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2024年03月28日 18:00
2022年のワールドカップ・カタール大会にて、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは大会中にポジションを失う屈辱を味わった。当時は所属していたマンチェスター・ユナイテッドで思うように状態を上げられず、カタール大会では途中から若いFWゴンサロ・ラモスがスタメンに抜擢されたのだ。ロナウドにとっては屈辱的な大会だっただろう。 しかしそこからロナウドはすぐさま気持ちを切り替え、現在はサウジアラビアのアル・ナスルで再び得点を量産している。新たにポルトガル代表監督に就任したロベルト・マルティネスもEURO2024予選からロナウドをセンターフォワードに据えてきたが、今もロナウドをスタメンから外すべきではとの意見を持つ人はいる。 今月の親善試合でポルトガル代表はスウェーデン代表、スロベニア代表と対戦し、スウェーデン代表には5−2で勝利を収めた。このゲームはロナウドが欠場していて、前線ではゴンサロ・ラモスが先発。そのラモスも得点を決め、左ウイングに入るミランFWラファエル・レオンも得点を記録した。 一方で、次に行われたスロベニア戦ではロナウドが先発復帰しながらも0‐2で敗れてしまった。この2試合だけで序列が変わるわけではないはずだが、スペイン『as』はロナウド抜きでも勝てる状態になっているとポルトガル代表を分析する。今夏のEURO2024でロナウドにこだわる必要はないとの意見だ。 「ポルトガル代表では、まだ22歳のゴンサロ・ラモスがセンターフォワードの座を狙って懸命に奮闘している。さらにもう一人、ウルヴァーハンプトンFWペドロ・ネトもいる。24歳のネトにも5大リーグのビッグクラブ複数が注目しており、夏の市場で確実にターゲットとなるだろう」 「EUROでもポルトガル代表がクリスティアーノ・ロナウドを前線に据えてタイトル獲得を目指すと予想されているが、ポルトガル代表はロナウド抜きでも戦えることをすでに示している」 鉄人ロナウドも39歳だ。欧州を離れてサウジアラビアでプレイしていることもあり、そのパフォーマンスを疑問視する声もある。EUROの前にはフィンランド、クロアチア、アイルランドとの親善試合を予定しているが、ロナウドが1番手の座を死守するにはここで結果を残すしかなさそうだ。
2024年05月10日 07:00
【「MLSで奮闘するサムライ守護神」直撃インタビュー前編(全3回)】
リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツ――。スーパースターの参戦で、熱を帯びるMLS(メジャーリーグ・サッカー)で正GKとして活躍する日本人がいる。昨季からバンクーバー・ホワイトキャップスでプレーする高丘陽平だ。
高丘は横浜市出身で現在28歳。2014年に地元の横浜FCのアカデミーからトップチームに昇格し、プロキャリアをスタートさせた。
以降、サガン鳥栖、横浜F・マリノスでもゴールを守り、マリノス加入3年目の2022年にはフルタイム出場でJ1制覇に大きく貢献。同クラブのGKとしては、現在GKコーチを務める松永成立氏以来、29年ぶりにベストイレブンに選出された。
自信と勲章を手にした守護神はその冬、海外挑戦を決断。向かった先が気鋭のMLSだった。高丘は当時の選択をこう振り返る。
「2022シーズンが終わった段階で、ヨーロッパに行きたいとマリノスに伝え、オファーを待っていたんですけれども、結果として来ませんでした。でも、ホワイトキャップスがかなり熱心に誘ってくれたなかで、一度は断ったんですけど、1月の段階でもう1回話が来て、僕自身もう一度考え直して、単純にワクワクしたというか、もう直感ですね。良いチャレンジになると思ったので決断しました。
もちろん、マリノスにはシーズン開幕前の移籍でかなり迷惑をかけてしまったので、そこに対する申し訳なさは持っています。だけど、ゴールキーパーとして、1人の人間として、より上のレベルを目ざすうえで必要なチャレンジになると、直感的に思ったのでここに来ました」
心機一転、助っ人の立場として臨んだ昨季、連係面で相当なタスクが求められるGKながら、開幕からがっちりポジションを掴むと、カナディアン・チャンピオンシップでは見事に優勝。北中米クラブNo.1を決めるCONCACAFチャンピオンズカップの出場権も得た。
背番号を1に変更した今季も抜群の存在感を発揮。その背中は日増しに大きくなっている。
「コンディションは良いです。去年のシーズンが終わってからオフシーズンもトレーニングを続けていましたし、今年の初めは北中米のCONCACAFがあった影響で始動が早かったので、良いトレーニングが結構早い段階から積めているので、コンディション的には全然問題ないですね」
不動の守護神として好守を連発し、タイトルも獲得。傍から見れば、順調な海外キャリアに映るが、本人の感触的にはどうなのだろうか。
「『良いプレーしているね』って言ってくれる人もいるんですけど、自分としてはもっともっと成長していきたいです。ここまで多くの試合に出させてもらっていますが、ただ試合に出るだけじゃなくて、僕は外国籍の選手、いわば外国人助っ人なわけなので、普通のプレーをしているだけじゃ駄目。チームを勝利に導くスペシャルなものがないと、外国人選手としては物足りないと思うので、そこは常に自分に問いかけながらやっていますね」
一般的に、欧州の主要リーグと比べると、MLSは日常的に触れる機会が少なく、未知な部分も多い。高丘は現地でプレーするなかで、「本当にタフなリーグ」と日々感じているようだ。
「もちろん選手の質も高いですし、あとは移動の大変さ。日本だったら横浜で言えば飛行機で最大2、3時間だと思うんですけど、こっちだと4、5時間かかったりしますし、時差もあって、アウェーの地に着いたら22時、23時なんてことも全然あります。
ピッチ外でのタフさは非常に感じますし、日本では感じられないところがたくさんあるので、非常にタフなリーグです。日本人が全員こっちに来て簡単に活躍できるリーグかと言われたら、そんなリーグではないと思います。クオリティがないと来られないですし、活躍するのはそんなに簡単ではありません」
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2024年05月10日 06:31
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は当初、イングランドではほぼ無名の存在だったため、シーズン中盤からの活躍ぶりは驚きを与えた。リバプールが獲得寸前でチェルシーに奪われたモイセス・カイセドよりも格安でいい補強だったとの声も少なくない。
そんななか、「サプライズではなかった」と主張したのが、リバプールOBのディトマー・ハマン氏だ。リバプールの地元メディア『Liverpool Echo』でこう発言している。
「彼が来たとき、必ずしもビッグネームが必要だったわけではない。カイセドを1億数千万ユーロで獲得できなかったのは幸運だったかもしれない。なぜなら、彼(エンドウ)がどれほど優れた選手であるかを知っていたからだ」
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
元ドイツ代表MFは、「私がずっと言っていたのは、彼は非常に規律正しく、技術的にとても才能があり、両足を使え、絶対的なチームプレーヤーであるため、何人かの人々を驚かせると思うということだ」と称賛。こう続けている。
「私はまったく驚かないよ。おそらくプレミアリーグのペースに慣れるために、リズムに乗るまでに数週間か数か月かかったが、私をまったく驚かせていない。彼は一流の役者だよ」
日本代表MFはプレミアリーグでも活躍できる――。そう確信していたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 05:55
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズは5月9日、アントワープを1−0で下し、110年ぶりにベルギーカップを制した。この試合唯一のゴールを奪ったのは日本代表CB町田浩樹。前半アディショナルタイムに、右CKをニアでCFグスタフ・ニルソンが頭で反らしたボールを、ゴール中央に走り込んで得意の左足で仕留めた。
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「ニアでグスタフが触った瞬間に、『あそこにボールが来そうだな』となんか感じるものがあって入っていったら、本当にボールが来た。本当に良かった」
試合の均衡を破る値千金のゴールに、殊勲の町田はベンチ前に疾走し、味方にもみくちゃにされてからテレビカメラにポーズを決め、さらにゴール裏のサポーターに向かってユニホームのクラブエンブレムを示した。
「いや、もう興奮していたんであんまり覚えていない。100年ぶり(ママ)なんでね、サポーターも待ち望んでいたカップだったと思います。ああいう状況の中で先制点を取れたのは嬉しい」
決勝ゴールに喜びを爆発させた町田だったが、この大舞台にあまり昂ることなく試合に入ったようだった。
「僕自身、落ち着きすぎていて、『もっと熱量が欲しいな』くらいの感じでした。決勝戦だから『熱く来るものがあるのかな』と思っていたんですが、経験を重ねたせいか冷静すぎた。そういうときに限ってゴールを決められる」
クールに熱く戦った決勝戦。優勝の喜びを町田はしみじみと語る。
「鹿島アントラーズでリーグ戦(Jリーグ)、天皇杯、アジアチャンピオンズリーグと、僕は(タイトルを)3回獲っているんですけれど、どれもベンチ外だったり、ベンチで試合を見ていたりしたんで、初めてピッチの上で優勝を経験することができましたので良かった。それを自分でもぎ取れたのでね。アメージングですね(笑)。初めて自分の手で獲れたタイトルなんで感慨深いです」
アントワープの誇る俊敏なアタッカー陣のドリブルを止めたり、MFから前線へのパスをカットし続け、本職の守備でもしっかり結果を残した。
「周りが助けてくれました。みんな守備でハードワークして頑張っていた。僕だけじゃないです」
3CBシステムの左を務める町田は、81分から左ウイングバックにポジションを移した。
「俺もさすがにビビりました(笑)。1回、30分だけ(左ウイングバックを)やったことがあるんですが、今回は完全に守り切るという意図でやったんだと思います。準決勝のクラブ・ブルージュ戦(第2レグ。ユニオンは1−2で敗れたものの、後半アディショナルタイムの町田のゴールが効いて2試合合計3−2で決勝進出を決めた)で、僕が点を取ったときは左ウイングをやりました。まさか俺が左ウイングをやるとは思いませんでしたね。今回は監督の守り抜く意図を感じ取れたので、(アントワープに)放り込まれたんですけれど、守り切れて良かったです」
まだユニオンはベルギーリーグ優勝の可能性を残している。昨季、一昨年とプレーオフ終盤で涙を呑んだ。今季はレギュラーシーズンを首位で終えながら、プレーオフで4連敗を喫してしまい、優勝争いから脱落しかけた。
「ダントツの首位だったのにプレーオフで4連敗して3位まで落ちてしまい、選手たちでいろいろ話し合いました。かなり難しい時期でしたね。そこからアントワープに2連勝し、アンデルレヒトと0−0で引き分け、今日はカップ戦で優勝しました。下がってきたところからチームの士気が上がってきているのは、本当に良い。あの4連敗はチームとして無茶苦茶苦しんだんで。練習中、チームメイトが揉め合ったり…。そういうのを乗り越えてのタイトルなんで、チームのみんなも嬉しいし、本当に良かったと思います」
ユニオンの立ち直りを報じるベルギーメディアで話題になったのが、ブレシン監督が選手たちにマイケル・ジョーダンやペップ・グアルディオラの映像を見せたこと。
「今日の試合前は全員、激しく戦っているところをハイライトして(モチベーションビデオを見せた)。4連敗しているときにはジョーダンの『何千試合負けてきた。何千本もシュートを外してきた』という有名なビデオを見たこともありましたね」
町田自身はミーティングでは発言こそしなかったが、チームのWhatsAppグループに長文のメッセージを送ってチームの団結を促したという。
ユニオンがプレーオフで復調し、カップ戦を制した過程で、町田はスーパープレーを披露している。それは4月28日、ホームの対アントワープ戦(4−1)。37分、ハーフウェイライン近くの左サイドライン際から町田は左アウトフロントで、グラウンダーのスルーパスをCFニルソンに通し、1−1の同点ゴールをアシストした。
――あれはとてもCBとは思えぬ凄いスルーパスでしたね
「そうですね。ボールがこぼれてきた瞬間、相手のDFが動くのが見えたので、アウトサイドでうまく出したら、グスタフ(ニルソン)がうまく決めてくれました。彼が決めてくれなかったらアシストがつかなかったので良かったです」
――あのプレーは町田選手のベストプレーの一つ?
「そうですね。アウトサイドで思い通りに蹴れた。結構、距離もありましたね。3バックなんで、流れの中で攻撃に関わっていく回数は多いんですが、この2年間ぐらい、俺はセットプレーから点を取れていませんでした。このカップ戦で入れた2ゴールは共に足なんで、ヘッドで決めたい。ちょっとヘディングで決めろよ、という感じです」
ベルギーでスピードも高く評価されている町田は、攻守にハイレベルなパフォーマンスでユニオンをカップ優勝に導き、虎視眈々と狙う1935年以来のリーグ戦優勝に向けて、チームの鍵を握る存在だ。
取材・文●中田 徹
2024年05月10日 05:32
鹿島アントラーズやシャルケで活躍した内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、元日本代表DFの栗原勇蔵氏がゲスト出演。
2024年05月10日 04:52
スイス女子代表でアストン・ビラ・ウィメン所属のMF、アリシャ・レーマンが公式インスタグラムを更新。恋人であるブラジル代表MF、ドウグラス・ルイス(アストン・ビラ)との仲睦まじいショットを掲載した。
【PHOTO】SNSフォロワー数が1670万超! スイス女子代表のブロンド美女、アリシャ・レーマンが魅せる厳選ショット集をお届け!
5月9日はルイスの26歳の誕生日。レーマンは「マイダーリン、誕生日おめでとう。あなたのすべての幸運を祈っている。そしてあなたの夢がすべて叶いますように!」と愛情たっぷりに綴り、「あなたは私が知っているなかで一番愛情深く、思いやりのあるひと。今日はあなたの日、心の底から愛しているわ。マイラブ」とおのろけ。私服姿でキスするなどじゃれあう様子を複数のカットとともに紹介している。
投稿をチェックしたフォロワーからはお祝いの言葉やツッコミが殺到。「まさしくリアルな美女と野獣だ!」「むちゃくちゃ楽しそう」「キスしすぎ」「マジでルイスが羨ましい」「派手なカップル」「ハッピーオーラが凄いな」などなど、コメント欄にはさまざま声が寄せられている。
超人気者レーマンのインスタ・フォロワー数はついに1674万に到達。ちなみにルイスとは2022年に一度破局したが、その後も友人関係は続き、今年になって復縁を果たしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 04:11
韓国Kリーグの水原FCでチアリーダーを務めるリュ・ヒョンジュさんが公式インスタグラムを更新。ドキリとするプライベートショットを公開してファンの関心を誘っている。
【PHOTO】元K-POPアイドルの韓国美女チア、リュ・ヒョンジュが魅せる“悩殺ショット”を厳選紹介!
かつてK-POPガールズグループ「オブリス」でメインボーカルとして活躍した29歳。この日は「雨の日は自宅にこもりがち」と綴って一枚の写真を投稿した。お風呂場に上下白のタンクトトップ&パンツ姿で登場し、シャワーで濡れて服が透ける様子を紹介。艶めかしい視線をカメラに向けたショットで、大人っぽい雰囲気を演出している。
画像をチェックしたフォロワーからは賛辞が続々。「めちゃめちゃ可愛い」「おおおおお!」「もはや妖精です」「誘惑されちゃいました」「美しい一枚だ」「女神ヒョンジュ」「風邪ひかないで」などなど、コメント欄には好意的なコメントが殺到している。
2021年からプロチアリーダーとしての活動をスタートさせたヒョンジュさん。いまやサッカーだけでなくバスケットボールやバレーボールのプロクラブでも存在を誇示するなど、一年を通じてハイレベルなダンスを披露している。登録者数が11万の公式YouTubeチャンネルも好評だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 00:02
現地時間5月9日、フランスで開催されたパリ五輪の大陸間プレーオフで、U-23アジアカップ4位のインドネシアがアフリカ予選4位のギニアと対戦した。
アジア杯では強豪の韓国を破るなど大健闘したインドネシアは、立ち上がりからギニアに押し込まれる展開が続くも、粘り強い守備でゴールを許さない。
しかし28分にカウンターを受けると、自陣ボックス内でスレーマンが相手を倒してしまい、PKを献上。これを元バルセロナのモリバに決められて先制点を奪われる。
45分には敵陣ボックス内でフリーになったストリックが決定機を迎えるも、シュートを打ち切れなかった。このまま1点ビハインドで前半を終える。
【PHOTO】アジアを制して喜びが爆発!歓喜に沸くU-23日本代表イレブンの笑顔を厳選!(Part1)
後半も劣勢のなか、60分にはCKの流れからチャンスを作る。左からのクロスに途中出場のデワンガが頭で合わせたが、惜しくもゴール右に外れた。
73分には、自陣ペナルティエリア内で相手にタックルにいったデワンガがファウルを取られて、またしてもPKを献上。さらにこの判定に猛抗議したシン・テヨン監督はレッドカードを受けて退席処分となる。しかし、ギニアがPKを失敗し、追加点は与えなかった。
それでも同点弾は奪えず、このまま0−1で敗戦。インドネシアはパリ五輪の最後の1枠を掴めず、68年ぶりのオリンピック出場を逃した。
勝利したギニアは、本大会のグループステージではA組に入り、開催国のフランス、アメリカ、ニュージーランドと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 00:00
サッカー界において長く強豪国として君臨し続けているフランス。
2024年05月09日 23:30
アーセナルは9日、イタリア代表MFジョルジーニョと契約を延長したことを発表した。
現在32歳のジョルジーニョはヴェローナの下部組織出身で、2010年にトップチームへと昇格。同クラブで公式戦通算96試合に出場した後、2014年1月にナポリに加入し、クラブのコッパ・イタリア制覇やスーペルコッパ・イタリアーナ制覇などに貢献した。2018年夏からプレーしたチェルシーでも主力として活躍。2020−2021シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験し、2021年には欧州サッカー連盟(UEFA)の最優秀選手賞を受賞した。2023年1月に加入したアーセナルでは、ハーフシーズンで公式戦16試合出場1アシストを記録。今シーズンはここまで公式戦35試合に出場して1ゴール2アシストをマークしている。
アーセナルとの現行契約には1年の延長オプションが付随していたものの、現状は2024年6月30日までとなっていることから、去就に大きな注目が集まっていたジョルジーニョ。今回の発表では契約期間が明かされていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、2025年6月までの1年間であると伝えている。
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、クラブ公式サイトで以下の通りコメントしている。
「ジョルジが私たちと新たな契約を結んだことを嬉しく思う。ジョルジは我々のチームにとって重要な存在であり、素晴らしいリーダーシップとピッチ上で彼の周りにいる全員を向上させるユニークな能力を備えた模範となる人物だ。ジョルジと彼の家族が私たちに協力してくれてとても嬉しく思っているし、この旅を一緒に続けていくことに興奮している」
2024年05月09日 23:30
アーセナルMFジョルジーニョは、クラブにもう1年残留することになるようだ。移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のXアカウントで報じている。
現在32歳のジョルジーニョは昨季1月にアーセナルに加入した。現行の契約は6月末で満了となるが、クラブはこのベテランをもう1年とどまらせることを決断したようだ。
ジョルジーニョは今季リーグ戦23試合に出場し、そのうち10試合に先発している。重要な試合では中盤底のコントロール役として起用されることも多く、3-1と勝利したリヴァプール戦などは見事にゲームを操り、今季加入のデクラン・ライスからも「彼がどんなふうにゲームをコントロールするか、ボールを持ったときにどれだけ冷静でいられるか、彼がほかの多くのMFにはない資質があることを知っている」と絶賛されていた。
若い選手が多いなか、このベテランはメンター役としても重要なのだろう。その老獪なゲーム運びと視野の広さは貴重で、来季MF補強の噂が絶えないアーセナルにおいても、まだまだ活躍の場はありそうだ。
2024年05月09日 23:10
先日クリスタル・パレスに0-4と屈辱的なスコアで大敗を喫し、8位まで順位を落としてしまったマンチェスター・ユナイテッド。期待を大きく裏切る結果となり、当然ながら選手たちへの視線も厳しくなっている。
英『GIVE ME SPORT』は今季ここまでのプレミアで『最も失望した選手』を選んでいるが、今季のワースト選手に選ばれたのはマンUのMFアントニーだ。
マンUは2022年に8500万ポンドもの移籍金を投じてアントニーを獲得したが、全く結果は出ていない。今季もここまでリーグ戦28試合に出場して1ゴール1アシストを決めただけで、得点に関与する機会があまりにも少ない。同メディアも納得できない数字と批判する。
「アントニーは大金を手にした後もまだその価値を証明できていない。今季はここまで1ゴールと1アシストを記録しているが、これはユナイテッドクラスのクラブでプレイするアタッカーとしては極めて貧弱な成績だ」
そのアントニーに次ぐワースト選手に選ばれているのは、前述のクリスタル・パレス戦でも厳しい評価を受けてしまったMFカゼミロだ。すでにピークは過ぎたとの見方もあり、ワールドクラスの守備的MFとの評価は過去のものとなってしまった。
「守備を完璧にカバーしていた頃の姿は遠い昔のものとなり、今や32歳のカゼミロはユナイテッドにとっての邪魔者となっている。デュエルで精彩を欠いているだけでなく、スピード、判断力、俊敏性のすべてが問題だ」
今季のパフォーマンスとチーム成績を考えれば、この批判も仕方がないか。ポジティブな部分を探すのが難しく、大きく評価を落とすシーズンになっている。
2024年05月09日 22:00
CL準決勝2ndレグでバイエルンに2-1の逆転勝利を収めたレアル・マドリードは2戦合計スコアを4-3とし、2シーズンぶりの決勝進出を決めた。
2024年05月09日 21:47
プレミアリーグのチェルシーが、とあるリーグ記録を更新してしまう可能性があるようだ。9日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
ここまでのプレミアリーグで15勝9分11敗を記録し、残り3試合となった状況で勝ち点「54」を積み上げているチェルシー。来シーズンのヨーロッパコンペティション出場権獲得に向けて戦う同クラブは、今シーズンも序盤から苦戦が続いたものの、5日に行われたウェストハム戦では5−0の大勝を飾り、勝ち点で並ぶマンチェスター・ユナイテッドを得失点差で上回ったことにより7位へと浮上した。
そんななか、同紙はチェルシーが今シーズンの現時点で合計「98枚」のイエローカードを提示されていると指摘。これまでの1シーズンにおける最多警告数の記録は、2021−2022シーズンにリーズが記録した「101」であり、チェルシーが残り3試合で4枚のイエローカードを提示された場合、リーズを抜いてプレミアリーグの新記録を樹立すると紹介している。
一方で、相手に対する不必要な接触や審判への抗議など、プレー外での警告が目立つチーム状況を危惧したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、12月に映像を用いたミーティングで選手たちに指導を行ったという。同紙は、以降の様子について、「不祥事を最小限に抑えている」と主張。12月までに記録した抗議での警告数が「12」であったのに対して、1月から現在までは「6」にまで減少していると説明し、「明らかな改善」とチームの変化を評価した。
2024年05月09日 21:10
FC町田ゼルビアは5月11日、J1第13節で湘南ベルマーレと敵地で対戦する。
この一戦に向け、クラブの公式YouTubeチャンネルがGK谷晃生のインタビュー動画を公開。2020年から湘南に3シーズン在籍し、今季にガンバ大阪から期限付きで加入した23歳は、次のように意気込みを語った。
「すごく思い入れのあるクラブなので、負けたくないという気持ちはもちろんあります。昨年は(G大阪で)負けているので、チームは変わりましたけど、勝ちたいですし、守備陣としてゼロに抑えたいです」
【動画】京都戦でゼルビアの韓国コンビが躍動! オ・セフンのヘッド弾&ナ・サンホの絶妙弾
首位をキープしている町田は、完封で2連勝中。無失点に抑えている理由については、こう明かした。
「町田が目ざすサッカーとして、クリーンシートで試合を終えるというのは、2点、3点を取るよりも重要です。このように(無失点で)やれているのは、全員が良い共通理解と集中力を持って試合に臨めているからだと思います。継続して戦っていきたいです」
ここまで11試合でゴールマウスを守る守護神は、古巣相手にもゴールを許さず、チームの勝利に貢献できるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月09日 21:00
日本時間の5月10日4時にキックオフされるヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグ、オリンピアコス対アストン・ヴィラの一戦。
ホームで行われた1stレグは2-4でアストン・ヴィラは敗戦。決勝進出のためにはアウェイの2ndレグで3点差をつける必要がある。厳しい戦いになることは間違いないが、アストン・ヴィラはウナイ・エメリ監督の下、今シーズンはプレミアリーグでも4位に位置しており、その強さを見せつけてきた。
今季絶好調なオリー・ワトキンスやドウグラス・ルイス、レオン・ベイリーなど実力者も多く、本来のパフォーマンスを発揮できれば、アウェイであってもひっくり返すことは可能だ。プレミアリーグのクラブで唯一ヨーロッパのコンペティションに残っているアストン・ヴィラにとって正念場を迎えるが、指揮官のエメリは会見にて意気込みを語った。英『BBC』が伝えている。
「もっとうまくやらなければならない。この雰囲気では難しいだろう。私たちはここで、選手たちと私たちのアイデアで新しい経験を築き上げる必要がある。今シーズン最大の試合だ」
また1stレグは出場停止となり、前節のブライトン戦に怪我で出場できなかったGKエミリアーノ・マルティネスは、メンバーとして帯同しているが、100%のプレイができるかどうかを慎重に判断して起用すると、エメリは語った。
ここ3試合は1分2敗となっており、思うような結果が残せていないアストン・ヴィラ。調子が良い中で迎えることができてはいないが、そんな時にこそチームとしての力が試される。
逆のブロックではフィオレンティーナがすでにファイナル進出を決めているが、エメリ率いるアストン・ヴィラはこの大一番で逆転勝利を飾ることができるだろうか。