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2026年07月19日 06:00
「広島2−1阪神」(18日、マツダスタジアム) 超満員のマツダスタジアムに鯉党の歓声が響き渡った。広島・栗林良吏投手(30)が7回8安打1失点と力投し、1軍復帰星を挙げた。二回以降、毎回走者を背負いながらも粘りの投球を展開。右内転筋の肉離れから復帰後2戦目の登板で5月15日以来、約2カ月ぶりの5勝目を手にした。阪神打線を手玉にとった117球。背番号20がチームに勢いをつけた。 栗林が拳を握った。2−1で迎えた七回2死一塁。高寺を空振り三振に斬った直後だ。つながれれば中軸と対峙(たいじ)する局面。「ピンチのつもりで投げた」。決め球はフォーク。117球目。伝家の宝刀で流れを断ち切った。 試合の分岐点は二回にあった。2死一、二塁で、熊谷の痛烈なライナーが右足首付近を直撃。一度、マウンドに倒れ込んだ。すぐさまトレーナーらがマウンドへ駆け寄るものの、ベンチに下がっての治療を拒否した。 「(ベンチに下がって治療を受けると)チームの守備の時間が長くなる。投げられるのなら、わざわざ下がる必要ない。『下がりたくない』って言いました」 苦い記憶は、右内転筋を痛め、離脱のきっかけとなった5月22日の中日戦。初回、異変を訴えたとベンチ裏で治療。再びマウンドに戻るものの、打ち込まれ降板した。チームに迷惑をかけたという思いがある。だからこそマウンドを降りるという選択肢はなかった。 「本当に、あれでアドレナリンがより出たというか。絶対に抑えてやるって気持ちになりました。それ以降もずっと、集中を保つことができた」 三者凡退は初回の一度のみ。フルカウントは5度あった。それでも根負けせず四球はゼロ。得点源の森下、佐藤輝は無安打に封じた。 内角を強気に攻められたことも粘投につながった。前日17日に島内の投球が前川の背中を直撃。若虎は「右肩甲骨骨折」と診断された。 初回。先頭・近本の4球目。持丸のサインは内角高めの直球だった。「投げ切れなかったら、打たれるだけだと思った。しっかり割り切らなきゃいけないとこだったと思うし、より集中したというのはあります」。三邪飛に打ち取った。 7回8安打6奪三振1失点で5勝目。新井監督は「本当によく投げてくれた。素晴らしい投球だった」と賛辞を惜しまなかった。 復帰星は、開幕カード以来の本拠地で手にした。「ビジターでの勝利もうれしいですけど、ホームはよりうれしい。勝てて良かったなという気持ち」と声をはずませた右腕。アクシデントを闘志に変えてつかんだ価値ある白星。頼れる右腕が見せた熱き魂が、チームを加速させる。
2026年07月22日 09:00
広島、阪神で通算119勝をマークし、現在はデイリースポーツ評論家を務める安仁屋宗八氏が、現役時代の記憶を振り返ります。今では想像もつかない昭和ならではの破天荒なエピソードを語り尽くします。
◇ ◇
むかし、興津立雄さんという強打の内野手がいましてね。主に三塁を守っていて、僕が入団した(1964年)ころは4番を藤井弘さんと交互に打ってましたよ。
特に巨人戦で活躍していたね。僕と一緒で、あのユニホームを見ると燃えたんでしょう。本当によく打っていた。
(興津は1965年5月11日の巨人戦で三回から五回にかけてソロ、2ラン、3ランの史上3人目となる3イニング連続本塁打を記録している)
パワーがあって左中間や右中間へのホームランが多かった。おっつけて打つタイプだったからじゃないかな。ポール際へ打ち込んだ記憶はあまりないね。
三塁と言えば長嶋さんに象徴されるように、野球の花形ポジション。当時のセ・リーグは阪神なら三宅秀史さん、大洋は桑田武さん、国鉄やサンケイ時代の豊田泰光さんが人気だった。
だけど守備はものすごくヘタだったね。腰を痛めていたからゴロを捕るのに苦労していた。一塁がフライを苦手にする藤井さんだったからね。一、三塁は穴という感じでしたよ。
それでもすごいのは、エラーをするとマウンドまで歩いてきて「ハチ、あとでワシがホームラン打って取り返すから我慢しろ」と言って何回もホームランを打ってくれた。
豪快というかね。食事の仕方もそんなところがあった。興津さんは寮に寝泊まりしていたんで、夕食は寮でとる。たまに精肉店で鳥の丸焼きを買ってきて、後輩の若い選手たちにも分けてたね。
寮では2年間一緒に生活したが、私生活では後輩の面倒をよくみていた。グラウンドでは闘志をムキだしにするのに、私服になるとガラッと変わって随分優しい感じの人だった。
興津さんは入団時、本名の「達雄」でプレーしていた。それが途中から登録名を「立雄」に変えてるんですよ。あのころは多くの人が現役時代に登録名を変えていた。古葉さんは毅から竹識。阿南さんは潤三から準郎。山本浩司も浩二へと変えたしね。
衣笠は変えなかったけど、サインの形を変えていたね。文字の流れとかバランスを意識して。そういうのがはやっていたね。それは当時オーナーだった松田恒次さんの影響ですよ。恒次さんは姓名判断とか字画などに凝っていたからね。それでオーナーの知人に見てもらっていた。
それにしても、みんな歴史に名前を残すほどの立派な人たちになったのだから、やっぱり効果があったんでしょう。
僕の場合は安仁屋宗八のまま。変える必要がないと言われた。サインは入団当初「あにや宗八」だったのを大先輩の漆畑勝久さんのアドバイスで漢字に直した程度。ちなみに僕の座右の銘である「一球一心」は漆畑さんからいただいたもの。「投手だったらこういうのがいいんじゃないか」とね。
少し話がそれたけど、興津さんはカッコいい人でもあったね。色が白くてスラっとしていたから外国人みたいだった。古葉さんが広島の市長選に出馬したとき、カウボーイハットをかぶって応援に駆けつけていた。よく似合っていたね。あの姿が忘れられないですよ。
◇興津立雄(おきつ・たつお)1936年5月19日、静岡県出身。現役時代は右投げ右打ちの内野手。181センチ、83キロ。62年までの登録名は達雄。静岡商、専大を経て59年に広島に入団。長距離砲として2年目に自己最多の21本塁打。4番を通算384試合務める。71年に現役引退。通算成績は1227試合出場、打率.258、998安打、145本塁打、495打点。22年6月に左下葉肺腺がんで死去。
◇安仁屋宗八(あにや・そうはち)1944年8月17日生まれ。沖縄県出身。沖縄高(現沖縄尚学)のエースで62年夏に甲子園出場。琉球煙草を経て64年広島に入団。75年阪神に移籍し、同年に最優秀防御率とカムバック賞を受賞。80年に広島へ復帰し、81年引退。実働18年、通算655試合登板、119勝124敗22セーブ。引退後は広島の投手コーチ、2軍監督などを歴任。2013年12月から広島カープOB会長。22年から名誉会長。
2026年07月22日 09:00
ロッテ・小川龍成の無失策の記録が1年を超えた。
小川は昨年7月19日のオリックス戦でエラーしたのを最後に7月20日のオリックス戦から無失策が続いている。昨年は7月20日のオリックス戦から守備についた試合は41試合連続無失策で終え、今季も開幕から守備についた試合は83試合連続無失策中。昨年からの連続無失策試合は『124』試合だ。非公式ながら今年の練習試合・オープン戦も21試合守備での出場があったが無失策。丸1年ミスをしていないのだ。なお、セカンドでは6月24日の巨人戦で失策したのを最後に6月27日のソフトバンク戦から106試合無失策中。
小川は丸1年失策がないことについて「エラーがないのは良いことだと思うんですけど」と前置きをした上で、「届いたところでアウトを捕りきれなかったところもありますし、自分の中で全て完璧にできているわけではないので、もっともっとレベルアップしていかないといけないなと思います」とアウトに出来なかった打球を悔やみ、さらなる守備力向上を誓った。
ミスなくこれている理由について小川は「キャンプから松山さん、根元さんとコミュニケーションをとりながらやってきた。すごい良い方向にきているのかなと思います。一番は丁寧にというところを意識してやっているので、それが良い結果につながっているかなと思います」と自己分析。
今年も春季キャンプでは全体練習後に、「両方しっかり準備して、どっちでもいけるように準備しています」と、今年も昨年の石垣島春季キャンプの時と同じようにショート、セカンドでノックを受けた。新人時代から守備を徹底的に磨いている。
プロ入りからいろんなコーチから指導を受けてきたが、「足の使い方はそれぞれ感覚的なものなので、感覚的には違ったりするところもあるとは思うんですけど、最終的には足を使って守備することは変わらない。そこは共通しているのかなと思います」と、共通して“足を使う”ことの重要性を教わってきた。
小川の凄さは、6月6日の巨人戦、0−0の初回先頭の泉口のセカンドベース付近の打球を逆シングルで捕球し一塁へジャンピングスローでアウトにすれば、6月23日の日本ハム戦、0−3の4回先頭の吉田賢吾が一、二塁間に放った打球をダイビングで合わせてキャッチし一塁へ送球しアウトするなど、広い守備範囲を誇りながら無失策であること。
「そうですね、記録だけじゃなくて、自分の中でアウトにできた打球もありますし、記録はヒットでも自分の中でアウトにできる打球も何個かあるので、そこをアウトにできなかった反省の部分の方が強い。そこはこれからどんどんやっていきたいと思います」
ライト前に抜けそうなゴロをポジショニングでアウトにすることもある。3月17日の阪神とのオープン戦では、1−2の3回二死一塁で佐藤輝明の一、二塁間、ライト前に抜けそうなゴロをあらかじめ後方に守っていたセカンド・小川が捕球し一塁へ送球してアウト。この守備に小川は「打球傾向、グラウンド立った時の感覚、感じたものも大事にしています。あそこのポジショニングを取るのが一番最善かなという感覚があったので、その通りに行って良かったと思います」と自己解説した。
7月28日と29日に行われる『マイナビオールスターゲーム2026』にもパ・リーグセカンド部門のファン投票で選出され、12球団の野球ファンに、小川の守備力の高さを示せる機会でもある。ただ、休みなく後半戦を迎えることになり、体力面を不安するファンも多いのではないだろうか。
心配は無用だ。夏を迎えるにあたって6月26日の取材で、「交代浴したり、ストレッチ、ケアをしたり、あとは食事の部分で食べられなくなってしまうので、そこは小分けにしたり、食べられるもの、さっぱりしたもの、消化に良いもの、食べるものもしっかり考えて体重を落とさないようにやっていこうと思っています」と、暑い夏を乗り越えるための準備もしてきた。
「1年間しっかりずっと出るのが目標だったので、そこはずっと出ているから疲れがたまると言うのは言い訳でしかない。その中でしっかりなんとか結果を出せるように、レベルアップしていきたいと思います」。無失策の継続に期待しつつ、攻守に1年間最高のプレーを披露してほしい。その先に、ゴールデン・グラブ賞も見えてくる。
取材・文=岩下雄太
2026年07月22日 08:49
米レポーターが伝えた敵地の様子
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間22日・フィラデルフィア)
ドジャースは21日(日本時間22日)、敵地でフィリーズと対戦するが、大雨の影響で試合開始が遅延。日本時間で午前7時40分に開始予定だったが、午前9時に変更された。大谷翔平投手の活躍を楽しみにしていた日本ファンは安堵する一方、現地の米レポーターらが伝えた球場の様子に不安を覚えるファンもいた。
オールスターゲームも開催されたシチズンズバンクパークが思わぬアクシデントに見舞われた。試合開始の2時間ほど前から降り始めた雨は、あっという間に大雨に。内野グラウンド一面にはシートが敷かれ、ファンは座席から避難した。
地元放送局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」のレポーターを務めるアシュリン・サリバンさんは自身のX(旧ツイッター)を更新。「フィリーズは全員を座席から退去させ、コンコース内に移動しています。ドン・マッティングリー監督によると、引き続き(フィリーズ)は今晩の試合を開催することに努めており、MLBからの指示を待っていると言及した」と伝え、球場の様子を動画で伝えた。
球場の大型ビジョンでも遅延のアナウンスとともに注意喚起。「天候の回復が見込まれており、今晩の試合は行われる予定です。この地域は引き続き洪水警報が発動しています。安全を確保できるまで、移動はお控えください」とメッセージを掲示し、ファンの安全を心配した。
試合は予定通り行われることが決まったが、現地の様子を見た日本ファンの多くが不安を抱えたようだ。SNS上には「大丈夫か!?」「大雨ですごい光景……」「ハリケーンでも来てるのか?」「鉄砲水とは怖いですね」「芝生濡れてるから守備大変そう」「こりゃまたダブルヘッダーになったりするのかな」などの声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2026年07月22日 08:20
悪天候で試合開始が遅延
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間22日・フィラデルフィア)
ドジャースは21日(日本時間22日)、敵地でフィリーズと対戦する。
2026年07月22日 08:00
「阪神2−1DeNA」(21日、甲子園球場)
阪神が今季4度目のサヨナラ勝ち。延長十一回2死二塁、高寺望夢が中越え適時二塁打で決めた。デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は「非凡なものを感じ」絶賛した。
◇ ◇
高寺選手は何かやりそうな男だと思っていました!素晴らしいサヨナラ勝ちでしたね。
延長十一回は1死から元山選手が出塁すると、2死にしてまで坂本選手の犠打で得点圏に走者を進めました。ラストチャンスに懸けるというベンチの思いも伝わったと思いますし、高寺選手がその執念を体現しました。
あの場面で打てるのは本当にすごいと思います。藤川監督もそこに期待して起用しているはず。きっちり結果を出すあたりは非凡なものを感じますし、ナイスバッティングでした。
「ピンチの後にチャンスあり」と言いますが、直前には木下投手が2死満塁フルカウントという絶体絶命の場面で、筒香選手を渾身(こんしん)の159キロ直球で空振り三振に仕留めました。自らで招いたピンチでもあり、抑えた木下投手の表情が全てを物語っていましたが、いいボールを投げているので自信を持ってほしいですね。
先発の下村投手は完璧な立ち上がりだっただけに、牧選手に浴びた本塁打だけが悔やまれます。捕手の坂本選手のサインに首を振って投げたカットボールが甘く入ってしまいましたが、スイングを見る限り球種を完全に読み切られていたように感じました。6回1失点は十分な結果で、登板した2試合続けて無四死球とコントロールも抜群でした。初勝利も遠くないでしょう。
2026年07月22日 08:00
「巨人11−5広島」(21日、東京ドーム)
どれだけ点差があっても、ファイティングポーズは崩さない。広島は六回以降に計7安打を集め5得点。新井貴浩監督は「粘って良い攻撃ができたかなと思います」と前を向いた。
0−11の六回、菊池の左中間席への4号ソロなどで2点を奪取。八回には坂倉の二塁打を口火に、小園の中前適時二塁打で加点した。出場5試合ぶりの打点。ようやく中軸の役割を果たした。
3−11の九回は若鯉の執念が光る。持丸が中前へ運び、二俣も中前打でつなぎ無死二、三塁。代打・前川は一ゴロに倒れたものの、気迫のヘッドスライディングだ。限られた出場機会に懸ける思いを体現した。
小園海斗内野手は「チームも終盤に追い上げられた。明日(22日)も試合があるから、つながると思う」と力を込めた。最後まで諦めない姿勢の連続が、必ず白星につながる。
2026年07月22日 08:00
「巨人11−5広島」(21日、東京ドーム)
大敗の広島は3連敗で今季最大借金15に。先発・岡本駿が4回12安打9失点(自責7)の炎上。守備の乱れもあった。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は巻き返しを期待する。
◇ ◇
先発の岡本は4回で12安打9失点と、今季ワーストの内容だった。4試合勝ち星から遠ざかっているが、特に14日・DeNA戦でも五回に大崩れしたようにここ2試合は、本来の球威やキレが影を潜めている。直球もシュート回転し、打者に見極められている印象が強い。
初回に無死一塁から菊池の失策でピンチが広がり、そこから3連打を浴びた。これまでは走者を出しても自ら断ち切る投球ができていたが、この日は粘りもなかった。
先発1年目で開幕からローテーションを守り続けてきた疲労も一因かもしれない。二回までに6失点。本来なら三回の打席で代打が送られても不思議ではなかった。それを新井監督はあえて大量失点後も続投させた。これは自ら立て直す経験を積ませる「親心」のようにも見えた。
しかし、四回にも3点を失い立ち直ることはできなかった。球宴に出場するが投げても短いイニング。次回の先発は2週間後になるだろう。この2週間をどう過ごすかが課題だ。休養に充て、疲れを取る考えもある。個人的には走り込みなどでスタミナを養い、投げ込みで球のキレを取り戻してもらいたい。
前半戦でチーム最多の6勝を挙げた実績は揺るがない。この日の悔しさを後半戦への糧とし、再びローテーションの柱として巻き返してほしい。
2026年07月22日 08:00
広島は21日、育成の杉田健投手(24)と支配下選手契約を締結したと発表した。
2026年07月22日 07:50
21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、白星はつかなかったものの、6回1失点と好投した阪神・下村海翔の投球に注目が集まった。
一軍3試合目の登板となった下村は、6回を投げて1失点。四死球ゼロと安定した投球を披露し、試合をしっかりと作った。解説の野村弘樹氏は「素晴らしかった」と称賛。「前回登板も見ましたが、非常にきれいな投球フォームでコントロールが良く、一通りの球種も投げることができる」と評価し、「6回1失点で勝ち星はつきませんでしたけど、まず一つ勝ちたい。まだプロの投手としてスタートを切ったところなので、この内容を続けていけば勝てる」と、今後の活躍に太鼓判を押した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月22日 07:40
中日がヤクルトに大勝。21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では2本塁打5打点の活躍を見せた阿部寿樹に注目した。
同点で迎えた第3打席、外角のワンシームを振り抜くと、レフトスタンドに勝ち越し3ランを叩き込む。さらに第4打席にも、真ん中のストレートを完璧に捉え、打った瞬間に確信する2ランで再び勝ち越しに成功。2打席連続アーチで存在感を示し、チームの勝利に大きく貢献した。
楽天時代に監督として阿部を指導した今江敏晃氏は、愛称の“マスター”になぞらえて「やっと“マッスルマスター”になりましたね」と一言。「彼とは楽天時代に一緒だったんですけど筋トレを欠かさない。遠征先に行っても毎日朝から取り組む。なかなかパワーを見せつける場がありませんでしたが、今日はしっかりと発揮してくれましたね」とコメントし、日頃の努力を称えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月22日 07:00
「阪神2−1DeNA」(21日、甲子園球場)
阪神が今季4度目のサヨナラ勝ち。延長十一回2死二塁、高寺望夢が中越え適時二塁打で決めた。五回、下村海翔の遊ゴロ間に同点としていた。下村は先発して6回1失点。5番手登板で1回無失点の木下里都が2勝目。試合後、藤川球児監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(テレビインタビュー)
−サヨナラ勝利。
「苦しいゲームでしたけどね。ファンの方も最後まで帰る気配もなく、満足してもらえるようなゲームになったことが一番うれしいですね」
−藤川監督の誕生日だった。
「晴れている天気で『よし、これが今日の誕生日プレゼントだ』と受け取っていましたけど、最後に素晴らしいプレゼントをいただきました」
(ペン囲み)
−22日は藤浪が先発する。
「プロ野球界が盛り上がるために、藤浪投手が違うユニホームを着ても、またいい景色になるんじゃないかなと思うし、両球団でいいゲームになれば」
−打順変更は。
「それも皆さんの話題の一つでしょうから。こちらはグラウンド上での素晴らしいプレーをファンに届けるように準備しています」
2026年07月22日 06:41
ド軍、正捕手スミスが60日間のIL 球団発表
【MLB】フィリーズ ー ドジャース(日本時間22日)
ドジャースは21日(日本時間22日)、ウィル・スミス捕手を60日間の負傷者リスト(IL)に移行させたと発表した。
2026年07月22日 06:40
オリックス・岩嵜翔投手が、先発転向を視野に2軍で調整を進めている。
「まず先発でやらせていただきます。そのままできたらそれに越したことはないですが、長いイニングを投げられたらロング(の中継ぎ)が必要になった時に、使いやすいですし」。体感で40度を超える酷暑の中、大阪舞洲の球団施設で練習を終えた岩嵜が、ファームでのテーマを明かした。
昨シーズン途中に中日からトレードで移籍し、中継ぎとして37試合に登板。4勝1敗16ホールドでチームのAクラス入りに大きく貢献した。今季は、自主トレでのハードワークもあり左ひざを痛めて開幕1軍を逃したが、6月2日に昇格し中継ぎとしてブルペン陣を支えた。
しかし、7月16日の楽天戦(楽天モバイル)で2点リードの6回から登板し、安打と2四球の1死満塁から浅村栄斗選手に逆転満塁本塁打を許した。直近の3試合で計8失点、防御率も8.71と悪化し翌日に登録を抹消された。
不調の原因はわかっている。四球の多さだ。「去年より、明らかに四球の数が多いんです。制球の部分より、メカニック的な部分がしっくりときていないのです」。昨年のオリックスでの四球は34イニングで10個、与四球率2.65に対し、今季は10回1/3で9個、同7.84と大きく数字を落としている。「考えながら投げているからどこに行くかもわからない。ある程度のところには行くのですが、狙っているところには投げられない。狙いすぎて打たれてしまう」という悪循環だったという。「ボールだけを見たらそんなに悪くないと思われるかもしれませんが、投げていて苦しいというか、自分で自分を苦しめていたように思います」
先発転向は、自ら申し入れた。「リリーフで、何度もこういう経験はあります。(僅差の展開で)キチキチの状況で投げざるを得ないと、苦しくなることがあるんです。そんな時に、ファームで同じように(リリーフで)調整してよくなっても、上に行ったら打者のレベルも違うし、あまり結果は変わらないんです。1球も失敗してはいけない状況で投げるより、一度、リラックスした中で投げさせてもらって(投球感覚を)思い出させるんです」
先発投手不足というチーム事情も決断を後押ししたが、先発にこだわっているわけではない。「『(首脳陣には)負けていても気にしないでロングで使ってください』と伝えていたのですが、投げない状況が続きました。気をつかわせてしまっていたんで、長いイニングを投げられたら戻った時に使いやすいかなと思うのもあります」。36歳、19年目のベテランらしく、チームと自分を生かす道を知っている。
取材・文=北野正樹
2026年07月22日 06:30
◆ 「岡本攻略・広島攻略につながった」と評価
巨人は21日、広島と対戦し11−5と大勝。今季最多11得点で3連勝を飾った。
特に3点を挙げた初回の攻撃に対し、21日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』のMC・真中満氏が「巨人の攻撃が素晴らしかった。初回からしっかり得点を重ねていった」と評価すると、解説の野村弘樹氏は「初回に丸佳浩まで7人、ファーストストライクを全部スイングした。これがこうやって結果にも出ているが、そういった積極性というのをすごく感じた初回だったし、それによって(相手先発)投手の岡本駿も、入り球に苦しむと思う。だからボールから入ることもあるが、そのなかで苦しくなってまたストライクを振られるという所で、初回からもうずっと巨人打線のペースになった。ファーストストライクのスイングが、岡本攻略・広島攻略につながったのかなという、そういう初回だった」と分析。真中氏は「ベンチからもおそらく指示が出ていたかもしれない」と推察した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』
2026年07月22日 06:20
◆ 5回の走塁死を検証 野村氏「好走塁と暴走って紙一重なところがある」
オリックスは21日、ソフトバンクと対戦し2−1で勝利した。同点で迎えた5回、無死二塁で若月健矢が遊ゴロに打ち取られ、一塁への送球間に三塁を狙った二塁走者・宜保翔も走塁死。続く杉澤龍が本塁打を放った。
21日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2026』では、直後に勝ち越したものの、好機を逸した痛恨の走塁ミスを検証。MCの真中満氏が「無死二塁でバント失敗した後だったので、宜保は三塁に行きたいという場面だった」と振り返ると、解説の今江敏晃氏は「もちろん反対方向のゴロは自動的に行く。三塁手が例えば前進や三塁線だったり、三遊間の深い球だったら行けるが、捕ったところがもう遊撃手の前進守備くらいのところなんですよ。なので投げた瞬間走ったとしても、もう距離が短いのでそこから行ってもちょっと難しいのかなと、そこがちょっと焦ってしまったのかな」と分析。真中氏も「気持ちは分かるけども、行く距離と場面ではない」と語った。
さらにもう1人の解説・野村弘樹氏が「好走塁と暴走って紙一重なところがあるじゃないですか。これを見ると、遊撃手が捕った時の宜保の立ち位置がアンツーカーに入っちゃっているので、あそこから行くとちょっとやはり無理したかなというふうに感じますよね。戻って塁に近いキャンバス内からスタート切っているので、あそこからだとさすがにちょっときついかなと感じますね」と指摘すると、真中氏は「バントの後なので三塁に行きたい気持ちは全面的に認めるが、ちょっと無理するタイミングではなかったかな。ちょっともったいなかった」と総括した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2026』