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2026年05月23日 10:40
21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した齊藤明雄氏が、今後の西武投手陣のキーマンに佐藤爽を挙げた。 齊藤明雄氏は「スピードはないんですけど、体のしなやかさ、腕の振り、角度を変えて、変化球をストレート、スライダーを中心に緩急でバッターを抑えていく。先発が苦しんだ時に、高橋光成、平良の豪速球の後にうまくかわしていく、バッターの目をくらませるピッチングができるので、キーマンにあげています」と、その理由を説明した。 佐藤爽は24年育成ドラフト4位で入団も、2年目の今季4月末に支配下選手登録をつかむ。プロ初登板となった5月1日のロッテ戦で7回無失点に抑え勝利投手になると、ここまで3試合・16回2/3を投げ、1勝、防御率3.24の成績を残す。14時からのオリックス戦に先発予定だ。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月23日 13:00
4回は打者一巡の猛攻…第3打席で走者一掃の3点二塁打
【MLB】ジャイアンツ ー Wソックス(日本時間23日・サンフランシスコ)
ホワイトソックス・村上宗隆内野手が22日(日本時間23日)、敵地・ジャイアンツ戦に「2番・一塁」で先発出場。4回は打者一巡でこの回2度目の打席が回ると、2死満塁から走者一掃の3点二塁打を放った。
村上は4回無死一塁の第2打席、メジャー移籍後初の死球を受けて出塁すると、その後打線が繋がり、5-0の2死満塁で再び打席が回った。カウント0-2から左腕ボルッキの外角のスライダーを逆らわずに振り抜くと、左翼線へ適時打を記録した。
この一打で36打点はリーグ単独3位に浮上。17本塁打と合わせて2冠も十分に狙える位置にいる。5試合ぶりのアーチとはならなかったものの、ファンが驚いたのは“珍しい”二塁打だ。
村上は開幕から本塁打を量産する一方で、どういうわけか他の長打が生まれない謎の現象が起きていた。試合前の時点で49試合で二塁打は2本だけだった。それだけにファンは「ホームランより見れないと噂の二塁打だー!」「まさか見れるとは笑」「打撃凄まじいな」「ムネ!」「打点王争いにも名乗りをあげた村神様」「村上が2塁打だと!?」「村上タイムリー打ったのねいい感じ」と興奮していた。(Full-Count編集部)
2026年05月23日 12:06
広島は23日、栗林良吏投手の出場選手登録を抹消した。代わって高卒2年目の菊地ハルン投手を登録した。
右腕は22日・中日戦で右脚内転筋の違和感を訴えわずか17球で降板。最終的に2/3回を3安打4失点(自責点2)で今季2敗目を喫した。初回2死二塁から4番・細川に四球を与えた際、右脚に違和感を感じ、自ら球審に申告する形でベンチへと小走りで下がっていった。その後、マウンドに戻って投球を再開したが、阿部と石伊に連続適時打を浴びた。ここで投手コーチとトレーナーがマウンドに歩み寄ってきて、緊急降板となった。
新井監督は「最初は『つった』という感じだった。本人は『行ける』ということだったので、行って。やっぱりちょっとどうかなという感じだったから代えた」と説明。トレーナーからの報告では過去にも痛めた箇所だという。今後については、「病院に行った上での判断。いずれにせよ(登録)抹消になると思う」と明かしていた。
栗林は今季から先発に転向し、すでに2完封をマーク。試合前の時点で防御率はリーグ2位の0・78だったが、この日の登板を経て1・15になったが、上位浮上へ痛いエースの離脱となった。
代わって昇格した菊地は昨季、4試合に登板して防御率2・25をマーク。今季、ファームで17試合に登板し防御率1・35の好成績を残している。
2026年05月23日 11:54
アシュビーの95マイルのシンカーが直撃した
【MLB】ブルワーズ 5ー1 ドジャース(日本時間23日・ミルウォーキー)
ドジャースは22日(日本時間23日)、敵地でのブルワーズ戦に1-5で敗れた。8回には主砲のマックス・マンシー内野手が死球を受け、途中交代する場面があった。気になる右手首の状態。試合後にデーブ・ロバーツ監督が言及した。
1-5の8回2死。マンシーはアシュビーの95マイル(約153キロ)のシンカーを振りに行くも、その1球が右手首付近に直撃。あまりの痛さに悶絶し、しばらく動けなかった。ロバーツ監督らも状態を心配して駆け寄り、交代が告げられた。
試合後、指揮官はマンシーについて「最初の検査の結果は異常なしだった。これは良いことだ」と話し、重傷ではないと強調した。「腫れを引かせるために、彼は2〜3日(次の数試合)は試合から外れることになるだろう。ただ、現時点では、我々は安堵の息を漏らしているところだ」とした。(Full-Count編集部)
2026年05月23日 11:41
19日ヤンキース戦の第2打席以降は快音なし
【MLB】Bジェイズ 6ー2 パイレーツ(日本時間23日・トロント)
ブルージェイズの岡本和真内野手が22日(日本時間23日)、本拠地でのパイレーツ戦に「4番・三塁」で先発出場した。
2026年05月23日 11:28
○ ブリュワーズ 5 − 1 ドジャース ●
<現地時間5月22日 アメリカンファミリー・フィールド>
ドジャースの大谷翔平選手(31)が22日(日本時間23日)、敵地でのブリュワーズ戦に「1番・指名打者(DH)」でフル出場。8試合連続安打を含む2出塁&1打点を記録したが、チームは敗れ連勝は「2」で止まった。
初回の第1打席はブリュワーズの若手右腕・ヘンダーソンと対戦し四球で出塁。二死後、4番・タッカーの打席で二頭を狙うも、ブリュワーズ側からのチャレンジもあり失敗に終わった。
再び先頭だった4回の第2打席は、2ボール2ストライク後の外角チェンジアップを上手く右前へ弾き返し、指名打者出場試合では8試合連続安打をマーク。二死一塁だった5回の第3打席は三たびヘンダーソンと対峙し、最後は低めチェンジアップに体勢を崩され空振り三振に倒れた。
5点を追う7回の第4打席は一死一、三塁の好機で3番手左腕のアシュビーと対戦。1ボール後の高めシンカーを弾き返した打球は左犠飛となり、3試合連続打点をマークした。
4点を追う9回は二死無走者で4番手右腕のパトリックと対戦し左飛。この日は3打数1安打1打点、1四球1三振の打撃結果で、今季の打率は.273、OPSは.882となった。
ドジャース打線は相手先発のヘンダーソンを打ち崩せず6回まで無得点。7回に大谷の犠飛で1点を返すも完封負けを回避するのがやっとだった。
ここまでチームトップの6勝を挙げている先発のロブレスキは、初回に打者一巡の猛攻を受けるなど2回までに5失点。3回以降はノーヒット投球でゼロを刻んだが、5回8安打5失点の結果で2敗目を喫した。
2026年05月23日 11:13
オリックスは23日、5月30日(土)の中日戦で9人組ガールズグループ「NiziU」の MAYUKAさんとMIIHIさんのセレモニアルピッチ実施決定を発表した。
6月6日(土)、7日(日)に京セラドーム大阪で「NiziU Live with U 2026 “NiziU : THE CINEMA”」が開催される。約3年半ぶりのドーム公演に先立ち、関西出身の2人が一足先に駆けつけ、球場を華やかに彩る。
▼ MAYUKA さんコメント
「わたしたちのコンサートよりひと足先に京セラドームのマウンドに立てて嬉しいです!思いっきり投げたいと思います!」
▼ MIIHI さんコメント
「野球が大好きなので始球式に出ることができて本当にうれしいです!NiziU の京セラドームでのコンサートが大成功するように願いを込めて思いっきり投げたいと思います!応援してください!」
2026年05月23日 11:10
22日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した番組MCの谷繁元信氏が、阪神のスタメンについて言及した。
この日の阪神のスタメンはドラフト1位で入団した選手が、立石正広、森下翔太、佐藤輝明、大山悠輔が4人出場し、ドラ1の4人で9安打1本塁打6打点の活躍で、巨人戦の勝利に大きく貢献した。
谷繁氏は「立石もそうですけど、阪神の打線ドラフト1位が4人いるんですよ。近本もいたら5人。すごいですよ、このドラフトは。12球団でそんな打線なかなかないですよ」と驚いていた。
▼22日の巨人戦のスタメン
1(左)立石正広[25年ドラフト1位]
2(二)中野拓夢[20年ドラフト6位]
3(右)森下翔太[22年ドラフト1位]
4(三)佐藤輝明[20年ドラフト1位]
5(一)大山悠輔[16年ドラフト1位]
6(遊)木浪聖也[18年ドラフト3位]
7(捕)坂本誠志郎[15年ドラフト2位]
8(中)高寺望夢[20年ドラフト7位]
9(投)高橋遥人[17年ドラフト2位]
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月23日 11:06
ロッテは23日、5月22日に開始した「マリーンズ ボンボンドロップシール」の一部予約販売について、球団ECサイトで販売した「チャンスくんデザイン」が即日完売となったと発表した。
2026年05月23日 10:57
ジェリーはNPB史上でも元楽天ファンミルに次ぐ歴代2位の長身
■オリックス 5ー1 西武(22日・ベルーナドーム)
身長164センチで現在NPBで2番目に小柄な西武・滝澤夏央内野手が、NPB最長身の213センチ右腕、オリックスのショーン・ジェリー投手と初対戦。3打席の“49センチ差対決”で2安打を放ち躍動した。
22日に本拠地ベルーナドームで行われたオリックス戦。リーグ2位につける西武にとっては、0.5ゲーム差の首位・オリックスとの重要な3連戦の初戦だったが、先発のジェリーに6回まで5安打無得点に封じられ、結局1-5で敗れた。ジェリーに幻惑された打線の中で、1人だけタイミングが合っていたのが「2番・二塁」で出場した滝澤だった。
初回1死走者なしの第1打席では、カウント0-2と追い込まれながら、ジェリーが3球目に投じた外角のチェンジアップに反応し、“逆方向”の三遊間を破る左前打。「やっぱりデカかったです。初対戦で高さ、角度を感じるだろうと思ったので、高めをケアしながら打席に入りました。簡単に追い込まれましたが、なんとか食らいついていこうと思った結果、ヒットになってよかったです」と唇を綻ばせた。
3回2死一塁での第2打席でも快音を響かせる。カウント0-1から内角高めの146キロのストレートを力強く振り抜き、中前へ運んだ。「真っすぐを狙い、思い切っていくつもりでした。一発でとらえることができました」という納得の1打だった。
身長213センチのジェリーはNPB史上でも、2014年に楽天に在籍したルーク・ファンミル投手の216センチに次ぐ歴代2位の長身。一方、滝澤は広島のドラフト3位ルーキーで163センチの勝田成内野手に次いで、現在のNPBでは2番目の小兵である。2人の“ニアミス”が起こったのが、5回2死一塁での第3打席だった。
カウント0-2から真ん中付近の145キロのツーシームを打つも、一ゴロ。一塁のベースカバーに入ったジェリーと、駆け抜ける滝澤の姿が一瞬重なる。滝澤の頭頂部がジェリーの胸の辺りを通過していった。「腕が長いので近くで投げられているような打ちにくさがある」
西武は2月26日に宮崎で行われたオリックスとの練習試合でも、先発したジェリーと対戦していたが、この時も2回1安打1死球無得点に抑えられた。9番でスタメン出場していた滝澤には打席が回ってこなかった。
2度目の対戦でも、西武打線はジェリーを攻略できず、体調不良で欠場したタイラー・ネビン内野手に代わって4番を務めた岸潤一郎外野手は「肘の位置が低いので、そこまで角度は感じませんでした。ただ、腕が長いので、近くで投げられているような打ちにくさがありました」と首をひねった。今後も、滝澤の存在がジェリー攻略の鍵になりそうだ。
滝澤は今季、打率.200で4月を終えたが、5月に入ってから月間打率.347(49打数17安打)と急上昇。今季トータルでも.273に上げた(成績は22日現在)。抜群の身体能力を生かした守備も絶品で、NPBきっての名手である源田壮亮内野手をベンチスタートに追いやり、スタメン遊撃で出場するケースも増えてきた。
だが、2日前の20日のロッテ戦では、1-1の同点で迎えた9回の守備で、先頭打者の遊ゴロをはじく失策を犯し、この回に決勝点を許すきっかけとなった。「絶対にエラーをしてはいけない場面でした。自分のせいで負けたと思っていますし、試合がなかった昨日は休んで気持ちを切り替え、今日は絶対に活躍するという気持ちで臨みました」と明かす。「勝てなかったことは悔しいですが、今後自分で決められる試合を増やしていきたいです。やり返すだけだと思います」と力を込めた。
普段から「小柄な野球少年に、希望や勇気を与えられる選手になりたい」と語る滝澤。「やられたら、やり返す」負けん気の強さが一番の持ち味だ。今季はスターダムへ駆け上がるシーズンになるかもしれない。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
2026年05月23日 10:52
「巨人4−7阪神」(22日、東京ドーム)
阪神のドラフト1位・立石正広内野手がプロ入り初の猛打賞をマークし、勝利に貢献。初のヒーローインタビューでは緊張の様子を浮かべたが、その様子をベンチで見ていた若虎がいた。
グラウンドでマイクを向けられ、プレーの躍動感とは裏腹に緊張気味の表情を浮かべた立石。これにドラフト3位の岡城がベンチで微笑ましく見つめ、入団年は違うが同い年の嶋村も見守った。
チームメートもライバルとなるプロの世界で戦っていく中、同い年の存在は貴重。ヒーローインタビュー後に笑顔で迎える岡城の表情を見ても、チーム内でいい関係が築けていることがわかる。さらに若手野手が結果を出しやすい環境ができていることが分かるシーンだ。
立石は「うれしいですし、これからも何回もこういう日をつくっていけたらいいなと思います」と語り、デビューから3連勝となったことを問われると「いやあ、いいですね」とようやく白い歯をこぼした。
初の伝統の一戦で猛打賞デビュー。「こういういろんなお客さんがいる前でプレーすることを夢見てきたので、まず第一歩としてプレーできてうれしかったです」とはにかんでいた。
2026年05月23日 10:40
21日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した齊藤明雄氏が、今後の西武投手陣のキーマンに佐藤爽を挙げた。
齊藤明雄氏は「スピードはないんですけど、体のしなやかさ、腕の振り、角度を変えて、変化球をストレート、スライダーを中心に緩急でバッターを抑えていく。先発が苦しんだ時に、高橋光成、平良の豪速球の後にうまくかわしていく、バッターの目をくらませるピッチングができるので、キーマンにあげています」と、その理由を説明した。
佐藤爽は24年育成ドラフト4位で入団も、2年目の今季4月末に支配下選手登録をつかむ。プロ初登板となった5月1日のロッテ戦で7回無失点に抑え勝利投手になると、ここまで3試合・16回2/3を投げ、1勝、防御率3.24の成績を残す。14時からのオリックス戦に先発予定だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月23日 10:28
ソフトバンクが昨秋のドラフト会議で1位指名した佐々木麟太郎内野手(21=スタンフォード大)について三笠杉彦GMが23日、交渉解禁となったことを受けて進捗などを説明した。
2026年05月23日 10:12
ソフトバンクは23日、アレクサンダー・アルメンタ投手(21)を支配下登録した。背番号34に決まり、メキシコ出身の左腕は「母国のレジェンドと言われるフェルナンド・バレンズエラの背番号なので嬉しく思っている。彼のようないい成績を残せるようになりたい」と会見で意気込んだ。バレンズエラはかつてドジャースなどで活躍し、81年に新人王とサイ・ヤング賞を同時受賞するなど通算173勝を挙げている。
アルメンタは22年に17歳で来日。故障に泣かされた時期も長かったが、着実に力をつけて今春はメキシコ代表でWBCに出場してグループリーグのブラジル戦で自己最速の159キロをマークしていた。
5年目の今季は開幕前の支配下入りを狙っていたが、WBC後に右腹斜筋の違和感を訴えてリハビリ組で調整をしていた。今季のファーム・リーグは2試合に登板し0勝0敗、防御率1.50の成績を残している。「ここまで5年かかったが、怪我をするたびに強くなって戻って来られた。投げる試合は常に100%全力を出してチームの勝利に貢献したい」と話す左腕が、先発陣の台所事情の苦しいソフトバンクの救世主となれるか。
2026年05月23日 10:10
22日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した五十嵐亮太氏は、阪神のドラフト1位・立石正広について言及した。
同日の巨人戦に『1番・レフト』で先発した立石はプロ初の猛打賞・初打点を挙げるなど、3安打1打点の大暴れ。
五十嵐氏は「気持ちが強い。思い切りがいいんですよね。しっかり打ちにいってヒットにするので、技術的にもメンタル的にもすごくいい選手だと見ていて感じましたね」と評価。
さらに五十嵐氏は「1打席目ストレート打って、この打席は初球スライダーなんですけど、思い切りもいいし、しっかり捉えてるし、いきのいい若手が出てきたなという感じがしますよね」と話していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年05月23日 10:00
プロ野球におけるチームマネジャー。スケジュール管理からチーム運営の全般を担う、いわば“心臓”だ。DeNA・三島輝史マネジャー(40)は、元ロッテの投手として5年間の現役生活を送り、引退後はホテルマンを経て球界に復帰した異色の経歴を持つ。チームを影から支える裏方にスポットを当てた。
マネジャーがいなければチームは回らない。気配り、目配り、心配り。三島さんはこの3原則を胸に、休みなく動く。
本拠地開催のナイターであれば、午前10時半頃に球場入り。メールをチェックし、各部門のミーティングに参加。試合前は出場選手登録、抹消といった公示手続きなど、NPBに提出する事務作業もこなす。その他、遠征時の移動便、宿舎の手配など、球団の運営全般を担う仕事は多岐にわたる。常に先読みして動く姿は、前職で磨かれたスキルが根底にある。
名門、大阪桐蔭では元阪神・西岡剛氏の1学年下で、本格派右腕として03年度ドラフト5巡目でロッテに入団。1軍登板を果たせず08年10月に戦力外通告を受け、同年限りで引退した。
第二の人生を模索する中で、三島さんが選んだのはホテルマンだった。「たまたまホテルで食事した時に、サービスマンの笑顔がめちゃくちゃ素敵やった。野球以外でも、人にそういう気持ちを与えられる仕事ってあるんやなって」
09年、千葉県内の大手ホテルに就職。「宴会販売課」に配属された。「宴会場の営業が主でした。法人担当で、飛び込みでセールスをすることもありました」。見よう見まねで業務と格闘。「お金の流れや社会の仕組みも勉強した」。新聞を定期購読し、ビジネスマナーもたたき込んだ。
忘れられないエピソードもある。ある企業へ飛び込み営業に赴いた時のこと。エントランスで警備員に「アポイントを取らないとダメ」と言われ「分かりました。また来ます」と引き返そうとした。すると、その警備員から「そんな気持ちがダメなんだ」とまさかの叱責(しっせき)。「『アポを取っていなくても飛び込む気持ちが大事。そんな弱い気持ちでは契約は取れない』と説教されました。この出来事が土台になった部分はあります」。苦い経験は反骨心の源となったという。
ホテルマンとして自信を深めつつあった頃、横浜(現DeNA)のスタッフから打撃投手の打診が舞い込んだ。「コントロールが悪くてクビになっていますし、自信はありません」と返答。ただ、再び球界から声がかかったのも何かの運命だと受け止めた。「僕が野球を辞めると伝えた時の両親の寂しそうな顔が、どこかで引っかかっていた」。11年、球団編成部スタッフとして入団した。
ビジネスマンとしての経験は自身の世界観を変えていた。「誰かが裏で支えていて、当たり前が当たり前じゃないということが、選手の時は気付かなかった。ホテルでの2年は人生のターニングポイント」。副寮長、サブマネジャーなどを経て昨季からマネジャーに。実直かつ柔軟性に富む仕事ぶりは相川亮二監督(49)、コーチ、選手からの信頼も厚い。
理念のひとつは洞察力。ホテル時代に培った対人スキルが生かされている。「マネジャーである以上、堂々としていたい。僕が揺れるとチームが揺れる。ごまかさないし、ウソはつかない」。裏表のないやりとりで、人との絆が生まれる。「僕は雑務を雑務と捉えず、自分にしかないやりがいやと捉えています。そのやりがいの繰り返しで、信頼関係ができていく」。DeNAには最強の裏方が控えている。(デイリースポーツDeNA担当・福岡香奈)
◆三島輝史(みしま・てるふみ)1985年10月5日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭では2年夏の甲子園に出場し、2003年度ドラフト5巡目でロッテに入団。1軍登板が果たせないまま08年限りで現役引退。大手ホテルに就職し、2年間の勤務の後に11年に横浜(DeNA)に球団職員として入団。編成部をはじめ副寮長、広報、サブマネジャーを経て現職。