2022年10月03日 14:20
ユトレヒトのMF前田直輝が、2日に行われたエールディヴィジ第8節エクセルシオール戦後に自身の公式Instagramを更新し、胸中を明かした。 1994年11月17日生まれの前田は現在27歳。東京ヴェルディの下部組織出身で、2013年にトップチーム昇格を果たした。その後、横浜F・マリノスや松本山雅FCを経て、2018年夏に名古屋グランパスへと加入。ドリブルという“武器”を駆使して降格圏に沈んでいたチームをJ1逆転残留に導くと、2021シーズンのJリーグYBCルヴァンカップ決勝では先制点を挙げて、クラブ史上初となる同大会優勝の立役者となった。 2021シーズン終了後、前田はユトレヒトへのレンタル移籍を決断した。2022年1月に行われたアヤックス戦でエールディヴィジデビューを飾った同選手だったが、前半11分に相手選手との接触プレーで負傷。全治8カ月の大ケガで同シーズン中に復帰することは叶わなかった。それでも今夏、再びユトレヒトにレンタル移籍加入すると、労働許可書の問題もありシーズン開幕には間に合わなかったが、2日に行われたエールディヴィジ第8節エクセルシオール戦で8カ月ぶりのピッチに。69分までプレーし、1−0の勝利に貢献した。 エクセルシオール戦後、8カ月ぶりの公式戦復帰となった前田は自身の公式Instagramを更新し、思いの丈を綴っている。「1月25日にオペをして、8カ月と1週。ピッチに戻れました。本当に本当に長かったけど、家族をはじめ、全ての人に支えられて戻れました。長期離脱すると本当に自分の中で何かが変わるし、悪いことばかりじゃなかった気がします!!! また、たくさんのメッセージ、応援の声本当に救われました。これからも、応援よろしくお願いします!!!!」 悪夢のデビュー戦から8カ月。大ケガを乗り越えて、“夢の海外挑戦”の幕を再び上げた前田は、オランダの大地でもファンを“熱くさせる”プレーを見せてくれるだろう。
2024年04月30日 08:57
現地時間4月29日、U-23イラク代表はカタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝で、大岩剛監督が率いるU-23日本代表と激突した。
イラクは28分、藤田譲瑠チマのロングボールに抜け出した細谷真大に反転シュートを決められて先制点を献上。さらに42分にも、日本の連動した攻撃で中央を崩されると、藤田のラストパスに反応した荒木遼太郎にネットを揺らされて、そのまま0−2で敗れた。
中東メディア『winwin』は、「イラク代表は準決勝で日本に敗れた。前半は解決策がなく、後半には反撃に出たが、組織的に守るのが得意な相手に対して試みはすべて失敗に終わった」とイラクの敗戦を報じた。
【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点
また、「イラクが日本に敗れた理由」と題して、日本戦の敗因を以下のように伝えている。
「守備は深刻な問題だ。日本にその弱点を突かれて2ゴールを許した。選手たちは責務を果たせず、弱さを見せた。そして攻撃のスピードや攻守の切り替えが遅く、日本に楽にプレーさせた。またイラクで、最も危険な選手であるアリ・ジャシムは、これまでの試合とは異なり、ゲームのほとんどの時間で孤立していた。
さらにチームにはストライカーがいなかった。ラディ・シュナイシル監督は、フル代表がアジアカップで日本と対戦した時のような戦い方を試みたが、トップチームのストライカーであるアイマン・フセインに特徴が近いFWサレム・アーメドは、34分に負傷交代したため、計画を遂行できなかった」
日本に敗れたイラクはインドネシアとの3位決定戦に回り、パリ五輪の出場権獲得を目ざす。敗れれば、大陸間プレーオフでアフリカのギニアと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 08:54
ラ・リーガ第33節が29日に行われ、バルセロナとバレンシアが対戦した。
前節は首位レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に敗れ、リーグ戦での連勝が「4」でストップした2位バルセロナ。逆転での連覇達成は絶望的な状況となっているが、3位ジローナが前節終了時点で「2」ポイント差まで迫っており、2位の座を死守するために勝利が求められる一戦となる。今節はシャビ・エルナンデス監督が、今シーズン限りでの退任を撤回して迎える初戦。ホームに8位バレンシアを迎える。
試合の均衡が破れたのは22分、左サイドの敵陣深くへ抜け出したジョアン・カンセロが起点を作り、バックパスを受けたハフィーニャが左足の鋭いクロスを供給。ゴール前でフリーになったフェルミン・ロペスが頭で合わせ、バルセロナが先制に成功する。しかし、その僅か5分後、ペテル・ゴンサレスのスルーパスに抜け出したウーゴ・ドゥロがバルセロナのGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのキックミスを拾い、そのまま無人のゴールに流し込んだ。
追い付いたバレンシアは36分、ボックス内右へ抜け出したP・ゴンサレスがロナルド・アラウホのスライディングタックルを受け転倒。主審はPKを宣告し、これをホセ・ルイス・ガルシア・バジャが冷静に沈めて逆転に成功した。ところが前半終了間際の45+2分、ラミン・ヤマルがバックパスを猛追し、GKギオルギ・ママルダシュヴィリのトラップを奪ってチャンスを迎える。突破を阻止しようとしたママルダシュヴィリはボックス外でハンドの反則を犯してしまい、レッドカードが提示された。
1点ビハインドで後半を迎えたバルセロナは49分、イルカイ・ギュンドアンの左CKにロベルト・レヴァンドフスキが頭で合わせて、試合を振り出しに戻す。その後も数的優位を生かして攻勢を強めるが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き、なかなか勝ち越しゴールを奪うことができない。73分には再びギュンドアンの左CKからチャンスを作ったが、アラウホのヘディングシュートは交代出場のGKジャウメ・ドメネクの好セーブに阻まれた。
82分、バルセロナはギュンドアンの左CKにアラウホが頭で合わせると、ゴール前に浮かび上がったボールに反応したのはレヴァンドフスキ。打点の高いヘディングシュートがネットを揺らし、遂にバルセロナが勝ち越しに成功する。90+3分にはボックス手前やや左寄りの位置で得たFKをレヴァンドフスキが直接沈めてハットトリックを達成。試合はこのまま4−2で終了し、バルセロナが2試合ぶりの白星を手にした。
次節、バルセロナは5月4日にアウェイでジローナと、バレンシアは翌5日のホームでアラベスと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 4−2 バレンシア
【得点者】
1−0 22分 フェルミン・ロペス(バルセロナ)
1−1 27分 ウーゴ・ドゥロ(バレンシア)
1−2 38分 ホセ・ルイス・ガルシア・バジャ(PK/バレンシア)
2−2 49分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
3−2 82分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
4−2 90+3分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
2024年04月30日 08:38
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。2−0で快勝し、8大会連続のオリンピック出場を決めた。
この結果を受け、準々決勝でインドネシアに衝撃の敗戦を喫し、10大会連続出場を逃した韓国のメディア『ソウル新聞』は、日韓の比較を論じている。
「U-23韓国代表が重大な岐路に立った。現在のようにアジア大会の兵役特典、オリンピック本選チケットをそれぞれ狙う短期的な計画か、日本のように他のすべての大会をオリンピックの足場として利用する長期的な計画か、選択が迫られている。後者を選択した場合、イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)らが兵役(免除)の恩恵を受け取る最後の世代となる可能性がある」
同紙は、U-23韓国代表を率いたファン・ソンホン監督が帰国後、「アジア大会の成績によって監督の任期が左右されると、オリンピックに集中しにくく、準備期間も短い。4年周期にシステムを変えなければならない」と発言した件を紹介。こう続けている。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
「その代表例が日本だ。2年後のパリオリンピックに向けて、日本は2022年のU-23アジアカップから、大会の年齢制限より2歳若い21歳以下の選手でチームを編成した。2022年の杭州アジア大会も新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期され、24歳までの参加が認められたが、出場は22歳以下の選手のみとなった。オーバーエイジ(24歳以上)はひとりも使用していない」
記事は、「韓国にとって兵役免除が懸かるアジア大会を見逃すわけにはいかない。昨年の杭州大会にもペク・スンホ(バーミンガム)、パク・ジンソプ(全北現代)、ソル・ヨンウ(蔚山)らオーバーエイジ3選手のほか、イ・ガンインやホン・ヒョンソク(ヘント)ら海外選手も招集された。金メダルを獲得したが、問題は継続する力だった」と指摘している。
「大会参加の年齢制限により、アジア大会のメンバーでは、キム・ジョンフン(全北)、ファン・ジェウォン(大邱)、アン・ジェジュン(富川)の3選手だけがパリオリンピックの最終予選に出場した。日本との相違が必然的に生まれる構造だ。日本はアジアカップで準決勝に進出し、8大会連続のオリンピック出場を果たした」
アジア全体のレベルアップもあり、相当の危機感を感じているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 08:30
アメリカサッカー連盟はメキシコとともに2031年のFIFA女子ワールドカップ開催を目指すとの声明を発表した。
2024年04月30日 08:22
U-23日本代表は現地4月29日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準決勝でU-23イラク代表と対戦。2−0で快勝を収め、パリ五輪への出場権を獲得した。
この試合で2アシストを記録し、獅子奮迅の活躍を披露したキャプテン藤田譲瑠チマは、「本当に自分たちの最低目標であったので、まずは達成できて良かった」と五輪出場を決めた現在の心境を語った。
今大会で五輪の出場権を得るには3位までに入るか、準決勝で敗れ、3位決定戦でも負けて4位となった場合はAFC・CAFプレーオフで勝利すれば、パリ五輪への出場権を獲得できる。
【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点
藤田は、負ければ大舞台への出場の夢がついえていた、準々決勝のカタール戦のプレッシャーからは解放されたなか、準決勝前には“緊張感”を持つ重要性をチームで共有していたと明かした。
「自分自身はカタール戦のほうが本当にプレッシャーを感じていました。ただこの試合ではみんなで共通認識として、次もある(負けても3位決定戦で勝てば五輪出場権を獲得できる)という考え方を止めようという話はしました。
負けたら何も残らないというのがカタール戦だったので、それに関しては自分自身、本当に怖かったけど、今回に関しても勝たないといけないっていう状況は変わらなかったので、自分のできることに徹底しようと思っていました」
精神面もしっかりとコントロールしながら掴み取った五輪への切符。チームを引っ張る主将は「まだもうひとつあるので、もう一回締めて、チームとして優勝を持ち帰りたい」と決勝戦に向けて気を引き締めた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月30日 08:05
パリオリンピックのアジア最終予選を兼ねたU23アジアカップ。インドネシアU-23代表は準々決勝で韓国を撃破して準決勝進出を果たした。
『CNN』によれば、インドネシア五輪チームはKIKT(インドネシア商工会議所の中国委員会)の起業家23人から230億ルピア(2.2億円)相当のボーナスを受け取ったという。これは、U23アジアカップでの奮闘に対する支援として贈られたものだそう。
インドネシアサッカー協会(PSSI)のエリック・トヒル会長は「PSSIの会長として、これは特別な名誉だ。サッカーがインドネシアを団結させると証明しなければならないからだ。(多くの地域で)誰もが一緒に観戦している。これはインドネシアが調和のとれた国であることの証拠でもある。サッカーで団結する」と話していたという。
実際、準決勝のパブリックビューイングには相当な数の人達が集まった模様。 この投稿をInstagramで見る Timnas Indonesia(@timnas.indonesia)がシェアした投稿
トヒル会長は試合前のロッカールームを訪れて選手たちを激励していたが、インドネシアはウズベキスタンに0-2で敗戦。
実はインドネシアの血を引く「偉大な世界的スター」5名
五輪出場権確保を目指してイラクとの3位決定戦に臨むことになった(4位になった場合はアフリカ予選4位ギニアとの大陸間プレーオフ)。
AFC U23アジアカップ カタール2024
決勝
ウズベキスタン vs 日本
日時:5月4日(土)0時30分キックオフ
配信:DAZNにてライブ配信
2024年04月30日 07:30
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦した。
勝てばパリ五輪の出場が決まる大一番で、日本は28分、藤田譲瑠チマのロングボールに抜け出した細谷真大が、巧みな反転から右足で流し込んで先制に成功する。さらに42分には、またしても藤田の絶妙なパスから荒木遼太郎が追加点を奪取。そのまま逃げ切り、2−0で勝利を飾った。
【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点
試合後、AFCの公式サイトは「日本がイラクに2−0で勝利して決勝進出。同時にパリ五輪の出場も決めた」と伝え、「大岩監督が率いるチームは今大会最高のパフォーマンスを披露した。イラクは日本の動きとパスの質に対処できなかった」と大岩ジャパンの戦いぶりを称賛した。
また、「細谷が28分に先制点をもたらし、その14分後に荒木がリードを2点に広げた。キャプテンの藤田が圧倒的なプレーの中心となった」と2アシストの活躍を見せた藤田に賛辞を贈っている。
8大会連続で五輪の切符を掴んだ日本は、決勝でウズベキスタンと激突する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 07:25
パリオリンピックのアジア最終予選を兼ねたU23アジアカップが佳境を迎えている。
2024年04月30日 07:17
盤石の勝利で、パリへの切符を勝ち取った。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選の準決勝でイラクと対戦。8大会連続の五輪出場を懸けた大一番で、日本は細谷真大と荒木遼太郎のゴールで2−0と快勝した。
同大会の公式Xが、試合後に喜びをあらわにする大岩ジャパン戦士たちの様子を公開。FC東京でチームメイトの荒木と松木玖生が力強くガッツポーズ。スタッフたちが肩を組んでグルグルと回る。キャプテンの藤田譲瑠チマが「ナイス! ナイス!」と叫ぶ。
【動画】パリ五輪出場が決定! 大岩ジャパン戦士が喜びを爆発!
この投稿にファン・サポーターも反応。「おめでとう」「いい動画」「みんなの笑顔が、最高」「最初の東京コンビでニヤニヤ限界突破した」「真大がいっぱい笑ってる幸せ」「うちの子かわいい」といった声があがっている。
ファイナルに進出した大岩ジャパン。準決勝でインドネシアを破り、初の五輪出場を決めたウズベキスタンを倒してアジアの頂点に立てるか。決戦は日本時間で5月3日の24時30分にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 07:14
U-23日本代表は現地4月29日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準決勝でU-23イラク代表と対戦し、2−0で快勝。パリ五輪出場を決めた大岩ジャパンを日本代表の森保一監督も祝福した。
今大会で3位以上に入れば、自動的にパリ五輪の出場権を得られるため、決勝へ進出した日本は8大会連続で五輪出場権を獲得。グループステージ第3節の韓国戦から現地で視察していた森保監督が、日本サッカー協会を通じてコメントを発表した。
【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点
「非常に難しい連戦を勝ち抜いてオリンピック出場権獲得できたのは本当に素晴らしいことだと思います。監督、スタッフ、選手、チームが一丸となって戦った結果だと思いますが、大事なシーズン中にも関わらず、このチームへ選手を送り出されたクラブの皆様や、指導者の皆様、選手を日頃からサポートされてきた多くの方々の努力の賜物でもあると思います。こうして日本サッカーがまたひとつ世界の舞台で戦える権利を得ることができたことを素直に嬉しく思います」
日本は3日に決勝でウズベキスタンと対戦。森保監督は最後に「次の試合も勝ってアジア王者としてパリでの健闘を祈りたいと思います」とエールを送った。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月30日 06:50
U-23日本代表は、パリオリンピックのアジア最終予選を兼ねたU23アジアカップの準決勝でイラクを2-0で破った。この結果、決勝進出とともにオリンピック出場権も確保している。
イラク戦は日本時間午前2時半という時間帯のキックオフだったが、サッカー通として知られる元日向坂46の影山優佳さんはしっかりテレビ観戦をしていたようだ。
Instagramのストーリーに、代表戦が映ったテレビ画面の写真とともにこんなメッセージを投稿していたのだ。
「深夜に更新失礼します!ごめんなさい!
掴めパリ五輪出場権
明日の収録や稽古を頑張るためにも今は夜更かしして熱烈応援なうです!!!ぜひともみなさんとともに声援をドーハに!」
多忙な日々を送る影山さんだが、仕事を頑張るためにも夜更かししてU-23日本代表を応援していた模様。
五輪日本代表、「歴代オーバーエイジまとめ」がこちら
なお、日本対ウズベキスタンの決勝戦は、日本時間4日(土)の午前0時半にキックオフされる。
2024年04月30日 06:49
五輪出場決定戦で快勝した日本に海外メディアも注視している。
2024年04月30日 06:42
周知の通り、遠藤航が所属するリバプールのユルゲン・クロップ監督は今シーズン限りでの退任が決定している。
有力な後任候補として取り沙汰されているのが、上田綺世がプレーするフェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督だ。
「合意」と伝えた現地報道の通り、このオランダ人指揮官が招聘された場合、遠藤の立場はどうなるのか。現地サイト『FOOTBALL FANCAST』は2−2で引き分けたウェストハム戦のパフォーマンスを元に、こう見立てている。
「彼(スロット)はウェストハム戦を見ていた可能性があり、ヘッドコーチがすでに代役に目を向けている可能性のある選手の1人がエンドウであり、ステファン・バイチェティッチに代わって無残にも退場となる可能性がある」
同メディアはウェストハム戦について、「残念なことに、経験豊富な戦士はフィールドの真ん中でゲームをコントロールすることができず、レッズの低調なパフォーマンスを生み出した」と指摘。同試合のスタッツを紹介しつつ、こう綴った。
「エンドウはロングパスを一本も成功させず、チームメイトにチャンスを作らなかったため、前進させられなかった点が問題となった。31歳のダメだった選手はまた、試合を通じて13回のデュエルのうち7回で負けた。これはウェストハムの選手たちが彼に対して勝つことが多かったということを示している。相手のシュートに直結するミスも一つ犯した」
【動画】サラーがクロップとまさかの衝突!同僚FWが止めに入る
そして「彼は今シーズンのプレミアリーグを通じて、地味ながらもレッズで堅実なパフォーマンスを見せているが、オン・ザ・ボール、オフ・ザ・ボールでの活躍には少々物足りなさが残っている」「ポゼッション面では、定期的にチャンスを生み出すほどの傑出したクオリティを提供できていない」と主張。なんと、今シーズンは怪我で欠場が続いているバイチェティッチが取って代わる可能性を伝えている。
「リバプールは今後数週間で、そして来シーズンを見据えて、10代のスター選手バイチェティッチがそのポジションでより良い選択肢として浮上する可能性があるため、エンドウを先発メンバーから容赦なく外すかもしれない」
記事は、スロットがフェイエノールトで4−2−3−1を基本フォーメーションとして展開していて、10番の後ろにダブルボランチを置くと予測。「バイチェティッチは、そのシステムのベースとなる2MFのうちの1人としてプレーし、ポゼッション時と非ポゼッション時にそのクオリティを活かしてアレクシス・マカリステルのような選手と並んで成長する可能性がある」と見解を示している。
もちろん遠藤も簡単にポジションを渡すつもりは毛頭ないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 06:41
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月29日、パリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準決勝で、難敵イラクと対戦。2−0で快勝し、ウズベキスタンとの決勝を前に、8大会連続での五輪出場を決めた。
最年少ながら堂々たるパフォーマンスで、大舞台の切符を手繰り寄せたのが、高井幸大だ。192センチの長身を誇る19歳はこの日もCBで先発すると、ゴール至近距離から浴びた決定的なシュートを見事なブロックで防ぐなど、完封勝利に大きく貢献した。
殊勲の高井は試合後、CBのコンビを組んだ木村誠二と並んでインタビューに対応。「すごく大事な大会で、すごく緊張しました。良い経験ができたかな」と笑顔で語った。
【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点
木村は今大会2ゴールをマーク。インタビュアーを務めた元日本代表の槙野智章氏から「ゴールが欲しいですね」と振られた際には、「マジで欲しいです。はい、マジで欲しいです」と再び満面の笑み。そして最後に「カメラに向かって、ファン・サポーターに力強いメッセージを」と求められると、こう意気込みを示した。
「いつも応援ありがとうございます。決勝はもう気持ちの戦いだと思うし、頑張りたいなと思います」
頼もしさとともに、初々しさを感じさせる高井だが、「年齢は関係ないです」とキッパリ。日本の未来を明るく照らすティーンエイジャーは、パリでも希望の星となれるか。ただ、その前にウズベキスタンを下し、さらなる自信とアジアNo.1の称号を手にしたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月30日 06:38
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップがカタールで開催。現地4月29日に準決勝の2試合が行なわれた。
インドネシア対ウズベキスタンは、2−0でウズベキスタンが勝利。日本対イラクは2−0で日本が快勝した。
この結果、アジアの頂点を懸けて日本とウズベキスタンが激突。3位決定戦はインドネシアとイラクが相まみえる。
アジア勢に与えられたパリ五輪の出場枠は「3.5」。今大会で上位3か国に入るか、3位決定戦で敗れた場合は、大陸間プレーオフでギニアに勝利すれば五輪出場を決められる。準決勝終了時点で、日本とウズベキスタンがパリ行きの切符を勝ち取った。
【動画】細谷が鮮烈フィニッシュで2戦連発弾&荒木が華麗な連係から追加点
今後の日程は以下のとおり。
▼3位決定戦
イラク対インドネシア
5月2日 24時30分KO
▼決勝戦
日本対ウズベキスタン
5月3日 24時30分KO
※キックオフ(KO)時間はすべて日本時間
構成●サッカーダイジェストWeb編集部