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阪神・石井がリハビリ開始 松葉づえ姿で告白 負傷直後は「戦力」の自覚持てず→岩崎に促され「自分にできることしっかり還元」

2026年02月28日 05:00

 左アキレス腱断裂からの復帰を目指す阪神・石井大智投手(28)が27日、兵庫県尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムでリハビリを再開し、松葉づえ姿で復帰に向けた思いを語った。プレーヤーとしては今季絶望の可能性もあるが、プルペンを支える先輩の言葉に刺激を受け、連覇を目指すチームの“戦力”となることを約束した。  虎が誇る中継ぎの柱は、松葉づえ姿でSGLの室内練習場に現れた。ゆっくりと歩む先には一脚の椅子。取材中、座るために用意されたものだったが、石井は自らの意思で立ったまま、約8分間の取材に応じ続けた。  「無事に手術が終わって、今からリハビリに入るところです」と現状の説明から始まり、「痛みはほぼない。焦らず、今できることに集中してやるだけ」と、リハビリへの決意に至るまで、理路整然と言葉を並べた。  悲劇が襲ったのは、11日の春季キャンプ・紅白戦(宜野座)。本塁のカバーへ入った際に突然座り込み、表情が苦痛にゆがんだ。当時を回想し「左足で踏ん張った時に、ブチッというか、バァン!みたいな音がしました」と、体を“衝撃音”が貫いたことを明かした。  音の正体は「左アキレス腱断裂」。縫合手術を受けたが、一般的にスポーツの復帰まで術後約6カ月を要するとされる重傷だ。退院後、球団から発表されたコメントで、石井は阪神のリーグ優勝を「心から願っています」と表現した。「コメントを出した時は、やっぱりそういう気持ちにはなれなかった」と、どうしても自分も戦力という自覚は持てなかった。  そんな思いを変えたのは、守護神・岩崎の言葉だった。岩崎は21日、報道陣の取材に答える形で、石井に「あなたも戦力ですよ」と呼びかけた。ともにブルペンを支えてきた先輩の言葉を受けて「本当に少ないと思いますけど、自分にできることはしっかりチームに還元できたら」と今季も“戦力”となることをようやく誓えたという。  今後はSGLでリハビリに励みながら復帰を目指す。「無理したら、再断裂のリスクもあるんで慎重に」と上半身のトレーニングなど、できることから始めていく。「誰かに与えられた試練でもないと思う。選択としては一つしかない。復帰に向けて頑張るだけ」。復活へ向けた長旅、そのスタート地点に立った男は静かに決意をにじませた。

  • 野球
  • ケイ、ジャクソン、バウアー退団のDeNA先発陣 野村弘樹氏、先発候補の藤浪は「150イニングくらい投げてくれないと」

    2026年02月28日 09:00
     23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した野村弘樹氏が、DeNA・藤浪晋太郎について言及した。  野村氏は「キャンプ中、ブルペンを見たんですよ。力のあるボールを投げていましたよ。ストライクゾーンに投げるとちょっと打てないだろうなという印象」と評価。  DeNAは今季に向けて、ケイ、ジャクソン、バウアーの3投手が退団。昨季この3人で439回1/3を投げており、そのうちケイとジャクソンは規定投球回に到達した。先発の軸が抜けたのはチームにとってかなり痛い。  野村氏は「ケイ、ジャクソン、バウアーと抜けている。そこを誰が埋めていくのかという中で、デュプランティエ、藤浪も当然入ってくるでしょうから。ローテーションに入って、150イニングくらい投げてくれないとね」と藤浪に期待を寄せる。  「誰が埋めるのか。この中で埋めていかなきゃならないですからね」と話していた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 鷹・上沢直之が開幕投手 小久保監督が発表…古巣日本ハム戦で3度目の大役

    2026年02月28日 08:56
    3月27日の開幕・日本ハム戦で先発マウンドへ、ソフトバンクでは初  ソフトバンクの小久保裕紀監督は28日、3月27日に行われる日本ハムとの開幕戦の先発投手を上沢直之投手が務めることを発表した。昨季12勝を挙げた右腕が、移籍後初めて大役を託されることになった。  小久保監督は「2026年の開幕は上沢直之でいきます。昨年後半の彼の実績とオフの取り組み、春の状態を見て上沢しかいないなというところで。昨日の夜に伝えました。『そう来るだろうな』という顔をしていました。今年1年間、柱として回ってほしいということを伝えて、一言、手紙を添えて渡しました。手紙は台湾で書きました。台湾まで筆と和紙を持って」と熱意をぶつけた。  上沢が開幕投手を務めるのは、日本ハム時代の2019年、2021年に続いて自身3度目となる。2025年にソフトバンクへ加入し、移籍1年目から23試合に登板して12勝6敗、防御率2.74の好成績を残して先発ローテーションの柱として活躍した。  今年の開幕戦で相対するのは、自身がプロ入りから2023年まで在籍した古巣の日本ハムとなる。特別な相手との一戦で、チームを勢いづける投球が期待される。指揮官は「全然驚いた顔じゃなかったですし、俺だろうっていう顔でした」と上沢の心境を代弁した。  昨季まで2年連続で開幕投手を務めた有原航平投手が日本ハムへ移籍。リバン・モイネロ投手が3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表で出場する。ソフトバンク加入2年目の右腕に託されることとなった。(Full-Count編集部)

  • いきなり被弾も…山本由伸は「大丈夫」 ロバーツ監督が置く信頼、12失点大敗には辛口

    2026年02月28日 08:31
    山本由伸は3回5安打2失点だった。  ドジャースの山本由伸投手が27日(日本時間28日)、ジャイアンツとのオープン戦に先発登板し、3回5安打2失点で降板した。球数は52球だった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今日はピッチングが特によかったわけではない。ボール球が多く、ボールが先行した」と言及した。  山本はこの日、初回先頭のアダメズに変化球を捉えられ、先頭打者本塁打を浴びるなど2回までに2失点。最速96.9マイル(約155.95キロ)だった。これで侍ジャパン合流前の調整登板を終えたが“課題”を残す投球となった。  ロバーツ監督は「彼については(キャンプ)序盤に必要なのはビルドアップさせることだけなので、ヨシノブは大丈夫。心配していない。日本代表といるとき、我々は彼がいなくてさみしいが、必要なものは確実に得た」と“前進”を強調した。  山本はメジャー2年目の昨季、30試合に登板して12勝8敗、防御率2.49、201奪三振を記録した。ポストシーズンでも先発の柱としてフル回転し、ワールドシリーズでは3勝、防御率1.02と大活躍で、シリーズMVPを受賞。疲労が心配される今季だが、指揮官は「ない。明らかものは、ない」と断言した。  続けて「それ(精神的な疲れ)は理解できる。開幕時には彼は問題ないだろうが、理解できる。彼がこの2年間経験してきたことは精神的な負担になる。だが彼はWBCに向けて強度をあげていかなければならない。戻ってきたときに、彼の状態を見る」とシーズン開幕時のコンディションは再確認するとした。  さらにロバーツ監督は投手陣が12失点しての“今季初黒星”に「守備も、よくなかった。そして攻撃も散発的だった。なので今日のことは(水に)流すしかない。しかし、ヨシが3イニングに届いたのはよかった」と話した。(Full-Count編集部)

  • ド軍284億円男が“開幕絶望”か 左肩の調整で前進も…指揮官言及「少し難しいだろう」

    2026年02月28日 08:17
    調整段階で必要なイニング数と球数の目安  ドジャースのブレイク・スネル投手がシーズン開幕に間に合う可能性は高くはないと、デーブ・ロバーツ監督が明かした。

  • 広島・中村奨成 進化の右打ちで開幕スタメン猛アピ 28日から楽天2連戦「とにかく結果」

    2026年02月28日 08:00
     広島は27日、マツダスタジアムで全体練習を再開した。中村奨成外野手(26)は、広角打法でのアピールを誓った。22日の日本ハム戦で放った3安打は、いずれも中堅から右翼方向へはじき返したもの。引っ張るだけではなく、逆方向への打撃ができれば、安打の確率を上げることができる。キャンプを通じて増やした引き出しで、結果を出す決意だ。  小雨が降るマツダスタジアムで、中村奨の打撃練習は熱がこもる。中堅から右方向へはじき返す打球は力強く、勢いがあった。28日から倉敷で臨む楽天との2連戦。「結果を出していきたい。そこだけですね。技術どうこうじゃなくて、とにかく結果」と力を込めた。  広角に打ち分ける打撃で進化を示す構えだ。手応えがあったのは、3安打した22日の日本ハム戦。初回無死一塁で打席に立ち、フルカウントから一、二塁間を破り右前打を放った。三回には中前打、八回は2ストライク後に右前へ。いずれも逆方向への意識が、実を結んだ安打だった。  「追い込まれてからの打撃。ああいうのが、やっぱり去年より確率よくできたっていうのは、あると思います」  追い込まれてから、粘り強く右前へ運ぶ技術は、大きな武器だ。三振を減らせるだけではなく、相手バッテリーにとっても強烈なけん制になる。  昨季に放った97安打中、半数以上が引っ張ったものだった。キャンプを経て増えた「引き出し」。右方向への打球が増えれば打率が上昇するだけでなく、本来の持ち味である力強い引っ張りにも好影響を与えるはずだ。  チームは、昨秋から凡打でも走者を次の塁に進める打撃練習を徹底してきた。状況に応じたケース打撃ができることも、1軍で生き残るために欠かせない技術。右打ちへの手応えは、本人にとっても大きな自信となっている。  昨秋の右足首の手術を経て臨んだ春季キャンプ。序盤こそフォーム固めなどに試行錯誤した。「バットが一発で出てくるところになかった。トップの位置が決まってない状態だった」。反復練習をすることで「だいぶ固まってきた。自然に上がる」。視界は良好だ。  外野3枠のうち、新井監督はファビアンのレギュラーを明言している。残る2枠をドラフト1位・平川(仙台大)や秋山らと争う。平川は、対外試合全6試合で安打を放ち、そのうち5試合で複数安打を記録しており猛アピールを続けている。  「自分が、やれることをやっていければいいと思っている」  中村奨は自然体を強調しながら前を向いた。  進化した右打ちと、迷いの消えたスイングで、開幕スタメンの座を奪い取る。

  • 侍Jサポートメンバーのロッテ・山本大斗、憧れの鈴木誠也に質問攻め「聞きたかったことを全部聞きました」

    2026年02月28日 08:00
     侍ジャパンサポートメンバーのロッテ・山本大斗が27日、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2026名古屋 侍ジャパン vs 中日ドラゴンズ』で侍ジャパンデビューを果たし、初打席・初安打・初適時打と、しっかり存在感を示した。  サポートメンバーに選出されていた西川史礁(ロッテ)が右前腕屈筋損傷で出場辞退したため、代わってサポートメンバーに選ばれた山本は、4−0の6回の守備から途中出場。「そんなに緊張はしなかったです」。4−2の7回二死一、二塁で回ってきた侍ジャパン初打席、松木平優太が1ボール1ストライクから投じた3球目の129キロチェンジアップをレフトへ弾き返し、二塁走者・湯浅大(巨人)が生還。侍ジャパン初安打は嬉しい打点付き。  「ホームランを狙ってたんですけど」と悔しがりながらも、「点が入っていなかったので、タイムリーが出て良かったですね」と喜んだ。  山本は都城春季キャンプ最終日となった11日に、対外試合に向けて「打つだけですね、とにかく。監督にも打てば出られるからと言われているので。誰よりも打てば、スタメンで出られると思うので、まずはバッティングで長打をアピールしたい」と話していた中、“侍ジャパン”という舞台で結果を残した。  「素晴らしいメンバーの中でプレーできる。打てたことが嬉しいですね」。  ちなみにロッテのチームメイトで仲の良い西川も青山学院時代、侍ジャパントップデビューとなった24年3月6日の『カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024日本vs欧州代表』、4−0の6回二死一、二塁の初打席、初球を捉え三塁線を破る適時二塁打だった。山本に西川の侍ジャパン初打席・初安打・初打点を知っていたのか、また意識していたのか訊くと、「全然意識してないですね。わからなかったです」と話した。  この日の試合前練習では、メジャー組の侍ジャパン・吉田正尚(レッドソックス)、大谷翔平(ドジャース)、鈴木誠也(カブス)が同じ組で打撃練習。大谷は7スイング×4セットで11本の柵越え。レフト、センター、ライトと広角にスタンドに放り込んだ。山本はメジャー組の打撃練習を間近で見て、「すごかったですね」と興奮気味に話した。   鈴木誠也は山本と同じ右打ちの外野手。「めっちゃ、鈴木誠也選手に憧れていたので、練習の時も結構教えてもらったり、自分から聞きに行って全部答えてくださった。めっちゃ勉強になっています。聞きたかったことを全部聞きました」と目を輝かせた。  28日の中日戦に向けては、「しっかり打てるように。目立てるように頑張りたいと思います」と意気込み、チームバスに乗り込んでいった。 取材・文=岩下雄太

  • 初の2桁も「大して上がらなかった」 チーム低迷で渋かった契約更改…超人気ドラ1の悲哀

    2026年02月28日 06:50
    杉浦忠投手コーチの助言で覚醒「太田、ちょっと力が入ってきたぞ、力を抜け!」  元近鉄投手の太田幸司氏(野球評論家)はプロ5年目の1974年シーズンで初の2桁となる10勝をマークした。青森・三沢高時代に甲子園を沸かした“国民的スター右腕”が決して人気だけではないところを見せつけた。それは無我夢中で投げ続けた結果でもあった。この年から近鉄は西本幸雄監督体制がスタート。新たに投手コーチに就任した元南海の大エース・杉浦忠氏には「すごく助けてもらいました」と感謝した。  4年目(1973年)に6勝14敗ながら、28先発を含む40登板をこなし、規定投球回にも到達するなど、いよいよプロでも力を発揮しはじめた太田氏は、5年目のキャンプ、オープン戦も順調に乗り越えた。「いつも阪神と定期戦があって、この年はそこでいいピッチングをしたんだけど、(当時新人の)掛布(雅之内野手)はインパクトがありましたねぇ。代打で出てきて外のシュートをレフトポール際ワンバウンドでフェンスに当たる打球。これが高校生のバッティングかって思いましたよ」。  のちのミスタータイガースの若かりし頃の姿にも刺激を受けて、太田氏はシーズンに突入し、勝ち星をさらに増やした。阪急監督時代に5度のリーグ優勝を成し遂げた西本氏がこの年から近鉄監督に就任。その名将の下で、43登板(26先発)10勝14敗2セーブ。ついに2桁勝利をマークする主力投手になった。また進化したが、これには新任の杉浦投手コーチの存在も大きかったという。 「杉浦さんは難しい技術のことは何も言わない。『太田、ちょっと力が入ってきたぞ、力を抜け!』とか、マウンドから降りるたびにそういうことを言われたんです。“こう投げて、こう”ではなく、全体を見て『ちょっと投げ急いでいるよ』みたいなことを常にね」。1959年に38勝を挙げるなど南海の大エースだった杉浦氏の的確なアドバイスによって、より安定感ある投球ができるようになって、それが勝ち星にもつながったのだ。  とはいえ、なかなかハードな起用をクリアしてのことでもあった。シーズン初登板は開幕2戦目(4月7日、南海戦)でのリリーフ。7回途中から2番手でマウンドに上がり、1回2/3、1失点で勝利投手となったが、そこから中2日で4月10日のロッテ戦(後楽園)に先発して4回0/3、4失点で今度は敗戦投手になった。いきなり、こんな形でスタートし、その後も先発ローテーション投手でありながら、リリーフでも投げる“二刀流”でフル回転だ。 「今だったら、そんなのはシーズンの最後の最後とか、クライマックスシリーズとかならわかるけど、って話でしょうけどね。『たぶん今日は(出番が)ないけど、ベンチには入っておけ』みたいなことを(首脳陣に)言われて、入っていたら、出番が来た、ってことはよくありましたから。まあ、あの頃は先発して早い回で降板したら、次の日は絶対ベンチ入りでしたけどね」プロ5年で4度目のファン投票でオールスター…2回無失点で勝利投手  5月28日の阪急戦(西宮)に中2日で先発して7回5失点で5勝目を挙げると、中1日で5月30日の同カードにリリーフして1回無失点。翌5月31日のロッテ戦(川崎)には連投で7回からマウンドに上がり、3回無失点でプロ初セーブを記録した。他にも似たケースがいくつもあり、時代が違うと言ってしまえば、それまでだが、かなり肩、肘には負担がかかっていたことだろう。 「セーブにしても、あの頃、セーブって感覚が全くなかったんで、どこでついたんだろうなって思っていたくらいですよ」と太田氏は言う。まさに無我夢中の結果で過酷な登板間隔についても「僕だけじゃなかったんでねぇ。全然覚えてもいないけど、振り返れば、結構ハードなことをやっていたんだなぁって感じですね。そんなにやっていたんだなぁって、なんかうれしいですよ。まぁまぁ、最終的には肩を壊しましたけどね」と笑いながら話した。  シーズン前半は5勝9敗。オールスターゲームにはファン投票で選出された。前年(1973年)は監督推薦での出場で、入団以来3年続いたファン投票選出がストップしたが、1年でまた、その座に返り咲いたのだから、いかに太田氏の人気が高かったかがわかるところだ。ただし、最初の3年とは違って近鉄の先発ローテーション投手としての力を見せながらの選出。球宴第2戦(7月22日、西宮)では6回から3番手で登板して2回無失点で勝利投手にもなった。  打者7人に投げて1安打しか許さなかった。「西宮球場ですよね。優秀選手賞だったか、何かもらいましたよ。あの年は(巨人内野手の)長嶋(茂雄)さんが(現役)最後。センターフライだったかな」。それもまた成長の証しだった。そしてシーズン終盤の9月24日の阪急戦(日生)に先発して7回1失点投球で10勝目に到達した。これも9月22日の阪急戦(西宮)2番手で3回無失点リリーフしてから中1日でのことだった。 「10勝までには結構(日数が)かかったんじゃないかなぁ。プレッシャーがあったのかわかりませんけどね」と太田氏は話したが、超人気者として大騒ぎされながらも高卒5年目で2桁勝利をつかんだのだから感慨深いものもあったはずだ。しかしながら、チームは前期5位、後期4位のシーズン5位で「10勝しても年俸は大して上がりませんでしたけどね。10勝も3年続けて初めて、という時代でしたしね」。さらに上を目指しての挑戦が続いた。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)

  • 広島・佐々木 侍ジャパンで“プロ1号”大谷拍手!鈴木誠也から3度も祝福「夢のようです」「この試合もアピール」

    2026年02月28日 06:00
     「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋、侍ジャパン5−3中日」(27日、バンテリンドーム)  ついに出た!広島・佐々木泰内野手(23)が27日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋、侍ジャパン−中日」にサポートメンバーとして参戦。

  • 阪神・村上 2年連続開幕投手 藤川監督今年もサプライズ発表 信頼不変「頌樹、来年もね」最速V火付け再現へ

    2026年02月28日 05:00
     阪神・村上頌樹投手(27)が2年連続の開幕投手を務めることが27日、昨年に続いて藤川球児監督(45)からサプライズ発表された。3月27日の巨人戦(東京ド)で先発予定。開幕白星から史上最速リーグVを成し遂げた昨季の再現を誓った。昨年3月28日に行われた広島との開幕戦(マツダ)では8回2/3を無失点で勝利も、完封目前で降板していただけに、リベンジを狙う。  藤川監督の力強い声に呼ばれ、会見場に“主役”が姿を現した。開幕まで、ちょうど残り1カ月。「3月27日の東京ドーム、読売巨人との開幕投手を発表します。どうぞ!」。無数のフラッシュを浴び、村上が登場。大きな期待と責任を背負いながらも、落ち着いて指揮官の隣に立った。  「(開幕は)チームの顔となる人がマウンドに上がるので、しっかり良い試合がしたいです」  2年連続の大役を告げられたのは1年前と同様のシチュエーションだった。昨季の開幕投手は、24年11月のタイガース杯ゴルフでラウンド中に通達。験担ぎの意味も込め、指揮官からは昨年の同行事中に「ショートホール手前にある茶店」で「頌樹、来年(26年)もね」と伝えられた。  右腕は「初めての時はびっくりしましたけど、2回目だったので落ち着いて受け入れられました」と淡々。「あの緊張は初戦でしか味わえない。今年も活きると思う」と、ひと回り成長した姿で特別なマウンドに立つ。  心残りも晴らしたい。昨年の開幕戦では九回2死まで135球を投じたところで、一、三塁のピンチを残して岩崎へとつなぐ形となった。「後ろも強力なので」と救援陣に信頼を寄せつつも「(シーズンの)入りが良ければまた自信になると思いますし、今年は投げ切れるように」と雪辱の思いも秘める。  敵地で迎える伝統の一戦。数字上では、これ以上ない舞台だ。巨人戦は通算7試合で4勝0敗、防御率0・54。さらに東京ドームでは5試合で3勝0敗、防御率0・26と無類の強さを誇る。「乗り込んでいくという気持ちがいい結果につながっているのかな」と要因を分析。「相手の予想は伊織(山崎)。投げ合えたら光栄」と同学年右腕との競演も熱望した。  指揮官は坂本の開幕マスクも合わせて発表した。WBC日本代表に選出されている扇の要とは開幕直前までバッテリーを組むことができないが「何年も組んでますし、大丈夫かと思います」と右腕。「坂本さんが疲れてるか疲れてないかの違い。ちょっとだけ休んで、また頭をフル回転に使ってもらえたら」といたずらっぽく笑った。  「チャンピオンとして迎えるんじゃなくて、挑んでいくような。自分たちから攻めていけるように」。王者の誇りはあれど、おごりはない。悲願の連覇を狙う1年が、エースの投球から幕を開ける。

  • 阪神・谷端&岡城 ルーキーコンビが甲子園初見参!憧れ聖地に感動「広さにビックリ。圧倒された」アピールへ決意新た

    2026年02月28日 05:00
     阪神のドラフト2位・谷端将伍内野手(21)=日大=と、同3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が27日、プロとして初めて甲子園球場に足を踏み入れた。岡城はこの日から1軍練習に合流。2人は共に「広さにビックリした。圧倒された」と口をそろえ、憧れの聖地に感動した様子。本拠地を舞台に活躍を誓った。  岡城はこの日朝、2軍マネジャーから1軍合流を伝えられた。開始前から落ち着かない様子だったが、練習では「がむしゃらに」と無心で白球を追った。藤川監督は福島を含め、2人の招集について「守備が非常にいい選手。どのレベルにいるのかを確認するために」と意図を説明。現在地の見極めに重点を置いた。  一方、谷端はキャンプでは新人で唯一、宜野座組の1カ月を完走した。星稜高校3年の夏には複数部員のコロナ感染で、石川県大会の準々決勝を前に出場を辞退。甲子園には縁がなかった。「高校では目標としてやってきた中で、ああいう形で終わってしまった。同級生も喜んでくれていると思う」。特別な思いを持って踏み出した一歩だ。  ここまでオープン戦3試合で無安打。練習試合を含めて対外試合5戦、11打席無安打とトンネルが続く。フリー打撃では「もう一回、初心に戻って脱力してという気持ちで打ちました」と、原点回帰のスイングで快音を連発させた。同1位の立石(創価大)がケガで出遅れる中、アピールを続ける2、3位の即戦力コンビ。開幕1軍へ勝負の3月に挑む。

  • 阪神・藤川監督「東京ドームに乗り込む時は村上、佐藤を先頭に行きたい」サプライズで開幕投手・村上を発表【一問一答】

    2026年02月28日 05:00
     阪神・村上頌樹投手(27)が2年連続の開幕投手を務めることが27日、昨年に続いて藤川球児監督(45)からサプライズ発表された。3月27日の巨人戦(東京ド)で先発予定。開幕白星から史上最速リーグVを成し遂げた昨季の再現を誓った。昨年3月28日に行われた広島との開幕戦(マツダ)では8回2/3を無失点で勝利も、完封目前で降板していただけに、リベンジを狙う。以下は、藤川監督の主な一問一答。   ◇  ◇  −村上に開幕投手を託した。決め手は。  「昨年も1年間、カード頭、それから節目、節目は村上でいきました。本当に心強い投手。WBCに行っている坂本と、コンビでいい1年になりましたので、今年もこの2人でいきます」  −どんな姿を期待。  「東京ドームに乗り込む時は村上、佐藤を先頭に行きたいと思っています。とにかく立ち向かうと。これは私たちが最も得意としているところ。昨年同様、行きます」  −昨季の王者として開幕戦の重要性とは。  「チャンピオンという意識は全くありません。昨年はビジターを得意として非常に楽しみでもありました。今年も東京ドームでビジターからということで、非常に志高くですね。相手はおそらく村上の同級生、山崎投手ではないかなと思ってます。いい戦いにしてほしいなと思いますね」  −サプライズ会見を開いた理由。  「本日、2月27日はシーズンの開幕までちょうど一カ月。選手、コーチたちにも『今日から一カ月後、始まるぞ』と。そういう意味で村上を告げたところからスタートする。チームが一つになるきっかけですから」

  • リハビリ再開の阪神・石井が告白 経験者の「伏見さんにお話を聞いて色々とアドバイスしてくださった」

    2026年02月28日 05:00
     左アキレス腱断裂からの復帰を目指す阪神・石井大智投手(28)が27日、兵庫県尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムでリハビリを再開し、松葉づえ姿で復帰に向けた思いを語った。

  • 阪神・小幡がライトで守備練習「守ってました?」本人は多く語らず 本職・遊撃が基本線も出番機会増やす

    2026年02月28日 05:00
     阪神の小幡竜平内野手(25)が27日、甲子園での練習でフリー打撃中に右翼の守備に就いた。フライやゴロの捕球に加え、クッションボールの対応などを、筒井外野守備走塁コーチの助言を受けながら確認。本職の遊撃が基本線ながらチームの有事、出場機会増に備え可能性を探っていく。  見慣れぬ光景だった。打撃練習を終えた小幡が、外野グラブで右翼に走る。甲子園球場特有の浜風が吹く中、白球の軌道を確認しながら追った。本人は「僕、守ってました?分からないです。まあまあ、これから…」と多くを語らなかったが、筒井コーチが説明した。  「スキルアップを図って、いろんなポジションやりながらという形じゃないですか。谷端や熊谷と一緒です。練習の一貫でやっているのかなと」  現状、開幕遊撃は新助っ人のディベイニーが有力。レギュラー選手が順調に開幕を迎えれば出場機会は限られてしまう。小幡の強肩は魅力で、22日のオープン戦・ヤクルト戦(浦添)では、3打数3安打と打撃でもアピールに成功した。内外野を守る熊谷、谷端のように選択肢が広がれば、チームとしても起用の幅が広がる。

  • 阪神 横田慎太郎さんの顕影プレートをSGLに設置 功績と精神を後世に伝える

    2026年02月28日 05:00
     阪神は27日、2023年に脳腫瘍のため28歳で亡くなった球団OBの横田慎太郎さんの功績と精神を後世に伝えるため、兵庫県尼崎市の日鉄鋼板SGLスタジアムの室内練習場内に、顕彰プレートを設置したことを発表した。  顕彰プレートには、2019年に行われた横田さんの引退試合の写真を使用するとともに、生前の講演活動で横田さんが残した言葉「絶対に自分に負けず、自分を信じ、目標から逃げず、少しずつ少しずつ前に進む」が刻まれた。また、横田さん自筆の氏名、阪神での主な功績が掲載されている。  阪神、ひいては野球界の未来を担う選手がその精神に触れ、受け継いでいくことを願い、室内練習場の打撃レーン横に設置された。なお、一般公開は行わない。

  • 日本ハム・万波 今年も台湾弾!熱烈声援に応え昨年から3戦連発 “委員長”本人も「ちょっとビックリ」

    2026年02月28日 05:00
     「国際交流試合、台湾1−6日本ハム」(27日、台北ドーム)  心地よいムードに乗せられて、今年も日本ハム・万波中正外野手のバットが火を噴いた。3点リードの五回1死一塁。初球の低めカーブを巧みにすくい上げた。大歓声の中、美しい放物線は中堅左に着弾。大好きな台湾で2年連続となるアーチは、昨年からなんと3戦連発だ。「僕もちょっとビックリしてます」と笑みが浮かんだ。  やはり「万波中正」の活躍が約束された土地なのか。名字は台湾の人気タピオカ紅茶チェーン、名前は初代総統・蔣介石の本名と同じ。背番号66の知名度はやはり高く、SNSなどでは蔣介石の愛称「委員長」が使われるほどだ。  そんな現地の熱いスタイルは肌に合う。「気分が乗っているほど、いいプレーができる。台湾の野球のエネルギーはやっぱすごい」とうなずいた。前日は蒸した豚など、家庭的な地元料理を満喫。この日は頼清徳総統も観戦する前での一発を「なかなかないこと。貴重な体験」と振り返った。  大砲に期待をかける新庄監督も「フリーエージェントで台湾かな」と、ジョークを飛ばして上機嫌。「この球場で調子を上げてくれたらうれしい」と復調を願った。開幕まで1カ月。キャンプからガラリと変わった環境がスイッチになる。「久しぶりにいい緊張感だった。違う気持ちで試合ができているのは間違いない」と万波。異国のパワーをチャージして、しっかりとペースを上げていく。