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2026年02月27日 11:26
侍ジャパンの公式インスタグラムが27日更新され、大谷翔平選手が合流し、チームメートと談笑する姿などが公開された。 「本日は大谷翔平選手がチームに合流しました」とつづり、大谷がバンテリンドームのグラウンドに姿を見せる様子やミーティングでチームメートにあいさつするシーン、古巣・日本ハムでチームメートだったソフトバンク・近藤健介外野手や花巻東の先輩・エンゼルスの菊池雄星と談笑する写真などが投稿された。 大谷は26日、WBCを前に侍ジャパンに合流。チャーター機で名古屋空港を経由して、バンテリンドーム入りし、早速汗を流した。 ファンからは「空港に到着しましたニュース見て涙出たのに こんちゃん、菊池選手と話してるー」「みんな主役だけど。しまるね!」「翔平さま♡大スターのオーラヤバ〜い」「一気にチームの士気が上がったな」などと大谷の合流に歓喜する声や「こんなでかかったっけ そしてJAPAN ユニ着てる翔平さん涙出てきた」「テルが小さく見えるってどんだけ大谷さんでかいの!!」と一回り大きくなった大谷の姿に驚きの声も上がっていた。
2026年02月28日 11:28
小久保監督も大きな期待「もう上沢しかいないなと」
3月27日の日本ハム戦(みずほPayPayドーム)で開幕投手を任されることが決まったソフトバンクの上沢直之投手が28日、取材に応じた。日本ハム時代の2019年、2021年に続いて自身3度目の「大役」を託された右腕は「本当に光栄なことなので、身が引き締まる思いです。新しいチームでは初めてなことなので、新しい気持ちで。少しは違うかなと思います」と力を込めた。
上沢はソフトバンクに加入した昨季、23試合に登板して12勝6敗、防御率2.74の好成績を残した。一方で日本ハムに対しては1試合の登板のみで、本拠地で行われた5月1日の同戦は7回3失点(自責2)で負け投手になっていた。古巣との対戦に「去年も強かったですし、今年も必ず強いと思いますので、出鼻を挫かれないようにしたいです」と真っすぐな目線で語った。
昨季まで2年連続で開幕投手を務めた有原航平投手が日本ハムへ移籍し、開幕投手の人選が焦点となっていた。上沢は「ホークスの開幕投手、去年優勝したリーグチャンピオンの開幕投手は大きな意味があると思っています」と話した。
開幕戦までにコンディションをさらに整える方向で「開幕戦から逆算していい調整ができればいいと思います。僕自身すべての部門で記録を塗り替えたいと思っている」と決意を新たにした。
「過度な期待はしないようにしたい。それができなかった時の自分への落胆が大きくなるので、しっかりした目標を持ってやりたいと思います」
この日、取材に応じた小久保裕紀監督は「『もう上沢しかいないな』というところで彼に伝えました。本人も全然驚いた顔じゃなかったので。本当に『俺だろう』っていう感じの顔をしてましたね」と語っていた。(Full-Count編集部)
2026年02月28日 11:27
日本代表-豪州代表戦は3月8日に東京ドームで行われる
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する豪州代表は28日、横浜スタジアムでDeNAと練習試合を行う。率いるのはデービッド・ニルソン監督。2000年にはディンゴの名前で中日でプレーしていた経験を持つ。そんな“日本をよく知る”敵将は、1次ラウンドで激突する野球日本代表「侍ジャパン」について「世界最強のチーム」と称した。
前回大会で優勝を果たした侍ジャパンへの警戒心はMAXだ。ニルソン監督は、メジャー組も集結した侍ジャパンについて「彼らは世界最強のチーム。世界一のチームだと思っています。ナンバーワンです」と語気を強めた。
大谷翔平投手(ドジャース)の存在感が大きいのは誰の目から見ても明らかで「トップオブトップだ」と話す。一方で「全員とても素晴らしい選手です。もちろん大谷選手は多くの注目を浴びていますが、それだけではない」と首を横に振った。
そのうえで「いい投手がたくさんいますし、ほかの野手も素晴らしい。だから個人ではなく、チームとして見ています。特定の誰かひとりに注目することはありません」と全員警戒の姿勢を強めた。(町田利衣 / Rie Machida)
2026年02月28日 10:53
阪神は28日、兵庫・西宮市の甲子園球場で全体練習を開始した。
アップ、キャッチボール後には投内でサインプレーを確認するため、報道陣を完全にシャットアウト。取材記者、カメラマンを含む報道陣だけではなく、甲子園歴史館を訪れた人が入れるオーロラビジョン前のスペース「バックスクリーンビュー」も閉鎖し、2日連続で非公開練習を行った。
これまでもキャンプ中にドーム球場を閉鎖したことや、甲子園では隣接する室内練習場で実施することはあったが、屋外、しかも甲子園球場を閉鎖するのは異例中の異例。藤川監督は前日27日の練習後、非公開練習について「コーチが決めましたからね。自分は知りませんでしたよ」と説明。「なにしたんでしょう」とはぐらかしたが、細かいプレー一つ、一つにも徹底して取り組み、チームとして組織力を高めている。開幕まで残り1カ月。リーグ連覇へ妥協なく準備を進めている。
2026年02月28日 10:48
ロバーツ監督、WBCは「野球にとっては素晴らしいことだと思う」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が27日(日本時間28日)、ジャイアンツとのオープン戦が終わった後に取材対応し、3月から始まる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を心待ちにした。
2026年02月28日 10:45
ソフトバンクは28日、小久保裕紀監督が今季の開幕投手に上沢直之に託したことを発表した。
ソフトバンクは、球団公式X(旧Twitter)で小久保監督が上沢直之に開幕投手を託した動画を公開。その中で小久保監督は「2026年の開幕投手は上沢直之でいきます。彼と大関はオープン戦の結果問わずローテーションを確約していた投手。昨年の後半の彼の実績とこのオフの取り組み。春のキャンプの状態を見て、上沢しかないなというところで、本人に伝えましたね」と明かしている。
上沢はソフトバンク加入1年目の昨季、23試合・144回2/3を投げ、12勝6敗、防御率2.74の成績を残した。今季に向けて、2年連続最多勝を獲得した有原航平が日本ハムへ移籍。上沢に大役のチャンスが巡ってきた。
2026年02月28日 10:00
23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した野村弘樹氏と谷沢健一氏が、ヤクルト・吉村貢司郎について言及した。
野村氏は「去年10勝しないといけないなというところで8勝止まりだったので、今シーズンは、なにがなんでも最低二桁勝たないといけないピッチャー」と話す。
野村氏は22日の阪神とのオープン戦で、3回6失点だった吉村の投球について「確かに良くなかったですけど、実際にオープン戦は難しくて、良すぎても心配なんですよ。悪ければ悪いで心配。オープン戦の時の調整って結果よりも内容を見ていかないと。吉村投手がどういうテーマで上がったかわからないですけど、それに沿ってできていれば結果は別でいいと思うんですよね。割り切りながら、開幕に向けてジリジリ上げていってもらえればなと思います」と話した。
これを受けて、谷沢氏は「吉村自身が、何を求めているかだよね。ボールの勢いなのか、変化球のコントロールなのか、見ているとストレートの勢いで行きたいように見える。細かいところを探ってやりすぎると、彼の良さがなくなってしまうようね」と自身の見解を述べた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月28日 09:00
23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した野村弘樹氏が、DeNA・藤浪晋太郎について言及した。
野村氏は「キャンプ中、ブルペンを見たんですよ。力のあるボールを投げていましたよ。ストライクゾーンに投げるとちょっと打てないだろうなという印象」と評価。
DeNAは今季に向けて、ケイ、ジャクソン、バウアーの3投手が退団。昨季この3人で439回1/3を投げており、そのうちケイとジャクソンは規定投球回に到達した。先発の軸が抜けたのはチームにとってかなり痛い。
野村氏は「ケイ、ジャクソン、バウアーと抜けている。そこを誰が埋めていくのかという中で、デュプランティエ、藤浪も当然入ってくるでしょうから。ローテーションに入って、150イニングくらい投げてくれないとね」と藤浪に期待を寄せる。
「誰が埋めるのか。この中で埋めていかなきゃならないですからね」と話していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年02月28日 08:56
3月27日の開幕・日本ハム戦で先発マウンドへ、ソフトバンクでは初
ソフトバンクの小久保裕紀監督は28日、3月27日に行われる日本ハムとの開幕戦の先発投手を上沢直之投手が務めることを発表した。
2026年02月28日 08:31
山本由伸は3回5安打2失点だった。
ドジャースの山本由伸投手が27日(日本時間28日)、ジャイアンツとのオープン戦に先発登板し、3回5安打2失点で降板した。球数は52球だった。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今日はピッチングが特によかったわけではない。ボール球が多く、ボールが先行した」と言及した。
山本はこの日、初回先頭のアダメズに変化球を捉えられ、先頭打者本塁打を浴びるなど2回までに2失点。最速96.9マイル(約155.95キロ)だった。これで侍ジャパン合流前の調整登板を終えたが“課題”を残す投球となった。
ロバーツ監督は「彼については(キャンプ)序盤に必要なのはビルドアップさせることだけなので、ヨシノブは大丈夫。心配していない。日本代表といるとき、我々は彼がいなくてさみしいが、必要なものは確実に得た」と“前進”を強調した。
山本はメジャー2年目の昨季、30試合に登板して12勝8敗、防御率2.49、201奪三振を記録した。ポストシーズンでも先発の柱としてフル回転し、ワールドシリーズでは3勝、防御率1.02と大活躍で、シリーズMVPを受賞。疲労が心配される今季だが、指揮官は「ない。明らかものは、ない」と断言した。
続けて「それ(精神的な疲れ)は理解できる。開幕時には彼は問題ないだろうが、理解できる。彼がこの2年間経験してきたことは精神的な負担になる。だが彼はWBCに向けて強度をあげていかなければならない。戻ってきたときに、彼の状態を見る」とシーズン開幕時のコンディションは再確認するとした。
さらにロバーツ監督は投手陣が12失点しての“今季初黒星”に「守備も、よくなかった。そして攻撃も散発的だった。なので今日のことは(水に)流すしかない。しかし、ヨシが3イニングに届いたのはよかった」と話した。(Full-Count編集部)
2026年02月28日 08:17
調整段階で必要なイニング数と球数の目安
ドジャースのブレイク・スネル投手がシーズン開幕に間に合う可能性は高くはないと、デーブ・ロバーツ監督が明かした。27日(日本時間28日)のジャイアンツ戦を前に示唆。「先発投手の調整ペースを考えれば、最低ラインとして4イニング、60球が必要になる。理想を言えば、最低でも5イニング、75球は投げておきたい。開幕前にそこまで持っていくのは少し難しいだろう」と指揮官が明かした。
スネルは1月31日(同2月1日)に行われたファン感謝イベント「ドジャースフェスト」に参加した際、報道陣の取材に応じ、スネルは自身の左肩について「一度も万全だと感じたことはなかったし、キャリアでずっと感じていたような普通の状態にはならなかった」と告白していた。
ロバーツ監督はスネルの状態について「前進している。昨日彼と話したんだが、平地での投球でもすでに86〜87マイル(約138〜140キロ)出ていて、本人も『とても楽だった』と言っていた」と説明。キャッチボールの距離を伸ばしていき、その後マウンドから投げる調整になると主張した。ロバーツ監督の発言を聞き、MLB公式サイトのドジャース番ソニア・チェン記者も「現時点のスケジュールを踏まえると、開幕戦に間に合う可能性は低いとみられる」と解釈している。
5年総額1億8200万ドル(約284億円)の大型契約で加わったが、昨季のレギュラーシーズンはわずか11登板にとどまった。ポストシーズンでは力を発揮したものの、ワールドシリーズでは3登板で13回を投げて防御率6.92に。今オフは理学療法を受けて回復に励み、例年よりはスローペースで調整している段階となっている。(Full-Count編集部)
2026年02月28日 08:00
広島は27日、マツダスタジアムで全体練習を再開した。中村奨成外野手(26)は、広角打法でのアピールを誓った。22日の日本ハム戦で放った3安打は、いずれも中堅から右翼方向へはじき返したもの。引っ張るだけではなく、逆方向への打撃ができれば、安打の確率を上げることができる。キャンプを通じて増やした引き出しで、結果を出す決意だ。
小雨が降るマツダスタジアムで、中村奨の打撃練習は熱がこもる。中堅から右方向へはじき返す打球は力強く、勢いがあった。28日から倉敷で臨む楽天との2連戦。「結果を出していきたい。そこだけですね。技術どうこうじゃなくて、とにかく結果」と力を込めた。
広角に打ち分ける打撃で進化を示す構えだ。手応えがあったのは、3安打した22日の日本ハム戦。初回無死一塁で打席に立ち、フルカウントから一、二塁間を破り右前打を放った。三回には中前打、八回は2ストライク後に右前へ。いずれも逆方向への意識が、実を結んだ安打だった。
「追い込まれてからの打撃。ああいうのが、やっぱり去年より確率よくできたっていうのは、あると思います」
追い込まれてから、粘り強く右前へ運ぶ技術は、大きな武器だ。三振を減らせるだけではなく、相手バッテリーにとっても強烈なけん制になる。
昨季に放った97安打中、半数以上が引っ張ったものだった。キャンプを経て増えた「引き出し」。右方向への打球が増えれば打率が上昇するだけでなく、本来の持ち味である力強い引っ張りにも好影響を与えるはずだ。
チームは、昨秋から凡打でも走者を次の塁に進める打撃練習を徹底してきた。状況に応じたケース打撃ができることも、1軍で生き残るために欠かせない技術。右打ちへの手応えは、本人にとっても大きな自信となっている。
昨秋の右足首の手術を経て臨んだ春季キャンプ。序盤こそフォーム固めなどに試行錯誤した。「バットが一発で出てくるところになかった。トップの位置が決まってない状態だった」。反復練習をすることで「だいぶ固まってきた。自然に上がる」。視界は良好だ。
外野3枠のうち、新井監督はファビアンのレギュラーを明言している。残る2枠をドラフト1位・平川(仙台大)や秋山らと争う。平川は、対外試合全6試合で安打を放ち、そのうち5試合で複数安打を記録しており猛アピールを続けている。
「自分が、やれることをやっていければいいと思っている」
中村奨は自然体を強調しながら前を向いた。
進化した右打ちと、迷いの消えたスイングで、開幕スタメンの座を奪い取る。
2026年02月28日 08:00
侍ジャパンサポートメンバーのロッテ・山本大斗が27日、『ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2026名古屋 侍ジャパン vs 中日ドラゴンズ』で侍ジャパンデビューを果たし、初打席・初安打・初適時打と、しっかり存在感を示した。
2026年02月28日 06:50
杉浦忠投手コーチの助言で覚醒「太田、ちょっと力が入ってきたぞ、力を抜け!」
元近鉄投手の太田幸司氏(野球評論家)はプロ5年目の1974年シーズンで初の2桁となる10勝をマークした。青森・三沢高時代に甲子園を沸かした“国民的スター右腕”が決して人気だけではないところを見せつけた。それは無我夢中で投げ続けた結果でもあった。この年から近鉄は西本幸雄監督体制がスタート。新たに投手コーチに就任した元南海の大エース・杉浦忠氏には「すごく助けてもらいました」と感謝した。
4年目(1973年)に6勝14敗ながら、28先発を含む40登板をこなし、規定投球回にも到達するなど、いよいよプロでも力を発揮しはじめた太田氏は、5年目のキャンプ、オープン戦も順調に乗り越えた。「いつも阪神と定期戦があって、この年はそこでいいピッチングをしたんだけど、(当時新人の)掛布(雅之内野手)はインパクトがありましたねぇ。代打で出てきて外のシュートをレフトポール際ワンバウンドでフェンスに当たる打球。これが高校生のバッティングかって思いましたよ」。
のちのミスタータイガースの若かりし頃の姿にも刺激を受けて、太田氏はシーズンに突入し、勝ち星をさらに増やした。阪急監督時代に5度のリーグ優勝を成し遂げた西本氏がこの年から近鉄監督に就任。その名将の下で、43登板(26先発)10勝14敗2セーブ。ついに2桁勝利をマークする主力投手になった。また進化したが、これには新任の杉浦投手コーチの存在も大きかったという。
「杉浦さんは難しい技術のことは何も言わない。『太田、ちょっと力が入ってきたぞ、力を抜け!』とか、マウンドから降りるたびにそういうことを言われたんです。“こう投げて、こう”ではなく、全体を見て『ちょっと投げ急いでいるよ』みたいなことを常にね」。1959年に38勝を挙げるなど南海の大エースだった杉浦氏の的確なアドバイスによって、より安定感ある投球ができるようになって、それが勝ち星にもつながったのだ。
とはいえ、なかなかハードな起用をクリアしてのことでもあった。シーズン初登板は開幕2戦目(4月7日、南海戦)でのリリーフ。7回途中から2番手でマウンドに上がり、1回2/3、1失点で勝利投手となったが、そこから中2日で4月10日のロッテ戦(後楽園)に先発して4回0/3、4失点で今度は敗戦投手になった。いきなり、こんな形でスタートし、その後も先発ローテーション投手でありながら、リリーフでも投げる“二刀流”でフル回転だ。
「今だったら、そんなのはシーズンの最後の最後とか、クライマックスシリーズとかならわかるけど、って話でしょうけどね。『たぶん今日は(出番が)ないけど、ベンチには入っておけ』みたいなことを(首脳陣に)言われて、入っていたら、出番が来た、ってことはよくありましたから。まあ、あの頃は先発して早い回で降板したら、次の日は絶対ベンチ入りでしたけどね」プロ5年で4度目のファン投票でオールスター…2回無失点で勝利投手
5月28日の阪急戦(西宮)に中2日で先発して7回5失点で5勝目を挙げると、中1日で5月30日の同カードにリリーフして1回無失点。翌5月31日のロッテ戦(川崎)には連投で7回からマウンドに上がり、3回無失点でプロ初セーブを記録した。他にも似たケースがいくつもあり、時代が違うと言ってしまえば、それまでだが、かなり肩、肘には負担がかかっていたことだろう。
「セーブにしても、あの頃、セーブって感覚が全くなかったんで、どこでついたんだろうなって思っていたくらいですよ」と太田氏は言う。まさに無我夢中の結果で過酷な登板間隔についても「僕だけじゃなかったんでねぇ。全然覚えてもいないけど、振り返れば、結構ハードなことをやっていたんだなぁって感じですね。そんなにやっていたんだなぁって、なんかうれしいですよ。まぁまぁ、最終的には肩を壊しましたけどね」と笑いながら話した。
シーズン前半は5勝9敗。オールスターゲームにはファン投票で選出された。前年(1973年)は監督推薦での出場で、入団以来3年続いたファン投票選出がストップしたが、1年でまた、その座に返り咲いたのだから、いかに太田氏の人気が高かったかがわかるところだ。ただし、最初の3年とは違って近鉄の先発ローテーション投手としての力を見せながらの選出。球宴第2戦(7月22日、西宮)では6回から3番手で登板して2回無失点で勝利投手にもなった。
打者7人に投げて1安打しか許さなかった。「西宮球場ですよね。優秀選手賞だったか、何かもらいましたよ。あの年は(巨人内野手の)長嶋(茂雄)さんが(現役)最後。センターフライだったかな」。それもまた成長の証しだった。そしてシーズン終盤の9月24日の阪急戦(日生)に先発して7回1失点投球で10勝目に到達した。これも9月22日の阪急戦(西宮)2番手で3回無失点リリーフしてから中1日でのことだった。
「10勝までには結構(日数が)かかったんじゃないかなぁ。プレッシャーがあったのかわかりませんけどね」と太田氏は話したが、超人気者として大騒ぎされながらも高卒5年目で2桁勝利をつかんだのだから感慨深いものもあったはずだ。しかしながら、チームは前期5位、後期4位のシーズン5位で「10勝しても年俸は大して上がりませんでしたけどね。10勝も3年続けて初めて、という時代でしたしね」。さらに上を目指しての挑戦が続いた。(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
2026年02月28日 06:00
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋、侍ジャパン5−3中日」(27日、バンテリンドーム)
ついに出た!広島・佐々木泰内野手(23)が27日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋、侍ジャパン−中日」にサポートメンバーとして参戦。「9番・一塁」でスタメン出場し“プロ1号”を放った。二回に柳から左翼席へ、豪快な一発をマーク。ブレークが期待される若鯉が、大舞台で記念すべき一打を刻んだ。
一振りで注目を独り占めにした。若鯉が描いた放物線を侍ジャパンメンバーが、ベンチから身を乗り出して見つめる。スタンドインを確認し、ダイヤモンドを一周する佐々木。「打った瞬間、いったと思いました」。ベンチ前で先輩たちからヘルメットをたたかれる手荒い祝福を受け、最高の笑顔があふれた。
待望の瞬間は3点リードの二回に訪れた。2死で相手先発・柳と対峙(たいじ)。カウント2−1からの甘く入ったスライダーを振り抜いた。打球は高い弾道で左翼席に着弾。「いい対応ができました」と自画自賛の一発だった。七回には追い込まれながら軽打で右前打を放ち、対応力の高さも披露した。
ベンチで試合を見守ったメジャーリーガーたちも驚く一撃だった。ベンチの後方に陣取っていた大谷と鈴木は、立ち上がって打球の行方を追いながら思わず笑顔で拍手。菊池も小さくうなずいていた。憧れの選手として名前を挙げていた鈴木からは「ナイスバッティング!」と3度も声をかけられ、「うれしかったです」。世界の舞台で戦う強打者たちとハイタッチを交わし、「夢のようです」と、忘れられない思い出となった。
記念すべき一打は自身の原点とも言える地で飛び出した。岐阜県出身で幼少期は父の影響で大の竜党。ナゴヤドームの右翼席に何度も足を運び、声をからした。プロでの目標の一つに掲げていたのが、バンテリンでの本塁打。思い出の詰まった球場での“プロ初アーチ”となった。
1年目の昨季は打率・271をマークするも、187打席でノーアーチ。「いつか出るやろ」と意識はしていなかったが、1年を振り返り、「やっぱり0(本塁打)のまま終わったのが悔しかった」。期待されているのは豪快な一発。思い描くチームの主軸の姿を目指し、昨秋から振り込んできた成果をいきなり発揮した。
「この試合も新井監督へのアピールだと思っている。まだまだだなと常に思ってますけど、よりもっと成長したいという気持ちが芽生えた。レベルの高いところで野球をやらせてもらっているので、これをシーズンに生かしていけるようにしたい」と佐々木。大舞台で放ったまばゆい輝き。成長した姿で広島へ帰還する。
2026年02月28日 05:00
阪神のドラフト2位・谷端将伍内野手(21)=日大=と、同3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=が27日、プロとして初めて甲子園球場に足を踏み入れた。岡城はこの日から1軍練習に合流。2人は共に「広さにビックリした。圧倒された」と口をそろえ、憧れの聖地に感動した様子。本拠地を舞台に活躍を誓った。
岡城はこの日朝、2軍マネジャーから1軍合流を伝えられた。開始前から落ち着かない様子だったが、練習では「がむしゃらに」と無心で白球を追った。藤川監督は福島を含め、2人の招集について「守備が非常にいい選手。どのレベルにいるのかを確認するために」と意図を説明。現在地の見極めに重点を置いた。
一方、谷端はキャンプでは新人で唯一、宜野座組の1カ月を完走した。星稜高校3年の夏には複数部員のコロナ感染で、石川県大会の準々決勝を前に出場を辞退。甲子園には縁がなかった。「高校では目標としてやってきた中で、ああいう形で終わってしまった。同級生も喜んでくれていると思う」。特別な思いを持って踏み出した一歩だ。
ここまでオープン戦3試合で無安打。練習試合を含めて対外試合5戦、11打席無安打とトンネルが続く。フリー打撃では「もう一回、初心に戻って脱力してという気持ちで打ちました」と、原点回帰のスイングで快音を連発させた。同1位の立石(創価大)がケガで出遅れる中、アピールを続ける2、3位の即戦力コンビ。開幕1軍へ勝負の3月に挑む。