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2024年05月01日 07:39
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。 風香APと6選手は、4月15日の旗揚げ会見で「マリーゴールド」を設立したロッシー小川氏に入団を直訴していた。この行動は様々な波紋を呼んだが風香APは「旗揚げ会見では想像以上のスキャンダラスな騒ぎになってしまいましたが、今日からはまた地に足をつけて頑張っていきたいと思います!」と決意を明かした。 会見後にロッシー小川社長と風香APが囲み取材に応じた。風香APは、入団の経緯を「アクトレスで限界を感じていたりとか、プロレスラーになりたいと悩んでいた選手から相談があって。そのタイミングで小川さんの新団体はスターダムから来た5人しかいないっていうのを聞いて、ちょっとビビビッと来たところがあって相談させていただいて。小川さんの方からは、簡単に『来たら?』という話ではなくて、本当にアクトレスにとって良いような提案もしてくださったので、それを持ってアクトレスガールズに相談に行こうと思ったところ……ちょっと話し合いが決裂してしまって。それで、もう完全にこっちの所属になった感じです」と打ち明け、アクトレスの坂口敬二代表と話し合ったことも明かした。 この発言を受けたロッシー氏は「私も実はこの前の会見の後に(坂口代表と)会って話をしているんですよ。とりあえず穏便に話は進みまして。その結果とかも報告できればなと思っています」と話した。記者からは「いわゆる“引き抜き”では無かったと」と聞かれ、風香APは「全然そういう感じではなくて。どこまで言って良いのかアレなんですけど、小川さんはアクトレスにいたままダブル所属という形で『プロレスをこっちで預かっていいんじゃない?』というみんなが良くなる提案をしてくださったので、その相談をしに行きたかったんですけど、その段階で『今の体制のままではやっていけないです』と言ったところで、『じゃあ解散や!』という話になって話ができなくなってしまって。その後私も冷静に話す機会があったので、今はもうわだかまりも無いんですけど、あの時点ではお互いどうすることもできなかったなと思うので。いろんな憶測もあるけど、多分真実はそれとは全然違うところにあるし、私も悩んだけど、選手はもっともっと苦しんでいたと思うので。もしかしたら今後いろんなことが表に出るかも知れないけど、それまでは憶測で誹謗中傷をしないで待って てほしいなと思います」と打ち明けていた。 また記者からは「アクトレスガールズでは、あらかじめ決めている試合展開をリハーサルをしたものをエンタメとして見せて来ました。それは通常のプロレスとはまた違った技術が問われていたのでしょうか」と聞かれた風香APは「女子プロレスって闘いなのでアドリブの部分があると思うんですけど、その部分をなくして、本当に全部台本で決めてプロレスみたいなことをやっていて。だから、全然違うかって言ったら、技とかも同じだし、ロープワークも同じ、受け身も同じなので全然違うわけではないです。けど、相手がなにするかわからない緊張感っていうのは今まで味わったことがないと思うので、そこはこれから順応するのが難しいのかなと思うけど、全然別物ではなかったと思うので」と告白し「プロレス」への適応を「楽しみです!」と期待していた。
2024年05月22日 07:58
5・20後楽園ホールで超満員札止めの旗揚げ戦を行った女子プロレス新団体「マリーゴールド」は21日、ジュリアが右手首を骨折し当面欠場することを発表した。
マリーゴールドは公式SNSなどで「昨日の旗揚げ戦でジュリアが右手首を負傷。本日、主治医で検査を行なったところ右橈骨遠位端骨折と診断結果が出ました。23日の木村花大会を欠場し、それ以降の各大会も欠場となります。誠に申し訳ございませんが何卒ご了承ください」と発表した。
旗揚げ2戦目となる5・26新木場大会の昼夜興行から当面欠場となるが、マリーゴールドは「ジュリア選手は各会場に帯同し皆さんの前に顔を出します」と会場には登場することも発表した。
ジュリアは、超満員札止め1539人を集めた旗揚げ戦のメインイベントで林下詩美と組んでSareee、ボジラと対戦。試合は、Sareeeのリストクラッチ式裏投げに敗れたが壮絶な激闘に館内は大きな拍手と歓声に包まれた。一方でバックステージでは、右手甲をアイシングし状態が心配されていた。
大会後、7・13両国国技館でSareeeとの一騎打ちが発表されたジュリア。旗揚げ戦での屈辱と負傷欠場を糧にした譲れない決戦になる。
2024年05月22日 07:43
◆プロレスリング・ノア「STAR NAVIGATION 2024」(21日、後楽園ホール)観衆825
プロレスリング・ノアは21日、後楽園ホールで「STAR NAVIGATION 2024」を開催した。
メインイベントで「業界ナンバーワン」と「革命」を掲げ決起したGHCヘビー級王者・清宮海斗と拳王が結成した「反抗」を意味する新ユニット「ALL REBELLION」(A・R)がメンバーのアレハンドロ、クリストバルと4人が初めてカルテットを組み本格始動。大岩陵平、佐々木憂流迦、近藤修司、Eitaと対戦した。
銀色の新コスチュームに身を包んだ4人は、通常の花道ではなく南側の客席から登場し新たな船出への不退転の決意を表現したが、試合は、大岩が16分08秒、ドクターボムでクリストバルを沈め、黒星発進となった。
この一戦で注目は、大岩の動向だった。デビュー2年目を迎えた昨秋から新日本プロレスからノアへ「国内武者修行」を敢行。以来、4月まで清宮海斗とタッグを結成しGHCタッグ挑戦、新日本の「ワールドタッグリーグ」へ参加するなど結果は出なかったが健闘を続けてきた。
ところが、信頼していた清宮は5・4両国国技館大会でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.を破りGHCヘビー王座を奪還すると、「絶縁」を通告していた拳王へ「業界ナンバーワンになるためにはあなたの力が必要」と拳王と合体。後日、2人はアレハンドロ、クリストバルと共闘し「A・R」を結成した。完全にはしごを外され、蚊帳の外へ追い出された形となった大岩は自身の「X」で「パズルをぶっ壊してやる」など清宮との決別をほのめかしていたが、清宮自身が態度を明かしていなかったため、2人の関係がどうなるかが注目されていた。
試合後、マイクを持った清宮は「陵平、オレの選んだ道を一緒に歩んでくれないか?」と共闘続行を要望された大岩は「俺と海斗さんは、終わんねぇ」と握手し拳王ともガッチリ手を握った。この行動に拳王はマイクを持ち「これが革命だ!今日から大岩陵平も一緒にやっていく!」と宣言した直後、大岩は清宮を背後から強引に振り向かせるとラリアットをたたき込み、拳王をドクターボムで沈め、「A・R」の2トップを連続KOに葬った。
マイクを強奪し「海斗さん…いや、違うな、清宮海斗!俺はお前の都合で生きてんじゃねぇ!だから、このノアのリングはもう…」とノアマットからの撤退をほのめかしたが「心配するな。俺と清宮海斗は終わらねぇ!俺がお前をぶっ潰してやる!」と清宮との決別を宣言した。
ホールが騒然となる中、ジェイク・リーが「GLG」のメンバーとリングインし共闘を求めたが、大岩は無言でスルーした。
清宮が「A・R」結成後、デビュー2年目の「ヤングライオン」大岩は、5・18横浜ラジアント大会で過去、GHCヘビーを史上最多5度も戴冠した潮崎豪と30分時間切れ引き分けの大健闘で成長と進化を証明。さらに、この日はたった1人で反旗を翻し清宮、拳王をKOした。清宮と拳王が吠える「業界ナンバーワン」の言葉こそ威勢はいいが、まったく具体性もターゲットも不透明な「REBELLION」宣言を遙かに上回る説得力と実力行使は、まさに真の「REBELIION」(反抗)だ。
打倒!清宮へ立ち上がった「令和の革命戦士」は、バックステージで「スッキリしました。僕の気持ちはリング上で言った通りです。これからは海斗さんじゃなくて、清宮海斗をぶっ潰していく」と真の反抗宣言をぶち上げた。
◆5・21後楽園全成績
▼第7試合・8人タッグマッチ
〇大岩陵平、佐々木憂流迦、近藤修司、Eita(16分08秒、ドクターボム→エビ固め)清宮海斗、拳王、アレハンドロ、クリストバル●
▼シングルマッチ
〇YO―HEY(11分24秒、ドロップキック→片エビ固め)Hi69●
▼6人タッグマッチ
丸藤正道、杉浦貴、〇望月成晃(12分32秒、ツイスター→片エビ固め)ジェイク・リー、ジャック・モリス、LJ・クリアリー●
▼タッグマッチ
〇潮崎豪、小峠篤司(18分35秒、豪腕ラリアット→片エビ固め)齋藤彰俊●、藤田和之
▼タッグマッチ
タイタス・アレクサンダー、〇スターボーイ・チャーリー(11分29秒、シューティングスタープレス→片エビ固め)アンソニー・グリーン、タダスケ●
▼シングルマッチ
〇谷口周平(7分29秒、ハーフネルソンスープレックス→片エビ固め)モハメドヨネ●
▼タッグマッチ
マサ北宮、〇稲葉大樹(11分04秒、DDD→片エビ固め)宮脇純太、大和田侑●
2024年05月22日 07:18
世界最大のプロレス団体「WWE」は21日(日本時間22日)、公式WEBなどで7月に日本で3つのライブショーを開催することを発表した。
WWEの日本公演は2019年6月の両国国技館2連戦以来、5年ぶり、最初のショーは、7月25日に大阪のエディオンアリーナ大阪第一競技場で開催。その後、同26、27日に両国国技館で2連戦を行う。
参戦選手として現時点で統一WWE王者のコディ・ローデス、中邑真輔、ドリュー・マッキンタイア、ボビー・ラシュリー、イヨ・スカイ、ASUKA、カイリ・セインが決定したことを発表した。
2024年05月22日 06:00
ノアの拳王(39)が、団体を運営する「サイバーファイト」の人事に物申した。
2024年05月22日 06:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」に早くも暗雲が垂れ込めている。20日の旗揚げ戦(後楽園)は大盛況のうちに幕を閉じたが、一夜明けて一転。団体エースのジュリア(30)が、右橈骨遠位端(みぎとうこつえんいたん)骨折と診断され、当面の間欠場することが発表された。7月13日には東京・両国国技館進出が決まったばかりだが、果たしてジュリアは間に合うのか――。
旗揚げ戦のメインでジュリアは林下詩美とのコンビで元WWEのSareee&大怪獣ボジラと対戦し、試合中に右手首を負傷。一夜明けて主治医の検査により、右橈骨遠位端骨折と診断された。出場予定だった木村花さんのメモリアルマッチ(23日、後楽園)をはじめ、以降の大会も欠場することが発表された。
取材に応じたジュリアは、開口一番「ファンのみんなにも所属選手にも、本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪。ケガの状態を「痛みはあったけど、病院に行くまでは『試合になれば大丈夫だろう』と思ってた。昨日は家に帰ってから、旗揚げ戦のアーカイブを入場式から最後まで2回も見て朝の8時にやっと寝た。でも病院に行ったら(骨が)折れていた」と説明した。
前夜は負傷しながらも、28分6秒の激闘を繰り広げ、最後はSareeeに敗れた。「試合で気が抜けている時はケガしやすいけど、昨日は本当に集中していた。それでも思わぬところでハプニングはある。疲れていたとかではなくて運が悪かった…」
旗揚げ戦では7月13日両国大会が発表され、第1弾カードでSareeeとの一騎打ちが決まったばかり。大会まで2か月もないが「中途半端な状態でSareee戦に出たくない。旗揚げ戦でケガして即欠場はかっこ悪すぎって思うけど、両国までには必ず復帰する」と約束した。
欠場中も地方巡業を含め全大会に同行する予定で、「治療にしっかり専念しつつ、何かしらの形でお客さんの前に出るつもり。この間にやれることはあるし、試合をしていたらできないこともあると思うから、何でもやる。もう前は向いてる」と力強く口にした。
ロッシー小川代表(67)は「ケガは仕方のないこと、ゆっくり治してほしい」と不運のエースをいたわる。旗揚げ早々の中心選手不在は団体にとって大きな痛手となるが、「プロレスは誰かがピンチの時には違う誰かが出てきたりする。プラスに考えて、他の選手にはチャンスが回ってきたと思ってもらいたいですね」と前向きに語った。
4月の旗揚げ会見ではアクトレスガールズ勢の電撃合流で賛否を呼んだ。旗揚げ戦は1539人超満員札止め(主催者発表)の観衆を集めて大きな反響を呼び、一夜明けてエースの離脱…。常に話題を振りまく小川代表は「これがマリーゴールドじゃないですかね」。波瀾万丈の新団体からより一層目が離せない。
2024年05月22日 06:00
WWEの悪女ユニット「ダメージCTRL」が、WWE女子タッグ王座挑戦権取りに失敗した。
アスカとカイリ・セインの「カブキ・ウォリアーズ」は4日のPLE「バックラッシュ」で、ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルのムッキムキコンビに敗れて同王座を失った。しかもアスカは王座戦で負傷した模様で、6日のロウから欠場を続けている。そうした中、20日(日本時間21日)のロウ(ノースカロライナ州グリーンズボロ)では、WWE女子タッグ王座への挑戦権がかかったフェイタル4WAYタッグマッチが行われた。
カイリはダメージCTRLの仲間で元同王者ダコタ・カイとのコンビで出場。カタナ・チャンス&ケイデン・カーター、シェイナ・ベイズラー&ゾーイ・スターク、マキシン・ドゥプリ&アイビー・ナイルと激突した。試合前にWWEの公式X(旧ツイッター)が行った試合予想では、カイリ&ダコタが40%の支持を集めて1番人気。ただ、試合形式は8人で戦うフェイタル4WAYマッチだ。カイリはアイビーと対峙してゴングが鳴ったが、すぐにシェイナやカタナが入って、混戦状態に。カイリはスーパーモデル風ルックスのマキシンにエルボーを打ち込んだが、アイビーにブレーンバスターで投げられた。
さらに場外でカタナ&ケイデンの合体攻撃を浴びて何が何だかわからない。カイリはマキシンのフィッシャーマンスープレックス、フェースバスターを浴びるも、巧みに場外に逃れてみせた。コーナーに上がったシェイナに、ダコタと2人で合体の雪崩式ブレーンバスターにトライ。ところが、下からアイビーに3人まとめてパワーボムで叩きつけられ、カイリ&ダコタもダメージを負ってしまう。
マキシンが盟友・戸澤陽仕込みの妙なダンスからダコタにエルボードロップ。さらにアンクルロックで捕獲すると、カイリはコーナーから必殺のインセインエルボーだ。これがマキシンに直撃し「オーケー! チャーンス! タッチ!」とダコタと交代。足を踏み鳴らして得意のダンスから攻撃態勢に入ると、観衆から何と手拍子が起きた。ところが、コーナーで背後からシェイナのキリフダクラッチに捕まってしまう。カイリとタッチしたゾーイがリングに入り、頭上越しに放り投げたマキシンに、シェイナがニーリフトをズバリ。最後はゾーイがマキシンを押さえ込んで、シェイナ&ゾーイが王座挑戦権をゲットした。
1番人気で敗れたダメージCTRLは、イヨ・スカイも「クイーン・オブ・ザ・リング」トーナメント準決勝敗退。一方で、WWEを放送する「ABEMA」は5年ぶりとなる日本大会(7月25日・エディオンアリーナ大阪第1競技場、同26、27日・両国国技館)の開催を発表したばかり。ダメージCTRLのイヨ、アスカ、カイリも参戦選手に名を連ねるが、それまでにベルト奪回を済ませて凱旋帰国に華を添えたいところだ。
2024年05月22日 05:00
「大相撲夏場所・10日目」(21日、両国国技館)
平幕宝富士が一山本を寄り切り、幕内一番乗りで勝ち越しを決めた。12年ぶりの十両転落から1場所で再入幕を果たした37歳のベテラン。2敗を守り、首位並走の快進撃を続ける。大関琴桜は高安に苦杯をなめ、3敗に後退した。小結大の里、平幕湘南乃海はそれぞれ2敗を守って勝ち越し、宝富士を含めた3人がトップタイ。3敗で7人が追う。
第一目標をクリアし、マツコ・デラックス似の表情は自然とほころんだ。「とりあえず幕内にいられるんで」。取り囲んだ報道陣の輪の中で、宝富士の本音が漏れた。再入幕で10日目に早くも勝ち越し。幕内一番乗りのおまけ付きだ。
一山本の突っ張りをあてがって圧力をかけると、相手の体を起こして左差し。自分の形にして寄り切った。攻め急いで2敗目を喫した前日の反省をしっかりと生かした。
9日目は、夫人と長男・慶丞(けいのすけ)くん(5)が観戦。相撲を始めて1年弱の慶丞くんは、本場所初観戦だった。偶然にも勝ち越しがかかるタイミングとなり、宝富士は「硬くなった」と勝利を見せられず。それでも、帰宅して「パパ、負けちゃった」と謝ると「いいよ。カッコ良かったよ」と言ってくれた愛息に救われた。
観戦チケットを手配したのも「もしかしたら今場所が最後の幕内かもしれない。幕内の土俵に上がっている姿を見せたかった」という思いから。1日遅れで勝ち越しを愛する家族に届け「まだちょっと続けられそうでよかった」と笑った。
日米通算200勝を達成した大リーグ、パドレスのダルビッシュと同じ37歳。「すごい。同い年で頑張っている人を見ると刺激になる」と気力は十分にある。次の目標は「欲しいっすね。(敢闘賞)一つしか持ってないので」と三賞に定めた。11日目は湘南乃海との2敗対決。勝てば単独先頭の可能性もある一番で、最高にカッコいいパパの姿を見せる。
2024年05月22日 05:00
脱ぐべきか、それとも――。
2024年05月21日 23:40
WWEを放送するインターネットテレビ「ABEMA」は21日、日本大会「WWE Supershow Summer Tour」が7月25日に大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場、7月26、27日に東京・両国国技館で開催されると発表した。
「WWE LIVE」の日本大会は2019年6月28、29日の両国国技館大会以来、約5年ぶり。20年7月も大阪と横浜で予定されたが、コロナ禍で中止となっていた。
参加予定のWWEスーパースターは、統一WWE王者で新エースのアメリカン・ナイトメアことコーディ・ローデス、キング・オブ・ストロング・スタイル中邑真輔、ドリュー・マッキンタイア、ボビー・ラシュリー、ジーニアス・オブ・ザ・スカイイヨ・スカイ、明日の女帝アスカ、海賊王女カイリ・セインらとなっている。
5年ぶりの世界最大団体の日本上陸は、大きな話題となりそうだ。
2024年05月21日 22:25
WWEのジーニアス・オブ・ザ・スカイことイヨ・スカイがよもやの金星を献上した。
4月の祭典「レッスルマニア40」で、約8か月守り抜いてきたWWE女子王座から陥落。「WWEドラフト」で悪女ユニット「ダメージCTRL」としてスマックダウンからロウに移籍し、「クイーン・オブ・ザ・リング」女子トーナメントに臨んでいた。
20日(日本時間21日)のロウ(ノースカロライナ州グリーンズボロ)では、トーナメント準決勝でライラ・ヴァルキュリアと激突。ライラは女子世界王者ベッキー・リンチと同郷のアイルランド出身で、昨年10月にはそのベッキーを破り、NXT女子王座を奪取した。NXTから昇格したばかりの新星は、破竹の勢いでトーナメントを勝ち上がってきた。
イヨは鮮やかなブルーの高級車に乗って会場入り。英語字幕付き日本語動画で「私は私の道を邪魔するもの、全てを支配してきた。世界王者としてやったきたが今…王冠を手にする時が来た。ダメージCTRLはスマックダウンをもう支配した。私がロウの女王になれば…ロウの誰も私にひれ伏す。特にライラ・ヴァルキュリア。ライラ、アンタは今、パタパタ舞い上がってるが、太陽に近づきすぎて、私の上空にいるアンタをぶち落としてやる。私、ジーニアス・オブ・ザ・スカイ、そして…私はクイーン・オブ・ザ・リングになる」とド派手に宣言した。
注目の初激突では、ロープを使った攻撃でペースを握り、コーナーのライラにダブルニーをぶち込んだ。「どうした! オラッ!」と日本語で威嚇しながら、強烈な回転式の背骨折り。試合運びはやはり一枚も二枚もイヨが上手だ。ところが強烈なジャーマンで投げ飛ばされると、一気に反撃にあう。クロスボディーからブレーンバスターを浴びて、変型の釣鐘固めで締め上げられた。
イヨはクロスフェースロックで切り返して掌底アッパーを放つも、鼻から出血。これに「なめんな、オラッ!」と、スプリングボードドロップキックからダブルニーだ。ムーンサルトプレスは防がれたが、場外では鮮やかなムーンサルトアタックを決めてみせた。
ライラの猛攻に3カウントを許さないものの、再度のムーンサルトは不発。豪快なパワーボムで叩きつけて必殺のムーンサルトに3度目のトライしたが、これもかわされ、ライラに肩車の体勢で担ぎ上げられた。イヨは回転エビ固めの要領で丸め込むも、上から体重をかけられて押さえ込まれた。電光石火の切り返しに、まさかの3カウントを奪われてしまった。
格下に黒星を喫したイヨはぼうぜんの表情…。それでもインタビュアーからマイクを奪い「おめえとはまだ終わってねえからな!」と再戦アピール。金星献上の怒りは収まらなかった。
ライラはPLE「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」(25日=日本時間26日、サウジアラビア・ジッダ)の決勝で、ビアンカ・ベレアvsナイア・ジャックスの勝者と女王の座を争う。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月21日 22:01
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Aブロック公式戦(21日、姫路)で、初優勝を狙うエル・デスペラードが首位タイに浮上した。
公式戦6戦目のメインで、「ハウス・オブ・トーチャー」の金丸義信(47)と対戦。勝ち点2差で首位のブレイク・クリスチャンを追走するデスペラードにとって、負けられない一戦だ。
序盤は金丸の足攻撃を巧みにかわしたが、今度は左腕への集中砲火を浴びた。鉄柱に腕から激突させられ、サポーターを外された左腕を踏みつけられる。19日名古屋大会のクリスチャン戦でも狙われた左腕は、テーピングがグルグル巻きの状態だ。その後もアームバー、キーロックの非情攻撃が続き、デスペラードは左腕を押さえて悶絶。一時は動きが止まり、レフェリーのチャックが入る場面もあった。
何とか低空ドロップキックからのドラゴンスクリューを繰り出し、得意の脚攻めで突破口を開こうとするが、ペースを奪えない。ムーンサルト、アームロック、ディープインパクトであと一歩まで追い込まれた。
それでも15分過ぎ、一瞬の隙を見逃さなかった。金丸のウイスキーミストを口をふさいで阻止したデスペラードは、エルボーで迎撃。ピンチェ・ロコは切り返されたものの、スペインバスターから今度はしっかりピンチェ・ロコを決めて逆転の3カウントを奪った。
試合後はマイクを握り「やっぱりヤバイ。あの人はヤバイ、チクショー、勝てて良かった。やるたびにいろいろな手が増えてくるのはこっちも一緒だけどな、あの人とやれば俺はいつまでもレベルアップできるからな」と振り返った。
これで4勝2敗の勝ち点8。この日の結果を受けデスペラード、ティタン、クリスチャン、クラーク・コナーズの4人が首位に並ぶ混戦模様となった。残る公式戦は3つ。視界にとらえるのは、6月9日大阪城ホール大会メインで行われるBOSJ決勝戦の舞台だ。
「決勝戦っていうのは、さぞかしレベルが高いんだろうな。絶対にそこに行って、お前らが満足して金払えるような試合にしてやるからよ」と約束したデスペラードは、「さんざん待たせてんだ、俺が俺を。今年は取りに行くぜ!」ときっぱり。悲願達成に向け突き進む。
2024年05月21日 21:53
ノア21日の後楽園大会で、新日本の大岩陵平(25)がかつてのパートナー・清宮海斗に三くだり半を突きつけた。
2024年05月21日 21:37
ノア21日の後楽園大会で、GHCヘビー級王者・清宮海斗(27)が拳王と立ち上げた新ユニット「オール・レべリオン」が本格始動した。
4日に悲願の王座返り咲きを果たした清宮は宿敵だった拳王と共闘を決断。ノアに革命を起こすべく「反乱」「謀反」の意味を持つ「レべリオン」を旗印に新ユニットを立ち上げ、この日の8人タッグ戦でアレハンドロ、クリストバルを加えたメンバー4人が初めてそろい踏みした。
試合はEita、近藤修司、佐々木憂流迦、大岩陵平と対戦。シルバーで統一したコスチュームで登場したオール・レべリオンの4人は目まぐるしく攻防が入れ替わる戦いを展開したが、最後はクリストバルが大岩につかまって原爆固め、ドクターボムとつながれ3カウントを奪われた。
試合後、清宮は動向が注目されていたユニット結成前のタッグパートナー・大岩とにらみ合うも、一転「俺の選んだ道を一緒に歩んでくれないか」と手を差し出して共闘を求める。これに一度は応じるそぶりを見せられるもすぐに攻撃され、関係を解消されるのだった。
するとそれをあざ笑いながらジェイク・リーが「GLG」のメンバーと登場。6日の日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(日本武道館)でGHCのベルトを新日本のゲイブ・キッドにベルトに強奪されたままであることを指摘された。その上で、6月9日の東京・後楽園ホール大会で「清宮&拳王 vs ゲイブ&ジェイク」での対戦を求められ、受諾した。
最後にマイクを持った清宮は「俺たちが革命を起こしてやる。俺たちがノアを変えていくんだ。新しいノアを作っていく。全てはオールレべリオン。全てはノアのために」と叫ぶ。その後、コメントスペースでも「負けたけど、これが革命の一歩だ。俺たちが必ず、ノアに革命を起こす!」と躍進を誓った。
一方、拳王は主催者発表825人でオレンジ色の空席が目立った観客席を見回し「席を見渡しても、今日は小島聡がいないのにオレンジの服を着たやつがいっぱいいるな…。まだまだ改善できるところがあるってことだよな。まだまだ変わっていかないといけない。改革していかないといけないんだ!」と力説。そして「ノアだけじゃねえぞ。俺たちがプロレス界のトップに行く。世界のトップにのぼり詰めるからな!」と誓った。
2024年05月21日 19:25
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は21日、所属のジュリア(30)が右橈骨遠位端骨折(みぎとうこつえんいたんこっせつ)により欠場すると発表した。
20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ戦のメインでジュリアは林下詩美と組み、元WWEのSareee&謎の大怪獣・ボジラと激突。試合中に右手首を負傷しながらも28分6秒の大熱戦を繰り広げ、最後はSareeeにリストクラッチ式裏投げで3カウントを献上した。翌日主治医の検査により、右橈骨遠位端骨折と診断された。
旗揚げ戦は1539人超満員札止め(主催者発表)の観衆を集め、大盛況で幕を閉じたが、一夜明け衝撃的な知らせにファンからは心配の声が上がっている。
団体はジュリアの今後について検査、治療に専念するため、当面の欠場を発表。出場予定だった木村花さんのメモリアルマッチ「テレマカシー♡」(23日、東京・後楽園ホール)の欠場も決定した。
2024年05月21日 17:00
頸髄完全損傷でリハビリ中の帝王・郄山善廣(57)の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」が、9月3日に東京・後楽園ホールで開催されることが決まった。郄山の公式ブログで21日に発表された。
これまで2度開催された支援大会だが、2019年8月26日に後楽園で行われた「EMPIRE 2」を最後に、コロナ禍の影響で開催が見送られていた。
郄山は17年5月4日のDDT大阪大会の試合中、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。手術後も首から下が動かない状況が続き「頸髄完全損傷」と診断された。郄山の関係者は「飛躍的に良くなったというのはないですが日々、何一つ諦めていません。本人は『いつか自分でリングを下りる』という目標に向かっています」と現状を説明した。
また、郄山はマット界の情報をしっかり仕入れており、先日、盟友の鈴木みのる、DDTの高木三四郎と支援大会の打ち合わせをした際には「この選手、最近はどうなの?」と選手の動向を気にしていたという。
今大会の必要経費以外の収益はすべて、郄山の医療費に回される。同ブログにアップされたポスター画像には「帝王降臨」という意味深な文字が入っており、どんな大会になるのか注目だ。