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2026年07月15日 04:52
ロブレスキーは前半戦で10勝&防御率2.69をマーク メジャーリーグのオールスターゲームが14日(日本時間15日)、フィリーズ本拠地のシチズンズバンクパークで行われる。ドジャースにとっては試合がない1日だが、球団公式X(旧ツイッター)の投稿にファンは歓喜した。 ドジャース公式Xは日本時間2時23分に画像付きで投稿を行った。ジャスティン・ロブレスキー投手の写真とともに「ハッピーバースデー、ジャスティン!!」の文字が添えられた。ロブレスキーはこの日、26歳の誕生日を迎えることになった。 “ただの誕生日”であれば、大きな話題にはならなかったかもしれないが、ロブレスキーにとっても素晴らしい1日となりそうだ。今季飛躍を遂げた左腕は、前半戦で10勝(2敗)、防御率2.69の好成績を残し、代替選手として自身初のオールスターに選出された。ファンも一斉に祝福の声を届けた。 「初のASG 素敵な一日になりますように」 「おおお!! 誕生日にオールスター出場だったんだ!?」 「誕生日にオールスターとか最高やろw」 「よっしゃ!」 「本当に素晴らしいね」 「おおおおお、誕生日おめでとう、キング!」 「初めてのオールスターゲームを自分の誕生日に迎えられるなんて、本当に特別で素敵すぎる」 「誕生日おめでとう、私たちのシャーク」 「ヨシの大親友であり、ベンチでもいつも一緒、プライベートでも釣りやゴルフに行く最高の相棒へ、心からハッピーバースデー!」 この日のオールスターでは、ナ・リーグの先発はフィリーズのクリストファー・サンチェスが務める。果たしてロブレスキーの登板機会があるだろうか。(Full-Count編集部)
2026年07月17日 06:00
広島のテイラー・ハーン投手(31)がキャリアハイのシーズンを送っている。ここまでチームトップタイの33試合に登板し、2勝1敗、1セーブ、24ホールド、防御率0・85と圧巻の成績をマーク。13日に発表された「マイナビオールスターゲーム2026」(第1戦=28日・東京ド、第2戦=29日・富山)の監督選抜では、自身初の球宴出場も決定した。来日3年目の進化の要因は「千賀グリップ」にあった。
自慢の剛速球で相手打者をねじ伏せ、クールにマウンドを降りる。今季のハーンはひと味違う。昨季は安定感を欠く場面もあったが、今季は防御率0点台と無双状態を維持。リーグ屈指のセットアッパーへと変貌を遂げている。
昨季からの一番の進化は、「フォークがよく落ちてくれているね」と分析する。昨季途中から握り方の試行錯誤を重ね、昨オフには他選手の握り方も動画で研究。その末にたどり着いたのが「千賀グリップ」だった。これまではスプリットのような浅い握りだったが、米大リーグのメッツで活躍する千賀滉大のように深く挟むことで落ち幅が劇的に増加。メジャーリーガーたちも恐れる“お化けフォーク”を参考に、新たな武器を手に入れた。
フォークの改良に成功したことで、投球の幅が広がった。昨季まで変化球はスライダーを中心にした横の変化を軸としていたが、フォークの落差が増したことで、縦の変化を追加。本人も「上下の幅が使えている」と手応えを語るように、今季最速159キロを誇る自慢の剛速球とスライダーに新兵器が加わったことで、マウンド上での支配力が高まっている。
勉強熱心な一面も進化を支える。データ分析を担当する一岡竜司アナリストは「ただ落ち幅が増えただけで抑えられるわけではない。重要なのはいかに直球と見分けにくくするか」と指摘する。ハーンとは月1回ほどのペースでデータのフィードバックを重ね、そのたびに投球フォームをチェック。打者が球種を見極める基準とされる、投手の手からボールが離れる瞬間の発射角度を直球とそろえる技術を追求。数センチ単位の繊細な調整が安定感を生み出している。
指標でも無双ぶりを証明している。1未満で極めて優秀とされるWHIP(1イニング当たりの被安打数+与四死球数)は昨季の1・39から0・88に改善。奪三振率においても昨季の9・53から11・37に跳ね上がっている。走者を許さず三振を奪う、理想的な投球内容を続けている。
13日には監督選抜で3年目にして初の球宴出場が決まった。「非常に光栄。何もかもが初めてなので、ワクワクしている」と胸を躍らせるハーン。頼もしい助っ人左腕がカープブルペン陣の大黒柱として、フル回転し続ける。
2026年07月17日 06:00
巨人3−1ヤクルト(セ・リーグ=16日)――巨人がヤクルトに今季初のカード勝ち越しを決めた。
四回にダルベックの犠飛で同点とし、七回に笹原が2ラン。投手陣はヤクルト打線を1安打に封じた。
犠飛で1点を取り合ったまま膠着(こうちゃく)した展開を動かしたのは、巨人・笹原のバットだった。5日のプロ初アーチに続く決勝本塁打で、チームを再び勝利に導いた。
七回二死一塁。丸山翔の浮いてきた変化球を逃さなかった。「甘い球は積極的にいこうと常に思っている」。腕をたたんで上からかぶせるようにバットを振り抜くと、打球は右翼ポールぎりぎりに飛び込む2号2ランとなった。
五回に四球で出塁した直後、一塁けん制でタッチアウトになっていた。「何とか取り戻すために必死だった。最高の結果になって良かった」。失敗しても、ただでは終わらないたくましさが備わっている。
「活躍しなかったら(プロ野球人生が)終わる」との覚悟で臨んだ5年目の今季。6月下旬に支配下に復帰し、2度目の先発だった7月5日の中日戦でプロ初本塁打を放ったが、「1試合打ったところで(自分の立場は)何も変わらない」と安心した様子は一切なかった。
その翌日の休養日、ジャイアンツ球場には打撃マシンを打ち込む姿があった。「体を動かした方が(次の日に)いい動きができるんじゃないか」。常に抱いている危機感が、育成出身の22歳を突き動かしている。
5試合続けて右翼で先発起用され、いずれも安打をマーク。橋上監督代行は「非常に内容のいい打席が続いているので、毎打席、期待しながら見ている」と賛辞を惜しまない。パンチ力と懸命さが魅力の右打者への期待は、日増しに高まっている。(井上敬雄)
2026年07月17日 05:00
巨人の山口寿一オーナー(69)が16日、都内で行われた12球団のオーナー会議に出席し、来季以降の監督人事について白紙を強調した。報道陣の取材に応じ「全く何も決まっていない。(後任の選定など)そういったことをすべき時期でもないと思っています」と説明。
今季は阿部前監督が5月25日に長女への暴行容疑で逮捕、翌26日に電撃辞任した「普通ではないシーズン」となった。それでも阪神と首位争いをするなど、橋上監督代行の手腕も含めて「想像していたよりも本当によくやってもらっている」と異例シーズンでの結束力を評価した。
2026年07月17日 05:00
「日本ハム2−6ソフトバンク」(16日、エスコンフィールド)
天敵となった王者の壁はやはり厚い。
2026年07月17日 05:00
プロ野球のオーナー会議が16日、都内で行われ、次世代の野球振興のために「スポーツ振興くじ」の導入を検討することが決まった。コンピューターが無作為に勝敗を選択する「非予想系」のくじに限定される。
議長を務めたDeNAの南場智子オーナーは「新たな財源確保の選択肢の一つとしてプロ野球でもスポーツ振興くじの枠組みを検討すべきではないかと提案があり了承した。異論を唱えるオーナーはいなかった」と報告した。
スポーツ振興くじは、2015年と18年にオーナー会議で議論が検討されたことがあったが、当時は見送られていた。検討が決まった背景には、野球競技者人口の減少や中学の部活の地域移行といった問題の顕在化があり、指導者の人材育成や裾野拡大のための財源確保が求められていた。
勝ち負けを予想する賭博と一線を画すのは大前提。野球界は1969年に野球賭博に絡んだ八百長事件「黒い霧事件」を経験しているだけに、NPBの中村勝彦事務局長は「野球協約は有害行為を厳しく禁じている。協約順守を徹底することは必要。関係省庁と連携しながら公明正大に議論を進める」とした。
2026年07月17日 05:00
阪神の木浪聖也内野手(32)が16日、SGLで行われた2軍残留練習で二塁の守備に就きノックを受けた。本職は遊撃だが、内野の全ポジションで出場した実績がある。出場機会を増やすためにさまざまな可能性を模索していく。
気温は33度と酷暑のSGL。木浪は二塁で軽快に体を動かした。前日には三塁でノックを受けるなど、各ポジションを精力的にこなしている。
この日の守備位置について「全然深い意味はないです。いろんなところをやっているだけなので」と話すにとどめたが、出場機会への思いは当然強い。「一つのポジションで勝負したいのはもちろん。ショートだけでもいいですけど、せっかく暑い中の練習でいろんな(ポジションを)練習だからできるところもあるので」。2軍での時間を無駄にせず、1軍昇格に向け、鍛練を積む。
2026年07月17日 05:00
阪神の秦雅夫オーナー(69)が16日、都内で12球団オーナー会議に出席し、議題になったプロ野球界の野球振興活動について語った。「一番の大きな問題。少子高齢化とかスポーツの多様化含めて、極端に言えば危機的な環境になる」と話した上で、「プロアマの垣根を越えて全体で支援というか、取り組んでいきたいと思う」と話した。
米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)が、米大リーグ・マーリンズ入団を決断したことにも触れ「日本のプロ野球の中で育っていくのはまだしも…それが望ましいとも思わないが、ダイレクトに行かれるのは一番、日本の球団としてはつらいところがある」とし、野球振興活動やNPBの事業拡大に注力する必要があると語った。
2026年07月17日 05:00
「中日1−3阪神」(16日、バンテリンドーム)
一発で試合をひっくり返した。
2026年07月17日 05:00
「中日1−3阪神」(16日、バンテリンドーム)
最後の打者を空振り三振に斬ると、いつも通りだと言わんばかりにひょうひょうとした表情でマウンドを降りた。1点ビハインドの六回から登板した阪神・木下里都投手が1回無安打無失点でプロ初勝利。試合後には藤川監督と笑顔で写真に納まり、「1」の数字を掲げた。
先頭・村松に四球を与えたが、後続を瞬殺した。サノーと石川昂をいずれも1球で料理し、最後は石伊を空振り三振。この投球が勝利を呼び込んだ。直後に佐藤輝の2ランで逆転。「打ってくれるかなと思っていたらほんとに打ったので、びっくりした」と笑顔で振り返った。これで8試合連続無失点。重ねてきた仕事が結果につながった。
プロ2年目。福岡の自動車ディーラーグループのKMGホールディングス出身。最速159・7キロの直球と縦に変化する2種類のツーシーム、スライダーとカーブで投球を組み立てる。
プロの礎を築いた社会人時代だったが、実は福岡大在学時、プロを目指さず一般企業の就職活動を行っていた。「試合とかぶって面接に行けなかったりした。ダメだったので野球で行くしかないって」。何度も不採用通知を目にした。就職を諦め、社会人野球への道を模索。全日本大学野球選手権大会での出場経験もあり、同社から声がかかった。「ラッキーでした。社会人でまずは2年頑張ろうって思いました」と回想した。
午前7時半から12時まで練習を行い、午後2時から6時まで通常業務に就いた。寮は食事が出なかったため研修中は自炊生活。時には残業をしながらも野球と仕事を両立させる中でプロを目指した。「軽自動車のデリカミニを売っていました」と仕事でも結果を残した。当時の店長からは「おまえは野球を頑張ってくれればそれでいいから」と言葉をもらった。「店長に恵まれた。みんなが試合も見に来てくれた。全然仕事もしてないのに」と謙遜して笑った。社会人経験が宝となり、右腕の力となっている。
2年目での初勝利に「うれしいです」と率直に語った木下。剛速球のように真っすぐプロの道を突き進む。
◆木下 里都(きのした・りと)2001年1月27日生まれ、25歳。福岡県出身。183センチ、89キロ。右投げ右打ち。投手。福岡舞鶴、福岡大、KMGホールディングスを経て24年度ドラフト3位で阪神入団。プロ初出場は25年5月29日・DeNA戦(甲子園)。26年は開幕1軍入り。150キロ台後半のストレートが魅力。
◆今季3人目!プロ初勝利!! 今季プロ初勝利をマークした阪神投手は木下が3人目。これまではプロ4年目・茨木が4月9日・ヤクルト戦、同2年目工藤が7月12日・ヤクルト戦でプロ初星を挙げていた。ちなみに前年25年は外国人投手を除いて伊原、門別、早川が初勝利をマークしている。
2026年07月17日 05:00
「中日1−3阪神」(16日、バンテリンドーム)
責任審判のアウトコールに、虎党の大歓声が起こった。隙は一切ない。阪神・大山悠輔内野手が好守で貢献だ。
七回、リードはわずか1点。3番手・工藤が招いた2死一、二塁のピンチだった。ここで細川が三遊間深くへのゴロを放ち、追いついた遊撃・小幡は一塁へ送球。その間に二走・土田が三塁を蹴って本塁を狙ったのを、大山は見逃さなかった。
前に出て小幡からの送球を捕球すると、素早く本塁へ送球しタッチアウトに。中日・井上監督がリクエストを要求したが、判定は覆らず間一髪で同点を阻止した。「良い判断ができました」と納得顔。伏見も「悠輔(大山)が機転を利かせて、すぐ前に出たから。僕はただタッチするだけでした。悠輔のファインプレー」とたたえた。
9連戦最初のカードを勝ち越し、「大きいと思います」と大山。バットだけではなく、堅守で堅首を支える。
2026年07月17日 05:00
「中日1−3阪神」(16日、バンテリンドーム)
会心の一振りだった。阪神・浜田太貴外野手は高々と舞い上がった白球を見つめながら、ゆっくりと走り出した。「感触は良かったので、入るかなと。うれしいです」。待ちに待った、移籍後初アーチが飛び出した。
1点リードで迎えた八回、先頭に代打で登場。牧野の変化球を完璧に捉えた。打球は左翼ウイング席に突き刺さる1号ソロ。ロースコアの接戦で貴重な追加点をもたらした。ベンチに戻ると、普段はクールな男が、笑顔で仲間とハイタッチを交わした。
開幕から右の代打として、主に起用されてきたが、試合前の時点で代打成績は9打数無安打6三振。「打ちたい、打ちたいが強かった」と自然と焦りが出ていた。ファームの期間もあり、苦しんだが、考えをシンプルに。「最近感覚は悪くなかった」と自信を持って臨めている。
今季現役ドラフトで加入。人見知りの性格もあり、当初は「不安」という言葉をよく口にしていた。それでも声をかけてくれた、森下や小幡ら同学年の存在が大きかった。そのおかげもあり、今ではすっかりチームになじんでいる。
ヒーローインタビューは、苦手ということもあり、かみまくり。「無理ですね」と照れくさそうに笑った。「まだまだ全然打ててないんで、これからも打てるように頑張ります」。期待の大砲はこの一本をきっかけに、上昇気流に乗っていく。
2026年07月17日 05:00
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。
2026年07月17日 05:00
巨人・山口寿一オーナーは16日、阿部慎之助前監督の復帰を求めるオンライン署名、13万筆超の数が提出されたことを受けて感謝の意を示した。
「あのような出来事があったにもかかわらず、あれだけ大勢の方々から応援をいただいているのは本当にありがたいこと。阿部さん本人にしても大きな力になっていると思います」とした上で「ただ、監督の人事をどうするかというのはまた別物になる」と慎重に話した。
2026年07月17日 05:00
「楽天12−8オリックス」(16日、楽天モバイル)
オリックスは2桁13安打で8点を奪っても最下位・楽天に敵地で開幕から6戦全敗…。今季5度目の同一カード3連敗を喫した。
救援組の博志が2年ぶりの先発となったブルペンデーで「長いイニングとは考えていない。なんとか自分の持ち味は出せた」と五回途中3失点と力投。しかし後続の岩崎が浅村に逆転の満塁弾、山崎が辰己に3戦連続本塁打を許すなど、救援陣が炎上。首位ソフトバンクとは今季最大の9ゲーム差に広がった。
2026年07月17日 05:00
「ヤクルト1−3巨人」(16日、神宮球場)
強く、ためらうことなく、巨人・笹原操希外野手は振り抜いた。迷いはない。「けん制アウトになっちゃったのでやべぇな、と。何とかしないとやばい」。ミスはバットで取り返す。投手戦の均衡破る2号2ランでヤクルトに今季初のカード勝ち越しだ。3軍からはい上がった男の覚悟が一振りに込められた。
1−1で迎えた七回だ。直前には2死満塁を防いだ。ピンチの後には好機が来る。2死一塁で打席に向かうと、笹原は初球、浮いた変化球を見逃さなかった。5日に放ったプロ初本塁打も初球を見逃さず、「初球の甘い球は積極的にいこうと常に思っている」と準備が導く必然の結果だった。
五回には四球で出塁するも、足を滑らせ帰塁できずにけん制死。ベンチもリクエストしたが判定は変わらなかった。それでも「言い訳はしたくない」とキッパリ。失いたくない未来がある。意地の詰まった一発に、試合後はそっと胸をなで下ろした。
3軍スタートだった26年。「今年活躍しなかったら終わる」。自らに言い聞かせて育成からはい上がってきた。同学年の平山が1軍で輝く姿が時にまぶしく、「僕は3軍だった。どうやったら2軍に上がれるかな」と比べることなく地道に努力を重ね、6月に再び支配下契約を勝ち取った。
「強みですか?強みはぜ、全部です」。ヒーローインタビューでは、はにかんだ新星。プロで放った2本塁打はいずれも決勝弾になった。笹原はつかみつつあるチャンスを決して離さない。