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2022年01月17日 18:08
女子テニス、四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂なおみ(Naomi Osaka)は17日、多くの選手が中国の彭帥(Peng Shuai)の動向に関する情報を知りたがっていると話し、女子テニス協会(WTA)の中国に対する強硬姿勢を支持した。 グランドスラムのダブルスで2度の優勝を誇る彭は昨年11月、中国の張高麗(Zhang Gaoli)前副首相による性的暴行をSNSで告発すると、投稿は中国のネット上ですぐさま検閲、削除され、一時は消息不明となった。 3週間して再び姿を現した彭だが、本当に自由の身なのかは今も疑問が残っており、WTAは先月、同選手の安全を「大いに懸念している」として、中国でのすべての大会を中止すると発表した。 この日全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)女子シングルスで2回戦に進んだ大坂は、「自分は一切(彭に関する)ニュースを耳にしていない。それが懸念されることかどうかは分からない」としつつ、「でもWTAは本当によく対応したと思う。彼らを誇りに思う」と話した。「もっと情報が必要な状況だと感じているが、間違いなく、非常に難しいことだと思う。みんなが待っていると思う」 ■関連記事 ・彭帥めぐる問題、「本当の真実」見つからないかも ムグルサが懸念 ・大坂が全豪連覇へ初戦突破 途中つまずくも「良いプレーできた」 ・大坂なおみ、ジョコビッチの騒動は「残念」で「悲しい」
2024年05月03日 09:12
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は2日、女子シングルス準決勝が行われ、連覇を狙う大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は1-6、7-5、7-6(7-5)で第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)を下し、決勝に進出した。
第1セットを落とし、さらに第2セットもブレークダウンとなったところからの大逆転勝ち。決勝では2年連続で第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と対戦することが決まった。
ルバキナ相手には直近4戦3敗だったが、クレーでの初対戦を勝利で飾った。「どうやったか分からないが、なんとか第2セットで踏ん張ることができた」と振り返り、「タフな試合だった。彼女は素晴らしい選手。今夜は信じられないようなテニスができた」と話した。
世界ランキング1位のシフィオンテクは第18シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)に6-1、6-3で快勝した。
シフィオンテクはサバレンカに過去6勝3敗と勝ち越しているが、昨年のマドリード・オープン決勝ではフルセットで敗れている。
この日は試合を通じてアンフォーストエラーの数はわずか8本とほぼ完璧な内容を披露し、キーズにほとんど付け入る隙を与えなかった。WTA 1000ではこれが通算11回目の決勝進出。試合後のオンコートインタビューでは「きょうは非常に安定した試合ができてとても満足している」と手応えを口にした。
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2024年05月03日 08:41
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は2日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は第30シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)を相手に第1セットを4-6で落としたところで途中棄権した。太もも上部を痛めたとみられる。
メドベージェフは第5ゲーム終了後にコートを離れてメディカルタイムアウトを取ると、戻ってきてからは明らかに問題を抱えた様子で、自由に動き回ることができていなかった。その後は4-4で迎えた第9ゲームで均衡を破るブレークを許すなど、最後は16ポイント中4ポイントしか取れず、そのまま試合を棄権した。
この日予定されていたもう1試合も、第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が前日に股関節の問題で棄権したため行われず、ファンを落胆させた。
メドベージェフは次週のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で連覇が懸かるが、「状態を確認する必要がある」と述べ、けがの程度が分かっていないと明かした。3週間後には全仏オープン(French Open 2024)の開幕も控えている。
一方のレへチカは、これがマスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の4強入りとなった。今大会ではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)も撃破しているレへチカは、シナーの棄権を受け不戦勝で勝ち上がったフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)と準決勝で対戦する。
もう一つの準決勝では、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)と第12シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)が顔を合わせる。
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2024年05月02日 12:29
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は1日、女子準々決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)はミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)を6‐1、6‐4で下し、4強入りを決めた。
サバレンカは17歳のアンドレーワを相手にブレークポイントを握られることなく、35本のウイナーをたたき込んで79分で勝利。苦しむことなく、大会のマッチ連勝を10に伸ばした。
サバレンカは準決勝で第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)との対戦が決定。ルバキナは4‐6、7‐6(7‐4)、7‐5でユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に勝利した。
第2セットでゲームカウント2‐5から巻き返したルバキナは、最終セットでも2度マッチポイントをしのいで逆転勝利。これでルバキナは今季6度目となる4強入りを果たしている。
サバレンカはルバキナとの直接対決でこれまで5勝3敗としているものの、今年1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)決勝で敗れるなど、直近の4試合では3敗を喫している。クレーコートでの対決は今回が初めてとなる。
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2024年05月02日 10:16
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は1日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6‐4、3‐6、2‐6で第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)に敗れ、連覇の望みと大会マッチ14連勝が途切れた。
2024年05月01日 14:09
女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)は30日、11月にスペイン・セビリア(Seville)で行われる決勝ラウンドの組み合わせが発表され、日本は1回戦でルーマニアと対戦することが決まった。勝てば準々決勝で第2シードのイタリアと激突する。
前回王者のカナダ、イタリア、オーストラリア、チェコの上位4シードは準々決勝からの登場となる。大会は今回からグループステージが廃止され、ノックアウト方式で行われる。
決勝ラウンドの組み合わせは以下の通り。
■1回戦(11月12〜14日)
ドイツ対英国
スロバキア対米国
スペイン対ポーランド
日本対ルーマニア
■準々決勝(11月15〜17日)
カナダ対ドイツと英国の勝者(準々決勝1)
オーストラリア対スロバキアと米国の勝者(準々決勝2)
スペインとポーランドの勝者対チェコ(準々決勝3)
日本とルーマニアの勝者対イタリア(準々決勝4)
■準決勝(11月18〜19日)
準々決勝1の勝者対準々決勝2の勝者
準々決勝3の勝者対準々決勝4の勝者
■決勝(11月20日)
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2024年05月01日 11:47
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は30日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は第11シードのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)に4-6、6-0、6-2で逆転勝ちし、2年連続の準決勝進出を果たした。
シフィオンテクは第1セットを4-1とリードしたところから落としたが、第2セット以降はミスの数を減らして修正し、わずか2ゲームしか落とさなかった。
2時間半の末に勝利したシフィオンテクは、準決勝で第18シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)と対戦する。
キーズは2022年大会覇者で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)を0-6、7-5、6-1で破り、10度目の同大会出場にして初の4強入りを果たした。0-6、0-2とされたところからの逆転勝ち。敗れたジャバーは同大会での連勝が9でストップした。
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2024年05月01日 10:04
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は30日、男子シングルス4回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は5-7、4-6で大会第30シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)に敗れた。
37歳のナダルは今季限りで引退する意向を表明しており、最多5回の優勝を誇るマドリード・オープン出場も今回が最後になるとみられる。
試合後のインタビューでは「幸せだ。非常に特別な一週間になった。とても前向きで、感動的だった。もう一度このコートでプレーするチャンスを得られた」と語った。
コートでは特別セレモニーも行われ、ナダルが優勝した年と「ありがとう。ラファ」と書かれた垂れ幕が掲げられた。
客席から家族も見つめる中、ナダルは「これはジョークだよ。来年戻って来るんだから」と冗談を飛ばしつつ、「キャリアを通じて自分を支えてくれたみんなに対し、ありがとうという言葉しかない。まだ終わっていないが」とコメント。「ここで皆さんがくれたものはギフトだ」と感謝し、「自分の愛する仕事をできたのはラッキーだった。この人生を送れていることも最高に幸運だと感じる。これ以上を求めることはできない」と続けた。
一方のレへチカは、最後のマドリード・オープン出場となるナダルに勝利するのは「ほろ苦い」気分だとしつつ、「彼のような伝説的な選手と同じコートに立つことができたのは信じられない。夢のようだ」と語った。
第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-4、6-7(5-7)、7-6(7-4)で第23シードのヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に競り勝ち、大会での連勝を最長タイの14に伸ばして8強入りした。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は5-7、6-3、6-3で第16シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)に逆転勝ちし、今季のマスターズ1000(ATP Masters 1000)全4大会で準々決勝に進出している。
第5シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は4-6、5-7でフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)にストレート負け。勝ったオジェ・アリアシムが、4強入りを懸けて全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)王者のシナーと激突する。
第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は第17シードのアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)を7-6(7-3)、6-4で退け、これで全てのマスターズ1000で8強入りを果たしたことになった。
第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は第21シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)に3-6、4-6で敗れた。
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2024年04月30日 09:33
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は29日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-0でサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)に完勝し、8強入りを果たした。
2024年04月30日 08:59
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は29日、男子シングルス3回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-7(5-7)、6-3で世界ランク91位のペドロ・カチン(Pedro Cachin、アルゼンチン)を下し、4回戦に進出した。
今季限りで引退する意向を表明しているナダルは、これが最後のマドリード・オープン出場になるとみられており、3時間を超える激戦の後にはカチンから記念にウエアの交換を頼まれていた。
試合後のインタビューでは浮き沈みのある内容だったと振り返りつつ、「今は楽しめている。あす起きてどうなるか見てみよう。ホームでのプレーには大きな意味がある。夢を見続けるために、とにかく自分のベストを尽くすだけだ」と話した。
30日の4回戦では第30シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)と対戦する。1週間前の練習試合では敗れているレヘチカに勝つことができたら驚くかという質問に対しては「イエス。きょうの試合を経てなおさらだ。(レヘチカは)非常に高いレベルでプレーしていて、とても強力なサーブもある」とコメントした。
2回戦では、すでに世界11位のアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)というランキング上位の選手からも勝利を挙げているが、レへチカのボールは「一段上」だと表現した。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は世界72位のパベル・コトフ(Pavel Kotov)に6-2、7-5でストレート勝ち。第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は第25シードのセバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)を5-7、7-6(7-4)、6-3で退けた。
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2024年04月29日 12:21
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、女子シングルス3回戦が行われ、連覇を狙う大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-1、6-7(5-7)、6-4で19歳のロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)を下し、16強入りを果たした。
全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)覇者のサバレンカは、自身初戦となったマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との2回戦に続き、第1セットを取ったところからフルセットの苦戦を強いられたが、2時間半の末にモンゴメリーを退けた。
試合後のインタビューでは「勝てて非常にうれしい。相手が信じられないようなテニスをした」とモンゴメリーをたたえ、「このような試合を予想していた。彼女は若く、前に試合も見ていたので、素晴らしいバトルになると思っていた」と話した。
第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は6-1、6-4でマヤル・シェリフ(Mayar Sherif、エジプト)にストレート勝ちを収めた。
29日で17歳になるミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)も、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)覇者で第7シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を7-5、6-1で破り、2年連続の4回戦進出を決めた。
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2024年04月29日 09:50
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-3、6-3でチアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)を下し、16強入りを果たした。
連覇を狙うアルカラスは今大会が右前腕のけがからの1か月ぶりの復帰戦で、この日も腕にはスリーブを着用していたが、自身初戦となった2回戦のアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)に続いて快勝。母国の熱狂的なファンの前で再び素晴らしいパフォーマンスを発揮し、全仏オープン(French Open 2024)を前に良い状態にあるように見える。
本人も試合後のインタビューで「きょうはどうなるか少し不安があったかもしれない。チアゴはハードヒットをしてくる選手で、前腕が耐えられるか分からなかった」と明かしつつ、「きょうは試金石だった。違和感もなく、最高の感触。ここからは良くなっていくだけ」と手応えを口にした。
4回戦では昨年の決勝で対戦した第23シードのヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)と対戦する。
第4シードで、2018、21年大会王者のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、7-5でデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)にストレート勝ち。第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)を7-6(12-10)、6-4で退けた。
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2024年04月28日 10:37
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に快勝した。
2024年04月28日 09:17
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6(8-6)、6-3で大会第10シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を下し、3回戦に進出した。
今季限りで引退する意向を表明しているナダルは、最後の出場になるとみられるマドリード・オープンで勝ち残りを果たしたが、最高の状態に戻るまでにはまだ「時間が必要」だと語った。
デミノーとは2週連続の対戦で、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)では敗れていたが、見事な内容でその借りを返した。3回戦ではペドロ・カチン(Pedro Cachin、アルゼンチン)と対戦する。
しかし、試合後のインタビューでは、本調子には「まだ遠い。時間が必要だ。2時間以上プレーしたことには大きな意味がある」と話し、「とにかく一歩ずつ。後はここから体がどう回復するかだ」と続けた。
第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は世界ランク118位のチアゴ・モンテイロ(Thiago Monteiro、ブラジル)に4-6、4-6で敗れた。チチパスはモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)で優勝すると、前週のバルセロナ・オープンでも準優勝し、クレーコートでは直近11戦でわずか1敗だったが、まさかの初戦敗退となった。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は6-0、6-3でロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)に完勝し、同じイタリア人選手に対する無敗記録を13に伸ばしている。
第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は2-6、6-4、6-4でマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)に逆転勝ちし、3回戦へ駒を進めた。
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2024年04月27日 12:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-4、3-6、6-3でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との接戦を制し、連覇に向けて3回戦に進出した。
世界ランキング2位のサバレンカは、今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で優勝して以降は調子が上がらず、相手の善戦もあって2時間9分で激闘を制した。
第1セットは強打を誇るサバレンカが先取したものの、第2セットは逆に主導権を握られ、結局世界48位のリネッテに勝負を最終第3セットまで持ち込まれた。それでも四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇る実力者のサバレンカは、相手のブレークポイントを3度しのいでサービスゲームをキープすると、ネットをかすめるウイナーを決めてブレークに成功し、ゲームカウント5-3でリード。最後はエースをたたき込んで勝利を締めくくり、ロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)との3回戦に駒を進めた。
前週のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)で今季ツアートップの3勝目を挙げるなど絶好調を維持している第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は、ルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti、イタリア)に6-4、6-3で快勝。次戦の相手は、同大会で準優勝を収めた第25シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を6-2、7-5で撃破したマヤル・シェリフ(Mayar Sherif、エジプト)に決まった。
第6シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)は、ユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に5-7、0-2とリードされたところで、太ももの負傷を理由に途中棄権した。
昨年大会では4回戦進出の快進撃を見せたロシア出身の16歳ミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は、第29シードのリンダ・ノスコバ(Linda Noskova、チェコ)との10代対決に臨み、4-6、6-3、6-3で逆転勝ちを収めた。
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2024年04月27日 12:09
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-2、6-1でアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)を下し、自身大会初戦を突破した。
世界ランキング3位のアルカラスは、腕のけがでモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)の出場を見送り、約1か月ぶりとなる復帰戦となったが、連覇に向けて母国のクレーコートで輝きを放った。
試合後には「いつ復帰できるか不透明で、かなりタフな1か月だった」と明かすと、「きょうは、難しい試合の中で感触を確かめることを優先した」「かなりの好感触だったし、リズムはつかめなかったが、かなり高いレベルでプレーできたと思う。ここマドリードで再びプレーできるのは、すごくうれしいし喜んでいる」とコメントした。
アルカラスは次戦、チアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)と対戦する。ザイブチ・ビウチは第28シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)に6-4、6-4で番狂わせを演じた。
第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は6-1、6-4で予選勝者のファクンド・バグニス(Facundo Bagnis、アルゼンチン)を退け、連敗を4で止めた。
2018年大会と21年大会の覇者である第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に6-3、6-2で快勝し、3回戦に進出した。
また、ダニエル太郎(Taro Daniel)は第24シードのタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)に6‐4、3‐6、4‐6で敗れた。
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