2021年08月04日 06:50
東京オリンピック準決勝で日本を1-0で破ったスペイン代表。延長後半に決勝ゴールを決めたのは、レアル・マドリーFWマルコ・アセンシオだった。彼は「幸せ、とても幸せだ!僕らは素晴らしい!金メダルに向かうぞ」とのメッセージをSNSにポスト。昨季までレアルで戦ったセルヒオ・ラモスも「Ole tus huevos」とコメントを送っていた。これは勇気を讃えたり、賞賛に値することだと誉める言葉で、「よくやった」というような意味だそう。【動画】レアルであった久保建英とアセンシオと手つなぎシーンスペインはブラジルとの決勝に勝てば、1992年バルセロナ大会以来となる五輪金メダル獲得となる。
2024年05月05日 11:47
南野拓実が所属するモナコは現地5月4日に開催されたリーグ・アンの第32節で、最下位に沈むクレルモンとホームで対戦。4−1で一蹴し、2位を維持している。
この全4ゴールに関与する圧巻のパフォーマンスを見せたのが南野だ。まずはスコアレスで迎えた16分、ペナルティエリアの外でボールを収めると、右足を一閃。鮮やかゴラッソを叩き込み、先制点を挙げる。
【動画】南野拓実が自画自賛した圧巻ゴラッソ!
1−1に追い付かれて迎えた37分に、ブレール・エムボロの勝ち越し弾をプレアシストすると、57分にはDFに当たってアシストはつかなかったものの、主砲ウィサム・ベン・ヤーデルのゴールをお膳立てする。
そして87分、再びベン・ヤーデルへ絶妙のラストパスを送り、アシストをマークした。
躍動した南野について、現地メディアも高く評価。フランス紙『Le Figaro』は、「注目すべきパフォーマンス」「前線の太陽の男」と称賛した。
「上隅への見事なシュートで始まった日本人にとってのパーフェクトゲームで、チームはすぐにリードした。 彼は、パートナーへ理想的なパスを提供しながら、前半でさらに2つのチャンスを作り出した」
また、『FOOT MERCATO』は「ミナミノは20メートルの位置で完璧なシュートを放った」とスーパーな先制点を称えている。
キレキレの日本代表アタッカーは、これで今シーズンの成績は9ゴール6アシストとなった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 11:33
MLSのインテル・マイアミでプレーするリオネル・メッシ。
6-2で大勝した5日のNYレッドブルズ戦で1ゴール5アシストと全得点に絡む活躍を見せた。
メッシは後半3分に同点弾をアシストすると2分後にルイス・スアレスのアシストから逆転ゴールをマーク。Lionel Messi goals are inevitable! 🚨
The first player to 10 goals this season puts @InterMiamiCF on top. pic.twitter.com/GuUEShfmdb
— Major League Soccer (@MLS) May 5, 2024
その後、スアレスのハットトリックを全てアシストするなど6点全てを演出した。 That Messi to Luis Suarez connection is unstoppable! @LuisSuarez9 scores off the volley for his 8th goal of the season and @InterMiamiCF is cruising. pic.twitter.com/5QQAdvp93R
— Major League Soccer (@MLS) May 5, 2024
MLSによれば、1試合5アシストも1試合で6得点に絡むのも史上初だそう。
日本代表がメッシに勝った!「2010年のアルゼンチン代表伝説スタメン」
また、メッシはこれでサッカー史上初めて通算1200得点に絡んだ選手になったという話もある。
今季12試合で32得点を叩き出しているインテル・マイアミは東地区の首位に立っている(得点数地区2位は10試合で19得点のフィラデルフィア・ユニオン)。
2024年05月05日 11:32
「正直、危機感しかない」と日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターが語った通り、AFC U-23アジアカップ前は下馬評の低かったU-23日本代表。その彼らが大いなる苦境を乗り越え、8大会連続五輪の切符を獲得。さらにアジア王者に輝くという偉業を達成したのだ。
5月3日の決勝ウズベキスタン戦、序盤から劣勢を強いられた。スコアレスのまま延長にもつれ込むかと思われた後半アディショナルタイム、途中出場の山田楓喜が大仕事をやってのける。高井幸太のインターセプトから藤田譲瑠チマ、荒木遼太郎を経由してボールが渡った瞬間、背番号11はやや遠目の位置から迷うことなく左足を一閃。ゴール右隅に鋭い決勝弾を叩き込んだのである。
「点を取る時って、あまりシュートシーンを覚えてないんですよ(笑)。たぶん、ゴールだけを見て、振り抜く形で決めたんだと。それが良かったかなと思います。自分はこういう大舞台で決めるために、常に腐らず準備してきたので、当然の結果かなと思ってますし、日本代表を優勝に導けたことをすごく嬉しく感じます」
4日深夜の帰国直後、山田は改めて歴史的ゴールの瞬間を振り返った。4月25日の準々決勝カタール戦の先制点もそうだが、彼の左足の迫力と精度は突出しており、見る者を大いに魅了する。「日々の練習の積み重ね」と本人は自信をのぞかせるが、職人気質なところは、レフティの先人・中村俊輔と重なって見える。「“中村俊輔2世”みたいな言われ方をしますけど、やっぱり自分は誰かの後釜じゃなくて、“山田楓喜”を見ていただきたいというのはあります。俊輔さんのような素晴らしい左足の持ち主と比べられるのは嬉しいけど、僕は全く別の選手だし、全く違う特徴を持っているので」と彼は語気を強める。
そういった強気の姿勢は、この若武者の魅力。新レフティモンスターは今、一気に階段を駆け上がろうとしているのだ。ご存じの通り、山田は京都サンガF.C.のアカデミーで育った生え抜き選手。2020年にトップに昇格し、4シーズンを過ごして今季は東京ヴェルディへの期限付き移籍を決断した。京都時代はコンスタントに出番を得られなかったが、新天地では開幕から右FWの定位置を確保。6試合に出場し、2本の直接FKを含む3ゴールをゲット。凄まじいスタートダッシュを見せている。
「今年の目標として『自分の価値を高めて、どんどん名を売っていく』ということを、移籍した時から決めてました。これから山田楓喜をどんどん世界に知らしめていかないといけないんで、今はまだ途中。何も満足していないので、本当にこれからという感じですね」と彼は語っていたが、今大会は知名度を上げる絶好の機会になったはず。山田家の長男に代々つけられるという「喜」の字のように、多くの人々に喜びを与える好パフォーマンスを披露した山田は、プロフットボーラーとしての価値を一段階、引き上げたのは間違いないだろう。
とはいえ、大事なのはここから。東京Vに戻って活躍し続けなければ、約2カ月半後のパリ五輪行きは叶わない。実際、パリ世代の2列目は最大の激戦区だ。同じレフティでFKを蹴れる久保建英の参戦も想定されるだけに、キャラクターが少し被る山田が18人枠に滑り込める保証はないのだ。
「五輪はロンドン、リオ、東京とずっと見てきましたし、4年に一度の祭りみたいな大会。もちろんその舞台には立ちたいです。だけど、あまり意識しすぎず、これから一歩一歩、成長していくことが、何よりも大事だと思ってます。五輪代表争いに関しても、周りと比べても仕方ない。選ばれる選ばれへんに関係なく、そこがゴールじゃないし、まだまだこの先、サッカー選手としてのキャリアは続いていく。最終的に誰よりも活躍してる自信はあるので、高みを見据えてこれからまた成長していきたいなと思います」
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2024年05月05日 11:03
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、カタールで開催されたU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の決勝でウズベキスタンと対戦し、1−0で勝利。
2024年05月05日 10:11
レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワがカディス戦を振り返った。4日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。
ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・マドリードとカディスが対戦した。試合は、前半からレアル・マドリードが主導権を握ってスコアレスのままハーフタイムを迎えると、51分にブラヒム・ディアスが先制点をマーク。68分にはジュード・ベリンガムが追加点を奪い、後半アディショナルタイムにもホセルが勝負を決める3点目を挙げた。結局、試合は3−0でレアル・マドリードが勝利を収め、遅れてキックオフしたバルセロナがジローナに敗れたことで、4試合を残しながらのリーグ優勝が確定した。
今シーズン開幕前に左ひざ前十字じん帯を断裂する重傷を負い、戦列復帰が近づいていた3月19日に右ひざの内側半月板を断裂したことで、再度離脱していたベルギー代表GKティボー・クルトワ。カディス戦で先発した同選手は、「勝利とクリーンシートに満足している。シーズンを通して戦ってきた末の勝利だ」と白星奪取を振り返り、「レアル・マドリードの選手だと感じられるのはとても嬉しいことだし、今日はファンからたくさんの愛情をもらったからなおさらだ。いつも感謝しているよ」と復帰の喜びと感謝を口にしている。
また、「予定では3月にトレーニングマッチをするはずだったが、残念ながら半月板を切ってしまって、今はチームと一緒に練習しているだけ。11対11の試合は9カ月ぶりだった」と明かしつつ、「でも気分は良かったし、スペースもよく読めた。忘れてはいなかったね。パスは少し慣れる必要がある」と手応えと課題を告白。最初の負傷から268日が経過しての復帰に対しては、「この日を何度も想像していた。最初はシーズンが終わったと思った」と当時を回想しつつ、「復帰の可能性をカディス戦に合わせていたが、とても調子が良かったから前倒しすることもできた。この不運で、今シーズンプレーできるかどうかわからなかったが、チームを助けるために必要な場合に備えてここにいる」と力強く語った。
2024年05月05日 10:00
シュトゥットガルトは4日に行われたブンデスリーガ第32節でバイエルン・ミュンヘンを3-1で撃破した。伊藤洋輝は左サイドバックとしてフル出場で勝利に貢献している。
『Stuttgarter Zeitung』は「マクシミリアン・ミッテルシュタットの欠場により、日本人DFは左SBに移動。出場停止の同僚に比べて前への推進力は劣っていたが、後方で堅実な仕事、優れたポジショナルプレー、ランニングの高い意欲を見せた。ハイライトシーンは少なかったが、いいパフォーマンス」として3点の評価を与えていた。
『Sky』によれば、シュトゥットガルトがホームでバイエルンに勝つのはほぼ17年ぶりだとか。これで残り2試合で2位バイエルンと3位シュトゥットガルトとの勝点差は2ポイントに。Optaによれば、シュトゥットガルトはクラブタイ記録となるシーズン21勝目を記録。獲得勝点は16位だった昨季よりもすでに34ポイント増えており、これはブンデス記録となるものだそう。
昨季は降格寸前だったが、来季はUEFAチャンピオンズリーグに出場することになる。セバスティアン・ヘーネス監督も「今季経験できたことについてチームを代表して感謝したい。言葉では言い表せないほどだ!」と歓喜していた。
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一方、バイエルンはレアル・マドリーとのCL準決勝2ndレグを前にラファエル・ゲレイロとエリック・ダイアーが負傷。ダイアーは頭部裂傷だが、ゲレイロは松葉杖姿になっており、トーマス・トゥヘル監督は「ラファは2ndレグを欠場するだろう。とても苦々しい」とこぼしていた。
2024年05月05日 09:28
2024年5月3日にFC町田ゼルビアが柏レイソルを2-0で破った試合、躍動したのは町田の47番、荒木駿太だ。今季リーグ戦初スタメンのアタッカーは2トップの一角を任されると、鋭い飛び出しと果敢なチェイシングで存在感を示す。 そして9分に見事なお膳立てからオ・セフンの先制弾をアシストし、さらに69分にはナ・サンホのクロスにヘッドで合わせて貴重な追加点を奪った。試合後、1ゴール・1アシストと活躍した荒木は次のようなコメントを残している。「U-23代表の試合はチェックしていて、とても刺激を受けました。彼ら(藤尾翔太と平河悠)がいなくても勝てることを証明して、ふたりには申し訳ないけど戻ってきてもポジションはないぞ、そんな気持ちでやってきました」 そんな荒木について、「たいしたことはない」と意外な反応を示したのが昌子源だ。「特別に足が速いわけでもヘディングが強いわけでもない」
それでも昌子源は「でも」と続ける。「相手の嫌なことを分かっている。1点目のクイックなんて、あいつひとりの個人プレーですよ。得点シーン以外にも何回もロングスローで裏に抜けたり、あれだけで相手のラインは瞬間的に下がるので、ああいうのがあいつの良さかな。みんなから愛されているキャラで、良い選手ですよね。翔太も、悠も帰ってくるし、ここで奮起しないといけないという想いでやっていたと思います」 「たいしたことはない」と言ったのは、これで満足するなという昌子なりの檄なのかもしれない。取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長) 【記事】日本が2016年以来4大会ぶりのアジア王者に! 後半ATの山田弾&GK小久保のPKストップでウズベキスタンを1−0撃破、パリ五輪GSの対戦国も決定【U-23アジア杯/決勝】
2024年05月05日 09:09
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、リーグ優勝の喜びを語った。
2024年05月05日 08:58
23-24スペイン1部リーグは4日、第34節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は3-0でカディス(Cadiz CF)に勝利。その後に2位FCバルセロナ(FC Barcelona)がジローナ(Girona FC)に2-4で敗れたことと合わせ、レアルの最多記録を更新する36回目のリーグ優勝が決まった。
レアルは8日に行われるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝第2戦をにらんでメンバーを大幅に入れ替えたが、それでも選手は仕事を完遂。ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)のゴールで51分に先制すると、ジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)、ホセル(Joselu)の追加点で快勝した。
この時点でレアルとバルセロナの勝ち点差は暫定で14ポイントに開き、その後にバルセロナが敗れたことで、残り4試合での逆転は不可能となった。
対するジローナは、今季1回目の対戦と同じスコアでバルセロナを下し、レアルと勝ち点13差の2位に浮上した。また、1部4シーズン目でクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場も決めている。
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2024年05月05日 08:53
自画自賛の一撃だった。
現地5月4日に開催されたリーグ・アンの第32節で、南野拓実が所属するモナコがホームでクレルモンと対戦。4−1で大勝を収めている。
怒涛のゴールショーは南野のゴラッソから始まる。16分、ペナルティエリアの外でボールを収めると、右足で放った見事なコントロールシュートをゴール右上に叩き込んでみせた。
モナコの公式サイトによれば、日本代表アタッカーはこう語っている。
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「個人的には今日、勝点3を獲得できてうれしい。この最後の3試合は非常に重要であり、リールとブレストが追いつく可能性があるので、1つも失うことはできない。だから、僕たちは進み続けなければならない」
1ゴール・1アシストを含む全4得点に絡んだ18番は、「このゴールにとても満足しているよ」と話し、超絶弾をこう振り返っている。
「相手がボールロストをして、足もとにボールが来て、その瞬間に周りにスペースがあったので時間があった。だからボールをコントロールした。シュートが上隅に決まって本当にうれしい。素晴らしいゴールだったね」
本人も納得の一撃だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 08:42
2024年5月3日、FC町田ゼルビアが柏レイソルを2-0と勝利。今季ここまで連敗はひとつもなく、首位に返り咲いた。それでも、昌子源に満足した様子はない。「連敗しないで行こうというのは口で言うほど簡単ではない。ただ、監督もおっしゃっていましたが、一回負けたから連敗しないために力を出すんじゃダメだと思う」 勝って、なお渇く勝利への欲求。「前の試合でどれだけ良くても、次の1週間の練習でダメだったらスパーンと選手を外す監督なので。そこの危機感は凄い」
そうした感覚があるからこそ、サボれない。「ここは監督だけじゃなく、コーチもめちゃくちゃ求めてくる。どこにも厳しい目があるから、サボれない。もちろん優しく接してくれる時もありますが、基本的にはそういう環境。J1に昇格してトップチャレンジと言い続けていて、今何位にいようがチャレンジャーの気持ちを持つ。これが徹底されているのは凄いです」 だから、昌子は1位に返り咲いても満足することはない。「この4節、勝ち負けを繰り返している。やっぱり連勝ですよね。監督もおっしゃっていましたが、連勝するチームにしていきたい。連敗しないチームって凄いけど、結局1回負けているので、連勝のほうが嬉しいです」 確かにその通り。真理をつくコメントだ。 5月6日の京都サンガF.C.で連勝なるか。勝負にこだわりたい。取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)【記事】日本が2016年以来4大会ぶりのアジア王者に! 後半ATの山田弾&GK小久保のPKストップでウズベキスタンを1−0撃破、パリ五輪GSの対戦国も決定【U-23アジア杯/決勝】
2024年05月05日 08:38
23-24フランス・リーグ1は4日、第32節の試合が行われ、2位ASモナコ(AS Monaco)は南野拓実(Takumi Minamino)の今季9点目などでクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)を4-1で下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場に前進した。
2024年05月05日 08:06
苦しんだ末の栄冠だ。
5月3日にカタールで行なわれたU-23アジアカップ決勝で、日本代表はウズベキスタン代表に1−0で勝利し、4大会ぶり2回目の優勝を飾った。
日本は後半アディショナルタイム、高井幸大がセンターサークルでボールを奪うと、藤田譲瑠チマ、荒木遼太郎とつなぎ、山田楓喜がペナルティエリアの外から左足のミドルシュートで先制点を奪う。
終了間際には、ビデオアシスタントレフェリーの介入で、関根大輝のハンドによるPKを献上。だが、このピンチを小久保玲央ブライアンのファインセーブでしのぎ、パリ五輪出場権獲得に続く快挙を成し遂げた。
米スポーツチャンネル『ESPN』は、この一戦を「約30年にわたってアジアサッカーのスタンダードとなってきた伝統的強豪の日本と、14得点無失点の5連勝で決勝に進んだ今大会好調のウズベキスタンの間には、確かに違いがあった」と評している。
【PHOTO】U-23日本代表のウズベク戦出場16選手&監督の採点・寸評。PKストップのGK小久保をMOMに。決勝弾の山田楓も高評価
同メディアは「ウズベキスタン陣営は絶望していたが、彼らは胸を張ってカタールを去るべきだ」と、日本を苦しめたウズベキスタンを称賛。そのうえで、「2回目の優勝を祝ったのは、落ち着いて品格のある日本だった」と、日本の“格”をたたえている。
ESPNは日本の得点シーンを「トランジションのスピードからアシスト、そしてフィニッシュまで、ほぼすべてが日本らしさとされる品格を表していた」と評価。「間違いなくこの2週間はベストからほど遠かったが、それでも優勝する道を見つけた」と報じた。
「初の2回目の優勝を飾った日本は、一時的な調子とは別に永続的な格を示した」
日本はパリ五輪のグループDでパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月05日 08:05
日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPは4日の第32節ポルティモネンセ戦に3-0で勝利、リーグ優勝まであと一勝に迫った。
スポルティングのホームとして今季最高となる49,557人が駆けつけた一戦では、ポルティモネンセのGK中村航輔とMF福井太智も先発出場している(守田は途中出場)。
『A Bola』は、ポルティモネンセのベストプレイヤーに中村を選出し、8点の高評価を与えていた。
「中村が自分の地位を主張するのに3分もかからず。相手のシュートを6本阻止。この日本人が2点目を奪われるのを何度も阻止した方法はこの試合の物語のひとつだった」
3失点したチームのGKがここまで評価されることはなかなかないはず。
ハイライトでは中村が前半に見せた好セーブの数々が確認できる(動画1分10秒から)。
なぜか日本代表の森保監督が頑なに招集しなかった5名
また、『Mundo Deportivo』も、「ピッチ上で最高の選手のひとりだったGK中村の無数のセーブのせいでスポルティングはこれ以上の結果を残せず」と伝えていた。
2024年05月05日 07:43
アーセナルは4日のプレミアリーグ第36節ボーンマス戦に3-0で勝利し、暫定ながら首位をキープした。
日本代表DF冨安健洋は左サイドバックとしてフル出場している。
『Football London』では「左SBとしてまたも非常にソリッドなプレーを見せた。残りシーズンにポジションを確保できるフィットネスがあるようだ」、『90min』でも「ソリッドで規律正しい。相手のビルドアップを壊した」として、それぞれ7点の評価を与えていた。
海外日本人、欧州から見た市場価値が最も高い11人(最新版)
残り2試合の首位アーセナルと残り3試合の2位マンチェスター・シティとの勝点差はわずか1ポイント。
シティはこの日のウルヴス戦に5-1で勝利しており、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「得失点差はありえないし、引き分けも許されない。アーセナルの戦い方は非常にいいし、安定している。3試合だ。2試合に勝って、自分たちの運命を自ら掴んで3試合目に到達したい」と話していた。