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「4番、ファースト王」に感激したデビュー戦 新人・原辰徳の初サードを告げた際に湧き上がった大歓声…この道48年、巨人のレジェンド場内アナウンス担当・渡辺三保さん

2026年07月15日 12:00

 巨人の場内アナウンスを担当する渡辺三保さん(67)は、ウグイス嬢となって今年で48年目になる。長嶋茂雄監督時代の1979年に入社し、多摩川グラウンドでのデビュー戦をへて、80年には後楽園球場で1軍デビュー。胸の高鳴りを抑えながら「4番、ファースト、王」をコールした。その年のオフ、巨人は長嶋監督の解任、王貞治選手の引退と激震に見舞われた。    ◇   ◇  今では信じられないような環境の中で、アナウンスを担当していた。  79年6月に巨人に入社した渡辺さんは、研修などを受けて、多摩川グラウンドでの秋の教育リーグでデビューした。  「寒かったです」  河川敷にあったグラウンドに放送室はない。バックネット裏に金属製のテーブルが置かれ、スコア付けをする新人選手らと並んで、手持ちマイクで選手の名前をコールした。強風の日には土ぼこりがお弁当の上や髪の毛にふりかけのように降ってきた。  冷え込んだある日、屋外ならではの驚きのハプニングもあった。  「グラウンドキーパーの方が、一斗缶のようなものに火をおこしてくれて足もとに置いてくれてたんですが、何か熱いなって思いながらしゃべっていたら、ジーンズに火が燃え移っていて」  幸い近くに水があり、慌てて足を突っ込み事なきを得たという。  一方、後楽園球場の放送室は快適だったという。「放送室はグラウンドレベルで、ベンチのすぐ横にあったので、ガラス越しにベンチの盛り上がってる様子なんかがよく見えましたね。放送室だけクーラーが効いてたから、チームの方や記者の方がよく涼みにみえてました」  当時の長嶋監督も涼を取りにしばしばやって来たが「長嶋監督の現役時代からの大ファンだったので、話しかけられても緊張しちゃって会話なんかできなかったです。今、考えたらもったいないんですけど」と苦笑する。  80年のゴールデンウイーク明け。2軍の九州遠征で経験を積んだ渡辺さんは、後楽園での1軍戦を初めて担当する。  「緊張よりワクワクがありました。『4番、ファースト、王』ってアナウンスした時は本当に夢みたいで感激しました」  6月2日のヤクルト戦で堀内恒夫投手の200勝達成をアナウンスしたことも印象深いという。  「今は台本がありますが、当時は全部自分たちで試合中のアナウンスを考えてしゃべっていました。それで、堀内選手さんの200勝のアナウンスを入れたんですけど、帰り道に、もっとああ言えばよかったとか思いながら歩いてたら、地下鉄の階段を下りてぬれない所にいってるのに、傘をさしたままブツブツ言ってて恥ずかしかったですね」  その年のオフ、巨人は激震に見舞われた。10月21日に長嶋監督解任のニュースが列島を駆け巡り、11月23日のファン感謝デーではV9時代を支えた王選手、高田選手が引退。一つの時代の終焉だった。  藤田元司氏を新監督に迎えた81年5月4日の阪神戦では巨人の新時代への転換となるアナウンスを行った。  巨人の攻撃中、一塁走者の中畑清選手が、次打者の原辰徳選手の三ゴロで二塁に滑り込んだ際に、二塁の岡田彰布選手と交錯して負傷交代。空いた三塁に、二塁を守っていたドラフト1位ルーキーの原選手が初めて就くことになったのだ。  「『セカンドの原がサード、3番・サード、原』って言った時の大歓声はすごかったんです。中畑選手も三塁で頑張られてたんですけど、原選手は高校時代からスターで、やっぱりサードをやってもらいたいというファンの方の思いがあったんでしょうね」  球場全体から湧き上がった大歓声はこれまで味わったことがないものだった。  のちに藤田監督のインタビュー記事を読む機会があった。「あのアナウンスがあった時の歓声はすごかったって、おっしゃってるのを拝見して、やっぱりそうだよな、あの時の歓声は特別だったなって思いましたね」  その一戦を機に「サード原」は定位置となり、復帰した中畑選手はコンバートされた一塁で活躍した。新時代到来を告げたアナウンスは渡辺さんにとっても特別な一戦として刻まれている。 (デイリースポーツ・若林みどり)  ◆渡辺三保(わたなべ・みほ)1958年10月1日生まれ。東京都出身。79年に巨人に入社し庶務部(現総務人事部)などを経て2004年からはスカウト部に在籍。入社から04年までは1、2軍のアナウンスを務め、05年からは1軍専属となった。18年の定年退職後、19年からは契約で業務に従事し22年からは2軍、3軍戦も担当する。

  • 野球
  • 金光大阪が07年以来、19年ぶりの夏の甲子園へ 2年生右腕の完封リレーで3回戦突破 横井監督は「2年生が自覚を持ってやってくれている」

    2026年07月16日 14:34
     「高校野球大阪大会・3回戦、旭0−4金光大阪」(16日、GOSANDO南港野球場)  07年以来、19年ぶりの夏の甲子園を目指す金光大阪が2年生右腕の完封リレーで3回戦を突破した。  先発の岸一希(2年)が7回5安打無失点と好投。右肩の不調などもあり、横井監督は多少の不安もあったようだが、「岸がよく投げてくれた」と評価した。八回からは背番号1の猪井朝陽(2年)が2イニングを1安打無失点。2人のリレーで勝利した。  打線では6番の中川侑大(3年)が3安打3打点の活躍。「今日は中川が落ち着いてやってくれた」と指揮官もたたえた。守備でも二回無死二塁からバント処理で捕手の坂本拓美(2年)が二走を二塁付近まで走ってタッチし、打者走者を一塁で止めた。  横井監督は「バント処理で失敗すると夏の大会は崩れる。坂本も落ち着いてやってくれた。ファーストランナーで止められたのは大きかった。野球をわかってる子。僕の中では信頼度が高い」と女房役を安心して送り出している。  2年生バッテリーでの完封リレーに「2年生が自覚を持ってやってくれている」と言うが、「3年生に甘えてる子たち。3年生が好きだから頑張れている」と3年生の存在も大きい。この勢いで突き進む。

  • 24年夏全国制覇の京都国際が劇的勝利 九回2死から逆転サヨナラ2ラン 4番・小川が右越えに放ち決着

    2026年07月16日 14:33
     「高校野球京都大会・3回戦、京都国際3−2京都文教」(16日、わかさスタジアム京都)  24年夏に全国制覇した京都国際が1点を追う九回2死から逆転サヨナラ2ランで劇的な勝利を収めた。  1−2の九回、2死を奪われたが、3番の山下一颯がしぶとく四球を選んだ。さらに4番の小川礼斗が甘く入ったボールを完璧にとらえた打球が右翼フェンスを越える逆転サヨナラ2ラン。敗れた京都文教の右翼手がフェンスの前で倒れ込んだ。  先発の左腕・西田櫂吏は4安打2失点完投。五回の2失点だけに抑えて打線の反撃を待ったが、最後の最後に報われた。

  • ロッテ、パテレとのコラボグッズを受注販売 山口「球場で掲げて応援してください!」

    2026年07月16日 14:11
     ロッテは16日、7月17日にマリーンズオンラインストアで「パーソル パ・リーグTV」コラボグッズの受注販売することになったと発表した。  パ・リーグ公式の動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」が運営する公式YouTubeチャンネル「PacificLeagueTV」で2026年3〜6月に投稿されたマリーンズの動画サムネイルをデザインに組み込んだコラボグッズ。  展開される商品は、フェイスタオルやアクリルパネルなど計9種類のラインナップを用意。なお、シークレットアクリルキーホルダーはマリーンズストアで販売。 ▼ 山口航輝外野手 コメント 「4試合連続ホームランのパテレサムネイルがグッズ化されると聞いて、素直にすごく嬉しいです!パテレは僕自身も普段からよく見ていて、昨年は4打席連続ホームランでパテレアワードに出演させていただいたので、パテレさんには本当にご縁を感じています(笑)。今回の4試合連続ホームランも、ファンの皆さんの熱い声援があったからこそ打つことができました。ぜひこのタオルなどのグッズを球場で掲げて応援してください!」 ▼「パーソル パ・リーグTV」コラボグッズ 商品一例 ・フェイスタオル:2,000円 ・ランチトートバッグ:2,900円 ・巾着:1,400円 ・アクリルパネル:3,500円 ※全て税込み ▼ タイトル一例 ・【驚異の4試合連発!!!】山口航輝『弾丸ライナーでホームランゾーンへ!! 今季5号ソロ含む4安打2打点で打撃好調アピール!!』 ・【歓喜サヨナラ打】藤原恭大『全員で一つになって掴んだ勝利ッ!!! チームにとって価値ある1勝!!!』 ・【魂を込めた一撃】西川史礁『渾身フルスイングからの絶叫!!! 2試合連発&今季3号決勝3ラン!!!』 ・【異次元の勝ち運】八木彬『わずか1球で勝利投手に…リーグトップタイとなる今季4勝目!!』 ・【虎の反撃封じた!!】横山陸人『絶体絶命ピンチも最後は渾身シンカー!! 球団新記録の月間11セーブ&今季19セーブ目!!』  販売はマリーンズオンラインストアにて明日7月17日12時00分〜7月26日23時59分まで受注。 ※詳細はマリーンズオンラインストアにて

  • DeNA、『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』の詳細を発表

    2026年07月16日 14:05
     DeNAは16日、『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2026 Supported by 横浜銀行』の連動イベントとして、7月26日(日)と8月4日(火)〜6日(木)の2章構成で行うドローンショー『YOKOHAMA STAR☆NIGHT DRONE SHOW』を開催すると発表した。

  • ラグザス株式会社、野球日本代表のオフィシャルタイトルパートナー契約を更新

    2026年07月16日 13:11
     ラグザス株式会社は16日、野球日本代表「侍ジャパン」のオフィシャルタイトルパートナー契約を更新し、2030年までの複数年契約を締結したことを発表した。  ラグザス株式会社はこれまで、野球日本代表「侍ジャパン」のオフィシャルタイトルパートナーとして、侍ジャパンが持つ高い発信力や、世代を超えて多くの人々を惹きつけるブランド力を活かし、さまざまな取り組みを展開してきた。  今回の契約継続を通じて、ラグザス株式会社は引き続き、ブース展開やSNS、CMを通じて、企業ブランディングの強化ならびに、グループ社が展開するサービスのPR活動に取り組んでいく。

  • ラグザス株式会社、プレミア12などWBSC主催大会への特別協賛、2029年までのグローバルスポンサー契約を締結 

    2026年07月16日 13:06
     ラグザス株式会社は16日、プレミア12を含む、WBSC主催大会への特別協賛および2029年までのグローバルスポンサー契約を締結したと発表した。  WBSCが主催する複数の国際大会のうち、以下の大会については、ラグザスを冠した大会名称の使用が予定されている。 ・ラグザス presents WBSC U-23野球ワールドカップ2026 ・ラグザス presents WBSC U-15野球ワールドカップ2026 ・ラグザス presents WBSC女子野球ワールドカップ Group Stage 2026 ・ラグザス presents WBSCプレミア12 2027 ・ラグザス presents WBSC U-18野球ワールドカップ2027 ・ラグザス presents WBSC U-12野球ワールドカップ2027 ・ラグザス presents WBSC女子野球ワールドカップ Finals 2027 ※大会名称は、今後変更となる可能性あり ▼ WBSC会長 リカルド・フラッカーリ氏 「ラグザス株式会社とのパートナーシップを2029年まで延長できることを大変嬉しく思います。2023年にWBSCファミリーに加わって以来、ラグザスは国際野球に対する明確かつ真摯なコミットメントを示してきました。それは、WBSCの旗艦大会であるWBSCプレミア12への支援にとどまらず、ユース大会や女子野球への支援にも表れています。今回の長期的な契約更新は、WBSCのグローバルイベント、そして世界の野球の未来に対する強い信頼の証です。今後もラグザスと協力し、世界最高水準の大会を提供するとともに、世界中の選手とファンに新たな機会を創出していくことを楽しみにしています」 ▼ ラグザス株式会社代表取締役社長CEO 福重生次郎 「当社はこれまで、WBSCが主催する国際大会への協賛を通じて、世界各国・地域の代表選手が集い、世代や国境を越えて多くの人々を惹きつける野球の発信力とブランド価値に、大きな可能性を感じてまいりました。世界の舞台で挑戦を続ける選手たちの姿勢は、当社が掲げる『今ここにない未来を創り出す』というミッションとも重なるものです。今回の契約継続を機に、WBSC主催大会を通じて生まれる熱狂や注目を、当社のブランド価値向上につなげるとともに、大会会場でのブース展開、SNS、CMなどを活用した企業ブランディングの強化、ならびに当社が展開するサービスの認知拡大を図ってまいります。今後も、野球が持つ熱狂や感動を通じて、より多くの皆さまに当社の価値を届けられるよう取り組んでまいります」

  • 東海大相模・原監督「負けっ放しは悔しい」 秋の雪辱誓う 1年生4番の竹内がドラフト候補の織田から左前打「また強い相模高校を作ってもらいたい」と期待

    2026年07月16日 12:37
     「高校野球神奈川大会・4回戦、横浜8−1東海大相模」(16日、サーティーフォー保土ケ谷球場)  東海大相模が八回コールドで横浜に敗れ、24年以来、2年ぶり13度目の夏の甲子園出場はならなかった。  この日は今大会初登板で背番号11の1年生左腕、吉永颯大が先発3回6安打4失点(自責点2)で降板し、四回からはこちらも今大会初登板で背番号20の1年生左腕、玉代勢湊が登板。この回は1死一、二塁のピンチを背負ったが、小林を二ゴロ併殺に打ち取ってスコアボードに初めて0を刻んだ。  6回からは背番号1の3年生左腕、三渡琢真が登板したが、3投手で計8失点。反撃も六回の1点にとどまり、コールド負けとなった。  試合後、元巨人捕手で就任5年目の原俊介監督は「3年生の思いを今度は下級生が受け継いで、また強い相模高校を作ってもらいたい」と話した。2人で5イニングを投げた左腕コンビに加え、「4番・一塁」で出場し3安打1得点と躍動した竹内球太内野手も1年生。竹内は八回2死で登板した今秋ドラフト候補右腕、横浜・織田翔希投手から意地の左前打を放った。  153キロを連発されたがファウルで粘り、最後は変化球に食らい付いて左前へ運んだ。原監督は「今現状では神奈川を代表する織田君からしっかりスイングして、最後抜かれた変化球もしっかりとらえてヒットを打てたというのは彼にとってみればすごくいい経験になったんじゃないか」と評価した。その上で「うちと横浜さんがやるときはこんな雰囲気になるので。やっぱりここを想定してどう戦って勝ち抜くか。実際に肌で感じるのは違うと思うので。本当に秋行くぞ、という感じですね」と続けた。  横浜の打線に対しては「準備する期間があって、見えた感があった」と明かし「それがうまくいけば面白い展開になったが、ちょっと今日はうまくいかなかった」と原監督。「どっちみち秋も来夏も戦わなきゃいけない相手。うちとしては負けっ放しは悔しいし。その打開策、あるいは展望を僕自身はしっかりつかんだと思う」とリベンジに燃えた。  東海大相模は昨夏決勝で横浜に3−11で敗戦。昨秋神奈川大会は準決勝で6−11で敗れた。今春神奈川大会は3回戦で相洋に0−2で敗戦。夏は27年ぶりのノーシードで臨んでいた。

  • 横浜・織田翔希 153キロ連発で完全復活「問題なく投げられた」と周囲の支えに感謝 東海大相模を一蹴「正直、特別な試合でも何でもない。ここが通過点になるよう日々やってるので」

    2026年07月16日 12:08
     「高校野球神奈川大会・4回戦、横浜8−1東海大相模」(16日、サーティーフォー保土ケ谷球場)  横浜の今秋ドラフト候補のエース・織田翔希(3年)が8−1の八回2死で登板し、1/3回を1安打無失点に抑えた。

  • アストロズ、先発右腕マカラーズJr.をブリュワーズに放出 トレード対価は野球一族3代目の外野手フィルダー

    2026年07月16日 12:00
     現地時間15日、ヒューストン・アストロズはミルウォーキー・ブリュワーズとのトレード成立を発表。ランス・マカラーズJr.投手(32)、コルトン・ゴードン投手(27)と金銭を放出し、ジェイディン・フィルダー外野手(21)を獲得した。  マカラーズJr.は2012年のドラフトでアストロズに入団し、2015年のMLBデビューから通算53勝を記録。2017年にはオールスター初選出を果たして同年のワールドシリーズ制覇にも貢献した。2021年には自己最多の13勝をマークしたが、翌年以降は度重なる負傷のため4年半でわずか8勝と低迷。今季前半戦は8先発で2勝3敗、防御率6.86という成績だった。  マカラーズと共に移籍する左腕ゴードンはルーキーイヤーの昨季に6勝を記録。アストロズにとってはマカラーズJr.が持つ今季契約1770万ドルを整理する狙いの大きいトレードとなった。  対価であるフィルダーは元阪神のセシル・フィルダーを祖父、MLB通算319本塁打のプリンス・フィルダーを父に持つ3世選手。ジェイディンは2024年から父の古巣であるブリュワーズに入団し、今季は1Aで45試合に出場して打率.233、3本塁打、OPS.813を記録している。  アストロズは前半戦を47勝51敗で終えてアメリカン・リーグ西地区3位に入り、ワイルドカード圏内まで1.5ゲーム差に位置。今後2週間の成績次第で、現地8月3日までのトレード期限では“買い手”に回る可能性があると指摘されている。

  • 選抜準V智弁学園が大勝発進、注目左腕の杉本は2回無失点で「全員で甲子園優勝してプロの道へ進む」

    2026年07月16日 11:57
     「高校野球奈良大会・2回戦、智弁学園15−1香芝」(16日、さとやくスタジアム)  春の選抜で準優勝した智弁学園が、初陣を五回コールドで発進した。初回から打者一巡の猛攻で10得点。2回にも4点、3回に1点を重ねた。  注目の左腕、杉本真滉投手(3年)が先発。立ち上がりは制球に苦しみ、四球などで1死一、二塁のピンチを招くも、続く打者を三振と左飛に仕留めた。杉本は2回までを無安打4奪三振に抑え、3回からマウンドを譲った。  小坂将商監督は「杉本はあまり調子が良くなかった」と指摘しつつ「初回から野手陣がしっかり点を取ったのが良かった」と話した。  選抜では決勝で大阪桐蔭に敗れ、全国制覇へあと1歩届かなかった。夏に目指すのは頂点だけ。変化球も駆使しながら2回4奪三振の杉本は「1か月ほどは試合で投げずにもう1度(投球を)見直す期間にしていました」と説明。勝負の夏に向け、メンバー外の選手のことも触れつつ「3年全員の思いを背負ってこの夏は勝ち続けたい。まずはチームで甲子園で優勝して、プロの道へ進みたいです」と言い切った。

  • 横浜が快勝 東海大相模に8回コールド勝ちで5回戦進出 エース織田が八回2死で登板、150キロ超連発 神奈川初の4季連続甲子園出場へ難関突破

    2026年07月16日 11:40
     「高校野球神奈川大会・4回戦、横浜8−1東海大相模」(16日、サーティーフォー保土ケ谷球場)  神奈川県勢初の4季連続甲子園出場を目指す横浜が、昨夏決勝の東海大相模に八回コールドで快勝し、5回戦へ進んだ。  打線が相手先発の1年生左腕、吉永を攻略。初回は1死から三ゴロ失策を足がかりに2死二、三塁と好機を広げ、田島陽翔の左前2点タイムリーで先制した。  二回にも1点を追加すると、三回は連打と送りバントで1死二、三塁とし、安食の遊ゴロの間にさらに1点を加え4−0とリードを広げた。  四回は2番手の1年生左腕、玉代勢にこの試合初めて0点に抑えられたが、続く五回に追加点。六回にも3番手の三渡から得点し6点に広げた。  先発の2年生左腕、小林は二回に自身のけん制悪送球なども絡んで2死二、三塁のピンチを背負ったが後続を断ち無失点。六回に味方の失策が絡んで、今大会3戦目でチーム初失点を喫したが、後続は断った。  初戦の2回戦、湘南工大付戦で左足首に打球を受け途中交代し、3回戦も欠場した今秋ドラフト候補のエース・織田はこの日もベンチスタート。7点リードの八回2死で2番手で登板。1安打は許したが試合を締めた。

  • 横浜のプロ注目右腕、織田翔希が八回2死で登板 9日の打球直撃による緊急降板から復帰 場内大歓声、153キロ連発で試合を締める

    2026年07月16日 11:33
     「高校野球神奈川大会・4回戦、横浜8−1東海大相模」(16日、サーティーフォー保土ケ谷球場)  横浜の今秋ドラフト候補のエース・織田翔希(3年)が8−1の八回2死で登板した。

  • 二岡のサヨナラ弾での劇的優勝、ONシリーズで初めて経験した日本一 「涙は出たけど、涙声にはなってなかった」追悼試合でプロの矜持 巨人の場内アナウンス担当・渡辺三保さんの回想

    2026年07月16日 11:00
     巨人の場内アナウンスを担当する渡辺三保さん(67)は、この道のスペシャリストだ。1979年に採用され多摩川グラウンドでデビュー。翌年には後楽園球場でアナウンスを開始し、88年の東京ドーム開場後は、同所を主戦場に現在に至るまで、バックネット裏の放送室から美声を響かせている。48年目のシーズンを迎えている渡辺さんに東京ドームでの思い出、心を揺さぶられた試合について聞いた。  ◇     ◇  これまで2000試合以上の場内アナウンスを担当してきた渡辺さんは、数々の記録達成の瞬間や劇的な場面に立ち会ってきた。  2000年9月24日の中日戦。ミレニアムVとして球史に語り継がれる優勝試合を担当した。  「九回裏に江藤選手の満塁ホームランで同点に追いついて、直後に二岡選手がサヨナラホームランで優勝を決めて」。敗色濃厚な展開からめまぐるしく動き、熱狂に包まれた一戦は忘れがたい。  ON決戦となったその年の日本シリーズ、巨人−ダイエー(現ソフトバンク)では、日本一を決めた10月28日の第6戦を担当して初めて日本一を経験した。  「その時点で20年ぐらいやってたんですけど、一度も日本シリーズで勝てたことがなかったんです。第6戦の試合前に堀内(恒夫)さんにお会いして、その話をしたら、“おまえ、帰れ”って言われて(笑)。でも、勝てたからよかった。やっと勝てた!って」と当時の喜びをよみがえらせて声を弾ませた。  「いっぱいありすぎるほど、感激する試合が本当にたくさんありました」。そう記憶をたどった渡辺さんが「感動したのは、この2試合でした」と特別な思いを明かす試合がある。  東京ドーム開場から2年目の89年9月2日のヤクルト戦。七回2死三塁。「バッタ−、斎藤に代わりまして、吉村」。渡辺さんのアナウンスは5万6千人の観衆の拍手と大歓声にかき消されそうになった。  前年7月6日の中日戦(札幌円山球場)で守備中に飛球を追って中堅手と激しく交錯し、左膝外側靱帯(じんたい)を断裂した吉村禎章外野手。選手生命を脅かす重傷を乗り越えての423日ぶり復活の場面だった。  「壮絶なリハビリをされてましたから。代打で出場した時の歓声はものすごかったですね」  観客からの割れんばかりの拍手と歓声で迎えられた吉村選手の姿を思い起こした。  心を揺さぶられたもう一つの試合は、2010年4月2日の試合前にくも膜下出血で倒れ、同7日に37歳で急逝した木村拓也内野守備走塁コーチの追悼試合として開催された、同24日の巨人−広島戦だという。  1点を追う八回1死満塁の場面で、渡辺さんは代打の谷佳知選手をアナウンスした。木村さんと同じ移籍組であり同級生として親交が深かった谷選手は、自身初の満塁アーチを左中間席へとかけて逆転勝利を届けた。  「試合前の追悼セレモニーで、『セカンド・木村拓也』というアナウンスを入れるシーンがあって、泣いてしまったんです。でも、試合後に球団スタッフから“よく泣かずにしゃべれたね”と言われて。涙は出てたけど、涙声にはなってなかったんだ、と。自分でプロだなと思いましたね」  泣いていることを悟られることなく仕事を遂行できたことに胸を張った。  前年の09年9月4日のヤクルト戦。現役最終年の木村さんが急きょ捕手を務めた試合も放送室から固唾をのんで見守った。アクシデントでベンチ入りの捕手を使い果たし、二塁を守っていた木村さんは延長12回に10年ぶりにマスクをかぶり、3人の投手をリードして無失点で抑えた。  「すごい長い試合で、お客さまも結構帰られてたんですが『キャッチャー・木村拓也』って言った時の歓声がまたすごくて。(抑えた後)原監督が、木村さんをハグしに行きましたよね」  ユーティリティープレーヤーとしていぶし銀の活躍をみせた在りし日の木村さんの姿に思いを寄せた。 (デイリースポーツ・若林みどり)  ◆渡辺三保(わたなべ・みほ)1958年10月1日生まれ。東京都出身。79年に巨人に入社し庶務部(現総務人事部)などを経て2004年からはスカウト部に在籍。入社から04年までは1、2軍のアナウンスを務め、05年からは1軍専属となった。18年の定年退職後、19年からは契約で業務に従事し22年からは2軍、3軍戦も担当する。

  • オイシックス新潟、8月11日のハヤテ戦でミラノ・コルティナ冬季オリンピック銅メダリストの山田琉聖選手が始球式

    2026年07月16日 10:59
     オイシックスは16日、8月11日(火・祝)にHARD OFF ECOスタジアム新潟で開催されるハヤテベンチャーズ静岡戦で2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック スノーボード男子ハーフパイプ銅メダリストで新潟県民栄誉賞を受賞した山田琉聖選手が始球式を務めることになったと発表した。  山田琉聖選手は、日本スノーボード界を牽引する次世代アスリートとして世界から注目を集める存在。2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、初出場ながらスノーボード男子ハーフパイプで銅メダルを獲得した。

  • 日本ハム・田宮は左手中指の打撲 前日に151キロが直撃で途中交代

    2026年07月16日 10:57
     「日本ハム−ソフトバンク」(16日、エスコンフィールド)  前日に負傷交代した日本ハム・田宮が、左手中指の打撲と診断された。  田宮は15日のソフトバンク戦の五回の打席でバントを試みた際、内角に来た151キロが左手中指を直撃。そのまま代打を送られて交代し、札幌市内の病院で検査を受けていた。  新庄監督も試合後「折れてるかもしれないから。内出血はものすごくしていた」と心配していたが、幸い骨折には至らず。この日、清水優が1軍に合流した。