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2024年03月29日 05:30
DAZNの公式YouTubeチャンネルで公開された「リーグ・アンメディアツアー|モナコ潜入編」で、日本代表MFの南野拓実が、所属するモナコについて語っている。 昨季にリバプールからモナコへ加わった南野は、2シーズン目を迎えたチームについて次のように話す。 「サポーターたちは3位以内じゃないと納得しないですし、ビッグクラブ以外との対戦では負けたらダメだという雰囲気がチーム内外に漂います。強豪ならではの勝たなければいけないプレッシャーを感じますね」 【動画】モナコの魅力を紹介!南野拓実のインタビュー さらに29歳のアタッカーは「15歳か16歳のときに2週間、ここで練習参加したんですよ」と、セレッソ大阪のアカデミー時代にモナコを訪れた過去を明かした。 「その時から自分の中で、いつか行ってみたいクラブだなと思っていました。だからこそ、縁があって今ここでプレーできているのは幸せです。街も最高ですし、言うことないですね」 願いが叶った29歳のアタッカーは、充実した日々を送っているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 08:40
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、「イタリア代表MFジョルジーニョと契約を更新した」と公式発表した。
2023年1月にチェルシーからアーセナルへとやってきたジョルジーニョ。現在32歳とベテランになっているが、レギュラーとサブの両面で中盤の貴重な選手として起用されている。
今シーズンは公式戦35試合に出場し、そのうちスタメンは13回のみであるものの、途中からプレーしても安定したパフォーマンスでチームに貢献している。
Officially official ✍️ pic.twitter.com/ky82lcY1T6— Arsenal (@Arsenal) May 9, 2024
契約期間についてはクラブから公式に明かされていないものの、メディアでは2025年6月30日までの1年間、そしてさらに1年延長のオプションが入っていると伝えられている。
アーセナルは今季限りでムハンマド・アル・ナーニーやトーマス・パーテイが退団するとも伝えられており、来季に向けては重要な契約更新となりそうだ。
今回契約を更新したジョルジーニョは以下のように公式サイトでコメントを発表している。
「このファミリーの一員になれることはとても光栄なものだから、残れて本当に嬉しいよ。家族も幸せだし、ここで本当に落ち着いている。そしてこれからさらに多くのことが起こるだろう。
正直に言えば、クラブや監督と話すことはあまりなかったよ。ここで本当に気分良く過ごせているからね。
彼らは僕に感謝してくれていて、もっと長くここにて欲しいと思ってくれている。それを知ることができるのは、自分にとってとても重要だ。
アーセナルでもっともっとやるべきことがあるんだ。そう感じているというのが、ここに留まることを決めた理由だ。
チェルシーからここに来てから、アーセナルのサポーターから大きな歓迎を受けてきた。それは大きな意味を持つよ。多くの愛情とサポートを与えてくれているし、僕は彼らにもっと多くのものを返したいと思う。
自分のできるかぎりのことを周りの人々に捧げたい。それはときにハグであったり、言葉であったり、なにかを示すことだったり…。どんなときでも助けたいと思っているだけだ。ここにいる誰もが僕に信頼を寄せてくれるし、僕はいつでも彼らのためにここにいるんだ」
これがアーセナルの獲得候補!噂に上がる「7名の意外なプレーヤー」
なお、アルテタ監督は「ジョルジが新契約を結んでくれたことを嬉しく思うよ。このチームにとって非常に重要な存在だし、優れたリーダーシップと、周りの全員を向上させられるプレースタイルと能力を備えた模範的な人物だからね」と話しているそうだ。
またスポーツディレクターのエドゥは「彼はプロフェッショナリズムでアーセナルの目指すべきところを示してくれている人物。クラブの全員が彼とともに戦えることに興奮している」と人格面にも高い評価をしているkとおを明かしているよう。
2024年05月10日 08:13
ブライトンの三笘薫は今シーズン、8月のリーグ最優秀ゴールを決めるなど出だしは良かったものの、故障やコンディション不良に苦しみ、何度か戦線を離脱。現在も腰を痛めて、今シーズン中の復帰は難しい状況だ。
【動画】ブライトンのシーズン最優秀ゴールを受賞した三笘薫のドリブル弾
そんななか、英メディア『GiveMeSport』は「2023−24シーズンのプレミアリーグで最も失望させた選手16人」をランキング形式で発表。三笘を9位に選んだ。
この記事に反応したのが、韓国メディア『マイデイリー』だ。「ソン・フンミンとの比較は不可、みんなが欺かれた。ブライトンの日本人アタッカーがプレミアリーグで最も失望した選手に選定された」と報じている。
「今季のプレミアリーグで期待以下の活躍だったブライトンのアタッカー、ミトマが英国の現地メディアから酷評を受けた」
同メディアは「BBCの解説者、(ガース・)クルックス氏は昨シーズンのミトマに対して『トップクラスの選手に必要なすべての要素を備えている。ミトマはソン・フンミンに似た選手だ。パスの視野が優れており、相手を恐れない』と絶賛したが、ミトマは今シーズン、失望の姿を見せた」と続けた。
自国の大エースとは比較にならないという見解だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 08:10
今季限りでの現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が、チーム関係者を招いての食事会を開催したようだ。ドイツ紙『Bild』が伝えている。
同紙によると、8日(現地時間)の夕方頃に長谷部と主将のセバスティアン・ローデが幹事役となってフランクフルト近郊の町エッシュボルンにあるイタリア料理店にて食事会が開かれ、チームメイトやクラブの会長ら首脳陣が参加。ともに今季いっぱいで現役を退く長谷部とローデのこれまでの労をチーム関係者全員がねぎらったようだ。
フランクフルトは、残り2節となった今季のブンデスリーガで現在6位につけていて、11日に行われる次節ボルシアMG戦に勝てば来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権が確保できるという状況にある。
仮にボルシアMG戦で引き分け以下の結果に終わったとしても、ホームでの最終節ライプツィヒ戦が残っている。しかし、フランクフルトは今週でEL出場を確実にして、次週ライプツィヒ戦に長谷部とローデが出場できる状況を作り出すことを新たなモチベーションにしている。同クラブの新鋭ファレス・チャイビ(21)も『Bild』の取材に対して以下のようにコメントしている。
「ライプツィヒとの試合でハセやゼップル(ローデの愛称)が少しでも長くプレイできるために、ボルシアMG戦で勝ち点3を取ることが大事になる。今週勝てれば大きなプレッシャーから解放されて、落ち着いた状態で最終節を迎えられるからね」
直近のリーグ戦3試合で出番のなかった長谷部がフランクフルトサポーターの前で最後の雄姿を見せられるかどうかは、今週末のボルシアMG戦の結果が大きく影響してくる。果たしてフランクフルトはレジェンドに最後の舞台を用意することができるのだろうか。
2024年05月10日 08:00
2023-24シーズンのUEFAヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグが9日に行なわれ、アタランタとレヴァークーゼンが決勝へと進出した。
2024年05月10日 07:45
東京ヴェルディのDF林尚輝が5月9日、自身のXを更新。ジュビロ磐田のFWジャーメイン良へメッセージを送った。
6日に行なわれたJ1第12節の磐田戦(3−2)の66分、東京Vはジャーメインにヘディングシュートを決められて失点。その際に、林とジャーメインの頭同士が衝突し、後者は、左前額骨陥没骨折でトレーニング合流まで手術後1か月程度かかるとの診断が下された。
その後、ジャーメインは自身のXで、プレーの選択には後悔がないとし、「試合で衝突した東京ヴェルディの林選手、今のところ大事は無いということで早期の復帰を祈ってます」と綴っていた。
29歳のFWによる気遣いに、林がこう反応した。
「ジャーメイン選手、お心遣いありがとうございます。骨折と聞いてとても申し訳ない気持ちでした。そんな自分に『また復帰したらバチバチやりましょう』と言ってくれたことをとても感謝しています。また同じピッチに立てるように精進します。1日でも早く復帰できることを心から願っています」
【動画】ジャーメインのヘッド弾時に林と頭同士が衝突
この投稿には、以下のような声が上がった。
「ジュビロ磐田サポーターとして林選手の温かい言葉に感謝です」
「お互いの気遣い、心遣い、スポーツマンシップ、まぢ最高」
「お二方のやり取りに涙出そうです。これぞプロ選手のやり取りですね」
「スポーツマンシップに乾杯だね。ジャメも林選手もカッコイイ」
「正しいSNSの使い方」
「サッカーいや、スポーツは素晴らしい!!」
「お互いのフェアプレー精神に拍手!」
「潔いやり取りで胸熱です。2人ともかっこいい」
「2人とも泣ける」
「とても素敵なやり取りに心洗われる気持ちです」
2人のスポーツマンシップあふれるやり取りが、ファン・サポーターを感激させた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 07:30
実力を考えれば当たり前なのかもしれないが、今のインテル・マイアミは全てがFWリオネル・メッシを中心に動いている。
ここまでリーグトップとなる10ゴール9アシストを記録しており、チームもイースタン・カンファレンスの首位だ。36歳を迎えているものの、メッシの前ではMLSのDF陣も無力化される。
スペイン『as』も昨年14位に沈んだインテル・マイアミを激変させたメッシの影響力を絶賛していて、今年はこのままリーグの頂点に届くかもしれないと期待をかける。
「このペースで続ければ、チームは素晴らしい成績でシーズンを終えることになるだろう。メッシが君臨していることで、チームは負けることが何なのかを知らない状態だ。インテル・マイアミはメッシであり、メッシはインテル・マイアミだ」
まだ気が早いが、同メディアはMLSのシーズン最多得点記録もメッシなら塗り替えられるかもしれないと注目している。
これまでの記録は、2019年にロサンゼルスFCに在籍していたメキシコ人FWカルロス・ベラがシーズン34ゴールを記録している。メッシが12試合消化時点で10ゴール奪っていることを考えると、不可能な数字ではないか。チームメイトのFWルイス・スアレスも同じ10ゴールを奪っており、2人には個人記録の期待もかかっている。
2024年05月10日 07:20
パリ五輪男子サッカー競技の最後の出場権をかけた予選の大陸間プレーオフが9日に行なわれ、ギニア代表が本大会への切符を掴んだ。
対戦したのはU23アジアカップを4位で終えたインドネシア代表と、アフリカ予選で4位となっていたギニア代表。
大会を終えたばかりのインドネシア代表は、そのスケジュールの影響もあって怪我人も発生し、さらにジャスティン・ハブナーなど数名の選手がクラブから派遣を断られていた。
一方のギニア代表は昨年夏に予選を終えて以来ほとんど試合をしておらず、新しいメンバーでこのゲームに臨まなければならない立場だった。
その中で先手を取ったのはギニア代表だった。29分にペナルティキックでイライクス・モリバ(ヘタフェ)が先制点を決め、リードを奪う。
さらに78分にギニアは再びペナルティキックのチャンスを得るも、それをアルガシム・バーが決められず、スコアは0-1のままとなった。
これによってなんとか追加の失点を逃れたインドネシアは最後までチャンスを伺ったものの、追いつくことはできなかった。
日本代表、五輪で「オーバーエイジ招集された12名の選手」
その結果、1-0で勝利したギニア代表がパリ五輪男子サッカー競技の最後の出場権を獲得することに成功している。
開会式よりも先んじて7月24日に開幕するパリ五輪男子サッカー競技は、開催国のフランス、北中米のアメリカとドミニカ共和国、ヨーロッパのスペイン、イスラエル、ウクライナ、アフリカのモロッコ、エジプト、マリ、ギニア、オセアニアのニュージーランド、南米のパラグアイとアルゼンチン、アジアの日本、ウズベキスタン、イラクが出場する。
2024年05月10日 07:00
チャンピオンズリーグ準決勝でドルトムントと対戦したパリ・サンジェルマンは、2戦合計0-2で敗北。
2024年05月10日 07:00
【「MLSで奮闘するサムライ守護神」直撃インタビュー前編(全3回)】
リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツ――。スーパースターの参戦で、熱を帯びるMLS(メジャーリーグ・サッカー)で正GKとして活躍する日本人がいる。昨季からバンクーバー・ホワイトキャップスでプレーする高丘陽平だ。
高丘は横浜市出身で現在28歳。2014年に地元の横浜FCのアカデミーからトップチームに昇格し、プロキャリアをスタートさせた。
以降、サガン鳥栖、横浜F・マリノスでもゴールを守り、マリノス加入3年目の2022年にはフルタイム出場でJ1制覇に大きく貢献。同クラブのGKとしては、現在GKコーチを務める松永成立氏以来、29年ぶりにベストイレブンに選出された。
自信と勲章を手にした守護神はその冬、海外挑戦を決断。向かった先が気鋭のMLSだった。高丘は当時の選択をこう振り返る。
「2022シーズンが終わった段階で、ヨーロッパに行きたいとマリノスに伝え、オファーを待っていたんですけれども、結果として来ませんでした。でも、ホワイトキャップスがかなり熱心に誘ってくれたなかで、一度は断ったんですけど、1月の段階でもう1回話が来て、僕自身もう一度考え直して、単純にワクワクしたというか、もう直感ですね。良いチャレンジになると思ったので決断しました。
もちろん、マリノスにはシーズン開幕前の移籍でかなり迷惑をかけてしまったので、そこに対する申し訳なさは持っています。だけど、ゴールキーパーとして、1人の人間として、より上のレベルを目ざすうえで必要なチャレンジになると、直感的に思ったのでここに来ました」
心機一転、助っ人の立場として臨んだ昨季、連係面で相当なタスクが求められるGKながら、開幕からがっちりポジションを掴むと、カナディアン・チャンピオンシップでは見事に優勝。北中米クラブNo.1を決めるCONCACAFチャンピオンズカップの出場権も得た。
背番号を1に変更した今季も抜群の存在感を発揮。その背中は日増しに大きくなっている。
「コンディションは良いです。去年のシーズンが終わってからオフシーズンもトレーニングを続けていましたし、今年の初めは北中米のCONCACAFがあった影響で始動が早かったので、良いトレーニングが結構早い段階から積めているので、コンディション的には全然問題ないですね」
不動の守護神として好守を連発し、タイトルも獲得。傍から見れば、順調な海外キャリアに映るが、本人の感触的にはどうなのだろうか。
「『良いプレーしているね』って言ってくれる人もいるんですけど、自分としてはもっともっと成長していきたいです。ここまで多くの試合に出させてもらっていますが、ただ試合に出るだけじゃなくて、僕は外国籍の選手、いわば外国人助っ人なわけなので、普通のプレーをしているだけじゃ駄目。チームを勝利に導くスペシャルなものがないと、外国人選手としては物足りないと思うので、そこは常に自分に問いかけながらやっていますね」
一般的に、欧州の主要リーグと比べると、MLSは日常的に触れる機会が少なく、未知な部分も多い。高丘は現地でプレーするなかで、「本当にタフなリーグ」と日々感じているようだ。
「もちろん選手の質も高いですし、あとは移動の大変さ。日本だったら横浜で言えば飛行機で最大2、3時間だと思うんですけど、こっちだと4、5時間かかったりしますし、時差もあって、アウェーの地に着いたら22時、23時なんてことも全然あります。
ピッチ外でのタフさは非常に感じますし、日本では感じられないところがたくさんあるので、非常にタフなリーグです。日本人が全員こっちに来て簡単に活躍できるリーグかと言われたら、そんなリーグではないと思います。クオリティがないと来られないですし、活躍するのはそんなに簡単ではありません」
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2024年05月10日 06:31
昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は当初、イングランドではほぼ無名の存在だったため、シーズン中盤からの活躍ぶりは驚きを与えた。リバプールが獲得寸前でチェルシーに奪われたモイセス・カイセドよりも格安でいい補強だったとの声も少なくない。
そんななか、「サプライズではなかった」と主張したのが、リバプールOBのディトマー・ハマン氏だ。リバプールの地元メディア『Liverpool Echo』でこう発言している。
「彼が来たとき、必ずしもビッグネームが必要だったわけではない。カイセドを1億数千万ユーロで獲得できなかったのは幸運だったかもしれない。なぜなら、彼(エンドウ)がどれほど優れた選手であるかを知っていたからだ」
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
元ドイツ代表MFは、「私がずっと言っていたのは、彼は非常に規律正しく、技術的にとても才能があり、両足を使え、絶対的なチームプレーヤーであるため、何人かの人々を驚かせると思うということだ」と称賛。こう続けている。
「私はまったく驚かないよ。おそらくプレミアリーグのペースに慣れるために、リズムに乗るまでに数週間か数か月かかったが、私をまったく驚かせていない。彼は一流の役者だよ」
日本代表MFはプレミアリーグでも活躍できる――。そう確信していたようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 05:55
ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズは5月9日、アントワープを1−0で下し、110年ぶりにベルギーカップを制した。この試合唯一のゴールを奪ったのは日本代表CB町田浩樹。前半アディショナルタイムに、右CKをニアでCFグスタフ・ニルソンが頭で反らしたボールを、ゴール中央に走り込んで得意の左足で仕留めた。
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「ニアでグスタフが触った瞬間に、『あそこにボールが来そうだな』となんか感じるものがあって入っていったら、本当にボールが来た。本当に良かった」
試合の均衡を破る値千金のゴールに、殊勲の町田はベンチ前に疾走し、味方にもみくちゃにされてからテレビカメラにポーズを決め、さらにゴール裏のサポーターに向かってユニホームのクラブエンブレムを示した。
「いや、もう興奮していたんであんまり覚えていない。100年ぶり(ママ)なんでね、サポーターも待ち望んでいたカップだったと思います。ああいう状況の中で先制点を取れたのは嬉しい」
決勝ゴールに喜びを爆発させた町田だったが、この大舞台にあまり昂ることなく試合に入ったようだった。
「僕自身、落ち着きすぎていて、『もっと熱量が欲しいな』くらいの感じでした。決勝戦だから『熱く来るものがあるのかな』と思っていたんですが、経験を重ねたせいか冷静すぎた。そういうときに限ってゴールを決められる」
クールに熱く戦った決勝戦。優勝の喜びを町田はしみじみと語る。
「鹿島アントラーズでリーグ戦(Jリーグ)、天皇杯、アジアチャンピオンズリーグと、僕は(タイトルを)3回獲っているんですけれど、どれもベンチ外だったり、ベンチで試合を見ていたりしたんで、初めてピッチの上で優勝を経験することができましたので良かった。それを自分でもぎ取れたのでね。アメージングですね(笑)。初めて自分の手で獲れたタイトルなんで感慨深いです」
アントワープの誇る俊敏なアタッカー陣のドリブルを止めたり、MFから前線へのパスをカットし続け、本職の守備でもしっかり結果を残した。
「周りが助けてくれました。みんな守備でハードワークして頑張っていた。僕だけじゃないです」
3CBシステムの左を務める町田は、81分から左ウイングバックにポジションを移した。
「俺もさすがにビビりました(笑)。1回、30分だけ(左ウイングバックを)やったことがあるんですが、今回は完全に守り切るという意図でやったんだと思います。準決勝のクラブ・ブルージュ戦(第2レグ。ユニオンは1−2で敗れたものの、後半アディショナルタイムの町田のゴールが効いて2試合合計3−2で決勝進出を決めた)で、僕が点を取ったときは左ウイングをやりました。まさか俺が左ウイングをやるとは思いませんでしたね。今回は監督の守り抜く意図を感じ取れたので、(アントワープに)放り込まれたんですけれど、守り切れて良かったです」
まだユニオンはベルギーリーグ優勝の可能性を残している。昨季、一昨年とプレーオフ終盤で涙を呑んだ。今季はレギュラーシーズンを首位で終えながら、プレーオフで4連敗を喫してしまい、優勝争いから脱落しかけた。
「ダントツの首位だったのにプレーオフで4連敗して3位まで落ちてしまい、選手たちでいろいろ話し合いました。かなり難しい時期でしたね。そこからアントワープに2連勝し、アンデルレヒトと0−0で引き分け、今日はカップ戦で優勝しました。下がってきたところからチームの士気が上がってきているのは、本当に良い。あの4連敗はチームとして無茶苦茶苦しんだんで。練習中、チームメイトが揉め合ったり…。そういうのを乗り越えてのタイトルなんで、チームのみんなも嬉しいし、本当に良かったと思います」
ユニオンの立ち直りを報じるベルギーメディアで話題になったのが、ブレシン監督が選手たちにマイケル・ジョーダンやペップ・グアルディオラの映像を見せたこと。
「今日の試合前は全員、激しく戦っているところをハイライトして(モチベーションビデオを見せた)。4連敗しているときにはジョーダンの『何千試合負けてきた。何千本もシュートを外してきた』という有名なビデオを見たこともありましたね」
町田自身はミーティングでは発言こそしなかったが、チームのWhatsAppグループに長文のメッセージを送ってチームの団結を促したという。
ユニオンがプレーオフで復調し、カップ戦を制した過程で、町田はスーパープレーを披露している。それは4月28日、ホームの対アントワープ戦(4−1)。37分、ハーフウェイライン近くの左サイドライン際から町田は左アウトフロントで、グラウンダーのスルーパスをCFニルソンに通し、1−1の同点ゴールをアシストした。
――あれはとてもCBとは思えぬ凄いスルーパスでしたね
「そうですね。ボールがこぼれてきた瞬間、相手のDFが動くのが見えたので、アウトサイドでうまく出したら、グスタフ(ニルソン)がうまく決めてくれました。彼が決めてくれなかったらアシストがつかなかったので良かったです」
――あのプレーは町田選手のベストプレーの一つ?
「そうですね。アウトサイドで思い通りに蹴れた。結構、距離もありましたね。3バックなんで、流れの中で攻撃に関わっていく回数は多いんですが、この2年間ぐらい、俺はセットプレーから点を取れていませんでした。このカップ戦で入れた2ゴールは共に足なんで、ヘッドで決めたい。ちょっとヘディングで決めろよ、という感じです」
ベルギーでスピードも高く評価されている町田は、攻守にハイレベルなパフォーマンスでユニオンをカップ優勝に導き、虎視眈々と狙う1935年以来のリーグ戦優勝に向けて、チームの鍵を握る存在だ。
取材・文●中田 徹
2024年05月10日 05:32
鹿島アントラーズやシャルケで活躍した内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、元日本代表DFの栗原勇蔵氏がゲスト出演。
2024年05月10日 04:52
スイス女子代表でアストン・ビラ・ウィメン所属のMF、アリシャ・レーマンが公式インスタグラムを更新。恋人であるブラジル代表MF、ドウグラス・ルイス(アストン・ビラ)との仲睦まじいショットを掲載した。
【PHOTO】SNSフォロワー数が1670万超! スイス女子代表のブロンド美女、アリシャ・レーマンが魅せる厳選ショット集をお届け!
5月9日はルイスの26歳の誕生日。レーマンは「マイダーリン、誕生日おめでとう。あなたのすべての幸運を祈っている。そしてあなたの夢がすべて叶いますように!」と愛情たっぷりに綴り、「あなたは私が知っているなかで一番愛情深く、思いやりのあるひと。今日はあなたの日、心の底から愛しているわ。マイラブ」とおのろけ。私服姿でキスするなどじゃれあう様子を複数のカットとともに紹介している。
投稿をチェックしたフォロワーからはお祝いの言葉やツッコミが殺到。「まさしくリアルな美女と野獣だ!」「むちゃくちゃ楽しそう」「キスしすぎ」「マジでルイスが羨ましい」「派手なカップル」「ハッピーオーラが凄いな」などなど、コメント欄にはさまざま声が寄せられている。
超人気者レーマンのインスタ・フォロワー数はついに1674万に到達。ちなみにルイスとは2022年に一度破局したが、その後も友人関係は続き、今年になって復縁を果たしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 04:11
韓国Kリーグの水原FCでチアリーダーを務めるリュ・ヒョンジュさんが公式インスタグラムを更新。ドキリとするプライベートショットを公開してファンの関心を誘っている。
【PHOTO】元K-POPアイドルの韓国美女チア、リュ・ヒョンジュが魅せる“悩殺ショット”を厳選紹介!
かつてK-POPガールズグループ「オブリス」でメインボーカルとして活躍した29歳。この日は「雨の日は自宅にこもりがち」と綴って一枚の写真を投稿した。お風呂場に上下白のタンクトトップ&パンツ姿で登場し、シャワーで濡れて服が透ける様子を紹介。艶めかしい視線をカメラに向けたショットで、大人っぽい雰囲気を演出している。
画像をチェックしたフォロワーからは賛辞が続々。「めちゃめちゃ可愛い」「おおおおお!」「もはや妖精です」「誘惑されちゃいました」「美しい一枚だ」「女神ヒョンジュ」「風邪ひかないで」などなど、コメント欄には好意的なコメントが殺到している。
2021年からプロチアリーダーとしての活動をスタートさせたヒョンジュさん。いまやサッカーだけでなくバスケットボールやバレーボールのプロクラブでも存在を誇示するなど、一年を通じてハイレベルなダンスを披露している。登録者数が11万の公式YouTubeチャンネルも好評だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月10日 00:02
現地時間5月9日、フランスで開催されたパリ五輪の大陸間プレーオフで、U-23アジアカップ4位のインドネシアがアフリカ予選4位のギニアと対戦した。
アジア杯では強豪の韓国を破るなど大健闘したインドネシアは、立ち上がりからギニアに押し込まれる展開が続くも、粘り強い守備でゴールを許さない。
しかし28分にカウンターを受けると、自陣ボックス内でスレーマンが相手を倒してしまい、PKを献上。これを元バルセロナのモリバに決められて先制点を奪われる。
45分には敵陣ボックス内でフリーになったストリックが決定機を迎えるも、シュートを打ち切れなかった。このまま1点ビハインドで前半を終える。
【PHOTO】アジアを制して喜びが爆発!歓喜に沸くU-23日本代表イレブンの笑顔を厳選!(Part1)
後半も劣勢のなか、60分にはCKの流れからチャンスを作る。左からのクロスに途中出場のデワンガが頭で合わせたが、惜しくもゴール右に外れた。
73分には、自陣ペナルティエリア内で相手にタックルにいったデワンガがファウルを取られて、またしてもPKを献上。さらにこの判定に猛抗議したシン・テヨン監督はレッドカードを受けて退席処分となる。しかし、ギニアがPKを失敗し、追加点は与えなかった。
それでも同点弾は奪えず、このまま0−1で敗戦。インドネシアはパリ五輪の最後の1枠を掴めず、68年ぶりのオリンピック出場を逃した。
勝利したギニアは、本大会のグループステージではA組に入り、開催国のフランス、アメリカ、ニュージーランドと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部