2024年05月10日 05:00
非加盟団体から見た「日本プロレスリング連盟」とは…。 同連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」が6日に日本武道館で行われた。その際、SNSに意味深なポストをして注目されたのがGLEATの鈴木裕之社長だ。空席の目立った客席に言及したタイチの本紙記事を引用し「『全団体が来てるんだろ?』『プロレス全体の力がこれか?』に突っ込んだマスコミがいるのか知りたい。もし、それを聞いたまま記事にしているなら我々GLEATは何者なのか教えてほしい」とつぶやいた。 その真意を問うと、同社長は「そのままうなずいたのなら、加盟した団体が『プロレス団体』で、それ以外はそうじゃないと記者の人たちも思ってるっていうことなのかなと思って。ガッカリと怒りですよね。切り捨てられたと感じた恐怖感とか、むなしさもありました」と語る。また、GLEATが連盟に名を連ねていない理由を「声がかかっていないからです」と説明。「僕は(連盟に)大賛成なんですよ。だけどどうやったら加盟できるか、そのための条件があるのかも今のところ、分からない。当初『これから加盟団体を増やしていく』みたいなことをおっしゃっていたと思うんですけど…。そういう感情も全部まとまってあのポストになったというか」と明かした。 今後については「声がかかればすぐ行くと思いますが、今そういう想定が全くできないので」と同連盟と別の道を行く競争路線も視野に入れていると告白。「加盟する9団体は基本メジャーだと思うんですよ。そのメジャー団体と同じ方向に走れないと分かっている以上、ベンチャースピリットを持って独自路線を構築していくのかな、という覚悟をしようとしているところです」と決意を口にした。 6月6日の東京・後楽園ホール大会でDDTとの対抗戦を行うが、ますます独自路線を進むことになりそうだ。
2024年05月20日 21:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)で、初来日の外国人が躍動した。
第4試合のタッグマッチで超貴婦人桜井麻衣(33)はゼイダ・スティール(20)と組み、野崎渚(33)、マイラ・グレース(31)組と対戦。
163センチ、53キロで米国出身のゼイダは2022年8月にCZWマットでデビュー。ウォリアーズ・オブ・レスリング女子王座の戴冠歴があり、22年冬にはWWEのトライアウトを受けたことがある。
一方、アイルランド出身で160センチ、52キロのマイラは、17年9月にアイルランドのリングでデビュー。ヒップホップダンサーとして20年以上のキャリアを持ち、WWE・NXTでも活動。WWEのニッキー・クロスの推薦で、今回の参戦が決まった。
初来日の2人はともに先発で出陣し、スピード感あふれる攻防で沸かせる。マイラは桜井とゼイダをまとめてドロップキックで吹っ飛ばす。4選手のうち、唯一の所属選手である桜井も負けていない。野崎に連続ダブルチョップを見舞われると、エルボーで応戦。さらにマイラにレッグラリアートからの、おパラダイスロックで屈辱を与えた。
9分過ぎはゼイダが野崎にトペ・スイシーダを発射すると、桜井もミサイルキックからのビッグブーツでたたみかける。残り3分を切ったところで、桜井はおきて破りのおしゃれキックを野崎に決めるが、両軍とも決め手を欠いたまま15分時間切れドローで終わった。
試合後、おマイクを手にした桜井は「庶民のみなさん、ごきげんよう。こんなボロボロの状態でおマイクを握るのは初めてですわ」と貴婦人モード全開で切り出し「マリーゴールド旗揚げ戦という特別な場で、庶民レスラーの野崎渚に勝てなかった。決着つくまでやり合いますわ」と決着戦を要求した。
最後は超満員の観客席に向かって「イタリアンを予約しているので、この後、マリーゴールドのみんなでイタリアンを食べに行きますわ。あなたたち庶民は、今週はまだ始まったばかり。早く家に帰って仕事のことでも考えなさい〜」と呼びかけ、優雅にリングを後にした。
2024年05月20日 20:40
女子プロレス新団体「マリーゴールド」の青野未来(33)が、旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)で存在感を発揮した。
2017年6月のデビューから所属したスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」を4月に電撃退団。プロレスラーとして再スタートを切った青野は、旗揚げ戦で元アイスリボンの石川奈青(29)とシングルマッチで激突した。
アクトレス時代にはタッグを組みアイスリボンのインターナショナルタッグ王座に挑戦したこともある元相方を相手に、青野は強烈なロ―キックを決め好調なスタートを切った。だが、執拗な足攻めをくらいリング上でのたうち回る。さらにダブルアームスープレックスを決められ、ピンチを迎えた。
それでもアクトレスのエースだった青野が意地のパワースラムで反撃開始。後頭部にラリアートを決めて勢いづくと、ハイキックをズバリ。最後はスタイルズクラッシュで3カウントを奪った。
試合後、青野は「最高の景色でした。これだけたくさんのお客さんがマリーゴールドに期待してくれてるのを感じることができて、より身の引き締まる思いで試合に挑めました」と振り返りつつ「私はもっともっと上を目指したいので、強い相手と戦いたい。今日は勝ったけど悔しいところもいっぱい残っている。私もさらに上に行くんで、石川も雑草魂で大きく伸びてきたらいいと思います」とエールを送った。
アクトレスは15年に女子プロ団体として旗揚げしたが、22年2月、スポーツエンターテインメント団体に体制を移行。仲間や後輩が次々と退団する中、エースとして戦ってきた青野だったが、突然のマリーゴールド移籍にはファンから厳しい声も上がった。「自分が新しい道を選んだことで傷つけた人もいる。そういう覚悟を決めた自分の思いは強い」。青野の新章が幕を開けた。
2024年05月20日 20:03
◆マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」(20日、後楽園ホール)
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、後楽園ホールで旗揚げした。
ロッシー小川氏が社長の同団体。所属選手は3月いっぱいで「スターダム」を退団したジュリア、林下詩美、桜井麻衣、MIRAI、ビクトリア弓月の5選手と高橋奈七永、石川奈青に加え、「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6選手が入団し計13選手での旗揚げとなった。また「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)に就任した。
超満員の旗揚げ戦となった第2試合で「アクトレス―」でエースだった青野未来が石川奈青と対戦。互いに意地と意地がぶつかる激戦は、青野がスタイルズクラッシュで石川を沈めた。
バックステージで青野は「最高の景色でした。見たことのない後楽園ホールを見られて、入場式からグッと来ちゃって…始まるんだなってこと…。これだけたくさんのお客さんがマリーゴールドに期待してくれているのを感じることができてより身が引き締まる思いで試合に臨めました」と瞳を潤ませた。
石川に勝利したが「私はもっともっと上を目指したいし、強い相手と戦いたいんで、だったら石川奈青がもっと強くなって」と明かし「私も今日、勝ったけど悔しいところいっぱい残っているんで私ももっとさらに上行くんで石川奈青、雑草魂で大きく伸びてきたらいいと思います」とメッセージを送っていた。
敗れた石川は「悔しいです」を繰り返し、号泣していた。
2024年05月20日 19:53
◆マリーゴールド旗揚げ戦「Marigold Fields Forever」(20日、後楽園ホール)
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、後楽園ホールで旗揚げした。
2024年05月20日 19:35
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、東京・後楽園ホールで旗揚げし、自称・女子プロ界の人間国宝高橋奈七永(45)がオープニングマッチを務めた。
「パッション注入2024」と題した一戦で、3月いっぱいでスターダムを退団した弓月改めビクトリア弓月(19)とシングルマッチで対戦。2011年1月23日に東京・新木場で行われたスターダム旗揚げ戦でも第1試合を務めたのが高橋で、タッグ戦で愛川ゆず季を沈めてスターダム勢初勝利を収めている。
序盤から遠慮なくほおを張ってきた弓月に対し、高橋も本気モードに。重いエルボーでなぎ倒すと、連続チョップ15連発でたたみかける。
会場が大「弓月コール」に包まれる中、残り3分を切ったところで弓月も張り手、トラースキックで反撃してきたが、高橋は容赦ない岩石落としを発射。これを返されると冷蔵庫爆弾を放ち、勝利を収めた。
試合後は握手を拒否された高橋は「マリーゴールドの始まりにパッションを注入しました。こんなにパッションしているんだから、弓月に届かないわけがない。私みたいな大きな壁を相手にしたら、困難なことがわかったんじゃないかな」と胸を張った。
1996年に全日本女子プロレスでデビュー。同団体の最高峰王座、WWWA世界シングル王座を最後に巻いたのが高橋だった。全女解散後はプロレスリングSUN、スターダム、シードリングを渡り歩き、現役最後のリングにマリーゴールドを選んだ。
「引退を見据えてここに来たということは、時間に限りがある。相当な覚悟がある」。高橋の引退ロードがいよいよ幕開けする。
【弓月の話】私は折れてないので、次は必ず奈七永からスリーを取ってみせます。このままでは終われないので、もう一回シングルをやらせてほしい。
2024年05月20日 19:34
「プロレス・マリーゴールド」(20日、後楽園ホール)
女子プロレスの新団体「マリーゴールド」の旗揚げ戦が開催された。
記念すべき第1試合は、1996年にデビューした大ベテランの高橋奈七永(45)と、昨年11月にデビューしたばかりのビクトリア弓月(19)との一騎打ち。張り手で先制した後もドロップキックの連発などで果敢に挑んでいった弓月だが、トップロープに飛び乗っての技をミスするなど高橋との技量の差は明白で、最後はラリアット、バックドロップ、ダイビングボディープレスの重爆に沈んだ。
高橋は弓月に握手を求めたが、弓月はその手を張り飛ばして拒否し、怒りの高橋は弓月を蹴りまくってリング下に蹴り落とすと「まだまだだな!」と一喝。バックステージでは「記念すべきマリーゴールドの最初の試合、パッション感じてもらえたかな?感じたよね?感じないワケないけど!」と切り出し、「私みたいに大きな壁を相手にしたら話になんないって分かったんじゃないかな」と弓月にメッセージを送ると「歴史の始まり、マリーゴールドの始まりにパッションを注入しました!」と胸を張った。
敗れた弓月は「大事な第1試合で奈七永さんに私がパッションを注入しなきゃいけなかったのに、逆に注入された感じになりました」と反省。それでも「私はこんなところで折れてないので。次は必ず奈七永さんから3(カウントを)取ってみせるので、このままでは終わらせないので、もう一度シングルやらせてください」と、ハートの強いところを見せていた。
2024年05月20日 19:10
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、東京・後楽園ホールで旗揚げした。
元スターダムのエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川代表が4月15日に設立会見を開き、元スターダムや元アクトレスガールズの13選手が所属となった。会見後に発売された旗揚げ戦の入場券は、即日全席完売。開演2時間前からファンがグッズ売店に並ぶ列が150人を超えた。
会場には初代タイガーマスク・佐山総、ブル中野、小橋建太をはじめ、米WWEのイヨ・スカイ、カイリ・セインなど多くの関係者からお祝いの花が届いた。
大会前には南側の後方から所属13選手がサプライズ登場。会場が大歓声で包まれる中、選手がリングに集結すると、マイク持った林下詩美が「今日はたくさんの人にご来場いただき、ここ後楽園ホールが満員の中、旗揚げできてうれしく思います。今日集まった全てのみなさんがマリーゴールドの歴史の始まりの証人になります。全選手の覚悟を見届けてください。全力で楽しんでいってください」とあいさつした。
また、練習生の南小桃、咲村良子、橘渚、南ゆうきの4選手も紹介された。
2024年05月20日 19:00
「プロレス・マリーゴールド」(20日、後楽園ホール)
女子プロレスの新団体「マリーゴールド」の旗揚げ戦が開催された。
2024年05月20日 19:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が20日、東京・後楽園ホールで旗揚げし、試合開始前には新設される2本のベルトがお披露目された。
ロッシー小川代表(67)が赤と白のベルトを持ってリングイン。赤いベルトに位置づけられる団体最高峰王座「マリーゴールド・ワールド王座」と、白いベルトこと「マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル(UN)王座」だ。
この他、同団体ではタッグ王座の「マリーゴールド・ツインスター王座」、55キロ以下の軽量級の選手のみ挑戦できる「マリーゴールド・スーパーフライ級王座」の4大王座が新設される。
会場は大歓声に包まれ「ロッシー、ありがとう!」「ロッシー、長生きしてな!」と小川代表へエールが送られた。
2024年05月20日 18:52
今年12月でデビュー10周年を迎える全日本プロレスの青柳優馬(28)が、6月8日に故郷である長野県松本市のキッセイ文化ホール中ホールで、デビュー10周年記念大会を開催する。2022年には史上最年少でチャンピオン・カーニバルに優勝。昨年は初めて最高峰の3冠ヘビー級王座を獲得し、史上最年少で5冠王(3冠と世界タッグ)に輝くなど老舗の主力として活躍する青柳に、10周年の思いを聞いた。
◇ ◇
入門は2014年の4月だった。「もう10年もたってしまったのかという思いがあります。悩みますね」と、意外な言葉を口にした。
「10年続けて来られて良かったという思いもあれば、10年やってまだこの位置かっていう悩みもあります。自分のキャリアとか年齢を頭の中に浮かべると、不安になる時があるんですよね」
既に3冠、世界タッグ、アジアタッグの各王座を手にし、チャンピオン・カーニバル、世界最強タッグ決定リーグ戦も制した。10年以内にタイトルホルダーという「練習生期間に思い描いていた人生設計はクリアできている」と自負する一方で、個人としても団体の一員としても「まだまだ全然満足はできていない」とも思っている。
個人としては「私生活が潤うような感じになりたい」と、力道山やジャイアント馬場、アントニオ猪木ら往年のスター選手のようにリッチな生活を目指している。
「プロレスをしながら金持ちになりたいっていう夢があったので。昔のレジェンド系の人たちの話を聞くと、すごく羽振りがいいじゃないですか。10年たって、自分一人で生きていく分には全然余裕はあるんですけど、羽振りをよくできるかっていうと、ギリギリのラインなので」
団体の一員としては、全日本を「もっと大きくしたい。本当に分かりやすく、夢を与えられるような団体にしたい」という思いがある。プロレス界では新日本プロレスが1強という現実を認めつつも「(ビジネスの規模では)遠く及ばないかもしれないですけど、内容で言ったら一番面白いという自負はあります」。だからこそ、ビジネスの規模も内容に見合うように大きくしたいのだ。
10周年記念大会では、大森北斗、本田竜輝、宮原健斗とのシングル3番勝負を組んだ。特に宮原戦では「これぞ全日本プロレスだって戦いが見せたい」とクオリティーの高さに自信を見せるとともに、「デビュー戦の相手を務めてくれた先輩」という理由もある。
「同じ団体で10年も一緒にいる先輩って貴重なので。一緒にいた近しい先輩とか、みんな辞めていっちゃったので」という身近な存在でもあり、「(全日本が)特に苦しい状況を支えてきた1人というか、一番先頭を切って走ってた人が宮原健斗という男だと思っています」という、尊敬する存在でもある。
宮原は5月12日、チャンピオン・カーニバルに優勝して存在感を示した。青柳は自身の現状をどうとらえているのか。
「だいぶ底辺だと思いますよ。人気では全然上の方だと自負しているつもりなんですけど、戦績だったり今のファンの注目度的な部分でいうと、だいぶ下の方になるんじゃないかな」
全日本では現3冠王者の安齊勇馬、双子の斉藤ジュンと斉藤レイ、4月入団で身長2メートルの綾部蓮ら後輩も頭角を現しており、そういった状況には頼もしさの反面、危機感も覚えている。
「彼らの試合って見てて楽しいし、安心して見ていられる。僕がチケットを買って見に来ているような全日本プロレスのファンだとしたら、彼らの試合がメインイベントでも全然文句ないと思いますし、十分満足して帰れると思う。けれども、それだと青柳優馬個人がまだまだ許せないっていうちょっとした邪念があるので、そこは意地でも譲りたくないな」
10周年記念大会の1日3試合も「とにかく返り咲きたいという思いで、重荷を背負うために組みましたね」と、復権ロードの一環であることを打ち明けた。
10周年の先も見据えており、「全日本プロレスのトップに返り咲いて、全日本プロレスをプロレス界のトップに持っていきたい。老舗団体と言われているだけで、現状を見る限り、ホントにただただ歴史が長いだけの団体になっちゃうんで、昔の栄光を取り戻したい」と熱く語った青柳。
まずは10周年記念大会に向けて「見に来てくれた人はいつも通り全力で楽しませる、必ず胸いっぱいにして返すというのと、全日本プロレスTVで見る、あるいはSNSで結果を追いたくなっちゃうような、来る人も来られない人も楽しめるような大会にしたい」と意気込んでいた。(デイリースポーツ・藤澤浩之)
◆青柳優馬(あおやぎ・ゆうま)1995年11月2日生まれ、長野県松本市出身。2014年、全日本プロレス入門。同年デビュー。17年、野アジアタッグ王者。プロレス大賞新人賞。20年、世界最強タッグ決定リーグ戦優勝。21年、世界タッグ王者。22年、チャンピオン・カーニバル史上最年少優勝。23年、三冠ヘビー級王者。世界タッグ王座と併せ史上最年少五冠王。全日本の青柳亮生は実弟。身長186センチ、体重100キロ。得意技はロックスターバスター、エンドゲーム、ザ・フール。
2024年05月20日 18:00
7月いっぱいで現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂(37)のプロデュース興行「CROSS」(7月6日、東京・新木場1stRING)に、スターダムのワンダー王者・安納サオリ(33)となつぽい(28)が参戦することが20日に発表された。
引退ロードを歩む角田が「もう一度リングで会いたい人がいる」と希望し、東京女子とスターダムの協力で豪華カードが実現。メインで角田、本間多恵組が安納、なつぽい組と対戦する。4人は2015年に「アクトレスガールズ」でデビューした同期で、たもとを分かった後もプライベートでは交流が続いていた。最後に4人が戦ったのは18年12月のアクトレス新木場大会で、安納&角田vs万喜なつみ(なつぽい)&本間の試合だった。
20日に都内で行われた会見には、メインに出場する4人が出席。安納は「この4人の思い出話をすると3日くらいかかると思う。私たち4人でご飯に行った回数を数えたら、9年でたったの3回。こんなうちらがリングで遭遇する意味、わかりますか? 私はわからん。意味なんてなくても寄り添うのが初期メン(アクトレス初期メンバー)なんです。5年ぶりにリングで会いましょう」と再会マッチを心待ちにした。
また、なつぽいは「初期メン4人が同じリングに上がる日が来るなんて想像もしてなかったのでうれしいな」と終始ニコニコ。昔と変わらない同期の姿を見た角田は「今回、私は引退という道を選びましたけど、この3人はまだまだやめないで、プロレスラー街道を突っ走ってほしいと思います」とエールを送った。
当日は全5試合が行われ、第1試合ではチェリーと関口翔がシングルで対戦し、昨年現役を引退したひめかがレフェリーを務める。第2試合の「角田奈穂だけのバトルロイヤル」にはアイドルグループ「SKE48」荒井優希、瑞希、鈴芽、遠藤有栖、原宿ぽむが出場。セミでは尾崎妹加とHIMAWARIがシングルマッチで激突する。
2024年05月20日 17:37
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7月7日、両国国技館)
IBF王者フェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=との統一戦に臨むWBA王者の井岡一翔(35)=志成=が20日、ABEMAボクシングチャンネルの生配信にTKOの木下隆行(52)と出演し、木下や視聴者からの質問に答えた。
2024年05月20日 16:19
最も権威があるとされる米国のボクシング専門誌「ザ・リング」が19日(日本時間20日)、全階級を通じたランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の最新版を発表。9日発表のランキングで1年9カ月ぶりに1位に返り咲いた井上尚弥(31)=大橋=が2位に後退。18日に史上初の4団体世界ヘビー級統一王者となったオレクサンドル・ウシク(37)=ウクライナ=が3位から1位に浮上した。前回2位の現3団体統一世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(36)=米国=が3位となった。
ウシクはWBC王者のタイソン・フューリーとの統一戦で序盤の劣勢を終盤のラッシュで挽回。ダウンも奪い、判定2−1で勝利。ヘビー級史上初の4団体統一を成し遂げ、史上3人目の2階級での4団体統一王者となった。
1位から10位のランキングは次の通り。
オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
井上尚弥(大橋)
テレンス・クロフォード(米国)
カネロ・アルバレス(メキシコ)
アルトゥール・ベテルビエフ(ロシア)
ドミトリー・ビボル(ロシア)
エロール・スペンス・ジュニア(米国)
ガーボンタ・デービス(米国)
ジェシー・ロドリゲス(米国)
中谷潤人(M・T)
2024年05月20日 14:58
全日本プロレスは20日、都内の事務所で会見し6月8日に長野・松本市のキッセイ文化ホールで行う青柳優馬デビュー10周年記念試合を発表した。
青柳優は高校を卒業後の2014年4月に全日本に入門。同年12月14日に後楽園ホールでの宮原健斗戦でデビューした。
2022年にチャンピオンカーニバル初優勝、昨年7月には三冠ヘビー級王座を初奪取するなど王道マットのトップ戦線で活躍している。
ふるさとの松本市でのデビュー10周年記念試合は、異例のシングル3試合。大森北斗、本田竜輝、そしてデビュー戦の相手だった宮原健斗と1大会で3試合に挑む。
会見で青柳優は「節目の大会なんで特別のゆかりのある選手、ゲスト選手を呼ぼうかなと考えたんですが」と切り出す、今のご時世、正直、交流戦だったり対抗戦っていうのがプロレス界全体で薄味に感じてしまうので、全日本プロレス内部だけで力をつけて、全日本プロレスを世に広めたいという意味も込めて1日3試合をやるという初めての企画に挑戦。試練の三本勝負を行いたい」と明かした。
対戦する大森について「試練とも言いがたいんですけど、5月6日の後楽園大会で何かの間違いでしょうけど負けてしまいました。汚名返上ということで組みました」と明かした。本田は「彼は一挙手一投足が腹立つんで、ぶちのめしたい。ボコボコにしたいがために組んだカード」と見据え、宮原は「いろんな面で思い入れがある。デビュー戦の相手でもあるので、10年という節目の時でもあるので、同じ団体に10年間、一緒にいるのも今の時代難しいので、そういうことも大切にしながら組みました」と万感を込めた。
対戦順は今後、発表となるが過酷な1日3試合に「ふんだんに青柳優馬をばらまいて、青柳優馬を楽しんでもらえる大会にしたい」とメッセージを送っていた。
2024年05月20日 14:38
全日本プロレスの陰湿ファイターこと青柳優馬(28)が、自身のデビュー10周年記念大会(6月8日、長野・キッセイ文化ホール)で試練の3番勝負に臨むことを発表した。
2014年12月14日に宮原健斗戦でデビューした青柳は今年、出身地である松本市で記念大会を行うことになった。試合に向けて「節目の大会なのでゆかりの選手を呼ぼうかとも思ったんですが、今のご時世、対抗戦や交流戦が薄味に感じてしまうので、会社にお願いして試練の3番勝負を行いたいと思いました」とプロレス界のトレンドをチクリと皮肉りながらカードを発表。大森北斗、本田竜輝、宮原健斗を相手に1日でシングル戦3試合を行うとした。
北斗には12日に閉幕した春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024」公式戦で敗れており「僕ももちろん悔しいですけど、それ以上に僕を応援してくれている人も悔しいだろうということで汚名返上ということで」と説明。本田戦については「純粋にムカつくのでボコボコにしたい。顔見るだけで腹が立ちます」とした。また、タッグパートナーでもある宮原を指名した理由を「デビュー戦の相手が宮原健斗でもあるので。同じ団体に10年いるというのも今の時代、難しいので組みました」と明かした。
試練の3番勝負とした裏に「1回もそういう試練の何本勝負みたいのをやっていないので、この機会に一気にやってしまおうということ」とした優馬。「ふんだんに青柳優馬をお見せできればと。10年たったから斜に構えるのではなく、11年目に向けていろいろチャレンジしていきたい」と拳を握った。