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2022年12月04日 12:21
日本代表がスペイン代表を2−1で下し、大金星を挙げた試合を取材した。 ゲーム後、スペイン代表の選手たちから話を訊くことができた。右SBで先発し、ハーフタイムで交代したセサル・アスピリクエタもそのひとりだ。「ビデオで見ていた日本のスピードとインテンシティを目の当たりにした。日本は10人で守備をし、スペインには自由に動ける選手がいなくなった」【動画】FIFAが「出ていない」と公開!世界的に物議を醸している三笘の決勝アシストをチェック そう切り出した守備の名手は「この試合は当然勝つつもりでいた。だから我々は失点に対する心の準備ができておらず、しばらくどう対処していいかわからなかった」と続けている。 「今日の試合だけを見たら、スペインは決勝トーナメントに進むに値しない。初戦の大勝にどうにか助けられた形だ」 33歳のベテランDFは最後にこう言い残した。「ワールドカップというものは、どの試合も全力で行かなければならないことが今回のことでよくわかったよ。そして日本はそのことを良く知っていた」取材・文●リカルド・セティオン 翻訳●利根川晶子【著者プロフィール】 リカルド・セティオン(Ricardo SETYON)/ブラジル・サンパウロ出身のフリージャーナリスト。8か国語を操り、世界のサッカーの生の現場を取材して回る。FIFAの役員も長らく勤め、ジーコ、ドゥンガ、カフーなど元選手の知己も多い。現在はスポーツ運営学、心理学の教授としても大学で教鞭をとる。
2024年05月01日 16:26
遠藤航が所属するリバプールは、今季で退任するユルゲン・クロップ監督の後任に、フェイエノールトのアルネ・スロット監督を新指揮官に招聘すると言われている。2022−23シーズンのエールディビジを制し、今季も国内カップ戦で優勝した指揮官の注目度が高まっているのは当然だ。
「ポスト・クロップ」時代を迎えるリバプールは、モハメド・サラーの去就を筆頭に、今後のチーム編成が注目されるところ。それだけに、英メディアは、フェイエノールトにおけるスロット政権の補強を分析している。
リバプール専門サイト『Liverpool Echo』は4月29日、スロットによるフェイエノールトでの補強を取り上げ、移籍金高額トップ10の選手を「成功」「失敗」「どちらでもない」に評価した。
上田綺世は683万ポンド(約12億3000万円)で移籍金ランク2位。そしてLiverpool Echoは、上田の獲得は「失敗」だったと報じている。今回のリストで「失敗」と位置づけられたのは、上田と移籍金ランク9位のジャバイロ・ディルロサンだけだ。
「夏の移籍以降、日本代表はうまくいっていない。リーグ戦の先発出場はわずか2試合で、フェイエノールトでの得点(3)よりアジアカップでの得点(4)のほうが多かった。まだフル出場もない」
なお、トップ3では710万ポンド(約12億8000万円)で1位のダビド・ハンツコは「成功」、666万ポンド(約12億円)で3位のルカ・イバヌシェツは「どちらでもない」という評価だった。
【動画】上田綺世の今シーズン3点目
Liverpool Echoの評価は以下のとおりだ。
1位:ダビド・ハンツコ/成功
2位:上田綺世/失敗
3位:ルカ・イバヌシェツ/どちらでもない
4位:クインティン・ティンベル/成功
5位:ラミズ・ゼルキ/どちらでもない
6位:サンティアゴ・ヒメネス/成功
7位:カルフィン・ステンフス/成功
8位:イゴール・パイシャオン/成功
9位:ジャバイロ・ディルロサン/失敗
10位:パトリク・ウォーレマルク/どちらでもない
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 16:03
2024年5月1日、東京ヴェルディが新戦力の加入内定を発表。明治大の熊取谷一星が2025年シーズンより加わることが決まった。
2003年生まれの逸材はアンダー世代の代表に選ばれた実績もあり、2023年にはウズベキスタンで開催されたU20アジアカップに参戦。キレのあるドリブルが魅力で、かつて英国のメディアに「ネクスト三笘」と評された実力者だ。
静岡の浜松開誠館高を経て進学した明治大では、3年次に全日本大学サッカー選手権(インカレ)の優勝に尽力。そんな熊取谷はプロ1年目から活躍が期待される。
今回の加入内定を受け、本人は以下のようにコメントしている。
「2025シーズンから東京ヴェルディに加入することになりました、明治大学の熊取谷一星です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手としてのキャリアを東京ヴェルディという伝統ある素晴らしいクラブでスタートできることを大変嬉しく思います。
これまで支えてくれた家族をはじめ、自分に携わってくださった全ての方々への感謝の気持ちをプレーで表現していきたいと思います。そして、東京ヴェルディの勝利の為に全てを懸けて戦い、多くの方に勇気や喜びを届けられるよう日々精進していきます。応援よろしくお願いいたします」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「イラクは死んでいた」「5失点でもおかしくなかった」大岩Jに完敗で、相手国のファンは憤慨「日本とはパフォーマンス、プラン、経験が明らかに違う」
2024年05月01日 15:59
カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の決勝で、日本と対戦するウズベキスタンから主力2人が離脱したようだ。現地メディア『Qalampir.uz』が報じている。
記事によれば、代表チームを離れるのはDFアブドゥコディル・クサノフ(ランス)とMFホジマット・エルキノフ(アル・ヴァハダ)。ここまで前者は3試合、後者は4試合に出場。2人とも、同国史上初の五輪出場を決めたインドネシアとの準決勝に先発していた。
離脱の理由は、両選手の今大会における代表での活動は五輪出場が決まるまでと、それぞれの所属クラブとウズベキスタンサッカー協会(UFA)との間で取り決められていたという。同メディアは「『UFAは、この歴史的な出来事を祝うために、代表チームに支援してくれたランスとアル・ヴァハダに感謝の意を表したい』と関係者は述べた」と伝えている。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
ウズベキスタンはマレーシア(2−0)、クウェート(5−0)、ベトナム(3−0)と同居したグループDを3連勝で首位通過。準々決勝でサウジアラビアを2−0でくだし、準決勝でインドネシアに2−0で勝利し、パリへの切符を手にした。
日本とのファイナルは現地5月3日の18時30分(日本時間で4日の0時30分)にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 15:58
アーセナルは、イタリア代表MFジョルジーニョとの契約延長を準備しているようだ。
2024年05月01日 15:16
2024年4月28日の浦和レッズ対名古屋グランパス戦後、両チームのファンやサポーターによるSNS上でのやり取りが話題に。「原爆」とのワードを用いた過激な投稿があった騒動を経て、浦和が【SNS上での誹謗中傷について】と題して声明を発表した。
内容は以下のとおりだ。
「日頃より浦和レッズに熱いサポートをいただき、誠にありがとうございます。大変残念なことに、SNS上で、多くの方が犠牲になられた史実を引用した極めて悪質な投稿が確認されました。当該投稿は既に削除されておりますが、今一度私ども浦和レッズの考えをお伝えさせていただきます。
スポーツが日常にある幸せが広がっていくことを願う浦和レッズは、仮に「勝利のため」という理由が伴っていたとしても、社会正義に反する行為を肯定することは絶対にありません。
そして、「勝利のため」という理由で社会正義に反する行為を行う人を、サポーターとは認めません。
浦和レッズがパートナー、ホームタウン、そしてファン・サポーターのみなさまと共に実現を目指すものは、「強くて魅力あるチーム」、「安全・快適で熱気ある満員のスタジアム」、「自立し責任あるクラブ」であり、これらの実現に、社会正義に反する行為は不要です。
当該投稿に対し、社会の一員であり浦和レッズの一員であるファン・サポーターのみなさまが疑問を呈し、そして否定的な態度を表明してくださっていることを大変心強く感じておりますが、引き続きそうした「当たり前」をファン・サポーターのみなさまと共に浦和レッズ全員で継続的に実行してまいりたく存じます。
SNS上に限ったお話ではございませんが、誹謗中傷、或いはそれに類する行為は絶対におやめくださいますようお願い申しあげます。」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「イラクは死んでいた」「5失点でもおかしくなかった」大岩Jに完敗で、相手国のファンは憤慨「日本とはパフォーマンス、プラン、経験が明らかに違う」
2024年05月01日 15:06
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクに2−0で勝利。8大会連続のオリンピック出場を決めた。 これで騒がしくなってきているのが、本大会での久保建英の招集だ。A代表に定着しているため、大岩ジャパンでの活動には参加していないレフティは、まだ22歳のため、年齢の面では“通常枠”で出場できる。ただ、五輪には招集の拘束力がないため、所属するレアル・ソシエダの了承が必要となる。 大岩監督は以前、久保本人が出場に前向きだと明かしており、ファンからも参加を期待する声が出るなか、スペイン紙『Mundo Deportivo』は「クボとパリ大会。意見の相違があるかもしれない」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。「日本はオリンピック出場権を獲得した。彼らにはスター選手がいるが、ラ・レアルは彼の参加を望んでいない。ラ・レアルの選手たちはここ数日、ラ・リーガとチャンピオンズリーグ、カップ戦を組み合わせた非常に激しいシーズン中に蓄積された疲労が見て取れる」【動画】久保が不満を露わにしたゴール取り消し
同紙は「日本からの情報によると、日本サッカー協会は久保の意向はパリ大会に参加することだと主張している。しかし、クラブはタケがオリンピックに出場することには賛成していない。彼らは、この2024年がアジアカップ参戦ですでに日本のウインガーにとって非常に激しい年だったと理解しており、彼らのスター選手がリーグ開幕前の数週間にこれほどの消耗にさらされないことを望んでいる」と綴っている。「2024年オリンピックのサッカーはフランスの7つの都市で7月24日から8月10日まで開催され、次のラ・リーガのシーズン初戦は、まだ最終決定中であるが、8月16日に予定されている。これは、オリンピアンはプレシーズンに参加できず、リーグ開幕に向けて十分な準備を整えられないことを意味する」 記事は、ソシエダのロベルト・オラベSDは先日の来日時に、「クボはすでに2021年の東京五輪と今年のアジアカップに出場しているので、健康について考えよう。今日のフットボールのスケジュールは非常に厳しいので、選手たちのケアをしなければならない」と発言したと紹介。そのうえで、こう綴っている。「クラブはオリンピックのために選手を放出する義務はない。しかし、ラ・レアル関係者は昨日、我々の取材に対し、タケ・クボが招集され、オリンピックでの再出場を希望する場合、クラブと選手が話し合って合意に達するよう努めることを示唆した」 クラブは参加を望んでいないものの、まだ出場の目があるようだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 15:00
パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップ。韓国は準々決勝敗退となり、40年ぶりにオリンピック出場を逃した。
『Money Today』によれば、今大会で奮闘を見せた21歳のFWイ・テソクは「自分のパフォーマンスよりも大会の結果に失望している。韓国国民の皆さんには本当に申し訳ない。ファン・ソンホン監督のインタビュー記事を見た。でも、選手たちにも大きな責任があるのは明らか。自分の調子は良かったが、チームのほうが大事。いい結果を残せず、監督にも申し訳ない」と謝意を口にしていたという。
韓国には兵役義務があるため、兵役免除がかかるアジア競技大会とオリンピックとの選手編成で育成におけるジレンマを抱えている状態にある。
また、韓国を下したインドネシアは今大会で躍進を見せているが、彼らは帰化選手による強化にも取り組んできた。
実はインドネシアの血を引く「偉大」な世界的スター5名
『Kyunghyang Shinmun』は、「韓国を破ったインドネシアのように二重国籍選手を誘致する方法を考える時期に来ている。『両親が韓国人の選手』だけにこだわるのは世界的な潮流ともそぐわない。ユルゲン・クリンスマン前代表監督はドイツ生まれの韓国系イェンス・カストロップ(ニュルンベルク)の選出を推していた。インドネシアはオランダで生まれた二重国籍選手4人が加わり、1956年大会以来初のオリンピック出場の可能性をとらえた」とも伝えている。
奥抜侃志や林大地と同じニュルンベルクに所属するカストロップは2003年生まれの20歳で、ドイツ人の父と韓国人の母を持つ(U-21ドイツ代表でもある)。ドイツ人の父と韓国人の母を持つイェンス・カストロップ
なお、在釜山日本国総領事館によれば、「(2011年に)韓国の国籍法一部改正に伴い、韓国では重国籍が認められることになりました。韓国においては兵役制度があり、韓国国籍を含む重国籍の男性は、18才になる年の3月末日までに韓国国籍を離脱しなければ、兵役義務が適用されます」とのこと。
2024年05月01日 14:37
元日本代表MFの前園真聖氏が、自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」で、現役時代のヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)への移籍について語った。
2024年05月01日 14:01
レアル・マドリードに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、バイエルン戦を振り返った。
チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグが4月30日に行われ、レアル・マドリードは敵地でバイエルンと対戦。24分にヴィニシウス・ジュニオールが先制点を決めると、53分と57分に立て続けに失点して逆転を許したものの、83分にヴィニシウスがPKを決めて、試合は2−2のドローに終わった。
試合後、リュディガーはイギリスメディア『TNT Sports』で「勝てなければ、負けないことが大事で、僕たちはそれができた。少し下がり過ぎて簡単にゴールを許してしまったところもあると思う。それでも、同点に追いつくことができた。僕は試合前からフィフティーフィフティーの対戦だと言っていたよ」と振り返りながら、次のように続けた。
「最初の失点の場面ではもっとプレッシャーがかけられたと思うし、2失点目についてはジャマル(・ムシアラ)が素晴らしい選手だ。あのような状況が好きだし、誰かを責めるようなことはできない。まだいい結果だと思うよ」
また、8日に本拠地『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』で行われるセカンドレグに向けてリュディガーは「僕たちのサポーターがどのようなものかを彼らは知ることになる。僕たちは突破を目指しているし、それを来週見ることができると思うよ」と意気込みを語った。
【ハイライト動画】バイエルンvsレアル・マドリード
2024年05月01日 13:26
プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)の会長であるハワード・ウェブ氏が、試合中に観客に対して判定について説明することを検討していることを明かした。4月30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグでは今季から試合後にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認作業中の審判間の会話を聞きながら分析する番組が放送されており、これにウェブ会長が自ら出演して、注目が集まった判定について議論を交わしているものの、試合中に審判が判定について公に説明するような機会はなく、判定が議論を呼ぶことは少なくはない。
このような状況を改善するためにウェブ会長は、来季からスタジアム内で観客に向けて判定の一部を説明できるようになる可能性を検討していることを明らかにした。しかし、国際サッカー評議会(IFAB)はスタジアム内での審判間のいかなる話し合いもライブで行うことを禁止する規則を設けており、現状はこの試みは実現不可能となっている。
それでも、PGMOLとしてはVARからピッチサイドのモニターでその場面を確認するために呼び出された審判が自身の決断を観客に伝えることはルールの範囲内で許されるべきことだと考えている模様で、それが可能かをIFABと協議していくことになるという。
すでに昨年2月に行われたFIFAクラブワールドカップではトライアル運用されていたが、果たして来季からプレミアリーグでも審判による判定への説明が試合中に行われることになるのだろうか。
2024年05月01日 13:02
元ブラジル代表のロナウドが、自身がオーナーを務めるクルゼイロの所有権を手放した。 現地時間4月29日、ブラジル1部のクルゼイロは、ロナウドが21年に取得した90パーセントのクラブ株式を、68歳の実業家ペドロ・ロレンソが保有する会社『BPW Sports』に7300万ユーロ(約113億1500万円)で売却したことを発表した。 ただロナウドはオーナーではなくなるものの、理事会メンバーとしてクラブとの関りは続いていくようだ。【PHOTO】来季レアル・マドリー加入の逸材、17歳エンドリッキがブラジル代表デビュー戦初ゴールから2戦連発弾!
21年12月に自身がプロデビューを飾ったクルゼイロをおよそ4億レアル(約120億円)で買収してオーナーに就任。2部に低迷していたクラブを2022年シーズンにカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権1部)復帰へと導いていた。 しかし、そのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで昨シーズンは20チーム中14位、今シーズンも4節を終えて7位と成績は上向かず、13年と14年に国内リーグを連覇したようなかつての名門の姿を見せられていなかった。そのため、一部のファンからロナウドの退任を求める声も上がっていたようだ。 ロナウドは株式売却の記者会見で、こう話している。「私たちは多くの困難に直面してきたが、その大半は乗り越えてきた。途中でつまずいたこともあったが、クラブの状況が非常に不安定であったことを考えると、今日は自分の義務を果たしたという気持ちでクルゼイロを引き渡すことができる」 さらに今後について質問されると、次のように答えた。「次はバジャドリーだ。その後はしばらく休みを取るつもりだ」 現在もオーナーを務めるスペイン2部のバジャドリーも、クルゼイロと同様に手放す意向を示した。「フェノーメノ(怪物)」と呼ばれた男の動向に中国が集まっている。構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
2024年05月01日 13:00
かつてイングランド代表として活躍し、稀代のイケメンとして一世を風靡したデイヴィッド・ベッカム。
2024年05月01日 12:55
ジョゼップ・グアルディオラのチームでは、最終ラインの選手にも多様なタスクが求められる。その要求を見事にクリアし、不動の左サイドバックとなっているのがヨシュコ・グヴァルディオルだ。
足下のテクニックレベルが高いDFとして評判だったが、グヴァルディオルはその期待に応えている。ジョン・ストーンズのようにピッチ中央へポジションを移してのプレイも可能で、対人戦にも強い。
さらに得点感覚も魅力だ。29日に行われたノッティンガム・フォレスト戦ではヘディングでゴールを奪ったが、チャンピオンズリーグ・ベスト8のレアル・マドリード戦ではカットインから逆の右足でシュートを突き刺してもいる。グアルディオラにとって理想的な超万能DFになっているのではないだろうか。
SNS上でも、サポーターより『何でもできるDF』として絶賛する声が相次いでいる。
「グヴァルディオルは世界最高のDFへの道を順調に進んでいる。この若者は何でもできる」
「グヴァルディオルはヘディングも上手いのか」
この完成度で22歳と若いことも魅力で、もちろんセンターバックとしても計算できる。マンCとは2028年まで契約を結んでいるが、今後長きにわたってチームを引っ張る存在となりそうだ。
Three in five for @JoskoGvardiol4! pic.twitter.com/AQeLsSU0wU— Manchester City (@ManCity) April 28, 2024
2024年05月01日 12:42
五輪出場を決めた後の振る舞いに賛辞が贈られている。
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地4月29日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)の準決勝でイラクと対戦。細谷真大と荒木遼太郎のゴールで、2−0と大一番を制し、見事に8大会連続のオリンピック出場を決めた。
この試合後、大岩ジャパンの選手たちは、イラクのサポーター席にも挨拶。相手サポーターからも拍手が送られた。
【動画】大岩ジャパンの挨拶に敗れたイラクサポが拍手
この模様をイラクメディア『IQ-PRO』は公式Xで、「日本対イラクの試合終了後、日本代表の選手らが伝統的な日本式でイラクファンに挨拶した」と伝えた。
この投稿には同国のファンから「勝利に値するリスペクトすべき選手たちだ」「彼らは洗練された、愛される人々と言うに相応しい」という声が寄せられた。
ピッチ外でも称賛を浴びている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年05月01日 12:37
ブレンビーに所属する日本代表MF鈴木唯人に対する欧州強豪クラブの関心が高まっている。
現在22歳の鈴木は、市立船橋高校卒業後の2020年に清水エスパルスへと加入すると、2023年1月にはリーグ・アンのストラスブールに買取オプション付きで期限付き移籍。同年7月には清水に復帰したものの、8月には海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のためにチームを離脱し、同月中にデンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部)のブレンビーに4年契約で加入した。
鈴木はブレンビーで中心選手として活躍しており、直近6試合で6ゴール4アシストと“大爆発”。4月28日に行われたプレーオフ・グループA第5節ノアシェラン戦(△ 1−1)では先制ゴールをマークし、今季8ゴール目を記録した(公式戦では27試合出場10ゴール8アシスト)。必然的に、鈴木は欧州強豪クラブから関心を寄せられる存在に。デンマークメディア『Bold.dk』によると、鈴木を視察するためにマンチェスター・シティ、リヴァプール、トッテナム、レアル・ソシエダ、シュトゥットガルト、ウニオン・ベルリン、ヴォルフスブルク、ホッフェンハイム、アヤックス、ナント、パルマ、ヘンクの12クラブがスカウトを派遣していたという。
この事実に反応したのがリヴァプールの地元メディア『Liverpool.com』。同メディアは4月30日、「リヴァプールのスカウト活動が明るみになり、スポーツダイレクター(SD)が移籍の可能性を認める」と見出しを打って報道した。実際に、ブレンビーのSDは鈴木の残留を望みつつも、移籍の可能性を否定していない。
『Liverpool.com』は「現時点で、スズキはリヴァプールでプレーする準備が整っていないかもしれないが、それでも期待が持てる選手」と報道。「もし彼の獲得をめぐる争いが起きるなら、リヴァプールはワタル・エンドウに頼み込んでU−23日本代表選手と連絡を取り、ほかのチームではなく『アンフィールド』に来るよう説得を試みるべき」と、パリオリンピック世代の“エース”獲得の有用性を力説した。