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2024年05月01日 05:00
日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の番付を発表し、入幕3場所目の大の里(23)=二所ノ関=が新小結に昇進した。幕下付け出しデビューから所要6場所は、同5場所の逸ノ城に次いで昭和以降2位のスピード記録となる。大関琴ノ若(佐渡ケ嶽)は横綱で祖父のしこ名である琴桜に改名した。元大関で再小結の朝乃山(高砂)は21年秋場所以来の三役復帰。欧勝馬(鳴戸)と時疾風(時津風)が新入幕を果たした。 初土俵からわずか1年後の新三役。茨城県阿見町の部屋で会見した大の里は「名前がでかくなってるのを見て、三役に上がった実感が湧きました」と声を弾ませた。スピード記録は「あまり意識していなかった」というものの、正月の初詣で年内の三役昇進を願ったことを明かし「この早い段階でかなってうれしい」と喜びを口にした。 春場所は2場所連続の11勝。ざんばら髪で千秋楽まで優勝を争った。髪も伸び、この日初めてまげを結って登場。「お相撲さんにようやくなれたな」と頬を緩めた。 身も心もさらなる飛躍への準備は整った。夏場所では序盤で横綱、大関との対戦が確実。「まずは前半戦がヤマだと思う。しっかり前半の5日間を集中して頑張りたい」とポイントに挙げた。新入幕からの2場所で、横綱戦もV争いも経験。「もちろん優勝したい。1月場所、3月場所と戦って、優勝というものが夢から目標に変わった」と力強く意欲を語った。初土俵から7場所目で優勝すれば、春場所の尊富士(10場所目)を抜いて史上最速となる。 会見の冒頭では、厳重注意を受けた大の里と未成年力士との飲酒問題について、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が謝罪。「大変お騒がせして申し訳ありませんでした。今後は大の里、相撲道にまい進させていただきますので、よろしくお願いいたします」と師弟そろって頭を下げた。信頼を取り戻す活躍で、新三役の責任を果たす。
2024年05月21日 23:40
WWEを放送するインターネットテレビ「ABEMA」は21日、日本大会「WWE Supershow Summer Tour」が7月25日に大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場、7月26、27日に東京・両国国技館で開催されると発表した。
「WWE LIVE」の日本大会は2019年6月28、29日の両国国技館大会以来、約5年ぶり。20年7月も大阪と横浜で予定されたが、コロナ禍で中止となっていた。
参加予定のWWEスーパースターは、統一WWE王者で新エースのアメリカン・ナイトメアことコーディ・ローデス、キング・オブ・ストロング・スタイル中邑真輔、ドリュー・マッキンタイア、ボビー・ラシュリー、ジーニアス・オブ・ザ・スカイイヨ・スカイ、明日の女帝アスカ、海賊王女カイリ・セインらとなっている。
5年ぶりの世界最大団体の日本上陸は、大きな話題となりそうだ。
2024年05月21日 22:25
WWEのジーニアス・オブ・ザ・スカイことイヨ・スカイがよもやの金星を献上した。
4月の祭典「レッスルマニア40」で、約8か月守り抜いてきたWWE女子王座から陥落。「WWEドラフト」で悪女ユニット「ダメージCTRL」としてスマックダウンからロウに移籍し、「クイーン・オブ・ザ・リング」女子トーナメントに臨んでいた。
20日(日本時間21日)のロウ(ノースカロライナ州グリーンズボロ)では、トーナメント準決勝でライラ・ヴァルキュリアと激突。ライラは女子世界王者ベッキー・リンチと同郷のアイルランド出身で、昨年10月にはそのベッキーを破り、NXT女子王座を奪取した。NXTから昇格したばかりの新星は、破竹の勢いでトーナメントを勝ち上がってきた。
イヨは鮮やかなブルーの高級車に乗って会場入り。英語字幕付き日本語動画で「私は私の道を邪魔するもの、全てを支配してきた。世界王者としてやったきたが今…王冠を手にする時が来た。ダメージCTRLはスマックダウンをもう支配した。私がロウの女王になれば…ロウの誰も私にひれ伏す。特にライラ・ヴァルキュリア。ライラ、アンタは今、パタパタ舞い上がってるが、太陽に近づきすぎて、私の上空にいるアンタをぶち落としてやる。私、ジーニアス・オブ・ザ・スカイ、そして…私はクイーン・オブ・ザ・リングになる」とド派手に宣言した。
注目の初激突では、ロープを使った攻撃でペースを握り、コーナーのライラにダブルニーをぶち込んだ。「どうした! オラッ!」と日本語で威嚇しながら、強烈な回転式の背骨折り。試合運びはやはり一枚も二枚もイヨが上手だ。ところが強烈なジャーマンで投げ飛ばされると、一気に反撃にあう。クロスボディーからブレーンバスターを浴びて、変型の釣鐘固めで締め上げられた。
イヨはクロスフェースロックで切り返して掌底アッパーを放つも、鼻から出血。これに「なめんな、オラッ!」と、スプリングボードドロップキックからダブルニーだ。ムーンサルトプレスは防がれたが、場外では鮮やかなムーンサルトアタックを決めてみせた。
ライラの猛攻に3カウントを許さないものの、再度のムーンサルトは不発。豪快なパワーボムで叩きつけて必殺のムーンサルトに3度目のトライしたが、これもかわされ、ライラに肩車の体勢で担ぎ上げられた。イヨは回転エビ固めの要領で丸め込むも、上から体重をかけられて押さえ込まれた。電光石火の切り返しに、まさかの3カウントを奪われてしまった。
格下に黒星を喫したイヨはぼうぜんの表情…。それでもインタビュアーからマイクを奪い「おめえとはまだ終わってねえからな!」と再戦アピール。金星献上の怒りは収まらなかった。
ライラはPLE「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」(25日=日本時間26日、サウジアラビア・ジッダ)の決勝で、ビアンカ・ベレアvsナイア・ジャックスの勝者と女王の座を争う。
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月21日 22:01
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」Aブロック公式戦(21日、姫路)で、初優勝を狙うエル・デスペラードが首位タイに浮上した。
公式戦6戦目のメインで、「ハウス・オブ・トーチャー」の金丸義信(47)と対戦。勝ち点2差で首位のブレイク・クリスチャンを追走するデスペラードにとって、負けられない一戦だ。
序盤は金丸の足攻撃を巧みにかわしたが、今度は左腕への集中砲火を浴びた。鉄柱に腕から激突させられ、サポーターを外された左腕を踏みつけられる。19日名古屋大会のクリスチャン戦でも狙われた左腕は、テーピングがグルグル巻きの状態だ。その後もアームバー、キーロックの非情攻撃が続き、デスペラードは左腕を押さえて悶絶。一時は動きが止まり、レフェリーのチャックが入る場面もあった。
何とか低空ドロップキックからのドラゴンスクリューを繰り出し、得意の脚攻めで突破口を開こうとするが、ペースを奪えない。ムーンサルト、アームロック、ディープインパクトであと一歩まで追い込まれた。
それでも15分過ぎ、一瞬の隙を見逃さなかった。金丸のウイスキーミストを口をふさいで阻止したデスペラードは、エルボーで迎撃。ピンチェ・ロコは切り返されたものの、スペインバスターから今度はしっかりピンチェ・ロコを決めて逆転の3カウントを奪った。
試合後はマイクを握り「やっぱりヤバイ。あの人はヤバイ、チクショー、勝てて良かった。やるたびにいろいろな手が増えてくるのはこっちも一緒だけどな、あの人とやれば俺はいつまでもレベルアップできるからな」と振り返った。
これで4勝2敗の勝ち点8。この日の結果を受けデスペラード、ティタン、クリスチャン、クラーク・コナーズの4人が首位に並ぶ混戦模様となった。残る公式戦は3つ。視界にとらえるのは、6月9日大阪城ホール大会メインで行われるBOSJ決勝戦の舞台だ。
「決勝戦っていうのは、さぞかしレベルが高いんだろうな。絶対にそこに行って、お前らが満足して金払えるような試合にしてやるからよ」と約束したデスペラードは、「さんざん待たせてんだ、俺が俺を。今年は取りに行くぜ!」ときっぱり。悲願達成に向け突き進む。
2024年05月21日 21:53
ノア21日の後楽園大会で、新日本の大岩陵平(25)がかつてのパートナー・清宮海斗に三くだり半を突きつけた。
2024年05月21日 21:37
ノア21日の後楽園大会で、GHCヘビー級王者・清宮海斗(27)が拳王と立ち上げた新ユニット「オール・レべリオン」が本格始動した。
4日に悲願の王座返り咲きを果たした清宮は宿敵だった拳王と共闘を決断。ノアに革命を起こすべく「反乱」「謀反」の意味を持つ「レべリオン」を旗印に新ユニットを立ち上げ、この日の8人タッグ戦でアレハンドロ、クリストバルを加えたメンバー4人が初めてそろい踏みした。
試合はEita、近藤修司、佐々木憂流迦、大岩陵平と対戦。シルバーで統一したコスチュームで登場したオール・レべリオンの4人は目まぐるしく攻防が入れ替わる戦いを展開したが、最後はクリストバルが大岩につかまって原爆固め、ドクターボムとつながれ3カウントを奪われた。
試合後、清宮は動向が注目されていたユニット結成前のタッグパートナー・大岩とにらみ合うも、一転「俺の選んだ道を一緒に歩んでくれないか」と手を差し出して共闘を求める。これに一度は応じるそぶりを見せられるもすぐに攻撃され、関係を解消されるのだった。
するとそれをあざ笑いながらジェイク・リーが「GLG」のメンバーと登場。6日の日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(日本武道館)でGHCのベルトを新日本のゲイブ・キッドにベルトに強奪されたままであることを指摘された。その上で、6月9日の東京・後楽園ホール大会で「清宮&拳王 vs ゲイブ&ジェイク」での対戦を求められ、受諾した。
最後にマイクを持った清宮は「俺たちが革命を起こしてやる。俺たちがノアを変えていくんだ。新しいノアを作っていく。全てはオールレべリオン。全てはノアのために」と叫ぶ。その後、コメントスペースでも「負けたけど、これが革命の一歩だ。俺たちが必ず、ノアに革命を起こす!」と躍進を誓った。
一方、拳王は主催者発表825人でオレンジ色の空席が目立った観客席を見回し「席を見渡しても、今日は小島聡がいないのにオレンジの服を着たやつがいっぱいいるな…。まだまだ改善できるところがあるってことだよな。まだまだ変わっていかないといけない。改革していかないといけないんだ!」と力説。そして「ノアだけじゃねえぞ。俺たちがプロレス界のトップに行く。世界のトップにのぼり詰めるからな!」と誓った。
2024年05月21日 19:25
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は21日、所属のジュリア(30)が右橈骨遠位端骨折(みぎとうこつえんいたんこっせつ)により欠場すると発表した。
20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ戦のメインでジュリアは林下詩美と組み、元WWEのSareee&謎の大怪獣・ボジラと激突。試合中に右手首を負傷しながらも28分6秒の大熱戦を繰り広げ、最後はSareeeにリストクラッチ式裏投げで3カウントを献上した。翌日主治医の検査により、右橈骨遠位端骨折と診断された。
旗揚げ戦は1539人超満員札止め(主催者発表)の観衆を集め、大盛況で幕を閉じたが、一夜明け衝撃的な知らせにファンからは心配の声が上がっている。
団体はジュリアの今後について検査、治療に専念するため、当面の欠場を発表。出場予定だった木村花さんのメモリアルマッチ「テレマカシー♡」(23日、東京・後楽園ホール)の欠場も決定した。
2024年05月21日 17:00
頸髄完全損傷でリハビリ中の帝王・郄山善廣(57)の支援大会「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」が、9月3日に東京・後楽園ホールで開催されることが決まった。郄山の公式ブログで21日に発表された。
これまで2度開催された支援大会だが、2019年8月26日に後楽園で行われた「EMPIRE 2」を最後に、コロナ禍の影響で開催が見送られていた。
郄山は17年5月4日のDDT大阪大会の試合中、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。手術後も首から下が動かない状況が続き「頸髄完全損傷」と診断された。郄山の関係者は「飛躍的に良くなったというのはないですが日々、何一つ諦めていません。本人は『いつか自分でリングを下りる』という目標に向かっています」と現状を説明した。
また、郄山はマット界の情報をしっかり仕入れており、先日、盟友の鈴木みのる、DDTの高木三四郎と支援大会の打ち合わせをした際には「この選手、最近はどうなの?」と選手の動向を気にしていたという。
今大会の必要経費以外の収益はすべて、郄山の医療費に回される。同ブログにアップされたポスター画像には「帝王降臨」という意味深な文字が入っており、どんな大会になるのか注目だ。
2024年05月21日 15:04
2017年5月4日のDDT大阪・豊中大会でのリング上の事故で負った頸髄(けいずい)完全損傷の大ケガとの不屈の闘いを続けている高山善廣さんが21日、自身の公式ブログを更新。
2024年05月21日 14:54
2017年5月4日の試合中に頸髄完全損傷の重傷を負い、現在もリハビリ中のプロレスラー・高山善廣(57)を支援するプロレスイベント「TAKAYAMA EMPIRE 3」が、9月3日に後楽園ホールで開催されることが21日、高山の公式ブログで発表された。TAKAYAMA EMPIREの開催は5年ぶり。
プレスリリースでは、高山の現状について「現在もリハビリを続け本当に1ミリずつながら前向きに進んでいる状況です」と説明されており、今大会における必要経費以外の収益は全て高山の医療費に回される。
TAKAYAMANIA EMPIREは2018年8月31日に後楽園ホールで第1回大会が開催され、鈴木みのる、諏訪魔、永田裕志、天山広吉、秋山準、丸藤正道、杉浦貴らが出場した。2019年8月26日に第2回大会を開催したが、その後は新型コロナウイルスの流行などもあって開催が見送られ、今回、5年ぶりに開催されることになったもの。
発表では高山とTAKAYAMANIAスタッフの連名で「TAKAYAMANIAの皆様にも、EMPIREに参加していただき、大いに楽しんでいただけるような大会にできるよう、スタッフ一同、邁進してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしてます。行くぞーーーーー!NoーーーーーFearーーーーーーーーーー!!」というメッセージが掲載されている。
2024年05月21日 11:23
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者モンスター井上尚弥(31=大橋)に元IBF同級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(37=アイルランド)が宣戦布告した。
共同プロモーターを務めるトップランク社のボブ・アラム氏が井上の次戦(9月、国内)相手としてドヘニーが最有力と発言し、注目されている中、専門メディア「IRISHBOXING」によると、ドヘニーは「(自身と井上は)この部門(Sバンタム級)に残っている、もっともエキサイティングなスタイルを持つ、もっともハードなパンチャーの2人だ。それは戦争になるだろう」と語ったという。
ドヘニーは井上が対戦したルイス・ネリ(29=メキシコ)に違反があった際の代役に指名されていた選手。対戦の可能性が浮上していることに「私は他の賃金泥棒たちとは違っておびえながら戦う姿は見られないだろう」と、強気な姿勢を示し「井上は強いファイターなので、私のベストを引き出してくれる」と対戦が決まったかのように語っていた。
ドヘニーは6日の東京ドーム決戦でブリル・バヨゴズ(22=フィリピン)にTKO勝ちするなど、過去日本で4戦4勝していることから「日本のファンのためにすべてをかけてやる。大和魂でいきます」としモンスターとの対戦を見据えていた。
2024年05月21日 06:00
禁断の扉は開かれたのか。7月に現役を引退する東京女子プロレス・角田奈穂のプロデュース興行(7月6日、東京・新木場1stRING)にスターダムのワンダー王者・安納サオリ(33)と妖精なつぽい(28)の参戦が20日に決まり、大きな反響を呼んでいる。
対戦カードは安納&なつぽい vs 角田&本間多恵で、4人は2015年にアクトレスガールズでデビューした同期。両団体とも米AEWとビジネスをしているため、今年に入りあいさつを兼ねて対面する機会があった。
水面下で両団体のパイプが生まれたことから、岡田太郎社長は「一人の選手が引退という大きな決断をする時に、業界としてしっかり盛り上げないといけない」という考えで、選手の派遣要請を快諾。さらに岡田社長個人が動き、プロレスラー時代は4人と同期だった声優・相羽あいなを特別リングアナウンサーとして派遣することになった。
気になるのは、今後の両団体の交流だ。岡田社長は「今回は角田さんが開いた扉に僕らが協力した」とし、「本当にやるなら、ちゃんとやらないといけないし、その時が来るのだろうかと。岡田個人としては来るのが楽しみだし、もちろん団体を持つ責任者としてブランドとか考えないといけないですが」と言葉を選びながら説明。世の中に求められ、機が熟せば本格交流に踏み切る用意はあるという。
一方、東京女子側も同様の考えだ。甲田哲也代表は「東京女子は交流しないことをブランディングとしてやっています。(交流戦を)やること自体が必ずしも業界のためになるかといえば、それは安直というか。今回を持ってすぐにやりますという話ではないですが…」と前置きしつつ「今回みたいに選手のためになる、業界のためになるとなった時に、そういう可能性が閉ざされているわけではないです」と含みを持たせた。
くしくも新団体「マリーゴールド」の旗揚げ日と重なった今回のサプライズ発表。今後の行方に注目だ。
2024年05月21日 06:00
目指すは「連盟脱退」だ! 全日本プロレスの陰湿ファイターこと青柳優馬(28)が、マット界のトレンドに逆行するまさかの野望を掲げた。
2024年05月21日 05:00
「プロレス・マリーゴールド」(20日、後楽園ホール)
女子プロレス新団体「マリーゴールド」旗揚げ戦が20日、後楽園ホールに超満員札止め1539人を集めて行われた。
メインのジュリア、林下詩美組−Sareee、ボジラ組は、181センチ、91キロのボジラがムーンサルトプレスなどで度肝を抜けば、エースのジュリアがSareeeのリストクラッチ式裏投げに敗れるなど衝撃続き。ジュリアの「シングルでケリを」という要求をSareeeも飲み、7・13両国国技館大会での実現が濃厚になった。
2024年05月21日 05:00
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7月7日、両国国技館)
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35)=志成=が20日、ABEMAボクシングチャンネルの生配信で、7月7日に両国国技館で行われるIBF同級王者フェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=との統一戦について語った。
「本当に激しい試合にはなると思う。ある程度覚悟を決めないと勝てないと思うし、上回れないと思う。自分自身の魂で戦わないといけないと思っている」と見通しを示した。
2024年05月21日 05:00
「大相撲夏場所・9日目」(20日、両国国技館)
再出場した平幕高安が大関豊昇龍をすくい投げで破り、3勝目を挙げた。復帰戦でいきなり大関に快勝。元大関の地力を改めて示し、優勝争いのカギを握る存在になりそうな雰囲気が漂ってきた。大関琴桜は阿武咲を下して2敗を死守。1敗だった新小結大の里、平幕宝富士が敗れたため、トップタイに浮上した。優勝争いは2敗で御嶽海と湘南乃海を加えた5人が並び、混戦模様に拍車がかかった。
悠然と歓声を浴びる姿にたっぷりの貫禄が漂った。2日目以来7日ぶりの土俵でも、高安は強かった。「おかげさまでしっかり休んで良くなった。復帰戦に勝てたので、気持ちは前向きになりました」。また戦える手応えが表情ににじみ出た。
落ち着いていた。なかなか手をつかない豊昇龍にも「毎度のこと」と乱されず。もろ手突きからすぐに左を深く差すと、強引な投げを難なくしのいで、逆に力強くすくって転がした。過去8勝2敗と合口のいい大関に、また苦杯をなめさせた。
2日目に大の里に完勝して2連勝発進後、3日目の朝稽古で腰痛を発症した。無念の休場で悲願の初優勝はまたも霧散したが、勝ち越しを目指して戻ってきた。
いきなり結びの大関戦。ハードな取組編成を「ありがたい。こういうところで相撲をとれることが、お相撲さんの醍醐味(だいごみ)」と歓迎した。再出場3度、途中出場1度の“復帰戦”はこれで4戦全勝。「しょうもない相撲は見せられない。しっかり治して100%の相撲を見せられた方がいい。今日はそれができたかな」とうなずいた。
役力士の休場者が多く、今後も好成績の力士との対戦が予想される。「いいんじゃないですか。その方がやりがいがあるし、見ている方も面白い」と望むところ。10日目は琴桜が相手。「千秋楽までいい相撲をとりたい」という実力者が、賜杯レースの門番として立ちはだかる。