2024年04月27日 21:41
女子プロレス「スターダム」のワールド王座戦(27日、横浜BUNTAI)は王者・舞華が、渡辺桃(24)との3本勝負を制し、4度目の防衛に成功した。 同会場のプロレスこけら落とし興行のメインイベントで2人は、同王座戦史上初となる「ノーマルルール」、「エニウェア・ハードコアルール」、「ラストウーマン・スタンディングルール」の3本勝負で激突。 1本目から互いに大技を繰り出し合い、舞華が雪崩式ブレーンバスターを決めると、渡辺もテキーラサンライズからのピーチサンライズ(変型猛虎原爆)を発射。全力を出し切った2人はダウン状態になったが、先に起き上がった渡辺にハイキックをズバリと決められた王者は窮地に陥った。最後はピーチサンダー(変型ボム)で3カウントを献上した。 疲労困ぱいのまま迎えた2本目はまさかの奇襲をかけられ、客席に投げ飛ばされてしまった。終始ハードコアを得意とする渡辺にペースを奪われ、されるがまま。それでもマット上にジュエルをばらまき、ブレーンバスターを敢行。最後は自身が用意した巨大扇子で殴り飛ばし、イス上でみちのくドライバーを発射し3カウントを奪った。 1勝1敗で迎えた3本目、舞華は雪崩式ブレーンバスターからのクラッチ式ブレーンバスター5連発を繰り出し王者の意地を見せつける。さらに起き上がらせてからの連続ラリアートでたたみかけダウンさせた。 だが、人でなしドライバーからのハイキックをくらい舞華もダウン。それでも立ち上がった王者は旋回式みちのくドライバーをズバリと決め、渡辺も起き上がれず。10カウントを奪い、2勝1敗の全35分5秒の激闘を制した。 試合後、マイクを持った舞華は「楽勝で私が2勝して勝てると思ったのに。しょっぱな負けてマジで焦ったよ。お前はマジですげえレスラーだよ。今日はお前とやれてよかったと心の底から思ってる。ありがとう」と感謝を述べた。 すると渡辺から「舞華、ありがとう…とでもいうと思ったかクソボケ! 私がこのやり方でぜってえ取ってやるから、待っとけ。クソチャンピオン!」と暴言を吐き捨てられた。 それでも渡辺を拍手で見送った舞華は「防衛に成功しました! 私は今までの歴史たちと向き合って、新しい何かを生み出さないといけない。それがプロレスラーであり、それが女帝時代」と決意を新たにし「私はこれからこのベルトをかけて世界一すげえ試合をして、女帝時代を築き上げていくので、みんなよく見とけよ!」と呼びかけた。 最後は「みなさん、また会うその日まで、さらばだ!」と観客と合唱し大会を締めた。
2024年05月10日 09:46
ボクシングで最も権威があるとされる「リング誌」は9日(日本時間10日)、階級を超えた格付けである「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の最新版を発表。世界スーパーバンタム級4団体統一王者で、6日の防衛戦でルイス・ネリ(メキシコ)の6回TKO勝ちした井上尚弥(31)=大橋=が1位に返り咲いた。
井上は2022年6月に日本人ボクサーで始めてPFP1位に輝いた。その後、同8月にオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に抜かれ、2位となった。今回は直近1位が続いていた史上初の2階級での4団体統一王者となったテレンス・クロフォード(米国)を抜き、1年9カ月ぶりの1位復帰となった。
井上は6日のネリ戦で1回にキャリア初のダウンを喫したが、その後、3度のダウンを奪い返し、圧巻のTKO勝ちを収めていた。
発表を受けて、井上は自身のSNSを更新。「リング誌のPFP1に返り咲きました 皆さんの応援のおかげです!!いつも応援ありがとうございます」と、喜びをつづった。
◇最新PFPの順位は次の通り。
1位 井上尚弥
2位 テレンス・クロフォード(米国)
3位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
4位 サウル・アルバレス(メキシコ)
5位 アルツール・ベテルビエフ(ロシア)
6位 ドミトリー・ビボル(ロシア)
7位 エロール・スペンスジュニア
8位 ガーボンタ・デービス(米国)
9位 ジェシー・ロドリゲス(米国)
10位 中谷潤人
2024年05月10日 09:00
ゼロ年代に新日本プロレスやPRIDEなどで活躍したジョシュ・バーネット(46)は現在、米国でプロレス団体「ブラッドスポーツ」(以下BS)を主宰しており、6月22日に東京・両国国技館で初の日本大会「ブラッドスポーツ 武士道」を開催する。2024年の今、親日家の“青い目のケンシロウ”が作り上げようとしているプロレスとは何なのか。
BSの旗揚げ戦は2019年4月5日。鈴木みのるや総合格闘技の大物フランク・ミア、ダン・スバーンらが出場した。以後、今年4月まで10回の大会を開催し、ジョン・モクスリー、ジェフ・コブ、上村優也、飯伏幸太、ニック・ネメスら日本でもおなじみの選手も多数、参戦している。
ジョシュが「アントニオ猪木、カール・ゴッチ、ビル・ロビンソンら影響を受けてきたプロレスラーや総合格闘家から学んだもの、コンバットスポーツで学び、全てを打ち込むことで信じてきたもの全てを表現したい。影響を与えてくれた方々が作ってきたものに失礼のないように継承していきたい」と考えた結果が、BSなのだという。
また、「全てのレスラーに戦う場を提供し、本当の自分をどう表現するかという場を作り上げたい。BSはロープもないし、ロープに頼ることもできない。今まで頼ってきたものが削られている中で自分をどう出せるかが本当の実力だと思う」と、プロレスラーとしての力量が厳しく問われる場でもあると訴えた。
ブラッドスポーツという名称は「コンバットスポーツを表現したい」と名付けた。「コンバットスポーツは自分も血みどろになるし、相手をそうさせようともする。心身を出し切る意味でも、表現としてはいいんじゃないかな」と胸を張る。
ルールはシンプルにして過酷で、ジョシュは「プロレスの原点に戻ったピュアなもの」だという。決着はKO、一本、レフェリーストップのみ。ロープもダウンカウントもなく、ロープに逃げることができない。打撃技は頭突き、パンチ、掌底、肘、膝、蹴りと全て認められている。
そのようなプロレスを、観客は理解できているのか。ジョシュは「理解度はどんどん深まっていると思う。ルールの問題だけでなく、選手の闘魂に心を重ねる、言い表せないような感動があるから」と自信を見せる。
ビジネス面は手堅い。「プロデューサーとして、作り上げるものは絶対にユニークでないといけない。そこに、プロレスで学んだ経験がすごく生かせる部分がある。僕の経験は全ての人にできるものではない非常にユニークなものなので、そういった言葉では表現できないものを形として作っていきたい」と、他イベントとの差異化を強く意識している。
過去10大会は全て完売か、完売に近かったといい、PPVや入場料などの収入などで「赤字になったことは一度もない」と強調。「基本的に毎回、絶対に赤字にならないことが大前提でやっているので。継続開催できているということは、選手にもいい環境を与えられていると思う」と収支にはシビアだ。
今回、日本大会には「武士道」と付けた。「日本で戦う時は、選手にも武士道精神があるんじゃないかなと思ったから。新渡戸稲造の『武士道』にあるように」とは、日本文化にも造詣の深いジョシュならではだ。「見たことがある選手も知らない選手も、絶対に新しいスタイルを見ることになる」と断言。BSに武士道精神がどのような化学反応を起こすのか、日本旗揚げ戦を注視したい。(デイリースポーツ・藤澤浩之)
◆ジョシュ・バーネット(Josh barnett)1977年11月10日生まれ、米シアトル出身。総合格闘技は19歳でプロデビュー。2002年、史上最年少のUFC世界ヘビー級王者。04年から参戦したPRIDEではE・ヒョードル、A・R・ノゲイラ、M・クロコップと並び四天王と称された。プロレスでは03年、デビュー戦で永田裕志のIWGPヘビー級王座に挑戦。IGF、戦極などでも主力として活躍した。日本文化に造詣が深い。身長191センチ、体重113キロ。
2024年05月10日 06:00
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、18日に横浜武道館大会で行われるアイスリボンの藤本つかさ(40)とシードリングの中島安里紗(35)のコンビ「ベストフレンズ」との対戦について、意外な言葉を口にした。
「ベストフレンズ」とは2016年にも紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)とのタッグ「サンダーロック」で対戦が浮上したが、実現しなかった。岩谷は当時の心境について「会社の事情だかわからないけど、大人たちダルって思った」と明かした。
約8年が経過し、羽南(19)とのタッグで決戦を迎える。因縁の試合へ注目度はすでに最高潮だが、当の本人は「申し訳ないんですけど、正直それどころじゃありません!」と冷めた反応。「ちょっと前までは始球式で頭がいっぱいで、それが終わったら映画の試写会だったりで大変」と続けた。
6日には横浜スタジアムで行われたDeNA―ヤクルト戦の始球式に登場。9日には、自身が原案を担当した映画「家出レスラー」(17日に公開)の完成披露試写会に出席するなど大忙しで、確かにスケジュールはパンパンのようだが…。スターダムのアイコンの心境が気になるところだ。
2024年05月10日 05:00
非加盟団体から見た「日本プロレスリング連盟」とは…。
2024年05月09日 20:37
開戦のきっかけは下町のもんじゃ焼き? GLEATは9日、DDTとの対抗戦を行う6月6日の東京・後楽園ホール大会のカード発表会見を行った。
会見冒頭、DDTの大社長こと高木三四郎と並んだGLEATのチーフストラテジーオフィサー・CIMAは「いつも社長の鈴木(裕之)と『やっぱり面白いことをやりたい。面白いだけじゃなくて激しい戦いやスタイリッシュや疾走感やハチャメチャがあるものをしたい』と話をしていて。そんな時、門前仲町のもんじゃ焼き屋さんで昼ご飯を食べていたら、近くの席にたまたま高木さんがいたんです。それで『GLEATと一発、プロレス界に刺激をぶちこみませんか』ということで話を持ちかけました。ALL TOGETHERがあったり、そこにGLEATは出場できなかったりで悔しいものはありますが、何もかも乗り越えてできるのがプロレスだと思うので」と意外なきっかけを明かす。これに高木も「もんじゃ屋でご飯を食べていたら声をかけられて驚いたんですよ。こんなことあるんだなって。それで面白いことをやりましょうという言葉に反応しまして」と続いた。
メインの6人タッグ戦ではGLEATのガチムチユニット「バルクオーケストラ」の田村ハヤト、河上隆一、KAZMA SAKAMOTOとDDTの樋口和貞、納谷幸男、飯野雄貴が対戦する。G―REX王者の田村が「見たい試合はバチバチしたぶつかり合いだと思うので、王者の俺が正面から受け止めて1人ずつかたずけてやる」と挑発すれば、飯野が「何がオーケストラだ。歌うのか? お前、腕がリコーダーみたいに細いなあ」と返して乱闘に発展。互いに上半身裸になるとショルダータックルをぶつけ合い、火花を散らした。
2024年05月09日 19:15
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)は9日、都内で行われた映画「家出レスラー」(17日公開)の完成披露試写会に出席し、自身を演じ、映画初主演を果たした平井杏奈(27)との意外なエピソードを明かした。
今作品はスターダムのアイコンこと、岩谷の半生を描いた映画で、家出をしてから同団体の1期生としてデビュー、そして最強のレスラーに成長するまでを描いた「青春プロレス映画」となっている。
主演オーディションすべてに参加したという岩谷だが、平井には何か運命を感じていたようで「書類審査の時点で、『この子いいですね』と言ったのが平井さんだった。また試験の合間に唯一インタビューしたのも平井さん」と秘話を明かした。またトレードマークの尻尾を忘れた時、ちょうどオーディション中で尻尾を持っていた平井に「忘れちゃったので貸してもらってもいいですか」と頼み、実際にそれを身に着け、試合に臨んだこともあったという。
最後に岩谷は「胸を張っていい映画ができたと思いますので、たくさんの人に見てもらいたい」と映画への思いを語った。
同イベントには、スターダムの朱里、向後桃、のほか、タレントのゆきぽよこと木村有希、中本大賀、お笑いコンビ「バッファロー吾郎」の竹若元博も出席した。
2024年05月09日 18:08
お騒がせ女子プロレスラーウナギ・サヤカが邪道・大仁田厚(66)を相手にデスマッチ2連戦に臨むことが9日、主催者から発表された。
FBWファイヤープロレス5月25日島根・松江大会では、「流星ファイヤーロケット+電流爆破バット+棺桶爆破 トルネード6人タッグデスマッチ」(時間無制限1本勝負)でシャドウWX、ALLマイティ井上と組み、大仁田厚、SAKI、HASEGAWA組と対戦する。
また、同26日の大阪大会では「凶器持ち込みロイヤルランブル式有刺鉄線ロープ&有刺鉄線ボードバンクハウス6人タッグデスマッチ」(時間無制限1本勝負)でシャドウWX、ライジングKIDと組み、大仁田厚、SAKI、HASEGAWA組みと対戦する。
これまでウナギは大仁田から「ロッシー(小川)に負けたくないんだろ? だったら再び電流爆破のリングに入り、ハードコアマッチをこなすウナギ・サヤカのすごさを見せつけてやるんじゃ!」と挑発され、「もちろんロッシー小川にも、大仁田厚にも負ける気はない。そこまで熱いラブコールを送られたら、もうやるしかないでしょ」と返答。「大仁田厚がつくり上げてきたプロレスを全て飲み込み、私の養分にしてやる。おい、大仁田! お前の土俵でお前を査定して、今まで見たことのない世界を見せてやるよ」と、昨年8月以来となる電流爆破マッチ参戦を受諾していた。
どんな世界が見られるのか。
2024年05月09日 17:51
米AEWに移籍した元新日本プロレスのレインメーカーオカダ・カズチカ(36)が、次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日、ネバダ州ラスベガス)で因縁のノールールマッチに出撃することになった。
2024年05月09日 17:15
FMWEは9日、邪道・大仁田厚(66)が11日にUvanceとどろきスタジアムで行われるサッカーJ1川崎対札幌戦のサポーターイベント「ボーイズビーアンビシャス」で電流爆破マッチを行うと発表した。
イベントはキックオフ(午後3時)前の午前11時30分からフロンパーク(野球場前広場)、および場内で行われる。第1試合がミス・モンゴルVSあきば栞VSパンディータの3WAY戦。第2試合が「電流爆破バットデスマッチ」で大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ組VSミスター・ポーゴ、櫻井匠、怨霊組の6人タッグが行われる。
プロレス界では「晴れ男」として知られる大仁田。FMWEによると、過去には大雨予報だったにもかかわらず、自身が出場するメインイベント前に雨がピタリと止み、空に虹がかかった事があったという。
唯一の鬼門だったのがJ1川崎とのイベント。2022年に川崎が主催の「ボーイズビーアンビシャス」で電流爆破プロレスを予定していたが、台風のため中止。またコロナ禍にイベントを企画したが延期になったこともあり、今回で3度目の正直となる。
大仁田は「FMWが樹立した5万8000人の観客動員数が、旧川崎球場の最多観客数の記録なんです。旧川崎球場で行った最初のFMWの大会は、俺の人生のターニングポイント。『おい、川崎球場で大会やるぞ!』といったら、当時サンボ浅子は『球場の駐車場ですか?』って真顔で聞き返した。『バカヤロー!スタジアムの中だ!』って言い返したけど、それくらい当時のFMWには大それたチャレンジで、突拍子もない一世一代の賭けだったんだ」と川崎との思い出を告白。
「川崎のおかげで、俺は世に出られたと言っても過言じゃない。デビュー50周年の今年に、川崎フロンターレさんの試合のイベントでプロレスをやれることは、とても光栄なことだしうれしいよ。三度目の正直って言うじゃない。今年こそ実現させてやるぜ!」と意欲を燃やした。
聖地川崎で今度こそ電流爆破の火花を散らすつもりだ。
2024年05月09日 16:40
6日に東京ドームで行われたボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチで2度目の防衛を果たした王者の井上拓真(28)=大橋=が9日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同級1位の石田匠(井岡)に3−0の判定勝ちを収めた後、リング上でインタビューを受けた大川アナウンサーに「すいません、自分の聞き間違いでした。大川アナウンサー申し訳ないです」と謝罪した。
試合後、インタビューでの応答が終わった後、大川アナウンサーが「見事、勝利しましたチャンピオン、井上拓真選手でした。おめでとうございました」と締めくくったが、井上拓本人が「“たくま”です」と訂正を求め、大川アナが「井上拓真選手でした。おめでとうございます。失礼いたしました」と繰り返し謝罪した。
井上拓はフォロワーからとみられる「やっぱちゃんと井上拓真って言ってる。これアナウンサー、マジでとんでもない間違いしたとヘコんでると思うから、井上拓真選手は後でアナウンサーに声掛けてあげて欲しい」という投稿をリポストする形で謝罪した。
一連のやり取りにSNSでは「試合直後ですし、大きい会場、歓声で聴き取りにくくて当然です」「試合直後やからしゃーない笑」と井上拓の聞き間違いに理解を示す声や、「その謝罪、よかったです これからも応援してます!!!」「拓真くんもアナもどんまい(*´∀‘)♪」「大川アナウンサーも間違ってないはずなのに、スムーズに話が進むようにすぐ謝ってるのが素晴らしいですね!」「これはご本人に届いて欲しい笑笑」と両者の対応を評価するコメントが寄せられた。
2024年05月09日 13:21
「邪道」大仁田厚が今月25、26日に行われるFBWファイヤープロレスの大会で各団体を股にかけて活躍中の女子レスラー・ウナギ・サヤカとデスマッチ2連戦を敢行することが9日分かった。
この日、大仁田の25日、島根・松江市でのくにびきメッセ大展示場大会、同26日の大阪・錦秀会住吉区民センター大会への参戦が決定。
松江大会では、メインイベントの「流星ファイヤーロケット+電流爆破バット+棺桶爆破 トルネード6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負」で、SAKI、HASEGAWAと組んで、ウナギ、シャドウWX、ALLマイティ井上と激突。
大阪大会でもメインの「凶器持ち込みロイヤルランブル式有刺鉄線ロープ&有刺鉄線ボードバンクハウス6人タッグデスマッチ時間無制限1本勝負」でSAKI、HASEGAWAと組んで、ウナギ、シャドウWX、ライジングKID組と対戦する。
これまで「ファイヤープロレス松江!大阪大会のダブルデスマッチ 松江は電流爆破マッチ 大阪は有刺鉄線バンクハウスデスマッチ この地方2連戦のデスマッチで査定してやるよ(笑)」と、ウナギの決めゼリフ「査定」という言葉を使って、女子プロレス界で大暴れ中のウナギを挑発。その実力を見極めることを宣言していた大仁田。
昨年8月6日の全日本プロレス幕張大会でウナギと6人タッグの電流爆破デスマッチで激突。今年1月7日のウナギの自主興行には花束を持って登場。「僕は2023年のMVPはあなただと思っています」と高く評価していた。
2024年05月09日 13:02
新日本プロレスの大岩陵平が9日に自身の「X」を更新し昨年9月からタッグを結成しているプロレスリング・ノアのGHCヘビー級新王者・清宮海斗へ「決別」をほのめかした。
2024年05月09日 12:46
炎の飛龍藤波辰爾(70)と最長老プロレス評論家門馬忠雄氏(85)が、5月11日午後2時から東京・豊島区巣鴨の「闘道館」でトークイベントを行う。題して「甦るBUNTAI!ハマのプロレス聖地・横浜文体ストーリー」。
横浜文体こと横浜文化体育館は、1962年(昭和37年)に横浜開港100年祭の記念事業として同年5月11日に落成した。奇遇にも、今回のイベントのちょうど62年前にあたる。
利用形態の多様化、建物の老朽化により、横浜文体は2020年9月6日に58年の歴史に幕を閉じた。最後のプロレス興行は、同年8月30日に開催された大日本プロレスだった。
横浜文体でのプロレス興行では多くの名勝負や好試合が生まれたが、好カードを組まないと満員にならない体育館としても知られる。札止めとなる6070人の観衆を集めたのが、1988年8月8日に行われたIWGPヘビー級選手権、藤波辰巳(当時)VSアントニオ猪木戦だった。
60分フルタイム引き分けに終わり試合後、越中詩郎が藤波、長州力が猪木を肩車する光景は観客の感動を生んだ。
藤波は「猪木さんはそろそろ引退かと言われていたけど、底力を改めて感じた」と脱帽。門馬氏は「猪木のスタミナ、体力と気力は普通じゃなかった。互いの持てるものを出したいい試合だった。藤波のベストバウトだよね。今回のトークショーで昭和プロレス、藤波物語をしゃべろうとしてるわけ。藤波が(プロレス入りのため)家出同然で乗り込んだ列車にオレも乗ってた。だから(藤波の)何から何まで知ってる。単行本『ドラゴン炎のカムバック』(91年3月に上梓)を書いたの、オレだよ」とまさかのサービストークを披露した。
さらに門馬氏は「(横浜文体は)64年の東京オリンピックでバレーボールの会場でね、取材したのを思い出すよ。横浜に住んで40年。だから思い入れは深いわけ。MCの高木圭介君(元東スポ記者)も横浜。新丸子育ちでいろんなことよく知ってるよ」と明かした。
東スポではマニアックネタを得意としていた高木氏なら、横浜文体で藤波が一度だけ行った異種格闘技戦(92年7月8日)の話題、他団体になるが天龍源一郎VSスタン・ハンセンのPWFヘビー&UNヘビー級ダブルタイトル戦(88年3月9日)など、思わぬ話が飛び出す可能性もある。
横浜文体は、80年代には仕切り屋の名物ファンもいた愛すべき体育館。名勝負「藤波VS猪木戦」を中心に、さまざまなエピソードが2人から語られるだろう。
料金は4000円(当日は4500円)。ハマっ子ファン、会場マニア、プロレスファンは必見だ。
2024年05月09日 12:39
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の人気選手、ジョリーのマネージャーを務めた現在はインフルエンサーとしてともに活動する清水ゆりが8日、自身のXを更新。第12回大会に向けたオーディションの第1弾動画が5日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開されたジョリーと格闘家のスダリオ剛とのやりとりについて「ジョリー君が話し合いに割って急に暴れ出したって編集になって印象操作されてる。スダリオさんが出てくれたからってスダリオさんを守るような感じにも見える。もっと元々の選手を大事にして欲しいし、だからいつまでたってもしょうもないって言われるんですよ」と、怒りをにじませた。
公開された動画では昨年からSNS上での煽り合いが激化しているジョリーの師である元K−1王者の安保瑠輝也とRIZINで活躍中のスダリオ剛が対面した。対戦に向けてやりとりが続いた中で、安保の愛弟子、ジョリーが「おい、こらブタ、こら。さっきから。同い年として情けないんじゃ」と乱入。スダリオも「調子のんなよ、このクソが」と怒り、「こういうのと付き合いたくない。俺はお前(安保)と話したい」と要求した。すると、ジョリーはなぜか後ろに用意していたクリームののったパイをスダリオに投げつける暴挙。その後、ジョリーが「俺は暴力とか嫌いやから水とかそういうのにしてやってん」と怒る様子が流れ、安保に抱えられて退場させられ、その後、安保とスダリオが向かい合って座り、朝倉らとも交えて話し合い、対戦が仮決定した。
7日になり、安保が自身のYouTubeチャンネルで「【削除覚悟】スダリオ剛がジョリーに暴行を加えたシーン」と題した動画を公開。こちらの動画では安保とスダリオが向かい合って座った話し合い、試合が仮決定した後、「※ジョリーがまた揉め始める」と再びジョリーとスダリオが揉めるシーンが流れ、ジョリーがスパーリングを要求。スダリオが「素手だったらいいぞ」と挑発し、スダリオが左でジョリーを殴る様子が。スダリオは「ケーキ投げたからおあいこだよ」と言い放った。それに対してジョリーが「俺は暴力とか嫌いやから水とかそういうのにしてやってん」と話す様子が流れた。
清水は「BD否定したプロ格闘家が体重50キロ以上低い人を試合でもないところで素手で顔を殴るのはおかしいと思う。裏出すとかケツとるとかいつまで中学生が憧れるようなことばっかり言ってるんだろ。正直共感性羞恥煽られた気分 格闘家としてプライドがあるのならそんなこと言わないよねん。しかもBDもおかしいよね。たしかに殴られたことは聞いてたけど。いきなりジョリーが暴れ出した見せ方は違うくないですか?テロップも入ってないから何でキレてるのか視聴者にも全然伝わってない」と、疑問を呈した。9日になり「ジョリーのことを擁護しているわけではなくて、むしろパイ投げるとか、人の喧嘩に首突っ込むとか。そういういらんことしてなかったら、こんなことなってないのも分かってる」とした上で「ただ、シンプルにスダリオさんのケツとる?とかダサすぎるんじゃないって思うし本当に不愉快。RIZIN選手が素手で顔殴るとか 正当な理由があれば何でもしていいの?」と、つづった。
2024年05月09日 11:53
「プロレス・全日本」(12日、横浜BUNTAI)
王者のライジングHAYATO(25)にカズ・ハヤシ(50)が挑戦する世界ジュニアヘビー級選手権試合の記者会見が8日、都内で行われた。
かつて世界ジュニアヘビー級王者として一時代を築き、7月で引退するハヤシは「青春だった世界ジュニアのベルトに、私と一緒に眠ってもらおうと思っています。引退して俺がチャンピオンのまま持っていく」と、ベルト封印を宣言。
王座を奪取した場合、「一つ言えるんだったらある選手と防衛したいなと思います」と、心に秘めた相手がいることを明かし、HAYATOの指名には「引き寄せてくれてありがとうというような感覚でしたね」と感謝。「最後にまた取りたい。世界ジュニアを僕の輝かせ方で輝かせてみたい」と意気込んだ。
ハヤシを指名したHAYATOは「世界ジュニアってカズ・ハヤシの印象が、悔しいけど強かったんだよね」と理由を説明し、「色あせるより燃え尽きた方がいい。7月を待たずに燃え尽きさせてあげるよ」と通告。
「カズ・ハヤシは世界ジュニアにとって、長年連れ添った元カレみたいなもんだと思ってるんだよね。今一緒に歩いてるのは俺だし、たまに昔の元カレがちょっとだけ恋しくなることもあるだろうけど、俺がその思い出、全部消し飛ばしてあげるよ」と、らしい表現で意気込みを語った。
また、ハヤシのベルト封印宣言を「引退するっていうことはレスラーとして死ぬっていうことだからね。あの世には持って行けないからね。世界ジュニアのベルトがかわいそうだよ」と一蹴していた。