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2023年03月26日 16:41
全日本プロレス26日の新木場大会で、極悪専務の諏訪魔が「チャンピオン・カーニバル」(4月8日、後楽園で開幕)へ暴走予告を放った。 開幕を間近に控えた春の祭典で、諏訪魔はBブロックにエントリー。この日の大会では斉藤ジュン、斉藤レイと組んで宮原健斗、青柳優馬、石川修司組と6人タッグ戦で激突した。 激しい場外乱闘が繰り広げられるなど大荒れの一戦は終盤、諏訪魔と石川のマッチアップとなる。ラリアートの相打ちからファイヤーサンダーを浴びた諏訪魔だったが、斉藤兄弟が合体式チョークスラムで好アシスト。最後は強烈なラリアートからバックドロップをさく裂させ、同じBブロックにエントリーした元パートナー・石川からフォール勝ちを収めてみせた。 試合後はブードゥー・マーダーズ(VM)がリングを占拠。レイが「俺たちサイトー・ブラザーズが決勝戦に進んでやる。見てろよ」と決勝での兄弟対決という青写真を明かすと、諏訪魔も何とこれを支持する。「お前ら、面白いこと言ったな。いいよ、それが面白い」と認め「だったら俺は好き勝手やってやるよ。今の全日本プロレス、情けねえからな。新日本、ノア、GLEAT、大仁田厚? それとウナギ(サヤカ)だと? ふざけんじゃねえよ。だらしねえんだ、全日本プロレス」と団体批判を展開した。 止まらない諏訪魔は「俺たちVMが業界のテッペン取ったほうがいいんじゃねえか? ただな、お前ら(会場のファン)は地獄に落としてやる。お前ら全員、地獄に落ちろ!」と言いたい放題。最後は斉藤兄弟とともに花道で倒れていた石川を袋詰めにして、悠然と姿を消した…。
2024年05月01日 07:39
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
風香APと6選手は、4月15日の旗揚げ会見で「マリーゴールド」を設立したロッシー小川氏に入団を直訴していた。この行動は様々な波紋を呼んだが風香APは「旗揚げ会見では想像以上のスキャンダラスな騒ぎになってしまいましたが、今日からはまた地に足をつけて頑張っていきたいと思います!」と決意を明かした。
会見後にロッシー小川社長と風香APが囲み取材に応じた。風香APは、入団の経緯を「アクトレスで限界を感じていたりとか、プロレスラーになりたいと悩んでいた選手から相談があって。そのタイミングで小川さんの新団体はスターダムから来た5人しかいないっていうのを聞いて、ちょっとビビビッと来たところがあって相談させていただいて。小川さんの方からは、簡単に『来たら?』という話ではなくて、本当にアクトレスにとって良いような提案もしてくださったので、それを持ってアクトレスガールズに相談に行こうと思ったところ……ちょっと話し合いが決裂してしまって。それで、もう完全にこっちの所属になった感じです」と打ち明け、アクトレスの坂口敬二代表と話し合ったことも明かした。
この発言を受けたロッシー氏は「私も実はこの前の会見の後に(坂口代表と)会って話をしているんですよ。とりあえず穏便に話は進みまして。その結果とかも報告できればなと思っています」と話した。記者からは「いわゆる“引き抜き”では無かったと」と聞かれ、風香APは「全然そういう感じではなくて。どこまで言って良いのかアレなんですけど、小川さんはアクトレスにいたままダブル所属という形で『プロレスをこっちで預かっていいんじゃない?』というみんなが良くなる提案をしてくださったので、その相談をしに行きたかったんですけど、その段階で『今の体制のままではやっていけないです』と言ったところで、『じゃあ解散や!』という話になって話ができなくなってしまって。その後私も冷静に話す機会があったので、今はもうわだかまりも無いんですけど、あの時点ではお互いどうすることもできなかったなと思うので。いろんな憶測もあるけど、多分真実はそれとは全然違うところにあるし、私も悩んだけど、選手はもっともっと苦しんでいたと思うので。もしかしたら今後いろんなことが表に出るかも知れないけど、それまでは憶測で誹謗中傷をしないで待って
てほしいなと思います」と打ち明けていた。
また記者からは「アクトレスガールズでは、あらかじめ決めている試合展開をリハーサルをしたものをエンタメとして見せて来ました。それは通常のプロレスとはまた違った技術が問われていたのでしょうか」と聞かれた風香APは「女子プロレスって闘いなのでアドリブの部分があると思うんですけど、その部分をなくして、本当に全部台本で決めてプロレスみたいなことをやっていて。だから、全然違うかって言ったら、技とかも同じだし、ロープワークも同じ、受け身も同じなので全然違うわけではないです。けど、相手がなにするかわからない緊張感っていうのは今まで味わったことがないと思うので、そこはこれから順応するのが難しいのかなと思うけど、全然別物ではなかったと思うので」と告白し「プロレス」への適応を「楽しみです!」と期待していた。
2024年05月01日 07:19
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
風香APと6選手は、4月15日の旗揚げ会見で「マリーゴールド」を設立したロッシー小川氏に入団を直訴していた。この行動は様々な波紋を呼んだが風香APは「旗揚げ会見では想像以上のスキャンダラスな騒ぎになってしまいましたが、今日からはまた地に足をつけて頑張っていきたいと思います!」と決意を明かした。
続けてロッシー氏から各選手へ団体のジャージーが贈呈された。会見で青野は「私が輝くためにここに来ました。リングの上で認めてもらえるように頑張りたいと思います。マリーゴールドの象徴になれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
翔月も「私は本気でプロレスに向き合ってきたからこそ、大きな決断をここでしました。あとはリングで見てもらうしか無いと思っているので、今できることを精一杯して旗揚げ戦に挑みたいと思っています」と明かし、松井は「私はこのマリーゴールドで最高のプロレスラーになります!」と決意。天麗は「私が一番に、ここでトップになります」と意気込み後藤も「旗揚げ戦で必ずいい試合を見せます」と掲げCHIAKIは「21世紀最強のプロレスラーを目指して頑張りたいと思います!パッション!」と燃えていた。
マリーゴールドは今月20日に後楽園ホールで旗揚げ戦を行う。前売りチケットは完売状態でファンの期待と注目が高まっている。
2024年05月01日 06:00
時は来た。女子プロレス「スターダム」の妖精なつぽい(28)のニヤニヤが止まらない。
4月27日の横浜BUNTAI大会では同王者の安納サオリ(33)が、「シンデレラ・トーナメント」覇者・羽南(19)を退けV2に成功。試合後はなつぽいと壮麗亜美が次期挑戦を表明したところ、王者の提案により3日山口大会で2人が次期挑戦者決定戦を行うことになった。勝者が18日横浜武道館大会で安納に挑戦する。
なつぽいは「とてもおかしな話だよな。流れはぽいだったと思うし、サオリも私のことを見つめて迎え入れていたよね、完全にあの空気は。いや〜おかしなお話だ」。何だかキャラが変わってしまったかのような口調でブツブツ言いながらも、「ニヤニヤしているサオリの顔を見て『あ〜ジラしてきてんな』みたいな。考えていることを察しましたよ。だからやります。白を取るために戦います」と決意を込めた。
同じ「コズミック・エンジェルズ」に所属する安納は、同じ2015年5月31日にデビューした同期。アクトレスガールズ時代は2人で団体をけん引した。なつぽいは18年、安納は19年にアクトレスを退団したが、別々の道を歩むことになっても常に意識する相手だった。
昨年、安納がスターダムマットに帰還したのを機に2人のライバル物語第2章がスタート。だが、なつぽいがこれまで3度挑戦して巻けなかったワンダー王座を、安納は昨年12月に初戴冠した。「スターダムに来た意味も知ってるし、チャンピオンとして堂々としている姿は同期として誇らしい」と思う一方で、安納がベルトを巻いた瞬間から「あっ、おいしいな」という気持ちでいたという。
これまでシングルでは一度も勝利したことがなく、後塵を拝してきた。だが、今回は違う。「先に取られて悔しい気持ちも半分あるけど、『そのベルトはぽいが巻くんだけどね〜』みたいな感じで、チャンピオンのサオリをニヤニヤしながら見ている感じでした。いい舞台が整ったな、みたいにニヤニヤみたいなところがあったので、虎視眈々と狙っていました」。最後は「バイぽーい」と言いながら、まずは挑戦権取りに集中した。
2024年05月01日 06:00
WWEの戸澤陽(38)が、所属ユニット「アルファ・アカデミー」のゴタゴタに巻き込まれている。
2024年05月01日 05:00
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
元K−1 WORLD GPスーパーバンタム級王者・武居の挑戦を受ける王者モロニーが30日、都内で公開練習を行った。武居の変則スタイルや強打封じに自信を見せ、「記憶に残る一夜にしたい。娯楽性のある面白い試合、観客がモロニーの試合を早くまた見たいと言う試合をしたい」と抱負を語った。
視察した武居陣営の八重樫東トレーナーは「一本のとがったものを作ってきた。それをぶつける。ここを突いていこうという数少ない穴はある」と攻略法の存在を明かした。
2024年05月01日 05:00
日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の番付を発表し、入幕3場所目の大の里(23)=二所ノ関=が新小結に昇進した。幕下付け出しデビューから所要6場所は、同5場所の逸ノ城に次いで昭和以降2位のスピード記録となる。大関琴ノ若(佐渡ケ嶽)は横綱で祖父のしこ名である琴桜に改名した。元大関で再小結の朝乃山(高砂)は21年秋場所以来の三役復帰。欧勝馬(鳴戸)と時疾風(時津風)が新入幕を果たした。
大名跡が孫によって50年ぶりに復活した。「琴桜」の名が番付に載るのは実に1974年名古屋場所以来。千葉県松戸市の部屋で会見した琴ノ若改め琴桜は、小学生の頃に祖父と交わした大関昇進でしこ名継承という約束を果たし「先代に対して一つ約束を守れたのはよかった」と喜んだ。
ただ「今までやってきたことを積み重ねてやっていかなきゃいけない。自分は自分」と己を貫く構え。「先代に追いつけるように。もちろん、優勝を目指してやっていかないと」と、綱とりと初Vへの意欲を示した。
「心」の文字が入った新しい化粧まわしも披露。横綱昇進後の三つぞろえを見据えたとも映るデザインだが、師匠で父の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「秘密です。ご想像にお任せします」とニヤリと笑い、期待をうかがわせた。
2024年05月01日 05:00
日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の番付を発表し、入幕3場所目の大の里(23)=二所ノ関=が新小結に昇進した。幕下付け出しデビューから所要6場所は、同5場所の逸ノ城に次いで昭和以降2位のスピード記録となる。大関琴ノ若(佐渡ケ嶽)は横綱で祖父のしこ名である琴桜に改名した。元大関で再小結の朝乃山(高砂)は21年秋場所以来の三役復帰。欧勝馬(鳴戸)と時疾風(時津風)が新入幕を果たした。
初土俵からわずか1年後の新三役。茨城県阿見町の部屋で会見した大の里は「名前がでかくなってるのを見て、三役に上がった実感が湧きました」と声を弾ませた。スピード記録は「あまり意識していなかった」というものの、正月の初詣で年内の三役昇進を願ったことを明かし「この早い段階でかなってうれしい」と喜びを口にした。
春場所は2場所連続の11勝。ざんばら髪で千秋楽まで優勝を争った。髪も伸び、この日初めてまげを結って登場。「お相撲さんにようやくなれたな」と頬を緩めた。
身も心もさらなる飛躍への準備は整った。夏場所では序盤で横綱、大関との対戦が確実。「まずは前半戦がヤマだと思う。しっかり前半の5日間を集中して頑張りたい」とポイントに挙げた。新入幕からの2場所で、横綱戦もV争いも経験。「もちろん優勝したい。1月場所、3月場所と戦って、優勝というものが夢から目標に変わった」と力強く意欲を語った。初土俵から7場所目で優勝すれば、春場所の尊富士(10場所目)を抜いて史上最速となる。
会見の冒頭では、厳重注意を受けた大の里と未成年力士との飲酒問題について、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が謝罪。「大変お騒がせして申し訳ありませんでした。今後は大の里、相撲道にまい進させていただきますので、よろしくお願いいたします」と師弟そろって頭を下げた。信頼を取り戻す活躍で、新三役の責任を果たす。
2024年05月01日 05:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」で、全日本女子プロレス式地獄の合宿がよみがえる。
2024年04月30日 22:25
「WWEドラフト」が29日(日本時間30日)のWWEロウ(ミズーリ州カンザスシティー)で行われ、キング・オブ・ストロングスタイル中邑真輔(44)は、古巣のスマックダウン復帰が決まった。
ロウ、スマックダウン、NXTによるブランド間の選手移動「WWEドラフト」は、26日のスマックダウンに続く開催。中邑の移籍はこの日の第3ラウンドで、WWE殿堂者でJBLとの名タッグ「APA」で知られるロン・シモンズ(ファルーク)が発表した。
中邑は2016年のWWE入り以来、NXTからスマックダウンで戦ってきたが、1年前のドラフトで初めてロウに移籍。昨秋には当時の世界ヘビー級王者セス・ロリンズにPPV大会で連続挑戦し、一気に存在感を高めてきた。このところ連敗が続いていたが、古巣に戻って心機一転となる。
特にスマックダウンの最高峰王者で、統一WWEユニバーサル王者のアメリカン・ナイトメアコーディ・ローデスは昨年末から「次のいけにえ」に指名し、抗争を繰り広げてきた。4月17〜20日の「WWE LIVE」英国遠征では連日、コーディと一騎打ちするなど、挑戦への下地はできている。
今回のドラフトで日本人選手はイヨ・スカイ、アスカ、カイリ・セイン、戸澤陽がロウ所属となり、中邑だけがスマックダウン所属となった。古巣の青いブランドに戻ったキング・オブ・ストロングスタイルの新たな物語に注目が集まる。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2024年04月30日 22:00
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(5月4日、東京・両国国技館)で、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)の持つGHCヘビー級王座に挑戦する清宮海斗(27)が、方舟マットの中心に舞い戻る。
14日の後楽園大会では、関係が悪化していた拳王とシングルで対戦。ここに勝利して勢いに乗ると、22日の新宿大会で行われたジェイク・リーとの次期挑戦者決定戦を制し、王座返り咲きに王手をかけた。
大一番を控え、30日の調印式に出席した清宮は「めんどくせえヤツらを片づけてようやくGHCヘビー級のベルトの前にたどり着きました」と晴れやかな表情。昨年3月にベルトを失ってから他団体にも積極的に上がった経験を踏まえ「1年前、自分がこのベルトを失ってからノアの外に出てプロレス界トップとの差を痛感してきました。俺がノアをさらなる高みに引っ張っていきます。誰もが認めるチャンピオン・ワグナーを倒して、両国でノアの中心に立ちます」と誓った。
対するワグナーは、清宮の活躍を認めつつ「あなたはこのベルトを高めてくれた。だけどワグナーがより高いレベルに上げていく」と譲らない。そして「あなたは最高のライバル、若くて素晴らしい選手。もう何年も一緒に戦っているから知ってます。でも今は僕の時代。5月4日の両国でもワグナーの時代は続く。3世代目として日本で戦い、誰よりも上をいくチャンピオンを目指します」と宣言。
王者は終始落ち着いた様子で「なぜ僕が戦士なのか。なぜアステカ戦士なのか。それ以上に、なぜチャンピオンであるのかをしっかりと見せてあげます」と自信をのぞかせた。
2024年04月30日 22:00
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(5月4日、東京・両国国技館)で大巨人石川修司(48)の挑戦を受けるGHCハードコア王者のニンジャ・マック(34)が防衛を誓った。
15日新宿大会のV2戦でマックがアルファ・ウルフとの死闘を制した直後、石川に挑戦を要求された。マックがこれを快諾すると、身長165センチの王者は195センチの石川からファイヤーサンダーで叩きつけられる屈辱を味わった。
30日の会見に臨んだマックは「僕が持つハードコアのベルトに大きな…、いや、すごく大きな…、いや、とてつもなく大きな挑戦者が現れた」と警戒。30センチの身長差が大きなハンデとなるが「でも、彼が持っていなくて僕が持っているものがある。それはノアファンのハート。僕には大きい…、いや、すごく大きい…、いや、とてつもなく大きいノアファンのハートがある」と自身を奮い立たせた。
昨年11月に田中将斗、スペル・クレイジーとの3WAY戦で王座を戴冠し、ここまで2度の防衛に成功しているだけに「ECWのレジェンド2人との戦いに勝ってベルトを手に入れた。アルファ・ウルフとの厳しい戦いで防衛した。この戦いも僕はハードコア王者として終わらせます」ときっぱり。V3は譲らない。
2024年04月30日 21:33
「WWEドラフト」が29日(日本時間30日)のWWE・ロウ(ミズーリ州カンザスシティー)で行われ、イヨ・スカイ&アスカ&カイリ・セインのユニット「ダメージCTRL」はスマックダウンからロウに移籍することになった。
2024年04月30日 21:28
「ボクシング・ライト級8回戦」(30日、後楽園ホール)
日本ライト級2位の浦川大将(27)=帝拳=が、日本スーパーフェザー級4位、東洋太平洋14位の神足茂利(27)=M・T=とメインイベントで対戦し、6回1分52秒、TKOで再起戦に勝利した。
浦川は昨年11月4日の日本ライト級挑戦者決定戦で、三代大訓に判定負け。三代は今年4月9日の日本ライト級タイトルマッチで王者の仲里周磨に判定勝ちし、新王者となっている。
この日の浦川は1回、「いつもの練習で出ている」という左ジャブでいきなりダウンを奪った。3、4回と右を効かせる場面を作り、5回に打ちおろしの右フックで2度目のダウンを奪取。6回にも右を効かせ、ラッシュでレフェリーのストップを呼び込んだ。
浦川は「結果は良かったかもしれないけど、いい内容ではなかった」と、TKO勝ちにも反省しきり。三代戦後は「自分のいいところを出せずに負けたので。練習も何していいんだろうという時期もあった。いいイメージがないまま2〜3カ月過ごした」といい、この半年を「長かったです」と振り返った。この試合まで「変えたというより、プラスしたのと、もっと磨いていくイメージ」で練習してきたという。
現在は三代が王者、自身は2位につけており、再起にも成功したが、「ありがたいコースができているけど、このままじゃまた同じ内容になると思うので、もっとやっていかないと。今はあまり大きいことは言えない。やっていかないと、このままじゃ安心できないので、頑張ります」と、さらなる強化を誓った。
2024年04月30日 20:13
元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた女子プロレス新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」が30日に元アクトレスガールズ6人の入団を発表。その中にはかつてスターダムで活躍した翔月なつみ(35)の姿もあった。
2012年1月に紫雷イオ(現WWEのイヨ・スカイ)相手にスターダムでプロレスデビュー。13年4月には宝城カイリ(同カイリ・セイン)とのコンビでゴッデス王座を戴冠した。その後はケガの影響もあり同年7月に退団。21年からはアクトレスで澄川菜摘の名で活動していた。
マリーゴールド入団に伴い「プロレス界に戻るなら絶対に、小川さんにつけてもらったこの名前に戻したいと思っていた」と、再び「翔月なつみ」に戻すことを決意。「ゴッデスを取った後、すぐに辞めてしまい(このリングネームで)活躍という活躍ができなかった」という心残りもあったからだ。
「名付け親である小川さんのもとで、またこうやって翔月なつみという名前で活動できること、本当に心からうれしく思っています」。思い入れのある名前を再びリングに響かせる。
2024年04月30日 19:13
「ボクシング・東日本新人王予選ライトフライ級4回戦」(30日、後楽園ホール)
元日本ランカーでKG大和ジム会長の片渕剛太氏(50)の息子、片渕龍太(19)=KG大和=が、デビュー戦で石崎聖也(21)=レイスポーツ=と対戦し、鮮やかな1回TKO勝利で飾った。
父がセコンドで見守る中、片渕はスタートから鋭い左ジャブを突き刺していってペースを握り、「もろに当たった」という自信の左フックで初のダウンを奪取。右ストレートを直撃したところでレフェリーが試合を止め、1回1分54秒でTKO勝ちした。
片渕は「すごく緊張しました。いつもと違う緊張感があって新鮮でした」と笑顔。「2〜3回まで行って、倒せそうなら倒す」というゲームプランだったと打ち明け、「まあいいや、当たったんで。攻めたらいけるなと」と、臨機応変にフィニッシュまで持ち込んだことを明かした。
父からは「デビュー戦なので、リングでみんなから歓声を受けて、慣れてから自分のボクシングをしてしっかり倒そう」とアドバイスを受けていたといい、試合後は「試合良かったぞ。勝てて良かったな」と祝福されたという。
自己採点は「まだ伸びしろがあるということで。新人王に向けて、強くなったらいいなということです」と80点。「3年後とか、上に順当に行けたらなと。まずランカーになって、日本タイトルに挑戦するとか、東洋タイトルに挑戦するとかできたらいいなと」と出世プランを示した。
目標は「世界チャンピオン」で、「まず父に認められるように。父のボクシングがチャンピオンに通用するということを皆に見せつけられたら」と語っていた。