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呉港が8強!大越が今大会初登板で完封 粘投124球「しっかり投げ切れて良かった」 次戦は広島商、昨秋のリベンジへ

2026年07月20日 05:01

 「高校野球広島大会・4回戦、呉港2−0三次」(19日、ぶんちゃんしまなみ球場球場)  呉港の大越友翔投手(2年生)が、三次を5安打で完投した。今大会初登板。大会3週間前に修正したフォームから力強い直球を投げ込み、チームを8強入りに導いた。4強入りを懸け、次戦は22日に広島商と対戦する。  力強く腕を振り続けた。最後の打者を空振り三振に斬った大越は、白い歯をこぼす。「しっかり投げ切れて良かった」。今大会初登板。124球の粘投で5安打完封した姿は、頼もしかった。  粘る三次打線に一歩も引かなかった。最大のピンチは2−0の六回1死一、二塁だ。「焦る場面だったけど、ベンチや監督の声で落ち着けた」。試合中盤の大事な局面。一呼吸置き、迷いなく腕を振る。狙い通りの遊ゴロ併殺で得点を許さなかった。  片岡新之介監督(78)は「彼より良い投手は、おらんから代えられん。本人も、それぐらいの気構えで投げてくれたと思うよ」と信頼を寄せた。  大会直前に大きな変化があった。右肘の違和感をきっかけに、3週間前にフォーム修正に着手。手や腕を急がせず、肘をしっかり立て、体の近くで回す意識で腕を振るようにした。  「球の回転数が上がった」と大越。片岡監督やリハビリ担当医らの助言を受け、急ピッチで仕上げた新フォーム。直球はキレ味を増し、けがの功名を最大の武器へと変えてみせた。  広島商と戦う準々決勝。昨秋の広島大会1回戦では、延長十回タイブレークの末に敗れた。「自分が登板する時は完封を狙って。0点で抑えられるように頑張りたい」。大粒の汗を拭いながら、2年生右腕は視線をリベンジのマウンドへ向けた。

  • 野球
  • 近江 元翔之介投手の“マダックス”達成で3年ぶり準決勝進出

    2026年07月21日 13:38
     「高校野球滋賀大会・準々決勝、近江−彦根東」(21日、マイネットスタジアム皇子山)  近江がバッテリーを中心とした一丸の野球で、最後に甲子園出場を果たした23年以来となる準決勝進出を決めた。  二回1死三塁と序盤でつかんだチャンスでは、先発で、打順には打撃も買われて7番・DHに入った元翔之介投手(3年)が、しぶとく左前にはじき返す先制打。  四回には主将で元を引っ張る杉本将吾捕手(3年)が、左へソロ本塁打を放ち、元を盛り立てた。  追加点が欲しい七回には1死二、三塁という好機をつかみ、ここで小森博之監督が、猿田怜成選手(3年)を代打起用。これがピタリとはまり、中前へ2点タイムリー。彦根東を突き放す殊勲打となった。  元は初回、先頭打者に二塁打を許したものの、そこから五回まで無安打など、緩急を使い分ける安定した投球。終わってみれば4安打、無四球完封。96球での“マダックス”を達成し、3年ぶり甲子園に向け弾みをつけた。

  • 阪神 新外国人・ガルシアを獲得 マイナー通算132発の右の大砲 背番号94「このユニホームに誇りを」

    2026年07月21日 13:31
     阪神は21日、新外国人選手としてデルミス・ガルシア外野手(28)=四国IL高知=の獲得を発表した。背番号は「94」に決まった。  ガルシアは球団を通じて「この新たな挑戦を、謙虚な気持ちと強い決意、そしてグラウンド内外を問わず毎日ベストを尽くすという覚悟を持って受け止めています。このユニフォームに誇りを持ち、球団、チームメート、そして素晴らしい阪神タイガースファンの皆さんの信頼に応えられるよう、全力で努力していきます。レッツゴー、タイガース!」とコメントした。  2022年にアスレチックスでメジャーデビューしたガルシアは、メジャー通算39試合の出場で5本塁打。マイナーでは通算636試合に出場し132本塁打を放った。今季から高知でプレーし、ここまで18本塁打を記録。前半戦でリーグの年間本塁打記録に並ぶなど、自慢の長打力に期待が高まる。  球団は6月29日セベリーノの獲得を発表。3日には育成ドラフト1位・神宮と支配下選手契約を結んでいた。これで支配下選手枠は上限の70人に到達。2リーグ制以降では球団初となるリーグ連覇に向け、突き進む。

  • 佐々木麟太郎「新たな挑戦が始まります」自身のインスタでマーリンズとの正式契約を報告

    2026年07月21日 13:31
     アメリカ・スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手は21日、自身のインスタグラムを更新し、「現地時間7月20日マイアミ・マリーンズと正式契約をしました」と報告した。  「私の新たな挑戦が始まります。夢の舞台へ必ず辿り着けるように力を尽くすだけです」と力を込めた。  佐々木は花巻東高時代に高校通算140本塁打を放ち、米・スタンフォード大に進学。1年目の昨季は52試合に出場して打率.269、7本塁打、OPS.790の成績を残し、昨年10月に行われたNPBドラフト会議でソフトバンク、DeNAの2球団から1位指名を受け、ソフトバンクが交渉権を獲得していた。  今季は54試合に出場して打率.262、16本塁打、OPS.952をマークし、MLBドラフトではマイアミ・マーリンズから8巡目(全体235位)で指名されていた。  佐々木麟太郎の新たな挑戦が始まる。

  • ロッテ、セサミストリートとのコラボグッズを販売

    2026年07月21日 13:18
     ロッテは21日、7月22日からマリーンズストア各店にてセサミストリートとのコラボグッズを販売することになったと発表した。

  • 不振ベッツが取り戻した自信「まだやれる」 10失点大敗も…復調兆しの1試合2発

    2026年07月21日 12:22
    7回に12号ソロ、9回に13号2ラン 【MLB】フィリーズ 10ー7 ドジャース(日本時間21日・フィラデルフィア)  ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたフィリーズ戦で1試合2本塁打を含む5打数4安打3打点と躍動した。チームが10失点で大敗を喫する中、一人気を吐いた。  ベッツは7回に左越えの12号ソロを放つと、9回には左中間へ13号2ランを叩き込んだ。直前のヤンキース3連戦では10打数無安打と当たりが止まり、打率.226まで降下していただけに「状態の上がりにくさや波の激しさは本当にタフで、すごく難しい。だからこそ、いつでもプレーの基準にできるような一貫性が欲しい」と吐露。不振に苦しんできた本音を覗かせた。  試行錯誤を重ねる中での手応えについては「(オールスター)ブレイク中に掴んだと思った感覚も残らなかった。今日また微調整をして、それがたまたま機能しただけ」と慎重な姿勢を崩さない。「これが本来の自分だとは思っていない。でも『まだやれる』と再確認はできた。明日もこれを再現できるか挑戦し続ける」と語り、チームを牽引する主砲としての意地を見せた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

  • 6失点KOで7敗目…ド軍26歳が波に乗れない理由 繰り返される“悪癖”「また後戻りだ」

    2026年07月21日 12:03
    シーハンは今季ワーストタイ6失点で7敗目 【MLB】フィリーズ 10ー7 ドジャース(日本時間21日・フィラデルフィア)  ドジャースのエメ・シーハン投手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたフィリーズ戦に先発し、6回途中8安打6失点で今季7敗目を喫した。6失点は6月21日のオリオールズ戦に並び今季ワーストタイ。序盤の大量失点が響き、「映像を見返して修正点を探し、(早めに対処できるように)取り組むつもりだが、(最初からできないのが)本当に悔しい」と声を絞り出した。  シーハンは2回、ターナーに左越え2ランを浴びるなど4安打を集められて一挙4失点。味方打線が追い付いた直後の6回にもマーシュに左中間ソロを許すなどして降板した。  立ち上がりの失点が響いた右腕は「イライラしないように意識した。味方打線は毎試合大活躍してくれるから(それを信じて投げた)。でも、点を取り返してもらった直後にまた失点してしまった」と落胆の表情を見せた。  好不調の波については投球フォームの乱れを原因に挙げ、「ここ数登板は感覚が良かったが、今日はまた後戻りしてしまった。途中でフォームが崩れてしまったのが本当に悔しい」と吐露。「映像を見返して、早い段階で修正できるようにしたい」と次戦に向けた課題を口にした。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

  • ド軍が痛恨連敗→失った“最強の座” よぎる「1年前」の光景…覆される300億円の差

    2026年07月21日 11:48
    ブルワーズの今季開幕時の総年俸は1億3690万ドル 【MLB】フィリーズ 10ー7 ドジャース(日本時間21日・フィラデルフィア)  ドジャースは20日(日本時間21日)、敵地でのフィリーズ戦に7-10で敗れた。ムーキー・ベッツ内野手が復活の2本塁打を放った一方で、投手陣が振るわずに2桁失点。これで2連敗となった。前半戦終盤から足踏みが続き、ついに“トップ”の座から陥落した。  今季も開幕から圧倒的な実力を見せているドジャースは、7月6日(同7日)のロッキーズ戦でサヨナラ勝ちを収め、両リーグ最速で60勝の大台に乗せた。しかし、前半戦最後のカードとなったダイヤモンドバックス戦で今季初のスイープ負けとなる3連敗を喫すると、後半戦最初のヤンキース3連戦は頭の2つを取ったが、第3戦は1-2で競り負けた。  迎えたこの日は難敵のクリストファー・サンチェス投手の前に、大谷翔平投手が抑え込まれるなど苦しい展開。6回には一時1点差に迫ったが、その後にリリーフ陣が崩れて約1か月ぶりとなる2桁失点を喫した。  今季成績は63勝38敗、勝率.624で依然としてナ・リーグ西地区トップに立っている。しかし、ブルワーズがこの日メッツに勝利したことで63勝37敗、勝率.630とし、両リーグ最高勝率の座が入れ替わった。  米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者はX(旧ツイッター)で「ドジャースの敗戦を受け、ブルワーズが1年前と同様にメジャーリーグ全体の最高勝率に立ちました」と速報したように、昨年の勝率1位もブルワーズだった。契約情報をまとめる「Cot’s Baseball Contracts」によれば、ブルワーズの今季開幕時の総年俸は1億3690万ドル(約222億円)で、ドジャースの3億2630万ドル(約530億円)を大きく下回る。低予算でも“勝てるチーム”を作り上げている。(Full-Count編集部)

  • 横浜が八回コールドで準決勝進出 織田翔希は温存 一時2点差に迫られるも市ケ尾を振り切る

    2026年07月21日 11:28
     「高校野球神奈川大会・準々決勝、横浜11−4市ケ尾」(21日、横浜スタジアム)  4季連続甲子園出場を目指す横浜が粘る市ケ尾を突き放し、八回コールド勝ちで準決勝へ進んだ。

  • 彦根総合は主将・北山駿外野手の攻守にわたる活躍で3年ぶりベスト4

    2026年07月21日 11:14
     「高校野球滋賀大会・準々決勝、彦根総合5−1立命館守山」(21日、マイネットスタジアム皇子山)  彦根総合が23年以来となる準決勝進出を決めた。  二回、2死一、二塁から川井隆太内野手(3年)の、右前適時打で先制。三回には先頭・北山駿外野手(3年)の右前打、盗塁などで1死三塁の好機をつくり、野谷空斗外野手(3年)の左犠飛で加点。  立命館守山は直後の四回に1死一、三塁のチャンスを迎え、ここで彦根総合は荒井祐輝投手(3年)から橋本晴投手(3年)にスイッチ。代わりばな、センター定位置への飛球を許したがここでも北山が抜群の強肩でワンバウンド返球。三走を刺して、ダブルプレーでピンチを切り抜けた。  1点差となって迎えた八回も、1死から北山の左前打を起点に3点を加え、夏の甲子園初出場まであと2勝と歩みを進めた。  宮崎裕也監督は「紙一重。ただ中1日で次の試合があるから、ピッチャーは3回ずつ、くらいをイメージしてた。よく守ったし、選手が頑張ったということでしょう」と振り返った。  殊勲の北山は「練習からやっていた通りのバックホーム。浮かないことと、ラインだけ考えて」と話し、初の決勝進出がかかる次戦は「とにかく先制されても慌てず、先制できれば勢いに乗って、僕たちの野球をやっていきたい」と意気込みを示していた。

  • 大谷翔平、難敵サンチェスに苦しみ4打数無安打2三振…ドジャースは投手陣が5被弾10失点と崩れ連敗

    2026年07月21日 11:14
    ○ フィリーズ 10 − 7 ドジャース ● <現地時間7月20日 シチズンズ・バンク・パーク>  ドジャースの大谷翔平選手(32)が20日(日本時間21日)、敵地でのフィリーズ戦に「1番・指名打者」でフル出場。申告敬遠での出塁はあったものの4打数無安打2三振に倒れ、チームも連敗を喫した。  初回の第1打席に名前がコールされると、熱烈なフィリーズファンから大ブーイング。相手のエース左腕・サンチェスの前に3球三振に倒れると、今度はフィリーズファンの大歓声が響き渡った。  再び先頭だった3回の第2打席は、フルカウント後の低めシンカーをひっかけ二ゴロ。三たび先頭だった5回の第3打席は、追い込まれたあとの外角シンカーにバットが出ず見逃し三振に倒れた。  2点ビハインドで迎えた6回の第4打席は、二死二、三塁の好機で2番手右腕のカーカリングと対峙。しかし、ここは勝負を避けられ一塁へ歩いた。  5点ビハインドとなった8回の第5打席は、二死無走者で4番手左腕・アルバラドと対戦し二ゴロ。この日は4打数無安打、1四球2三振の打撃結果で、今季の打率は.287、OPSは.930となった。  ドジャースは投手陣が5本塁打を浴びるなど8回までに10失点を喫し、6回途中6失点の先発・シーハンは7敗目(4勝)。打線は5番・ベッツの2本塁打含む4安打3打点の活躍などで7点を奪うも勝利にはつながらなかった。

  • 今春センバツ出場の滋賀学園が七回コールドで準々決勝敗退 2年ぶり夏甲子園ならず涙

    2026年07月21日 11:10
     「高校野球滋賀大会・準々決勝、滋賀短大付11−4滋賀学園」(21日、HPLベースボールパーク)  今春センバツに出場し、24年以来2年ぶり3度目の夏甲子園出場を目指した滋賀学園が、七回コールドで敗れた。  二回に1点を先制された滋賀学園はその裏、すぐに2点を取り返して逆転した。しかし、三回に4点、四回に5点を大量失点。4−11で迎えた七回に得点できず、敗退が決まった。  相手の校歌を聞き終えた選手たちは、大粒の涙をこぼしてグラウンドに泣き崩れた。

  • DeNA、“エンカーナシオン効果”で繋がる打線 片岡氏「彼が入ってからチームの状態が上がっている」

    2026年07月21日 11:00
     20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した片岡篤史氏がDeNA打線について言及した。

  • 鈴木誠也、後半戦初アーチの16号 逆方向弾に本拠地熱狂…好調維持、7試合ぶりの一発

    2026年07月21日 10:22
    「2番・右翼」で先発出場 【MLB】カブス ー ツインズ(日本時間21日・シカゴ)  カブス・鈴木誠也外野手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたタイガース戦に「2番・右翼」で先発出場。後半戦初アーチとなる今季16号を放った。豪快弾に本拠地は大歓声に包まれた。  8試合連続安打と好調の鈴木が、この日も快音を響かせた。3回の第2打席、1死一塁から右腕ジャック・フラハティがカウント0-1から投じた甘いフォーシームを振り抜いた。飛距離419フィート(約127.7メートル)、打球速度105マイル(約169キロ)、角度31度の一発が右中間スタンドに着弾した。  9日(同10日)のオリオールズ戦以来、7試合ぶりの一発。7月4本目のアーチで連続試合安打も9に伸ばした。  鈴木は1日(同2日)のパドレス戦で3ランを放ち、メジャー通算100号を達成。日本人選手の100本塁打は、大谷翔平投手(298本)、松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に次ぐ偉業。右打者では初の快挙となった。  3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝、ベネズエラ戦で右膝を負傷。開幕には間に合わなかったが、4月10日(同11日)に復帰し活躍を続けてきた。試合前時点で83試合に出場して打率.273、15本塁打、48打点、OPS.826の成績を残していた。(Full-Count編集部)

  • 片岡氏、現役引退のロッテ・角中は「全力疾走を見るとまだできそうな気がしますけど…」

    2026年07月21日 10:00
     20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2026』に出演した片岡篤史氏が、今季限りで現役引退を表明したロッテ・角中勝也について言及した。  片岡氏は「タイトルも獲った素晴らしい選手。ベースに近いところに立ってノーステップで、体の開きを我慢して打っている選手だった。独立リーグから叩き上げでタイトルを獲った。独自のノーステップで打つ打ち方はバッティングの基本だと思う。セカンドゴロでのファーストまで全力疾走を見るとまだできそうな気がしますけど、本人の決断ですから。本人しか引き際はわかりませんから、十分やり切ったということじゃないですかね」と労った。  角中は06年大学生・社会人ドラフト7巡目でロッテに入団し、12年にレギュラーを掴むと同年首位打者のタイトルを獲得。13年にはWBC日本代表にも選出された。16年に2度目の首位打者、最多安打のタイトルを獲得し、長年マリーンズ打線を引っ張ってきた。20日のソフトバンク戦では『8番・指名打者』で先発出場し4打数0安打2三振、今季はここまで9試合に出場して、打率.067だった。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』

  • 広島・ファビアン 2戦連続先制弾 驚異の長打力「一日一日、取り組んでいる成果」7月14安打中7本がアーチ

    2026年07月21日 08:00
     「巨人3−1広島」(20日、東京ドーム)  広島はサンドロ・ファビアン外野手のバットが、連日の真夏日に負けじと熱を帯びてきた。打った瞬間に確信する豪快な一発を放ち、今季初となる2試合連続本塁打をマーク。上昇する気温とともに一気にギアを上げている助っ人は、「コンタクトする意識だけだったので、それが結果につながって良かった」と、汗を拭い、手応えを口にした。  初回2死で迎えた第1打席だ。今季初対戦の井上の投じた初球130キロフォークを完璧に捉えた。打球は左翼席上段に一直線。「ホームランを狙っていたわけではないが、良いコンタクトをできるように心がけた」と納得の表情で振り返った。  勢いは止まらない。八回にも中前打を放ち、2試合連続のマルチ安打を記録した。昨季は打率・149と苦しんだ7月だが、今季は打率・286と大変身。加えて14安打中7本が本塁打という驚異の長打力を誇る。「毎日の練習の成果が出ている。一日一日、取り組んでいる成果」と、地道な努力が実を結んできている。  新井監督も「いいホームランだった」と主砲の一発を絶賛。同じく好調を維持するモンテロとともに、「2人とも振れているので、彼らの前に走者を置きたいという形」と、現状打破へのキーマンに指名した。打線を力強くけん引する頼もしいドミニカンが、チームを押し上げる。