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2021年06月16日 12:26
男子テニス、ノベンティ・オープン(NOVENTI OPEN 2021)は15日、シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)はジャン・レナード・ストラフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)に6-7(6-8)、3-6で敗れた。 世界ランキング2位のメドベージェフは第1セットを5-2でリードしていたが、そこから同45位のストラフに逆転を許し、まさかの初戦敗退となった。 錦織圭(Kei Nishikori)は予選勝者リカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis、リトアニア)に6-3、2-6、6-2で競り勝ち、セバスチャン・コルダ(Sebastian Korda、米国)との2回戦へ駒を進めた。 第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は同胞のドミニク・コーファー(Dominik Koepfer)に6-4、3-6、6-3で勝利。2回戦ではウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)と顔を合わせる。 第4シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)は、ダブルスでペアを組むカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)を6-3、7-6(7-5)で倒した。 20歳のフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)はホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)を6-3、7-5で下し、第5シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と2回戦で対戦することが決まった。■関連記事 ・フェデラー、ストレート勝ちで2回戦進出 ノベンティOP ・マレー、自身の世界トップ返り咲きに懐疑的 ・今年のウィンブルドンは観客上限5割、決勝は満員で実施へ
2024年04月29日 09:50
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-3、6-3でチアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)を下し、16強入りを果たした。
連覇を狙うアルカラスは今大会が右前腕のけがからの1か月ぶりの復帰戦で、この日も腕にはスリーブを着用していたが、自身初戦となった2回戦のアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)に続いて快勝。母国の熱狂的なファンの前で再び素晴らしいパフォーマンスを発揮し、全仏オープン(French Open 2024)を前に良い状態にあるように見える。
本人も試合後のインタビューで「きょうはどうなるか少し不安があったかもしれない。チアゴはハードヒットをしてくる選手で、前腕が耐えられるか分からなかった」と明かしつつ、「きょうは試金石だった。違和感もなく、最高の感触。ここからは良くなっていくだけ」と手応えを口にした。
4回戦では昨年の決勝で対戦した第23シードのヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)と対戦する。
第4シードで、2018、21年大会王者のアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、7-5でデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)にストレート勝ち。第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)を7-6(12-10)、6-4で退けた。
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2024年04月28日 10:37
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-1でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に快勝した。
前回準優勝のシフィオンテクは、今大会で今季3度目のWTA 1000制覇を目指す。4回戦では地元期待のサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)と対戦する。
2022年大会覇者で第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は7-5、2-6、6-4のフルセットで第32シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)を退け、16強入りした。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)覇者で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)も6-4、6-1で第32シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を下し、4回戦へ駒を進めた。
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2024年04月28日 09:17
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は27日、男子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6(8-6)、6-3で大会第10シードのアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)を下し、3回戦に進出した。
今季限りで引退する意向を表明しているナダルは、最後の出場になるとみられるマドリード・オープンで勝ち残りを果たしたが、最高の状態に戻るまでにはまだ「時間が必要」だと語った。
デミノーとは2週連続の対戦で、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)では敗れていたが、見事な内容でその借りを返した。3回戦ではペドロ・カチン(Pedro Cachin、アルゼンチン)と対戦する。
しかし、試合後のインタビューでは、本調子には「まだ遠い。時間が必要だ。2時間以上プレーしたことには大きな意味がある」と話し、「とにかく一歩ずつ。後はここから体がどう回復するかだ」と続けた。
第6シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は世界ランク118位のチアゴ・モンテイロ(Thiago Monteiro、ブラジル)に4-6、4-6で敗れた。チチパスはモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)で優勝すると、前週のバルセロナ・オープンでも準優勝し、クレーコートでは直近11戦でわずか1敗だったが、まさかの初戦敗退となった。
第1シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は6-0、6-3でロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)に完勝し、同じイタリア人選手に対する無敗記録を13に伸ばしている。
第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は2-6、6-4、6-4でマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)に逆転勝ちし、3回戦へ駒を進めた。
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2024年04月27日 12:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は6-4、3-6、6-3でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との接戦を制し、連覇に向けて3回戦に進出した。
2024年04月27日 12:09
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-2、6-1でアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)を下し、自身大会初戦を突破した。
世界ランキング3位のアルカラスは、腕のけがでモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)の出場を見送り、約1か月ぶりとなる復帰戦となったが、連覇に向けて母国のクレーコートで輝きを放った。
試合後には「いつ復帰できるか不透明で、かなりタフな1か月だった」と明かすと、「きょうは、難しい試合の中で感触を確かめることを優先した」「かなりの好感触だったし、リズムはつかめなかったが、かなり高いレベルでプレーできたと思う。ここマドリードで再びプレーできるのは、すごくうれしいし喜んでいる」とコメントした。
アルカラスは次戦、チアゴ・ザイブチ・ビウチ(Thiago Seyboth Wild、ブラジル)と対戦する。ザイブチ・ビウチは第28シードのロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)に6-4、6-4で番狂わせを演じた。
第7シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)は6-1、6-4で予選勝者のファクンド・バグニス(Facundo Bagnis、アルゼンチン)を退け、連敗を4で止めた。
2018年大会と21年大会の覇者である第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は、ボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に6-3、6-2で快勝し、3回戦に進出した。
また、ダニエル太郎(Taro Daniel)は第24シードのタロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)に6‐4、3‐6、4‐6で敗れた。
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2024年04月26日 17:09
国際テニス連盟(ITF)は25日、女子の国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2024)の決勝ラウンドについて、これまでのグループステージを廃止して、史上初のノックアウト方式で行うことを明らかにした。
11月12日から20日までスペイン・セビリア(Seville)のエスタディオ・ラ・カルトゥーハ(Estadio La Cartuja)で行われる今年の決勝ラウンドでは計12か国が出場。上位4シードが1回戦が免除され準々決勝から出場し、他の8チームが1回戦からプレーする。
今月に行われた予選ラウンドの結果、前回覇者のカナダに加え、オーストラリア、チェコ、英国、ドイツ、イタリア、日本、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、米国、そして開催国スペインが決勝ラウンドに臨むことが決まっている。
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2024年04月26日 16:38
男子テニス、ドイツ出身の元名選手ボリス・ベッカー(Boris Becker)氏(56)が債務者との取引で破産の免責が認められたと、同氏の弁護士が25日に明らかにした。
独ベルリンに拠点を置く弁護士はAFPに送った発表文で、「破産管財人と合意した結果、2017年に開始されたボリス・ベッカー氏の破産は、昨日英ロンドンの高等法院が下した決定により法的に終了した」と述べた。
その一方で、合意内容の詳細については、「現時点では」引き続き機密事項であるとしている。
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で3度の優勝を誇ったベッカー氏は、250万ポンド(約4億8600万円)の資産およびローンを隠して借金返済を免れた破産法違反で、2022年4月に禁錮2年6月の実刑判決を受けた。
英国の外国人受刑者に関する法律に基づいて同12月に釈放された後は、ドイツへ強制送還されていた。
ベッカー氏はスペイン・マヨルカ(Majorca)島に所有していた300万ポンド(約5億8000万円)以上の不動産の未払いをめぐって債権者に5000万ポンド(約97億円)の返済義務があり、2017年に破産宣告を受けた。
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2024年04月26日 10:14
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は25日、男子シングルス1回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算22勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-0のストレートで16歳のダーウィン・ブランチ(Darwin Blanch、米国)に快勝し、大会に別れを告げる中で2回戦に駒を進めた。
2024年04月26日 09:53
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は25日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は2-6、6-4、5-7で大会第15シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)に敗れた。
大坂は、第2セットで2度のブレークダウンから巻き返して試合を最終セットにまで待ちこんだが、最終的には屈した。
前週のオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(Open Capfinances Rouen Metropole 2024)で、2022年の全仏オープン(French Open 2022)以来となるクレーコートでの公式戦で敗れていた大坂は、今大会の初戦で約2年ぶりとなるクレーコートでの白星を挙げていた。
試合後に大坂は、「うれしいとは言いたくないけれど、反撃できてよかった。(前週の)フランスでの試合とは大きく違うから、あの試合から学べてうれしいけれど、負けたのはもちろん残念」と述べた。
「正直なところ、スライディングの部分ではなくてタッチの部分(が問題)。ボールはとらえられている気がするけれど、うまく置くことができなかった」
第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-1、6-4で王曦雨(Wang Xiyu、中国)を退け、初優勝を目指す中で3回戦へ駒を進めた。全仏では3度の優勝を飾っているシフィオンテクだが、欧州クレーコートの主要大会では唯一マドリード・オープンでの優勝はなく、昨年も準優勝に終わっている。
また、第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)はアランチャ・ラス(Arantxa Rus、オランダ)に6-0、6-0の圧勝を飾った。
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2024年04月25日 10:48
男子テニス、元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は24日、「しっかりと戦える状態」にないと感じた場合は、最多14回の優勝を誇る今年の全仏オープン(French Open)には出場しないと述べた。
今週出場するマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)の会見で、「これからの3週間で何が起こるかは分からない。戦い続けるし、パリ(全仏オープン)でプレーするために自分がやらなくてはならないと思うことをやる」としつつ、「今の状態なら出場しない。もしパリがきょうだったらコートには上がらない。それが現実。しっかりと戦えるという手応えがある場合にのみパリでプレーする」と発言した。
ナダルは股関節のけがで昨季の大半を棒に振り、今年1月のブリスベン国際(Brisbane International 2024)で復帰したが、筋肉系の問題ですぐさま再離脱し、今シーズンはここまで5試合のみの出場となっている。今季のクレー初戦となった前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は2回戦敗退。マドリード・オープンでは25日の1回戦で16歳のダーウィン・ブランチ(Darwin Blanch、米国)と対戦する。
マドリード・オープンに向けては「100パーセントでプレーできる状態ではないが、あす試合をする準備はできている。マドリードで最後にもう一度プレーすることが自分にとっては大切」と語った。
その一方で、現役最後になる可能性があるとして迎えている今シーズンは、これまで思い描いたようにはいっていないとも話し、「数週間前はツアーでもう一度プレーできるかも分からなかった」「完璧ではない。でも少なくともプレーはできているし、自分にとってとても大切ないくつかの大会で楽しむことができている。コートの上でおそらく別れを告げられるという事実は喜べる」と述べた。
状態については、技術ではなく「体の制限」に問題があると説明。「この1年半から2年はいろいろなことがあった。体の感覚が自分の望む形での戦いを許してくれていない」とコメントした。
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2024年04月25日 10:05
テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は24日、女子シングルス1回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)はラッキールーザーのグリート・ミネン(Greet Minnen、ベルギー)を6-4、6-1で下し、クレーコートで2022年以来となる白星を挙げた。
大坂は米国のハードコートで育ち、これまで赤土では苦戦することが多かったが、この日は2年ぶりとなるマドリード・オープンの試合で快勝し、第15シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)との2回戦に駒を進めた。
試合後に大坂は「今は以前よりずっとクレーを受け入れられている」と話し、「(クレーには)美しさがあると思う。今はクレーが得意な選手からひらめきを得ている。イガ(・シフィオンテク<Iga Swiatek、ポーランド>)のようになりたいとかいうわけではなく、自分の持っているものでベストを目指したい」と語った。
この日の試合については「フォアハンドで何度かいい感じでスライディングができたと思う。そこについては自分でもうれしかった」「相手がいいドロップショットを打ってきていたが、自分も結構うまく拾えたと思う」と振り返り、「動きの面ではどんどん感覚が良くなってきている。ショットも何本か重いボールを打てた。この感じを続けていければと思う」と述べた。
また、今夏にパリ五輪が全仏オープン(French Open)の会場で開催されることも、クレーコートでいいプレーをしたいというモチベーションになっていると明かし、「五輪は本当に大きな目標。心から出場したいと思っている」と付け加えた。
その他の試合では、大坂と同じく元全米オープン(US Open Tennis Championships)覇者のエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が予選勝者のマリア・ルルデス・カルレ(Maria Lourdes Carle、アルゼンチン)に2-6、2-6でストレート負けを喫した。
前週のオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール(Open Capfinances Rouen Métropole 2024)を制した2017年の全米オープン女王スローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)は6-3、5-7、6-4でマルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan、イタリア)に競り勝ち、クレーでの連勝を6に伸ばした。
元世界ランキング2位で、昨年疲労骨折した腰の痛みに今も苦しんでいるパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)は6-2、3-6、3-6で予選勝者の同胞ジェシカ・ボウサス・マネイロ(Jessica Bouzas Maneiro)に敗れた。
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2024年04月23日 11:56
男子テニス元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、9月に独ベルリンで行われる欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup)に出場することが決まった。
2024年04月23日 09:47
男子テニス、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が22日、今週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)を欠場すると表明した。5月26日に開幕する全仏オープン(French Open 2024)での連覇を目指し、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2024)には出場したいとしている。
歴代最多24回の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るジョコビッチは、マドリード・オープンの出場を辞退し、この日発表された大会のドローにも入らなかった。今季はまだ一つもタイトルを手にしておらず、スケジュールの軽減を決めた中でわずか4大会の出場にとどまっている。
スペイン・マドリードで同日開かれた今年のローレウス・ワールド・スポーツ・アワード(2024 Laureus World Sports Awards)で、通算5度目の年間最優秀選手賞に選出されたジョコビッチは、授賞式後に報道陣に対し、「残念ながら、今年はマドリードでプレーできない。ローマ(イタリア国際)には出る予定で、順調に準備が整い、そうなることを望んでいる」と語った。
「今年は自分にとって少しばかり違う年になっていて、まだベストのテニスを見いだせていない。ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)には出たい」とも話したジョコビッチ。マドリード大会では過去3回の優勝を誇る一方で、直近4年間で3度目の欠場となる。
マスターズ1000(ATP Masters 1000)の大会を見送るのも3月のマイアミ・オープン(Miami Open 2024)に続いて今年2度目となる中で、これから「体を仕上げて」いき、「特に自分にとって最も重要な部分であるローラン・ギャロス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)、パリ五輪、そして全米オープン(US Open Tennis Championships 2024)」に備えるとしている。
一方、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、引き続きけがからの復活を目指す中、マドリード・オープン1回戦では米国の16歳ダーウィン・ブランチ(Darwin Blanch)との対戦が決まった。順当に2回戦に進出すれば、前週のバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)で敗れた世界11位のアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)との再戦が控える。
前回覇者で第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は、右腕のけがからの復帰戦となる2回戦でアレクサンドル・シェフチェンコ(Alexander Shevchenko、カザフスタン)とアルトゥール・リンデルクネシュ(Arthur Rinderknech、フランス)の勝者を迎え撃つ。
ジョコビッチの欠場で第1シードとなった世界2位のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)も2回戦から登場し、同胞のロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego)と予選勝者の勝者と対戦する。
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2024年04月22日 12:45
男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2024)は21日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)が第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を7-5、6-3で下し、キャリア最大のタイトルを獲得した。
前週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2024)決勝ではチチパスに敗れており、そのリベンジにもなった。
ルードはこれが通算11勝目だが、過去の10勝はいずれもATP 250でのものだったため、ATP 500の今大会のタイトルはキャリア最大となった。
試合後にはスペインのスポーツチャンネル「テレデポルテ」に対し「大きな意味のある優勝だ。キャリアで獲得した中で最も大きなタイトルであり、ずっと追い求めてきたものだ」と喜んだ。
今季進出した過去3回の決勝ではいずれも敗れていたが、ついに初優勝を果たし、マッチ勝利数もツアー最多の29勝としている。
一方のチチパスは精彩を欠き、連勝が10で止まった。
試合後には「バルセロナではベストのテニスができなかった。1週間を通して自分のショットがモンテカルロのときのような効果を発揮できている感じがしなかった」「きょうはメンタル的な余裕もなかった。キャスパーが良すぎた」と振り返り、大会のコートが自分のショットに合っていなかったとも話した。
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2024年04月22日 11:03
女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)は21日、シングルス決勝が行われ、大会第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)が6-2、6-2でマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を下し、優勝を果たした。
準決勝で3連覇を狙った世界ランキング1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を破ったルバキナは、両セットとも2回のブレークに成功し、コスチュークをわずか1時間9分で退けた。
ルバキナはこれがブリスベン国際(Brisbane International 2024)とムバダラ・アブダビ・オープン(Mubadala Abu Dhabi Open 2024)に続く今季3勝目で、通算8勝目。クレーコートでは通算3勝目となった。
世界ランク27位のコスチュークも、今大会はトップ10の鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)、ココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)、マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を破って厳しいドローを勝ち上がってきたが、最後はストレートで快進撃を阻まれた。
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