2024年04月29日 12:21
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、女子シングルス3回戦が行われ、連覇を狙う大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-1、6-7(5-7)、6-4で19歳のロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)を下し、16強入りを果たした。 全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)覇者のサバレンカは、自身初戦となったマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との2回戦に続き、第1セットを取ったところからフルセットの苦戦を強いられたが、2時間半の末にモンゴメリーを退けた。 試合後のインタビューでは「勝てて非常にうれしい。相手が信じられないようなテニスをした」とモンゴメリーをたたえ、「このような試合を予想していた。彼女は若く、前に試合も見ていたので、素晴らしいバトルになると思っていた」と話した。 第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は6-1、6-4でマヤル・シェリフ(Mayar Sherif、エジプト)にストレート勝ちを収めた。 29日で17歳になるミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)も、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)覇者で第7シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を7-5、6-1で破り、2年連続の4回戦進出を決めた。 ■関連記事 ・シフィオンテク快勝で4回戦へ ガウフらも16強 マドリードOP ・全豪女王サバレンカ、苦しみながらも3回戦進出 マドリードOP ・大坂なおみ、マドリードOP2回戦敗退 シフィオンテクら快勝
2024年05月17日 10:01
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は16日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第21シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)が3-6、7-5、6-4で第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を破り、マスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の4強入りを果たした。
ジャリーはフォアハンドで23本のウイナーを放ち、中には166キロのショットもあった。自身のサービスゲームでは13本中11本のブレークポイントをしのぎ、4度目のマッチポイントで勝利。先日のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)を制したチチパスとの対戦成績を4勝2敗とした。
決勝では第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)と対戦する。ポールは第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に7-5、3-6、6-3のフルセットで勝利した。
もう一つの準決勝にはジャリーの同胞のアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)も勝ち残っており、チリ勢の2人が同一のツアー大会の準決勝に進出するのは、2006年に同国ビニャデルマル(Vina del Mar)で行われた大会のフェルナンド・ゴンサレス(Fernando Gonzalez)とニコラス・マシュー(Nicolas Massu)以来となった。
タビロは準決勝で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と対戦する。
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2024年05月17日 09:28
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は16日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)がともに勝利し、決勝で対戦することが決まった。
セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に並ぶ3度目の大会制覇を目指すシフィオンテクは、全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に6-4、6-3で快勝。サバレンカも第13シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を7-5、6-2のストレートで下した。
シフィオンテクは26本のウイナーを放って4度のブレークに成功し、セレーナが11年前に成し遂げて以来となるマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)とイタリア国際の連続優勝に王手をかけた。これでガウフ戦は11戦10勝で、クレーコートでの連勝も11に伸ばした。
2021年と22年にイタリア国際を制しているシフィオンテクは「数字や歴史のことは考えていない」「一日一日をプレーしている。その方が楽で、より自由にプレーすることができる」と話した。
シフィオンテクとサバレンカは今月のマドリード・オープン決勝でも対戦しており、イタリア国際で初の決勝に駒を進めたサバレンカは再戦に向けて「イガとの試合はいつも以上に気合が入る」とコメント。「私たちの試合はいつも接戦で高いレベルになる。(決勝が行われる)日曜日はお互いのベストのテニスを披露したい」と意気込んだ。
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2024年05月16日 10:57
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-2、6-4で第9シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を一蹴し、準決勝に進出した。
全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカは、元全仏オープン(French Open)女王のオスタペンコにレベルの違いを見せつけ、激しい強打で相手に何もさせなかった。これでオスタペンコ戦は3戦全勝。準決勝ではダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)と対戦し、仮に勝てば、前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)決勝で激闘の末に敗れた世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)とのリベンジマッチが決勝で実現する可能性がある。
一方、今季限りでの引退を表明している第13シードのコリンズは、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に6-4、6-3で快勝した。
コリンズはこれでWTA 1000初優勝を果たしたマイアミ・オープン(Miami Open 2024)から直近20戦19勝とし、その間唯一の黒星はマドリード・オープンの4回戦でサバレンカに喫したフルセット負けのみとなっている。
もう一つの準決勝ではシフィオンテクと世界3位のココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が対戦する。WTA 250以上の大会で世界ランク上位3人が同時に勝ち残るのは、2013年の全仏オープン以来となっている。
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2024年05月16日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は15日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-3で第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を下し、マスターズ1000(ATP Masters 1000)通算18度目の4強入りを果たした。
2024年05月15日 10:28
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6‐1、6‐3で第18シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)を下し、4強入りを決めた。
通算3度目の大会制覇を狙うシフィオンテクは「今日はより良いプレーができたと感じているから、自分を誇りに思う。間違いなく(大会が行われている)ローマで最高の日だった」と振り返った。
準決勝では今大会で最も強敵となるココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)との対戦が決定。ガウフは第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に7‐6(7-4)、6‐1で勝利した。
今月末に開幕を控える全仏オープンテニス(French Open 2024)で連覇を狙うシフィオンテクは好調で、いまだに1セットも落としていない。また、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季の3度目のWTA 1000大会を制覇した勢いのまま、今大会に臨んでいる。
マドリード・オープンに続いてイタリア国際を制することになれば、2013年のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来となる。
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2024年05月15日 09:37
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は14日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)は第14シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)に1‐6、4‐6で敗れ、早々に連覇の道を断たれた。
これまでツアー大会で連覇の経験がないメドベージェフはベストな状態からは程遠く、ポールに直接対決で初白星を献上した。
試合後にメドベージェフは「メンタル面でもっと良くならなければいけなかった。落ち着いて試合に集中し始めたのは終盤で、手遅れだった。正直言って残念。ここでもっと良い成績を残したかった」と述べた。
マスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の8強入りを果たしたポールは、準々決勝で第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)との対戦が決まっている。
今大会では実力者が棄権、あるいは早々に敗退していることもあり、メドベージェフには大きなチャンスが訪れていた。しかし、世界ランク2位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)と同3位のカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が棄権する中で、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)や昨年準優勝のホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)、世界6位のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)らとともに大会から姿を消すことになった。
この隙を突きたい世界5位のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、ノーシードのヌーノ・ボルジェス(Nuno Borges、ポルトガル)を6‐2、7‐5で下し、次戦は第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)との対戦が決定。また、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)王者のステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)も6‐1、6‐2でアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を退け、第21シードのニコラス・ジャリー(Nicolas Jarry、チリ)との準々決勝に駒を進めている。
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2024年05月14日 11:20
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は4-6、6-1、7-6(9-7)で第16シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)に勝利した。
両者の対戦は昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となったが、試合後には再びスビトリーナがサバレンカとの握手を拒否した。
前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否しており、この日もスビトリーナは試合終了後まっすぐにベンチへ向かった。
逆転勝ちを収めたサバレンカは準々決勝で、第10シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と対戦する。
第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は、7-5、6-3でアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)に勝利。今大会では1セットも落としておらず、3度目の大会制覇が本命視されている。
カタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2024)に続き、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制して今季のWTA 1000で3勝目を挙げているシフィオンテクは、準々決勝でマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)との対戦が決まった。
キーズは、環境活動家の妨害で一時中断した試合でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)を6-2、6-1で退け、勝ち上がりを決めている。
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2024年05月14日 10:34
テニスのイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で13日、気候変動の抑制を訴える環境保護団体ラスト・ジェネレーション(Last Generation)のメンバーがコートに侵入し、2試合が中断を余儀なくされた。
2024年05月14日 10:04
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は7-6(7-5)、2-6、7-5でハマド・メジェドビッチ(Hamad Medjedovic、セルビア)との接戦を制し、連覇に向けて4回戦へ駒を進めた。
昨年のネクストジェネレーション・ATPファイナルズ(2023 Next Gen ATP Finals)を制したメジェドビッチとのビッグサーバー対決を制したメドベージェフは、次戦でトミー・ポール(Tommy Paul、米国)と8強入りを懸けて戦う。
前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を制した第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は、6-3、3-6、2-6でアレクサンドレ・ミュラー(Alexandre Muller、フランス)にまさかの敗戦を喫した。
第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-2、7-6(7-1)でキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を下し、勝ち上がりを決めている。
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・水筒が頭に当たったジョコビッチ 「心配」なイタリア国際3回戦敗退
2024年05月14日 09:16
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は13日、女子シングルス4回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂なおみ(Naomi Osaka)は、大会第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)に2-6、4-6で敗れた。
第1子出産に伴うツアー離脱により現在世界ランキング173位に後退している大坂は、今季ここまでの最高成績となっているカタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2024)に並ぶ8強入りには届かず、3年ぶりのイタリア国際を後にした。
しかしながら、9日の2回戦では第19シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を下し、これまで一度もタイトルを獲得したことがないクレーコートでトップ20の選手から初白星を挙げるなど、今大会では収穫も得られた。
大坂は試合後、「ローマでのパフォーマンスには満足している。好調なプレーは久しぶり。というかクレーではこれほど良いプレーは一度もなかったと思うので、満足している」とし、「ここに来たときよりも、かなり自信を増して帰れるのは間違いない」と報道陣にコメントした。
大坂をわずか1時間24分で退けた鄭は、準々決勝で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)に挑む。
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2024年05月13日 10:52
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、女子シングルス3回戦が行われ、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)覇者で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-4、6-2で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、16強入りを果たした。
4回戦ではエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と昨年の全仏オープン(French Open 2024)準々決勝以来となる対戦に臨む。前回対戦では、スビトリーナがウクライナ侵攻を理由に握手拒否を事前に明言していた中で、勝利したサバレンカがネット前で握手を待ち、スビトリーナがサバレンカは侵攻をめぐる対立をあおっていると非難する騒動があった。
ウクライナ勢は侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手との握手を拒否している。
イタリア国際で2度の優勝を誇る第16シードのスビトリーナは、第23シードのアンナ・カリンスカヤ(Anna Kalinskaya)に6-3、6-3で快勝し、サバレンカとの4回戦へ駒を進めた。
その他では、第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が第30シードのアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)を7-6(7-4)、6-0で下し、第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)との4回戦へ駒を進めた。
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2024年05月13日 09:44
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は世界ランキング54位のルチアーノ・ダルデリ(Luciano Darderi、イタリア)を7-6(7-3)、6-2で退け、4回戦に進出した。
2024年05月13日 09:32
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は2-6、3-6で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)に「心配」なストレート負けを喫した。
2日前の試合後、ファンサービス中に硬いプラスチック製の水筒が頭に当たるアクシデントがあったジョコビッチは、吐き気とめまいを起こしたため検査を受ける予定だという。
最多記録を更新する41回目のマスターズ1000(ATP Masters 1000)優勝を目指していたジョコビッチだが、優勝6回を飾っている大会でこの日は低調なプレーに終わり、わずか1時間強で敗れた。対するタビロは、世界ランキング10位以内の相手から初白星を挙げた。
不調の理由について、ジョコビッチは水筒が頭に当たった影響かもしれないと話している。
11日の練習に自転車のヘルメットをかぶって登場し、当初はアクシデントを笑い飛ばしていたジョコビッチだが、「正直に言って分からない。検査しないと。練習は違った。きのうは軽い練習をしに向かって、何も感じなかったが、同時にいつもと同じ感覚でもなかった」とコメント。「強いストレスがかかったきょうはかなりひどかった。痛みというよりバランスの問題だ。とにかく体が思い通りに動かず、2日前とはまったく別の選手になった」と明かした。
この後は「状態を確認する」ため全仏オープン(French Open 2024)前に検査を受けるという。水筒が当たった影響だけでなく、調子の悪さも気にかけ、「きょうのコートでの感覚は、自分のシューズを履いたまったくの別人のようだった」と表現すると、「少し心配だ」と続けた。
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2024年05月12日 10:43
テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)は11日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は1-6、3-6のストレートで大会第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)に敗れた。それでも試合後には、全仏オープン(French Open 2024)出場に気持ちが傾いていると話した。
クレーコートの王ナダルは、ここ2年は度重なるけがに悩まされ、世界ランキングも305位まで下降。最多14回の優勝を誇る全仏オープンについては、戦えると感じたときだけ出場すると話していた。
そして、初対戦のホルカシュにストレートで敗戦というこの日の負け方は、全仏オープン出場に疑問符が付くものだったが、ナダルは「ご想像の通り、まだはっきり決断はできていない。それでも今の気持ちと、どちらに近いかを口にするなら、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)出場に向けて全力を尽くすと言うだろう」と語った。
「肉体的にはかなり問題があるが、おそらくまだ自分のテニスキャリアで最も重要な大会に出場しないと言うほどではない。今後の状況次第だ。あした、あさって、1週間後の自分の気持ちがどうなっているかだ」
一方、イタリア国際はこれが最後の出場になる可能性が高く、二度とプレーしないのは「98パーセント」確実だと話している。
トマス・マルティン・エチェベリー(Tomas Martin Etcheverry、アルゼンチン)との3回戦に駒を進めたホルカシュは、「このサーフェスで彼ほどの成績を残す選手はもう現れないだろう。結局のところ、彼はテニス以上の存在だ」とコメントした。
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2024年05月12日 10:31
男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は11日、出場中のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で頭に水筒が当たった件で、「大丈夫」だと強調した。
ジョコビッチは10日の2回戦に勝利した後、会場のコートでファンサービスに応じていた際、頭を水筒が直撃してその場にうずくまった。大会主催者は、ボトルは観客が客席から誤って落としてしまったものだと説明していた。
ジョコビッチはX(旧ツイッター)で「心配のメッセージをありがとう。今回の件はアクシデント。自分はホテルで氷のうを当てて休んでおり、大丈夫だ。また日曜日(12日)に会いましょう」と報告。その後行われた練習には自転車用のヘルメットを被って登場し、「きょうは準備してきた」とジョークを飛ばした。
ジョコビッチは12日の3回戦でアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)と対戦する。
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