2024年05月04日 13:00
U-23日本代表はパリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップで優勝を果たした。 白熱の展開となったウズベキスタンとの決勝戦には1-0で勝利。サッカー通として知られる元日向坂46の影山優佳さんも優勝を祝福している。 Instagramのストーリーに「日本代表優勝おめでとうございます!夏が待ちきれない!!」と綴っていたのだ。 影山さんは日本時間午前2時半キックオフだったイラクとの準決勝も「明日の収録や稽古を頑張るためにも今は夜更かしして熱烈応援なうです!!」とライブでテレビ観戦していた。 日本はパリ五輪ではグループDに入り、パラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。 パリ五輪に出られないことが決定している最強の5人 なお、日本代表のキャプテンである遠藤航も拍手とハートの絵文字でU-23日本代表の優勝を祝福していた。
2024年05月18日 14:20
ニューカッスルが、アーセナルに所属するイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの獲得に動いているようだ。17日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。
現在26歳のラムズデールはボーンマスやシェフィールド・ユナイテッドなどを経て、2021年夏にアーセナルへ完全移籍で加入した。ドイツ代表GKベルント・レノ(現フルアム)から定位置を奪い、昨シーズンは久々のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。
しかし、今シーズンはブレントフォードから期限付き移籍で加入したスペイン代表GKダビド・ラヤに正GKの座を奪われ、公式戦の出場はここまで11試合のみ。昨年5月にはクラブとの契約を2026年6月末まで延長したが、今シーズン終了後に退団する可能性が取り沙汰されている。
一方のニューカッスルには現在、イングランド代表GKニック・ポープとスロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカが在籍している。ただ、前者は32歳、後者は35歳となったことから、若い実力者を探しているようだ。そこで、エディ・ハウ監督とボーンマスで共闘したラムズデールに白羽の矢が立った。
報道によると、ニューカッスルはラムズデールの獲得に向け、移籍金1500万ポンド(約30億円)を用意。同選手には5年契約を用意しているという。同選手の移籍が成立した場合は、ドゥブラフカの退団が認められることになりそうだ。
なお、ラムズデール本人も自身のSNSで移籍の噂に言及し、「初耳だよ(笑)」と反応。ただ、複数の情報筋が『テレグラフ』紙に語ったところによると、ニューカッスルとラムズデールの個人合意に向けた交渉は進展している模様。クラブ間合意に達しさえすれば、同選手は活躍の場をロンドンからタインウェアへ移すことに前向きなようだ。
News to me 😂— Aaron (@AaronRamsdale98) May 17, 2024
2024年05月18日 14:00
かつて快足ウィンガーとして一世を風靡した元ナイジェリア代表FWティジャニ・ババンギダ。
そのババンギダが兄弟や妻子とともに交通事故に巻き込まれる痛ましい出来事があった。
ティジャニの兄であるイブラヒムは事故で死亡。『Timeline』などによれば、1歳になる息子も事故に巻き込まれて手術中に死亡したという。また、妻も片目を失ったそう。
みんながお世話になった「ウイイレ史上最強の戦士たち」
重傷を負いながらも命を取り留めたティジャニは、容態が安定してきたそうで、こう話したとのこと。
「我が信仰のために、なぜこのようなことが起こったのかを神に問うことは適切ではない。痛みは関係ない。彼は与えもするし、奪いもする。時が経てば、神は私に内なる力を与えてくださると信じている」
ババンギダは10人兄弟で、亡くなったイブラヒムや弟のハルナも元サッカー選手。
2024年05月18日 13:49
シント・トロイデン(STVV)に所属する元日本代表FW岡崎慎司が、ホームでの現役ラストマッチを終えた。STVVが公式YouTubeで同選手の言葉を伝えた。
今年2月に今シーズン限りでの現役引退を発表した岡崎は、17日に行われたジュピラー・プロ・リーグ プレーオフ第9節OHルーヴェン戦で、GK鈴木彩艶、MF伊藤涼太郎、MF山本理仁、MF藤田譲瑠チマとともに先発出場(※DF小川諒也は負傷欠場)。今月に入ってケガから復帰したばかりでコンディションが万全でないなか、前線で精力的にプレーした。そして52分、両チームの選手が作った花道に送り出されてピッチを後にし、STVVの本拠地『大王わさびスタイエンスタジアム』でのラストゲームを終えた。
1−1のドローに終わった試合後、ホームラストゲームの感想を問われた岡崎は、まずトルステン・フィンク監督への感謝を口に。「最後まで『フィンクが監督で良かったな』と思う場面があって。今日も最初20分で『(体調は)どうだ?』という感じで、フィンクは当然勝ちたいので、そこで当然の意見を話してもらえた。『自分は出たいです』と答えて、そこで僕の決意も固まって、(ケガから)復帰して結構足が痛いなかでのプレーだったのですが、吹っ切れてとりあえず飛ばして行こうかなと、『みんな見てくれ』と。『前半やり切らせてほしい』と言って、監督が使い続けてくれた」
「ずっと、そういう生き方をこのヨーロッパでやってきた。最後までやり切るという意味では、“らしい”終わり方だったなと思います。さらに、ああいう風に相手チームまでやってもらえる(花道を作ってもらえる)のも想像してなかったので、本当にいい終わり方ができたと思います。
また、同胞の後輩たちに囲まれながらの引退については、素直に「幸せですね」と岡崎。欧州を舞台に日本人選手たちと切磋琢磨してきた自身のキャリアを振り返り、大きな可能性を秘めた若手たちにエールを送った。
「自分自身がヨーロッパに来て、何度も日本人の選手とブンデスでもプレミアでもスペインでもやりましたし、常にそこの場に日本人がいて、その選手たちのおかげで僕もやってこれたと思っている」
「今回シント・トロイデンで若い選手たちと一緒にやりながら、こういう選手たちをプレーで引っ張れない悔しさをめちゃくちゃ感じつつ、それが自分の引退を決意させる一つの要因ではあった。逆にこういう選手たちがもっと上にいってほしいなという思いがやっぱりあるので、そういう選手たちと一緒に最後を迎えたというのは運命なのかなとも思いますし、それを含めていい終わり方だったなと思います」
1986年4月16日生まれの岡崎は、滝川第二高校卒業後の2005年に清水エスパルスでプロデビュー。J1リーグ通算121試合の出場で42ゴールを記録した。2011年1月にシュトゥットガルトへ移籍し、2013年夏からはマインツでプレー。ブンデスリーガでは通算128試合の出場で37ゴールを記録した。
2015年夏に加入したレスターでも主力として活躍し、持ち味のハードワークで“奇跡”のプレミアリーグ優勝に大きく貢献。同クラブで4シーズンを過ごした後はスペインに渡り、ウエスカやカルタヘナでプレーした。
日本代表で国際Aマッチ通算119試合に出場し、歴代3位となる50ゴールを挙げたストライカーは、2022年夏からSTVVに加入。2年目の今季は負傷の影響もあって思うように出場時間を得られず、今年2月に今季限りでの現役引退を発表していた。
STVVの今シーズン公式戦は残り1試合。DF渡辺剛、MF横田大祐が所属するヘントと25日に敵地で対戦する。
【試合ハイライト動画】シント・トロイデン 1−1 OHルーヴェン
2024年05月18日 13:45
20年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルの指揮官が自身の原点について明かした。
2024年05月18日 13:30
バイエルンの指揮官トーマス・トゥヘルは、ブンデスリーガ最終節、アウェイのホッフェンハイム戦にイングランド代表FWハリー・ケインが欠場することを認めた。
昨夏にバイエルンに加入したケインはここまで公式戦45試合で44ゴール12アシストをマーク。リーグだけでも36ゴール8アシストという圧巻の記録を残しており、タイトルこそ獲れなかったものの、素晴らしいシーズンを送っている。
CL準決勝2ndレグのレアル・マドリード戦で途中交代をしたケインについて、「背中を痛めた」と語っていたトゥヘル。前節のヴォルフスブルク戦もメンバー外となっており、心配されていたが、状態は悪化しているようだ。
「ハリーは専属ドクターの治療を受けている。彼は行けない。マドリードではすでに限界だった。彼がプレイするのはギリギリの決断だった。彼は背中を負傷し、それがさらに悪化して日常生活にも支障をきたしている。試合に出場するチャンスはなかった」(英『THE Sun』より)
ケインの負傷は思ったより深刻なようだが、さらに心配されるのはEUROへの出場だ。約1カ月後に開幕するEUROでイングランド代表を引っ張るエースとしての活躍が期待されており、優勝候補とも言われる代表チームにケインの存在は欠かせない。
数日以内にEUROに挑むイングランド代表のメンバーが発表されることが予想されているが、エースストライカーの状況が心配だ。
2024年05月18日 13:30
ドイツの名門であるボルシアMGに所属する福田師王。
20歳のアタッカーは今季途中にトップチームに昇格すると、ブンデスリーガデビューも果たした。
『FuPa』によれば、ボルシアMGのリザーブチーム(U-23)を率いるエウゲン・ポランスキ監督は「福田師王は素晴らしい成長を遂げた」と評価していたそう。
福田はブンデスリーガでは4試合で計20分ほどしかプレーしていないが、4部リーグのリザーブチームでは21試合で7ゴール4アシストと活躍している。ドイツの地で確かな成長を見せているとクラブ内でも評価されているようだ。
是か非か…「Jリーグを断って欧州へ渡った日本人の逸材7名」
福田はパリオリンピックに出場できる年齢だが、果たして。
2024年05月18日 13:09
リーグ・ドゥ(フランス2部)の第38節(最終節)が17日に行われ、オセールに所属するFWオナイウ阿道がハットトリックを達成した。
オセールは今季リーグ・ドゥで優勝争いを続け、最終節を前に優勝&1年でのリーグ・アン復帰を決めていた。17日に行われた最終節では、残留争いの真っ只中にあるコンカルノーを本拠地『スタッド・ドゥ・ラベ・デシャン』で迎え撃った。
試合は21分に先手を取られたものの、前半の終盤にオナイウが同点ゴールを記録。後半に入るとオナイウは見事なボレーシュートを含む2得点で、今季2度目のハットトリックを達成。チームを逆転へ導くとともに、今季の自身の得点数を「15」に伸ばした。
チームはその後1点を追加し、終わってみれば4−1でタイムアップ。この結果、オセールが今季最終戦を大勝で終えた。オナイウは終盤の86分に途中交代している。
【スコア】
オセール 4−1 コンカルノー
【得点者】
0−1 21分 ブヴィク・ムシティ・オコ(コンカルノー)
1−1 40分 オナイウ阿道(オセール)
2−1 63分 オナイウ阿道(オセール)
3−1 80分 オナイウ阿道(オセール)
4−1 85分 ゴティエ・ハイン(オセール)
2024年05月18日 13:00
J1で4連勝を飾り、首位に立つ王者ヴィッセル神戸(町田ゼルビアも同勝点)。
2024年05月18日 12:51
日本サッカー協会(JFA)は5月18日、公式Xを更新。今季限りで現役を引退する元日本代表FW岡崎慎司に感謝のメッセージを送った。
JFAはジャパンのユニホームを着た岡崎のグラフィックを公開し、こう綴った。
「サッカー日本代表として、2008年の北京オリンピック、そしてFIFAワールドカップ3大会に出場。歴代3位となる50得点を記録した岡崎慎司さんが現役を引退されました。ダイナミックで勇気溢れるゴールをたくさん見せてくれました。多くの感動とわくわくをありがとう」
【画像】「感動とわくわくをありがとう」JFAが岡崎慎司に感謝
この投稿には、以下のような声が上がった。
「泥臭いゴールの先駆者」
「いじられキャラも代表にはなくてはならない存在でしたね」
「ミラクルレスターや代表での試合など沢山の夢をありがとう!!」
「ミラクルレスターのDFWとかいう造語を作り出した史上最高の雑草」
「代表でもクラブチームでもいっぱい夢見させてもらいました」
「たくさんの感動をありがとう」
「日本代表のレジェンド」
「この人にはほんまにサッカーを楽しませてもらったと思う」
「エスパルスでも記念試合やってほしいな」
「炎のダイビングヘッドは忘れない!」
日本サッカー史に残る38歳のストライカーが、ファンから喝采を浴びている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月18日 12:50
今季限りでの退任を発表しているウェストハムのデイビッド・モイーズ監督。2019年の年末にマヌエル・ペジェグリーニの後任として2度めの監督就任を果たし、22-23シーズンにはヨーロッパカンファレンスリーグのタイトルを獲得。これはウェストハムにとって64-65シーズン以来の主要タイトル獲得となった。
そんな功績をもたらしたモイーズも、いよいよチームを去る。トップハーフの9位で迎えた最終節はアウェイでマンチェスター・シティの本拠地エティハド・スタジアムへ乗り込むが、これがモイーズ体制最後の試合となるはずだ。
シティは2位アーセナルと2ポイント差で首位に立っているが、この試合に敗れるか引き分けに終われば、アーセナルの逆転優勝の可能性が高くなる。アーセナルといえばモイーズとともにタイトル獲得に貢献したMFデクラン・ライスが今季輝いているが、試合前の記者会見でライスを支援することがモチベーションになるかと問われたモイーズ監督は、「ノー」と答えた。英『The Standard』がコメントを伝えている。
「ここにいる誰もがデクランを愛している。誰もが彼のことを覚えているだろうが、我々はデクランのためにやっているのではなく、自分たち自身のためにやっているのだ」
「私たちはできるかぎりの最善を尽くす必要があり、自分たちがやっていることに集中する必要がある。(ライスが)うまくいくことを願っているよ」
モイーズといえばアーセナルの現監督ミケル・アルテタともつながりが深い。長くエヴァートンを率いていた時代に中心選手として活躍したのがアルテタだからだ。くしくも現在のアーセナルと関わりが深い人物となったモイーズがアーセナルの命運も握ることになったが、最終節はどうなるだろうか。
2024年05月18日 12:30
今シーズン限りでの引退を決めた元日本代表FW岡崎慎司。
17日に現役ラストマッチになるシント=トロイデン対ルーヴェン戦に先発出場した。
この試合では、シント=トロイデンの鈴木彩艶、伊藤涼太郎、山本理仁、藤田譲瑠チマ、岡崎、ルーヴェンは三竿健斗と明本考浩と日本人7名が先発。試合前には三竿からも岡崎に花束が手渡された。
岡崎は53分までプレーし、試合は1-1の引き分けで終了している。
試合後、現役ラストマッチを戦い終えた岡崎はこう話していた。
「(トルステン・)フィンクが監督で良かったなって思える場面があって。今日も最初は20分でどうだみたいな感じだったんですけど、フィンクはやっぱ勝ちたいんで。
その当然の意見を話してもらえて、自分は出たいっすみたいな。そこで僕の決意も固まって。結構復帰して足痛いなかでのプレーだったので、でも、もう吹っ切ってとりあえず飛ばしていこうかなって。で、(プレーを)見てくれみたいな。もし行けそうだったら、最後まで使ってほしい、前半はやり切らして欲しいって言って、監督がそれで使い続けてくれたんで。
なんかずっとこういう生き方をこのヨーロッパでやってきたなと思ったので、最後までやり切るという意味ではらしい終わり方だったと思います。
さらにああいう風にやってもらえるのも想像しなかったんで、相手チームまでやってもらえて、本当にいい終わり方ができたと思います。
(先発出場した日本人のチームメイトたちに伝えたいことは)幸せですね、なんか。自分自身がヨーロッパに来て何度も日本人の選手とブンデスでもプレミアでもスペインでもやったし、常にそこの場に日本人がいてその選手たちのおかげで僕もやってこれたと思っているので。
今回、シント=トロイデンで若い選手たちと一緒にやりながら、こういう選手たちをプレーで引っ張れない悔しさっていうのをめちゃくちゃ感じつつ、それも自分の引退を決意させるひとつの要因ではあったので。
逆にやっぱこういう選手たちがもっと上に行ってほしいなっていう思いがあるので。そういう選手たちと一緒にこうやって最後を迎えたっていうのはなんか運命なのかなっていう風にも思いますし、本当にそれも含めていい終わり方だったなと」
『Sporza』でも、「マンオブザマッチは岡崎にするべきか。レスターでの信じられない優勝と日本代表通算50ゴールで知られるこの日本人戦士は引退する。今日はひとつのアクション以外は目立たなかったが、これほどのキャリアを積んだ彼は賞賛に値する」と讃えていた。
「岡崎慎司がプレーした最強同僚ベストイレブン」がすごい
シント=トロイデンは25日のヘント戦で今季を終える。
2024年05月18日 12:30
アルゼンチン1部のデポルティーボ・リエストラに所属するDFマテオ・アポロニオが14歳29日という衝撃の年齢でデビューを飾った。
2024年05月18日 12:15
サッカーオランダ・エールディビジのフェイエノールトを率いるアルネ・スロット(Arne Slot)が17日、来季からイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)の指揮官に就任すると明言した。
今季限りで退任するユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の後任となる。公式発表はされていないが、就任を認める発言をした。
スロット監督は昨季終了後にフェイエノールトとの契約を3年延長しており、英BBCは先月、違約金は940万ポンド(約18億6000万円)に上ると伝えていた。
スロット監督はAZアルクマール(AZ Alkmaar)を経て2021年からフェイエノールトの指揮官に就任し、1年目にチームをヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)準優勝に導くと、昨季はリーグ優勝を果たした。
フェイエノールトは、19日に行われるスロット監督のラストゲーム後に本拠地で惜別のセレモニーを開くと発表している。
チームはオランダ杯(KNVB Beker 2023-24)で優勝するなど力強いシーズンを送っており、リーグ戦では王者PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に次ぐ2位で最終節を迎える。
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・サラーがクロップ監督と衝突、しゃべれば「火が付く」と多く語らず
2024年05月18日 12:10
勝点57でプレミアリーグ8位のマンチェスター・ユナイテッド。ユナイテッドにとって、今季は難しいシーズンになってしまった。新共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は来季に向けて大鉈を振るうと思われ、スタジアムのリニューアル計画や練習場施設の見直しなど、すでにさまざまな動きがあると伝えられている。
選手も大幅に入れ替えがありそうだ。ラスムス・ホイルンド、アレハンドロ・ガルナチョ、コビー・メイヌーの若手3名以外はすべて放出候補たりうるという話もあり、夏にどのような動きがあるのか大いに注目される。
そんななか、元ユナイテッドのウェイン・ルーニー氏が来季のユナイテッドについて口を開いた。ルーニーもまた、現在のチームの大半を入れ替えなければならないと感じているようだ。そんななかでも、キャプテンのMFブルーノ・フェルナンデスだけは残すべきだと『sky sports』で語った。
「ブルーノを中心にチームを構築しなければならない。彼はクオリティが高く、戦う姿勢を持っている。でも他の選手は全員排除されると思う」
「大規模な排除が必要だ。1年以内にそうなるわけではないと思うが、今後数年以内にそうなるだろう」
ブルーノ・フェルナンデスは技術だけでなく戦える選手でもあり、また今季のユナイテッドにおいて彼が孤軍奮闘しているように見える瞬間があったのも確かだ。ルーニー氏はマーカス・ラッシュフォードについても「マーカスはどこか別の場所でプレイする時期が来たかもしれない。彼は自分自身にその質問をする必要がある」と厳しい言葉を送っており、ブルーノ以外のほぼ全員に今季低迷の責任があると考えているようだ。
すでにDFラファエル・ヴァランの退団が発表されているが、夏にチームはどこまで変わるだろうか。
2024年05月18日 12:00
17日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督は定例記者会見の場で自身の去就について、「2月にクラブと交わした約束は有効だ。残留交渉はあったが、合意には至らなかった」と語り、今季限りで退団すると明言した。
トゥヘル監督の去就をめぐっては、新監督候補と目されていたシャビ・アロンソ監督(レヴァークーゼン)、ユリアン・ナーゲルスマン監督(ドイツ代表)、ラルフ・ラングニック監督(オーストリア代表)らの招聘に失敗したことで、退団を取りやめて来季も引き続きバイエルンで指揮を執る可能性が現地メディアでは取り沙汰されていた。
実際、トゥヘル監督も会見で語ったように、クラブの首脳陣はトゥヘル監督に残留を要請していたようだ。ドイツ紙『Bild』によると、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでレアル・マドリードに敗れた後、首脳陣はトゥヘル監督の残留を選択肢の一つとして本格的に検討を開始し、15日に取締役のマックス・エバール氏、ヤン・クリスティアン・ドレーゼン氏、スポーツディレクターのクリストフ・フロイント氏とトゥヘル監督の代理人が残留に向けた交渉を行ったという。
この交渉が決裂した原因は、契約期間の違いにあったようだ。首脳陣が退団発表前までに結んでいた来年2025年6月末までの契約をそのまま履行するように求めたのに対して、トゥヘル監督の代理人は、残留するならば少なくとも2026年6月末までの新たな契約が必要であると主張。結局両者の溝は最後まで埋まらなかった。
このことについて、来年夏に改めて前述のシャビ・アロンソ監督や今季限りでリヴァプールを退団するユルゲン・クロップ監督の招聘に乗り出したいバイエルン首脳陣は、トゥヘル監督を当座をしのぐための¨つなぎ役¨としか見ていなかったことが破談を招いたのではないかと『Bild』は指摘している。
トゥヘル監督の残留も選択肢から消えて、果たしてバイエルンは誰に来季の指揮を託すのだろうか。