2022年06月28日 15:16
WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ(29日、東京・後楽園ホール)で対戦する王者・橋詰将義(28=角海老宝石)と挑戦者で元世界3階級制覇王者・田中恒成(27=畑中)が28日、日本ボクシングコミッション(JBC)で前日計量に臨んだ。 ともに計量を一発でパス。その後、囲み取材に応じた田中は「最高ですね。減量もうまいこといきました。練習も良くて、いろんな意味でいい状態です」と満足げに語った。 今回は挑戦者という立場。その思いを問われると「この舞台はオレには似合わない。ここで試合してちゃダメ。それを明日、リングの上で結果をして表したい。KOします」と言い切り、続けて「世界チャンピオンになりたい人間と、必ずなるオレのような選手は絶対に違う。実力も気持ちも、差を明らかに見せつけようと思います。明日の試合が世界戦への最終ステップにするつもりです」と胸の内を吐露した。
2024年05月01日 19:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」を率いるロッシー小川代表(67)が1日、決起集会を開いた。
同団体は4月30日の会見でスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」を退団し、参戦を表明していた青野未来、皇希改め天麗皇希(あまれい・こうき)、澄川菜摘改め翔月なつみ、松井珠紗、後藤智香、CHIAKIの入団を発表。翌日、小川氏は元アクトレスの選手やスターダムを退団したジュリア、林下詩美ら所属選手13人の他にスタッフ、練習生を都内の飲食店に招集し決起集会を行った。
小川代表から指名されたビクトリア弓月が音頭を取り乾杯。和気あいあいとした雰囲気で各選手が交流を深めた。小川代表は「今まで元スターダム、元アクトレスとか元○○の集まりで、練習はしているけれど、知らない部分もあったと思うので、今回こういった会を開きました。これを第一歩としてそれぞれが知り合っていけばいい試合につながると思う。また節目節目で開催できたらいいなと思いますね」と笑顔を見せた。
会の途中では、この日誕生日を迎えた小川代表に選手からお祝いのケーキが贈られる場面も。小川代表は「みんなに祝ってもらえてうれしかったですよ」と語り「私自身も初めて面と向かって話をする選手もいたので、それぞれの素顔が垣間見えて少しずつ人となりがわかりました。これからこの材料をどう料理しようか。ワクワクしてますね」と胸を躍らせていた。
2024年05月01日 18:24
WWEで米プロフットボールNFLの超スーパースターが、まさかの介入を果たし、話題を集めている。
ミズーリ州カンザスシティーで開催された29日(日本時間30日)のロウには、地元のNFLチーム・チーフスのQBパトリック・マホームズ(28)が登場。NFL優勝決定戦「スーパーボウル」でチーフスを2019、22、23年シーズンで3度優勝に導いたスーパースターだ。今年2月のスーパーボウルでも、獅子奮迅の大活躍。話題こそ同僚のトラビス・ケルシーと交際中で応援に訪れた米超人気歌手テイラー・スウィフトに奪われたが、文句なしで3度目のスーパーボウルMVPに選ばれた。
「ABEMA」にて放送されたロウでは冒頭で、なぜか米人気ユーチューバーでUS王者のローガン・ポールと、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」のメンバーとともに連れ立って会場入りした。会場ではスペシャルゲストとして紹介され、観客席最前列でチーフスの仲間と観戦した。
そうした中で、リング上ではローガンと、次回PPV「バックラッシュ」(4日=日本時間5日、フランス・リヨン)で闇落ち軍の世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストに挑戦するジェイ・ウーソがモメ始めた。闇落ち軍のフィン・ベイラーとJDマグダナも加わってジェイを暴行。するとマイクを持ったローガンは「いいこと思いついた! カンザスシティーのみんなが好きなものを見せよう」と言うと、観客席のマホームズに近づき、指輪を受け取った。
これは何と、スーパーボウル優勝チームのメンバーだけに贈られる「スーパボウル・リング」。高価なダイヤモンドが散りばめられた優勝記念の指輪は、NFLのプレーヤーにとっては最高の栄誉とされる。マホームズは自身の3度の優勝で獲得した3つのリングをローガンに渡すと、お騒がせユーチューバーは自分の指にはめてリングに上がったのだ。
NFL選手なら誰もが憧れる指輪を、凶器のブラスナックル代わりにしたローガンは、その拳でジェイを殴打。ところがジェイにかわされ、パンチはマグダナに誤爆した。哀れマグダナは、右顔面が紫色に変色するダメージを負ってしまった…。さらにジェイの助っ人で、ケガから復帰したブラウン・ストローマンがリングに駆け込んでローガンらを蹴散らすと、介入してきたマホームズにまで文句を言い始めた。
NFLスーパースターも立ち上がってストローマンと対峙し、一触即発のムード。ここはジェイが間に入って場を収めたが、まさかのシーンの連続に会場は騒然となった。超大物アスリートが引き起こした騒ぎを、米ニュースサイト「TMZスポーツ」は「宝石の指輪はレプリカだった可能性が高い。チーフスは、2月に優勝した際の指輪をまだ受け取っていないからだ。それでも、クールな出来事だった」と報じている。
2024年05月01日 17:00
女子プロレス「スターダム」のスターライト・キッドとなつぽいが、日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(6日、東京・日本武道館)に向けて異例の合同特訓を敢行した。
ハイスピード王座の戴冠歴があり、スピーディーな攻防を得意とする2人は同大会でAZM&天咲光由と激突する。4月27日横浜大会で極悪ユニット「大江戸隊」を追放され、失意のキッドはなつぽいに呼び出され、しぶしぶ都内の道場に現れた。
当然「今日、全然練習する気分じゃないんだけど。何なの?」と気分が晴れない様子。するとキッドのTシャツを着用したなつぽいは「ほら口角上げて! 今日はキッちゃんに言われてたタッグ名、考えてきたの。前に(雑誌)月刊ブシロードで『スターダムの中で彼女にするなら誰がいい?』っていう質問に、私たちお互いの名前を挙げてたの。だからうちらはチーム両思い! あとね、キッちゃんにプレゼントがある」と一方的に話し、なつぽいTシャツをプレゼントした。
難色を示しながらも着替えた黒虎は、今度はウオーミングアップとして四股を提案される。これまた嫌がりながら四股を踏み始めると、次第にやる気が出てきたのか、ノリノリになった。その後、ロープワークで体をほぐした2人は合体技を考えることに。「側転しようよ!」と言うなつぽいに、キッドは「何でそんなにノープランなの? 人任せじゃん」と文句を言いながら次々と合体技を編み出した。
1つ目は2人で同時にロンダートを決め相手を翻ろうし、ダブルのドロップキックを決める連係技だ。さらにキッドのその場跳びムーンサルトと、なつぽいのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を変型させた「その場フェアリアル」(側転からのボディープレス)を2人が同時に仕掛ける連係も考案した。
これで勢いづいたキッドは「やれるかはわからないけど、お互いの技を進化させるのはどう?」と主張。キッドが得意とする不知火を派生させ、コーナーを駆け上がるようになつぽいの足裏を踏み台にして炸裂させる変型不知火を開発した。さらになつぽいが武器とするスープレックスホールドを進化させ、互いの手をつないだ状態で決める合体スープレックスまで編み出した。
4種類の合体技を完成させると、なつぽいは「完璧じゃん! うちら、やっぱり合うね!」と大はしゃぎ。キッドも「意味もなく組まれたカードだったから嫌だったけど。今日、練習に誘ってくれて5・6に向けて気分は戻ってきたかな…」と少しだけ笑顔を見せた。
同大会では女子唯一の試合を任されている。最後にキッドが「SLK(キッド)ファンも楽しみにしてると思う。この連係を決めつつ、入場もいい感じに決めたいね」と呼びかけるや、なつぽいも「そうだね! 5・6みんな楽しみにしててね!」。注目のタッグチームになりそうだ。
2024年05月01日 16:47
「邪道」大仁田厚(66)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。
2024年05月01日 12:58
プロレスリング・ノアは4月30日、都内で5・4両国国技館大会で対戦するGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗の調印式を開催した。
清宮は22日の新宿FACE大会でジェイク・リーとの挑戦者決定戦を制しワグナーとのタイトルマッチにたどり着いた。
清宮を迎え撃つワグナーは「海斗と初めて1対1で闘ったのは3年半前の後楽園ホール、その時は彼が僕に勝ちました」と切り出し「あの時の僕はまだNOAHに来て間もない頃でしたあれから数年が経ち僕は変わった。家族のためにも必死で努力を重ねてきました。そしてここ日本でチャンピオンになりました。タッグ王者となりナショナル王者にもなった。今はこうして最高のベルトを持っています」と胸を張った。
そして清宮へ「あなたがどれほど素晴らしい選手なのか知ってます。NOAHを盛り上げている選手なのもわかってます。だけど今この瞬間僕はまだベルトを守らなくてはいけない。あなたはこのベルトを高めてくれただけどワグナーがより高いレベルに上げて行くあなたは最高のライバル、若くて素晴らしい選手。もう何年も一緒に闘っているから知ってます」と称え「でも今は僕の時代。5月4日の両国でもワグナーの時代は続く。三世代目として日本で闘い誰よりも上を行くチャンピオンを目指します。5月4日を楽しみにしています」と防衛を約束した。
会見は「NOAH公式YouTubeチャンネル」などで公開されている。
◆5・4両国大会対戦決定カード
▼GHCヘビー級選手権
王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 挑戦者・清宮海斗
▼GHCタッグ選手権
王者組・ジャック・モリス アンソニー・グリーン VS 挑戦者組・オープンチャレンジ
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組・YO―HEY、タダスケ VS 挑戦者組・近藤修司、X VS 挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼GHCハードコア選手権
王者・ニンジャ・マック VS 挑戦者・石川修司
▼GHCジュニアヘビー級選手権
王者・ダガ VS 挑戦者・アレハンドロ
▼超女両国列伝
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣 VS 野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
※他の参戦選手、対戦カードは当日発表
2024年05月01日 12:56
プロレスリング・ノアは4月30日、都内で5・4両国国技館大会で対戦するGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗の調印式を開催した。
清宮は22日の新宿FACE大会でジェイク・リーとの挑戦者決定戦を制しワグナーとのタイトルマッチにたどり着いた。
清宮は「1年前、自分がこのベルトを失ってから、NOAHの外に出て、プロレス界トップとの差を痛感してきました。俺がNOAHをさらなる高みに引っ張っていきます。誰もが認めるチャンピオン、ワグナーを倒して、両国でNOAHの中心に立ちます」とベルト奪還を決意した。
会見は「NOAH公式YouTubeチャンネル」などで公開されている。
◆5・4両国大会対戦決定カード
▼GHCヘビー級選手権
王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 挑戦者・清宮海斗
▼GHCタッグ選手権
王者組・ジャック・モリス アンソニー・グリーン VS 挑戦者組・オープンチャレンジ
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組・YO―HEY、タダスケ VS 挑戦者組・近藤修司、X VS 挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼GHCハードコア選手権
王者・ニンジャ・マック VS 挑戦者・石川修司
▼GHCジュニアヘビー級選手権
王者・ダガ VS 挑戦者・アレハンドロ
▼超女両国列伝
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣 VS 野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
※残りの試合、参戦選手は当日発表。
2024年05月01日 08:43
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
会見では、各選手に背番号がつくことが発表。今後、背番号がトレードマークになる。
背番号は以下の通り。
1:ビクトリア弓月
3:林下詩美
7:高橋奈七永
8:桜井麻衣
9:天麗皇希
10:ジュリア
11:風香AP
13:ゼイダ・スティール
17:MIRAI
23:大平ひかる(リングアナ)
24:マイラ・グレース
28:翔月なつみ
31:ホジラ
33:松井珠紗
39:青野未来
51:後藤智香
64:ロッシー小川社長
70:石川奈青
86:鈴木八郎取締役
89:CHIAKI
会見後にロッシー小川社長と風香APが囲み取材に応じた。プロレス界で背番号といえば、ジャパンプロレスを退団し1987年に新日本プロレスへUターンした「長州軍団」がジャージーに背番号を付けていたことが思い出される。
昭和時代の人気アイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号も思い起こさせる「背番号」にロッシー氏は「背番号はね、背番号で覚えてもらうっていう。だから、もう今サインにも背番号を書くように言ってるんですよ。『何番は誰々だ』って覚えてもらって、背番号のTシャツが欲しいとか、グッズが欲しいとか。なんか野球はそれが当たり前じゃないですか。野球とは違うんですけど、そういうイメージが付いたらなと思って」と狙いを明かした。
背番号は全員の希望で決まったことを明かし「MIRAIは、17 番だったんです。大谷翔平の。岩手県出身ってことで。まだエースナンバーの18番は空いてますよ?(笑)」と告白していた。
また、5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦の全カードを今月5日に発表することを明言。ロッシー氏は「もう全部できてます。我々も含めてプロレスファンもそうですが、アクトレスガールズはあまり見たこと無いと思うんですよね。だから、新しいスターが誕生するのかどうかっていうのも 1つの楽しみじゃないですか?何の予備知識も少ないんで」と話した。記者からは「さらなる隠し玉はあるでしょうか?」と聞かれ「ロッシー「いや、それで行きますよ。……今、何人だ?あぁ、また今後も参戦に名乗りを上げる選手も出るかもしれないんでなんとも言えないですけど」と煙幕を張った。
2024年05月01日 07:39
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
2024年05月01日 07:19
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
風香APと6選手は、4月15日の旗揚げ会見で「マリーゴールド」を設立したロッシー小川氏に入団を直訴していた。この行動は様々な波紋を呼んだが風香APは「旗揚げ会見では想像以上のスキャンダラスな騒ぎになってしまいましたが、今日からはまた地に足をつけて頑張っていきたいと思います!」と決意を明かした。
続けてロッシー氏から各選手へ団体のジャージーが贈呈された。会見で青野は「私が輝くためにここに来ました。リングの上で認めてもらえるように頑張りたいと思います。マリーゴールドの象徴になれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
翔月も「私は本気でプロレスに向き合ってきたからこそ、大きな決断をここでしました。あとはリングで見てもらうしか無いと思っているので、今できることを精一杯して旗揚げ戦に挑みたいと思っています」と明かし、松井は「私はこのマリーゴールドで最高のプロレスラーになります!」と決意。天麗は「私が一番に、ここでトップになります」と意気込み後藤も「旗揚げ戦で必ずいい試合を見せます」と掲げCHIAKIは「21世紀最強のプロレスラーを目指して頑張りたいと思います!パッション!」と燃えていた。
マリーゴールドは今月20日に後楽園ホールで旗揚げ戦を行う。前売りチケットは完売状態でファンの期待と注目が高まっている。
2024年05月01日 06:00
時は来た。女子プロレス「スターダム」の妖精なつぽい(28)のニヤニヤが止まらない。
4月27日の横浜BUNTAI大会では同王者の安納サオリ(33)が、「シンデレラ・トーナメント」覇者・羽南(19)を退けV2に成功。試合後はなつぽいと壮麗亜美が次期挑戦を表明したところ、王者の提案により3日山口大会で2人が次期挑戦者決定戦を行うことになった。勝者が18日横浜武道館大会で安納に挑戦する。
なつぽいは「とてもおかしな話だよな。流れはぽいだったと思うし、サオリも私のことを見つめて迎え入れていたよね、完全にあの空気は。いや〜おかしなお話だ」。何だかキャラが変わってしまったかのような口調でブツブツ言いながらも、「ニヤニヤしているサオリの顔を見て『あ〜ジラしてきてんな』みたいな。考えていることを察しましたよ。だからやります。白を取るために戦います」と決意を込めた。
同じ「コズミック・エンジェルズ」に所属する安納は、同じ2015年5月31日にデビューした同期。アクトレスガールズ時代は2人で団体をけん引した。なつぽいは18年、安納は19年にアクトレスを退団したが、別々の道を歩むことになっても常に意識する相手だった。
昨年、安納がスターダムマットに帰還したのを機に2人のライバル物語第2章がスタート。だが、なつぽいがこれまで3度挑戦して巻けなかったワンダー王座を、安納は昨年12月に初戴冠した。「スターダムに来た意味も知ってるし、チャンピオンとして堂々としている姿は同期として誇らしい」と思う一方で、安納がベルトを巻いた瞬間から「あっ、おいしいな」という気持ちでいたという。
これまでシングルでは一度も勝利したことがなく、後塵を拝してきた。だが、今回は違う。「先に取られて悔しい気持ちも半分あるけど、『そのベルトはぽいが巻くんだけどね〜』みたいな感じで、チャンピオンのサオリをニヤニヤしながら見ている感じでした。いい舞台が整ったな、みたいにニヤニヤみたいなところがあったので、虎視眈々と狙っていました」。最後は「バイぽーい」と言いながら、まずは挑戦権取りに集中した。
2024年05月01日 06:00
WWEの戸澤陽(38)が、所属ユニット「アルファ・アカデミー」のゴタゴタに巻き込まれている。
チャド・ゲイブル、オーティス、戸澤、マキシン・ドゥプリのお調子者ユニットは26日の「WWEドラフト」でロウ残留が決まったが、サミ・ゼインの持つインターコンチネンタル王座取りに失敗したリーダーのゲイブルが狂暴化。ゼインと遺恨関係になると、先週のロウでは仲間の戸澤らを罵倒して、ユニットには不穏な空気が流れている。
29日(日本時間30日)のロウ(ミズーリ州カンザスシティー)で戸澤は、アルファ・アカデミーのオーティスと組み、世界タッグ王者の「オーサム・トゥルース」ことミズ&Rトゥルースに挑戦。試合前にはゲイブルから、オーティス、スーパーモデル風ルックスで人気急上昇のマキシンとともに説教を受けた。「トザワ! もし今夜踊ったら、どうなるか、わかってんだろ! さっさとベルト、取ってこんか!」と昭和の体育会系のノリで一喝され、完全に委縮してしまった。
念願の王座戦でも、いつもの元気がない。トゥルースのバックドロップを浴びて、エプロンではミズのビッグブーツをまともにくらった。ベテランコンビの優勢を、オーティスのエルボードロップで逆転。すかさず交代した戸澤は、コーナー上段から得意の高角度ダイビングセントーンを放った。
ところが、ミズに下からヒザで迎撃され、背中に大ダメージを負ってしまう。ミズのスカルクラッシングフィナーレこそ巻き投げで回避したものの、ミズのスカルクラッシングフィナーレとトゥルースのフェースバスターの合体技で顔面から叩きつけられた。いいところなく、3カウントを奪われ、王座取りは失敗に終わった。
この日は相棒のマキシンもキャンディス・レラエを攻め込みながら、変型フェースクラッシャーでフォール負け。これで、ゲイブルの爆発は必至の状況だ。アルファ・アカデミーはリーダーで指導者の変心によって崩壊寸前…。果たして、かつての「お調子者ユニット」は今後、どうなるのか?
この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2024年05月01日 05:00
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
元K−1 WORLD GPスーパーバンタム級王者・武居の挑戦を受ける王者モロニーが30日、都内で公開練習を行った。
2024年05月01日 05:00
日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の番付を発表し、入幕3場所目の大の里(23)=二所ノ関=が新小結に昇進した。幕下付け出しデビューから所要6場所は、同5場所の逸ノ城に次いで昭和以降2位のスピード記録となる。大関琴ノ若(佐渡ケ嶽)は横綱で祖父のしこ名である琴桜に改名した。元大関で再小結の朝乃山(高砂)は21年秋場所以来の三役復帰。欧勝馬(鳴戸)と時疾風(時津風)が新入幕を果たした。
大名跡が孫によって50年ぶりに復活した。「琴桜」の名が番付に載るのは実に1974年名古屋場所以来。千葉県松戸市の部屋で会見した琴ノ若改め琴桜は、小学生の頃に祖父と交わした大関昇進でしこ名継承という約束を果たし「先代に対して一つ約束を守れたのはよかった」と喜んだ。
ただ「今までやってきたことを積み重ねてやっていかなきゃいけない。自分は自分」と己を貫く構え。「先代に追いつけるように。もちろん、優勝を目指してやっていかないと」と、綱とりと初Vへの意欲を示した。
「心」の文字が入った新しい化粧まわしも披露。横綱昇進後の三つぞろえを見据えたとも映るデザインだが、師匠で父の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「秘密です。ご想像にお任せします」とニヤリと笑い、期待をうかがわせた。
2024年05月01日 05:00
日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の番付を発表し、入幕3場所目の大の里(23)=二所ノ関=が新小結に昇進した。幕下付け出しデビューから所要6場所は、同5場所の逸ノ城に次いで昭和以降2位のスピード記録となる。大関琴ノ若(佐渡ケ嶽)は横綱で祖父のしこ名である琴桜に改名した。元大関で再小結の朝乃山(高砂)は21年秋場所以来の三役復帰。欧勝馬(鳴戸)と時疾風(時津風)が新入幕を果たした。
初土俵からわずか1年後の新三役。茨城県阿見町の部屋で会見した大の里は「名前がでかくなってるのを見て、三役に上がった実感が湧きました」と声を弾ませた。スピード記録は「あまり意識していなかった」というものの、正月の初詣で年内の三役昇進を願ったことを明かし「この早い段階でかなってうれしい」と喜びを口にした。
春場所は2場所連続の11勝。ざんばら髪で千秋楽まで優勝を争った。髪も伸び、この日初めてまげを結って登場。「お相撲さんにようやくなれたな」と頬を緩めた。
身も心もさらなる飛躍への準備は整った。夏場所では序盤で横綱、大関との対戦が確実。「まずは前半戦がヤマだと思う。しっかり前半の5日間を集中して頑張りたい」とポイントに挙げた。新入幕からの2場所で、横綱戦もV争いも経験。「もちろん優勝したい。1月場所、3月場所と戦って、優勝というものが夢から目標に変わった」と力強く意欲を語った。初土俵から7場所目で優勝すれば、春場所の尊富士(10場所目)を抜いて史上最速となる。
会見の冒頭では、厳重注意を受けた大の里と未成年力士との飲酒問題について、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が謝罪。「大変お騒がせして申し訳ありませんでした。今後は大の里、相撲道にまい進させていただきますので、よろしくお願いいたします」と師弟そろって頭を下げた。信頼を取り戻す活躍で、新三役の責任を果たす。
2024年05月01日 05:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」で、全日本女子プロレス式地獄の合宿がよみがえる。
同団体はスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」を退団し、参戦を表明していた青野未来、皇希改め天麗皇希(あまれい・こうき)、澄川菜摘改め翔月なつみ、松井珠紗、後藤智香、CHIAKIの入団を発表。スターダムを退団したジュリア、林下詩美ら7選手と合わせ所属が13人となった。
想定以上の大所帯で旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)を迎えることになったロッシー小川代表は「プロレスファンはアクトレスガールズをあんまり見たことがないと思うから、どんな新しいスターが誕生するのかっていうのが一つの楽しみじゃないですか」と期待をかけた。
旗揚げまでに団体の士気も高める。「昭和を終わらせない」と豪語する小川氏は、全女時代の古き良き伝統を復活させることを決意。「旗揚げ戦の前に、昭和の主要団体がやっていた合宿をやりたいと思う。みんなの気持ちを一つにするために女子プロレス名物を復活させる」と明かした。
全女時代に広報を務めた小川氏は八丈島、新島、伊豆、サイパンなどで行われた合宿に同行。1週間の合宿で空手家の山崎照朝氏から指導を受けたクラッシュ・ギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)が急成長を遂げる姿を目の当たりにした。
「合宿では選手同士を見比べられるわけだから、そこで鍛えられる選手は多かった。特にクラッシュ・ギャルズは他の選手が休んでる時でも2人だけ練習部屋に残ってひたすら練習していたのが印象的だった。下田美馬がよく股割りやって泣いてたな…」と振り返った。
候補地には九十九里浜や湘南を挙げる。「海岸で走ったり、跳んだり、肩車でランニングしたり…。何年たっても、その時代を象徴する写真に合宿の風景は入るじゃないですか。全女にしろ、アントニオ猪木にしろ、合宿の写真は後世に残る名物でもあるので」。新たなスターが誕生するのか注目だ。