2023年05月29日 07:07
[J1第15節]川崎2−0柏/5月28日/等々力陸上競技場 Jリーグは5月28日、J1第15節の4試合を各地で開催。等々力陸上競技場では、川崎フロンターレ対柏レイソルが行なわれ、2−0で川崎が勝利を収めた。 【PHOTO】川崎の出場14選手&監督の採点・寸評。頼れる“重鎮”ふたりがチームを救う。大島らも“らしい”プレー 先制は川崎。21分、小林悠が左サイドでスローインを受けた柏の立田悠悟に素早く寄せてボールを奪うと、ドリブルでペナルティエリア内に進入。右足のシュートでGKとの1対1を冷静に制し、ネットを揺らした。 さらに前半終了間際の45+1分には、左サイドでボールを受けた登里享平が、脇坂泰斗とのワンツーでペナルティエリア手間左に持ち込み、右足を振り抜く。これがゴール右隅に決まり、2点をリードした。 後半に入ると、攻勢に出た柏がチャンスを作るも、フィニッシュの精度を欠いて1点が遠く。このまま終了し、川崎が3試合ぶりの白星。敗れた柏は4戦未勝利となった。 ▼川崎のチーム採点「6.5」 公式戦3連敗中(リーグでの連敗後に、ルヴァンカップでも敗戦)のチームが、意地を見せた。試合の立ち上がりから気持ちの入ったプレーと、自分たちのアイデンティティを証明するかのような丁寧なパス回しで柏を押し込み、2−0で勝利。 確かに先発の平均年齢が30,09歳と高かった点は気になるが、勝負どころで結果を残す小林、登里らの嗅覚は見事で、彼らとともにチームを長年支えてきた大島らのパフォーマンスも光った。この日は前半終了間際という比較的早い時間に追加点(登里のゴール)が生まれたのも大きかっただろう。 後半はややトーンダウンした感もあるが、2−0でのクリーンシートで久々の勝利に花を添えた。イベントでスタジアムに集まった歴代のOBや、元キャプテンの谷口彰悟らの目の前で良い勝ち方をできたのも、今後につながるはずだ。 もっとも、今日の相手は監督交代に揺れていた柏。次戦の首位・神戸戦(アウェー)をモノにしてこそ、反転攻勢の準備ができたと言えるのだろう。取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
2024年05月02日 15:38
現地時間5月2日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の3位決定戦で、インドネシアはオリンピックの出場権を懸けてイラクと対戦する。この一戦を前にインドネシアのシン・テヨン監督が記者会見に臨んだ。
インドネシアは4月29日に行なわれた準決勝のウズベキスタン戦、粘り強い戦いを見せていたなか、68分にクロスから先制点を献上。84分には、リズキー・リドーがラフプレーにより、レッドカードを受けて退場となった。
その後、10人での戦いを強いられると、86分にもオウンゴールで失点。そのまま0−2で敗れている。
【動画】インドネシアDFが退場となったプレー
インドネシアメディア『Jebreeetmedia』によると、記者会見でシン・テヨン監督は、準決勝の判定について怒りを露わにしたようだ。同メディアが「シン・テヨン監督が審判団を痛烈批判」との見出しで韓国人指揮官のコメントを報じている。
「準決勝のことは、まだ考えなければならないことが頭の中にたくさん残っている。選手たちは良いプレーをしてくれたが、レフェリーの笛によって試合の運命が変わってしまうような状況もある。イラクとの試合は、3位決定戦なのでベストを尽くすだろう。このゲームが上手くいくように、AFCが助けてくれるのを願っている」
イラクとの3位決定戦は日本時間で3日の0時30分にキックオフ予定。負ければ、アフリカ予選4位であるギニアとの大陸間プレーオフに回り、パリ五輪の出場権獲得を目ざす。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 15:37
冨安健洋は3月、アーセナルとの契約を2026年まで延長した。以前から話題となっていた新契約が実現し、選手もサポーターも喜んだのは記憶に新しい。
だが、専門サイト『Arsenal Insider』は5月1日、冨安との契約延長がクラブにとって好ましくない結果に終わるリスクもあると報じたフィジカルの問題への懸念を指摘している。
2021年夏にボローニャからアーセナルに移籍し、今季が3シーズン目の冨安だが、絶えずケガに悩まされてきたのは周知のとおりだ。
加入シーズンの前半戦は圧倒的なパフォーマンスで絶賛されたが、後半戦はふくらはぎのケガで大半を棒に振った。2年目も3月にひざを負傷し、チームメイトより先にシーズンを終えている。今季も再びふくらはぎのケガで長期離脱を強いられた。
信頼のおける守備や高い知性など、日本代表DFが評価されているのは間違いない。だからこそ、ミケル・アルテタ監督やクラブ上層部は契約延長に踏み切ったのだ。しかし、シーズンを通じて戦い抜くことができていない点への不安も否めない。
【動画】冨安がダービーで先制のオウンゴールを誘発
Arsenal Insiderは「アルテタによる直近の3つの判断は、クラブにとって裏目となり、進歩が必要なタイミングでアーセナルを低迷させるかもしれない」と、契約延長がうわさのレアンドロ・トロサールやジョルジーニョとともに、冨安の延長にも不安があると報じた。
同メディアは「日本のスターがエクセレントな選手であるのは疑いない。トミヤスは1対1のDFとしてアーセナルで最高と言われている」と伝えている。
「しかし、ずっと続いているケガの問題は、必要なときに使えるかあてにできないことを意味する。年明け以降、プレミアリーグでの先発出場は2試合だけだ。25歳の彼を売却して資金化し、もっとフィットネスに関して信頼できる過去を持つ選手と代えるのが、最も賢明な道との声もある」
疑念を払拭するには、安定した出場とパフォーマンスが必要だ。来季こそ、フルシーズンを戦い抜けることが期待される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 15:11
チェルシーからドルトムントにレンタル移籍中のオランダ代表DFイアン・マートセンの父親エドワード氏が、同選手の去就について言及した。1日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在22歳のマートセンは2018年7月にPSVの下部組織から、チェルシーの下部組織に加入した。2019年9月にトップチームデビューを果たすと、その後はレンタル移籍を繰り返し、昨季はバーンリーでプレー。チャンピオンシップ(2部)39試合出場で4ゴール6アシストを記録し、プレミアリーグ昇格に大きく貢献したほか、左サイドバックとしてリーグのチーム・オブ・ザ・シーズンに選出される活躍を見せた。
この活躍から昨夏の移籍市場でも去就に注目が集まり、プレミアリーグ昇格を果たしたバーンリーとは3000万ポンド(約58億円)での買い取り義務が付随したレンタル移籍でクラブ間合意に至ったことが報じられていたが、チェルシーでのプレーを希望したマートセンがこの移籍を拒否し、チェルシーに残留した。
それでも、チェルシーでの先発出場の機会はほとんどなく、公式戦15試合の出場にとどまっていたことから、今年1月にチェルシーとの契約を2026年6月30日まで延長しながら、ドルトムントに今シーズン終了までとなる契約のレンタル移籍で加入。移籍後すぐに主力として定着し、公式戦19試合出場で2ゴール2アシストを記録し、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝に進出しているチームに貢献する活躍を見せている。
マートセンの契約には3500万ポンド(約68億円)の契約解除条項が付随していることから、同選手の去就には集まっているなか、マートセンの父親はオランダ紙『Voetbal International』で「私たちはこのクラブ(ドルトムント)に残留することに取り組んでいる」と来シーズン以降も同クラブでプレーすることを望んでいると明かしながら、チェルシーの上層部への不満ものぞかせた。
「クラブ同士で戦わなければならない。イアンはここで順調に成長しているけど、オーナーが変わってからのチェルシーではうまくいっていない。あのクラブでは多くのことがお金中心に展開されており、それがクラブの利益よりも重要であるように見えることもある」
「チェルシーとドルトムント以外にも選択肢はあるけど、ドルトムントがいい再スタートの場所であることが証明された。それに、(ジュード・)ベリンガムや(アーリング・)ハーランドといったここから出てきた選手たちもいるしね」
2024年05月02日 14:56
アーセナルに所属するスペイン代表GKダビド・ラヤが、ノースロンドン・ダービーでの自身のミスを振り返った。
2024年05月02日 14:54
ブレーメンのFWユスティン・エンジンマーに対して、欧州複数クラブが関心を寄せているようだ。1日、ドイツ誌『kicker』が報じている。
2000年11月15に生まれのエンジンマーは現在23歳。2022年1月にブレーメンとプロ契約を締結した後、昨夏にドルトムント(Bチーム)から1年半ぶりにレンタル復帰すると、トップスピードが時速35キロを超える快速FWは、ここまでの公式戦24試合に出場しチーム2番目となる6得点を記録。直近5試合は足首の手術とウイルス感染症により欠場が続いているものの、ブレーメンは早急に契約延長を取りまとめたいようだ。
ただ一方で、ブンデスリーガで過ごす初めてのフルシーズンながら、インパクトを残しているエンジンマーに対しては、国内外から関心が寄せられているとのこと。『kicker』によると、同リーグに所属する複数クラブの他、エヴァートンやウルヴァーハンプトンなどの獲得候補リストにも名を連ねていると報じている。
また、同選手獲得を検討しているクラブの一つとされるビジャレアルは、右WGのベルトラン・トラオレの去就が大きく左右するという。スペイン紙『マルカ』は、昨年12月に到着したB・トラオレの現行契約が今夏までのため、まもなく決断を下す必要があると指摘。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督自身も、残りの数試合でパフォーマンスを評価し、来シーズンのスカッドに加えるかどうかを見極めたいと考えていると、併せて伝えている。
一躍、スペインやイングランドからも注目を浴びるほどの駆け上がりを見せるエンジンマーだが、どのオファーにサインをするのだろうか。契約延長か、移籍か、“ブンデス1年生”の快速FWの去就から目が離せない。
2024年05月02日 14:46
クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルは現地5月1日に開催されたサウジアラビア国王杯の準決勝でアル・ハリージュと対戦。3−1で快勝を飾った。
この一戦でC・ロナウドが決めた巧みな先制点が、話題を呼んでいる。17分、相手GKのビルドアップのミスを突き、こぼれ球に反応。反転しながら左足を振り抜き、鮮やかにネットを揺らしてみせた。
【動画】「その体勢から決めちゃうの」など反響! C・ロナウドが決めた鮮烈弾
この一撃に、SNS上では以下のような声が上がった。
「やばすぎだろ」
「その体勢から決めちゃうの」
「バケモノです」
「理不尽なゴール」
「えぐいことしてる」
「そうはならんやろ」
「素直に凄い」
「ノールック、ダイレクトで打ってあのコース」
「シュートフォームがキャプテン翼」
「これ決めるのは意味わからん」
57分にもゴールを決めて2得点の活躍を見せたポルトガル代表FWが、チームの決勝進出に大きく貢献した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 14:30
今季のオランダ・エールディビジで21ゴールを決めているフェイエノールトのメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスに対し、ミランとナポリが関心を抱いているそう。
『Tuttomercatoweb』によれば、現在ミランとナポリは来季に向けて新たなセンターフォワードの獲得を検討しているとのこと。
ミランは今夏で契約満了になるフランス代表FWオリヴィエ・ジルーがアメリカに移籍する可能性が高まっているため、その後任となるストライカーを必要としている。
またナポリはナイジェリア代表FWヴィクトル・オシメーンがビッグクラブから狙われており、1億ユーロ(およそ166.7億円)以上で売却できる可能性があるという。
エールディビジで目覚ましい活躍を見せてきたサンティアゴ・ヒメネスは23歳とまだ若く、さらにイタリアのパスポートを持っていることからセリエAでは自国人として扱うことができる。
フェイエノールトはサンティアゴ・ヒメネスの価格をおよそ6000万ユーロ(およそ100億円)に設定している。
上田綺世加入のフェイエノールト、21年前の「UEFAカップ優勝の伝説スタメン」覚えてる?
ナポリはオシメーンを売却すれば支払える額であるが、ミランにとってはかなり拠出するのが難しい数字であるとも。
サンティアゴ・ヒメネスはフェイエノールトで上田綺世と同じポジションを任されている選手。彼の去就は上田にも大きく影響しそうだ。
2024年05月02日 14:28
元日本代表FWの岡野雅行氏が、4月30日に公開された播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルの最新コンテンツに出演。
2024年05月02日 14:01
チェルシーに所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが決定力の改善を誓った。5月1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
現在22歳のジャクソンは昨年夏にビジャレアルから推定総額3700万ユーロ(約62億円)の移籍金でチェルシーへ加入し、2031年6月末までの8年契約を締結した。新たな前線の主軸として期待を集めた若きストライカーは、ここまで公式戦39試合に出場し13ゴール5アシストをマーク。チームが不安定な戦いを続けるなか、初挑戦のプレミアリーグで既に二桁ゴールを達成している。
しかし、決定的なチャンスをものにできず、批判を浴びることもしばしば。『スカイスポーツ』が集計したデータによると、ジャクソンは今シーズンのリーグ戦において、90分あたり「0.56」のゴール期待値を記録しているが、実際の得点数は「0.38」に留まっているという。また、ビッグチャンスでのミスは90分あたり「0.8」回となっており、これはチェルシー所属選手の中でワーストの数字だ。
決定力不足が指摘されているジャクソンは「逃したチャンスでもっと得点するべきだったと思っている」と認めつつ、「すべての出来事には理由があるし、来シーズンも戦い続けようとしている。たとえ10点、15点取ったとしても、最も重要なことはチームがより高い成績を収め、ファンを喜ばせることだ。そうすればゴールも付いてくると思っている」と言及。そのうえで決定力向上への意気込みを次のように示した。
「僕は毎日成長しようと努力している。重要なことはチームのために試合に出場すること、そしてチームを助けるプレーをすることだ。ミスは多いが、より多くのチャンスを作り、より多くのゴールを決めようとしている。うまくいけば、来シーズンはもっと良くなるだろう。今シーズンは学び、経験を積むための1年間だった。間違いなく良くなるだろうし、来シーズンはもっと多くのゴールやアシストで貢献したい」
チャンスを逃しているとは言え、ここまで負傷離脱なくフル稼働し、多くのチャンスに絡み、一定の結果を残していることも事実。ジャクソンの更なる飛躍に期待がかかる。
2024年05月02日 14:00
セリエBのパルマが、第31節バーリ戦に1−1で引き分け、セリエAへの昇格を決めた。1部で戦うのは2020-21シーズン以来3年ぶりとなる。
パルマといえば、1913年に創設された歴史あるチームで、これまで数々の名選手が在籍してきた。また中田英寿氏が2001年から2004年まで所属しており、黄と青の横縞のユニフォームは日本人サッカーファンにとっては懐かしく感じる人も多いだろう。その中田氏の活躍もあり、2001-02シーズンはコッパ・イタリアで優勝。全盛期を迎えようとしていたエイドリアン・ムトゥやアドリアーノの活躍も目立ち、セリエAでも上位に名を連ねていた。
ところがその後クラブは2度の破産を経験し、2015年には4部へ降格。2018-19シーズンには3シーズンぶりにセリエAへと復帰したが、2020-21シーズンに降格の憂き目に遭ってしまった。長い歴史の中で浮き沈みがあるのは当然で、2部への降格は何度も経験しているが、こうして日本人に馴染み深いクラブが再びセリエAで見られるのは嬉しい。
現在はウインガーのデニス・マンやアドリアン・ベネディチャクという点取屋が前線を張り、その得点力が魅力。果たして来シーズンはセリエAでどれだけの力を発揮できるか、期待したい。
2024年05月02日 13:41
V・ファーレン長崎は2日、DF岡野洵が負傷したことを発表した。
発表によると、岡野は右前十字じん帯断裂と診断され、4月30日に手術を受けたという。なお、全治は6〜8カ月と伝えられている。
現在26歳の岡野はFC町田ゼルビアから2023年に長崎に加入。今シーズンはここまで2024明治安田J2リーグで2試合、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合に出場していた。
長期離脱となった岡野は長崎のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「先日のルヴァンカップ磐田戦、沢山の応援ありがとうございました。難しい試合展開でしたが、自分自身、久しぶりのトラスタでのプレーを心の底から愉しめました。強い目標を設定して挑んだシーズン。この1試合に懸ける想いが強かった分、正直このタイミングでの離脱はとても悔しいです。この苦しい期間があったからこそ、人として、サッカー選手として、強くなれたと心から思えるように、一歩ずつ前を向いて、リハビリに取り組んでいきたいと思います。J1昇格、J2優勝というチームの目標を成し遂げるために、今の自分にできることをチームのためにこれからも全力で取り組みます。そして、再びピッチの上でV・ファーレン長崎の力になれるように必ず強くなって帰ってきます」
2024年05月02日 13:30
水曜日に行なわれたサウジアラビアのカップ戦で、アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドがサディオ・マネにPKを譲る場面があったそう。
2024年05月02日 13:11
ドルトムントは現地時間5月1日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第1レグでパリ・サンジェルマンとホームで対戦。1−0で接戦を制した。
この試合前のドルトムントサポーターによる大熱唱が反響を呼んでいる。本拠地シグナル・イドゥナ・パルクに集結したファンはキックオフ直前に、お馴染みの応援歌である『You'll Never Walk Alone』を歌い、大一番に挑む選手たちを鼓舞した。
【動画】まさに圧巻の雰囲気! ドルトムントサポーターが高らかに歌い上げた『You'll Never Walk Alone』
アメリカメディア『CBS Sports Golazo』の公式Xが、この圧巻の雰囲気を伝える投稿をすると、「最高すぎる」「一体感がすごい」「世界最強のサポーター集団」「かっこよすぎる」「生で見たら鳥肌立ちそう」「そら強いわな」「なんか泣きそうになる」「クロップ愛されすぎや」などの声が上がった。
11シーズンぶりのファイナル進出を目ざすドルトムントが、大観衆を味方につけてフランス王者に先勝した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月02日 13:09
バルセロナからジローナにレンタル移籍中のDFエリック・ガルシアが、自身の去就について語った。1日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。
昨夏にバルセロナからジローナにレンタル加入すると、ミチェル監督が志向するボール保持のスタイルに、ラ・マシア産CBは抜群の適応力を見せた。3バックの右または、右サイドバックとしてもプレーし、ここまで公式戦28試合に出場。最終ラインから攻撃の始まりを担うなど欠かせない存在となり、クラブ史上初の欧州大会出場決定に大きく貢献している。
今シーズンも残すはあと1カ月と終わりが近づく中、それに伴うようにE・ガルシアの去就に関する注目度も高まりつつある。「一旦、バルセロナに戻ることになる。契約があるからね」と語った同選手は、自身の将来について「今のところは、バルセロナに戻る。僕のクラブなんだ。もちろん、ジローナでとてもうまくいっているし、彼らも僕を歓迎してくれた。これから達成しようとしているものを、現実にできればさらに良くなるだろう」とした上で、「(去就は)クラブ次第だ。契約はあと2年あるし、まずは帰るべき場所に帰らないとね。話し合いはこれからで、そのうちどうなるかわかるよ」と明かした。
そんなE・ガルシアは、今週末のラ・リーガ第34節でバルセロナと対戦する。2ポイント差で迎える2位と3位の直接対決となるが、保有元を追撃する立場にいる同選手は「前半戦の対戦と同じく、特別な試合。友人たち、僕の権利を保有するチームであり、育ててくれたチームと激突する…」と勝利した前回対戦(4−2)と同様の心持ち。加えて、「そうだね、2位の座がかかっている。だからより一層、重要なんだ」とチームにとっても大一番であることを強調している。
以前、スペイン紙『マルカ』は「(パウ・)クバルシの台頭は、センターバックのポジションがひとつ減ることを意味する」と同ポジションの層の厚さが復帰を複雑化させると指摘していただけに、今週末の試合がE・ガルシアにとって試金石となるに違いない。
2024年05月02日 12:57
バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャの去就は依然として不透明なようだ。5月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在27歳のハフィーニャはスポルティングやレンヌを経て2020年10月にリーズへ加入。“狂人”の異名を取るマルセロ・ビエルサ監督の下で攻撃の主軸として活躍し、在籍した2シーズンで公式戦67試合出場17ゴール12アシストという成績を残した。2022年夏には複数のクラブからの関心が報じられたなか、バルセロナへ完全移籍で加入。右ウイング(WG)を主戦場にここまで公式戦通算84試合に出場し、19ゴール24アシストをマークしている。
在籍2年目も主力として活躍し、パリ・サンジェルマン(PSG)とのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグで2ゴールを記録するなど存在感を放っているハフィーニャだが、今シーズン終了後の去就は不透明とのこと。現行契約は2027年6月末までとなっているが、慢性的な財政難に陥るバルセロナは今夏の移籍市場での人員整理を画策しており、同選手も売却候補の1人に数えられているという。
今回の報道によると、プレミアリーグの複数クラブがハフィーニャの獲得に興味を示しているとのこと。バルセロは右WGにスペイン代表FWラミン・ヤマルや同FWフェラン・トーレスを抱えていることから、好条件のオファーには耳を傾ける可能性が高いようだ。なお、同クラブはハフィーニャの移籍金として少なくとも7000万ユーロ(約117億円)を要求するものと見られている。
なお、バルセロナは資金捻出に向けてブライトンへレンタル中のスペイン代表FWアンス・ファティやアストン・ヴィラへレンタル中のフランス人DFクレマン・ラングレの売却を目指している模様。オファー次第ではウルグアイ代表DFロナルド・アラウホやオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングといった主力の売却にも応じる可能性があると報じられている。