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2026年07月19日 16:17
全日本プロレス19日の後楽園大会で、アジアタッグ王者の「アツハヤ」青柳亮生(26)、ライジングHAYATO(27)組が、安齊勇馬(27)、小藤将太(25)の挑戦を退け、初防衛を果たした。 試合は攻守が目まぐるしく入れ替わるハイスピードな攻防となった。場外戦でも両軍は華麗な飛び技を披露して、会場を沸かせた。HAYATOは客席から、安齊、小藤両者にダイビングボディーアタックを決め、圧倒した。 対する挑戦者組・小藤はHAYATOにドロップキックを連発し、卍固めで締め上げた。さらにシド・ヴィシャス(ライオンサルト)は自爆させ、安齊が援護のジャーマンで追い込んだ。小藤は亮生にスタイルズクラッシュを決め、HAYATOにも狙った。 しかし、スタイルズクラッシュを丸め込んだHAYATOが形成逆転。人でなしドライバーで小藤を叩きつけ、最後はトドメのシド・ヴィシャスで貫禄の3カウントを奪った。 激闘を制したHAYATOは、挑戦者組へ「なかなか強かったけど、アツハヤの敵じゃないよ。いつでもリベンジしていいから、期待して待ってるよ」と健闘をたたえた。 また、亮生は、開幕を控えるジュニアヘビー級選手によるシングルリーグ戦「ゼンニチJr.フェスティバル2026」を見据え「アツハヤが優勝決定戦を戦うことは間違いないでしょう。正々堂々とやりましょう」とHAYATOと握手を交わし、チャンピオンとしての自信をのぞかせていた。
2026年07月20日 21:05
大阪プロレスの「大阪城下祭」(20日、大阪・TTホール)で4大タイトルマッチが行われ、大阪プロレス選手権は王者・松房龍哉が佐野蒼嵐を退け、3度目の防衛に成功した。
ユニット「ValteX(ヴァルテックス)」の仲間同士の対戦となった同選手権。両者とも持てる技をすべて出し切る大熱戦となったが、王者に一日の長があった。佐野の必殺技・無双も返して、最後はカナディアンデストロイヤーの松房版・龍蟠虎踞(りゅうばんこきょ)で29分26秒の熱闘にピリオドを打った。松房は「戦ってくれてありがとう」と佐野を称えていた。
また、タッグ選手権はTORU、浅川紫悠組がラフファイトと反則攻撃で王者組(タコヤキーダー、アルティメット・スパイダーJr)を圧倒。散々痛めつけてから、TORUがスパイダーを脳天砕きで沈め、新王者となった。
大阪ライトヘビー級選手権は王者SUZAKUが、大瀬良泰貴をヴァーミリオン・スプラッシュで仕留めて初防衛に成功。王者・大坂丈一郎にえべっさん、タイガースマスクが挑んだ大阪名物世界一選手権3WAYマッチは、タイガースマスクが大坂をフォールしてベルトを腰に巻いた。
2026年07月20日 21:00
東京女子プロレスの20日浜松大会で、昨年の東京プリンセスカップ覇者・がニレプリを掲げて好発進した。この日に開幕した「第13回東京プリンセスカップ」で、昨年覇者の渡辺は地元・浜松凱旋の小夏れんと1回戦で激突した。
地元ファンの大声援を背に、小夏はショルダーバイツやひつじ座コメットなど得意技を繰り出して食らいつく。しかし、渡辺は圧倒的なパワーで押し返し、丸め込みもことごとく切り抜けると、最後はカナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ち。2連覇へ向けて危なげなく初戦を突破した。
昨年のトーナメント制覇を足掛かりに、プリンセス・オブ・プリンセス王座まで駆け上がった渡辺。3月に王座を荒井優希へ明け渡したものの「今もプリンセスなんですけど」とキッパリ。さらに「前(ぜん)プリンセストーナメント覇者で、元プリンセスチャンピオンということで、2連プリンセス、ニレプリを目指しています」と独自の造語を披露し、報道陣をけむに巻いた。
「絶対に勝ってプリンセスに返り咲きたい」。珍フレーズを残した渡辺は、ニレプリ実現へ2回戦・愛野ユキ戦に挑む。
2026年07月20日 20:45
東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者・荒井優希が20日、この夏の主役へ名乗りを上げた。
この日のアクトシティ浜松展示イベントホール大会で、シングルトーナメント「東京プリンセスカップ」が開幕。2日前に山下実優との死闘を制してプリンセス王座を死守した荒井は、メインイベントで風城ハルと対戦した。
風城の執ような腕攻めに苦しめられたものの、終盤は王者の底力を発揮。フルネルソンバスター、ビッグブーツでたたみかけ、最後はサソリ固めで絞り上げてギブアップ勝ち。危なげなく初戦を突破した。
試合後、荒井は「2日前にこのベルトも防衛することができたし、この勢いでこの夏を荒井一色に染めていきたい」と、プリンセス王者として初の東京プリンセスカップ制覇へ意欲。2回戦で対戦する中島翔子とは2022年5月以来のシングルマッチで、これまで未勝利とあって「負けない。初めて勝つ」と力を込めた。
2026年07月20日 20:37
RIZINは20日、都内で会見を行った。
2026年07月20日 20:30
バルセロナ五輪柔道銀メダルでプロレスラーとしても活躍した元暴走王小川直也氏(58)が、自身のYouTubeチャンネル「小川直也の暴走王チャンネル」を更新。武者修行時代に決行した驚異の肉体改造について振り返った。
1997年4月の新日本プロレス東京ドーム大会でプロデビューした際には、柔道着を着用していた。かねて明かしている通り、これは師匠の故アントニオ猪木さんの指示によるもので、おなかの膨らみが目立つぽっちゃり体形を隠すためだった。ところが「柔道で培った体だから、なかなかヤセなかった。いろいろ試したけど、一向にヤセない」(小川氏)ため、師匠からファスティング(断食)を紹介された。
どんなものだったのか。期間は3日で、2日前から準備期間に入り「朝からジュース飲んで、青汁飲んで昼も一緒。夕方ちょこっと飲んで、夜また飲む」を3日間繰り返して、練習は極力控えた。小川氏によると「最初は大変だった。おなかが減るから、頭にぷかぷか浮かぶのよ、牛丼とかカレーライスとか、かつ丼とか…」と漫画の1コマのようだったという。
しかも…師匠とコーチだった初代タイガーマスク(佐山サトル)は初日だけで、ファスティング合宿を切り上げたとか。小川氏は「俺はそのまま残って3日間やり遂げたんだけど…」と苦笑いするが、自身にはフィットした。何よりコンディショニングの意識改革につながり「そこから夜遅くは食事を取らないとか変えていった」と食生活を改善。おなかがすいた時にはナッツやドライフルーツを口にして過ごした。
この成果もあって、130キロあった体重は110キロまで減らすことができたという。おなかはへっこみ、スリムな体形に変わった。小川氏は「柔道の練習もたまにしていたから、先輩方がたまに(練習に)来た時、オレと気づかなかったくらい、別人に変わってたらしい」と、驚きのエピソードも披露する。
98年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会のドン・フライ戦で柔道着を脱ぎ、上半身裸に黒いショートタイツ姿に変身。その後も定期的にファスティングを行い肉体改造を完成させ、ちょうど1年後となる新日本・東京ドーム大会の橋本真也戦、1・4事変につながった。
元暴走王は「やっぱりプロデュースする人が大事。オレも自己プロデュースはするけど、当時は猪木さんが至れり尽くせりでアイデアを考えてくれた」と、師匠に感謝しきりだった。
2026年07月20日 20:26
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦」(20日、両国国技館)
同級3位で元世界2階級制覇王者の寺地拳四朗(34)=BMB=が、同級4位イスラエル・ゴンサレス(29)=メキシコ=を判定3−0(117−109、116−110、115−111)で下し、日本選手では史上8人目の3階級制覇を達成した。
寺地にとっては1年ぶりの再起戦。2回に右カウンターでダウンを奪い、ペースを握った。3回も力強い右でゴンサレスをぐらつかせ、一気に攻勢に。その後も的確に有効打を重ね、主導権を渡さなかった。5回からゴンサレスが前に出て、激しい打ち合いとなった。
後半に入った7、8、9回、ゴンサレスがさらにプレッシャーを強めて、拳四朗は受け流しながらカウンターで対応。ロープ際でラッシュを受ける場面もあった。それでも10回にゴンサレスの動きが止まったところで拳四朗が攻勢に。強烈な右でダメージを与えた。11、12回は互いに死力を尽くした激しい打ち合いとなり、終了間際に拳四朗が2度目のダウンを奪い、ゴングを迎えた。
勝ち名乗りを受けると、瞳をうるませた拳四朗。「1年ぶりのベルトで本当にめちゃくちゃうれしくて。泣きそうでこらえたけど、ちょっと出ちゃった」と喜びを噛み締め、「3階級で2団体統一はまだいないらしいので僕が日本初の3階級で2団体統一チャンピオンになる。楽しみにしてください」と、宣言した。
昨年7月、リカルド・サンドバル(米国)に敗れ、WBC・WBA世界フライ級統一王座から陥落した。すぐに再起し、12月にはサウジアラビアでIBF世界スーパーフライ級王者ウィリバリド・ガルシア(メキシコ)に挑戦予定だったが、前日計量までクリアした後、相手が体調不良を訴えたため試合中止となり涙をのんだ。
「トラウマ。真夜中の電話が怖い。2回連続(中止)なら生きていけるかな」
敗北以上の失意を経て、仕切り直しの3階級制覇挑戦。過去2階級では王座統一も果たしている名王者は「ここは勝たなあかん。絶対勝って次につなげたい。2回連続で負けられない」と覚悟を示していた。公開練習では一回り太くなった腕で破壊音を響かせた。「スーパーフライ級の体になった。体負けしないのは大きい」。陣営の加藤健太トレーナーが「ボクシング人生の最終章」と代弁する新たな階級での戦いが始まった。
2026年07月20日 18:23
RIZINは20日、都内で会見を行い、9月に大阪で開催する「超RIZIN.5」(9月10日、京セラドーム大阪)の対戦カードを発表。昨年の大みそか以来9カ月ぶりの復帰戦となる“路上の伝説”朝倉未来(34)は、“バカサバイバー”青木真也(43)との対戦が決定した。
榊原CEOは両者の対戦について「まあ本当に青木真也という、もう日本の今のMMA、PRIDE時代からDREAM、ONEを経て、そしてRIZINの15年の旗揚げには桜庭和志との対戦を経て、日本の総合格闘技の歴史を体現してきた男。まあ生き字引のような男。日本の総合格闘技の歴史、光が当たった時代も暗黒時代も、その歴史を乗り越えて、今も戦い続ける青木真也に、個人的にはあんまり好きじゃないけど、リスペクトはしていて。青木真也の死に場所はRIZINで作る。避けては通れないなと。その男を迎え入れる、対戦相手として考えた時に、この11年の歴史を、RIZINをここまで押し上げた張本人は朝倉未来ですから。その朝倉未来と青木真也が時代を超えて、日本のMMAの次の扉を開くような試合を、この2人なら1つの作品としてみせてくれる。そんな期待を抱けた」と熱い思いを語った。
朝倉は昨年大みそかにフェザー級王者シェイドゥラエフに挑み、1回KO負け。眼窩底骨折の重傷を負った。その後、現役続行を宣言し、対戦相手が注目されていた。71キロ契約での対戦。朝倉は「去年の年末にシェイちゃんにやられて、グラップリングに力を入れてやってきた。先週オファーもらった。日本が盛り上がるカード。グラップリングでも負ける気はしない」とキッパリ。「オファーがきたんで受けた。RIZINも含めて1番盛り上がるカードがこれだったんじゃないですか。体重は別に関係ないっすね」と、語り、「1ラウンドで終わらせます」と宣言した。
15年の桜庭和志戦以来11年ぶりのRIZIN参戦となる青木は「(RIZINの)懐の深さに感謝してます。いいことも悪いこともあったが、一生懸命やってきてよかった」と感謝。「恥ずかしながら、恥を忍んで帰ってきました。ONEで終わるつもりだったが、終われず43歳でここにいる。ちゃんと最後形にします」と、力を込めた。
2026年07月20日 17:49
女子プロレス「センダイガールズプロレスリング(仙女)」20日の後楽園大会で、新日本プロレスのエル・デスペラードが黒潮TOKYOジャパン(33)との激闘を制した。
2026年07月20日 17:48
ドラゴンゲート20日の神戸大会でシュン・スカイウォーカー率いるユニット「PSYPATRA(PP)」が一日限りの再結成を果たした。
PPは4月の愛知大会で極悪軍「我蛇髑髏」との金網マッチに敗れ解散。しかし元メンバーのギアニー・ヴァレッタが、2日後楽園大会でシュンに一騎打ちで勝利し、1日限りの再結成を強引に認めさせた。PPからはこの日オープン・ザ・ブレイブゲート王座に挑戦する帆希を除いたシュン、ギアニー、エル・シエロが集結。フラミータ、ルイス・マンテ、ドラゴン・ベイン(ノア)組、KAI、ジェイソン・リー、アルファ・ウルフ(ノア)組と3WAY戦で激突した。
ノアのベイン、アルファがリング上で華麗な空中殺法を見せる中、リング内外でギアニーが大暴れ。フラミータ、マンテ、KAIの3人をまとめてコーナーからマットに叩きつけた。
勢いをつけたPP軍はベインにも合体攻撃をさく裂させ敵軍を分断。リング上にシュンとジェイソンの一騎打ちの状況を作り出した。シュンはムーンサルトダブルニードロップからSSWをさく裂。3カウントを奪って見せた。
試合後シュンはギアニーとリング上で手を合わせた。団体からの退団を控える天空歩人が残す試合は、これで8月4日の後楽園ホール大会のみとなった。
2026年07月20日 17:37
RIZINは20日、都内で会見を行い、9月に大阪で開催する「超RIZIN.5」(9月10日、京セラドーム大阪)の対戦カードを発表。昨年の大みそか以来9カ月ぶりの復帰戦となる“路上の伝説”朝倉未来(34)は、“バカサバイバー”青木真也(43)との対戦が決定した。平本蓮(28)は18日の広島大会で萩原京平にKO勝利を飾ったカルシャガ・ダウトベック(32)=カザフスタン=との対戦が決まった。
朝倉は昨年大みそかにフェザー級王者シェイドゥラエフに挑み、1回KO負け。眼窩底骨折の重傷を負った。その後、現役続行を宣言し、対戦相手が注目されていた。朝倉は「去年の年末にシェイちゃんにやられて、グラップリングに力を入れてやってきた。先週オファーもらった。盛り上がるカード。グラップリングでも負ける気はしない」と宣言。青木は「恥ずかしながら、恥を忍んで帰ってきました。ちゃんと最後形にします」と意気込んだ。
平本は24年7月の超RIZIN3で朝倉を1回TKOで下して以降、怪我などにより長期離脱。5月の神戸大会で皇治と特別ルールによるスタンディングのエキシビションマッチでドロー。今回は2年2カ月ぶりのMMA復帰戦となる。平本は「やっと帰ってきました。本当この試合は絶対勝ちにいきます」と、意気込みを語った。
その他、フェザー級王者シェイドゥラエフ−PFLフェザー級王者AJ・マッキーのダブル王座戦が決定した。
2026年07月20日 16:48
女子プロレス「センダイガールズプロレスリング(仙女)」20日の後楽園大会で、ワールドタッグ王者の岩田美香(30)が、ZONESから貫禄勝利だ。
この日、岩田はタッグパートナーの高瀬みゆきと組んで、ZONES、Chi Chi組と激突。序盤から岩田は強烈なキックでZONESを攻めた。抵抗するZONESから腹部への強烈なエルボーを食らっても、高瀬との連係で痛めつけた。
一方、ハイキックをかわされ、Chi Chiに足をすくわれると、ZONESからの強烈なエルボーが直撃。岩田のトラースキックにもChi Chiが介入してトラースキックを返されてしまう。
しかし、粘る岩田はZONESの頭部にコンビネーションキックを浴びせてフォール。これを返され、最後はシルバーネクストで締め上げ、ギブアップ勝利を果たした。
試合後のマイクでは、高瀬が「戦えば戦うほど、強くて個性的になってる。ぜひまた戦いましょう」と、仙女に継続参戦中のZONES、Chi Chiの健闘をたたえた。しかし、高瀬が岩田にマイクを譲らず、岩田は不満そうな顔のまま、控室に消えていった。
2026年07月20日 16:41
女子プロレス「センダイガールズプロレスリング(仙女)」20日の後楽園大会で、高野玲菜(18)、彩桜(17=アップタウン)の新人コンビが躍動した。
2026年07月20日 11:55
柔道の2008年北京五輪男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(39)が、驚きの最新ショットを披露した。
20日までに自身のインスタグラムを更新し、位置情報をロシアのモスクワにタグ付け。ジムでトレーニングしていると明かし「Progress everyday.」とつづった。
石井はムキムキの肉体を披露。腕も胸元も筋肉で盛り上がっている。ボクシングのトレーニングをする様子も公開し、俊敏な動きを見せた。フォロワーは「鍛え抜かれた肉体」と驚いた。
石井は08年11月に総合格闘技転向を表明し、24年3月に引退した。同年8月には自身のインスタグラムで「予期せぬ病気」により3回の緊急手術を受けたこと明かしている。インスタグラムのプロフィール欄では「MMA Fighter」と自己紹介している。今月の日本時間6日にはコンバット柔術の試合に出場した。
柔道で金メダルを獲得してから18年たった今も、こんなにも立派なボディーとはびっくりだ。
2026年07月20日 06:00
全日本プロレスの綾部蓮(29)が「絶望の夏」発言の真意を語った。
綾部は、25日神戸大会で宮原健斗(37)の持つ三冠ヘビー級王座に挑戦する。19日後楽園大会での前哨戦では、本田竜輝と組んで、宮原、羆嵐組と激突。開始早々、宮原と激しくにらみ合った。宮原から強烈なヘッドバッドを何度も食らい苦しめられたが、綾部も負けじと長い脚で顔面へビッグブーツをお見舞いした。
得意技のアイアン・メイデン(チキンウィング式ドラゴンスリーパー)は羆嵐にカットされ、デスルーレット(旋回式ラストシューティング)も丸め込まれたが、最後は強烈なドラゴンスープレックスで宮原を沈めた。
不意打ちのドラゴンスープレックスでベルト奪取へ弾みを付けた綾部は「元々、威力は十分な自信があったので。(宮原に)体で分からせてやろうと思って」と解説。「技を読み切っている」と豪語する宮原へ一矢報いた。
「絶望の夏になる」と予告する綾部だが、この発言の真意を尋ねると「小さい人間が怪物に向かっていく構図の時、人は人間を応援しますよね? でも、ただ現実を見せつける。この現実を受け入れなければいけない」と絶望は観客視点であると説明した。
身長200センチの自身を「怪物」と例えているが「デカくなろうと思ってたわけでもない。ご飯を食べて、トレーニングして過ごしていたら、どんどんモンスターになっていって」と飄々と語った。一方で「応援されない側という宿命を生まれながらに背負ってる。それはある意味、悲しい」と規格外の体を小さくした。
タイトルマッチを控える悲しきモンスターは「ベルトを取るのは前提として、全日本の特徴であるデカさの最前線として、全日本の大黒柱が宮原健斗という印象を覆す」と宣言。「会場を絶望で包み込みますよ」と不敵な笑みを浮かべ、控室に消えていった。
2026年07月20日 05:01
「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(20日、両国国技館)
前日計量が19日、都内で行われた。WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で3階級制覇に挑む寺地拳四朗(34)=BMB=は300グラムアンダーの51・8キロ、同級4位イスラエル・ゴンサレス(29)=メキシコ=は52・0キロでパス。WBA世界バンタム級王座決定戦に臨む同級1位の増田陸(28)=帝拳、同級2位の比嘉大吾(30)=志成=はともに規定を100グラム下回る53・4キロでクリアした。WBC世界ライトフライ級王者・岩田翔吉(30)=帝拳=はリミットの48・9キロ、同級1位エリク・バディジョ(30)=メキシコ=は48・8キロだった。
スーパーフライ級初陣の寺地は、ひと回り大きい体で計量を終え、「余裕が全然違う。コンディションはバッチリ。ご飯が楽しみ」と笑った。高級食材や肉、うなぎなど計量後の勝負メシを楽しみにしてきたが、「今回は白ご飯に、鮭の西京焼きを仕込んできたので帰ってから焼く」と舌なめずり。前夜に自らスーパーで買った鮭に白みそ、みりん、砂糖を塗って仕込んだといい「鮭のブームが来ている。年齢もあるのか、魚がおいしく感じる(笑)。鮭の脂がおいしくて(減量明けで)しみると思う」と心待ちにした。
昨年12月のサウジアラビアでの一戦は前日計量を終えた後に相手が棄権したため中止となった。それだけに「トラウマで夜の電話が怖い。何もないことを祈るしかない。2回連続(中止)なら生きていけるかな」と苦笑い。昨年7月のフライ級王座陥落を経て、1年ぶりのリングは34歳にとって分水嶺(れい)の一戦になる。「ここは勝たなあかん。絶対勝って次につなげたい。2回連続で負けられない」。“サイキョウ”の元王者が戻り鮭のごとく返り咲きを期した。