2024年05月07日 09:14
ACLのセミファイナルで、蔚山現代との死闘を制し、クラブ史上初となる決勝進出を果たした横浜F・マリノスだが、アジア王者への大きな難関が待っている。 現行のACLは準決勝まで東西に分かれて大会が行なわれており、ファイナルは東のチャンピオンと西のチャンピオンによるアジアの頂上決戦を意味する。 今回、西地区を勝ち上がったのは、UAEのアル・アイン。ノックアウトステージでは、クリスティアーノ・ロナウドを擁するサウジアラビアの名門アル・ナスル、さらに過去4大会で三度の決勝、二度の優勝を飾っているアル・ヒラルを破って、2016年以来となる決勝進出を決めた。 そのアル・ナスルやアル・ヒラルほど、法外な資金力でビッグネームを集めているわけではないが、元アルゼンチン代表FWのエルナン・クレスポ監督のもとで組織的にもまとまっている。 攻撃の中心を担うのは、モロッコ代表FWソフィアン・ラヒミと、10番を背負うレフティのパラグアイ代表FWアレハンドロ・ロメロだ。 鋭利なストライカーであるラヒミは母国の名門ラジャ・カサブランカで台頭し、当初は欧州での挑戦に意欲を示していたが、2021年にアル・アイン移籍を決断した。今シーズンのACLでは11試合で11ゴールという驚異的な得点力を発揮しているが、大きな話題を集めたのは、アル・ヒラルに挑んだ準決勝の第1レグだ。 開始早々、UAE代表のMFヤヒア・ナデルが上げようとしたクロスが相手ディフェンダーに当たってディフレクトし、そのボールに抜け出して先制点を挙げると、ロングボールに飛び出してPKを獲得し、これを決めて2点目。さらにPKで3点目と、ハットトリックを達成した。 武器はスピードだが、柔らかいボールコントロールからの狙いすましたフィニッシュは、蔚山現代の猛攻を度重なるビッグセーブでしのいだGKポープ・ウィリアムにとっても脅威となるだろう。 もう一人のロメロは、アルゼンチン出身のクリエイティブなアタッカーで、中盤から前線まで幅広くプレーできる。得点力もあるが、何と言っても仲間のゴールを演出する、左足のパスセンスが武器だ。 ロメロとラヒミのホットラインは横浜が最も警戒するべきアル・アインのストロングだが、その他にもアルゼンチン出身の小柄な俊足アタッカーであるマティアス・パラシオスなど、特長的なアタッカーが揃っている。 “飛び道具”として特に注意したいのは、左サイドバックから鋭い攻め上がりを見せるブラジル人DFエリキだ。そのエリキが準決勝の第2レグで決めたゴールは、アル・アインの理想的な形と言える。 左からエリキがドリブルを仕掛けて、ロメロ、ナデルと繋いで、タイミング良く飛び出したエリキが右足を一閃したのだ。 アル・アインは左からの攻撃に強みがあるのは間違いないが、言い換えれば守備の隙も生じやすい。横浜の基本スタイルとしては中盤でボールを動かして、良い形で3トップにボールを預けることが主眼となるが、アル・アインが前がかりになったところで、うまくインターセプトできれば、シンプルなカウンターから右ウイングのヤン・マテウスによるドリブルを活用して、ゴールを狙うシーンも出てきそうだ。 【PHOTO】「行くぞ。アジアの頂点へ。」強い気持ちで闘い抜いた横浜F・マリノスサポーター!(Part1) 攻守のオーガナイズを司るのが、韓国代表MFパク・ヨンウ。アジアカップでは痛恨のパスミスからヨルダンにゴールを奪われて、ベスト4敗退の批判にあったが、中盤からの組み立てとバランスワークで、目立たないながらアル・アインの“心臓”として機能。準決勝の第2レグでは、自陣の守備で奮闘しながら時にカウンターの起点にもなっていた。 センターバックは、コートジボワール出身の大型DFクアメ・オートンが人に強く、UAE代表のDFハリド・アル・ハシェミが統率力とカバーリングに優れるタイプだ。 彼らが横浜のエースであるアンデルソン・ロペスを簡単にフリーにすることはないはずだが、二列目から植中朝日などがうまく絡んでいければ、マンツーマンに近い形になり、ロペスが一瞬の動き出しでフリーになりやすくなるはずだ。 アル・アインもしっかりとボールを回せるチームではあるが、中盤の支配権に関しては横浜にやや分があると見ている。ただ、アル・アインはここまでACLの戦いにおいて、システムも固定せずに戦ってきている。アル・ヒラルとの準決勝がそうであったように、決勝でも対横浜、さらに言えばアウェーとホームでシステムや選手の配置を変えてくる可能性も否定できない。 おそらく横浜での第1レグは0−0でも御の字というスタンスで来るかもしれないが、どんな形であろうと、ラヒミとロメロは常にゴールのチャンスをうかがっているので、ボールを握れている時間帯でも、一発の裏返しを警戒しながら、得意のハイラインでの戦いに持ち込みたい。 第2レグがアウェーというレギュレーションは不利になりやすい向きもあり、念願のファイナルということで、アル・アインのサポーターも熱狂的な応援で、チームを後押ししてくるはずだ。もっとも、横浜にとって有難いのは、オアシスに位置するアル・アインのピッチが比較的、良好なことだ。 横浜としては自分たちの強みを忘れることなく、しかし、準決勝の蔚山現代戦で見せた粘り強さをミックスして、アジア王者の座を掴み取ってもらいたい。 文●河治良幸
2024年05月19日 16:58
2024明治安田J1リーグ第15節が19日に行われ、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦した。
5試合負けなしで3位の鹿島がホームで、4連勝中で首位の神戸と激闘した。先に決定機を作ったのは神戸だった。6分、左サイドから武藤嘉紀がクロスを入れると、ペナルティエリア内でGK早川友基がキャッチしきれずこぼれる。これを酒井高徳が体勢を崩しながらシュートしたが、ゴールカバーに入った関川郁万がクリアに成功した。
その後、両チームともになかなか決定機を作ることができない。11分に鹿島の仲間隼斗が左サイドからカットインして枠内シュートを放つが、GK前川黛也の正面に飛ぶ。33分には、神戸が前線のパスカットから最後は武藤がシュートするが、鹿島も佐野海舟のブロックでゴールを許さなかった。
前半アディショナルタイムに鹿島がコーナーキックから関川がニアでヘディングシュート。しかし、これも枠を捉えることはできず、前半はこのままスコアレスで終了。互いにチャンスの少ない展開となった。
後半もなかなか得点が生まれない展開となったが、81分に均衡が破れる。鈴木優磨からの絶妙なスルーパスで名古新太郎が最終ラインの背後へ抜けると、ペナルティエリア内の角度のない位置からシュートを放つ。GK前川が弾いてゴール前へボールがこぼれると、後ろから駆け上がってきた濃野公人が冷静にシュートし、ゴールネットを揺らした。濃野の今季4得点目で、鹿島が先制に成功する。
終盤は神戸も猛攻を仕掛けたが得点を奪うまでには至らず、このまま1−0で試合終了。鹿島はこれで2連勝、6試合負けなしとなった。一方、敗れた神戸は連勝が4でストップした。
【スコア】
鹿島アントラーズ 1−0 ヴィッセル神戸
【得点者】
0−1 81分 濃野公人(鹿島アントラーズ)
【ゴール動画】濃野公人の決勝点で鹿島が勝利!
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ようやく均衡が破られた!
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鈴木優磨からの素晴らしいスルーパスに
名古が抜け出しそのシュートのこぼれ球を
最後は濃野が押し込んだ!
ホームの鹿島が先制!
🏆明治安田J1第15節
🆚鹿島×神戸
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2024年05月19日 16:57
京都サンガF.C.は5月19日、J1の第15節でサンフレッチェ広島とホームで対戦した。
開始9分に先制を許すと、12分、25分にも被弾し、前半だけで3点差をつけられる。後半にも2失点し、0−5と大敗した。
試合後のフラッシュインタビューで者貴裁監督は、この一戦を「いろんな形をトライした試合だったが、前半に3失点してしまって、後半にもセットプレーから失点を重ねてしまった」と振り返る。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
最下位に沈むチームは、泥沼の5連敗。指揮官は「この敗戦と、これまでも含めて全て私の責任」として、選手たちを擁護した。
「よくやってくれたと思う。ゲームプランを含めて、私が用意したものが最初の失点でうまくいかなくなったのが全て。ただ、後半に勇気を持って相手のフィールドに入っていった姿勢については、あれが彼らの姿だと思う」
京都は次節、26日に名古屋と相まみえる。トンネルから抜け出せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 16:48
FC東京は5月19日、J1第15節で横浜F・マリノスとホームで対戦。25分に先制を許すも、55分に同点とする。
スコアラーは長友佑都。ボックス内で相手のクリアを拾った松木玖生が丁寧なラストパス。背番号5がコンパクトに右足を振り抜き、狙いすましたシュートを叩き込んだ。
【動画】松木のお膳立てから長友が決める!
長友は今季2点目。3試合ぶりの先発出場で健在ぶりを見せつけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 16:24
サッカーイタリア・セリエA、ボローニャ(Bologna FC)のティアゴ・モッタ(Thiago Motta)監督は18日、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)前監督が解任されたユベントス(Juventus)の指揮官就任を熱望されているものの、自身の将来については決断していないと述べた。
2024年05月19日 16:21
2024明治安田J1リーグ第15節が19日に行われ、ジュビロ磐田と浦和レッズが対戦した。
試合はキックオフの流れからいきなり浦和がゴール前まで迫る。ワンタッチのパス交換から最後はチアゴ・サンタナがシュート。しかし、これはミートできずに枠には飛ばなかった。
その後、19分に磐田もスローインの流れから上原力也がシュートを放つが、枠を捉えられず。一方、浦和も25分に中島翔哉がドリブルからシュートを放つが、リカルド・グラッサに阻まれ、得点は奪えなかった。前半は両チームともに決め手を欠き、スコアレスで折り返す。
後半も浦和がチャンスを作るが、なかなか決めきることができない。57分にはペナルティエリア内からチアゴ・サンタナがシュートするが、磐田のGK川島永嗣に阻まれる。66分には、左サイドの中島から右でフリーになった前田直輝へパスが通り、前田は川島と1対1に。しかし、浮いたボールを抑えることができず、前田のシュートは枠外へと外れた。
試合が動いたのは68分だった。左サイドからのコーナーキックを中島が蹴ると、ファーサイドでマリウス・ホイブラーテンが右足で合わせ、ゴールへと押し込んだ。浦和が先制に成功する。
しかし、リードを許した磐田も、失点後すぐに得点を取り返す。71分、プレー再開の流れから高い位置でボールを奪ってカウンターを発動。右サイドからのクロスを平川怜が競り合い、こぼれ球を上原がシュート。これを途中出場の金子翔太が合わせてコースを変え、ゴールネットを揺らした。
後半アディショナルタイムには、ゴール前の混戦から大畑歩夢がシュート。守備者に当たってコースが変わったが、磐田のGK川島が見事な反応でストップし、得点を許さなかった。
試合はこのまま1−1で終了。磐田は連敗を3でストップしたが、5試合未勝利。一方、浦和は連勝が3でストップした。
【スコア】
ジュビロ磐田 1−1 浦和レッズ
【得点者】
0−1 68分 マリウス・ホイブラーテン(浦和レッズ)
1−1 71分 金子翔太(ジュビロ磐田)
【ゴール動画】磐田と浦和はドロー決着
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とうとう均衡破れる!
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中島のCKを
ホイブラーテンが詰めた!
アウェイの浦和が先制!
🏆明治安田J1第15節
🆚磐田×浦和
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すぐに返す🔥
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失点直後に投入された金子が
上原のシュートの軌道を変えて
見事同点!
ホームの磐田が同点に追いつく!
🏆明治安田J1第15節
🆚磐田×浦和
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2024年05月19日 16:06
2024明治安田J1リーグ第15節が19日に行われ、FC町田ゼルビアと東京ヴェルディが対戦した。
J1では初めてとなる“東京クラシック”。試合は早い時間帯に動いた。11分、町田がセカンドボールを回収して波状攻撃を仕掛けると、仙頭啓矢の鋭いパスから藤尾翔太がゴール前へクロスを供給。これが宮原和也のオウンゴールを誘発し、町田が先制に成功した。
勢いづいた町田は29分に追加点を奪う。右サイドの高い位置でスローインを獲得した町田は、鈴木準弥がロングスローではなく近くの柴戸海を使い、リターンパスを受ける。鈴木は絶好のアーリークロスをゴール前へ送ると、これに藤尾が飛び込んでダイビングヘッド。シュートはゴールに吸い込まれ、町田が前半のうちにリードを2点に広げた。
後半も町田がリードを広げる。左サイドからのクロスに走り込んだ平河悠がペナルティエリア内で宮原に倒される。主審はプレーを流したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。オンフィールドレビューの結果、町田にPKが与えられた。このPKを藤尾が右ポスト内側に当ててゴールへ決め、3点差に広げた。
80分にはペナルティエリア内へのロングスローのこぼれ球を柴戸がダイレクトボレー。強烈なシュートをゴールネットに突き刺して4−0。さらに後半アディショナルタイムには、下田北斗の強烈なシュートを東京VのGKマテウスが弾いたところを途中出場のエリキが詰めて、ダメ押しの5点目を記録した。
試合はこのまま5−0で終了。町田がJ1で初となる“東京クラシック”を制した。
【スコア】
FC町田ゼルビア 5−0 東京ヴェルディ
【得点者】
1−0 11分 オウンゴール(FC町田ゼルビア)
2−0 29分 藤尾翔太(FC町田ゼルビア)
3−0 60分 藤尾翔太(PK/FC町田ゼルビア)
4−0 80分 柴戸海(/FC町田ゼルビア)
5−0 90+3分 エリキ(/FC町田ゼルビア)
【ゴール動画】FC町田ゼルビアの2ゴール
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早い時間に試合が動く🔥
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仙頭のインパクトパスを
藤尾が受けてグラウンダーでクロス
それがDFのオウンゴールを誘発し
ホーム町田が先制✅
🏆明治安田J1第15節
🆚<PICK UP MATCH>町田×東京V
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今度は自ら決めた👏👏
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鈴木が右サイドからクロスを上げ
最後は藤尾がダイビングヘッドで決めた!
藤尾の4試合ぶりの得点で町田がさらに突き放す!
🏆明治安田J1第15節
🆚<PICK UP MATCH>町田×東京V
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2024年05月19日 16:04
チェルシーが、パルメイラスに所属するU−17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンを獲得することで合意したようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』、同紙『ガーディアン』などが伝えている。
2007年4月24日生まれで現在17歳のエステヴァンは、左利きの右ウインガー。そのプレースタイルがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)と似ていることから、“メッシーニョ”の愛称で親しまれている。2023年12月にはトップチームデビューも果たし、ここまで公式戦17試合出場で3ゴール1アシストを記録している。
U−17ブラジル代表としてもこれまで5試合に出場して3ゴール3アシストを記録しているエステヴァンは、ヨーロッパへの移籍が可能となるのはFIFA(国際サッカー連盟)の規定で18歳の誕生日を過ぎた後になるが、バルセロナやレアル・マドリード、アーセナルなど欧州のビッグクラブから関心を寄せられていることが明らかになっている。
そんなエステヴァンにはかねてよりチェルシーも強い関心を示しており、今月8日には同選手と個人的な条件で口頭合意に達したことも報じられ、クラブ間でも合意に達することができるかに注目が集まっていた。
そして、今回の複数メディアの報道によると、チェルシーはついにパルメイラスとクラブ間で合意に至ったという。なお、エステヴァンの契約には5500万ユーロ(約93億円)の契約解除条項が付随しているものの、チェルシーは一括でこれを支払うことを避けるため、最初のオファーとして3200万ユーロ(約54億円)の移籍金に、同選手のパフォーマンスに基づいて最大2500万ユーロ(約42億円)の追加オプションが付随するオファーを提示していた。
このオファーではまとまらなかったようだが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、最終的には4000万ユーロ(約68億円)に2500万ユーロ(約42億円)相当の追加オプションが付随した総額最大6500万ユーロ(約110億円)にもなる移籍金で両クラブは口頭合意に達したようだ。
現在は正式な契約を締結する準備を進めている模様で、正式発表は時間の問題と見られている。なお、チェルシーはエステヴァンと2032年6月30日までとなる長期契約を締結すると予想されている。
また、報じられている金額でのチェルシー加入となれば、エステヴァンは南米の10代の選手としては史上最高額での移籍成立になることも伝えられている。
2024年05月19日 16:03
2024年5月19日、FC町田ゼルビアがホームで東京ヴェルディと対戦。
2024年05月19日 15:59
2024明治安田J1リーグ第15節が19日に行われ、京都サンガF.C.とサンフレッチェ広島が対戦した。
試合は早い時間帯に動いた。9分、京都のビルドアップに対して広島が前線から連動したプレスをかけて、大橋祐紀がボールを奪うと、ここから鋭いカウンターを発動。ピエロス・ソティリウのゴール前への低いクロスを後ろから駆け上がった川村拓夢がダイレクトで合わせて、ゴールネットを揺らした。広島が先制に成功する。
勢いづいた広島は、すぐに追加点を奪う。ソティリウのマイナスのクロスを入れると、ペナルティエリア手前から新井直人が左足インサイドでダイレクトシュート。これがゴール左隅に決まり、12分に広島が2−0とした。
25分に広島が追加点。左サイドからのコーナーキックを志知孝明が蹴ると、ニアサイドで新井が競り合いを制してヘディングシュート。これが見事にゴールへ飛び、前半のうちに3点差へ広げた。
後半も広島が点差を広げた。55分、右サイドから中野就斗がロングスローを入れると、ソティリウが競り合った背後で松本泰志がダイレクトシュート。これがサイドネットに吸い込まれ、広島が4−0とした。
さらに69分に、広島がペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。これを新井が右足で直接狙うと、壁の上を越して綺麗な軌道を描き、ゴールネットに吸い込まれた。新井はこれで左足、ヘディング、右足の「パーフェクト・ハットトリック」を達成。プロ入り初のハットトリックとなった。
試合はこのまま5−0で広島が京都に勝利。広島は7試合ぶりの勝利となった。
【スコア】
京都サンガF.C. 5−0 サンフレッチェ広島
【得点者】
0−1 9分 川村拓夢(サンフレッチェ広島)
0−2 12分 新井直人(サンフレッチェ広島)
0−3 25分 新井直人(サンフレッチェ広島)
0−4 55分 松本泰志(サンフレッチェ広島)
0−5 69分 新井直人(サンフレッチェ広島)
【ゴール動画】新井直人が広島加入後初ゴールからハットトリック!
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ゴラッソ炸裂🔥
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ピエロス ソティリウの折り返しに
新井直人が左足ダイレクトで合わせた💥
🏆明治安田J1リーグ第15節
🆚京都×広島
📱LIVE on #DAZN pic.twitter.com/BbDIjl8ZrL— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 19, 2024
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またもや新井直人🔥
この日2点目!
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CKからニアサイドで合わせこの日2ゴール⚽⚽
勢い止まらない広島がリードを3点に広げる
🏆明治安田J1リーグ第15節
🆚京都×広島
📱LIVE on #DAZN pic.twitter.com/BC4HBsYTP6— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 19, 2024
2024年05月19日 15:55
ハーツの田川亨介がゴラッソを叩き込んだ。
現地時間5月18日に開催されたスコットランドリーグの最終節で、田川と小田裕太郎が所属するハーツはホームでレンジャーズと対戦。3−3で引き分けた。
この試合に田川は、2−3とリードされて迎えた86分から途中出場。すると90+5分、味方が競り勝って頭で繋いだボールに反応。左足の豪快なダイレクトボレーを突き刺してみせた。
強豪レンジャーズを相手に決めた見事な一撃にSNS上では「うめー」「えっぐ」「キョースケいいぞ」「とんでもないシュート」「衝撃的」「ゴラッソすぎ」などの声が上がっている。
【動画】レンジャーズ戦で決めた田川の圧巻ボレー弾!
また、スコットランドメディア『Daily Record』によると、ハーツのスティーブン・ネイスミス監督は、劇的な同点弾を奪った田川に、こう賛辞を贈っている。
「彼の活躍ぶりを見るのは嬉しいよ。大変な時期を過ごしたからね。この1週間で、彼は正しい側に立ち始めていることを示した。ゴールへの動きと予測は、我々が彼をクラブに連れてきた理由であり、素晴らしいフィニッシュだった」
田川は前節のセント・ミレン戦(2−2)に続いて2戦連発となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 15:50
サンフレッチェ広島は5月19日、J1第15節で京都サンガF.C.と敵地で対戦。新井直人がハットトリックを達成した。
【動画】新井直人が止まらない! 絶妙フィニッシュ連発!
1−0で迎えた12分、ピエロス・ソティリウの折り返しを左足シュートで流し込む。25分には志知孝明の左CKからヘッドで決める。その後、チームは4点目を奪い、69分に三度、新井がネットを揺らす。今度は直接FKを沈めてみせた。
今季の開幕後にアルビレックス新潟から加入した27歳が、抜群の決定力を披露した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 15:12
23-24イタリア・セリエAは18日、第37節の試合が行われ、アタランタ(Atalanta)は2-0でレッチェ(US Lecce)を下して来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場権を手にするとともに、初のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)決勝に向けて準備を整えた。
2024年05月19日 15:03
北海道コンサドーレ札幌は19日、MF浅野雄也が負傷したことを発表した。
発表によると、浅野は15日に行われた2024明治安田J1リーグ第14節のジュビロ磐田戦で負傷。検査を受けた結果、左ハムストリング肉離れと診断されたという。なお、離脱期間は明らかになっていない。
現在27歳の浅野は2023年から札幌でプレー。今シーズンはここまで2024明治安田J1リーグでは全14試合に出場し、チームトップとなる3得点を挙げていたが、しばらく戦列を離れることとなった。
2024年05月19日 15:01
パリ五輪世代のFWが魅せた。
FC町田ゼルビアは5月19日、J1第15節で東京ヴェルディとホームで対戦している。開始11分に相手のオウンゴールで先制すると、29分に藤尾翔太が追加点を奪う。
【動画】鈴木のクロスを藤尾がヘッドで押し込む!
敵陣右サイドでのスローインで、鈴木準弥はロングスローではなく、後方の柴戸海に預ける。柴戸のリターンを受けた鈴木が鋭いクロスを供給すると、藤尾が豪快なダイビングヘッドでネットを揺らした。
藤尾は8試合ぶりの得点で今季4点目。試合を中継する『DAZN』で解説を務める鄭大世氏は、「スローインで下げたところに、林(尚輝)選手がひとりラインを上げたんですよね。そこで空いた穴に藤尾選手が走り込んで、ヘディングで点を取った。穴を見つける作業もすごく上手ですね」と称賛した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月19日 15:00
昨年からアメリカMLSのLAギャラクシーでプレーする吉田麻也。
LAではMLBの大谷翔平やNBAの八村塁らも活躍をしているが、ある日本人アーティストから刺激を受けたようだ。Tokyo FMで放送されている『吉田麻也の切り替えて行こう!』で、こんな話をしていた。
「こないだね、LAにAdoが来たんですよ。Adoのライブに行きたいということで、娘と奥さんが。で、連れて行きました。
僕も初めてだったんですけど、1カ月前くらいから車のなかでずっとAdo、Adoをリピートで歌を覚えまくって。
正直、全然分かっていなかったというか、失礼な言い方をすると、ちょっと舐めていました。ただ、パフォーマンスを見て、びっくりしました、すごいなと。すごい声量とパフォーマンスが飛びぬけているなあと思いました。
色んなLAのアスリートとかに刺激を受けましたけど、今回が初めてのワールドツアーって言っていたかな、それを見て、日本人がこういうところで頑張っているなと思ったので、僕自身も刺激も受けたし、すごく楽しかった」
サッカー界でAdoといえば、オランダのADOデン・ハーグだが、Adoは日本の歌い手。
顔出しはしておらず、シルエットのみでライブも構成されているそう。
今年初のワールドツアーを行い、アジアやヨーロッパ、アメリカを回った。圧倒されたという吉田は、現地の会場でTシャツまで買ってしまったとか。
大谷翔平は世界1位じゃない!1年あたりの世界最高給アスリート王
Adoと吉田は同じユニバーサル ミュージックの所属でもあるようだ。