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2021年08月01日 07:00
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・林下詩美(22)が独占インタビューに応じ、思いを激白。今後の目標に加え、気になる父のビッグダディこと清志さんの変化、そして刺激を受けたあのベテランレスラーについても言及した。 【林下詩美インタビュー中編】 ――王者としての目標は 林下 防衛記録は確かイオさんの14回で、今はまだまだ(6回と)半分にもいっていない。だからそれに一歩ずつ近づいていきたいです。 ――力の源は 林下 表には出づらいかもしれないですけど、思いの強さですね。スターダム愛だったり、ベルトへの思い入れだったり。防衛してきた相手の分の思いも背負ってという気持ちとかが強いので、それが私を強くしてくれているともいます。 ――父の清志さんから最近何か言われましたか 林下 最近、すごく褒めてくれます。誰よりもファンっていう感じです。この間は「動きとかもすごくプロレスラーになったよな」って言われました。自覚のない親バカなので「試合見てても詩美がすごい輝いてるよ」みたいな。今はすごい詩美推しです。 ――あれ? 前は推しは違いましたよね 林下 前は、ひめかさんとか(中野)たむさんとかを「表情がいいんだよ」って言って推していたんですけど、最近はすっかり私推しです。少し認めてもらえたのかなって思います(笑い)。 ――今後の目標は 林下 女子プロレスと言えば林下詩美だよねっていう選手になることです。あと、夢としてはいつか(紫雷)イオさんと組むでも対戦でもいいので試合がしたいです。日本に帰ってきたら、その時に試合ができるような位置にいたいです。 ――最近気になるマット界の動向は 林下 棚橋(弘至=新日本プロレス)さんですね。(IWGP世界ヘビー級王座戦で)鷹木(信悟)さんに負けてしまっても、心折れずにIWGP・USヘビー級王座に挑戦表明したじゃないですか。あの姿勢って本当に尊敬します。いついかなる時も変わらぬ棚橋弘至を貫いているところが、ファンとしてもプロレスラーとしても尊敬していますし、元気をもらえますし。私も頑張ってどんどん自分から発信して頑張っていかなきゃなって思います。(後編に続く)
2024年05月05日 08:55
プロレスリング・ノアのGHCヘビー級新王者・清宮海斗が4日、拳王のYou Tubeチャンネル「拳王チャンネル」に初の生出演を果たした。
清宮はこの日、両国国技館で行われた「WRESTLE MAGIC」のメインイベントでGHCヘビー級王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と壮絶な戦いを繰り広げ王座を奪還した。
試合後のバックステージでは、突然、現れた拳王へ「ノアを変えていくにはあなたの力が必要です。俺に力を貸して下さい」と共闘を呼びかけ拳王も受諾し「俺とお前でノアを変えていくぞ!俺とお前でプロレス界のトップに連れて行こうぜ」と固い握手をかわした。
この電撃合体を受けた国技館からの動画生配信で清宮は拳王とそろって出演。「2人でこれからプロレスリング・ノアを変えて行こうと思います」と改めて視聴者に誓った。
拳王とは4・11後楽園での一騎打ちで勝利し絶縁を通告。さらに「面倒くせぇんだよ!」と罵倒し続けてきたが、復縁を受けて「面倒くさいこともこれから受け入れようと」と寛大な心変わりを明かした。
この言葉に拳王は「プロレスリング・ノアをもっと上のステージにするために俺の力が必要ってしっかりとした分析できている」と絶賛。清宮は拳王との共闘する目的をノアを「プロレス業界1位にするため」と掲げ、「これからは拳王さんと2人でノアを変えていくので、このチャンネル見てくださっているみなさんも自分たちに付いてきてください」とメッセージを送った。
拳王も「今後のプロレスリング・ノア、マジで楽しみよ。未来がみえてきた。プロレスリング・ノアをかえていこう」と決意し両者は固い握手をかわしていた。
これまでに「新しい景色」「令和プロレス革命」など、業界1位の新日本プロレスを超える宣言を幾たびも繰り返してきた拳王と清宮。しかし、新日本との対抗戦では、拳王は昨年1・22横浜アリーナで内藤哲也とのシングルマッチに敗れ、清宮は昨年2・21東京ドームでオカダ・カズチカとの一騎打ちで負け、初出場となった昨年のG1クライマックスでは「予選落ち」するなど新日本を超えることは達成できなかった。
プロレスファンは、時代は変われど「強者」にあこがれを抱く。それが観客動員につながっていく。逆に敗者は衰退する。これは歴史が証明してきた過酷な現実だ。
今回の共闘で2人が真っ先にやるべきことは新日本への実力行使だろう。そして新日本を実力、人気ともに超えることができるのか。「業界1位にする」。言葉だけでなくリング上の戦いで「負の歴史」を払拭し「新日本プロレス」を制圧することを信じたい。
(福留 崇広)
2024年05月05日 07:41
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(4日、新潟・三条市厚生福祉会館)観衆793
全日本プロレスは4日、新潟・三条市厚生福祉会館で春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」を開催した。
大会ではBブロック公式戦の最終戦が行われ、これまで勝ち点8で三冠ヘビー級王者・安齊勇馬、諏訪魔、斉藤ジュン、斉藤レイが並ぶ展開で三条を迎えた。
レイが本田竜輝、安齊が鈴木秀樹に敗れ優勝戦進出が断たれ、メインで同じ勝ち点8同士のジュンと諏訪魔が対決。勝った方が5・12横浜BUNTAIでの優勝戦進出が決まる一戦は、ジュンが14分18秒、サイコブレイクで諏訪魔を破り初優勝へ大きく前進した。
ジャイアント馬場さんのふるさとで優勝戦進出を決めたジュンは試合後、マイクを持ち「決勝に進むのはこの俺、斉藤ジュンだ」と胸を張った。一方で5・3仙台大会で弟のレイに敗れ、大会前に「兄弟対決」で敗れたら大好物の「あんこ」禁止令が出ていたため好物が封印された。これにジュンは「チャンピオンカーニバル優勝したら甘い物を食べさせて欲しい」と観客に呼びかけると大きな拍手で同意を得た。
これに気分を良くしたジュンは「優勝したらここに戻ってきてお店の笹団子全部食べてやる」と宣言していた。
Aブロックの最終戦は5・6後楽園で開催。勝者がBUNTAIでジュンと優勝戦を争う。
◆5・4三条大会全成績
▼第1試合 GAORA TVチャンピオンシップ前哨戦8人タッグマッチ 30分1本勝負
芦野祥太郎、大森北斗、〇田村男児、ビッグ・THE・良寛(13分35秒、ラ・マヒストラル)ライジングHAYATO、黒潮TOKYOジャパン、MUSASHI、立花誠吾●
▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
〇サイラス(9分24秒、リバーススプラッシュ→片エビ固め)羆嵐●
▼第3試合 ジャイアント馬場没後25年スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
青柳優馬、〇大森隆男、デイビーボーイ・スミスJr.(18分12秒、アックスボンバー→片エビ固め)宮原健斗、綾部蓮、井上雅央●
▼第4試合 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇ハートリー・ジャクソン【2勝5敗=4点】(8分27秒、デスバレーボム→片エビ固め)ロード・クルー●【3勝4敗=6点】
▼第5試合 同公式戦 30分1本勝負
〇本田竜輝【2勝5敗=4点】(13分01秒、ファイナルベント→片エビ固め)斉藤レイ●【4勝3敗=8点】
▼第6試合 同公式戦 30分1本勝負
〇鈴木秀樹【4勝3敗=8点】(10分45秒、逆片エビ固め)安齊勇馬●【4勝3敗=8点】
▼メインイベント 同公式戦 30分1本勝負
〇斉藤ジュン【5勝2敗=10点】(14分18秒、サイコブレイク→片エビ固め)諏訪魔●【4勝3敗=8点】
2024年05月05日 06:45
◆新日本プロレス「レスリングどんたく 2024」(4日、福岡国際センター)観衆 4238(満員)
新日本プロレスは4日、福岡国際センターで「レスリングどんたく 2024」を開催した。
メインイベントのIWGP世界ヘビー級選手権は、王者ジョン・モクスリーが25分18秒、デスライダーで成田蓮を破り2度目の防衛に成功した。
試合は、モクスリーが花道で「H.O.T」の金丸とSHOに襲撃される波乱の幕開け。この無法行為に弟子の海野翔太が救出に駆けつけたが逆に手錠をかけられてしまう。
さらにリング上で成田、SHO、金丸が3人にモクスリーは袋だたきにされゴング。場外戦で苦境に立たされたモクスリーだが逆水平チョップの連打で逆襲した。場外戦で大混乱に陥った展開は、途中で場内が暗転。明かりがつくと、リングにEVILとディック東郷が出現した。
EVILと東郷に袋だたきにされたモクスリーをバックステージでエル・デスペラードによって手錠を外された海野がリングインし救出。モクスリーがDDT、さらに超高角度のデスライダーで成田を沈め、2度目の防衛に成功した。
試合後、5・11米オンタリオで挑戦する海野とモクスリーがにらみ合いを展開した。バックステージで王者は「どんな不利な状況でも俺はやれる。俺のことは誰も止められない」と胸を張り「NOAHのヤツらも気をつけておけよ。相手が2人でも、1人でも、ナイフを持ったヤツでも、そいつから王座を獲ってやる」とプロレスリング・ノアへ戦線を布告した。
オンタリオで挑戦する海野は「邪魔者はもういねえ。モクスリーが俺を指名してくれたんだ。最終試験だ? 正々堂々、正面から、お前を超えてやるよ。俺は次のステップに進むんだ。師匠を超えて、IWGP世界ヘビー級チャンピオンになって、この新日本プロレスを変えてやるよ」と王座初奪取を宣言していた。
2024年05月05日 06:23
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)観衆3512
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
2024年05月05日 06:14
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)観衆3512
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
大会では、昨年8月10日の後楽園ホール大会で左膝前十字靭帯断裂を負い長期欠場中の元GHCジュニア王者AMAKUSAが登場し復帰を宣言した。
リング上でAMAKUSAは「我の名はAMAKUSA」と語りかけると館内は大きな拍手が沸き起こった。続けて「我がここに至りし訳?その問いかけ、愚問ではありませんか?」と問いかけると「愚問コール」が奏でられた。歓声が飛び交う中「来月、6月の刻、方舟の戦場にて復活させていただき申し上げまする」と6月の復活を宣言した。
◆5・4両国全成績
▼GHCヘビー級選手権
〇挑戦者・清宮海斗(24分25秒、変型シャイニングウィザード→エビ固め)王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.●
▼GHCタッグ選手権
王者組・〇ジャック・モリス、アンソニー・グリーン(14分05秒、シューティングスタープレス→片エビ固め)天山広吉、小島聡●
▼GHCジュニアヘビー級選手権
〇王者・ダガ(11分39秒、ディアブロウイングス→片エビ固め)挑戦者・アレハンドロ●
▼タッグマッチ
ジェイク・リー、〇TAJIRI(10分40秒、バズソーキック→片エビ固め)丸藤正道、大原はじめ●
▼超女両国列伝
〇ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(18分17秒、ノーザンライトボム→片エビ固め)野崎渚●、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
▼タッグマッチ(GHCマーシャルアーツルール)
〇佐々木憂流迦、桜庭和志(11分13秒、TKO)佐藤光留、谷口周平●
▼シングルマッチ
〇拳王(15分50秒、P.F.S→片エビ固め)YAMATO●
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組〇YO―HEY、タダスケ(12分43秒、ジャックナイフ式エビ固め)挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ●
※残りは、近藤修司、”brother”YASSHI組
▼6人タッグマッチ
Eita、HAYATA、〇AKIRA(9分24秒、ムササビプレス→片エビ固め)大和田侑●、宮脇純太、熊野準
▼シングルマッチ
〇マサ北宮(9分57秒、ダイビングセントーン→片エビ固め)杉浦貴●
▼タッグマッチ
タイタス・アレクサンダー、〇スターボーイ・チャーリー(6分35秒、450°スプラッシュ→片エビ固め)稲葉大樹●、大岩陵平
▼GHCハードコア選手権
〇挑戦者・石川修司(10分05秒、スプラッシュマウンテン→体固め)王者・ニンジャ・マック●
2024年05月05日 06:07
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)観衆3512
プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。
全12試合の大会は、GHC5大タイトルマッチ、女子プロレス新団体「マリーゴールド」の初陣の6試合が大会前に明らかにしたが残り6試合は当日に対戦カードが発表となった。
第1試合でGHCハードコア王者のニンジャ・マックが石川修司と3度目の防衛戦に挑んだ。互いにラダーを使った壮絶な技の応酬は石川が10分05秒、スプラッシュマウンテンでニンジャ・マックを破り王座を奪取した。
昨年12月に全日本プロレスを退団した石川は、ノアでの初ベルトに「このベルトを獲ることができて、またNOAHに上がる理由ができたと思う。今度、このベルトを懸けて、NOAHでハードコアをやりたいヤツ、誰でもいいぞ。名乗りを上げてこい。まあ、普通のルールでもいいぞ。俺はどっちでも強えからな。以上」と呼びかけていた。
◆5・4両国全成績
▼GHCヘビー級選手権
〇挑戦者・清宮海斗(24分25秒、変型シャイニングウィザード→エビ固め)王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.●
▼GHCタッグ選手権
王者組・〇ジャック・モリス、アンソニー・グリーン(14分05秒、シューティングスタープレス→片エビ固め)天山広吉、小島聡●
▼GHCジュニアヘビー級選手権
〇王者・ダガ(11分39秒、ディアブロウイングス→片エビ固め)挑戦者・アレハンドロ●
▼タッグマッチ
ジェイク・リー、〇TAJIRI(10分40秒、バズソーキック→片エビ固め)丸藤正道、大原はじめ●
▼超女両国列伝
〇ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(18分17秒、ノーザンライトボム→片エビ固め)野崎渚●、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
▼タッグマッチ(GHCマーシャルアーツルール)
〇佐々木憂流迦、桜庭和志(11分13秒、TKO)佐藤光留、谷口周平●
▼シングルマッチ
〇拳王(15分50秒、P.F.S→片エビ固め)YAMATO●
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組〇YO―HEY、タダスケ(12分43秒、ジャックナイフ式エビ固め)挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ●
※残りは、近藤修司、”brother”YASSHI組
▼6人タッグマッチ
Eita、HAYATA、〇AKIRA(9分24秒、ムササビプレス→片エビ固め)大和田侑●、宮脇純太、熊野準
▼シングルマッチ
〇マサ北宮(9分57秒、ダイビングセントーン→片エビ固め)杉浦貴●
▼タッグマッチ
タイタス・アレクサンダー、〇スターボーイ・チャーリー(6分35秒、450°スプラッシュ→片エビ固め)稲葉大樹●、大岩陵平
▼GHCハードコア選手権
〇挑戦者・石川修司(10分05秒、スプラッシュマウンテン→体固め)王者・ニンジャ・マック●
2024年05月05日 06:00
女子プロレス新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」のロッシー小川代表(67)が、ノアとの今後について言及した。
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)にマリーゴールドのジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣が、愚零闘咲夜(グレート・サクヤ)&彩羽匠&高瀬みゆき&野崎渚と対戦。選手が呼び込まれると、小川代表が所属選手13人を引き連れ、リングに登場し大歓声を浴びた。
試合ではジュリアが咲夜の毒霧を野崎に誤爆させた上で、ノーザンライトボムを決めて勝利を飾った。バックステージでは野崎がマリーゴールド参戦を表明。「私がお相手して差し上げますわ」と言い出した桜井と髪の毛をつかみ合い、大乱闘になった。
20日東京・後楽園ホールでの旗揚げ戦を前に完勝を収めた初陣を、解説席から見ていた小川代表は「みんな久しぶりの試合だったと思うけど、よかったんじゃないですか。最後はブーイングも起きましたね。アウェーの中で、いいお披露目になったと思います」と満足げな様子で語った。
野崎の参戦表明に対しては「来るもの拒まず、ですね」と笑い「桜井が急に野崎に食いついてたからね。そこが試合するんじゃないんですかね」と早速、思案を練っていた。さらに、今後の方舟マット参戦については「要望があれば、また来ますよ」との言葉を残し、足早に去っていった。
2024年05月05日 06:00
バルセロナ五輪柔道銀メダルの元暴走王小川直也氏(56)が、自身のユーチューブチャンネル「小川直也のハッスルチャンネル」を更新。
2024年05月05日 05:15
新日本プロレスの海野翔太(27)が、IWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38=AEW)に対し、宣戦布告だ。
3日の福岡大会ではモクスリーが「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮とV2戦で激突した。王者がH.O.Tのセコンド介入に苦しむ中、海野は窮地に駆けつけるとEVILとディック東郷を蹴散らし援護。モクスリーの勝利をアシストした。
海野は11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で、IWGP世界王座初挑戦が決定済みだった。モクスリーの勝利により、ベルトをかけての師弟対決が正式に決定。リング上では握手を求めたが王者は応じず、早くも戦闘モードに突入した。
モクスリーとの大一番は海野にとって特別な戦いだが、一方で新日本プロレスの一員としては、約15年ぶりに至宝が他団体に流出した緊急事態という側面もある。至宝奪回は至上命令だ。
海野は「正々堂々、正面からお前を超えてやるよ。お前の血と汗と涙、新日本への思い、チャンピオンの偉大さ、すべてを俺は尊敬しているよ。偉大な男だよ。ただ、いつまでたっても弟子のままじゃいられねえ。師匠を超えて、IWGP世界ヘビー級王者になって、この新日本プロレスを変えてやる。必ず俺が取り返して、新日本プロレスの中心に立って、もっともっとプロレス界を盛り上げてやる」とキッパリ。米国の地で、キャリア最大の一戦に臨む。
2024年05月05日 05:00
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
東京ドームで行われる四大世界戦の記者会見が4日、横浜市内で開かれ、出場8選手と、大橋ジムの大橋秀行会長(59)、米国の超大物プロモーターで、トップランクCEOのボブ・アラム氏(92)が出席した。
“悪童”らしいふてぶてしい態度を見せたかと思えば、言葉は“優等生”のように模範解答を並べた。ルイス・ネリ(29)=メキシコ=は黒ずくめのいかつい姿にひげをたくわえ、サングラスをかけて登場。司会者から名前を呼ばれた際は、立ち上がりもせずにガムをかみ続けたが、最後は自ら井上に握手を求め「死を覚悟して戦いに挑みたい。KOで必ず勝ちます」と真面目に宣言した。
試合以上に注目が集まる5日の計量に向けても「体重はリミット内。問題はない」と万全を強調。関係者によると、日に数度の体重測定や、5〜6回のドーピング検査を実施して陰性を確認しているといい、服の上からでも絞られたことが分かる体は、今試合に臨む覚悟の強さを物語る。ネリは「長年この試合を待っていた。練習はパーフェクトにできた。素晴らしい試合をしたい」と、最後までクリーンで意気込んだ。
2024年05月05日 05:00
「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
東京ドームで行われる四大世界戦の記者会見が4日、横浜市内で開かれ、出場8選手と、大橋ジムの大橋秀行会長(59)、米国の超大物プロモーターで、トップランクCEOのボブ・アラム氏(92)が出席した。
武居由樹(大橋)は初の世界戦へ向けて「本当にいつも通り研ぎ澄まして来られた。気を抜かず、楽しみながら2日後を迎えたい」と意気込みを語った。
元K−1王者で、21年にプロボクシングに転向。デビューから8戦全てをKO勝ちしている。八重樫東トレーナーの指導を受ける27歳は「大きい舞台で自分が一番目立つくらいの試合をする。バチッと倒して勝ちたい」。9連続のKO勝利で世界のベルトを巻く。
2024年05月05日 05:00
「ボクシング・IBF世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、エディオンアリーナ大阪)
挑戦者の西田凌佑(27)=六島=が、王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に最大7ポイント差をつける3−0の判定勝ち。
2024年05月05日 05:00
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)
東京ドームで行われる四大世界戦の記者会見が4日、横浜市内で開かれ、出場8選手と、大橋ジムの大橋秀行会長(59)、米国の超大物プロモーターで、トップランクCEOのボブ・アラム氏(92)が出席した。メインイベントでルイス・ネリ(29)=メキシコ=の挑戦を受けて4団体統一世界スーパーバンタム級王座の初防衛戦に臨む井上尚弥(31)=大橋=は、とてつもない試合になることへの確信を口にし、改めてKO勝利を宣言。アラム氏は、来年以降に井上がフェザー級に転向する可能性について言及した。
井上が3月6日の記者会見以来、約2カ月ぶりにネリと顔を合わせた。隣り合っての印象を「体重が仕上がっていると聞き、安心もしていますが、今日改めて見て、非常にいい状態に仕上がっているなと思っている」と語り「明後日は気を抜かず、気を引き締める」と油断を戒めた。
34年ぶりとなる東京ドームでのボクシング興行のメインで、4団体統一王座の初防衛戦というシチュエーションを「こんなに素晴らしい環境とタイミングとがそろった試合というのは、まずないんじゃないかな」と歓迎した。
精神面に関して「いよいよなんだ」との思いを明かし「ネリもすごくいい状態に仕上がっていると聞いているので、明後日はとてつもない試合ができるんじゃないかなと確信しています」と、名勝負を公約した。
アラム氏は井上を、ボクシング業界では「もうレジェンドになっている。(全階級を通じたランキングの)パウンド・フォー・パウンドNo.1として認められている」と絶賛。会見後の取材で、ネリ戦後について、大橋氏と「年内は122ポンドの中(スーパーバンタム級)にいようという話になっている」と明かし「その後、もしかしたら例えばフェザー級で(IBF王者ルイス・アルベルト)ロペス(メキシコ)と当てるという話もなきにしもあらずだが、今は何も決まっていない」と、慎重な表現ながら来年以降の展開にも言及した。
待ち受ける、さらに輝かしい明日のためにも、まずはネリ突破。井上は「四つのベルトを防衛するという最大のモチベーションを生かして、必ず勝ちに行きたい。エキサイトした試合を見せたいし、必ずKOにつなげて勝つのを見ていただきたい」と、改めてKO防衛を誓った。
2024年05月05日 05:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」の林下詩美(25)が、初の方舟マットで躍動した。
ノアのビッグマッチ「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)でジュリア、MIRAI、桜井麻衣と組み、愚零闘咲夜(グレート・サクヤ)&彩羽匠&高瀬みゆき&野崎渚と激突。試合ではスターダムのワールド王者時代に対戦した彩羽と約2年半ぶりにリング上で再会を果たし、互いの力を確かめ合った。最後は自軍のジュリアが野崎をノーザンライトボムで沈め、3カウントを奪った。
旗揚げ戦(20日、東京・後楽園ホール)に向けた初陣を勝利で飾った詩美は「マリーゴールドに来た理由は、いろんな人と試合したいっていう思いがあったから。今日はその夢への第一歩でした。そんな大会で勝利できて、私にとってもマリーゴールドにとっても、いい弾みになったんじゃないんですかね」と笑顔を見せた。
特に彩羽との再会は、新たな道を選んだ詩美には刺激的だった。「私もかっこいいけど、私から見ても彩羽匠はかっこいい。久しぶりに戦えて楽しかった。お互いこの数年で進化したと思うので、また改めて試合したい」とシングルマッチを熱望した。
さらに念願の初参戦がかなった方舟マットについて「ファンの時に家族でよくノアを見に行ってたので、『まさか自分がノアのリングに立つ日が来るなんて!』とうれしかった。またチャンスがあるなら何回でも上がりたい」と目を輝かせた。
女子プロレス界の逸材が新境地開拓へ突き進む。
2024年05月04日 21:50
ノアの清宮海斗(27)が、約1年2か月ぶりにGHCヘビー王者に返り咲いた。
先月22日の新宿大会でジェイク・リーとの次期挑戦者決定戦を制し、「WRESTLE MAGIC 2024」(4日、東京・両国国技館)で同王者のイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(32)に挑戦。この日動画配信サービス「レッスルユニバース」のゲスト解説で来場していた武藤敬司が見守る中、清宮は大奮闘した。
武藤から伝授された足4の字固めでワグナーの体力を削ると、中盤には雪崩式フランケンシュタイナーで投げ飛ばした。しかし、15分過ぎに得意のタイガースープレックスホールドで仕留めにかかるも失敗。ワグナーにドラゴンスクリューからの閃光魔術弾を浴び、自身が武藤から伝授された技を奪われる屈辱を味わった。
それでも立ち上がった清宮は、三角飛び式閃光魔術弾を発射しペースを奪取。最後はプロレスLOVEポーズを決めると、変型閃光魔術弾で24分45秒の激闘を制した。
試合後、武藤がリングに登場。武藤からベルトを渡され、ベルトを腰にした清宮は「俺がノアをもう一度、プロレス界のトップに持って行きます」と宣言。昨年3月にジェイクに王座を奪われて以来、約1年2か月ぶりに王座を手にしたベルトを見つめ「ノアって不器用な団体なんです。みんなの期待になかなか追いつかないと言われる。それが悔しくて、それを変えるためにこの団体に入団しました。俺がプロレス界の顔になるので、これから全部変えていくので、新しいノアをつくっていきましょう!」と呼びかけた。
バックステージでは宿敵である拳王から「おい清宮、めちゃくちゃいい考えじゃねえか」と声をかけられた清宮は「拳王、ノアを変えていくにはあなたの力が必要です。俺に力を貸してください」と握手を求めた。清宮の熱い思いに拳王も「俺はお前の考えに乗る。そして俺とお前でノアを変えていくぞ。そして、お前が言ったプロレス界のトップに俺たちで連れて行こうぜ」と握手を交わした。
長年のライバルと心が通じ合い笑顔を見せた王者は、最後に「これからは拳王とともにプロレス界を変えていく。そして必ず俺がこのノアをプロレス界のトップに引っ張っていきます」と改めて決意を表明した。
若き王者が方舟マットを業界の中心に導く。