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2024年05月05日 06:23
◆プロレスリング・ノア「WRESTLE MAGIC」(4日、両国国技館)観衆3512 プロレスリング・ノアは4日、両国国技館で「WRESTLE MAGIC」を開催した。 大会中に館内のスクリーンで真夏の最強決定戦「N―1 VICTORY 2024」の開催と全大会日程を発表した。 今年で6回目を迎える「N―1」。昨年は潮崎豪が初優勝したが今年は8・4横浜武道館で開幕し9・1エディオンアリーナ大阪第1競技場で優勝決定戦を行う。 参戦選手、大会形式などは後日発表となる。 全日程は以下の通り。 ・開幕戦 8月4日 横浜武道館 ・9日 後楽園ホール ・10日 後楽園ホール ・11日 後楽園ホール ・12日 神奈川・カルッツかわさき ・17日 東京・東京たま未来メッセ ・18日 宮城・仙台PIT ・公式戦最終戦 25日 愛知・名古屋国際会議場 ・優勝決定戦 9月1日 大阪・エディオンアリーナ大阪
2024年05月18日 20:51
「ボクシング・日・中・タイ友好6VS6親善試合」(18日、後楽園ホール)
2人が棄権して4対4になった親善試合は、メインイベントの128ポンド(58キロ)契約10回戦で日本フェザー級7位、WBOアジアパシフィック5位、東洋太平洋6位の中野幹士(28)=帝拳=が、WBCアジア・スーパーフェザー級暫定王者でWBC世界35位のサタポーン・サアート(20)=タイ=に7回1分32秒、TKO勝ちし、日本の2勝2敗という結果になった。
2020年12月以来2度目のメインとなった中野は2回に右フックを効かせ、3回にも左フックでよろめかせたが、その都度復活してくるサタポーンに手を焼き「どうやったら止まるんだろうと。入っても一瞬目が飛ぶけど、また普通になって打ってきた。めっちゃタフだなと思ってやってました」と振り返った。
6回にも左から追い込み、7回に「流れで打ったのが倒れた。感触がなくてビックリしました」と打ち明ける左ボディーでダウンを奪う。すぐに立ち上がってきたサタポーンを左ボディーで止め、めった打ちしたところでレフェリーが試合を止めた。
5試合連続のKO勝ちとなった中野はバックステージで「もっとスカッと勝ちたかったんですけど…」と話したところで泣き出し、「いつもテンカウントで終わっていたのが立たれて、そこはちょっとうれしかった。立たないでと思ったけど、ダウン後の再開は初めてでうれしかったけど、立たないでほしかったですね」と、複雑な思いを口にしてまた涙。「いろんな感情です。うれしいですけど」と、涙の理由を説明した。
セミファイナルでは日本スーパーウエルター級1位の玉山将弥(30)=帝拳=がスーパーウエルター級8回戦で元WBA中国ミドル級王者のヅアン・ファン(28)=中国=と対戦。ヅアンの手数に苦戦し、スプリット判定で惜敗した。
第3試合のフェザー級6回戦では上野永吉(22)=ワタナベ=がダウスリテ(23)=2回1分42秒、中国=のアッパーにTKO敗。
第2試合の138ポンド(62・6キロ)契約4回戦では、timelesz(元Sexy Zone)の菊池風磨の弟・菊池音央(20)=新日本木村=がゴン・エンコン(中国)に1回47秒、TKO勝ちした。
2024年05月18日 20:50
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、再起に燃えている。
18日の横浜武道館大会では、米AEW・TBS王者ウィロー・ナイチンゲールに挑戦。168センチ、88キロの相手に果敢に攻め込んだ中野は、張り手の乱れ打ちでベルトへの執念を見せつけた。さらにコーナーに上ったナイチンゲールに、投げっぱなしジャーマンを敢行。一気に流れを引き寄せると、フロントネックロックからの腕固めで勝負に出た。
しかし、AEWのトップ戦線を走る王者からペースを奪えず、ラリアート3連発からのキャノンボールをくらい大の字に。食らいついた中野だったが、最後はデスバレーボムからのベイブ・ウィズ・ザ・パワーボムを決められ、3カウントを献上した。
試合後、疲労困ぱいの中野は「ウィロー・ナイチンゲール、かわいくて強かった! 世界ってすごいな。今日負けたけど、より一層あのベルトが魅力的に見えた」とつぶやいた。
昨年は団体最高峰のワールド王者として活躍したが、10月の同王座戦で左ヒザを負傷。長期欠場に入り、王座返上という悔しさを味わった。2月の復帰後初の王座戦で再起を狙っていたが、王座取りは失敗に終わった。
それでも「すごい悔しいけど、意外と落ち込んでない。全然落ち込んでない! 落ち込んだことないから!」と絶叫。「とんでもない地獄をたくさん見てきたので、まだまだ這い上がりますよ。たむロード、ここからなんで! まだやらなきゃいけないこともいっぱいあるからね」と前を向いた。
2024年05月18日 19:31
女子プロレス「スターダム」のハイスピード王座戦(18日、横浜武道館)は王者・上谷沙弥(27)が、飯田沙耶(26)を退け初防衛に成功した。
2019年デビューの同期対決は、両者が全速力でリングを駆け回り一進一退の攻防を展開した。5分過ぎ、飯田から強烈な逆水平チョップ連打をくらった王者は大悶絶。その後もラリアートやブレーンバスターで吹っ飛ばされ苦戦を強いられた。
それでも立ち上がった王者はスピンキックを命中させ形勢逆転に成功。最後は一瞬の隙を突きフランケンシュタイナーで丸め込んだ。
試合後、飯田と握手を交わし健闘をたたえ合った上谷はバックステージで「みんな見てましたか? ハイスピードフェニックス! 速くて華麗でそして情熱的。でも、そんな試合ができたのは相手が飯田沙耶だったから。それは間違いない」と断言。その上で「飯田、このベルトもっと欲しくなったでしょ? お前の行く道全てに私が立ちはだかってやるから、今日みたいな熱い戦い、またやろう」と呼びかけた。
先月27日の横浜大会でハイスピード王座初戴冠を果たし、心境地を開拓中の上谷は「これからもこのハイスピードのベルトを私色に染めて、クイーンズ・クエストを私がしっかり引っ張っていく。なのでこれからも見ていてください。ハイスピードフェニックスの絶景を」と自信満々な表情で語った。
2024年05月18日 19:19
女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、次期挑戦者にアイスリボンの藤本つかさ(40)を電撃指名した。
2024年05月18日 19:00
◇プロボクシング62・6キロ契約4回戦(2024年5月18日 東京・後楽園ホール)
人気アイドルグループ「timelesz」の菊池風磨の弟で、プロボクサーの菊池音央(ねお、20=新日本木村)が再起戦で自身初のKO勝利を収めた。後楽園ホールで開催された日中タイ親善試合に出場。ゴン・エンコン(中国)に1回47秒TKO勝ちし、昨年9月以来の白星でプロ戦績を2勝2敗とした。
開始ゴングと同時に猛攻。左右のフックを思い切り振り、ボディーも交えて相手を圧倒した。きれいな右ストレートが決まったあとは休まず攻め立ててレフェリーストップ。兄・風磨も見守る中の”秒殺”に「もう目をつぶっていくしかないと。目はつぶらなかったんですけど(笑い)。もうちょっとスコーンと倒したかった。止められるんじゃなくて」と初KO勝利の感触を口にした。
昨年11月の東日本ライト級新人王トーナメント決勝で判定負け後、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)らを指導する野木丈司トレーナーの練習に参加。課題と感じていたフィジカル面を強化するため、階段ダッシュなど過酷なメニューに取り組んできた。試合開始からの猛攻はかつての比嘉をほうふつさせるもので、「野木さんにも”体力温存で1R目からいかない選択をするとズルズルいく”と言われて。階段ダッシュでも1回目から飛ばして、スパーリングも1Rで体力が切れてもいいと(やってきた)。今日はできたすね」と自己分析した。
計量前の2日間で5キロもの減量。2日前に練習で体重を3キロ落としたあと、胸とのどが痛くなってきたという。「(症状を)調べたら心不全になるんじゃないかとネガティブになって。試合が終わったら死んでるんじゃないかと、軽い遺書を家族に書いておいた」と明かし、「帰ったら回収しないと」と話して笑わせた。1週間後からは再び”野木トレ”に参加予定で「月曜日(20日)だけ心不全の検査を受けないと」とおどけたが、「ここから積み上げていきたい」とつかんだ自信をかみしめた。
2024年05月18日 18:59
「ボクシング・日・中・タイ友好6VS6親善試合」(18日、後楽園ホール)
timelesz(元Sexy Zone)の菊池風磨の弟・菊池音央(20)=新日本木村=が、138ポンド(62・6キロ)契約4回戦でゴン・エンコン(中国)に1回47秒、TKO勝ちした。
入場ではゴンが「ドラゴンボール」、菊池が「NARUTO」の楽曲で入場と、ジャンプ対決になった一戦。菊池は左ジャブから「めっちゃ当たる」とラッシュした。一度は途切れたが、右でよろめかせると再度のラッシュでレフェリーストップを呼び込み、NARUTOのポーズを決めた。
初のKO勝利を飾った菊池は「体力が切れていいから、行く時は温存しない」作戦だったと説明。練習でも階段ダッシュやスパーリングなども1本目、1ラウンド目から飛ばすようにしていたという。
減量は計量の2日前に3キロ、前日に2キロ落としてクリアしたものの、ノドと胸が痛くなり「減量に失敗した」と感じた。試合前には「家族に向けて軽い遺書を書いた」と打ち明けるほど体調が不安になったが、計量後のリカバリーは順調で試合も快勝。「過去イチ。あんなに1ラウンドで飛ばしたことはスパーリングでもない」といい、47秒殺は「1分半以上」に感じたと振り返った。
KO勝ちにも「スコーンと倒したかった」と満足することはなかった菊池。戦績を2勝2敗の五分に戻して「ここから積み上げていきたい」と先を見据えていた。
2024年05月18日 18:11
ボクシングのWBA・WBC統一世界ライトフライ級王者、寺地拳四朗(BMB)が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催された「すみだボクシング祭り」で、元WBA世界同級王者で世界王座防衛の日本記録(13回)を持つ具志堅用高氏とトークショーを行い、終了後に取材に応じた。
寺地は今年1月、元WBA王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)とのダウンの応酬となる激闘を判定で制して、防衛に成功。その直後に以前から中指の腱(けん)の付け根を痛めていた右拳を手術した。
現在はディフェンスとクリンチを重点的に練習しているといい、右拳を使った練習も「まだミットとかを軽く打っている感じ。まだ100%では打てない」という段階ではあるが、再開したことを明かした。
次戦について、寺地が練習している三迫ジムの三迫貴志会長は「秋以降を希望している」と明かした。寺地はIBF王者シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)とWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)の「どっちが来てもいい」と統一戦を希望しつつ、「僕は何でもOKです」と強くはこだわらない姿勢。フライ級転向についても「そっちも考えている」と改めて話していた。
また、具志堅氏は「減量がうまくいけばもっともっと勝ち続けると思う。ライトフライ級で俺の記録を塗り替えてほしい。フライ級で伸ばすとか。若いからいける」と期待をかけていた。
2024年05月18日 18:05
新日本プロレス6月9日大阪城ホール大会のメインイベントがジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」の決勝戦となることが18日に発表された。
2024年05月18日 17:39
女子プロレス「スターダム」の闇の黒虎スターライト・キッドと妖精なつぽい(28)のタッグ「チーム両思い」が、前タッグ王者相手に善戦した。
18日の横浜武道館大会で2人は前ゴッデス王者の鈴季すず&星来芽依と対戦。6日の「ALL TOGETHER」(日本武道館)で勝利を収めているチーム両思いが、この日も躍動した。
キッドはこれまでの黒ではなく、なつぽいに合わせたシルバーとイエローのマスク、STARS時代のコスチュームで登場。星来とスピーディーな攻防を繰り広げると、なつぽいとの連係もさえわたった。側転からのダブルのドロップキックを鈴季にズバリ。さらにキッドのその場跳びムーンサルトと、なつぽいのフェアリアルギフト(ダイビングボディープレス)の同時発射で会場を沸かせた。
残り時間3分を切ったところで、スカイラブハリケーン式の不知火が鈴季に決まるが、3カウントを奪えない。両軍とも決め手を欠いたまま、試合は15分時間切れドローに終わった。
試合後、2人は仲良くバックステージに登場。キッドが「前タッグチャンピオンにドローだよ!」と強調すれば、なつぽいも「すごいタッグにドローだもんね。単なる即席タッグじゃないような気がする」と胸を張った。
ただし、キッドの悩み払拭されていない。4月に大江戸隊を追放され、現在はユニット無所属。中野たむからラブコールを送られているが、返事は保留している。新たな所属先だけでなく、代名詞のマスクを脱ぐ可能性も模索している。
キッドは「(なつぽいとは)ステップアップしていけちゃうタッグかもなって思っちゃったりもしたんだけど、まず私は自由に楽しむことが一番。だからこのタッグがまた組めるかどうかも…。たむちゃんにもラブコールを受けててさ、三角関係になっちゃうかもしれない」と漏らす。
するとなつぽいは「別に(中野と)組みたければ、組めばいいと思うよ。きっちゃん(キッド)がどういう判断をするかを、ぽいは楽しみにしている」とキッドの意思を尊重する考えを示した。
「今日のタッグも私の答えの中のプラス1になったということで」というキッドの去就問題はまだまだ続きそうだ。
2024年05月18日 16:52
「ボクシング・8回戦」(18日、エディオンアリーナ大阪)
ボクシング元WBC世界バンタム級王者、辰吉丈一郎(54)の次男、寿以輝(27)=大阪帝拳=がスーパーバンタム級8回戦でチャイワット・ブアトクラトック(32)=タイ=に3−0判定(77−75、78−74、79−73)で勝利し、通算16勝(10KO)1分けで無敗を継続した。
寿以輝はトランクスを血で染め、試合を振り返った。サウスポーのチャイワットに対し「予想以上にやりにくかった。独特の間があり、腕も予想より長く感じた。届かないと思っていた距離が届いた」と苦戦。パンチを打った後の隙を狙われる場面もあった。3Rに両者バッティングで左まぶたをカット、7Rはパンチをもらい右まぶたも切れた。「流血で見にくかったが試合に影響はない」としたが、根気強く相手にボディーを浴びせ、6Rは相手をふらつかせ、ロープ際まで後退させる一撃も食らわせた。
リングサイドで見守った父・丈一郎は「勝ちかもしれんが、内容は意味ない。サウスポーとやり慣れていないのもあるが、(相手の攻撃をかわす)左足の位置など、教えた事をやってないんやもん」と手厳しかった。将来的な国内、アジアのタイトル戦については「絶対無理や。あの程度のレベルでは勝てん」とバッサリ。「もっとサウスポー対策をせなあかん。立ち位置、足の位置、バランス。口で言っても分かっていない」と辛口で課題を挙げた。
サウスポーとキャリア2戦目で1勝1分けとなった寿以輝は、タイトル戦について「やれるならやりますが、自分からは言えない。もっとしっかり練習したい」と話した。大阪帝拳の吉井寛会長は次戦について「傷があるのでしっかり治して、早くても年末」とした。
2024年05月18日 14:26
ボクシングのIBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(ワタナベ)が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで行われた「すみだボクシング祭り」に、日本バンタム級王者の富施郁哉(ワタナベ)と出演後、取材に応じた。
銀次朗は3月31日に名古屋で2度目の防衛に成功。3度目の防衛戦は、6月23日から7月28日に開催が延期された、亀田興毅氏がプロモートする「3150FIGHT」の滋賀ダイハツアリーナ大会で行われることが濃厚だ。
1位で元王者のペドロ・タドゥラン(フィリピン)との指名試合となる見込みで、銀次朗は「「7月まで伸ばしてくれたので、しっかり作りたい。サウスポーは久しぶりなので、これからサウスポーの外国人とか呼んで、まず慣れるところから。かなりしぶとい相手だと思うので、こういうところで格の差を見せて、重岡兄弟がどれだけ強いか分かっていないヤツが多いと思うので、強さを証明したい」と意気込んだ。
富施は7月18日に後楽園ホールで行われる初防衛戦で、昨年5月20日に7回TKOで敗れている増田陸(帝拳)を迎え撃つことが3日前に発表されたばかり。増田の存在を「ずっと意識していた」といい、「勝って来年も(すみだボクシング祭りに)来られるように頑張りたい」とリベンジ防衛を誓っていた。
2024年05月18日 13:30
ボクシングのバンタム級で主要4団体の世界ランク入りしている堤聖也(角海老宝石)と日本フライ級王者の飯村樹輝弥(同)が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催された「すみだボクシング祭り」に出演後、取材に応じた。
2024年05月18日 12:25
6日にボクシングのWBO世界バンタム級王座を奪取し、史上初めてK−1世界王者からボクシング世界王者となった武居由樹(27)=大橋=が18日、東京都墨田区のひがしんアリーナで開催された「すみだボクシング祭り」で、元世界3階級王者の八重樫東トレーナー(41)とともにトークショーを行い、出演後に取材に応じた。
世界王者として初のイベント登場となった武居は「少しずつ気持ちが落ち着いてきて、世界チャンピオンになったんだなという実感が湧いてきました」と王者の弁。当日は帰宅後、ウーバーイーツでなか卯の親子丼とうどんを頼んだことを明かした。チャンピオンベルトは17日に届いたといい、「すごいですね、やっぱり」と感心。K−1 WORLG GPスーパーバンタム級のチャンピオンベルトと「両方を持って写真を撮りたい」と瞳を輝かせた。
試合の自己採点を聞かれると「50点くらい」と激辛で、「理想は大きい舞台(東京ドーム)でKOで派手に勝って世界チャンピオンになりたかったので」と理由を説明。八重樫氏は「100点満点」を付け、「リップサービスではなく、世界タイトルマッチは勝つことが全てなので。負けたら0点、勝ったら100点でいい」と解説した。
次戦について、八重樫氏は「(井上)尚弥と同じ頃じゃないですか?」と、9月ごろになるとの見通しを示した。ただ、WBO1位のレイマート・ガバリョ(フィリピン)が10日の試合でケンブン・トーレス(メキシコ)に1回TKO負けしており、対戦相手が「どうなるか分からないですよね」と補足した。
また、武居はバンタム級の世界王者が主要4団体全て日本人で占められていることに関して「ボクシングに転向する前から緑色のベルト(WBC)はほしいなと思っていて」と話したが、取材では「別に(現王者の)中谷(潤人)選手とやりたいというわけじゃないです」と笑顔で予防線。最終的な目標については「もう1階級くらいはベルトがほしいかな。欲張りですかね?スーパーバンタム級は尚弥さんがいるので、タイミングですかね」と答えていた。
2024年05月18日 11:53
「邪道」大仁田厚が、6月9日に名古屋国際会議場イベントホールで行われるGLEATの「GLEAT Ver.EX」大会で行われるカズ・ハヤシ最初で最後の電流爆破マッチに向け、GLEATのエース級選手たちを挑発した。
大仁田は18日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「#なんだかんだ言いながら」のハッシュタグのもと書き始めると、「CIMA選手に田中選手出てきたね カズ・ハヤシ選手の最初で最後の電流爆破マッチだもんなぁ」と続けた。
その上で「イヤイヤと言いながらふたりも一緒に爆破させてあげるよー(笑)」と、大舞台で激突するカズのタッグパートナーとして出場するGLEATの顔的存在のCIMAと田中稔を挑発した。
7月1日の同団体TOKYO DOME CITY HALL大会で引退するカズは引退表明後、敬愛する大仁田との電流爆破マッチでの対戦を熱望。これに呼応する形で、今月11日、サッカーJ1の川崎―札幌戦試合前のとどろきスタジアムで開催された大仁田参戦の「ボーイズビーアンビシャス」イベントにGLEATの河上隆一が乱入。大仁田に「カズ・ハヤシの引退試合、この俺をタッグパートナーにどうですか? 俺は電流爆破で俺自身を燃やし尽くしたいんです!」と猛アピール。
大仁田も河上の希望に応え、河上、さらに共にアジアタッグを戴冠したこともあるヨシ・タツと組んでのGLEAT参戦を決意。カズ、CIMA、田中組との激突が決まっていた。
2024年05月18日 06:00
全日本プロレスの暴走男諏訪魔(47)とマット界一の偏屈者こと鈴木秀樹(44)の「バカバカコンビ」が、ベルトをかけて対戦することになった。
鈴木は17日、横浜市内の全日本道場を訪問。この日は女子プロレス「エボリューション」の練習日で、ちょうど同団体のプロデューサーを務める諏訪魔がコーチとして、ChiChiとZONESに指導をしている最中だった。
諏訪魔は「お前、何しに来たんだ?」と警戒するが、ChiChiとZONESは練習の手を止め「あっ、秀樹だ!」と歓迎。6日の新木場大会を訪れた鈴木が、人気の洋菓子「ニューヨークパーフェクトチーズ」を差し入れたことで、すっかり女心をつかんでいる。その際、確かに「今度道場に行っていいですか?」と許可を取っていたが、社交辞令ではなく、本当にやって来るとは…。
この日はとらやのようかんを持参したことで、女子2人は大喜び。コーチ役の諏訪魔そっちのけで「せっかくなので、卍固めを教えてください」(ChiChi)、「私はエルボースマッシュを!」(ZONES)と依頼した。
これを快諾した鈴木は「ちょっと練習生、来い!」と諏訪魔を練習台にしてお手本を披露。「相手を引きつけて、右足を前に出して…、そう、ここに力を入れて」と手取り足取り2人を指導した。さすが米WWEの養成機関「パフォーマンスセンター」でコーチを務めただけある。理路整然とした説明を受け、またたく間にChiChiは卍固めを、ZONESはエルボースマッシュを習得した。
すると自信をつけたChiChiは「私、久しぶりに全日本プロレスで試合がしたい」と希望。女子2人と組むことを決めた鈴木は「この人、一度でもこうやってお菓子とか買ってきたことありますか? 一回も物をくれない男ってどうですか?」と、諏訪魔のネガティブキャンペーンをするや「この練習生の諏訪魔が何かベルトを持っているんですよ。まだ持っているでしょ?」と問いただす。
確かに諏訪魔は尾崎魔弓、雪妃魔矢とのトリオで全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を持っている。昨年10月に獲得したものだが、一度も防衛戦を行わないまま半年以上が経過したため、すっかり忘れ去られていた。
コーチとしてだけでなく、男としてのプライドまで踏みにじられた諏訪魔が「やってやるよ!」と応じると、3人はストンピングの雨アラレ。ピクリとも動かなくなった暴走男を残し、3人は仲良く青葉台の人気ラーメン店に向かった。