2022年01月21日 20:00
今季のラ・リーガで首位を走るレアル・マドリー。レアルといえば、これまでに幾つもの名作ユニフォーム登場した“ユニの名門クラブ”でもある。今回は、記念すべき100周年記念シーズンに着用した名作チャンピオンズリーグモデルをご紹介したい。Real Madrid 2002-03 adidas CL Homeユニフォームは基本的に01-02CLモデルをベースとしたデザイン。01-02モデルはスポンサー無しだったが、こちらは「SIEMENS Mobile」ロゴマークが入り、01-02シーズンのCL優勝により袖のビッグイヤーバッジも変更となった。 シンプルなデザインにすらっと延びる袖のスリーストライプス。当時のレアルのユニフォームはとにかく長袖が格好よい。2002年でクラブ創設100周年(センテナリー)を迎え、左袖にはそれを祝したセンテナリーバッジを付けていた。01-02シーズンのCLは、ジネディーヌ・ジダンの劇的なボレーシュートが決勝点となり優勝。2連覇を期待された02-03シーズンだったが、準決勝でユヴェントスに敗れベスト4に終わった。このシーズンにレアルへ加入したロナウドは、CL12試合で7得点と大活躍。これはUEFAの大会における自身のキャリアハイとなる数字である。開襟タイプのクラシックな襟もマニア心をくすぐるユニフォーム。ビッグイヤー、CLスターボール、そして100周年記念バッジが揃った両袖からは名門クラブだけが持ち得る“歴史の重み、クラブの凄み”を感じる。そんなユニフォームの新品デッドストックを、Qolyが展開するヴィンテージ・ショップ「Qoly × LFB Vintage」で入手可能となっている。
2024年05月07日 10:02
[J1第12節]東京V 3−2 磐田/5月6日/味の素スタジアム
東京ヴェルディは5月6日、J1第12節でジュビロ磐田と対戦し、3−2で勝利した。
序盤から激しい攻防が続くなか、東京Vが35分に先制する。翁長聖の左CKをファーサイドで千田海人が折り返すと、守備に入った敵の左腕に直撃。これで獲得したPKを染野唯月が決めた。
東京Vは41分に、リードを広げる。翁長の左CKに染野がヘッドで合わせ、相手GKが弾いたこぼれ球を木村勇大が押し込んだ。
後半、攻勢を強めた磐田に押し込まれ、55分と66分に失点して追いつかれたが、90+9分、木村のこの日2点目となる劇的なゴールで勝ち越し、勝点3をゲットした。
【動画】翁長のCKから最後は木村がプッシュ!
前半の2点は、どちらも翁長の高精度キックがゴールに繋がったとも言えるが、その裏には城福浩監督の的確な状況判断と指示があったようだ。
実は試合の序盤では見木友哉がプレースキッカーを務めていたが、前半の途中から翁長に蹴るように指示を出していたのだ。
指揮官はその理由を、こう明かす。
「今回は準備の段階から、キッカーを3人用意していました。それぞれ(ボールの)弾道が違うので、1回ずつ変えても面白いと思いましたが、見木選手のフィーリングが良くなかったのもあって、彼らも(変更を)スムーズに受け入れてくれた」
城福監督はセットプレーからの得点にも、手応えを示す。
「我々はどのポイントに入っていくのか、誰にヘディングをさせるのか、スタッフ陣が綿密にプランを立ててくれているので、そのデザインを誰もサボることなくやれば、チャンスになると思っています」
最後に指揮官は「ただ、試合記録を見ると(CKは)我々が12本で、相手が1本。もう1点くらい取らないといけない」と指摘。より精度を高められれば、リーグ4位タイの得点力もさらに高まっていくはずだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月07日 09:49
リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、同クラブでプレーを続けるつもりであることを明かした。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
2015年10月からリヴァプールを率いているクロップ監督だが、すでに今シーズン限りで退任することを表明しており、後任には現在フェイエノールトを率いるオランダ人指揮官アルネ・スロット氏が就任することが濃厚視されている。
約9年間続いたクロップ政権から大きな変革期を迎えるリヴァプール。その中で、2018年1月から同クラブでプレーし、今シーズンからはキャプテンにも就任しているファン・ダイクも現行契約が2025年6月30日までとなっていることから、今夏にリヴァプールを離れる可能性が噂されており、動向には注目が集まっている。
しかし、ファン・ダイクは「大きな変化が起きるだろうが、僕もその一員だよ」と現時点では今夏にクラブを離れる意思がないことを明言した。
「クラブは誰が新しい監督になるかでとても忙しいと思うし、それが最大の焦点でもある。これまでも言ってきたように僕はここでとても幸せで、このクラブを愛している。それは見ての通りだよ。すでに僕の人生の大きな部分を占めているし、僕が言えるのはそれがすべてだ」
「多くの変化が起こるだろう。怖いという言葉が適切とは言えないが、これから何が起きるかは非常に興味深く、楽しみでもあるよ」
また、退任するクロップ監督に向けてファン・ダイクは「彼のためにプレーし、彼とバッジのために戦ったことを本当に誇りに思うし、長年にわたって僕たちが成し遂げた成功の数も数えている」と語りながら、最終戦まで全力を尽くすことを強調した。
「最終日は感情的になるだろうけど、それも時には人生の一部だ。舞台裏では多くのことが起こっているけど、僕たちは試合に集中する。それが僕たちの義務であり、仕事でもある。残りの勝ち点6獲得を目指してパフォーマンスを発揮したい」
2024年05月07日 09:45
[J1第12節]柏 1−2 鹿島/5月6日/三協フロンテア柏スタジアム
鹿島アントラーズは5月6日、J1第12節で柏レイソルと敵地で対戦。2−1で競り勝ち、リーグ戦で3連勝を達成。3位に浮上した。
鹿島は開始4分に佐野海舟のスルーパスに反応した名古新太郎が左足でシュートを決め、先制に成功。その後もコンパクトな陣形を保ちながら追加点を狙った。
しかし、いくつかの決定機で決め切れずにいると、60分過ぎから徐々に柏のペースに持ち込まれる。
そして65分に柏の島村拓弥に同点弾を決められると、70分にはPKを献上してしまう。ただ、キッカーのマテウス・サヴィオがこれを失敗。事なきを得た。
終盤はオープンな展開になると、途中出場のチャヴリッチが奮闘。アディショナルタイムに鈴木優磨の浮き球のパスに反応して抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制した。
【動画】柏戦でチャヴリッチが決めた決勝弾!
試合後に鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は、「失点するまでは、したたかに、賢く、共通理解を持って戦えていた。もしかすると今シーズンで一番良くできた試合かもしれない」と、後半途中までの戦いぶりを称賛した。
また、失点の前後では「自分たちのやるべきことが上手くできない時間帯もあった」と認めた一方で、勝利を収めたチームにこうコメントした。
「我々がひとつになって、本当に苦しみながら勝ち取った勝利。全員で、今日の勝点3を掴み取ることに成功したと思っています。苦しい試合でしたけれど、こういう勝利はこの後もチームに非常に良い影響をもたらすと思っています」
苦しみながらも掴んだ白星が、チームの勢いを加速させそうだ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年05月07日 09:39
ドルトムントはマンチェスター・ユナイテッドからレンタル加入中のイングランド代表FWジェイドン・サンチョの残留を望んでいるようだ。
2024年05月07日 09:14
ACLのセミファイナルで、蔚山現代との死闘を制し、クラブ史上初となる決勝進出を果たした横浜F・マリノスだが、アジア王者への大きな難関が待っている。
現行のACLは準決勝まで東西に分かれて大会が行なわれており、ファイナルは東のチャンピオンと西のチャンピオンによるアジアの頂上決戦を意味する。
今回、西地区を勝ち上がったのは、UAEのアル・アイン。ノックアウトステージでは、クリスティアーノ・ロナウドを擁するサウジアラビアの名門アル・ナスル、さらに過去4大会で三度の決勝、二度の優勝を飾っているアル・ヒラルを破って、2016年以来となる決勝進出を決めた。
そのアル・ナスルやアル・ヒラルほど、法外な資金力でビッグネームを集めているわけではないが、元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ監督のもとで組織的にもまとまっている。
攻撃の中心を担うのは、モロッコ代表FWソフィアン・ラヒミと、10番を背負うレフティのパラグアイ代表FWアレハンドロ・ロメロだ。
鋭利なストライカーであるラヒミは母国の名門ラジャ・カサブランカで台頭し、当初は欧州での挑戦に意欲を示していたが、2021年にアル・アイン移籍を決断した。今シーズンのACLでは11試合で11ゴールという驚異的な得点力を発揮しているが、大きな話題を集めたのは、アル・ヒラルに挑んだ準決勝の第1レグだ。
開始早々、UAE代表のMFヤヒア・ナデルが上げようとしたクロスが相手ディフェンダーに当たってディフレクトし、そのボールに抜け出して先制点を挙げると、ロングボールに飛び出してPKを獲得し、これを決めて2点目。さらにPKで3点目と、ハットトリックを達成した。
武器はスピードだが、柔らかいボールコントロールからの狙いすましたフィニッシュは、蔚山現代の猛攻を度重なるビッグセーブでしのいだGKポープ・ウィリアムにとっても脅威となるだろう。
もう一人のロメロは、アルゼンチン出身のクリエイティブなアタッカーで、中盤から前線まで幅広くプレーできる。得点力もあるが、何と言っても仲間のゴールを演出する、左足のパスセンスが武器だ。
ロメロとラヒミのホットラインは横浜が最も警戒するべきアル・アインのストロングだが、その他にもアルゼンチン出身の小柄な俊足アタッカーであるマティアス・パラシオスなど、特長的なアタッカーが揃っている。
“飛び道具”として特に注意したいのは、左サイドバックから鋭い攻め上がりを見せるブラジル人DFエリキだ。そのエリキが準決勝の第2レグで決めたゴールは、アル・アインの理想的な形と言える。
左からエリキがドリブルを仕掛けて、ロメロ、ナデルと繋いで、タイミング良く飛び出したエリキが右足を一閃したのだ。
アル・アインは左からの攻撃に強みがあるのは間違いないが、言い換えれば守備の隙も生じやすい。横浜の基本スタイルとしては中盤でボールを動かして、良い形で3トップにボールを預けることが主眼となるが、アル・アインが前がかりになったところで、うまくインターセプトできれば、シンプルなカウンターから右ウイングのヤン・マテウスによるドリブルを活用して、ゴールを狙うシーンも出てきそうだ。
【PHOTO】「行くぞ。アジアの頂点へ。」強い気持ちで闘い抜いた横浜F・マリノスサポーター!(Part1)
攻守のオーガナイズを司るのが、韓国代表MFパク・ヨンウ。アジアカップでは痛恨のパスミスからヨルダンにゴールを奪われて、ベスト4敗退の批判にあったが、中盤からの組み立てとバランスワークで、目立たないながらアル・アインの“心臓”として機能。準決勝の第2レグでは、自陣の守備で奮闘しながら時にカウンターの起点にもなっていた。
センターバックは、コートジボワール出身の大型DFクアメ・オートンが人に強く、UAE代表のDFハリド・アル・ハシェミが統率力とカバーリングに優れるタイプだ。
彼らが横浜のエースであるアンデルソン・ロペスを簡単にフリーにすることはないはずだが、二列目から植中朝日などがうまく絡んでいければ、マンツーマンに近い形になり、ロペスが一瞬の動き出しでフリーになりやすくなるはずだ。
アル・アインもしっかりとボールを回せるチームではあるが、中盤の支配権に関しては横浜にやや分があると見ている。ただ、アル・アインはここまでACLの戦いにおいて、システムも固定せずに戦ってきている。アル・ヒラルとの準決勝がそうであったように、決勝でも対横浜、さらに言えばアウェーとホームでシステムや選手の配置を変えてくる可能性も否定できない。
おそらく横浜での第1レグは0−0でも御の字というスタンスで来るかもしれないが、どんな形であろうと、ラヒミとロメロは常にゴールのチャンスをうかがっているので、ボールを握れている時間帯でも、一発の裏返しを警戒しながら、得意のハイラインでの戦いに持ち込みたい。
第2レグがアウェーというレギュレーションは不利になりやすい向きもあり、念願のファイナルということで、アル・アインのサポーターも熱狂的な応援で、チームを後押ししてくるはずだ。もっとも、横浜にとって有難いのは、オアシスに位置するアル・アインのピッチが比較的、良好なことだ。
横浜としては自分たちの強みを忘れることなく、しかし、準決勝の蔚山現代戦で見せた粘り強さをミックスして、アジア王者の座を掴み取ってもらいたい。
文●河治良幸
2024年05月07日 09:03
ブンデスリーガのバイエルンは5月6日、2024-25シーズン用の新ホームユニホームを発表した。
クラブの公式インスタグラムで公開されたシャツは、全体のベースが赤一色で構成され、襟と袖のライン、エンブレム、スポンサーのみ黒でデザインされている。
クラブの公式サイトによると、キックオフの数秒前から鼓動がどんどん早くなり、心臓がドキドキし、すべての筋肉が緊張する様子を表現。ピッチ上の選手とスタンドのファンを一体化させる鼓動と情熱を反映したキットとなっている。
【画像】赤&黒のバイエルン新ユニ!
クラブ史上初めて、3つの異なる色調の赤を使用。それぞれの赤はアイデンティティ、感情、そして試合のドラマを意味している。
バイエルンの投稿には、多くのファンが反応。「我々のクラブカラーは赤と白だ」「どこから黒がきたのか」という否定的なものも多くあったが、「やっと赤が戻ってきた」「とても美しい」「オールレッドは斬新だね」「ここ数年で最高のキット」といった絶賛の声も上がった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 08:19
ウェストハムは6日、デイヴィッド・モイーズ監督が今シーズン限りで退任することを発表した。
スコットランド出身で61歳のモイーズ監督は、現役時代に所属したプレストンで指導者キャリアをスタートさせ、2002年に就任したエヴァートンでは約11年に渡る長期政権を築いた。2013年夏にはサー・アレックス・ファーガソン氏の後任としてマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任するも、不安定な戦いが続き、シーズン終了を待たずして退任。その後はレアル・ソシエダやサンダーランドを経て、2017年11月にウェストハムの指揮官に就任した。
就任当初チャンピオンシップ(2部)降格圏に低迷していたチームを残留に導くと、シーズン終了後に退任が発表されるも、2019年12月に再就任。その後は3シーズン連続で欧州コンペティションへの出場権を獲得するなど手腕を発揮し、昨シーズンにはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)制覇を成し遂げた。今シーズンのリーグ戦ではここまで36試合を消化し、13勝10分13敗・勝ち点「49」の成績で9位に位置。現行契約が6月末で満了となることから去就には注目が集まっていたが、シーズン終了を待たずして退任が正式決定した。
双方合意の上での退任が発表されたモイーズ監督は、ウェストハムのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「ウェストハムでは素晴らしい4年半を過ごすことができた。2019年に私が復帰した時よりもクラブは強くなっている。当時のこのクラブは降格圏の一つ上の順位にいたが、そこから3シーズン連続でヨーロッパの大会に出場することができたことを考えると、素晴らしい旅だったよ。クラブを残留に導いた後、プレミアリーグで6位と7位という結果を残し、昨年6月にはECLのタイトルを獲得した。クラブにとっては43年ぶりの大きなトロフィーだったので非常に嬉しかった」
「過去4年半に渡る選手たちのサポートと、彼らが成し遂げたすべての成功に感謝したい。ウェストハムのみんなと共に仕事をすることができて非常に楽しかった。この素晴らしい機会を与えてくれた理事会にも感謝したい。後任の監督、選手、スタッフ、ファン、そしてウェストハムに関わる全員の幸運を祈っているよ」
なお、後任にはかつてポルトやスペイン代表、レアル・マドリード、セビージャ、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)などを率いたフレン・ロペテギ氏の就任が有力視されている。
2024年05月07日 07:58
かつてレスターでプレミアリーグ優勝を果たした岡崎慎司。
2024年05月07日 07:41
マンチェスター・ユナイテッドは6日に行われたプレミアリーグ第36節クリスタル・パレス戦に0-4で敗れた。
Optaによれば、ユナイテッドは今季全コンペティションでの失点数が81となり、1976-77シーズンのクラブワースト失点記録に並んだという(今季リーグ戦では35試合で52得点55失点)。
そのなかで、非難の対象になっているのが、ブラジル代表MFカゼミロ。元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは「彼がサッカー界で多くを成し遂げたことは知っている。私よりもね。ただ、彼は終わった。もし、彼の代理人だったら、MLSかサウジアラビアに電話をかける」と『Sky Sports』で言い放っていた。
カゼミロは96億円!マンチェスター・ユナイテッドが獲得した「最も高額なアラサー助っ人」10人
一方、ユナイテッドのエリック・テンハフ監督は、チームは守備に問題を抱えているとしつつ、「ひとりの選手(カゼミロ)のせいにはできない。チームのパフォーマンスだ。1失点目のスローインはあってはならない。自分たちのルールを守らなかったのでチームのせいだ。状況に応じた対処をしなかった。5人の選手がボールより前にいて、相手にスローインされるのはありえない」とも話していた。
2024年05月07日 07:20
プレミアリーグ第36節が現地時間6日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはクリスタル・パレスに0−4の完封負けを喫した。
敵地『セルハースト・パーク』に乗り込んだマンチェスター・ユナイテッドは、12分にミカエル・オリーズに中央を突破され易々と先制されると、40分にはショートカウンターからジャン・フィリップ・マテタに追加点を献上。後半にはタイリック・ミッチェルとオリーズにネットを揺らされ、追撃の1点すら奪うことができずに0−4で敗れた。クリスタル・パレスには昨年9月の前回対戦でも敗れており、“シーズンダブル”を許した形となっている。
これで直近5試合の戦績は1勝3分1敗に。ヨーロッパコンペティションへの出場権を確保するために、少しでも上位勢に食らい付きたいところだが、この日の敗戦によって同勝ち点のチェルシーを得失点差で下回り8位へ転落した。今シーズンは序盤戦から安定感を欠いた戦いが続いており、今節終了時点での全公式戦を通じた総失点数は「81」に到達。データサイト『Opta』によると、この数字は1976−77シーズンと並ぶ単一シーズンでの最多失点記録となっているようだ。また、現時点でのリーグ戦「13敗」もプレミアリーグ発足後の記録としてはクラブワーストとなっている。
試合後、マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督は、イギリスメディア『スカイスポーツ』に対し「明らかにパフォーマンスが低かった。望んでいたようなプレーができなかったし十分ではなかった。非常に失望している。我々もファンと同じように戦い続けるべきだったバックラインには大きな問題があった。それに対処し、もっと上手くやる必要があった」と言及。その上で「あってはならないゴールだ。どう守るべきかについては明確に指示しているが、それがピッチ内に持ち込まれていなかった」と序盤に献上した先制ゴールを嘆いた。
また、一部で今シーズン限りでの解任論が浮上していることについては、自身がマンチェスター・ユナイテッドの監督として適任であるとしつつ、「適切な選手が揃っていれば、我々は良いスカッドを築くことができる。バックラインのほぼ全員を欠いた状態では問題が発生する」とコメントしている。
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間12日に控える次節で本拠地『オールド・トラッフォード』に暫定首位アーセナルを迎える。
2024年05月07日 07:15
インドネシアで開幕したU17女子アジアカップ。
6日に行われたグループAの初戦で、U-17北朝鮮女子代表は韓国を0-7で下した。韓国は前半41分にPKで先制されるとその後も失点を重ねた。
『Nate』は、「信じられない惨敗」としつつ、「実のところ、U-17北朝鮮女子は2008年と2016年にW杯で優勝するなどワールドクラス」とも伝えている。
韓国は昨年の女子ワールドカップにも出場した弱冠16歳のFWケイシー・フェア(父親がアメリカ人、母親が韓国人)に大きな期待が寄せられていたそう。
ただ、パフォーマンスがよくなかったために前半のみで交代になったとのこと。
U-17韓国女子は北朝鮮相手に1勝1分6敗と大きく負け越していたというが、この年代での最大の敗戦になったという。
日本人vs韓国人!市場価値が最も高い8人を比べるとこうなる
なお、グループBの日本は7日にタイとの初戦を戦う。
2024年05月07日 07:01
遠藤航をベンチに下げてから、リバプールは2点を失った。
2024年05月07日 07:00
FC町田ゼルビアは5月6日、公式XでFWオ・セフンのインタビュー動画を公開した。
同日に行なわれたJ1第12節の京都サンガF.C.戦(3−0)で、オ・セフンは22分に荒木駿太のクロスにヘディングで合わせて先制点をゲット。2戦連発となるゴールを「荒木選手やチームが運んできてくれたボールを、あそこでしっかり決められました」と振り返る。
【動画】ゼルビアFWオ・セフンの先制弾!
今シーズンはここまで12試合に出場し、5得点をマーク。順調にゴールを積み上げられている理由には、チームメイトの協力を挙げた。
「自分の周りには素晴らしい選手たちがいて、その選手たちが自分のことを見てくれている。自分は走り込むだけで得点が奪えるので、良い形になっている」
首位を走る町田は次節、11日に湘南ベルマーレのホームに乗り込む。25歳の韓国人ストライカーは「しっかりと週末の試合に向けて準備をして勝ち切って、多くのファン・サポーターの方々が私たちの背中を押してくれているということを知っているので、私たちと一緒に戦ってもらえたらと思います」と語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月07日 06:50
5日のズウォレ戦で今季4点目のゴールを決めたフェイエノールトFW上田綺世。
チームは5-0で快勝したが、上田は追加点のチャンスだったPKを失敗。自ら得たPKを蹴ったものの、相手GKの見事なセーブに阻止されてしまった(動画3分55秒から)。
体をうまく使ってボールをプロテクトして、PKをゲットしたのだが…。
『SoccerNews.nl』によれば、かつてフローニンゲンなどでプレーしたケース・クワクマンは、この日の上田についてこう解説していたそう。
「彼は序盤が悪かった。何度か選択を間違え、デュエルで勝てなかったり、技術的なミスもした。体を使うが、テクニックはまだ傑出したものではない。
後半はいいところも見せた。PKはミスしたが、そういうこともある。ただ、PKの取り方は力強かった。体をうまく使って、当然のPKを得た」
時間が経つにつれて、プレーがよくなり、PKも貰い方が上手かったと讃えていたようだ。
驚くべき筋肉をつけたサッカー選手10名、その「変化」を見る
フェイエノールトは残り2試合でシーズンを終えるが、上田の得点奪取に期待したい。
2024年05月07日 06:25
フェイエノールトの上田綺世は5日のズウォレ戦で今季4点目のゴールを決めた。
クラブ史上最高額の900万ユーロ(14.9億円)で加入した上田は、メキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えになることが多かったが、この2試合は先発で起用されている。
ヒメネスは今夏に移籍する可能性があり、そうなった場合、上田がセンターフォワードの一番手になりえる。ただ、かつて小野伸二氏とともにフェイエノールトで活躍した元オランダ代表FWピエール・ファンホーイドンク氏は、それに疑問を抱いているようだ。『Studio Voetbal』でこう話していたそう。
「チャンピオンズリーグを戦うなら、もっといいセンターフォワードが必要だ。
いずれにせよ、ヒメネスが退団するなら、セカンドストライカーが必要になる。そうしたら、上田の後ろに若いストライカーを入れるか?それはかなりのリスクになる。
彼(上田)に大金を投じたが、それはもっと安価で獲得できるより優れたストライカーが周囲にいないという意味ではない」
現状では上田に満足していないようだ。
天才が認めた天才・小野伸二の「最強の同僚ベストイレブン」
残り2試合のフェイエノールトは、2位が確定しており、来季のCL出場が決まっている。