2022年05月26日 11:59
全仏オープンテニス(French Open 2022)は25日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)は世界ランキング81位のカロリーナ・ムチョバ(Karolina Muchova、チェコ)に6-7(5-7)、6-7(4-7)で敗れた。 前年大会で4強入りを果たしたサッカリが敗退したことで、女子のシード上位10選手中5人が4日目までに大会から姿を消した。 今大会では前年女王バルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)やアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)、オンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)が敗退しており、シード上位6選手のうち勝ち残っているのは2人だけとなっている。 前回大会に続き3回戦に駒を進めたムチョバの次の相手は、3年前の全仏オープンで準決勝に進出した第27シードのアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)に決まった。 昨年は全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2021)で4強に入り、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)でも自身2度目の準々決勝進出を果たした25歳のムチョバだが、腹部のけがに悩まされ、全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)の後に出場したのは今大会がわずか四つ目となっている。 一方、四大大会(グランドスラム)での優勝経験を持つアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)とビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)も、それぞれ3回戦に進出した。 全仏オープンの開幕前日にストラスブール国際(Internationaux de Strasbourg 2022)を制し、クレー大会で6年ぶりの優勝を果たした第21シードのケルバーは、ワイルドカード(主催者推薦)で、2020年の全仏ジュニア女王エルザ・ジャクモ(Elsa Jacquemot、フランス)に6-1、7-6(7-2)で勝利。 グランドスラムの中で全仏オープンが唯一獲得していないタイトルとなっているケルバーは3回戦で、全米オープンの現女王で第12シードのエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)を3-6、6-1、6-1で下したアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich)と対戦する。 全豪オープンで2度の優勝を誇る第15シードのアザレンカは、2014年の全仏オープンで4強入りを果たしたアンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic、ドイツ)を6-1、7-6(7-3)で撃破。3回戦では第23シードのジル・タイシュマン(Jil Teichmann、スイス)と激突する。■関連記事 ・前年女王クレイチコバが全仏OP初戦敗退、コンタベイトも敗れる ・バドサ完勝で2回戦へ、ハレプも勝利 全仏OP ・土居、全仏OP初戦でコルネに敗れる
2024年05月02日 12:29
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は1日、女子準々決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)はミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)を6‐1、6‐4で下し、4強入りを決めた。
サバレンカは17歳のアンドレーワを相手にブレークポイントを握られることなく、35本のウイナーをたたき込んで79分で勝利。苦しむことなく、大会のマッチ連勝を10に伸ばした。
サバレンカは準決勝で第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)との対戦が決定。ルバキナは4‐6、7‐6(7‐4)、7‐5でユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に勝利した。
第2セットでゲームカウント2‐5から巻き返したルバキナは、最終セットでも2度マッチポイントをしのいで逆転勝利。これでルバキナは今季6度目となる4強入りを果たしている。
サバレンカはルバキナとの直接対決でこれまで5勝3敗としているものの、今年1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)決勝で敗れるなど、直近の4試合では3敗を喫している。クレーコートでの対決は今回が初めてとなる。
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2024年05月02日 10:16
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は1日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6‐4、3‐6、2‐6で第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)に敗れ、連覇の望みと大会マッチ14連勝が途切れた。
モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)の出場を見送り、右前腕のけがから1か月ぶりの復帰戦となっていたアルカラスは、ルブレフの奮起を抑えきることができず、男子としては初となる大会3連覇を逃した。
世界ランクトップ3との対戦で直近5連敗、アルカラスとの直接対決は0勝1敗としてこの日を迎えていたルブレフだったが、力強いテニスを見せて番狂わせを演じた。
ルブレフは準決勝で、第12シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)との対戦が決まった。フリッツは、第21シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)を6‐1、3‐6、6‐3で退けている。
一方で第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、右臀部(でんぶ)の負傷により棄権を申し出た。フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)と対戦予定だったシナーは、今週臀部の問題に悩まされていたと明かしている。
シナーは今季30試合中28勝を挙げ、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)やABNアムロ・オープン(ABN AMRO Open 2024)、マイアミ・オープン(Miami Open 2024)でタイトルを獲得していた。
今後はイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)に臨み、今季四大大会(グランドスラム)第2戦の全仏オープンテニス(French Open 2024)に向かう予定となっている。
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2024年05月01日 14:09
女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)は30日、11月にスペイン・セビリア(Seville)で行われる決勝ラウンドの組み合わせが発表され、日本は1回戦でルーマニアと対戦することが決まった。勝てば準々決勝で第2シードのイタリアと激突する。
前回王者のカナダ、イタリア、オーストラリア、チェコの上位4シードは準々決勝からの登場となる。大会は今回からグループステージが廃止され、ノックアウト方式で行われる。
決勝ラウンドの組み合わせは以下の通り。
■1回戦(11月12〜14日)
ドイツ対英国
スロバキア対米国
スペイン対ポーランド
日本対ルーマニア
■準々決勝(11月15〜17日)
カナダ対ドイツと英国の勝者(準々決勝1)
オーストラリア対スロバキアと米国の勝者(準々決勝2)
スペインとポーランドの勝者対チェコ(準々決勝3)
日本とルーマニアの勝者対イタリア(準々決勝4)
■準決勝(11月18〜19日)
準々決勝1の勝者対準々決勝2の勝者
準々決勝3の勝者対準々決勝4の勝者
■決勝(11月20日)
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2024年05月01日 11:47
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は30日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は第11シードのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)に4-6、6-0、6-2で逆転勝ちし、2年連続の準決勝進出を果たした。
2024年05月01日 10:04
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は30日、男子シングルス4回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は5-7、4-6で大会第30シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)に敗れた。
37歳のナダルは今季限りで引退する意向を表明しており、最多5回の優勝を誇るマドリード・オープン出場も今回が最後になるとみられる。
試合後のインタビューでは「幸せだ。非常に特別な一週間になった。とても前向きで、感動的だった。もう一度このコートでプレーするチャンスを得られた」と語った。
コートでは特別セレモニーも行われ、ナダルが優勝した年と「ありがとう。ラファ」と書かれた垂れ幕が掲げられた。
客席から家族も見つめる中、ナダルは「これはジョークだよ。来年戻って来るんだから」と冗談を飛ばしつつ、「キャリアを通じて自分を支えてくれたみんなに対し、ありがとうという言葉しかない。まだ終わっていないが」とコメント。「ここで皆さんがくれたものはギフトだ」と感謝し、「自分の愛する仕事をできたのはラッキーだった。この人生を送れていることも最高に幸運だと感じる。これ以上を求めることはできない」と続けた。
一方のレへチカは、最後のマドリード・オープン出場となるナダルに勝利するのは「ほろ苦い」気分だとしつつ、「彼のような伝説的な選手と同じコートに立つことができたのは信じられない。夢のようだ」と語った。
第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-4、6-7(5-7)、7-6(7-4)で第23シードのヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に競り勝ち、大会での連勝を最長タイの14に伸ばして8強入りした。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は5-7、6-3、6-3で第16シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)に逆転勝ちし、今季のマスターズ1000(ATP Masters 1000)全4大会で準々決勝に進出している。
第5シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は4-6、5-7でフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)にストレート負け。勝ったオジェ・アリアシムが、4強入りを懸けて全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)王者のシナーと激突する。
第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は第17シードのアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)を7-6(7-3)、6-4で退け、これで全てのマスターズ1000で8強入りを果たしたことになった。
第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は第21シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)に3-6、4-6で敗れた。
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2024年04月30日 09:33
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は29日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-0でサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)に完勝し、8強入りを果たした。
シフィオンテクは最初のゲームを落としてから12ゲームを連取し、ソリベストルモを一蹴した。準々決勝では第11シードのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)と対戦する。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は同胞のマディソン・キーズ(Madison Keys)に6-7(4-7)、6-4、4-6で敗れた。
ガウフは7度のブレークを喫したほか、13本のダブルフォールトを犯し、試合後には「サーブをキープできなかったことが響いた」と嘆いた。「サーブは改善中で、多くのマイナーチェンジを施しているところ」としつつ、「調子がいいときは間違いなく武器になるし、あとは安定感を高めるだけ」と話した。
勝利したキーズは、準々決勝で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)と顔を合わせる。2022年大会を制したジャバーは第9シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に6-0、6-4で快勝した。
この日が17歳の誕生日だったミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は第12シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を7-6(7-2)、6-4で破り、準々決勝に進出した。
次戦は前回大会の4回戦で敗れた第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と再戦する。大会連覇を狙うサバレンカは第13シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を4-6、6-4、6-3で下した。
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2024年04月30日 08:59
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は29日、男子シングルス3回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-7(5-7)、6-3で世界ランク91位のペドロ・カチン(Pedro Cachin、アルゼンチン)を下し、4回戦に進出した。
今季限りで引退する意向を表明しているナダルは、これが最後のマドリード・オープン出場になるとみられており、3時間を超える激戦の後にはカチンから記念にウエアの交換を頼まれていた。
試合後のインタビューでは浮き沈みのある内容だったと振り返りつつ、「今は楽しめている。あす起きてどうなるか見てみよう。ホームでのプレーには大きな意味がある。夢を見続けるために、とにかく自分のベストを尽くすだけだ」と話した。
30日の4回戦では第30シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)と対戦する。1週間前の練習試合では敗れているレヘチカに勝つことができたら驚くかという質問に対しては「イエス。きょうの試合を経てなおさらだ。(レヘチカは)非常に高いレベルでプレーしていて、とても強力なサーブもある」とコメントした。
2回戦では、すでに世界11位のアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)というランキング上位の選手からも勝利を挙げているが、レへチカのボールは「一段上」だと表現した。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は世界72位のパベル・コトフ(Pavel Kotov)に6-2、7-5でストレート勝ち。第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は第25シードのセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)を5-7、7-6(7-4)、6-3で退けた。
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2024年04月29日 12:21
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、女子シングルス3回戦が行われ、連覇を狙う大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-1、6-7(5-7)、6-4で19歳のロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)を下し、16強入りを果たした。
2024年04月29日 09:50
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-3、6-3でチアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)を下し、16強入りを果たした。
連覇を狙うアルカラスは今大会が右前腕のけがからの1か月ぶりの復帰戦で、この日も腕にはスリーブを着用していたが、自身初戦となった2回戦のアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)に続いて快勝。母国の熱狂的なファンの前で再び素晴らしいパフォーマンスを発揮し、全仏オープン(French Open 2024)を前に良い状態にあるように見える。
本人も試合後のインタビューで「きょうはどうなるか少し不安があったかもしれない。チアゴはハードヒットをしてくる選手で、前腕が耐えられるか分からなかった」と明かしつつ、「きょうは試金石だった。違和感もなく、最高の感触。ここからは良くなっていくだけ」と手応えを口にした。
4回戦では昨年の決勝で対戦した第23シードのヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)と対戦する。
第4シードで、2018、21年大会王者のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、7-5でデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)にストレート勝ち。第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)を7-6(12-10)、6-4で退けた。
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2024年04月28日 10:37
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に快勝した。
前回準優勝のシフィオンテクは、今大会で今季3度目のWTA 1000制覇を目指す。4回戦では地元期待のサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)と対戦する。
2022年大会覇者で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は7-5、2-6、6-4のフルセットで第32シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)を退け、16強入りした。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)も6-4、6-1で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、4回戦へ駒を進めた。
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2024年04月28日 09:17
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6(8-6)、6-3で大会第10シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を下し、3回戦に進出した。
今季限りで引退する意向を表明しているナダルは、最後の出場になるとみられるマドリード・オープンで勝ち残りを果たしたが、最高の状態に戻るまでにはまだ「時間が必要」だと語った。
デミノーとは2週連続の対戦で、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)では敗れていたが、見事な内容でその借りを返した。3回戦ではペドロ・カチン(Pedro Cachin、アルゼンチン)と対戦する。
しかし、試合後のインタビューでは、本調子には「まだ遠い。時間が必要だ。2時間以上プレーしたことには大きな意味がある」と話し、「とにかく一歩ずつ。後はここから体がどう回復するかだ」と続けた。
第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は世界ランク118位のチアゴ・モンテイロ(Thiago Monteiro、ブラジル)に4-6、4-6で敗れた。チチパスはモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)で優勝すると、前週のバルセロナ・オープンでも準優勝し、クレーコートでは直近11戦でわずか1敗だったが、まさかの初戦敗退となった。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は6-0、6-3でロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)に完勝し、同じイタリア人選手に対する無敗記録を13に伸ばしている。
第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は2-6、6-4、6-4でマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)に逆転勝ちし、3回戦へ駒を進めた。
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2024年04月27日 12:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-4、3-6、6-3でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との接戦を制し、連覇に向けて3回戦に進出した。
2024年04月27日 12:09
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-2、6-1でアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)を下し、自身大会初戦を突破した。
世界ランキング3位のアルカラスは、腕のけがでモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)の出場を見送り、約1か月ぶりとなる復帰戦となったが、連覇に向けて母国のクレーコートで輝きを放った。
試合後には「いつ復帰できるか不透明で、かなりタフな1か月だった」と明かすと、「きょうは、難しい試合の中で感触を確かめることを優先した」「かなりの好感触だったし、リズムはつかめなかったが、かなり高いレベルでプレーできたと思う。ここマドリードで再びプレーできるのは、すごくうれしいし喜んでいる」とコメントした。
アルカラスは次戦、チアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)と対戦する。ザイブチ・ビウチは第28シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)に6-4、6-4で番狂わせを演じた。
第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は6-1、6-4で予選勝者のファクンド・バグニス(Facundo Bagnis、アルゼンチン)を退け、連敗を4で止めた。
2018年大会と21年大会の覇者である第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に6-3、6-2で快勝し、3回戦に進出した。
また、ダニエル太郎(Taro Daniel)は第24シードのタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)に6‐4、3‐6、4‐6で敗れた。
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2024年04月26日 17:09
国際テニス連盟(ITF)は25日、女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)の決勝ラウンドについて、これまでのグループステージを廃止して、史上初のノックアウト方式で行うことを明らかにした。
11月12日から20日までスペイン・セビリア(Seville)のエスタディオ・ラ・カルトゥーハ(Estadio La Cartuja)で行われる今年の決勝ラウンドでは計12か国が出場。上位4シードが1回戦が免除され準々決勝から出場し、他の8チームが1回戦からプレーする。
今月に行われた予選ラウンドの結果、前回覇者のカナダに加え、オーストラリア、チェコ、英国、ドイツ、イタリア、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、米国、そして開催国スペインが決勝ラウンドに臨むことが決まっている。
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2024年04月26日 16:38
男子テニス、ドイツ出身の元名選手ボリス・ベッカー(Boris Becker)氏(56)が債務者との取引で破産の免責が認められたと、同氏の弁護士が25日に明らかにした。
独ベルリンに拠点を置く弁護士はAFPに送った発表文で、「破産管財人と合意した結果、2017年に開始されたボリス・ベッカー氏の破産は、昨日英ロンドンの高等法院が下した決定により法的に終了した」と述べた。
その一方で、合意内容の詳細については、「現時点では」引き続き機密事項であるとしている。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で3度の優勝を誇ったベッカー氏は、250万ポンド(約4億8600万円)の資産およびローンを隠して借金返済を免れた破産法違反で、2022年4月に禁錮2年6月の実刑判決を受けた。
英国の外国人受刑者に関する法律に基づいて同12月に釈放された後は、ドイツへ強制送還されていた。
ベッカー氏はスペイン・マヨルカ(Majorca)島に所有していた300万ポンド(約5億8000万円)以上の不動産の未払いをめぐって債権者に5000万ポンド(約97億円)の返済義務があり、2017年に破産宣告を受けた。
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