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2021年09月17日 12:00
元世界女王のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が結婚を発表したのは先日お伝えした通りだが、そんな彼女の結婚式が先日行われた。米テニスメディアBaselineが伝えている。「全米オープン」後、ハレプは故郷ルーマニアに戻り9月15日(水)に挙式した。お相手は、2年ほど前から交際をオープンにしている億万長者の実業家、トニー・ユーリック氏。今月30歳になるハレプにとっては初めて、42歳のユーリック氏は3度目の結婚となる。 Instagramには、結婚のサインをする二人の様子や、シンプルな白のドレスに身を包んだハレプとユーリック氏がロマンティックな曲に合わせてダンスをする姿が。また、ルーマニアの歌手ロレダナ・グローザやDan Bittmanが、歌で二人を祝福する様子も投稿されている。 パーティーは古都コンスタンツァの街で開催され、ハレプの名付け親であるDani Caramihai氏が所有するFratelli Clubには、約300人の親族や友人が集まった。長年ハレプのコーチを務めるダレン・ケーヒル氏の姿はなかったものの、「二人ともおめでとう、そして大きなハグを!驚くべきカップルだ。今夜は家族や友達と、素晴らしいお祝いの時間を過ごしてね」とTwitterにてコメントし、身ごろがマクラメレースでできたベージュのロングドレスを纏った笑顔のハレプの写真に添えて夫婦の門出を祝った。 今シーズンは、コロナ禍でのツアーやふくらはぎの怪我からの復帰に苦労したハレプ。愛する夫とお互いにサポートし合って、残りのシーズンを彼女らしく駆け抜けていってほしい。 (テニスデイリー編集部) ※写真は「全豪オープン」でのハレプ (Photo by Andy Cheung/Getty Images)
2024年05月03日 08:41
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は2日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は第30シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)を相手に第1セットを4-6で落としたところで途中棄権した。太もも上部を痛めたとみられる。
メドベージェフは第5ゲーム終了後にコートを離れてメディカルタイムアウトを取ると、戻ってきてからは明らかに問題を抱えた様子で、自由に動き回ることができていなかった。その後は4-4で迎えた第9ゲームで均衡を破るブレークを許すなど、最後は16ポイント中4ポイントしか取れず、そのまま試合を棄権した。
この日予定されていたもう1試合も、第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が前日に股関節の問題で棄権したため行われず、ファンを落胆させた。
メドベージェフは次週のイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)で連覇が懸かるが、「状態を確認する必要がある」と述べ、けがの程度が分かっていないと明かした。3週間後には全仏オープン(French Open 2024)の開幕も控えている。
一方のレへチカは、これがマスターズ1000(ATP Masters 1000)で初の4強入りとなった。今大会ではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)も撃破しているレへチカは、シナーの棄権を受け不戦勝で勝ち上がったフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)と準決勝で対戦する。
もう一つの準決勝では、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)と第12シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)が顔を合わせる。
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2024年05月02日 12:29
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は1日、女子準々決勝が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)はミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)を6‐1、6‐4で下し、4強入りを決めた。
サバレンカは17歳のアンドレーワを相手にブレークポイントを握られることなく、35本のウイナーをたたき込んで79分で勝利。苦しむことなく、大会のマッチ連勝を10に伸ばした。
サバレンカは準決勝で第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)との対戦が決定。ルバキナは4‐6、7‐6(7‐4)、7‐5でユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に勝利した。
第2セットでゲームカウント2‐5から巻き返したルバキナは、最終セットでも2度マッチポイントをしのいで逆転勝利。これでルバキナは今季6度目となる4強入りを果たしている。
サバレンカはルバキナとの直接対決でこれまで5勝3敗としているものの、今年1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)決勝で敗れるなど、直近の4試合では3敗を喫している。クレーコートでの対決は今回が初めてとなる。
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2024年05月02日 10:16
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は1日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6‐4、3‐6、2‐6で第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)に敗れ、連覇の望みと大会マッチ14連勝が途切れた。
モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)の出場を見送り、右前腕のけがから1か月ぶりの復帰戦となっていたアルカラスは、ルブレフの奮起を抑えきることができず、男子としては初となる大会3連覇を逃した。
世界ランクトップ3との対戦で直近5連敗、アルカラスとの直接対決は0勝1敗としてこの日を迎えていたルブレフだったが、力強いテニスを見せて番狂わせを演じた。
ルブレフは準決勝で、第12シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)との対戦が決まった。フリッツは、第21シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)を6‐1、3‐6、6‐3で退けている。
一方で第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は、右臀部(でんぶ)の負傷により棄権を申し出た。フェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)と対戦予定だったシナーは、今週臀部の問題に悩まされていたと明かしている。
シナーは今季30試合中28勝を挙げ、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)やABNアムロ・オープン(ABN AMRO Open 2024)、マイアミ・オープン(Miami Open 2024)でタイトルを獲得していた。
今後はイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)に臨み、今季四大大会(グランドスラム)第2戦の全仏オープンテニス(French Open 2024)に向かう予定となっている。
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2024年05月01日 14:09
女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)は30日、11月にスペイン・セビリア(Seville)で行われる決勝ラウンドの組み合わせが発表され、日本は1回戦でルーマニアと対戦することが決まった。
2024年05月01日 11:47
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は30日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は第11シードのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)に4-6、6-0、6-2で逆転勝ちし、2年連続の準決勝進出を果たした。
シフィオンテクは第1セットを4-1とリードしたところから落としたが、第2セット以降はミスの数を減らして修正し、わずか2ゲームしか落とさなかった。
2時間半の末に勝利したシフィオンテクは、準決勝で第18シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)と対戦する。
キーズは2022年大会覇者で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)を0-6、7-5、6-1で破り、10度目の同大会出場にして初の4強入りを果たした。0-6、0-2とされたところからの逆転勝ち。敗れたジャバーは同大会での連勝が9でストップした。
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2024年05月01日 10:04
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は30日、男子シングルス4回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は5-7、4-6で大会第30シードのイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)に敗れた。
37歳のナダルは今季限りで引退する意向を表明しており、最多5回の優勝を誇るマドリード・オープン出場も今回が最後になるとみられる。
試合後のインタビューでは「幸せだ。非常に特別な一週間になった。とても前向きで、感動的だった。もう一度このコートでプレーするチャンスを得られた」と語った。
コートでは特別セレモニーも行われ、ナダルが優勝した年と「ありがとう。ラファ」と書かれた垂れ幕が掲げられた。
客席から家族も見つめる中、ナダルは「これはジョークだよ。来年戻って来るんだから」と冗談を飛ばしつつ、「キャリアを通じて自分を支えてくれたみんなに対し、ありがとうという言葉しかない。まだ終わっていないが」とコメント。「ここで皆さんがくれたものはギフトだ」と感謝し、「自分の愛する仕事をできたのはラッキーだった。この人生を送れていることも最高に幸運だと感じる。これ以上を求めることはできない」と続けた。
一方のレへチカは、最後のマドリード・オープン出場となるナダルに勝利するのは「ほろ苦い」気分だとしつつ、「彼のような伝説的な選手と同じコートに立つことができたのは信じられない。夢のようだ」と語った。
第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-4、6-7(5-7)、7-6(7-4)で第23シードのヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に競り勝ち、大会での連勝を最長タイの14に伸ばして8強入りした。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は5-7、6-3、6-3で第16シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)に逆転勝ちし、今季のマスターズ1000(ATP Masters 1000)全4大会で準々決勝に進出している。
第5シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は4-6、5-7でフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)にストレート負け。勝ったオジェ・アリアシムが、4強入りを懸けて全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)王者のシナーと激突する。
第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は第17シードのアレクサンダー・バブリク(Alexander Bublik、カザフスタン)を7-6(7-3)、6-4で退け、これで全てのマスターズ1000で8強入りを果たしたことになった。
第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は第21シードのフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)に3-6、4-6で敗れた。
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2024年04月30日 09:33
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は29日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-0でサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)に完勝し、8強入りを果たした。
シフィオンテクは最初のゲームを落としてから12ゲームを連取し、ソリベストルモを一蹴した。準々決勝では第11シードのベアトリース・ハダード・マイア(Beatriz Haddad Maia、ブラジル)と対戦する。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は同胞のマディソン・キーズ(Madison Keys)に6-7(4-7)、6-4、4-6で敗れた。
ガウフは7度のブレークを喫したほか、13本のダブルフォールトを犯し、試合後には「サーブをキープできなかったことが響いた」と嘆いた。「サーブは改善中で、多くのマイナーチェンジを施しているところ」としつつ、「調子がいいときは間違いなく武器になるし、あとは安定感を高めるだけ」と話した。
勝利したキーズは、準々決勝で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)と顔を合わせる。2022年大会を制したジャバーは第9シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に6-0、6-4で快勝した。
この日が17歳の誕生日だったミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は第12シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を7-6(7-2)、6-4で破り、準々決勝に進出した。
次戦は前回大会の4回戦で敗れた第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と再戦する。大会連覇を狙うサバレンカは第13シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を4-6、6-4、6-3で下した。
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2024年04月30日 08:59
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は29日、男子シングルス3回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-7(5-7)、6-3で世界ランク91位のペドロ・カチン(Pedro Cachin、アルゼンチン)を下し、4回戦に進出した。
2024年04月29日 12:21
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、女子シングルス3回戦が行われ、連覇を狙う大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-1、6-7(5-7)、6-4で19歳のロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)を下し、16強入りを果たした。
全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)覇者のサバレンカは、自身初戦となったマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との2回戦に続き、第1セットを取ったところからフルセットの苦戦を強いられたが、2時間半の末にモンゴメリーを退けた。
試合後のインタビューでは「勝てて非常にうれしい。相手が信じられないようなテニスをした」とモンゴメリーをたたえ、「このような試合を予想していた。彼女は若く、前に試合も見ていたので、素晴らしいバトルになると思っていた」と話した。
第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は6-1、6-4でマヤル・シェリフ(Mayar Sherif、エジプト)にストレート勝ちを収めた。
29日で17歳になるミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)も、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)覇者で第7シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を7-5、6-1で破り、2年連続の4回戦進出を決めた。
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2024年04月29日 09:50
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-3、6-3でチアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)を下し、16強入りを果たした。
連覇を狙うアルカラスは今大会が右前腕のけがからの1か月ぶりの復帰戦で、この日も腕にはスリーブを着用していたが、自身初戦となった2回戦のアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)に続いて快勝。母国の熱狂的なファンの前で再び素晴らしいパフォーマンスを発揮し、全仏オープン(French Open 2024)を前に良い状態にあるように見える。
本人も試合後のインタビューで「きょうはどうなるか少し不安があったかもしれない。チアゴはハードヒットをしてくる選手で、前腕が耐えられるか分からなかった」と明かしつつ、「きょうは試金石だった。違和感もなく、最高の感触。ここからは良くなっていくだけ」と手応えを口にした。
4回戦では昨年の決勝で対戦した第23シードのヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)と対戦する。
第4シードで、2018、21年大会王者のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、7-5でデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)にストレート勝ち。第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)を7-6(12-10)、6-4で退けた。
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2024年04月28日 10:37
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に快勝した。
前回準優勝のシフィオンテクは、今大会で今季3度目のWTA 1000制覇を目指す。4回戦では地元期待のサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)と対戦する。
2022年大会覇者で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は7-5、2-6、6-4のフルセットで第32シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)を退け、16強入りした。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)も6-4、6-1で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、4回戦へ駒を進めた。
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2024年04月28日 09:17
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6(8-6)、6-3で大会第10シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を下し、3回戦に進出した。
2024年04月27日 12:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-4、3-6、6-3でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との接戦を制し、連覇に向けて3回戦に進出した。
世界ランキング2位のサバレンカは、今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で優勝して以降は調子が上がらず、相手の善戦もあって2時間9分で激闘を制した。
第1セットは強打を誇るサバレンカが先取したものの、第2セットは逆に主導権を握られ、結局世界48位のリネッテに勝負を最終第3セットまで持ち込まれた。それでも四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇る実力者のサバレンカは、相手のブレークポイントを3度しのいでサービスゲームをキープすると、ネットをかすめるウイナーを決めてブレークに成功し、ゲームカウント5-3でリード。最後はエースをたたき込んで勝利を締めくくり、ロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)との3回戦に駒を進めた。
前週のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)で今季ツアートップの3勝目を挙げるなど絶好調を維持している第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は、ルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti、イタリア)に6-4、6-3で快勝。次戦の相手は、同大会で準優勝を収めた第25シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を6-2、7-5で撃破したマヤル・シェリフ(Mayar Sherif、エジプト)に決まった。
第6シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)は、ユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に5-7、0-2とリードされたところで、太ももの負傷を理由に途中棄権した。
昨年大会では4回戦進出の快進撃を見せたロシア出身の16歳ミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は、第29シードのリンダ・ノスコバ(Linda Noskova、チェコ)との10代対決に臨み、4-6、6-3、6-3で逆転勝ちを収めた。
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2024年04月27日 12:09
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-2、6-1でアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)を下し、自身大会初戦を突破した。
世界ランキング3位のアルカラスは、腕のけがでモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)の出場を見送り、約1か月ぶりとなる復帰戦となったが、連覇に向けて母国のクレーコートで輝きを放った。
試合後には「いつ復帰できるか不透明で、かなりタフな1か月だった」と明かすと、「きょうは、難しい試合の中で感触を確かめることを優先した」「かなりの好感触だったし、リズムはつかめなかったが、かなり高いレベルでプレーできたと思う。ここマドリードで再びプレーできるのは、すごくうれしいし喜んでいる」とコメントした。
アルカラスは次戦、チアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)と対戦する。ザイブチ・ビウチは第28シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)に6-4、6-4で番狂わせを演じた。
第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は6-1、6-4で予選勝者のファクンド・バグニス(Facundo Bagnis、アルゼンチン)を退け、連敗を4で止めた。
2018年大会と21年大会の覇者である第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に6-3、6-2で快勝し、3回戦に進出した。
また、ダニエル太郎(Taro Daniel)は第24シードのタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)に6‐4、3‐6、4‐6で敗れた。
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2024年04月26日 17:09
国際テニス連盟(ITF)は25日、女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)の決勝ラウンドについて、これまでのグループステージを廃止して、史上初のノックアウト方式で行うことを明らかにした。
11月12日から20日までスペイン・セビリア(Seville)のエスタディオ・ラ・カルトゥーハ(Estadio La Cartuja)で行われる今年の決勝ラウンドでは計12か国が出場。上位4シードが1回戦が免除され準々決勝から出場し、他の8チームが1回戦からプレーする。
今月に行われた予選ラウンドの結果、前回覇者のカナダに加え、オーストラリア、チェコ、英国、ドイツ、イタリア、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、米国、そして開催国スペインが決勝ラウンドに臨むことが決まっている。
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