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2023年03月25日 22:22
女子プロレス「スターダム」の月山和香(31)が、悲願の初勝利を挙げた。 2021年9月のスターダム参戦からいまだ自力勝利がない月山は、昨年12月の後楽園大会で所属する「コズミックエンジェルズ(CA)」のリーダー・中野たむから3月までに勝ち星を挙げられなければ、ユニットを追放すると宣告された。だが、年が明けても結果を残せない日が続き、リミットとなる25日の「NEW BLOOD」(横浜武道館)では中野たむと組み、七海里(高橋奈七永&KAIRI)と激突した。 月山は7日に行われた会見でスターダム退団もかけて臨むことを決め、試合に向けて約1か月欠場した。この日は久しぶりのリングに緊張した面持ちで入場し、先発でKAIRIに正面からぶつかっていった。 中野と好連係を繰り出し健闘したが、高橋に強烈な張り手の応酬を受け一気に劣勢に。それでも会場に集まった観客の声援に応えるようにエルボーで反撃した。さらに中野と同時にプランチャを浴びせ、雄たけびをあげながら極楽ドンを決めると流れをつかんだ。 しかし七海里の連係に翻弄され、高橋にバックドロップで沈められピンチを迎えた。それでもすぐに立ち上がり、月山は高橋に、中野はKAIRIに同時でタイガースープレックスホールドをさく裂。高橋を追い込んだ月山が、勢いをつけて丸め込み3カウントを奪った。 試合後、月山は「生きてて良かったです。私はデビューしてから2年7か月、勝ったことがなくて落ちこぼれとか、いろんなことを言われて」と語り「でも、今日奈七永さん、KAIRI、そしてたむさんと試合できた今日を一生忘れません。ありがとうございました」と安堵の表情を浮かべた。 すると高橋から「月山ふざけんじゃねえよ。私に勝ったんだから泣いてんじゃねえよ! 笑えよ! なんだよその顔は!」と激怒されたが、「笑ってしっかり女子プロレスを背負って行けよ。お前のまっすぐさにやられたよ。今日からライバルな」と期待を寄せられた。 笑顔を見せた月山は「たむさん、私はコズミックエンジェルズに残ってもいいですか?」と涙を流すと中野から抱きしめられ「コズエンに入ってくれて、本当にありがとう」と熱い抱擁を交わした。感無量の月山は「勝ったので一言、言わせてください。私が真のNEW BLOODだ!」と絶叫し、大会を締めた。
2024年04月27日 17:14
女子プロレス「スターダム」の27日横浜BUNTAI大会で、極悪ユニット「大江戸隊」に新メンバーが加入した。
第4試合のスペシャルシングルマッチでは大江戸隊リーダーの刀羅ナツコが、米AEW参戦から帰国した白川未奈と対戦。華やかなダンスで入場した白川がエルボーで仕掛けてきたが、刀羅のセコンドに就いた大江戸隊が早くも介入。場外で痛めつけた。
白川も腰振りパフォーマンスからの左ヒザ攻め、インプラントDDT、足4の字固めで反撃してくるが、刀羅は毒霧噴射で足4の字を脱出。さらにグラマラスコレクションMINAを決められた瞬間に大江戸隊がレフェリーを排除した。
その時だ。花道から意気揚々と登場したのがテクラだ。刀羅から鉄パイプを奪い、何と白川を殴打。試合はノーコンテスト裁定が下された。
マイクを握ったテクラは「テクラが戻ってきたよ〜。本当は会いたかったけど、残念ながらテクラはちょっと忙しかったからねえ」と切り出すや「大江戸隊としてナツコと一緒にスターダムを改革してやる」と宣言した。
さらに「どうした? おっぱいさん?」と白川を挑発。顔面がグリーンに染まった白川が唇をかみ締めると、刀羅は「アリさんマークの海外かぶれ、私が翻訳してやろうか? 白川、お前は私にアリとキリギリスの話をしたよな。アリは一生懸命働いて報われるかもしれないけど、ここは童話じゃない。現実だ。利用させてもらったよ」と言い放った。
テクラはジュリア率いる「ドンナ・デル・モンド(DDM)」に所属していたが、1月4日東京ドームシティホール大会でDDMが解散したのを機に「いろいろ考えたいことがあるし、体も限界だからちょっと休むね」と、長期欠場していた。
バックステージではテクラが「これからよろしく!」と握手を交わすと、刀羅は「飯食って帰ろうぜ!」と仲良く控室に向かった。
2024年04月27日 17:00
2日に行われたボクシングのプロテストで、6回戦に出場できるB級で合格した大橋ジムのトップアマチュア出身4選手が、6月25日に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル117」でプロデビューすることが27日、同ジムから発表された。
4人は2022年世界ユース選手権バンタム級王者の坂井優太、22年全日本選手権ライト級優勝の大橋蓮、23年全日本選手バンタム級優勝の田中将吾、23年全日本選手権ウエルター級優勝の田中空。
坂井は韓国スーパーバンタム級3位のキム・ジョン、田中空は韓国ウエルター級8位のキム・ドンヨン、田中将は東日本新人王優勝の経歴を持つ高熊龍之介(松本ACE)と、それぞれ6回戦で対戦する。大橋の対戦相手は後日、発表される。
また、王者の松本圭佑(大橋)が11位の藤田裕史(井岡)の挑戦を受ける日本フェザー級タイトルマッチ、王者のユン・ドクノ(韓国)が1位の帝尊康輝(一力)の挑戦を受けるWBOアジアパシフィックスーパーミドル級タイトルマッチも行われる。
この日の模様は、Leminoで無料生配信される。
2024年04月27日 16:57
女子プロレス「スターダム」の上谷沙弥(27)が、ハイスピード王座初戴冠を果たした。
27日の横浜BUNTAI大会で上谷、飯田沙耶、フキゲンです★の3人が挑戦者として、同王者・鹿島沙希と4WAY王座戦で激突した。
肩の負傷により代名詞であるフェニックススプラッシュの封印を決意した上谷は、新境地を開拓するべく同王座に初挑戦。この日は3月いっぱいでスターダムを退団した姉貴分・林下詩美をほうふつとさせる真っ赤なコスチューム姿で入場した。
試合では奇妙な動きをするフキゲンに翻弄され劣勢を強いられたが、持ち前の身体能力の高さとスピーディーな動きで反撃に成功。終盤には王者から起死回生で丸め込まれ再びピンチを迎えるも、最後は上谷がフキゲンをフランケンシュタイナーで仕留め3カウントを奪った。
試合後は鹿島からベルトを強奪される場面もあったが、何とか取り戻し頭上に掲げるとファンと喜びを共有した。
バックステージに現れた上谷は「ベルトを取りました! 私がデカくて動ける新しいハイスピード像をつくっていきますよ。今までの固定観念を全部ぶっ壊していくので、これからのハイスピードチャンピオン、上谷沙弥をお楽しみに」と宣言。翼を閉じた不死鳥が、新たなスタートを切った。
2024年04月27日 16:54
新日本プロレスは27日、「Just 5 Guys」のSANADA(36)が体調不良のため広島サンプラザホール大会を欠場することを発表した。
2024年04月27日 10:00
第64代横綱の曙太郎さん(米ハワイ出身)が今月上旬、心不全のため54歳で亡くなった。大相撲引退後は2003年大みそかのボブ・サップ戦でプロ格闘家に転向し、17年4月12日に心不全で入院するまで現役プロレスラーだった。全日本プロレスの3冠ヘビー級王座を2度奪取するなど多くの団体のリングで活躍した。15日の告別式に参列した元IWGPヘビー級王者の永田裕志(56)=新日本プロレス=は、その才能を惜しんだ。プロレスラー・曙の足跡を振り返る。
入院中は記憶障害とも闘っていた曙さん。クリスティーン麗子夫人(52)は「横綱時代のことはよく話していましたが、プロレスのことはあまり覚えていないようでした」という。弔問に訪れた永田は「横綱は『プロレスは楽しいね』と言ってましたよ」と証言し、初対決を懐かしんだ。
2007年8月5日、IWGP王者だった永田は、曙さんが初参戦した“真夏の最強決定戦”G1クライマックスの開幕戦(大阪府立体育会館)で迎撃した。試合は曙さんがパワーで圧倒し、シコを踏んで永田の決めポーズ“敬礼”をまねて盛り上げたが、最後は永田のアンクルホールドにギブアップ。
負けても評価されるのがプロレスだ。翌日のスポーツ報知の見出しは「夏は曙」。大相撲時代に同会場での春場所を得意にしていた横綱が気に入っていた「春はあけぼの」(「枕草子」の一節)をもじってのもの。「差はわずかだった」(近藤清敬記者)、「攻めたし、これから先に自信がつきました」(曙さん)、「天才ですよ。応用力も感性もあるし」(永田)と会心の名勝負だった。17年を経て永田は「強烈なビンタで首が飛ぶかと思った。試合は僕が勝ったけど、お客さんは横綱に大声援だった。会場を沸かせたのが楽しかったようです」と述懐した。
プロ格闘家デビューの1年間は曙さんにとって思い出したくない過去だったかもしれない。03年大みそかのデビュー戦「Dynamite!」でサップに1回KO負けしたシーンが鮮烈すぎた。さらに、武蔵(正道会館)、レミー・ボンヤスキー(オランダ)、ホイス・グレイシー(ブラジル)ら強豪ばかりを相手にして6連敗。05年3月19日に角田信朗(正道会館)に初勝利してから、プロレスに転向した。
同年7月2日の米WWE日本公演(さいたまスーパーアリーナ)で、“大巨人”ビッグ・ショーと組んでカリート&モーガンにヨコヅナズ・ドロップを決めて白星デビュー。同年8月4日のW―1GPで両国国技館に初凱旋もグレート・ムタの緑の毒霧を浴びて敗れた。06年3月19日には国技館で、IWGPヘビー級王者のブロック・レスナー(米国)に善戦したがベルトで殴打されて奪取ならず。
両国では、13年10月27日に諏訪魔から3冠ヘビー級王座を奪取し、チャンピオンベルトと一緒に横綱土俵入りポーズを披露した。15年5月21日には後楽園ホールで潮崎豪を破って同王座を奪回。“格闘技の聖地”での戴冠劇に、国技館とは違って遠慮のない堂々たる“ベルト土俵入り”を見せた。ほかにも世界ヘビー級(旧AWA)、NWAプレミアムヘビー級、世界タッグ、アジアタッグ王座などを獲得した。
タイガーマスクをかぶって“ボノタイガー”、顔面ペイントと毒霧の“グレート・ボノ”に変身し、大仁田厚の有刺鉄線電流爆破デスマッチにも3度挑戦した。16年4月20日には、後楽園で“世界の巨人”ジャイアント馬場さんの魂を継承する新団体「王道」を旗揚げしたが、1周年を目前に心不全で倒れ闘病生活に。「プロレス界をもっと夢の持てる場所にすることが僕の使命」と旗揚げ戦で話していた曙さんの遺志をここに記しておきたい。(酒井 隆之)
2024年04月27日 07:10
プロボクシング・WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35)が26日、自身のインスタグラムを更新し、高級外車のフェラーリ ROMAが納車されたことを報告した。
【写真】「初めてみた!」フェラーリ ROMAの納車を報告した井岡一翔
井岡は「New Car.Ferrari ROMA Let's go」と炎の絵文字を添えて投稿。スタイリッシュなボディが印象的な愛車にもたれかかった自身の写真のほか、“跳ね馬”があしらわれたハンドル、両側のドアを開いた状態の車体など複数枚をアップした。
この投稿に「さすが世界チャンプ」「パテックにフェラーリ。いいですね」「初めてみた!これめっちゃかっこいい」「最高 めっちゃ似合ってます!」「車も凄いが腕時計も凄い」などとコメントが寄せられた。
2024年04月27日 07:08
プロレスリング・ノアは27日までに5・4両国国技館大会で清宮海斗がGHCヘビー級王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.へ挑むことを発表した。
清宮は22日の新宿FACE大会でジェイク・リーとの挑戦者決定戦に勝利した。試合後のバックステージで「あきらめなければ明るい未来は見えてくるんじゃないですか。次は両国。ワグナー、あなたはめんどくさくない。めんどくさい相手を片付けて、やっとたどり着いたGHC戦だよ。両国で俺がベルト巻いてやる」と王座奪還を宣言した。
◆5・4両国大会対戦決定カード
▼GHCヘビー級選手権
王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 挑戦者・清宮海斗
▼GHCタッグ選手権
王者組・ジャック・モリス アンソニー・グリーン VS 挑戦者組・オープンチャレンジ
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組・YO―HEY、タダスケ VS 挑戦者組・近藤修司、X VS 挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼GHCハードコア選手権
王者・ニンジャ・マック VS 挑戦者・石川修司
▼GHCジュニアヘビー級選手権
王者・ダガ VS 挑戦者・アレハンドロ
▼超女両国列伝
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣 VS 野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
2024年04月27日 06:52
新日本プロレスは27日までにブシロードグループ再編に伴い女子プロレス団体「スターダム」を運営する「株式会社ブシロードファイト」の全株式を取得したことを発表した。
2024年04月27日 06:36
◆AEW「AEW DYNAMITE」(24日、米フロリダ州ジャクソンビル)
新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリーが24日(日本時間・25日)、米フロリダ州ジャクソンビルで開催された「AEW DYNAMITE」でパワーハウス・ホブスと初防衛戦を行い、防衛に成功した。
モクスリーはデスライダーから最後はリアネイキッドチョークで締め上げ勝利。試合後にはKONOSUKE TAKESHITAが姿を現し、ベルト挑戦をアピールした。
モクスリーは、5・3福岡国際センター大会から新日本に参戦し5・4福岡で成田蓮と防衛戦が予定されている。
さらに、この一戦の勝者に5・11米カリフォルニア州オンタリオ大会で海野翔太が挑戦することが発表となっている。
2024年04月27日 06:22
◆新日本プロレス「Road to レスリングどんたく 2024」(23日、後楽園ホール)観衆887
新日本プロレスは23日、後楽園ホールで「Road to レスリングどんたく 2024」を開催した。
同大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)と「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」のシングル5番勝負が行われ、セミフイナルではL・I・Jの内藤哲也がドリラ・モロニーと対戦した。
内藤がプルマ・ブランカを決めた時にメインに出場するデビッド・フィンレーが登場。これに内藤が気を取られると、プロレスリング・ノアの元GHCヘビー級王者ジェイク・リーが乱入した。
ジェイクは内藤にFBSを炸裂すると、モロニーがドリラ・キラーにつなぎ、内藤を沈めた。試合後も内藤へフィンレーが馬乗りパンチを乱打しジェイクが踏みつけ、ストンピングを浴びせた。さらに場外に蹴落とすと、鉄柵を背負わせ、二発目のFBSを食らわせ完全KOしモロニーと共にバックステージへ引き上げた。
5番勝負は「ウォー・ドッグス」が3勝2敗で勝ち越した。
新日本マットに乱入し「ウォー・ドッグス」と電撃合体したジェイクはバックステージで「皆様、はじめまして。ジェイク・リーだ。内藤哲也をぶっ倒しに来た男だ。いつでもやってやるぞ」と宣言した。
この展開を受け新日本は、4・27広島大会にジェイクの緊急参戦を発表。同大会で行われる「L・I・J」と「ウォー・ドッグス」の5対5イリミネーションマッチの対戦カードを変更。当初、出場予定だった外道に代わりジェイクが「ウォー・ドッグス」に加わり、デビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニーと組んで「L・I・J」の内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIと対戦する。
ジェイクと内藤は、2022年12月1日、ドラディションの国立代々木競技場・第二体育館大会での6人タッグマッチ以来、2度目の対戦となる。
2024年04月27日 06:00
女子プロレス新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」率いるロッシー小川代表(66)が26日、スポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」から合流した6人の処遇を近日中に発表する方針を明かした。
15日の新団体設立会見には、同日にアクレスを団体したことが発表されたばかりの青野未来、皇希、澄川菜摘、松井理紗、後藤智香、CHIAKIが、同じくアクトレスのアドバイザーを退任した風香に連れられて電撃登場。青野が代表して「私たちはプロレスがしたくて、ここに来ました」と直訴していた。
だが団体所属としては現状、ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、高橋奈七永、石川奈青の7選手だけが発表されている。宙に浮いた格好となっている元アクトレス勢6人について、取材に応じた小川代表は「近日中に彼女たちの今後のことを発表します」と明かした。新たに所属として入団を認めるのか、フリーのユニットとしての参戦になるかが決まる模様だ。
6人は20日からマリーゴールドの合同練習に参加。ジュリアと高橋から厳しい指導を受けている。小川代表は「(これまで)基本的なレスリングの練習をしていないので、練習を重ねていけば面白い存在になると思います」と期待をかけた。すでに練習生も4人いるため、仮にアクトレス勢が正式加入すれば大所帯となる。
2024年04月27日 06:00
お騒がせ女子プロレスラーウナギ・サヤカが、電流爆破デスマッチ再挑戦を決めた。
2024年04月27日 05:00
ノアの拳王(39)が、新日本プロレスに電撃登場したジェイク・リー(35)への怒りを爆発させた。ジェイクの行動により、5月4日東京・両国国技館大会でGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.に挑戦するいとしの清宮海斗にミソがついたと断罪。さらにジェイクのターゲットとなった内藤哲也に対しても、緊急で越境エールを送る。海斗さん、哲也さん、あとは頼んだ――。
23日の新日本後楽園大会に電撃登場したジェイクは、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と結託し、内藤を襲撃。27日広島大会で新日本初参戦を果たす。
業界に激震が走ったこの行動に、怒りをあらわにするのが拳王だ。「他団体に倒したい相手がいて、行動に移したっていうのは褒めてもいいかなと思ったんだよな。でも、後で内容を聞いて、今ははらわたが煮えくり返ってるよ」とまくしたてた。
無関係人物のように見える拳王だが、首を突っ込むのには理由がある。ジェイクは20日の新日本・町田大会までにデビッド・フィンレーにDMを送り、内藤を標的としていたことが分かっている。そして、22日ノア新宿大会で清宮とのGHC次期挑戦者決定戦に敗れた翌日に新日本マットに乗り込んだというのが時系列で、二兎を追っていた証拠が出そろっている。
最近になって清宮に異様な執着心を見せてきた拳王は「GHCを本気で取る気があったのかって。そんな中途半端な気持ちで、俺の海斗さんに勝てるわけがないだろう」とバッサリ。ジェイクの行動で清宮の挑戦にミソがついたと断罪する。
さらには「俺の哲也さんを倒したいんだったら、GHCを取ってから倒す方が筋は通っていたのに…。中途半端なマネばかりして俺の愛する2人の価値を下げて、どう落とし前をつけてくれるんだ」。かつての抗争相手、内藤まで「哲也さん」呼び始めたから面倒くさいことこの上ない。
「俺が手を下すまでもなく、2人が何とかしてくれるはずだ。海斗さんはしっかり両国でベルトを取ってくれるし、哲也さんはジェイクを成敗して、2度目の引退に追い込んでくれるだろう」と、よく分からない立ち位置から、清宮と内藤に対する信頼を表明した。
ちなみに拳王は「ALL TOGETHER(AT)」(5月6日、東京・日本武道館)で新日本・藤田晃生とのシングル戦が決定済み。「何で俺だけヤングライオンの子守役なんだよ…。ATと言えば夢のカードだろ。藤田はさっさと片づけて、次回の札幌(6月15日)では、俺と海斗さん、哲也さんのトリオでどうだ?」と日本プロレスリング連盟に提案した。清宮と内藤が相手にしてくれればいいのだが…。
2024年04月26日 22:59
WBAスーパーフライ級王者の井岡一翔が26日、インスタグラムを更新。「New Car」とつづり、白のフェラーリが納車されたことを明かした。
井岡は愛車の横に立ち、満足げな様子。「Ferrari ROMA Let’s go」と投稿した。親交のある元Jリーガーの槙野智章も「カッこよ」と反応した
左腕の高級時計パテックフィリップも存在感があり、コメント欄には「さすが世界チャンプ」、「似合う」、「車も凄いが腕時計も凄い」、「パテックにフェラーリ」、「ごいすー」など反響が集まった。
2024年04月26日 22:55
渦中の男ノアのジェイク・リー(35)が、方舟マット離脱を否定した。
22日の新宿大会で清宮海斗とのGHCヘビー級王座次期挑戦者決定戦に敗れたジェイクは、翌23日の新日本プロレス後楽園大会に電撃登場。前IWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也をKOし、大きな波紋を呼んだ。さらに「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」と共闘し、27日の新日本・広島大会に参戦する。
新日本マット登場以来、初の試合となった26日のノア新潟大会ではジャック・モリス、アンソニー・グリーン、YO―HEY、タダスケとの「GLG」で、「チームノア」の潮崎豪&モハメドヨネ&齋藤彰俊&小峠篤司&Hi69と10人タッグ3本勝負で激突。2―1で勝利した試合後だ。
マイクを握ったジェイクは、この試合がノアラストマッチになると明言し、ファンに感謝と別れの言葉を述べた。新日マット登場以来、ファンの間ではこのままノアを離れ、新日本を新たな主戦場にするのではないかという臆測が流れていた。
ところが会場が騒然としたところで、すぐに否定。バックステージでも「リング上で言った冗談、お客さんはそれを真に受けているのかどうか。けど、多くの方の目が点になっていたのを私は見逃しちゃいない」としつつ、改めて「ただ、あれはジョークだ。GLGジョークだ。常に緊張感の中にはユーモアを持たせないといけないと思っている」と強調した。
そのため「明日のことは、この場では深くしゃべることはやめよう」と新日本・広島大会については言及することなく、会場を後にした。