2022年08月11日 05:55
チャンピオンズリーグ(CL)王者とヨーロッパリーグ(EL)王者が激突するUEFAスーパーカップが10日に行われ、レアル・マドリード(Rマドリード)とフランクフルトが対戦した。 リーグ開幕戦を週末に控える昨シーズンの“CL王者”Rマドリードは、昨季のCL決勝と同じ11人をスタメンで起用。一方の“EL王者”フランクフルトは、今季3試合目の公式戦で、直近はバイエルン相手に6失点を喫して完敗。左ウイングバックとして替えの効かない存在だったフィリップ・コスティッチが移籍交渉のためにメンバー外となったが、バイエルン戦には出場しなかった鎌田大地がインサイドハーフとして先発出場を果たした。 立ち上がりからボールを保持したのはRマドリードだったが、最初に決定機を迎えたのはフランクフルト。14分に右サイドの高い位置でボールを奪うと、ボレから鎌田へパスが渡り、ボックス左に侵入した鎌田が左足でゴール右を狙ったが、GKティボー・クルトワにシュートを阻まれた。 すると直後の17分、右サイドを駆け上がったフェデ・バルベルデのセンタリングをボックス中央で受けたカリム・ベンゼマがDFを引き付けて左へ。ヴィニシウス・ジュニオールが右足でゴール右隅を狙いすましたが、必死の戻りを見せたトゥータにクリアされた。それでも37分、再びベンゼマとの関係からカットインしたヴィニシウスが右足でゴール右を狙うも、今度はGKケヴィン・トラップの好守に阻まれる。 しかし、その流れで得たCKをボックス中央のベンゼマが競り合うと、右ポスト際に流れたボールをカゼミーロが折り返し、ゴール前でフリーだったダヴィド・アラバがゴールネットを揺らした。先手を奪ったRマドリードは41分にも、クロースのセンタリングをボックス中央で受けたベンゼマが決定機を迎えたが、シュートはわずかに枠を外れた。 迎えた後半もRマドリードのペースで試合は進む。55分にヴィニシウスが迎えた好機はGKの好守に阻まれ、61分にカゼミーロが放った左足のミドルはクロスバーを直撃。1点を追うフランクフルトは、58分にゲッツェを入れて鎌田をボランチに下げる攻撃的な選手起用を見せたが、65分に左サイドを抜け出したヴィニシウスからボックス中央のベンゼマへ横パスが送られ、これをベンゼマが冷静に決めてリードを広げた。 試合終盤には、新戦力のアントニオ・リュディガーを右サイドバックで、オーレリアン・チュアメニをインサイドハーフの位置でデビューさせる余裕も見せ、Rマドリードが2ー0で勝利。5年ぶり5回目となるUEFAスーパーカップ制覇を成し遂げ、今季の初タイトルを手にした。 なお、フランクフルトの長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。【スコア】 Rマドリード 2−0 フランクフルト【得点者】 1−0 37分 ダヴィド・アラバ(Rマドリード) 2−0 65分 カリム・ベンゼマ(Rマドリード)【スターティングメンバー】 Rマドリード(4−3−3) GK:クルトワ DF:カルバハル(85分 リュディガー)、ミリトン、アラバ、メンディ MF:カゼミーロ、モドリッチ(67分 ロドリゴ)、クロース(85分 チュアメニ) FW:バルベルデ(76分 カマヴィンガ)、ベンゼマ、ヴィニシウス(85分 セバージョス)フランクフルト(3−6−1) GK:トラップ DF:トゥーレ(70分 アラリオ)、トゥータ、ヌディカ MF:クナウフ、ソウ、ローデ(58分 ゲッツェ)、レンツ;リンドストロム(58分 ムアニ)、鎌田 FW:ボレ
2024年04月27日 18:30
エリック・ダイアーが1月にトッテナム・ホットスパーからバイエルン・ミュンヘンへ加入した時、眉をひそめたファンも少なくなかった。2023-24シーズンのトッテナムでアンジェ・ポステコグルーが監督に就任すると殆ど起用されなくなった中で、レンタル移籍で加入してきたからだ。
しかしながら、バイエルン加入後のダイアーはキム・ミンジェとダヨ・ウパメカノをベンチに追いやり、スターティングメンバーの座を獲得し、主力選手の一人という地位を確立した。
その活躍ぶりをトーマス・トゥヘルは「素晴らしい選手だ。私は彼に非常に満足している」と絶賛した。
「彼は期待以上の選手だ。彼はジグソーパズルの非常に重要なピースだ。彼は組織的で、声も出る。(獲得出来て)とても幸せだよ」
チャンピオンズリーグラウンド8でアーセナルを相手に3-2で勝利した後、ダイアーは喜びの言葉を口にした。
「正直言って、彼らをノックアウトできてよかったよ。このクラブでプレイすること、(CLの)準々決勝でプレイすること、それらを経験することは素晴らしいことだった。準々決勝を突破できて、本当にうれしいよ」
また、ダイアーは2022年のカタール・ワールドカップのベスト16、セネガル戦で交代出場して以来、イングランド代表では出場していない。しかしながら、現在のダイアーの活躍ぶりから、ユーロ2024のイングランド代表に選ばれる可能性は十分に出てくるだろう。ダイアーは「バイエルンのようなクラブでプレイしていて、良いプレイをしていれば、チャンスはあるはずだ」と3月に語っている。それ以来、彼はその可能性をさらに高めるようなプレイを続けている。
「代表チームは本当にシンプルなものだ。自分のクラブでできるだけ良いプレイをすること。(イングランド代表監督の)ガレス(・サウスゲイト)とは話していないけど、良いプレイをするかどうかは自分次第だ」
バイエルンはチャンピオンズリーグラウンド4でレアル・マドリードと対戦する。このビッグマッチでも印象的なプレイを見せられるかどうかで代表での地位も大きく変わってくるだろう。
2024年04月27日 18:20
神童とも称される17歳のブラジル代表FWエンドリッキ(パルメイラス)が4月中旬、4歳年上の恋人ガブリエリさんと「恋愛契約」を交わしていることを明らかにした。
この契約には、「二人が履行すべき事柄」として「常に愛情と敬意を持って接すること」、「毎日、アイラブユーと言うこと」、「他の相手と交際しないこと」といった条項が列挙されていて、背いた場合は「相手が望むプレゼントを贈ること」という罰則が設けられているという。
法律の専門家は「法的な拘束力はない」とみなすが、現在、ブラジル国内で最も注目されている選手だけに大きな話題となった。
エンドリッキは決して大柄ではないが頑健で、華麗なテクニックを持ちながら泥臭くプレーすることも厭わないストライカーだ。「近年、ブラジルが生んだ最高のジョイア(宝石)」と評される。
2022年初め、21歳以下の全国大会であるコパ・サンパウロに15歳で出場すると、6得点を挙げて大会MVPに選ばれた。16歳でプロ契約を結び、すぐにブラジル全国リーグの試合でデビュー。彼の才気溢れるプレーは欧州の名門クラブの強い関心を呼び、激しい争奪戦の末、昨年12月にレアル・マドリーが推定移籍金7200万ユーロ(約119億円)で獲得した。18歳の誕生日を迎える今年7月以降に入団する予定になっている。
昨年11月にセレソンに初招集され、今年3月下旬の欧州遠征にも参加すると、イングランド戦とスペイン戦で2試合連続ゴールを叩き込んだ。
ガブリエリさんはサンパウロ出身のファッションモデル。二人は昨年10月、エンドリッキの友人の紹介で知り合って恋に落ちた。ガブリエリさんはSNSでモデル活動や旅行、ファンション情報を発信していて、フォロワーは70万人を超える。
今後、エンドリッキがマドリードへ移り住んでから、若い二人の恋の行方はどうなるのか――。ブラジルのメディアと国民は、エンドリッキの選手としての成長と共に、強い関心を寄せている。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
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2024年04月27日 18:08
4月23日、私はエミレーツスタジアムで開催されたプレミアリーグ第34節のアーセナル対チェルシーを取材した。
日本代表DFの冨安健洋が所属する首位のアーセナルは試合前、勝点74で並んでいるリバプールを得失点差で上回り、リーグ首位に立っていた。一方、9位のチェルシーは厳しい戦いが続いている。
これまで多くのタイトル争いをしてきた2つのビッグクラブによるロンドンダービーで、アーセナルが勝利すれば、両チームの間に30ポイントもの差がつくとは信じがたい。
私は中盤での攻防に注目していた。デクラン・ライスとエンソ・フェルナンデスのマッチアップだ。どちらも巨額の移籍金で加入した選手で、ライスは素晴らしいシーズンを送っており、年間最優秀選手の候補にも挙がっている。
一方、フェルナンデスは苦しんでいる。不振のチームの中にいて、個人のパフォーマンスを最大限に発揮できていないのが現状だ。今回のロンドンダービーでも、それがはっきりと表われていた。
【動画】ファンが激怒した冨安への危険な踏みつけ行為
試合はアーセナルが開始4分にレアンドロ・トロサールのゴールでいきなり先制して、1−0で前半を終えた。
冨安健洋がリーグ戦で久しぶりに先発したのはとても良かった。7分にはニコラス・ジャクソンに悪質なチャージを受けたが、大事には至らずプレーを続けた。するとその数分後、クロスに頭で合わせて惜しいヘディングシュートを放った。
さらに23分には、味方と上手くパス交換しながら流れるような動きを見せて左サイドを突破。際どいクロスを供給した。彼がこれほど攻撃的なプレーを見せたのはいつ以来だろうか。 72分に交代するまで、積極的で素晴らしいパフォーマンスを見せていた。
アーセナルは後半、4点を奪うゴールラッシュを披露。そのまま5−0の圧勝を飾った。試合終了後、ガナーズファンは 「俺たちはリーグのトップだ!」と叫び続けていた。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
著者プロフィール
スティーブ・マッケンジー/1968年6月7日、ロンドン生まれ。ウェストハムとサウサンプトンのユースでプレー経験がある。とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からのサポーター。スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝した。現在はエディターとして幅広く活動。05年には『サッカーダイジェスト』の英語版を英国で出版した。
2024年04月27日 18:00
プレミアリーグ第35節の注目カードであるトッテナムとアーセナルのノース・ロンドン・ダービー。
2024年04月27日 18:00
ボリビアサッカー連盟(FBF)とキットサプライヤーのMatarhon Sportは25日、6月に開幕するコパ・アメリカ2024に向けたボリビア代表の新ユニフォームを発表した。
新ホームユニフォームはキットカラーと“装飾”によって、ある意味でボリビアらしくない“おしゃれデザイン”に仕上がっている。Bolivia 2024 Marathon Sports Home
ボリビア代表 2024 Marathon Sports ホーム ユニフォーム
2024新ホームユニフォームは驚きの“薄緑色”をキットカラーに採用。ボリビアのユニフォームといえば濃いグリーンが定番だが、今回は異例のライトグリーンが登場した。この色は過去の栄光に触発されたものだ。
ボリビアが唯一優勝したコパ・アメリカは、自国で開催した1963年大会。この時のユニフォームが今回と同じようにライトグリーンを基調とし、襟と袖にホワイトを配したデザインだった。
1963年大会の優勝は、コパ・アメリカのみならずボリビア代表としてもこれまでの獲得した唯一の主要タイトル。二つめの優勝を願う想いが、このキットカラーを再登場させたのかもしれない。
襟部分にはボリビア国旗の3色をストライプで配し、襟内側や袖に民族模様調が印象的な装飾を施す。コパ・アメリカを制した縁起の良いライトグリーンに伝統的な装飾という組み合せは、これまでのイメージを覆すボリビア代表屈指のおしゃれユニフォーム誕生となった。Bolivia 2024 Marathon Sports Away
ボリビア代表 2024 Marathon Sports アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームは定番のホワイトではなく、ボリビア国旗色のレッドを採用。この色は2016年、2021年に続き3回目の登場となった。前面には濃淡のレッドで伝統的な模様によるストライプを描く。ホームとは異なる印象を与える美しきデザインだ。
2023年「超衝撃デザインのユニフォームを着た」5つの海外チーム
6月から7月にかけてアメリカ合衆国で開催されるコパ・アメリカ2024。ボリビアはグループCに所属し、ウルグアイ、パナマ、そして開催国アメリカと対戦する。
2024年04月27日 17:45
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップの準々決勝でインドネシアにまさかの黒星を喫し、10大会連続のオリンピック出場を逃したU-23韓国代表が4月27日に母国に帰国。ファン・ソンホン監督が取材に対応した。『Xports News』などの韓国メディアが一斉に伝えている。
そのインドネシア戦で抗議によって退席処分となり、試合後の会見に登壇しなかったため、敗戦後は初めて取材に応じた指揮官はまずこう謝罪した。
「遅い時間まで応援してくださった皆さん、選手たちに申し訳ない。このような結果に対する責任は完全に私にあると思う。責任を痛感する。選手たちは今後も成長しなければならず、難しい中で最善を尽くしてくれたと思う。非難よりも励ましをたくさんしてほしい」
敗退の要因について問われると、「言い訳かもしれないが、年代別代表の運営構造とシステムを絶対的に変えなければならないと思う。2年で感じた点は、これから(他国との)格差はさらに狭くなると思う。現場の声を聞いてみんなで一緒に努力して、方法を講じなければならないと思う」と発言。変えるべき点として具体的に、こう主張している。
「長期的なトレーニングが必ずなければならない。今のシステムはそれに合わないと思う。 (詳細は)後で別の機会があれば言う」
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格下のインドネシアに敗れた点を追求されると、「センターバックに問題があった。やむを得ず3バックにして、グループリーグを通過した。その後も3バックがいいと思って下した判断であり決定だ」と話し、こう続けている。
「だからといって守備だけするというわけではなく、プレッシャーに行こうとしたが、その点がスムーズではなかった。私の判断ミスだ。後半にプレースタイルを変えて別の方向にアプローチしようとしたが、退場や様々な予期せぬことのために円滑にできなかったようだ」
指揮官は、自身の采配ミスを認めると共に改革の必要性を訴えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 17:44
Jリーグは4月27日、J2第12節の4試合を各地で開催した。
2位の長崎は群馬と対戦。6分にマテウス・ジェズスのゴールで先制すると、9分にもM・ジェズスの得点でリードを広げる。28分に失点したが、その後はゴールを割らせず2−1で逃げ切り、5連勝を飾った。この結果、28日に試合がある清水を上回り、暫定首位に浮上した。
藤枝は水戸と相まみえた。14分に先制されたが、52分に大曽根広汰、63分にはアンデルソンのゴールで逆転。その後、83分に同点弾を決められたが、87分にアンデルソンの得点で再度勝ち越し、3−2で勝利した。連敗を2で止め、6試合ぶりに勝点3を手にした。
千葉は仙台に2−0で快勝。愛媛は2−1で甲府を下した。
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J2リーグ第12節の結果と予定は以下のとおり。
▼4月27日開催分
仙台 0−2 千葉
水戸 2−3 藤枝
群馬 1−2 長崎
愛媛 2−1 甲府
▼4月28日開催分
岡山 13:00 清水
熊本 13:00 大分
秋田 14:00 横浜FC
栃木 14:00 いわき
徳島 14:00 山形
鹿児島 14:00 山口
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 17:34
英メディア『90min』が4月26日、「第26週のヨーロッパ最強チーム」と称した最新パワーランキングを公開した。
2024年04月27日 17:25
Jリーグは4月27日、J1第10節の5試合を各地で開催した。
磐田対町田の“昇格組対決”は、磐田に軍配。46分に松原后のゴールで先制し、70分にジャーメイン良のPKでリードを広げ、2−0で快勝した。
神戸対京都は、京都が原大智の1得点を守り抜き、1−0で勝利。札幌対湘南は、3−3の引き分け。札幌が3点をリードしたが、湘南が粘りを見せてドローに持ち込んだ。
FC東京は新潟を3−1でくだし、C大阪対横浜は2−2で勝点1を分け合った。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J1第10節の結果と予定は以下のとおり。
▼4月27日開催分
札幌 3−3 湘南
新潟 1−3 FC東京
磐田 2−0 町田
神戸 0−1 京都
C大阪 2−2 横浜
▼4月28日開催分
東京V 14:00 福岡
広島 14:00 川崎
浦和 15:00 名古屋
柏 15:00 鳥栖
G大阪 15:00 鹿島
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 17:23
4月27日に開催されたJ2第12節で、V・ファーレン長崎はザスパ群馬と敵地で対戦した。
開始6分にマテウス・ジェズスのゴールで先制した長崎は、その3分後にもマテウス・ジェズスの得点でリードを広げる。28分に北川柊斗に1点を返されたが、2−1で逃げ切った。
しっかりと勝点3を掴んだが、試合後のフラッシュインタビューで下平隆宏監督は失点を悔やんだ。
「我々が勝ち続けなければいけないというなかで、先制点と追加点を取れたが、自分たちのミスから失点してゲームを難しくしてしまった。そこは大いに反省すべきだと思う」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
今節の勝利で5連勝&10戦無敗とし、暫定で首位に浮上した。ただ、下平監督は「今日の試合を見てもらえれば分かるように...」と前置きし、こう続けた。
「盤石な内容ではないし、我々はすごく力があってここにいるわけではない。一戦一戦、力の限り出し切って勝ち続けていくしかない。そこだけを集中してやっていきたい」
昇格を見据える指揮官に、慢心の二文字はないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 17:10
ジュビロ磐田は4月27日、J1第10節でFC町田ゼルビアとホームで対戦。2−0で勝利した。
3試合ぶりに勝点3を手にした試合で、2得点に絡んだのがジャーメイン良だ。
0−0で迎えた46分、ジャーメインはペナルティエリア手前で鋭いターンで前を向くと、松本昌也に狙いすました縦パスを入れる。松本のシュートは相手GKに弾かれたが、こぼれ球に反応した松原后が仕留めた。
さらに、70分には相手のハンドで得たPKでキッカーを務め、冷静にネットを揺らす。このゴールで、早くも今シーズン10点目。自身初のシーズン二桁得点を達成した。
試合後のフラッシュインタビューに応じたジャーメインは、昨年のJ2第30節では1−2で敗れた相手から勝利を得た一戦を、こう振り返った。
「相手のやってくることは分かっていましたし、去年、屈辱的な敗戦があったので、今日はチーム一丸となって戦えたと思います」
【動画】磐田ジャーメインが町田戦で2得点に絡む!
前半は劣勢を強いられたが、後半は盛り返した。29歳のFWが修正点を明かす。
「とにかく競り合いと球際で、一人ひとりがしっかりと戦うというところ。本当にそこに尽きると思います」
先制点の場面では、自身と松本の息の合ったプレーができたという。
「背中を確認してフリーだったので、しっかり前を向いて、良いタイミングで昌也君がダイアゴナルで入ってきてくれたので、良いタイミングでパスを出せたと思います」
また自身のPKについては、「今シーズン、蹴ることが多くて、自信を持って蹴れている。PKを取ってくれたリカ(リカルド・グラッサ)に感謝したいです」と話す。
そして、「ホームで勝つのが大きいですし、何より去年の悔しさが一番あったので、サポーターを含めて、しっかりとやり返せたと思います」と喜んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 17:03
2024明治安田J1リーグ第10節が27日に行われ、セレッソ大阪と横浜F・マリノスが対戦した。
2024年04月27日 17:00
ロンドン五輪の代表候補だったFW指宿洋史が、オーストラリアの地で眩い輝きを放っている。
Aリーグのアデレード・ユナイテッドに所属する33歳は、26日に行われた第26節ブリスベン・ロアー戦で2ゴールを記録。今シーズンの得点数を15に伸ばした。
指宿は柏レイソルの下部組織出身だが、トップ昇格ができずにスペインへ。下部リーグでの活躍を経てセビージャのBチームと契約を結び、2012年1月にはベティスとのアンダルシアダービーに出場した。
柏のユース時代は主にウィングだったが、スペインではストライカーに転身。195cmの“超長身”FWということで日本でも大きな話題と期待を集め、この頃にはロンドン五輪の候補としてU-23日本代表にも選出されている。
ただスペイン1部リーグでの出場はダービーでの1試合のみ。2014年夏には日本へと復帰し、以降、新潟、千葉、湘南、清水とJリーグの4クラブを渡り歩いたが大きな爪痕を残せず、2021年夏にオーストラリア1部のアデレードへと移籍した。
指宿は過去セビージャB時代に3部リーグで32試合20得点、ベルギー2部の時代にも二桁得点を決めている。ただJリーグで二桁得点を経験したことはなく、オーストラリアでも初年度が6得点、2シーズン目が7得点に過ぎなかった。
今シーズンも年明けまで2得点と奮わなかったが、2024年になってからは人が変わったように活躍しており、出場15試合13ゴール、4月は4試合6ゴールとまさに大暴れ。
固めどりが特徴で、1月13日のシドニー戦ではハットトリックを達成。1試合2得点も4度記録しており、年明けからの13ゴールは7試合の中で決めている。
是か非か、「Jリーグ入りを断って欧州へ渡った日本人7名」とその現在
2月27日には33歳の誕生日を迎え、選手としては晩年に差し掛かっているといえる。しかしながらキャリアハイを更新し続ける彼に対しては、Aリーグの他の強豪クラブが獲得を狙っているとの報道も。
ここからのシーズン終盤戦はもちろん、夏の移籍市場での動向にも注目だ。
2024年04月27日 16:40
カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)で、4強が出揃った。
準々決勝で開催国カタールとの120分の死闘を制した日本、PK戦の末に韓国を破ったインドネシア、サウジアラビアを2−0で下したウズベキスタン、ベトナムに1−0で競り勝ったイラクの4チームだ。準決勝で日本はイラクと対戦し、もう1つのカードはウズベキスタンとインドネシアが相まみえる。
これを受けて、AFC(アジアサッカー連盟)の公式サイトはベスト4に勝ち進んだ4チームをそれぞれ分析。大岩ジャパンについては以下のように紹介している。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
「2016年の優勝国である日本は、グループステージで韓国に敗れた。準々決勝では開催国カタールと120分間の激しい打ち合いとなったため、準決勝に進むまで、厳しい道のりを歩まなければならなかった。それでもイラクを退けるだけの経験とずる賢さを持ち合わせていると感じる」
なお、準決勝に駒を進めた4チームのうち、パリ五輪の出場権を獲得できるのは3チーム。3位決定戦で敗れれば、大陸間プレーオフでアフリカのギニアとパリ行きの切符を懸けて戦う。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月27日 16:35
4月27日に開催されたJ1リーグ第10節で、首位の町田は磐田と敵地で対戦。後半開始早々の46分に失点し、70分にPKで追加点を奪われ、0−2で敗れた。
試合後のフラッシュインタビューで、黒田剛監督は「前半に関しては、すごく良い入りができたと思うし、集中力を持って、守備から攻撃という形で、しっかりと表現できた」と振り返る。
前半をスコアレスで終え、後半に勝負。だが、2つのゴールを奪われた。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
「問題だったのは、後半の開始1分での失点。ちょっとやっぱり、ふわっと入ってしまった。セカンド(ボール)を拾われたり、またはセンターを侵入されたり。ハーフタイムでかなりそこのところの注意は促していたんですけど、そこの入り方が、すべてだった」
後半のスタートでビハインドを負ってしまったことを悔やんだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部