーツ監督と抱き合い、節目の一発を祝した。
日本ハム時代は5シーズンで計48本塁打をマーク。日米通算では348本塁打となった。
2026年07月08日 10:30
傘下3Aでのナッシュビル戦に「2番・一塁」で先発出場
ホワイトソックスの村上宗隆内野手が7日(日本時間8日)、傘下3Aシャーロットの一員として本拠地でのナッシュビル戦に出場した。
2026年07月08日 09:48
ロバーツ監督の会見で大学生が挙手連発
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャースは7日(日本時間8日)、本拠地でロッキーズを迎える。前日6日(同7日)は今季初の延長戦を制してサヨナラ勝ち。デーブ・ロバーツ監督は試合前の会見に臨み、学生インターン生の約20人を迎え入れた。
会見場は異例の空気だった。ロバーツ監督が席に座るとメモを取る学生たちが目立った。質疑応答の最後には学生に「質問はありますか?」と呼びかけた。すると学生たちは挙手を“連発”した。
学生の1人は「オオタニは300本塁打達成目前ですが、彼はこの試合どういうマインドセットで望んでいますか? そして選手が個人成績よりもチームの成績を優先するよう(監督として)どういうことをしていますか?」と質問。するとロバーツ監督は笑顔で答えた。
「素晴らしい質問だ。彼が本塁打を打てば、もちろんそれはドジャースを助けることになる。でも、(強引に本塁打を狙うのではなく)投手が投じた球を受け入れなければいけない。昨日はストライクをスイングし、ボールを見逃すことがとても上手にできていた。ただ、金字塔が目前に迫ったら、人間はその瞬間を待つのではなく、(無理に)追っかけてしまうことがある」
熱弁は続いた。「勝利の為にプレーし、相手チームが(投じた球を)受け入れたら、自然に数字が付いてくると私は信じて疑わない。300号まであと1本に迫っているけど、彼はとても(チームに)気を配っている。(今日)達成できるといいね」。終始、和やかな雰囲気で10分超の会見は終わった。(Full-Count編集部)
2026年07月08日 09:12
ロブレスキーは今季リーグ2位タイの10勝
メジャーリーグ機構は7日(日本時間8日)、今月14日(同15日)にフィラデルフィアで行われるオールスター戦の代替出場選手を発表した。ナ・リーグの投手ではジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)らが出場辞退し、新たに3人が招集されたが、「奪われた」「あり得ない」と招集されなかったドジャース左腕に同情の声が寄せられた。
この日、出場辞退が決まった投手は、ミジオロウスキーのほかにポール・スキーンズ(パイレーツ)、マックス・メイヤー(マーリンズ)の3人。代わって選ばれたのがブラクストン・アシュクラフト(パイレーツ)、ヘスス・ルザルド(フィリーズ)、ライリー・オブライエン(カージナルス)だった。
アシュクラフトは9勝&防御率3.24、地元開催となるルザルドも7勝&防御率3.75、救援投手のオブライエンは防御率3点台ながらリーグ最多22セーブを記録している。いずれも好投手ではあるが、ファンが主張したのは、ドジャースのジャスティン・ロブレスキーが選ばれるべきだったのでは、という点だ。
ロブレスキーは開幕から安定した成績を残し、10勝はナ・リーグ2位タイ、防御率2.80は同8位をマーク。十分にオールスター級の成績を残しているが、代替選手としても選ばれなかった。これに対し米ファンは怒り心頭の様子だ。
「ロブレスキーがいないなんて狂ってる」
「ルザルドよりウィーラーとロブレスキーの方が上なのに反逆罪レベル」
「アシュクラフトとルザルドをロブレスキーとグリフィンより選ぶなんて狡猾」
「ロブレスキーは強奪された!」
「ロブレスキーが無視された」
「彼らよりロブレスキーの方が相応しいはず」。
ロブレスキーは今回選出されなかったが、ドジャースからは大谷翔平投手や山本由伸投手が大舞台の切符を手にしている。(Full-Count編集部)
2026年07月08日 09:00
高校野球シーズン限定でカープの選手に高校時代を振り返ってもらう新企画がスタート。第1回は、茨城県の霞ケ浦高校で3年間を過ごした遠藤淳志投手(27)。今季、リリーフとして新境地を切り開いている右腕の原点に迫った。
中学時代は軟式野球部に所属し、全く無名の投手だった。そんな右腕に声をかけたのが茨城の名門・霞ケ浦だった。プロへの道を切り開いた3年間。充実の期間かと思われたが、遠藤は意外にも高校時代を振り返り、「あまり良い思い出はないですね…」と苦笑いを浮かべた。
入寮後、本格的な集団生活が始まった。朝は6時に起床し、すぐさま着替えてグラウンドへ直行。朝一番からポール間走10本を含むハードなランメニューが課され、授業が終われば20時ごろまで練習。高校1年時の夏にチームは甲子園に出場するも、遠藤はベンチ外で、「一塁側のアルプススタンドでファウルボール捕ってました」。憧れの場所をスタンドから見つめながら、静かに闘志を燃やしていた。
今でも記憶に焼き付いているのが、通称「3・2・1」と呼ばれるランニングメニュー。学校付近に広がるどこまでも続く田んぼ道で短い休憩を挟みながら、3キロ、2キロ、1キロの順で走るメニューを数セット繰り返す。2年の冬には、後日インフルエンザと判明するほどの高熱と体調不良に襲われながらも、執念で食らいついた。「もちろん体力もついたんですけど、一番はメンタルが鍛えられましたね」。己の限界と向き合う孤独な道路で、折れない心が培われた。
そんな過酷な日々の中にも、高校生らしい青春の1ページがあった。「今だから言えるんですけど」と明かしたのが、夜の体育館を貸し切って行ったバレーボール。「ネットも自分たちで組み立てて遊んでました」と本気の遊びでリフレッシュ。仲間たちと笑い合った時間が最高の息抜きとなっていた。
最も深く胸に刻まれている試合がある。3年夏の茨城大会決勝・土浦日大との一戦だ。甲子園への切符をかけた大一番は、延長十五回までもつれる激闘。遠藤は投手と一塁を何度も交代しながら、腕を振り続けたが最後は決勝点を献上し、9−10で敗戦。試合後は「10月ぐらいまで肩が痛かったです」と数カ月痛みに悩まされるほどの死闘だった。
高校時代は聖地のマウンドに届かなかったが、後悔はない。「本当にたくさんのことを学んだ3年間でしたね。霞ケ浦でよかったと思います」と遠藤。取材中は高校時代を思い出しながら何度も「懐かしいな〜」と笑みを浮かべた。今季は中継ぎとしてフル回転中。高校時代の3年間が礎となっていることは間違いない。