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2026年07月07日 18:49
パリFCは7日、リアム・ロシニアー氏が新監督に就任することを発表した。 クラブからの発表によると、契約期間は2028年6月30日までの2年間。2026−27シーズンに向けたトップチームの始動日である7月9日より、正式に監督に就任するという。 イングランド・ロンドン出身のロシニアー氏は、1984年7月9日生まれの現在41歳。現役時代はハル・シティを筆頭に、イングランド国内の各クラブで活躍し、現役最後のクラブとなったブライトンで、指導者としての第一歩を踏み出した。同クラブではU−23チームのコーチを務め、その後在籍したダービー・カウンティではトップチームのアシスタントコーチだけでなく、2022−23シーズンに暫定監督も経験。2022年11月、ハル・シティで正式監督に就任すると、2024年夏からはストラスブールを指揮し、クラブにカンファレンスリーグ(ECL)出場権をもたらした。 2026年1月には、エンツォ・マレスカ元監督(現:マンチェスター・シティ)の後任としてチェルシーに迎え入れられ、2032年夏までの5年半契約を締結。就任当初こそ、チャンピオンズリーグ(CL)を含めて5連勝を飾るなど悪くない滑り出しだったが、3月11日に行われたCL・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)・ファーストレグのパリ・サンジェルマン戦からは、公式戦8試合を1勝7敗で終えるなど、徐々にチームは深刻な不調に陥った。1912年11月以来となるリーグ戦5試合無得点の5連敗を喫し、今年4月22日には解任が発表。在任期間はわずか107日だった。 そんなロシニアー氏は、チェルシーの監督解任後はフリーの状態が続いていたが、新天地はパリFCに決まった。パリFCは2024−25シーズンのリーグ・ドゥを2位で終え、46年ぶりのリーグ・アン昇格を果たした。迎えた2025−26シーズンは、リーグ・アンを11位で終えており、新シーズンは1部での戦いの2年目をスタートさせる。 2025−26シーズン、パリFCは46年ぶり昇格の立役者となったステファン・ジリ監督の下でシーズンをスタートさせたものの、残留争いに巻き込まれていた今年2月に解任を決断。その後はアントワーヌ・コンブアレ監督が上昇へ導き、残留を決めていたが、パリFCは「今シーズン終了後、関係者全員による協議の結果、クラブの歴史に新たな章を開くため、コンブアレ監督との契約を終了することが決定された」と明かしている。 パリFCのスポーツディレクターを務めるマルコ・ネッペ氏、クラブのオーナーであるアントワーヌ・アルノー氏は、それぞれ次のような言葉で、ロシニアー監督の就任を歓迎した。 「リアム・ロシニアーは、我々が求めていた資質のすべてを備えています。彼は現代的かつ水準の高い監督であり、個々の選手とチーム全体の育成能力で定評があります。戦術的な面はもちろんのこと、特に彼のマネジメント能力と、明確なビジョンのもとにチームをまとめ上げる力に感銘を受けました。彼にはパリFCで成功するための資質がすべて備わっていると確信しており、彼の新たなキャリアにおける成功を心から願っています」(マルコ・ネッペ氏) 「私と家族は、リアムがフランスのリーグに戻ってきてくれることを大変嬉しく思っています。彼のプレースタイルや、若い選手たちで構成されたチームで築き上げてきたものに、私は常に感銘を受けてきました。スポーツディレクターのマルコ・ネッペと緊密に連携しながら、彼は数日後にトレーニングを再開する男子トップチームをまとめてくれるでしょう。多くの選手が熱意を示しており、私たちも同じ気持ちです。彼は、パリFCをリーグ・アンに定着させ、プレー面でもリーグ順位でも毎年成長していくという、私たちが目指すプロジェクトを完璧に体現してくれる存在です」(アントワーヌ・アルノー氏) 【動画】パリFCの本拠地で話しているのは… "𝐂'𝐞𝐬𝐭 𝐮𝐧 𝐩𝐫𝐨𝐣𝐞𝐭 𝐟𝐚𝐧𝐭𝐚𝐬𝐭𝐢𝐪𝐮𝐞"🎙️ Liam Rosenior a livré ses premiers mots en tant qu'entraîneur principal du Paris FC. 🆕 pic.twitter.com/6qpOjflKfg— Paris FC (@ParisFC) July 7, 2026
2026年07月07日 19:38
レアル・ソシエダは7日、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督と2028年6月30日まで契約延長したことを発表した。
契約延長に際し、同指揮官はクラブの公式サイトを通じて、以下のようにコメントを残している。
「これまでの仕事に満足しており、これからが楽しみだ。ギプスコアの人たち、選手たち、クラブ関係者とはとても良い関係を築いている。彼らとの価値観は合っていると思う」
「高い要求やハードルが設定されていても、全く問題ない。我々はプレッシャーのかかる状況下でも、いいパフォーマンスを発揮できると思っている。新シーズンの開幕を心待ちにしているし、最高の結果を出すために毎日を厳しく取り組みたい」
現在48歳のマタラッツォ監督は、昨年12月にレアル・ソシエダの指揮官に就任。セルヒオ・フランシスコ前監督の後任として指揮を執ると、公式戦9戦無敗をマークするなど、チームを立て直す。シーズン終盤戦は失速したものの、コパ・デル・レイ決勝でアトレティコ・マドリードを下し、通算4度目の優勝をもたらした。従来の契約は2027年までだったが、1年の更新を果たした。
2026年07月07日 19:30
ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、クラブの将来に向けたスタジアム整備の重要性を訴えた。伊紙『Corriere dello Sport』が伝えている。
新ユニフォーム発表会に出席したデ・ラウレンティス会長は、ワールドカップ開催中に米国のスタジアムを視察した経験を振り返り、ナポリが今後も国内外で競争力を保つためには、収益基盤の強化が必要だと強調した。
「ミランやインテルが18億ユーロ規模のスタジアムを建設し、ローマも同程度の投資を行えば、(我々は)4〜5年後には十分な収入を得られなくなり、競争力を保つことが難しくなる」
デ・ラウレンティス会長はそう語り、ナポリが国内トップレベルで戦い続けるためには、スタジアムを含めた経営基盤の強化が不可欠だと強調した。
現在のナポリは、インテルやミラン、ユヴェントスと比べて売上規模で劣る状況にある。会長は「自分の財務能力で努力してきた」としながらも、クラブの成長には新たな収益源となる施設が必要だと訴えた。
本拠地スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナについては、改修の可能性にも言及。一方で、改修によって十分な収益を生み出せない場合には、新スタジアム建設も選択肢になるとの考えを示した。
ナポリの本拠地問題について、ナポリ市のガエターノ・マンフレディ市長も「欧州の大都市にふさわしいスタジアムを望んでいる」とコメント。ただし、1億ユーロを超える規模の投資は公的資金ではなく、民間による投資が必要になるとの認識を示している。
また、デ・ラウレンティス会長は今夏の補強についても言及。「現在47人の選手がおり、まず25人を整理しなければならない」と語り、大幅な人員整理を優先する考えを明かした。
新監督マッシミリアーノ・アッレグリについては「クラブの考えを理解してくれる監督で、うまくやっていける」と期待を寄せた。
セリエAで再び頂点を狙うナポリにとって、ピッチ上の強化だけでなく、クラブの収益力を高める環境づくりも重要な課題となっている。
2026年07月07日 19:30
争奪戦になったと報道されていたナ・サンホが、町田から岡山へ完全移籍することを決め、7月5日から岡山の練習に参加している。
4年前のカタールW杯に韓国代表として出場し、24年から町田でプレー。25年に天皇杯を制し、今年はACLEでファイナルに出場したチームの10番として活躍してきた実績を誇る選手が加わり、J1で2年目の2026-27シーズンで岡山がさらに成長を遂げていく期待は大きく高まっている。
岡山がよく獲得できたな、というのが多くの人々の正直な感想だろう。そして、この移籍については、多くの人々が関連性を感じるのが李漢宰の存在だろう。
選手としても町田で7年間プレーした李漢宰は、25年シーズンをもって町田の強化担当を退任し、26年から岡山の強化部副部長として働いている。その李漢宰に今回の移籍について直撃すると、「正々堂々と獲得に向けてチャレンジしました」と言い、ナ・サンホの獲得に動いた経緯を明らかにしてくれた。
「チーム状況も踏まえて、前線の選手をいろいろ調査してきたなかで、候補の1人にナ・サンホが挙がってきた。僕はもちろんナ・サンホの実力を町田にいる時から十分に承知していたし、岡山が今後もう一つ、上の水準に行くためには、彼のように1人で完結できる力を持つ選手が必要だと思っていた。
しかも彼は日本に長くいて、日本のサッカーも十分に理解しているし、町田のサッカーをしているから岡山のサッカーに適応するのも難しくないんじゃないか。そういうことをいろいろ踏まえたうえで、本当に今回はいろんなタイミングも合致したので、ぜひチャレンジさせてほしいと。それで森井社長、山田フットボールダイレクターにも背中を押していただいて、獲得に動いてきました」
この移籍を成立させられたことは、戦力アップのみならずクラブの価値も大きく高めることにもつながった。李漢宰は力を込めて続ける。
「チームとしてもビッグな補強になったと思いますし、クラブにとっても今後の大きな財産になると思います。代表にも入るナ・サンホのような選手が加入してくれたことで、これから代表に名を連ねるような選手にも興味を持ってもらえるキッカケになると思うし、僕はもうあとは、彼がここで活躍するのを全力でサポートするだけです」
ナ・サンホは岡山への移籍を決めた理由をこう語った。
「今回の移籍にハンジェさんが直接的に影響したわけではないですけど、もし岡山に行ったら、またハンジェさんが良くしてくれるだろうなとは思っていました。一番の決め手になったのは、何よりも岡山が他のチームより自分のことを必要としてくれた。そのことに感動したからです。
岡山のサッカーは自分のサッカーの価値観とも一致していますし、町田では自分の中でプレー時間が足りないと感じていたので、岡山で確実にプレーできる保証はないんですけど、岡山で新しいチャレンジをしたいという気持ちで決めました」
今年8月に30歳になるナ・サンホには、まだサッカー選手として追いかけていきたい夢もある。
「岡山で良い成績を残すことがまず大きな目標ですし、ワールドカップに出場することは、サッカー選手であればみんなが抱く夢。自分は22年のカタール・ワールドカップに出場しているからこそ今回、出場できなかったことは残念でしたし、次の大会を目ざしたい。近い目標として、来年1月にアジアカップに出場できるようにチャレンジしていきたい」
岡山はさらなる高みを目ざして挑戦を続けるため、ナ・サンホが必要だった。その熱意に動かされたナ・サンホは、岡山でも10番を背負って夢を追いかける。
取材・文●寺田弘幸
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2026年07月07日 19:12
スペイン1部のバレンシアは7月7日、J1のFC東京と佐藤龍之介の移籍について合意したと発表。
2026年07月07日 18:49
パリFCは7日、リアム・ロシニアー氏が新監督に就任することを発表した。
クラブからの発表によると、契約期間は2028年6月30日までの2年間。2026−27シーズンに向けたトップチームの始動日である7月9日より、正式に監督に就任するという。
イングランド・ロンドン出身のロシニアー氏は、1984年7月9日生まれの現在41歳。現役時代はハル・シティを筆頭に、イングランド国内の各クラブで活躍し、現役最後のクラブとなったブライトンで、指導者としての第一歩を踏み出した。同クラブではU−23チームのコーチを務め、その後在籍したダービー・カウンティではトップチームのアシスタントコーチだけでなく、2022−23シーズンに暫定監督も経験。2022年11月、ハル・シティで正式監督に就任すると、2024年夏からはストラスブールを指揮し、クラブにカンファレンスリーグ(ECL)出場権をもたらした。
2026年1月には、エンツォ・マレスカ元監督(現:マンチェスター・シティ)の後任としてチェルシーに迎え入れられ、2032年夏までの5年半契約を締結。就任当初こそ、チャンピオンズリーグ(CL)を含めて5連勝を飾るなど悪くない滑り出しだったが、3月11日に行われたCL・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)・ファーストレグのパリ・サンジェルマン戦からは、公式戦8試合を1勝7敗で終えるなど、徐々にチームは深刻な不調に陥った。1912年11月以来となるリーグ戦5試合無得点の5連敗を喫し、今年4月22日には解任が発表。在任期間はわずか107日だった。
そんなロシニアー氏は、チェルシーの監督解任後はフリーの状態が続いていたが、新天地はパリFCに決まった。パリFCは2024−25シーズンのリーグ・ドゥを2位で終え、46年ぶりのリーグ・アン昇格を果たした。迎えた2025−26シーズンは、リーグ・アンを11位で終えており、新シーズンは1部での戦いの2年目をスタートさせる。
2025−26シーズン、パリFCは46年ぶり昇格の立役者となったステファン・ジリ監督の下でシーズンをスタートさせたものの、残留争いに巻き込まれていた今年2月に解任を決断。その後はアントワーヌ・コンブアレ監督が上昇へ導き、残留を決めていたが、パリFCは「今シーズン終了後、関係者全員による協議の結果、クラブの歴史に新たな章を開くため、コンブアレ監督との契約を終了することが決定された」と明かしている。
パリFCのスポーツディレクターを務めるマルコ・ネッペ氏、クラブのオーナーであるアントワーヌ・アルノー氏は、それぞれ次のような言葉で、ロシニアー監督の就任を歓迎した。
「リアム・ロシニアーは、我々が求めていた資質のすべてを備えています。彼は現代的かつ水準の高い監督であり、個々の選手とチーム全体の育成能力で定評があります。戦術的な面はもちろんのこと、特に彼のマネジメント能力と、明確なビジョンのもとにチームをまとめ上げる力に感銘を受けました。彼にはパリFCで成功するための資質がすべて備わっていると確信しており、彼の新たなキャリアにおける成功を心から願っています」(マルコ・ネッペ氏)
「私と家族は、リアムがフランスのリーグに戻ってきてくれることを大変嬉しく思っています。彼のプレースタイルや、若い選手たちで構成されたチームで築き上げてきたものに、私は常に感銘を受けてきました。スポーツディレクターのマルコ・ネッペと緊密に連携しながら、彼は数日後にトレーニングを再開する男子トップチームをまとめてくれるでしょう。多くの選手が熱意を示しており、私たちも同じ気持ちです。彼は、パリFCをリーグ・アンに定着させ、プレー面でもリーグ順位でも毎年成長していくという、私たちが目指すプロジェクトを完璧に体現してくれる存在です」(アントワーヌ・アルノー氏)
【動画】パリFCの本拠地で話しているのは…
"𝐂'𝐞𝐬𝐭 𝐮𝐧 𝐩𝐫𝐨𝐣𝐞𝐭 𝐟𝐚𝐧𝐭𝐚𝐬𝐭𝐢𝐪𝐮𝐞"🎙️
Liam Rosenior a livré ses premiers mots en tant qu'entraîneur principal du Paris FC. 🆕 pic.twitter.com/6qpOjflKfg— Paris FC (@ParisFC) July 7, 2026
2026年07月07日 18:40
ワールドカップの熱戦が繰り広げられているアメリカ。その国内リーグであるMLSで挑戦を続けているのが、日本代表としてもプレーした山根視来(ロサンゼルス・ギャラクシー/32歳)と、今冬に初の海外挑戦として渡米した黒川圭介(DCユナイテッド/29歳)だ。ともにSBとして異国の地で戦い続けるふたりの特別対談の後編である(第2回/全2回)。
――◆――◆――
――改めてMLSで得られたことはどうでしょう?
黒川 スピーディなプレーもそうですけど、自分のストロングを出せるリーグなのかなと以前から感じていて、そこは伸ばせています。それこそ、今話したように、うちのチームは守備も前から行くスタイルで、狙いどころを定めて潰しにいくので、恐らくJリーグ時代よりインターセプトの回数も増えているはずです。そういうところで自分の良さをより出せていると感じます。
山根 圭介はクオリティが高く、それに加えてフィジカルにも優れた選手だということは分かっていたから、活躍できるだろうなとは感じていて。こっちのウイングやサイドハーフの選手は良し悪しあるけど、守備意識が高い選手は限られている。だからサイドバックは広いスペースをひとりで守る局面が多く、フィジカルに長けた圭介のような選手には合っているのかなと。
――MLSのスタジアムの雰囲気はどうですか?
黒川 スタジアムによって異なりますが、自分たちのスタジアムは観客席も近くすごく雰囲気が良いです。ただ試合によってはお客さんが少ない試合もあって...。ここ数年、低迷している影響もあるのかなと思います。
山根 やっぱりエンターテインメントの国というか、盛り上げ方は上手いけど、お客さんの数は順位に直結する感じだよね(山根の所属するロサンゼルス・ギャラクシーとロサンゼルスFC(LAFC)の23年7月のダービーには歴代最多の8万2110人がつめかけ、今シーズンの開幕戦、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスらを擁するインテル・マイアミとソン・フンミン、ウーゴ・ロリスらを擁するLAFCのゲームはリーグ歴代2位の7万5673人が来場)。俺らも今季苦戦しているので難しい雰囲気です(苦笑)。
あと、ギャラクシーは、CONCAFチャンピオンズカップ(北中米のナンバーワンチームを決める大会。アジアで言うACL)にも出場していてメキシコのチームとも対戦するけど、メキシコの人たちは本当に熱い。LAにもメキシコの人は多く住んでいて、俺らのホームなのにアウェーのような空気になっちゃう時も(苦笑)。
黒川 ギャラクシーってアウェーの試合のサポーターってどんな感じですか?
山根 一角にいる感じだよね。アメリカは広大だからサポーターの方もアウェーにはなかなか来られないのが現実だと思う。
黒川 そうですよね、そこもJリーグと異なるところですよね。でもオースティンのスタジアムなどは雰囲気がありました。
山根 今シーズンはLAFCとの試合はある?(MLSは東西のカンファレンスに分かれて戦うが、交流戦のようにカンファレンスの壁を越えた対戦も行なわれる)
黒川 多分僕らのホームでの試合だったと思います。
山根 俺らギャラクシーとはダービーだからっていうのもあるけど、LAFCのサポーターがMLSで一番熱狂的なんじゃないかな。盛り上がりすぎると、モノが飛んできたりもするから(苦笑)。あとアトランタも人が入っていて良いスタジアムと聞くよね。
黒川 アトランタはめちゃくちゃ良いスタジアムでした。お客さんの熱も高かったです。ただ、ワールドカップ仕様で人工芝の上に天然芝を乗せている形で、当時は滑りやすかったりピッチ状況が少し難しい面がありました。でも、どのスタジアムも僕にとっては新鮮で、やっぱり楽しいです。
山根 どこも設備が整っていて、綺麗だよね。それにピッチの脇にレストランやテーブル席があったり、ゴール裏でバーベキューをやっている人がいたり、試合入場の際にはお客さんがいるラウンジの前を通ったり、楽しめる仕掛けもかなり多くて、ああいうのは良いよね。
――国内でも時差があるなど移動は大変そうですが、そのあたりはどうでしょうか?
黒川 移動は基本、チャーター機で、飛行機の横までバスで行って乗り込むだけなので、ノーストレスです。非常に恵まれています。
山根 ギャラクシーは西海岸でも一番左側で、所属するウエスタン・カンファレンス内でも、東のほうまで移動しなくてはいけない。逆に(黒川所属のD.C.ユナイテッドらがいる)イースタン・カンファレンスは、比較的、クラブが固まっている印象があるかな。アメリカの人口もイーストのほうが多いはず。逆に国を半分に割った際の真ん中あたりは人口が少ないから、ギャラクシーは移動で苦労している面も。
黒川 僕は今のところフライトは1時間から1時間半が基本で、長くても3、4時間です。空港に着いてからはバス移動ですが、Jリーグでは飛行機に乗るまでに待ち時間があったりもしたので、そこはすごく楽ですね。
山根 それはめちゃくちゃ良いよね。
――選手ファーストと言いますか。
黒川 MLSではどのチームもそうなんだと思います。
山根 そうだね、コロナ禍でそういう形に変わったとは言っていたけど、そういう面では選手として楽をさせてもらっているよね。
――気候はどうでしょう?
山根 自分の場合は気候の変化に苦しんだ部分はありました。それこそロサンゼルスって年間通じて過ごしやすい気候で、住むには素晴らしい場所なんです。でもその涼しい場所から暑いテキサスや、標高の高いコロラドなどに行くと、身体が慣れていなくて難しい部分があって。移動してすぐ試合というケースも少なくないので。一方でD.C.は夏、暑くなると聞いているので、逆に普段から身体を慣らすという面では良いのかもしれない。
黒川 気候の話とは少し異なりますが、D.C.ってご存じの通りアメリカの首都で、街もすごく綺麗なんです。ただ、練習場は離れた場所、それこそ繁華街から車で1時間ほどの場所にあり、ホームスタジアムにも自分の車で行きますが、渋滞が起こりやすい。なのでスタジアムには1時間半ぐらいかかる形で、それは少し大変な部分かもしれません。
――先日はメッシらが所属するマイアミとも戦った黒川選手ですが、対戦したなかで印象に残った選手はいましたか?
黒川 いっぱいいましたが、アトランタの(ミゲル・)アルミロン(今回のW杯にもパラグアイ代表の10番として出場)は改めて良い選手だなと思いましたね。思っていた以上にスピードもあって印象に残っています。
山根 メッシはどうだった?
黒川 うーん、なんて言ったら良いか難しく、試合によっても異なるのでしょうが、運動量は多くないという印象ではありました。
山根 めちゃくちゃ上手いし、俺もマッチアップした時に驚かされるプレーもあったけど、真ん中にどんといる感じだよね。
黒川 そうですね、あまり動かず、でも、タイミングを見つけてボールを引き出して、技術力は高くてやっぱり巧かったですね。
山根 なるほどね、そのマイアミは昨年の王者だけど、個人的には今年はLAFCも強いと思う。うちはワールドカップ明けの一発目にそのLAFCとのダービーがあるから頑張らなくちゃいけないけど、前線にはこっちに来て驚かされ、自分が何度もマッチアップしてきたウイングの(デニス・)ブアンガ(ガボン代表)がいるし、ソン・フンミンもいる。
黒川 前線は強力ですよね。
――ただそうした個の強い選手とのマッチアップを求めて山根選手もMLS移籍を決めたわけですよね。
山根 そうですね、自分もそういう一対一の強度、強力な相手をひとりで止め切る力などを伸ばさなきゃいけないとずっと思ってやってきたので、色々試行錯誤しながら良い経験を積めています。
黒川 僕も先ほど話したように自分の持ち味を出して、より力を養いたいと考えていますが、今のチームは筋トレの時間が、練習前、練習後、試合前日など非常に長くて、そういう面でも少しずつ、異なる世界を目にすることができ、成長できていると感じます。
――海外生活で一番困ったことはなんでしょう?
黒川 思った通りにいかないことが多かったです。2度、3度と念を押さないとやってもらえないこともあって。例えばアパートの契約も、この日時に契約をするって言っていたのに不在だったり、日本では考えられないことが当たり前のように起こるので、割り切る大切さも学びました。
山根 それは分かるな。俺は最初の頃、公共料金の手続きに行って、説明を理解し切れずに担当の人に怒られて、あれはショックだったな(笑)。
黒川 最初は本当、難しいですよね。
――では改めて、今季のMLSには歴代最多の8人の日本人がプレーします。ワールドカップを経てMLSの注目度も高まるかもしれませんが、このリーグでプレーする意義はいかがでしょうか?
山根 一番良いのは、自分たちの誰かが日本代表に入ること。そうすることで、代表スタッフの人にもよりMLSを見てもらえると思いますし、若い選手にもJリーグを大事にしてもらいながらMLSへのルートが開かれるはずです。また今後は、ドラフトで入る選手やアカデミーから上がってくる選手も増え、環境も変わるかもしれません。現にアカデミーには日本人選手がいるという話を結構聞くようになっています。
黒川 そうですね、代表を目指すことは大事ですし、自分たちがどれだけ活躍できるかが大切だと思います。正直自分もここに来るまでMLSのことを深く理解できていなかったですが、日本人にとって良い選択肢になるリーグだと、僕らがプレーを通して伝えることができれば、良いのかなと思います。JリーグにはJリーグの素晴らしさがありつつ、実際、MLSはJリーグとは別物で、日本人の良さである技術面、戦術面を活かしつつ、選手としての能力をより引き上げられる場所だと思います。
山根 自分はMLSがヨーロッパのステップアップリーグに比べ、劣っているとは思いません。逆にMLSで試合に出られなかった選手が、ヨーロッパに行けば結果を残す場合もあります。例えば(ジェルダン・)シャキリは、シカゴでそこまで活躍できなかったですが、母国に戻った後、バーゼルではめちゃくちゃ結果を残している。そういうケースも実際あるので、MLSの見られ方も変えていければ良いですね。
黒川 ヨーロッパから来ても活躍できない選手もいますもんね。
山根 そうだね、そんなに簡単なリーグではないと思う。もしかしたら「MLSって、アメリカのサッカーって、あんまり人気ないんでしょ」っていうイメージがどうしてもあるかもしれないけど、そういう印象はせっかくここでプレーしているのだから変えていければなと。ただ、今上位チームにいる日本人は高丘(陽平/バンクーバー・ホワイトキャップス)だけだから俺らも頑張らないとね(笑)。
黒川 そうですね、ワールドカップの中断明けから、また頑張っていきたいです。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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2026年07月07日 18:30
ラ・リーガのバレンシアは現地7月7日、「FC東京と佐藤龍之介の移籍について合意に達した」と発表した。
「2031年までの今後5シーズンの契約を結び、クラブの男子トップチームのユニホームを着る初の日本人選手となる」
クラブの公式サイトで、19歳MFを以下のように紹介する。
「左サイドから内側へ切り込むプレー、右サイドでのプレー、あるいはインサイドのポジションで攻撃のプレーを加速させるなど、中盤の様々な役割をこなすことができる。その多才さ、スピード、連係能力、そして特に狭いスペースで相手を抜き去る技術的なスキルで際立っている」
これまでのキャリアにも触れ、「アジアサッカー界で最も才能ある新星の1人として、その地位を確立している」と評する。
期待の高さがうかがえる。日本代表にも名を連ねる逸材が、スペインで新たなスタートを切る。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】佐藤龍之介、バレンシアのユニ着用でサムアップ!
2026年07月07日 18:09
バレンシアは7日、FC東京からMF佐藤龍之介を完全移籍で獲得したことを発表した。
2026年07月07日 18:09
ワールドカップの熱戦が繰り広げられているアメリカ。その国内リーグであるMLSで己を磨いているのが、4年前のカタール・ワールドカップを経て初の海外挑戦として24年冬にアメリカへ渡った山根視来(ロサンゼルス・ギャラクシー/32歳)と、今冬にこちらも初の海外挑戦を決断した黒川圭介(D.C.ユナイテッド/29歳)だ。ともにSBとして異国の地で戦い続けるふたりに特別対談として語り合ってもらった(第1回/全2回)。
――◆――◆――
――ふたりはJリーグ時代はそこまで接点がなかったと聞きますが、MLSに黒川選手が挑戦するということで、山根選手が色々サポートをしようと、連絡を取るようになったそうですね。
黒川 最初に現地でギャラクシーと練習試合をさせてもらったんでしたよね?(MLSは春秋制。これまでのJリーグ同様、2月頃に開幕し、秋頃に終幕する。ワールドカップ期間は中断)
山根 そうそう。
黒川 僕がアメリカへの移籍を決めた際にミキ(視来)くんに連絡をさせていただき、現地に着いた時には『ようこそ』というようなメッセージをミキくんからいただきました。
山根 ちょうどその時、両チームがサンタモニカで練習試合を組んでいて。
黒川 そうです、僕がアメリカに行って、一発目の練習試合の相手がミキくんがいるギャラクシーだったんです。そこですぐに会えて、話もさせてもらいました。
――黒川選手は山根選手に色々助けてもらったと。
山根 俺は先輩として、アメリカに“慣れている感”をちょっと出しておきました(笑)。
黒川 いえいえ、僕は聞きたいことばかりだったので、本当、心強かったです。日本人の先輩がいてくれるのは本当にありがたくて。
――山根選手はやはり初めてMLSに挑戦する黒川選手のことを気にかけていたんですね。
山根 それこそ自分もこっちに来た時に高丘(陽平/バンクーバー・ホワイトキャップス)とお茶をさせてもらったり、チームメイトの(吉田)麻也くんに色々助けてもらいましたが、やっぱり異国の地で日本人と会話ができるってすごく大切なんです。初めはもう分からないことだらけで、そんな時に日本語で語り合えることでどれほど安心できたか。その時の記憶が強いんですよね。
黒川 僕も安心感がハンパなかったです。
山根 その話している場所から一生離れたくないと思うよね(笑)。やっぱり初の海外生活となると大変なことばかり。だから圭介とも一緒にお茶をして、その後、麻也くんらも含め食事にも行ったよね。気持ちはすごく分かるので。
――日本語で会話をできる嬉しさみたいなものが。
山根 めちゃくちゃありますよ。
黒川 僕はチームにキャンプから合流しましたが、家族は後から来る予定で、通訳もいないので、ひとりで本当何も分からない状態だった。そういう時に日本語で話せることもそうですし、色々教えてもらえるのは、本当ありがたかったです。
山根 D.C.には木島(萌生/12歳で渡米し、大学を経てMLSドラフトで指名された異色の経歴を持つ23歳)がいてくれたのが大きいはずだけど、彼はアメリカの感覚が強いところもあるからね(笑)。
黒川 そうですね(笑)。木島は長くこっちで生活しているのでアメリカのことをたくさん教えてもらっています。
山根 頼りになるよね。でも、改めて圭介の気持ちはよく理解できたので、支えになれればとは思っていました。
――そういう時、山根選手はどんなアドバイスを?
山根 アドバイスはそんなにしていないかもしれない(苦笑)。でもとにかく日本語でいっぱい喋っていろんな会話をしたよね。
黒川 はい、リフレッシュさせてもらいました。
山根 それが大事なんですよ。MLSはどんなリーグかなどは、多分プレーしていけば分かるはず。でも最初にチームに入った際の食事会場などでの孤独感はなかなかなものがある。意識したのはそこのストレスを緩和させてあげることですかね。あとは圭介が住むワシントンD.C.のことは詳しく知らなかったですが、子どもの生活に必要なものなど、そういうことが話題だったよね。
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2026年07月07日 17:20
ガンバ大阪に所属するMF山本天翔が、ドルトムントへ期限付き移籍することが決まった。期限付き移籍期間は2027年6月30日まで。7月7日、両クラブが発表している。
ドルトムント側の発表によると、山本は期限付き移籍で加入する1年間、セカンドチーム(U−23チーム)を主戦場としてプレーするという。ドルトムントのセカンドチームはレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部相当)に身を置いており、2025−26シーズンは同リーグを5位で終えた。一方で、プレミアリーグ・インターナショナルカップでは優勝を達成。同大会はイングランドの16チームに加えて、ヨーロッパ各地の16チームも参加する大会で、U−23チームを対象としている。
山本は2007年8月24日生まれの現在18歳で、大阪府大阪市の出身。ガンバ大阪のジュニアユース、ユースと着実に歩みを進める傍らで、各年代別の日本代表としても活躍した。2026年に正式にトップチームへ昇格。明治安田J1百年構想リーグでは5試合、AFCチャンピオンズリーグ2では1試合に出場。今年6月にはU−19日本代表の活動に参加しており、FIFAワールドカップ2026を戦う日本代表のトレーニングパートナーも務めていた。
山本については、今月2日にG大阪を通して、海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためにチームを離脱することが発表されており、今回は移籍先が明かされた形となる。初の海外挑戦に臨む山本は、G大阪を通して次のようにコメントを発表した。
「この度、ドルトムントに移籍することになりました。ガンバでは、ジュニアユース、ユースの6年間とプロの半年間で色んなものを吸収することができました。そのガンバで培ったものを海外で自分がどれだけやれるか楽しみにしていますし、そこで活躍できるように頑張ってきますので、応援よろしくお願いいたします」
また、新天地となるドルトムントを通しては、次のように決意を明かしている。
「ドルトムントのような素晴らしいクラブに加入することができて、未だに実感が湧きません。日本を離れるのは初めてで、ここでのすべてが僕にとっては新鮮な出来事です。けれども、準備はできています。毎日学び、成長していきたいです。そして、この信頼に応えるために全力を尽くします」
なお、ドルトムントのユース部門で責任者を務めるポール・シャフラン氏は、山本について「初めて見たその時から、我々を感銘させた選手です。彼は、我々のプレースタイルに求められる資質を備えています。彼が我々と共に、さらなる成長を遂げると確信しています」と語っている。
ドルトムントのトップチームは、過去に元日本代表MF香川真司(現:セレッソ大阪)が活躍したことで知られる。MF丸岡満(現:ASC北海道)については、山本と同じくセカンドチームからドルトムントでの歩みをスタートさせたが、トップチームでのブンデスリーガ出場も果たした。山本も、まずはセカンドチームで研鑽を積み、トップチームデビューを目指すこととなる。
【画像】ドルトムントに山本天翔が加入!!
Tach, 山本天翔! 👋🎌
Borussia Dortmund verstärkt seine U23 mit dem japanischen U19-Nationalspieler Takato Yamamoto. Der 18-jährige Japaner wechselt für ein Jahr auf Leihbasis vom japanischen Erstligisten @GAMBA_OFFICIAL nach Dortmund.
Willkommen beim BVB, Takato! 💛 pic.twitter.com/jRmkTabj77— Borussia Dortmund (@BVB) July 7, 2026
2026年07月07日 15:45
東京ヴェルディに所属するMF福田湧矢が、自身のインスタグラムで結婚を報告した。お相手は、モデルとして活躍する愛甲ひかりさんとのことだ。
福田は福岡県出身の27歳。東福岡高校からガンバ大阪に加入しプロキャリアをスタート。2025年に東京Vへと完全移籍していた。お相手の愛甲さんは、宮崎県出身で、2019年から芸能活動を開始。モデルや女優として活躍し、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)、『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)などに出演していた。
福田は自身のインスタグラムでドレス姿の愛甲さんとの2ショットを投稿。「これからも2人らしく笑顔と優しさに溢れた家庭を築いていきます。人としても選手としてもこれからも沢山成長していきます」とし、「まだまだ未熟な2人ですが、暖かく見守って頂けたら幸いです。今後とも応援よろしくお願いします」と、コメントしている。
また、愛甲さんも自身のインスタグラムを更新。「1番の味方であり1番尊敬できる人です」と福田を紹介し、「夫婦として支え合いながら、笑いの絶えない毎日にしていきたいと思います。今後も彼のサポートしながらよりお仕事も続けていく予定です。これからも変わらず、温かく見守っていただけると嬉しいです!」とファンにメッセージを残している。
【写真】東京Vの福田湧矢とモデルの愛甲ひかりさんが2ショットで結婚を報告
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2026年07月07日 15:26
W杯の出場国が32から48に増え、北中米大会はアジアから史上最多の9か国が参戦した。
2026年07月07日 15:12
七夕の日に、メッセージを送った。
長友佑都が7月7日、自身のインスタグラムを更新。妻の平愛梨さん、4人の息子との家族ショットなどを添え、「いつか大きくなってパパの投稿を見た時にワールドカップの記憶を思い出してくれると嬉しいな」と綴る。
北中米W杯で、5大会連続のW杯出場を果たした長友。「人に何言われても、笑われたとしても自分を信じて大きな夢に向かって突き進んでください」。自らが体現したからこそ、重みがある。
「いつか道は開く」と記し、「2026.7.7 パパより」と締めくくる。愛息たちは、その大きな背中を見つめているはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【美女サポ画像】北中米W杯を華やかに彩る各国ファンを一挙公開!
2026年07月07日 15:00
ミランの2025-26年度決算(2026年6月30日締め)は、約2500万ユーロの赤字となる見込みだ。
今季のセリエAを5位で終え、2シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したミラン。決算も赤字となったが、その内容はけっして悲観すべきものではないようだ。伊『CalcioMercato.com』が報じている。
報道によれば、前年度のミランは約290万ユーロの黒字を計上していたが、今季はチャンピオンズリーグ不出場の影響が大きく響いた。総収益は約5億ユーロから約4億3300万ユーロへ減少し、放映権収入は約42%減、欧州大会のホームゲームがなくなったことでスタジアム収入も約17.6%落ち込んだという。
しかし、選手売却がクラブ財政を大きく支えた。テオ・エルナンデスやマリック・チャウらの移籍を含めた選手売却益は約1億ユーロに達し、クラブ総収益の約4分の1を占める結果となった。また、商業収入は、メインスポンサーであるエミレーツ航空との契約更新などを背景に、約5.9%増加している。
人件費に関しては、ジョルジョ・フルラーニCEOとイグリ・ターレSDが契約途中で退任したため、退職金や契約精算などの費用として約1300万ユーロが決算に計上される見込みとなっている。しかし、マッシミリアーノ・アッレグリ監督については、ナポリ行きに伴う契約解除でミランと合意しており、クラブに追加負担は生じない。
決算は例年通り株主総会で承認される予定で、通常は10月に開催されている。
今回の赤字についてもクラブの財務基盤を大きく揺るがすものではないとみられる。ミランの純資産は約1億9900万ユーロのプラスを維持しており、約2500万ユーロの損失は十分に吸収可能な水準とされている。
今後はスタジアム取得の効果も期待される。スタジアムおよび周辺用地をミラノ市から取得したことにより、年間約500万ユーロとされる賃借料負担がなくなるほか、自前のスタジアム運営による収益拡大も見込まれる。
チャンピオンズリーグ不出場の影響は決算にも表れたものの、選手売却益や堅実な財務基盤がクラブを下支えした格好であり、ミランには今後の収益改善へ向けた材料が多く存在している。欧州最高峰の舞台への復帰はもちろん、収益面でも再び成長軌道へ戻せるかが、来季以降の大きなテーマとなりそうだ。
2026年07月07日 14:28
現地7月5日に開催された北中米ワールドカップのラウンド16で、イングランド代表は開催国のメキシコ代表と対戦。3−2勝利してベスト8進出を決めた。
激闘を制して歓喜に沸く一方、試合後に悲劇が襲った。イングランドの選手たちが勝利を喜んでいた時、MFジョーダン・ヘンダーソンが看板を乗り越えた際に激しく転倒して手首を負傷。担架で運び出され、病院に緊急搬送されたのだ。
英メディア『skysports』によれば、「ヘンダーソンは腕を骨折しており、メキシコの病院に入院中。手術が必要になる可能性が高い」という。同メディアは、「ワールドカップ残りの試合を欠場することが決定した」と報じた。
また『mirror』も「恐ろしい負傷だ」とし、「大きな同情を感じずにはいられない。ヘンダーソンのこれまでの経歴や実績を考えると、おそらくこれが彼にとって最後のワールドカップになるだろう。後悔するに違いない」と伝えている。
それでもヘンダーソンは今後もチームに帯同する予定だという。早期回復を願うばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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