2021年05月06日 13:22
ボクシングのWBA・IBFバンタム級統一王者の井上尚弥(28)=大橋=が現地時間6月19日に米国ラスベガスでIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28)=フィリピン=の挑戦を受けることが5日(日本時間6日)、井上が契約する米大手プロモーターのトップランク社から発表された。 井上は20年10月に無観客試合でジェーソン・モロニー(オーストラリア)の挑戦を退けたのに続いて2戦連続のラスベガスでの試合。今回は有観客で行われる。 また、6月26日(同27日)にWBO世界ライト級5位の中谷正義(32)が元3団体同級統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と対戦することも発表された。
2024年05月02日 09:45
体重超過しながら王者ヘイニー撃破で物議
ボクシングのWBC世界スーパーライト級タイトルマッチで勝利した挑戦者ライアン・ガルシア(米国)が、ドーピング検査で陽性反応を示したと米記者は報じた。前日計量でリミット140ポンド(63.50キロ)を3.2ポンド(約1.45キロ)も上回る体重超過を犯していたが、4月20日(日本時間21日)に王者デビン・ヘイニー(米国)に判定勝ち。度重なる問題を露呈し、物議を呼んでいた。
米スポーツ専門局「ESPN」のマイク・コッピンガー記者はXで「ESPNが入手したVADAの文書によると、ガルシアはヘイニーに番狂わせで勝利した日とその前日の検査でPEDオスタリン陽性と判定された」と報道。「ガルシアはBサンプルを検査してもらうよう要請できる期間が10日間ある。Aサンプルは19-ノルアンドロステロンも陽性と検査されたが、未確認だ」と速報した。
ガルシアは報道を受け、Xに「悪かったよ、これを摂取するべきじゃなかった」とストレス緩和のサプリメントの容器画像を投稿している。
元WBC世界ライト級暫定王者のガルシアは3度のダウンを奪うなど勇猛果敢にヘイニーと打ち合った。マイク・タイソンらが駆け付けた会場は熱狂の超激戦に。12ラウンドで決着はつかず、判定となったが、112-112、114-110、115-109で勝利していた。
(THE ANSWER編集部)
2024年05月02日 06:28
新日本プロレスは2日までに元IWGP世界王者のSANADAが体調不良のため、日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER」(6日、日本武道館大会)を欠場することを発表した。
SANADAは体調不良で4・27広島大会から欠場しているがこのほど、帰京して病院で検査を受けることとなったため現在の「レスリングどんたく 2024」シリーズを全休。さらに「ALL TOGETHER」も欠場が決まった。
「ALL TOGETHER」は、プロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟」(UJPW)の設立を記念した大会。今大会には新日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDTプロレスリング、大日本プロレス、DRAGONGATE、スターダムが参戦する。能登半島の復興を支援するチャリティ大会として行われ興行収益の一部を石川県へ寄付する。
5・6日本武道館でSANADAは第6試合でKAIと組んでザック・セイバーJr.、クリス・ブルックスと対戦予定だったが代わりにタイチが出場することになった。
5・6武道館の全対戦カードは以下の通り。
▼第1試合 30分1本勝負
丸藤正道、高木三四郎、棚橋弘至 vs 高橋裕二郎、成田蓮、“キング・オブ・ダークネス”EVIL
▼第2試合 30分1本勝負
拳王 vs 藤田晃生
▼第3試合 30分1本勝負
なつぽい、スターライト・キッド vs 天咲光由、AZM
▼第4試合 20分1本勝負
関本大介、石井智宏 vs マサ北宮、ジェフ・コブ
▼第5試合 30分1本勝負
箕浦康太、MAO、ニンジャ・マック、HAYATA、エル・デスペラード vs YAMATO、遠藤哲哉、アルファ・ウルフ、ドラゴン・ベイン、高橋ヒロム
▼第6試合 30分1本勝負
KAI、タイチ vs クリス・ブルックス、ザック・セイバーJr.
▼第7試合 30分1本勝負
辻陽太、鷹木信悟、内藤哲也 vs ゲイブ・キッド、デビッド・フィンレー、ジェイク・リー
▼第8試合 30分1本勝負
上野勇希、清宮海斗、海野 翔太 vs シュン・スカイウォーカー、KONOSUKE TAKESHITA、上村優也
2024年05月02日 06:00
女子プロレス「スターダム」の中野たむが、スターライト・キッド救出の真相を明かした。
4月27日の横浜BUNTAI大会でキッドは琉悪夏とのコンビで4WAYゴッデス王座戦に挑んだが、自身の誤爆により敗北。試合後、大江戸隊から集団暴行を受けユニットから追放された。そこに救出に現れたのはかつてSTARSで行動を共にした中野だった。
昨年9月の「5★STAR GP」でキッドと対戦した中野は、自身率いる「コズミック・エンジェルズ(CA)」に勧誘するような言葉を残すなど、何かと黒虎を気にかけていた。「キッちゃん(キッド)は根が優しいし、真面目だからどんなに悪ぶっても大江戸隊のスタイルには合わないと思ってたし、伸び悩んでいるのを感じていた。あの日の試合も心配で見ていたらボコボコにされていて。いてもたってもいられなくなって勝手に足が動いてました」と振り返った。さらに自身も2018年1月に大江戸隊を追放され、STARSの岩谷麻優に救出された過去があり「私も同じ状況になったことがあって。キッちゃんが当時の自分と重なって見えたんです」と明かした。
STARS時代には練習を共にし、遠征先の宿でも相部屋で悩みを相談するなど姉妹のような関係だったキッドとの再共闘は必然だったという。「復帰してからスターダムやCAのために戦ってきたけど、アジャコングと戦って自分のために戦いたいと思った。そのためにも今私にとってキッちゃんは必要な存在」とほほ笑んだ。
横浜大会後の大会ではキッドと約3年半ぶりにタッグを結成。「ちょっとずつ闇が削ぎ落ちてあのころのキッちゃんに戻ってきてくれてるように感じる。試合でもたむの動きを把握してくれて懐かしい気持ちになった」と語り「私はベストタッグが狙えるくらいの可能性を秘めたタッグチームになるんじゃないかなって。たむはキッちゃんと組みたいよ」と呼びかけた。キッドの選択に注目が集まる。
2024年05月02日 05:00
「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)
大相撲の大関霧島(27)=音羽山=が1日、新天地で本格始動した。
2024年05月02日 05:00
3月の大相撲春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝を果たした尊富士(伊勢ケ浜)の凱旋パレードが1日、出身地の青森県五所川原市で行われ、地元・金木地区と市中心部の2カ所で計約5万5千人の市民らが大歓声で快挙を祝った。尊富士は「応援のおかげで場所を乗り切ることができた。皆さんの夢や希望になれるように励み、強くなってまた青森に帰ってきたい」と笑顔であいさつ。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)とオープンカーで行進し、沿道からの熱狂的な声援や拍手に手を振って応じた。
パレードに先立ち五所川原市は、新設した市民栄誉賞を市役所で授与した。尊富士は「市民の皆さんのおかげ。光栄でうれしい。相撲は緊張しないが(今日は)恥ずかしい」と苦笑い。青森県も同日、県褒賞を授与した。
2024年05月01日 22:23
鉄人小橋建太(57)が1日、自身のX公式アカウントでライブ配信を実施。プロデュース興行第9弾「Fortune Dream 9」(6月12日、後楽園ホール)に、女子プロレス界のレジェンド・長与千種が来場し、「橋本千紘&優宇VS彩羽匠&里村明衣子」の立会人と特別解説人を務めると明かした。
この一戦は、「INHERITANCE DREAM 長与千種を継ぐ者たち」というサブタイトルが付けられている。小橋は「長与さんに来てほしいと言ったら、快く『行きます』と言ってくれた」と笑顔。長与について「本当にかっこいい、男気のある人。四天王が試合をする時『ジャイアント馬場を継ぐ者』と言われるのと同じ。引退した今も女子プロレスといえば長与千種さんです」と称賛した。
小橋は長与と長らく接点がなく、交流が始まったのは昨年の米国遠征から。「全日本女子の選手と付き合いがなかったので、まったく。あ、豊田真奈美さんとウワサにはなったんですよ。付き合ってるって。でもあの時(2017年のFDのトークバトルで)初めてお話ししたんです。そういう噂があったのは、豊田さんもご存じでした」とエピソードを披露。
また「接点といえば、僕の同期の菊地毅さんが、大学生の時にクラッシュギャルズのファンクラブに入っていた。『どちらのファンなのですか』と聞いたら、照れながら『長与さんです』と話していましたね」と裏話を公開していた。
2024年05月01日 20:57
「プロレス・ALL TOGETHER〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会〜」(6日、日本武道館)
新日本の棚橋弘至社長、石川県の馳浩知事、昨年引退した武藤敬司氏が開催前のスペシャル対談を行い、1日、YouTubeで公開された。
馳知事は昨年末、新日本の社長に就任した棚橋に対し、開口一番「次、参議院選挙に出るって言ったじゃん」。棚橋は「覚えてます」と答え、かつて食事に誘われたことを明かした。
「まだ僕はチャンピオンになりたかったのでお断りさせていただきました」という棚橋に、馳知事と武藤氏は「チャンピオンにも社長にもなったんだからいいじゃない」と追い打ちをかけ、棚橋はタジタジ。
馳知事は「向いてるよ、だって。人を惹きつけたり、まとめる能力があるから社長をやってくださいって声かけていただいたんだから」と、棚橋の政治家としての資質を指摘し、「より大きな世界で挑戦し、勝負する時があると思いますから、期待しています」とハッパをかけた。
馳知事は能登半島の復旧状況について、今回の地震が三方を海で囲われた半島で起こったからこその厳しさを説明。幹線道路が崩落し通れなくなったこと、インフラがズタズタになったこと、多くの人が広域避難したことを話した。現在は広域避難した被災者向けの仮設住宅を建てていること、上下水道の配管修繕に時間がかかっていることなどを説明し、復旧・復興は長い道のりになることを示唆した。
第1回「ALL TOGETHER」は東日本大震災が起きた2011年に開催された。棚橋は「被災地の方を応援できた経験値が残っている。今回、能登の被災者の方へ、チャリティーの寄付であったりとかプロレスで被災地に注目をしてもらうとか、土地の品物を買うとか、いろんな応援の仕方があると思うので、そういった意識を皆さんに広めて伝えられたら」と思いを語った。
馳知事も、国民の関心が能登半島に向かうきっかけになることを歓迎するとともに、プロレスの歴史が戦後復興に合わせて始まり、時代に反映してつながってきているとし「間違いなく、元気と勇気と前向きな気持ちを与える最高のエンターテインメント」と期待。
「俺と武藤と(佐々木)健介が出たらチケット売れると思うよ」と冗談めかしつつ、「今は出るわけにはいかない。被災地の厳しい状況がありますから、なかなか石川県を離れることはできませんが、数年後に被災地が落ち着いたという認識が広まれば、その時にまた武藤ちゃんとタッグを組んで(参戦したい)」と話していた。
「ALL TOGETHER」はプロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟 United Japan Pro-wrestling(UJPW)」の設立を記念して行われ、新日本プロレス、ノア、大日本、ドラゴンゲート、スターダムの各団体が参戦。「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継される。
2024年05月01日 19:00
女子プロレス新団体「マリーゴールド」を率いるロッシー小川代表(67)が1日、決起集会を開いた。
2024年05月01日 18:24
WWEで米プロフットボールNFLの超スーパースターが、まさかの介入を果たし、話題を集めている。
ミズーリ州カンザスシティーで開催された29日(日本時間30日)のロウには、地元のNFLチーム・チーフスのQBパトリック・マホームズ(28)が登場。NFL優勝決定戦「スーパーボウル」でチーフスを2019、22、23年シーズンで3度優勝に導いたスーパースターだ。今年2月のスーパーボウルでも、獅子奮迅の大活躍。話題こそ同僚のトラビス・ケルシーと交際中で応援に訪れた米超人気歌手テイラー・スウィフトに奪われたが、文句なしで3度目のスーパーボウルMVPに選ばれた。
「ABEMA」にて放送されたロウでは冒頭で、なぜか米人気ユーチューバーでUS王者のローガン・ポールと、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」のメンバーとともに連れ立って会場入りした。会場ではスペシャルゲストとして紹介され、観客席最前列でチーフスの仲間と観戦した。
そうした中で、リング上ではローガンと、次回PPV「バックラッシュ」(4日=日本時間5日、フランス・リヨン)で闇落ち軍の世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストに挑戦するジェイ・ウーソがモメ始めた。闇落ち軍のフィン・ベイラーとJDマグダナも加わってジェイを暴行。するとマイクを持ったローガンは「いいこと思いついた! カンザスシティーのみんなが好きなものを見せよう」と言うと、観客席のマホームズに近づき、指輪を受け取った。
これは何と、スーパーボウル優勝チームのメンバーだけに贈られる「スーパボウル・リング」。高価なダイヤモンドが散りばめられた優勝記念の指輪は、NFLのプレーヤーにとっては最高の栄誉とされる。マホームズは自身の3度の優勝で獲得した3つのリングをローガンに渡すと、お騒がせユーチューバーは自分の指にはめてリングに上がったのだ。
NFL選手なら誰もが憧れる指輪を、凶器のブラスナックル代わりにしたローガンは、その拳でジェイを殴打。ところがジェイにかわされ、パンチはマグダナに誤爆した。哀れマグダナは、右顔面が紫色に変色するダメージを負ってしまった…。さらにジェイの助っ人で、ケガから復帰したブラウン・ストローマンがリングに駆け込んでローガンらを蹴散らすと、介入してきたマホームズにまで文句を言い始めた。
NFLスーパースターも立ち上がってストローマンと対峙し、一触即発のムード。ここはジェイが間に入って場を収めたが、まさかのシーンの連続に会場は騒然となった。超大物アスリートが引き起こした騒ぎを、米ニュースサイト「TMZスポーツ」は「宝石の指輪はレプリカだった可能性が高い。チーフスは、2月に優勝した際の指輪をまだ受け取っていないからだ。それでも、クールな出来事だった」と報じている。
2024年05月01日 17:00
女子プロレス「スターダム」のスターライト・キッドとなつぽいが、日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(6日、東京・日本武道館)に向けて異例の合同特訓を敢行した。
ハイスピード王座の戴冠歴があり、スピーディーな攻防を得意とする2人は同大会でAZM&天咲光由と激突する。4月27日横浜大会で極悪ユニット「大江戸隊」を追放され、失意のキッドはなつぽいに呼び出され、しぶしぶ都内の道場に現れた。
当然「今日、全然練習する気分じゃないんだけど。何なの?」と気分が晴れない様子。するとキッドのTシャツを着用したなつぽいは「ほら口角上げて! 今日はキッちゃんに言われてたタッグ名、考えてきたの。前に(雑誌)月刊ブシロードで『スターダムの中で彼女にするなら誰がいい?』っていう質問に、私たちお互いの名前を挙げてたの。だからうちらはチーム両思い! あとね、キッちゃんにプレゼントがある」と一方的に話し、なつぽいTシャツをプレゼントした。
難色を示しながらも着替えた黒虎は、今度はウオーミングアップとして四股を提案される。これまた嫌がりながら四股を踏み始めると、次第にやる気が出てきたのか、ノリノリになった。その後、ロープワークで体をほぐした2人は合体技を考えることに。「側転しようよ!」と言うなつぽいに、キッドは「何でそんなにノープランなの? 人任せじゃん」と文句を言いながら次々と合体技を編み出した。
1つ目は2人で同時にロンダートを決め相手を翻ろうし、ダブルのドロップキックを決める連係技だ。さらにキッドのその場跳びムーンサルトと、なつぽいのフェアリアルギフト(変型ダイビングボディープレス)を変型させた「その場フェアリアル」(側転からのボディープレス)を2人が同時に仕掛ける連係も考案した。
これで勢いづいたキッドは「やれるかはわからないけど、お互いの技を進化させるのはどう?」と主張。キッドが得意とする不知火を派生させ、コーナーを駆け上がるようになつぽいの足裏を踏み台にして炸裂させる変型不知火を開発した。さらになつぽいが武器とするスープレックスホールドを進化させ、互いの手をつないだ状態で決める合体スープレックスまで編み出した。
4種類の合体技を完成させると、なつぽいは「完璧じゃん! うちら、やっぱり合うね!」と大はしゃぎ。キッドも「意味もなく組まれたカードだったから嫌だったけど。今日、練習に誘ってくれて5・6に向けて気分は戻ってきたかな…」と少しだけ笑顔を見せた。
同大会では女子唯一の試合を任されている。最後にキッドが「SLK(キッド)ファンも楽しみにしてると思う。この連係を決めつつ、入場もいい感じに決めたいね」と呼びかけるや、なつぽいも「そうだね! 5・6みんな楽しみにしててね!」。注目のタッグチームになりそうだ。
2024年05月01日 16:47
「邪道」大仁田厚(66)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。FMW時代の“聖地”川崎球場(現・富士通スタジアム川崎)への熱い思いを明かした。
この日、同スタジアム管理事務所を訪れた熱烈なファンがSNSにアップした93年5月5日、同所で「兄貴分」テリー・ファンクさんと史上初の「ノーロープ有刺鉄線電流爆破大型時限爆弾デスマッチ」を敢行した際の対戦カード表の写真を貼り付けた大仁田。
「川崎には俺たちの歴史が刻まれている」と書き出すと、「最初に川崎に進出した時のことだ サンボ浅子選手が『川崎球場の駐車場』ですか…と言うように無謀な賭けのように思われた」と回顧。
「新日が横浜アリーナ FMWが川崎球場 負けてたまるかインディー魂」と91年9月23日、初めて川崎球場に進出。旗揚げ2年目にして同日開催となった新日本プロレス横浜アリーナ大会の1万8000人を大きく上回る超満員札止めの観客3万3221人を動員した際の思いもまた語っていた。
大仁田はレスラーデビュー50周年を迎えた今年8月に富士通スタジアム川崎でのメモリアル大会をもくろんでいる。
2024年05月01日 12:58
プロレスリング・ノアは4月30日、都内で5・4両国国技館大会で対戦するGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗の調印式を開催した。
2024年05月01日 12:56
プロレスリング・ノアは4月30日、都内で5・4両国国技館大会で対戦するGHCヘビー級王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と挑戦者・清宮海斗の調印式を開催した。
清宮は22日の新宿FACE大会でジェイク・リーとの挑戦者決定戦を制しワグナーとのタイトルマッチにたどり着いた。
清宮は「1年前、自分がこのベルトを失ってから、NOAHの外に出て、プロレス界トップとの差を痛感してきました。俺がNOAHをさらなる高みに引っ張っていきます。誰もが認めるチャンピオン、ワグナーを倒して、両国でNOAHの中心に立ちます」とベルト奪還を決意した。
会見は「NOAH公式YouTubeチャンネル」などで公開されている。
◆5・4両国大会対戦決定カード
▼GHCヘビー級選手権
王者・イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 挑戦者・清宮海斗
▼GHCタッグ選手権
王者組・ジャック・モリス アンソニー・グリーン VS 挑戦者組・オープンチャレンジ
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権 サバイバル3WAYマッチ
王者組・YO―HEY、タダスケ VS 挑戦者組・近藤修司、X VS 挑戦者組・ドラゴン・ベイン、アルファ・ウルフ
▼GHCハードコア選手権
王者・ニンジャ・マック VS 挑戦者・石川修司
▼GHCジュニアヘビー級選手権
王者・ダガ VS 挑戦者・アレハンドロ
▼超女両国列伝
ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣 VS 野崎渚、愚零闘咲夜、高瀬みゆき、彩羽匠
※残りの試合、参戦選手は当日発表。
2024年05月01日 08:43
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
会見では、各選手に背番号がつくことが発表。今後、背番号がトレードマークになる。
背番号は以下の通り。
1:ビクトリア弓月
3:林下詩美
7:高橋奈七永
8:桜井麻衣
9:天麗皇希
10:ジュリア
11:風香AP
13:ゼイダ・スティール
17:MIRAI
23:大平ひかる(リングアナ)
24:マイラ・グレース
28:翔月なつみ
31:ホジラ
33:松井珠紗
39:青野未来
51:後藤智香
64:ロッシー小川社長
70:石川奈青
86:鈴木八郎取締役
89:CHIAKI
会見後にロッシー小川社長と風香APが囲み取材に応じた。プロレス界で背番号といえば、ジャパンプロレスを退団し1987年に新日本プロレスへUターンした「長州軍団」がジャージーに背番号を付けていたことが思い出される。
昭和時代の人気アイドルグループ「おニャン子クラブ」の会員番号も思い起こさせる「背番号」にロッシー氏は「背番号はね、背番号で覚えてもらうっていう。だから、もう今サインにも背番号を書くように言ってるんですよ。『何番は誰々だ』って覚えてもらって、背番号のTシャツが欲しいとか、グッズが欲しいとか。なんか野球はそれが当たり前じゃないですか。野球とは違うんですけど、そういうイメージが付いたらなと思って」と狙いを明かした。
背番号は全員の希望で決まったことを明かし「MIRAIは、17 番だったんです。大谷翔平の。岩手県出身ってことで。まだエースナンバーの18番は空いてますよ?(笑)」と告白していた。
また、5・20後楽園ホールでの旗揚げ戦の全カードを今月5日に発表することを明言。ロッシー氏は「もう全部できてます。我々も含めてプロレスファンもそうですが、アクトレスガールズはあまり見たこと無いと思うんですよね。だから、新しいスターが誕生するのかどうかっていうのも 1つの楽しみじゃないですか?何の予備知識も少ないんで」と話した。記者からは「さらなる隠し玉はあるでしょうか?」と聞かれ「ロッシー「いや、それで行きますよ。……今、何人だ?あぁ、また今後も参戦に名乗りを上げる選手も出るかもしれないんでなんとも言えないですけど」と煙幕を張った。
2024年05月01日 07:39
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は4月30日、都内で会見し「アクトレスガールズ」を退団した青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香の6人の入団、さらに「アクトレス」でアドバイザーを務めていた風香氏のアシスタント・プロデューサー(AP)就任を発表した。
風香APと6選手は、4月15日の旗揚げ会見で「マリーゴールド」を設立したロッシー小川氏に入団を直訴していた。この行動は様々な波紋を呼んだが風香APは「旗揚げ会見では想像以上のスキャンダラスな騒ぎになってしまいましたが、今日からはまた地に足をつけて頑張っていきたいと思います!」と決意を明かした。
会見後にロッシー小川社長と風香APが囲み取材に応じた。風香APは、入団の経緯を「アクトレスで限界を感じていたりとか、プロレスラーになりたいと悩んでいた選手から相談があって。そのタイミングで小川さんの新団体はスターダムから来た5人しかいないっていうのを聞いて、ちょっとビビビッと来たところがあって相談させていただいて。小川さんの方からは、簡単に『来たら?』という話ではなくて、本当にアクトレスにとって良いような提案もしてくださったので、それを持ってアクトレスガールズに相談に行こうと思ったところ……ちょっと話し合いが決裂してしまって。それで、もう完全にこっちの所属になった感じです」と打ち明け、アクトレスの坂口敬二代表と話し合ったことも明かした。
この発言を受けたロッシー氏は「私も実はこの前の会見の後に(坂口代表と)会って話をしているんですよ。とりあえず穏便に話は進みまして。その結果とかも報告できればなと思っています」と話した。記者からは「いわゆる“引き抜き”では無かったと」と聞かれ、風香APは「全然そういう感じではなくて。どこまで言って良いのかアレなんですけど、小川さんはアクトレスにいたままダブル所属という形で『プロレスをこっちで預かっていいんじゃない?』というみんなが良くなる提案をしてくださったので、その相談をしに行きたかったんですけど、その段階で『今の体制のままではやっていけないです』と言ったところで、『じゃあ解散や!』という話になって話ができなくなってしまって。その後私も冷静に話す機会があったので、今はもうわだかまりも無いんですけど、あの時点ではお互いどうすることもできなかったなと思うので。いろんな憶測もあるけど、多分真実はそれとは全然違うところにあるし、私も悩んだけど、選手はもっともっと苦しんでいたと思うので。もしかしたら今後いろんなことが表に出るかも知れないけど、それまでは憶測で誹謗中傷をしないで待って
てほしいなと思います」と打ち明けていた。
また記者からは「アクトレスガールズでは、あらかじめ決めている試合展開をリハーサルをしたものをエンタメとして見せて来ました。それは通常のプロレスとはまた違った技術が問われていたのでしょうか」と聞かれた風香APは「女子プロレスって闘いなのでアドリブの部分があると思うんですけど、その部分をなくして、本当に全部台本で決めてプロレスみたいなことをやっていて。だから、全然違うかって言ったら、技とかも同じだし、ロープワークも同じ、受け身も同じなので全然違うわけではないです。けど、相手がなにするかわからない緊張感っていうのは今まで味わったことがないと思うので、そこはこれから順応するのが難しいのかなと思うけど、全然別物ではなかったと思うので」と告白し「プロレス」への適応を「楽しみです!」と期待していた。