2023年06月01日 02:00
日本相撲協会は31日に開いた番付編成会議で、十両昇進力士5人を発表した。新十両はウクライナ出身の獅司(26)=雷、川副改め輝鵬(24)=宮城野、勇磨(24)=阿武松=の3人。再十両は紫雷(31)=木瀬、千代の海(30)=九重=の2人が決まった。 ウクライナ出身初の関取が誕生した。新十両を決めた獅司は、まだうまくない日本語を懸命に使いながら「うれしい。(入門して3年5カ月は)幕下が長くて大変だった。頑張って幕内までいきたい」と初々しく語った。 20年春場所初土俵。日本の好きなところについて「すしが大好き。エビ、マグロ、全部OK」と笑いを誘った。今年2月に現師匠の雷親方(元小結垣添)が部屋を継承して以降、体重は15キロ増え成長を遂げた。師匠は「スターになる可能性はある」と期待を込めた。 母国は戦争で厳しい状況にあるが、両親とは毎日電話し、十両昇進もすぐに報告した。「おめでとうと喜んでいた」と頬を緩め、「ウクライナは大変なので、もっと頑張る。(大相撲で稼いで)ママ、パパを助けます」と決意を込めた。 ◆獅司大(しし・まさる=本名セルギイ・ソコロフスキー)1997年1月16日、ウクライナ・メリトポリ出身。レスリングから15歳で相撲に転向し、2017年の欧州選手権で優勝し、18年11月に来日。20年春場所で初土俵を踏んだ。193センチ、175キロ。家族は両親と弟、祖母。弟は昨年来日して埼玉県内に在住。
2024年05月06日 05:00
新日本プロレスのKOPW保持者・上村優也(29)が、「ALL TOGETHER(AT)」(6日、日本武道館)のメインイベント出場者全方位へ宣戦布告した。
日本プロレスリング連盟発足記念大会となる今大会には新日本、ノア、DDT、大日本プロレス、ドラゴンゲート、スターダムの6団体が参加。上村はメインイベントで竹下幸之介(DDT)、シュン・スカイウォーカー(ドラゴンゲート)と組み、海野翔太(新日本)、清宮海斗(ノア)、上野勇希(DDT)組と対戦する。各団体の未来を担う新世代トップランナーの集結に「最初カード見た時はワクワクしましたね。シュンさんと竹下さんは米国(武者修行時代に)で接点があったので、本当は戦いたかったですけど楽しみです。あの2人はキャラもそうですし、プロレスも強いと思うので。食われないように僕は僕の道を行く、自分の色を出せればと思ってます」と目を輝かせた。
対戦相手の海野&清宮&上野は大会前から対談や決起集会の様子を公開するなど、チームワークの良さをアピールしている。しかし上村は「内容は見てないですけど、あんまり僕は仲良しな感じじゃなくて、パートナーも含め全員にかみ付きたいですね」とキッパリ。チャリティー興行ならではの大会名「みんなで一緒に」という趣旨と真逆のスタンスを示す。
どこまでも我が道を行く上村は「プロレスは戦いですからね、そもそも。そこを忘れちゃってる部分もあるのかな。そういうのもあって『強い新日本プロレスをつくりたい』と言っている部分もあって。それが全てとは言わないですけど、新日本の歴史や伝統はブレないでいたいですね」と決意表明だ。
対戦相手3人がモデルとなった大会ビジュアルに対しても「パッと見て、これがプロレスのポスターなのかって。チャラいですね。そこまでの興味があるわけではないし、彼らがそれでいいならいいんですけど、次のAT(6月15日、札幌)ではこの価値観はひっくり返したいですね」と対抗心を燃やした。
新日本のタイトルホルダーとしても、他の5人に負けるわけにはいかない。「KOPW保持者として負けられないし、清宮さんのプロレスとかも面白いと思うので、結構理想のプロレスができるんじゃないかなと。KOPWに箔(はく)をつけるためには、ゆくゆくはこのメンバーで(争奪戦を)戦っていっても面白いんじゃないかとも思ってます」と全方位に牙をむくヒートストームが、武道館のメインを熱くする。
2024年05月05日 22:11
新日本プロレスのエル・デスペラードが、5日のDDT後楽園ホール大会に電撃登場した。
この日はトーナメント「KING OF DDT」が開幕し、セミファイナルで男色ディーノが遠藤哲也と対戦。最後はアンダータイツまで脱がされた上に、バーニングスタープレスに沈められるという凄惨な結末で、無念の初戦敗退となった。
するとその直後、何とデスペラードが会場に姿を現す。デスペラードはDDT7月21日両国大会への参戦が決定している一方で、6月10日には後楽園で特別興行「デスペ・インビタショナル」を開催する。インビタショナルとはスペイン語で「招待」を意味し、その名の通りデスペラードから招待状を受け取った選手が後楽園に集結。出場選手や対戦カードの事前発表はなく、これまでは選手が招待状を受け取る手元だけを映した映像がSNSに投稿されていた。
リングに上がったデスペラードは「7月21日両国大会、また今年も出させていただきます。が、僕が今ここに上がっているのは、そのためではありません。もう一つ大事なことがありまして」とディーノの前で招待状取り出す。さらに団体の垣根を越えた多くの戦いたい相手の中で最も影響を受けたのが、男色ダンディディーノが率いた「フェロモンズ」だったと明かすと会場は騒然。
「プロレスっていうもの自体が、結構イロモノ的に扱われませんか? どこに行ったって。でもそんな中で、一番自分たちがやりたいことをやって、怒られそうなことをあんなに全力でやる人たちって、めちゃくちゃ影響受けたんですよ!」と熱弁した。
実はデスペラードが特別興行を開催するにあたり、最初に考案したメインイベントのカードは「フェロモンズ vs ハウス・オブ・トーチャー」だったという。「冗談でも何でもなく、この人間たちにケツを出されて追い回されて、キャーキャー逃げ回るEVILたちが見たい! 本気で思ったんです」とドリームマッチへの思いを明かしたが、残念ながらフェロモンズは2023年10月に解散し、幻となってしまった。
それでもディーノに特別興行への参戦を求めたデスペラードは、異例の公開形式で2枚の招待状を手渡した。ディーノから「まず! すまねえなあ、フェロモンズ解散して。だけど…これ、もらってもいい? もう1個はどうするの?」と問われると「この状況でディーノさんが預けられる人を探してくださるんだったら、それはとても面白いことになるんじゃないかなと思ってまして。ディーノさんの何かに引っかかる選手に渡していただければ、対戦相手は僕が何を使ってでもご用意します」と、パートナーも全権委任する形でタッグマッチを提案した。
ディーノが「これ、DDTじゃなくてもいいの? じゃあ、あんたが見たかったフェロモンズに準ずる、あんたが見たかった『男色ディーノが出したいもの』を込めて(パートナーに)お渡ししましょう」と受諾すると、デスペラードは「楽しみです」とニヤリ。
最後はガッチリと握手をかわし、特別興行でものすごくぶっ飛んだ何かが実現することが決定的となった。
2024年05月05日 21:21
女子プロレス「スターダム」の葉月(26)&コグマ(26)のタッグ「FWC」が、3度目のゴッデス王座戴冠に成功した。
5日のアクロス福岡大会で同王者・鈴季すず(21)&星来芽依(22)に挑戦。地元福岡での凱旋大会となったFWCは新コスチュームで入場し、気合十分な様子で会場を練り歩いた。
4人中3人が元ハイスピード王者で迎えた同王座戦は、終始スピーディーな攻防を展開。中盤では葉月が星来を捕まえると、得意の顔面ウオッシュで会場を沸かせ、コグマと好連係で流れを引き寄せる。
15分過ぎ、葉月が王者組から意地の合体コードブレーカーを決められピンチを迎えるも、コグマのアシストで何とか難を逃れた。星来へのカサドーラ・マヒストラルは決まらなかったが、王座奪還への執念を燃やす挑戦者組が合体のDDTで鈴季を排除。最後は葉月が星来を垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけ、3カウントを奪った。
FWCは2022年8月に同王座から陥落して以来、約1年9か月ぶりにチャンピオンに返り咲いた。試合後、コグマと喜びを分かち合った葉月は「FWCで史上初3度目のゴッデス戴冠したぞ! クレイジースター、お前ら強すぎるよ。うちらの再挑戦を引き受けてくれてありがとう」と目に涙を浮かべた。
すると試合を見ていたAZM&天咲光由がリングに登場。AZMから「まずは地元でゴッデス戴冠おめでとうございます! タッグ屋同士の戦いは心が躍ったし、私たちもそれくらいのタッグ屋にならないといけないと思った。ぜひ次に挑戦させてください。すぐにでも2人を超えたいから、横浜武道館とかどうですか?」と挑戦を表明された。
マイクを奪ったコグマは「元ハイスピードチャンピオンが3人もいて、横浜武道館は遅いんじゃないの? 後楽園とかどう?」と1週間後の12日に開催される東京・後楽園ホール大会での防衛戦を提案。AZM&天咲も受諾し、王座戦が決定的になった。
同王座の歴史で3度の戴冠はFWCが初。新たな歴史をつくった2人は「ウィーアーFWC!」と会場のファンと合唱し大会を締めた。
2024年05月05日 21:03
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第12回大会に向けたオーディションの第1弾動画が5日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開された。
2024年05月05日 21:00
女子プロレス「スターダム」のアーティスト王座戦(5日、アクロス福岡)は、王者の舞華&白川未奈が率いる「イーネクサスヴィー(EXV)」が、岩谷麻優率いる「STARS」を破り、初防衛に成功した。
ワールド王座との2冠王で地元・福岡に凱旋した舞華はこの日、白川&ジーナとの王者トリオで、岩谷&飯田沙耶&羽南の挑戦を受けた。
序盤、STARSの好連係に押され劣勢になったEXVだったが、ジーナが羽南を雪崩式ボムでマットに叩きつけ、形勢逆転に成功。さらに白川の追撃から、舞華が得意のブレーンバスターをさく裂させた。その後も合体技を決めて王者組のペースに引き込むと、最後は舞華が羽南をみちのくドライバーで沈め、3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った舞華は「STARS! 今日一番楽しませてもらったのは羽南! お前の成長がすさまじくて、次はお前とも1対1でやりたいよ。それくらいの期待を羽南に感じた。またいつかやろう」と疲労困ぱいの羽南に呼びかけた。
無事、地元凱旋大会を成功させた舞華は「福岡のみんな、ただいま! 何とか防衛することができました」と喜びを爆発させ「EXVは始動したばっか。もっともっと連係技とか精度を高めてまた福岡に帰ってくる。そして、私自身は3冠チャンピオンとして、また地元に帰ってきたいと思います!」と宣言した。
2冠王者の舞華が団体の中心に咲く。
2024年05月05日 20:22
DDT5日の後楽園ホール大会でトーナメント「KING OF DDT」が開幕。高木三四郎(54)がKO―D無差別級王者の上野勇希(28)から大金星をあげた。
いきなりラリアートで奇襲を仕掛けた高木は、場外乱闘でも南側客席の階段から蹴り落とすなど、どこまでも大人げない猛攻を展開。しかしコーナー最上段から場外へのムーンサルトアタックを浴び、王者の空中殺法で反撃を許した。
ラリアート、シットダウンひまわりボムと得意技を連発しても、上野の打点の高いドロップキックで再び劣勢に。強烈なヒザを浴びてBME(コーナーに飛び乗ってのムーンサルト)を狙われる。
それでもこれを間一髪で回避した高木は、起死回生のスタナーを発射。大逆転の3カウントを奪ってみせた。
サイバーファイトの社長として経営に専念するため7月21日両国大会を最後にレスラー活動を休業する高木だが、まさかの正攻法で団体最高峰王座の現役王者に勝利。「上野、これがな、昭和の意地だよ。上野に勝ったってことは俺がチャンピオンなんじゃないの? 違う? これタイトルマッチじゃねえのか。でも俺がアイツに挑戦してもいいはずだよな。このトーナメントを勝ち上がって、必ずアイツ、逆指名してやる」と、優勝の誓いを新たにした。
上野は日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(6日、日本武道館)でメインイベント(上野&海野翔太&清宮海斗VS上村優也&竹下幸之介&シュン・スカイウォーカー)出場を控えている。新世代の星を団体の社長が前日に叩き潰すという大人げなさこそが高木の真骨頂だ。
なお高木は第1試合で棚橋弘至、丸藤正道と重役トリオを結成し、新日本プロレスの極悪集団「ハウス・オブ・トーチャー」のEVIL&成田蓮&高橋裕二郎と激突する。「ATはな、第1試合が全部食うんだよ。ハウス・オブ・父ちゃん? アイツらぶっ飛ばしてやるからな。何だコノヤロー、EVIL。ふざけんな。お前に経営学を叩き込んでやる」と、どこまでも大人げなく宣戦布告していた。
2024年05月05日 20:16
朝倉未来が社長を務める1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第12回大会に向けたオーディションの第1弾動画が5日、朝倉のYouTubeチャンネルで公開された。バンタム級の格闘技経験者部門では、喧嘩自慢100人企画でベスト8となっていた“実家暮らしの狂人”サイコ松本が登場。その破天荒ぶりが注目を集めた。
「正直俺、喧嘩しに来たんで。ここに格闘技しに来たんじゃないんすよ。俺よりでっけぇやつと戦いたいっすね」と言い放ち、三河幕府の総大将、ヒロ三河を指名。すると、前回大会でヒロと対戦し、健闘をたたえあった安保瑠輝也軍団のてるがぶち切れて、サイコ松本を急襲。跳び蹴りで突撃すると、サイコ松本も瞳孔を開きながら応戦した。
その尋常ではない表情に、“アウトローのカリスマ”瓜田純士が思わず「サイコパス感が…。顔がサイコパスなんだよな。目がヤバいんだよ」とポツリ。止めに入っていたヒロ三河も「なんや、あいつ。あいつ、ヤバいぞ」と驚いた様子で、朝倉も「あいつ、ガチのサイコパスなんで、気をつけてください。あいつ、ヤバいっす」と注意をうながした。
その後、母子家庭で育ったという他の応募者が参加の理由を語っている時には「お涙頂戴じゃねえんだよ」と、再び乱闘に。瓜田は「地獄絵図。松本ヤべェな」と、絶句。「お医者さんの薬とか服用してないよね?」と問うと、「ナチュラルハイってやつです」と応えていた。
その後、“喧嘩ニキ”こと井上力斗に対戦要求していた“豊川のトラブルメーカー”と呼ばれるラッパーのsakkkiとスパーリング。激しい打ち合いの末に判定で敗れた。
オーディション後のVTRでは「ちょー、喧嘩楽しい。ブシャーってきたね、アドレナリンが」と振り返り、ニートであることを明かした。
2024年05月05日 19:07
女子プロレス新団体「マリーゴールド」の貴婦人桜井麻衣(33)が5日、新・超貴婦人宣言をした。
2024年05月05日 17:50
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が5日、旗揚げ戦の全対戦カードを発表した。
この日、都内でファン80人を集めてカード発表イベントを開催。所属選手13人が登場した。旗揚げ戦のメインイベントではジュリアと林下詩美がタッグを結成し、Sareee&ボジラと対戦することが決定した。
カードが発表されると驚いた顔をした詩美は「ジュリアの隣にいることが違和感すぎて、大丈夫かな? でもデッカい人が多い中で輝きを隠せないこの林下詩美が、デカいボジラをパワーでぶん投げたいと思います」と意気込み「まずはジュリアと少しでも絆をつくらなきゃ」と、力強くジュリアの手を握った。
詩美の力の強さにジュリアは「ケンカ、売ってるよね?」とキレつつ「でも今日みんなの覚悟を聞いて刺激になったし、それを全部背負った上でのメインイベントだと思ってるから、このメインベントでうちらがこけたら終わりでしょう? だから2人で飲み行こうか。お泊まりパーティーでもする?」と飲みに誘う場面も。
最後に詩美と再び握手を交わしたジュリアは「私たちが女子プロレス界を引っかき回し、もっともっと明るい女子プロレス、そして世界にも世間にも届く団体を目指していくので。その旗揚げ戦、ぜひみんなかみ締めて見に来てください」とファンに呼びかけた。
その他にノア両国大会で参戦表明をされた野崎渚が謎の外国人刺客のマイラ・グレースと組み、桜井麻衣&ゼイダ・スティールと対戦。元アクトレスガールズの翔月なつみは松井珠紗とタッグを結成し、旗揚げ戦でプロレスラーデビューを果たす天麗皇希&後藤智香と激突する。
またMIRAIはCHIAKIと、元アクトレスの青野未来は元アイスリボンの石川奈青と一騎打ちで激突。先月15日の旗揚げ会見で引退を示唆した高橋奈七永は、デビュー5か月の新人・ビクトリア弓月とパッション注入マッチと称されたシングルマッチを行う。
2024年05月05日 16:05
女子プロレス新団体「マリーゴールド」が5日、都内でファンとのランチパーティーを開催し5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦全対戦カードを発表した。
ロッシー小川氏が社長の同団体。所属選手は4月15日の団体設立会見で3月いっぱいで「スターダム」を退団したジュリア、林下詩美、桜井麻衣、MIRAI、ビクトリア弓月の5選手に高橋奈七永、石川奈青の7選手が発表された。
さらに4月30日には「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6選手の入団。また「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任が発表となっている。
旗揚げ戦のメインイベントは、4月15日の会見で「ジュリア、X vs Sareee、X」と発表されたが、ジュリアのパートナーの「X」が林下詩美、さらにSareeeと組む「X」はボジラと発表された。
ファンが驚きの歓声をあげた2人のタッグ。壇上に上がった林下は「ジュリアと隣は違和感すぎて」と切り出し「Sareeeさんもきっとジュリアのことしか見てないんじゃないですか?マリーゴールドにこんなすごい人もいることを見せつけたい」と意気込んだ。
林下と並んだにジュリアは「詩美と横に並ぶなんて想像しましたか?何か似たような覚悟だったり大きな決断をして、ここへ来た。何か縁があるのかなと思っているんです」と万感を込め「このメインイベント、ウチらがこけたらマリーゴールド終わりでしょ?」とファンへ語りかけ「一回、2人で飲みにいこうか?」と林下と絆を深めるサシ飲みを提案した。
林下は微妙な反応だったがジュリアは、旗揚げ戦でSareeeとの対戦に「自分でもちょっと想像がつかない。でもきっと何かが始まると思います」と見据え「私たちが女子プロ界を引っかき回し、もっともっと明るい女子プロレス、世界にも世間にも届く団体を目指していくので、その旗揚げ戦かみしめて見に来てください」とメッセージを送った。
◆5・20旗揚げ戦全対戦カード
▼startin over パッション注入2024
高橋奈七永 vs ビクトリア弓月
▼A対Aイデオロギー対決
青野未来 vs 石川奈青
▼The Power Contest
MIRAI vs CHIAKI
▼第4試合
翔月なつみ、松井珠紗 vs 天麗皇希、後藤智香
▼World beauty showdown〜世界美女決戦〜
桜井麻衣、ゼイダ・スティール vs 野崎渚、マイラ・グレース
▼マリーゴールド最強タッグ伝説
ジュリア、林下詩美 vs Sareee、ボジラ
2024年05月05日 15:54
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
前日計量が5日、都内で行われ、王者の井上拓真(大橋)、挑戦者の石田匠(井岡)ともに53・4キロでクリアした。
メインでは兄の井上尚弥(大橋)がルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受けて4団体統一世界スーパーバンタム級王座の初防衛戦を行う。世界戦での兄弟そろい踏みは2019年以来とあって「約5年ぶりの兄弟の世界戦なんで、最高のバトンを渡すだけですね、後は」と、白星のリレーを目指している。
計量では石田と向き合い、「想定内というか。身長差も想定内でしたし、後はゴング鳴ってからが楽しみですね。まずはジャブの、お互いの距離の確かめ合いを楽しんでやっていきたい」と試合が待ちきれない様子。「明日は何もさせずにしっかりKOで勝ちたい。プロでやってる以上はKOは狙っていきたい」と、前戦に続くKO勝利を宣言した。
バンタム級は前日、西田凌佑(六島)がIBF世界王座をエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)から奪ったばかり。試合を見たという井上は「距離も良かったですし、気持ちも強いなと思いましたし、本当にいい選手だなと思いました」と西田を称賛した。WBC王座は中谷潤人(M・T)が保持し、WBO王座には同じ6日の東京ドームで同門の武居由樹が挑戦する。主要4団体の王座を日本人が独占する可能性もあり、井上は「すごいいい感じに盛り上がってきてるんで、明日は自分もしっかりといい結果を残したい」と、統一戦を見据えていた。
石田は「特に何も感じなかった。体格も想定内」とし、「明日が楽しみ。チャンピオンだけ見てバチバチ行きたい。結果で見せたい。ベルトは持って帰ります」と王座交代を宣言。同じ関西勢である西田の戴冠は歓迎していた。
2024年05月05日 15:33
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
前日計量が5日、都内のホテルで行われ、王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)、挑戦者の武居由樹(大橋)ともに53・4キロで一発パスした。
2024年05月05日 15:23
WWEのPLE「バックラッシュ」が4日(日本時間5日)にフランス・リヨンで開催され、大熱狂の連続となった。
序盤から会場にはサッカーのようなフランス独特のチャントと歌声が鳴り響いた。観衆の異様な盛り上がりの中で、メインの統一WWE王座戦では、王者のアメリカン・ナイトメアコーディ・ローデスがAJスタイルズの挑戦を受けた。時期は重なっていないものの、2人は新日本プロレスでユニット「バレットクラブ」に所属。注目の初対決は期待通り真っ向勝負の大熱闘になり、AJのスタイルズクラッシュを決めさせなかったコーディが必殺のクロスローズで3カウントを奪った。
4月の祭典「レッスルマニア40」で、1316日の長期政権を築いたローマン・レインズからタイトルを奪取。新時代の扉を開いた1か月後に防衛に成功したコーディは、大会後の会見で「実現するかわからないけど、AJとはもう一度試合がしたい」と名勝負の再戦を熱望。さらには「俺はLAナイトが大好きなんだ」と、これまでほとんど接点のなかった人気者との対戦にも興味を示していた。
世界ヘビー級王座戦は闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」の王者ダミアン・プリーストが、ジェイ・ウーソを雪崩式サウスオブヘブン(変型チョークスラム)で下し王座を防衛した。試合中には闇落ち軍のフィン・ベイラーとJDマグダナが介入。マグダナはジェイのウーソスプラッシュをくらってフォール負け寸前の王者の足をロープにかけて、王座陥落から救った。試合後もベイラーとマグダナはジェイに暴行を加えたが、プリーストが2人を突き飛ばして蛮行をやめさせた。ベイラーとマグダナは不満そうな表情で、闇落ち軍に不穏な空気が流れた。
4月の祭典「レッスルマニア40」でイヨ・スカイからWWE女子王座を奪ったベイリーはナオミ、ティファニー・ストラットンとトリプルスレット王座戦。25歳の新星ティファニーが得意の空中殺法を武器に大奮闘したが、ベイリーとナオミが合体式のネックブリーカーを決めて新星を排除。最後は延髄斬りからの丸め込みを狙ったナオミを切り返して、王者が後ろケサ固めで電光石火の押さえ込み。そのまま3カウントを奪って、ベルトを守った。
CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHも試合後の会見で「信じられないような経験だった。大会が始まると、隣に座っている人とお互い叫び合って、その声が聞こえないなんてことは今までなかった」と熱狂的な空間に驚きを隠せない。その上で、今後も世界各地でPLE(プレミアム・ライブ・イベント)を開催していく意向を示した。
2024年05月05日 15:14
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
前日計量が5日、都内で行われ、王者の井上尚弥(大橋)は55・2キロ、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)は54・8キロでクリアした。
2人はフェイスオフで約20秒間、関係者が引き離すまでごく近い距離でにらみ合い、火花を散らした。
計量後、取材に応じた井上は「いつもながらバッチリです」とコンディションに自信。フェイスオフについて「明日やるだけなんで。ここから駆け引きも始まっているので」と話した。
ネリが500グラムアンダーだったことには「余裕なんじゃないですか。ちゃんと管理して準備すれば」と驚きは見せず。試合が成立したことには「成立はするでしょ」と苦笑し、「さすがに、このビッグイベントの、ネリもたぶん過去最高のファイトマネーもらうだろうし、そこはしっかりやってくるだろうと。そこに関しての心配はなかったですけどね」と驚きは見せなかった。
自身は3戦目のスーパーバンタム級になるが、「調整面ではなんとなくつかんでは来ていますけどね。今回もパーフェクトにいくと思います」と順応に自信満々。意気込みを聞かれると「意気込みなんて、今聞いてどうするんですか?そりゃ、もうやるしかないじゃないですか」と、笑顔を見せていた。
2024年05月05日 15:10
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
前日計量が5日、都内のホテルで行われ、王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、挑戦者の桑原拓(大橋)ともに50・7キロで一発パスした。フライ級のリミットは112ポンド(50・8キロ)。
2人は2021年に日本フライ級タイトルマッチで対戦。阿久井がTKO勝ちしており、桑原にとって今回はリベンジマッチとなる。
計量後に行われた囲み取材では、阿久井は「問題ない。いつも通り」と何度も繰り返し、落ち着いた表情。「立場、実力差も何も変わっていない」と不敵に笑った。
一方の桑原は「東京ドームで再戦はうれしく思う」と胸を躍らせた。大橋ジムの四大世界戦のトップバッター。JBC公認の日本所属ジム100人目となる世界王者の記録もかかる。「もちろん勝利で3選手につなげていきたい」とし、「このチャンスはない。必ず(ベルトを)つかみ取りたい」と闘志を燃やした。