2024年05月09日 23:30
アーセナルMFジョルジーニョは、クラブにもう1年残留することになるようだ。移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のXアカウントで報じている。 現在32歳のジョルジーニョは昨季1月にアーセナルに加入した。現行の契約は6月末で満了となるが、クラブはこのベテランをもう1年とどまらせることを決断したようだ。 ジョルジーニョは今季リーグ戦23試合に出場し、そのうち10試合に先発している。重要な試合では中盤底のコントロール役として起用されることも多く、3-1と勝利したリヴァプール戦などは見事にゲームを操り、今季加入のデクラン・ライスからも「彼がどんなふうにゲームをコントロールするか、ボールを持ったときにどれだけ冷静でいられるか、彼がほかの多くのMFにはない資質があることを知っている」と絶賛されていた。 若い選手が多いなか、このベテランはメンター役としても重要なのだろう。その老獪なゲーム運びと視野の広さは貴重で、来季MF補強の噂が絶えないアーセナルにおいても、まだまだ活躍の場はありそうだ。
2024年05月20日 16:35
「平常心で戦うことしか考えていませんでした」
2月24日の開幕節・川崎フロンターレ戦以来、約3か月ぶりの出場となった背番号9の働きが、勝利を引き寄せたと言っても過言ではないだろう。
5月19日、湘南ベルマーレはJ1第15節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、2−1で勝利した。
湘南は前半、立ち上がりにいくつかのチャンスを作るも、徐々に相手に押し込まれる時間が増え、30分に先制を許した。35分には新潟のDFとGKの連係ミスのこぼれ球を拾ったルキアンが無人のゴールに流し込み、タイスコアとしたが、前半は狙いを出せたとは言い難い内容だった。
後半に向け、山口智監督がハーフタイムに打った一手は、FWディサロ燦シルヴァーノの投入だった。新潟戦が14試合ぶりの出場となった28歳は阿部浩之に代わってピッチに立つと、2トップの相方であるルキアンと縦に並ぶ形で相手のビルドアップを牽制。
守備のタスクをこなしながら、52分に自慢の左足で強烈なミドルシュートを放つと、60分には自らのパスが起点となり、ルキアンの決勝ゴールが生まれた。
攻守で存在感を発揮したディサロは、2点目のシーンをこう振り返る。
「ルキ(ルキアン)に入った時に前向きで良いフォローができた。本当は自分で打ちたかったけど、右足のミドルが決まる感覚がなかったので、相手を引き付けてから左右どちらかを使おうと思っていました。見えてなかったけど、(平岡)大陽の大外から(畑)大雅が上がってくるだろうなと思って、大陽の方を使った結果、ゴールにつながりました。相手のベクトルを折れたという意味でも、良かったのかなと」
【動画】ディサロのパスが起点、ルキアンの決勝弾
ディサロは今節に至るまで、難しい日々を過ごしていたはずだ。開幕戦での出場時間は90+1分からの数分間に留まり、翌節からベンチ外に。ルキアンや福田翔生(いずれも5ゴール)、鈴木章斗(3ゴール)や阿部(1ゴール)ら、同ポジションのライバルが結果を残すなか、ディサロはどんな想いでピッチを見つめていたのか。
「嬉しいが半分、悔しいが半分です。チームが勝つのは嬉しいけど、同じポジションの選手が活躍するのは歯がゆい部分もある。だからといって、他の選手にどう思うとかはなくて。自分に出番が巡ってきた時に、自分のプレーをするだけです。
いつ出ても戦える準備をしていました。練習でできたことしか試合で出せないので、取り組んできた結果が、今日ピッチで出せたかなと。身体的にはキツかったですけど、変な緊張はなく、すんなり試合に入れました」
昨季の湘南のエースで、大学選抜時代に交流のあった大橋祐紀(現・サンフレッチェ広島)に負けたくないと、覚悟を持って臨んだ今季は、思った通りのスタートではなかったかもしれない。ただ、新潟戦でのディサロのプレーは、今後の活躍を予感させるものだった。
次節のジュビロ磐田戦には、14節の柏レイソル戦でのレッドカードによる出場停止が明ける福田も帰ってくる。FW陣の熾烈な競争が巻き起こるなか、ディサロは出場機会を掴めるか。シーズン後半戦へ向け、湘南のエースナンバーに恥じない活躍に期待したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月20日 16:26
監督交代で出場機会は激増した。存在感と周囲からの評価も高まり、アシストも記録した。足りなかったのはゴールのみ。その唯一欠けていたピースを、鎌田大地は王者相手に埋めてみせた。
ラツィオは5月19日、セリエA第37節でインテルと対戦し、1−1で引き分けた。今季のリーグ戦で圧倒的な強さを見せて優勝した王者を相手に、鎌田は先制点となるゴールをあげている。
鎌田は前半33分にボックスの外から左足を一閃。鋭い弾道のミドルシュートで均衡を破った。鎌田のゴールは第3節ナポリ戦以来、約8か月半ぶりだ。
この日の鎌田はダブルボランチの一角ではなく、2列目で先発出場。ゴール以外にも、バレンティン・カステジャノスへのパスで決定機を演出するなど輝きを見せた。
このユーティリティ性が称賛され、イゴール・トゥドール監督からも評価されているのは周知のとおりだ。ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は、採点記事で鎌田に7.5点をつけ、「トップ下だろうが、MFだろうが、今の彼ならトゥドールがGKに起用しても輝くだろう」と賛辞を寄せている。
【動画】鎌田がインテル戦で決めた衝撃の左足ミドル弾!
『calciomercato.com』や『lazionews24』などとともに、同じく7.5点と評価した『Eurosport』は、「トゥドールの下でどれほどの成長か!」と、鎌田の躍進ぶりに感嘆した。
「日本人選手はお祭りモードのサン・シーロでも輝きを裏づけた。2列目で見事な出来。得点取り消しになった場面でカステジャノスにお膳立てし、エリアぎりぎりのところからヤン・ゾマーを打ち破るゴール。プレスでも大変な労力を費やした」
大手紙『Gazztta dello Sport』は7点をつけ、鎌田を「トゥドールによる革命だ」と表現。同じ7点をつけた『SportMediaset』は、「ゴールだけでなく、クオリティとパーソナリティのあるパフォーマンスで、トゥドール体制における大きな前進を裏づけた」と称賛している。
「ボール回しにおけるつなぎが確かで、2列目においてポジショニングのセンスで何度か重要なボール奪還のインターセプトを見せた」
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』も同様に7点とし、「あらゆる点で一線級の試合」と激賞した。
「ゴールは素晴らしかった。それ以外も、チームメイトとの連係も、質の高いボール回しでも、クオリティある試合をした。良かった。いや、最高だった」
チームは惜しくも鎌田交代後の失点で勝ちきれなかった。だが、鎌田の評価はより一層高まったに違いない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 16:18
マンチェスター・シティに所属するベルナルド・シウバのモデル妻、イネス・トマズさんが自身のインスタグラムで、その美貌を惜しげもなく披露した。
【PHOTO】ベルナルド・シウバの美人妻イネス・トマズ、魅惑のショット集をお届け!
「あなたとの思い出を作ることは、いつも私のお気に入り」と綴り、同じくモデルで妹のマリーナ・デグナーさんと、大胆なビキニ姿のショットを公開した。
この投稿にファンも反応。「きれい」「完璧だ」「可愛いがすぎる」「ゴージャスだ」「ワオ」「色っぽいなぁ」「なんて可愛いんだ!」といった声があがった。
シティは今季の最終節でウェストハムに勝利し、プレミア史上初のリーグ4連覇を達成。イネスさんは夫と子どもとともに、トロフィーの前で笑顔を浮かべる写真も投稿している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月20日 16:05
今シーズン限りでチェルシーを退団するブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが、サポーターに別れを告げた。
2024年05月20日 15:53
トッテナムは20日、今夏に行うアジアツアーの一環としてソウル・ワールドカップ・スタジアム(韓国)でバイエルンと対戦することを発表した。
今回の発表によると、『クーパン・プレイ・シリーズ2024』と銘打たれた同大会で、バイエルンと対戦するとのことだ。トッテナムは7月27日に国立競技場でヴィッセル神戸と対戦した後、8月3日に韓国のソウル・ワールドカップ・スタジアムで“ドイツの盟主”と激突することに。なお、トッテナムにとって4度目の、同国代表FWソン・フンミンにとっては主将として初めて迎える韓国遠征になると併せて伝えている。
2024年05月20日 15:30
19日、23-24シーズンのプレミアリーグ全日程が終了。マンチェスター・シティのリーグ4連覇で幕を閉じたプレミアリーグは年間得点王を発表した。
23-24シーズンの得点王に輝いたのは、27得点を挙げたマンCに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。
昨季、マンC加入初年度にもかかわらず、36ゴールを記録してリーグ得点王となったハーランドは今季も開幕から6試合で8ゴールと得点を量産。昨年末から年始にかけては負傷離脱により、5試合を欠場したものの、終盤戦に得点ペースを上げ、結果的に27ゴールを記録する形に。ハーランドはこれで、2年連続のプレミアリーグ得点王の座を手にしており、2年連続で充実のシーズンを送った。
一方で惜しくも2位となったのは、22得点でチェルシーMFコール・パルマーだ。昨夏にマンCからチェルシーへと活躍の場を移したパルマーだが、今季は22ゴールという圧巻の数字を残しており、今季のプレミアリーグで大きなインパクトを残した。
続く3位は21得点でニューカッスルのアレクサンデル・イサク。そして同率4位は、19得点でマンCのフィル・フォーデン、アストン・ヴィラのオリー・ワトキンス、ボーマンスのドニミク・ソランケとなっている。
2024年05月20日 15:18
23-24フランス・リーグ1は19日、第34節の試合が行われ、驚きの躍進を果たしたスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)が3-0でトゥールーズ(Toulouse)を下し、クラブ史上初の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を手にした。
3位リール(Lille OSC)との得失点差により4位で今季最終戦を迎えていたブレストは、後半にマディ・カマラ(Mahdi Camara)、ジョルダン・アマヴィ(Jordan Amavi)、ケニー・ララ(Kenny Lala)のゴールで快勝。するとリールは、終盤に同点ゴールを許してニース(OGC Nice)と2-2で引き分けた。
この結果3位に浮上したブレストはチャンピオンズリーグの本戦に進出し、4位に転落したリールが予選へ回ることになった。
これまでのリーグ戦最高成績が8位となっていたブレストは、欧州大会出場も初めてとなる。
パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が欠場する中、敵地でメッス(FC Metz)に2-0で勝利した。
今季限りで退団するエムバペはハムストリングに問題を抱えているため、ミッドウイークに行われたニース戦も欠場していた。
すでに今季のリーグ優勝を決めているPSGのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、エムバペに加えてウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)やジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)、マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")らもチームに帯同させなかったが、カルロス・ソレール(Carlos Soler)と李康仁(Lee Kang-In、イ・ガンイン)のゴールで白星を飾った。
チームは来週行われるオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とのフランス杯(French Cup 2023-24)決勝を控えており、エムバペはそこでPSGでの最後の試合に臨むとみられている。
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2024年05月20日 15:10
19日、23-24シーズンのプレミアリーグ全日程が終了。
2024年05月20日 15:07
今シーズン限りでブライトンを退任するロベルト・デ・ゼルビ監督が、今後の予定は決まっていないことを明かした。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在44歳のデ・ゼルビ監督は、チェルシーに引き抜かれたグレアム・ポッター前監督の後任として、2022年9月からブライトンの監督に就任。就任直後は苦戦したものの、チームに戦術が浸透すると勝ち星を積み重ね、昨季は6位でシーズンを終えてクラブ史上初の欧州大会出場権獲得に導いた。
2年目の今季は、ヨーロッパリーグ(EL)との“二足の草鞋”を履くなかで主力にケガ人が続出。初のELでの戦いはグループステージを突破したものの、ベスト16で終わり、プレミアリーグでは最終的に12勝12分け14敗の勝ち点「48」で11位に終わった。
来季も指揮を執ることが期待されていたなか、18日に突如今シーズン限りで退任することを発表したデ・ゼルビ監督。19日に行われた最終戦のマンチェスター・ユナイテッド戦(●0−2)を終えた試合後、今後の予定について聞かれると「どのクラブも存在していない。オファーなどはない。現時点では何もないよ」と未定であることを強調した。
続けて、「再びプレミアリーグで働けることを願っている。それがいつになるのか、どこになるかはわからない。それでも、プレミアリーグで働けたことは光栄だった」といつの日か再びプレミアリーグで指揮を執ることを望んでいることも明かした。
【ハイライト動画】ブライトンvsマンチェスター・ユナイテッド
2024年05月20日 14:25
23-24スペイン1部リーグは19日、第37節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)に4得点を奪われ、ビジャレアル(Villarreal CF)と4-4で引き分けた。
6月1日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝に向けて準備を整えているレアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、控え選手中心のメンバーを組んだが、14分に19歳アルダ・ギュレル(Arda Guler)のゴールで先行すると、30分にはホセル(Joselu)の得点でリードを広げた。
ソーロートに1点を返されたものの、レアルは直後にルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が3点目を決め、さらにアディショナルタイムには再びギュレルが得点を挙げた。
それでもソーロートは48分、52分と立て続けにゴールを決めてハットトリックを達成。さらにその4分後には見事なチームプレーから同点ゴールを決め、23ゴール目でリーグ戦得点王争いの単独トップに浮上した。
アンチェロッティ監督は「(失点については)心配していない。非常にオープンな試合で、攻撃的なサッカーをしていたから、必要以上に失点してしまったかもしれない。だからと言って何も変わらない。(チャンピオンズリーグの)決勝がこうなる必要はない」と述べた。
一方でFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でラージョ・バジェカノ(Rayo Vallecano)を下し、2位の座を確定させた。
クラブ通算50戦目となった16歳ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)のアシストからロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が先制点を決めたバルセロナは、さらにペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri')が2ゴールを挙げた。
レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は2-0でレアル・ベティス(Real Betis)に勝利し、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)出場権を確保。ブライス・メンデス(Brais Mendez)の完ぺきなFKで先制するとミケル・メリーノ(Mikel Merino)が追加点を決め、6位の座を確定させた。
アブデ・エザルズリ(Abde Ezzalzouli)のPKがセーブされ、アヨセ・ペレス(Ayoze Perez)のゴールが取り消されたベティスは、7位にとどまりヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)への出場が決まった。
18位のカディス(Cadiz CF)は0-0でラス・パルマス(UD Las Palmas)と引き分け、降格が決定した。
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2024年05月20日 14:17
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今シーズン限りで退任するユルゲン・クロップ監督への感謝を口にした。19日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。
クロップ監督はプレミアリーグ第38節(最終節)を前に、「マンチェスター・シティで何が起ころうと、グアルディオラが世界最高の監督であることが本当に重要だ」と長年熾烈な優勝争いを繰り広げたライバル関係であるグアルディオラ監督への敬意を示していた。
そして、最終節でウェストハムに3−1で勝利してマンチェスター・シティが前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成した試合後、退任するクロップ監督に向けて言葉を求められたグアルディオラ監督は「彼がいなくなるのはとても寂しいよ」と語りつつ、涙を堪えながら、次のように続けた。
「ユルゲンは私の人生にとって本当に重要な存在だ。彼は私を監督として新たなレベルに引き上げてくれた。私たちはお互いを信じられないほど尊敬している」
「彼が戻ってくると感じているし、彼の言葉には感謝もしている。彼はこのクラブが多くのものを私に与えてくれていることも知っている。そうでなければ一人では達成することができないからね。私は十分にそのことを理解している」
「彼のチームが私を助けてくれたし、私の人生において大きな競争相手でもある。他のチームでは見つけることができる破り方を彼ら相手には見つけられなかった。彼がいると本当に難しかった」
「ミケル(・アルテタ)はその功績を引き継いで、私たちを次のレベルに引き上げてくれると確信している。私は彼(クロップ)の幸運を願っているし、彼の最後の試合が特別な試合になったことを願っている。彼はそれに値しているからね」
【ハイライト動画】リヴァプールvsウルヴァーハンプトン
2024年05月20日 13:14
今シーズン限りでリヴァプールを退任するユルゲン・クロップ監督が、別れのメッセージを送った。
2024年05月20日 13:01
23-24イタリア・セリエAは19日、第37節の試合が行われ、王者インテル(Inter Milan)は1-1でラツィオ(SS Lazio)と引き分けた。ホームで行われた試合後には優勝セレモニーが行われた。
試合はラツィオが32分に鎌田大地(Daichi Kamada)のゴールで先制したが、インテルはダンゼル・ダムフリーズ(Denzel Dumfries)が終盤にヘディングゴールを決め、引き分けに持ち込んだ。
同日には6位ASローマ(AS Roma)がジェノア(Genoa CFC)に1-0で勝利したため、ラツィオは7位で変わらず、ローマとの勝ち点差は3となった。
サッスオーロ(US Sassuolo)は0-2でカリアリ(Cagliari Calcio)に敗れ、降格が決まった。
同日にウディネーゼ(Udinese)が後半アディショナルタイム14分の得点でエンポリ(Empoli)と1-1で引き分け、さらにフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)も1-0でACモンツァ(AC Monza)に勝利したことで、1試合を残して来季は12シーズンぶりに2部で戦うことが確定した。
残留圏につけるウディネーゼと降格圏の18位エンポリは勝ち点1差で最終節を迎える。
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2024年05月20日 12:35
19日に行われたプレミアリーグ最終節。
遠藤航が所属するリヴァプールはウォルヴァーハンプトンに2-0で勝利し、今季で退任するユルゲン・クロップ監督のラストゲームを白星で飾った。
クロップ監督は試合後にアンフィールドでお別れのスピーチを行い、フィルヒル・ファンダイクやトレント=アレクサンダー・アーノルドらは思わず感極まっていた。
そのクロップ監督はInstagramのアカウントを開設したばかり。試合後には「試合から3時間後、全てのインタビューと最後の会見を終えた…まだここにいてくれる人達を見れてすごく嬉しいよ!」として、アンフィールドのリヴァプールファンとの写真を投稿していた。
また、ストーリーに投稿したこんな写真も話題になっている。
「この景色が恋しくなるだろうね」として投稿したのは、記者会見場で自ら撮影したジャーナリストたちの写真!
日本人も!クロップら世界の名将に愛された愛弟子たち
ファンたちも「クロップvsメディアの対決も恋しくなる」などと反応していた。
2024年05月20日 12:29
アルネ・スロット新体制での未来は明るくないかもしれない。
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤航は、昨年12月から不動のアンカーとして活躍。当初の期待を上回る奮闘を見せてきた。
ただ、ここにきて厳しい声が飛んでいる。現地5月19日に本拠地アンフィールドで開催されたプレミアリーグ最終節のウォルバーハンプトン戦(2−0)の評価も芳しくなかった。
現地サイト『FOOTBALL FANCAST』は「スロットは、最後にクロップを失望させたリバプールの男を忘れるべきだ」と辛辣な見出しを打った記事を掲載。「レッズのMFは来シーズン、クラブのレギュラースターターになるべきではない」とこき下ろしている。
「クラブから、あるいはレギュラーとして先発として、彼(新監督に就任するスロット)が捨てなければならない選手の一人はMFのエンドウだ。最後にピッチの真ん中でひどいパフォーマンスを見せて、ユルゲン・クロップ監督を失望させた」
【動画】三笘夫妻とデ・ゼルビ監督の惜別抱擁シーン
同メディアは、「エンドウは依然としてフィジカル面での不足が見られた」と指摘。「来季のレッズのレギュラーにはならないはずなので、スロットは今後、元シュツットガルトのスター選手をローテーション要員にするか、控え選手にするか、この夏に彼をうまく利用する方法を見つけなければならない」と綴り、こう続けている。
「スロットは来シーズンの先発メンバーからエンドウを外し、アンカーとしてより強力な守備的MFを獲得することを検討する可能性がある」
ただ、今シーズンも懐疑的な意見を結果で黙らせてきただけに、新シーズンも、簡単にポジションを譲る気は毛頭ないはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部