©sports-topics.net 2026
2026年07月13日 05:01
「阪神3−0ヤクルト」(12日、甲子園球場) 阪神育成出身の2年目右腕、工藤泰成投手(24)が待望のプロ初勝利を手にした。0−0の七回、2番手で登板し三者凡退に斬ると、その裏に佐藤輝が18号2ラン、大山が12号ソロ。前日に球団最速タイの163キロをたたき出した右腕に勝利をプレゼントした。チームは連日のツバメ撃破で首位の座をがっちり守った。以下は、ヒーローインタビュー。 ◇ ◇ −大歓声です。プロ初勝利の感想は。 「まだ夢の中にいるような新鮮な気持ちです」 −七回はどんな思いでマウンドへ。 「いつも通り先頭を抑えようと全力でいって、なんとか3人で帰ってこようと思った」 −連日、大事な場面での起用が続いている。 「ピンチになっても全力で腕を振って抑える自信はあるので、これからも続けていきたい」 −ウイニングボールを(ドリス投手から)もらった瞬間の気持ちは。 「早いようで遅かったというか、やっとという感じです」 −藤川監督からは。 「おめでとうって言ってもらいました」 −ウイニングボールはどうしますか。 「もちろん両親にプレゼントします」 −どんなピッチングをしていきたい? 「これからもゼロを続けられように頑張ります」
2026年07月15日 12:00
巨人の場内アナウンスを担当する渡辺三保さん(67)は、ウグイス嬢となって今年で48年目になる。長嶋茂雄監督時代の1979年に入社し、多摩川グラウンドでのデビュー戦をへて、80年には後楽園球場で1軍デビュー。胸の高鳴りを抑えながら「4番、ファースト、王」をコールした。その年のオフ、巨人は長嶋監督の解任、王貞治選手の引退と激震に見舞われた。
◇ ◇
今では信じられないような環境の中で、アナウンスを担当していた。
79年6月に巨人に入社した渡辺さんは、研修などを受けて、多摩川グラウンドでの秋の教育リーグでデビューした。
「寒かったです」
河川敷にあったグラウンドに放送室はない。バックネット裏に金属製のテーブルが置かれ、スコア付けをする新人選手らと並んで、手持ちマイクで選手の名前をコールした。強風の日には土ぼこりがお弁当の上や髪の毛にふりかけのように降ってきた。
冷え込んだある日、屋外ならではの驚きのハプニングもあった。
「グラウンドキーパーの方が、一斗缶のようなものに火をおこしてくれて足もとに置いてくれてたんですが、何か熱いなって思いながらしゃべっていたら、ジーンズに火が燃え移っていて」
幸い近くに水があり、慌てて足を突っ込み事なきを得たという。
一方、後楽園球場の放送室は快適だったという。「放送室はグラウンドレベルで、ベンチのすぐ横にあったので、ガラス越しにベンチの盛り上がってる様子なんかがよく見えましたね。放送室だけクーラーが効いてたから、チームの方や記者の方がよく涼みにみえてました」
当時の長嶋監督も涼を取りにしばしばやって来たが「長嶋監督の現役時代からの大ファンだったので、話しかけられても緊張しちゃって会話なんかできなかったです。今、考えたらもったいないんですけど」と苦笑する。
80年のゴールデンウイーク明け。2軍の九州遠征で経験を積んだ渡辺さんは、後楽園での1軍戦を初めて担当する。
「緊張よりワクワクがありました。『4番、ファースト、王』ってアナウンスした時は本当に夢みたいで感激しました」
6月2日のヤクルト戦で堀内恒夫投手の200勝達成をアナウンスしたことも印象深いという。
「今は台本がありますが、当時は全部自分たちで試合中のアナウンスを考えてしゃべっていました。それで、堀内選手さんの200勝のアナウンスを入れたんですけど、帰り道に、もっとああ言えばよかったとか思いながら歩いてたら、地下鉄の階段を下りてぬれない所にいってるのに、傘をさしたままブツブツ言ってて恥ずかしかったですね」
その年のオフ、巨人は激震に見舞われた。10月21日に長嶋監督解任のニュースが列島を駆け巡り、11月23日のファン感謝デーではV9時代を支えた王選手、高田選手が引退。一つの時代の終焉だった。
藤田元司氏を新監督に迎えた81年5月4日の阪神戦では巨人の新時代への転換となるアナウンスを行った。
巨人の攻撃中、一塁走者の中畑清選手が、次打者の原辰徳選手の三ゴロで二塁に滑り込んだ際に、二塁の岡田彰布選手と交錯して負傷交代。空いた三塁に、二塁を守っていたドラフト1位ルーキーの原選手が初めて就くことになったのだ。
「『セカンドの原がサード、3番・サード、原』って言った時の大歓声はすごかったんです。中畑選手も三塁で頑張られてたんですけど、原選手は高校時代からスターで、やっぱりサードをやってもらいたいというファンの方の思いがあったんでしょうね」
球場全体から湧き上がった大歓声はこれまで味わったことがないものだった。
のちに藤田監督のインタビュー記事を読む機会があった。「あのアナウンスがあった時の歓声はすごかったって、おっしゃってるのを拝見して、やっぱりそうだよな、あの時の歓声は特別だったなって思いましたね」
その一戦を機に「サード原」は定位置となり、復帰した中畑選手はコンバートされた一塁で活躍した。新時代到来を告げたアナウンスは渡辺さんにとっても特別な一戦として刻まれている。
(デイリースポーツ・若林みどり)
◆渡辺三保(わたなべ・みほ)1958年10月1日生まれ。東京都出身。79年に巨人に入社し庶務部(現総務人事部)などを経て2004年からはスカウト部に在籍。入社から04年までは1、2軍のアナウンスを務め、05年からは1軍専属となった。18年の定年退職後、19年からは契約で業務に従事し22年からは2軍、3軍戦も担当する。
2026年07月15日 11:59
バクストンの代役として初のオールスターに出場
ホワイトソックス・村上宗隆内野手は14日(日本時間15日)、フィラデルフィアで開催されたオールスター戦の9回、球宴初打席に立った。場内から熱い視線を集めたが、三振に倒れた。
4-0で迎えた9回先頭、球界最強守護神の呼び声高いメイソン・ミラー投手(パドレス)と対戦した。100.3マイル(約161.3キロ)のフォーシームにバットが空を切った。2球目も空振り、3球目は高めに浮いた直球を見送った。カウント1-2からの4球目、101.7マイル(約163.6キロ)のフォーシームに対応できず三振に打ち取れれた。
村上は昨オフに2年3400万ドル(約55億2000万円)でヤクルトからホワイトソックスに移籍。開幕から3試合連続本塁打を放つなど、3・4月に12本のアーチを描き、日本人最長タイ&球団タイ記録となる5試合連発も記録した。5月は8本塁打&OPS.937の活躍でア・リーグ月間最優秀新人賞も手にした。
リーグ最速で20本塁打の大台に到達したものの、5月29日(同30日)のタイガース戦で二ゴロの間に一塁まで全力疾走した後に右足を負傷。翌日に右太腿裏の肉離れで負傷者リスト(IL)入りした。その後、7月10日(同11日)に42日ぶりのメジャー復帰を果たすと、バイロン・バクストン外野手(ツインズ)の代役としてオールスターに出場することが発表された。
前半戦は60試合に出場して打率.232(211打数49安打)、20本塁打42打点、出塁率.374、OPS.911、1盗塁をマークした。過去数年にわたって低迷が続いていたホワイトソックスを牽引する活躍を見せている。
また、オールスター戦の前日には、恒例行事となったホームランダービーにも参加した。2021年の大谷翔平投手(当時エンゼルス)以来、日本人2人目の選出となり期待が高まったが、20スイングで9本塁打に終わり、1本差で準決勝進出を逃した。
この日は試合前に行われたレッドカーペットに白のジャケットとダメージジーンズを合わせて登場。また、試合中にはTBSが中継する「MLBオールスターゲーム2026」で解説を務めた松井秀喜氏と電話でやり取りする場面も。松井氏から「直訴してでも出てください」と力強く背中を押されていた。山本由伸投手(ドジャース)からは、ホームランを期待する“激励”が送られた。(Full-Count編集部)
2026年07月15日 11:27
バクストンの代役として初のオールスターに出場
ホワイトソックス・村上宗隆内野手は14日(日本時間15日)、フィラデルフィアで開催されたオールスター戦に7回の守備から登場した。
村上は昨オフに2年3400万ドル(約55億2000万円)でヤクルトからホワイトソックスに移籍。開幕から3試合連続本塁打を放つなど、3・4月に12本のアーチを描き、日本人最長タイ&球団タイ記録となる5試合連発も記録した。5月は8本塁打&OPS.937の活躍でア・リーグ月間最優秀新人賞も手にした。
リーグ最速で20本塁打の大台に到達したものの、5月29日(同30日)のタイガース戦で二ゴロの間に一塁まで全力疾走した後に右足を負傷。翌日に右太腿裏の肉離れで負傷者リスト(IL)入りした。その後、7月10日(同11日)に42日ぶりのメジャー復帰を果たすと、バイロン・バクストン外野手(ツインズ)の代役としてオールスターに出場することが発表された。
前半戦は60試合に出場して打率.232(211打数49安打)、20本塁打42打点、出塁率.374、OPS.911、1盗塁をマークした。過去数年にわたって低迷が続いていたホワイトソックスを牽引する活躍を見せている。
また、オールスター戦の前日には、恒例行事となったホームランダービーにも参加した。2021年の大谷翔平投手(当時エンゼルス)以来、日本人2人目の選出となり期待が高まったが、20スイングで9本塁打に終わり、1本差で準決勝進出を逃した。
この日は試合前に行われたレッドカーペットに白のジャケットとダメージジーンズを合わせて登場。ファンの声援に応え、サインを書く場面があった。試合中にはTBSが中継する「MLBオールスターゲーム2026」で解説を務めた松井秀喜氏と電話でやり取りする場面も。松井氏から「直訴してでも出てください」と力強く背中を押されていた。(Full-Count編集部)
2026年07月15日 11:16
タンパベイ・レイズのニック・マルティネス投手(35)が現地時間14日、フィラデルフィア・フィリーズの本拠地シチズンズ・バンク・パークで行われたオールスターゲームに登板。
2026年07月15日 10:58
ワシントン・ナショナルズのフォスター・グリフィン投手(30)が現地時間14日、フィラデルフィア・フィリーズの本拠地シチズンズ・バンク・パークで行われたオールスターゲームに登板。5番手として1回無失点に抑えた。
3点ビハインドの5回表に登場したグリフィンは代打ヤンディ・ディアス(レイズ)をいきなり3球三振に仕留めると、3番ディロン・ディンガー(タイガース)もチェンジアップで空振り三振。4番ミゲル・バルガス(ホワイトソックス)も中直に打ち取り、わずか10球で三者凡退に封じた。
グリフィンは2020年にロイヤルズでMLBデビューを飾り、2023年から3シーズンは巨人に所属。昨年12月にナショナルズと単年契約を結んだ。今季は6年ぶりの白星を挙げるなど、19試合に先発して10勝2敗、防御率2.77の好成績をマーク。来日前には通算1勝ながら前半戦でチーム最多の勝ち星を挙げ、代替選手としてオールスターゲームに初選出された。
2026年07月15日 09:00
ロッテの河村説人は、課題にしていた“立ち上がりの失点”を克服しつつある。
5月5日の楽天二軍戦、5月23日の西武二軍戦で初回に失点するなど、立ち上がりやや不安定で、5月26日の取材で「時間の使い方だったり、何を何球投げてとか、(試合前のブルペンでの球数も)多くしたり、少なくしたり、ウォーミングアップの順番だったりを変えながらやっています。初回だけ結構課題かなと思います」と試行錯誤。
初回を乗り切れば、2回以降は少ない球数でテンポよく抑えていく、そんな投球をファームで見せていた。今季2度目の一軍先発となった6月24日の日本ハム戦では、初回に清宮幸太郎に適時二塁打を浴びたが、7月1日の楽天戦、7月8日の日本ハム戦はいずれも初回を無失点に抑えている。
試行錯誤していた初回の入りの部分で、良い試合の入り方を見つけたのだろうかーー。
「初球の入り方だったり、初球への向き合い方、そこは意識してしっかり投げるようにしています」
前回登板の日本ハム戦では、「ホームランがある打線なので極力こちらとしてもゴロを打たせたい選択になったのかなと思います」と、0−0の初回先頭の水谷瞬を1ストライクから投じた2球目のインコース142キロシュートで右飛、0−0の初回二死走者なしでレイエスを2ボール2ストライクからインコースのシュートで中飛と、フライアウトではあったものの、初回から右打者のインコースにシュートを積極的に投げ込んだ。
“ゴロを打たせたい”と話した中で、0−1の2回二死満塁で水谷を1ボールから2球目のインコース144キロシュートで遊ゴロに仕留めたが、これが理想的な打ち取り方になるのだろうかーー。
「シュートだったと思います。理想的ですね」
シュートも良いがストレートも「平均球速も上がってきたので、結構感覚は良いです。自分の中では悪くはないです」と力強い球を投げ込む。
話を立ち上がりに戻すと、7月1日の楽天戦は2回までに45球を投げるも、3回、4回、5回は3イニング連続三者凡退で、終わってみれば7回を投げた。ファームの時と変わらず、立ち上がりを凌げば、少ない球数でスイスイと長いイニングを投げるピッチングだった。
「序盤球数がかさんで、投げるからには長いイニングをいきたいので、ちょっと球数を抑えないと思って投げましたけど、点は取ってくれたのもあったので、よりゾーンで攻めた結果がああなったかなと思います」
同日の楽天戦、2−0の4回二死走者なしで平良竜哉を1ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた5球目の134キロフォーク、5−0の7回先頭の黒川史陽を1ボール2ストライクから空振り三振を奪った4球目の130キロフォークが良かった。
「フォークも空振り取れていますし、前回(日本ハム戦)はあまり三振を取れなかったんですけど、道中の空振りは結構あったので、使い方であったり、タイミング次第で良いボールになってくるのかなと思います」
気になるのはスライダーより、気持ちカットボールの方が多いこと。「日によって変わる感じですね」とのことだが、「カットは便利な球なんですけど、増えすぎないようにしています」と続けた。その理由について「真っ直ぐを軸にしていかないとフォークも活きてこないので、真っ直ぐいくタイミングでカットに行くこともあるんですけど、真っ直ぐも忘れないようにというのだけは意識しています」と説明した。
ファームで安定した投球を披露し、2度目の一軍登板となった6月24日の日本ハム戦こそ5回6失点で敗戦投手になったが、7月1日の楽天戦は7回無失点、7月8日の日本ハム戦は5回1失点とゲームを作った。
「やりたいことはやれています。もちろんバッターのレベルは高いですけど、データももちろんファームより多いですし、しっかり出してくれたデータに基づいて投げていけば、なんとかなっていけるかなという感じですね」
安定した投球の先に先発定着が見えてくる。先発定着へ大事になってくることについて、「サブロー監督はヒットはあんまりマイナスにならないというか、四球だったり、リズムが崩れて球数が多いというのはすごくマイナスになると思うので、リズムよくストライクを投げ込んでいくのが大事だと思っています」と自己分析した。
「一軍にずっといたいです、チームもすごく乗ってきているので、チームと一緒に僕も上がっていければなと思います」。不安定な先発陣の中、1人でもローテーションに定着して欲しい状況。この夏、チャンスをモノにして見せる。
取材・文=岩下雄太
2026年07月15日 08:58
初のレッドカーペット
ホワイトソックスの村上宗隆内野手は14日(日本時間15日)、オールスター戦前に行われるレッドカーペットショーに登場した。白ジャケットにダメージジーンズを合わせた斬新なコーデを披露した。称賛の声の裏で、米国ファンから「史上最悪の着こなしになりかねない」と疑問を持つ反応も上がった。
村上は白のジャケットと白のシャツに黒のネクタイを締め、下半身はブルーのデニムでばっちりと決めてレッドカーペットを歩いた。沿道のファンから歓声を浴び、スターとしての振る舞いを見せている。初の球宴に「すごく活気があって嬉しいです」と語った。今回は急な招集だったこともあり、フィラデルフィアで服を購入したという。お気に入りのアイテムは「全部です(笑)」と笑顔を見せた。
今季からメジャーに挑戦し、5月はア・リーグ月間最優秀新人賞を獲得した。しかし、右太腿裏の肉離れで負傷者リスト入りし、7月10日(同11日)にメジャー復帰を果たしたばかりだった。今回は故障者の代役としてオールスターに初選出された。前日に参加した恒例のホームランダービーでは惜しくも準決勝進出を逃したが、「チャンスがあればまた出てみたい」とリベンジに意欲を見せていた。
球団公式SNSなどが様子を公開すると、着こなしにファンの意見は分かれた。「完全に主役の座をさらっているね! 球界トップクラスの選手にふさわしい、輝かしい瞬間だ」「ムネはいつも上質なジャパンデニムをオシャレに着こなすよね」と称賛された。一方で「ジャケットはめちゃくちゃ格好いいのに、なんで下にダメージジーンズを選んだんだ!?」「マジで史上最悪の着こなしになりかねないぞ……」「よりによってなぜダメージジーンズを」といった複雑な声も相次いだ。(Full-Count編集部)
2026年07月15日 08:51
現地時間14日、フィラデルフィアでオールスターゲーム前の恒例イベントであるレッドカーペットショーが行われ、シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が参加した。
2026年07月15日 08:14
試合前の練習で対面
メジャーリーグのオールスターゲームが14日(日本時間15日)、フィリーズ本拠地のシチズンズバンクパークで行われる。試合前の練習中、ホワイトソックス・村上宗隆内野手がNBAの大スター、ケビン・デュラントと対面した。
圧倒的な存在感だった。「RING THE BELL」の文字が書かれた青のTシャツを着て練習に加わっていた村上に、ゆっくりと近く人物がいた。NBAヒューストン・ロケッツでプレーし、歴代通算得点数7位のKDことデュラントだ。
全身ブラックコーデに身を包んだ身長211センチのレジェンドは村上と熱い抱擁を交わした。村上も身長188センチを誇るが、体格差は一目瞭然だった。その後、トラビス・バザーナ内野手(ガーディアンズ)らとも交流し、村上とはトリスタン・ピーターズ外野手をまじえて3ショット撮影する場面もあった。
昨オフに2年3400万ドル(約55億2000万円)でヤクルトからホワイトソックスに移籍した村上は、開幕から3試合連続本塁打を放つなど自慢の長打を発揮した。リーグ最速で20本塁打の大台に到達したものの、5月29日(同30日)のタイガース戦で二ゴロの間に一塁まで全力疾走した後に右足を負傷した。7月に復帰を果たし、バイロン・バクストン外野手(ツインズ)の代役としてオールスターに出場することが決定。ホームランダービーにも参加した。(Full-Count編集部)
2026年07月15日 08:00
高校野球シーズン限定でカープの選手に高校時代を振り返ってもらう新企画『コイ戦士 高校野球の思い出』。今回は鈴木健矢投手(28)が千葉県の強豪・木更津総合時代、転機となった出来事を振り返った。
◇ ◇
激戦区である千葉県の中でも木更津総合は指折りの強豪だ。甲子園出場は春4回、夏8回の計12回を誇り、プロ野球選手も数多く輩出している。そんな野球部の中で鈴木は「2年生の夏までは普通にベンチからも外れるようなピッチャーだった」という。
「あれが分岐点だったのかな」
のちにプロの舞台まで続く道。そこに一歩、踏み出したのは、2年秋の県大会が始まるわずか2週間前のことだった。「普通、大会直前に変えるなんてありえないんですけど…」。着手したのは大幅な投球フォーム変更。「何か変えなきゃいけない」という危機感が右腕を突き動かした。
2年夏までの投球フォームはオーソドックスな上手投げ。球速は「120キロそこそこ」だった。自分が強豪校で生きていくためには−。「頭によぎった」のは中学時代、打撃投手を務める際に遊びの延長線で、サイドから投げていたことだった。
「2年の夏もベンチ(メンバー)から外れて、秋の大会も本当に外れるか外れないかギリギリのところだった。そこで思い切ってサイドに変えた」
誰かからの助言でもなく、自ら決断したサイドスロー転向。キャッチボールで、すぐに「あ、これいけるわ」という感覚をつかみ、球速は132キロが出た。「急にバッターの反応が変わった感じがして、コントロールで苦しむこともなくなった。どんどん抑えられるようになった」
急造フォームで臨んだ2年秋は1学年下の左腕・早川(現楽天)とともに奮闘。県大会を制し、鈴木は関東大会準決勝・常総学院戦で9回6安打3失点完投勝利。ちなみにこの時、後にカープでチームメートとなる宇草とも対戦している。
爆速でサクセスストーリーを歩み、翌春の選抜甲子園大会でも2試合に登板。3年夏は県大会準決勝で敗退し、鈴木の青春は完結した。その後、社会人のJX−ENEOSに進み、日本ハムに入団。新庄監督の提案でアンダースローに転向し、24年12月の現役ドラフトで広島に加入した。
今年でプロ7年目。チームで唯一無二の輝きを放つサブマリンの“分岐点”は高校時代にあった。
2026年07月15日 08:00
「広島4−5DeNA」(14日、マツダスタジアム)
広島が逆転負けを喫した。4−0の五回に先発・岡本がドラフト3位・宮下に右中間への適時二塁打を浴びるなど3失点し降板。4−3の1死満塁で代わった島内が、エンカーナシオンへの初球に暴投して同点を許すと、さらに勝ち越しの中犠飛を浴びた。岡本は4回1/3を6安打5失点。打線は初回にファビアンが左翼席へ2試合連発の10号2ランと放ち、来日2年連続の2桁本塁打を達成。さらに大盛が右翼線への適時二塁打を放った。新井貴浩監督の主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−岡本は四回まで良い投球。五回に連打。
「序盤もアウトにはなっていたけど結構、捉えられている凡退が多かった。真ん中、近辺に集まっていたのかな」
−先発ローテを回るのは初めて。疲れが出てくる時期。
「今日の登板を、また次につなげてもらいたいなと思います」
−交代時期は、岡本に踏ん張ってほしい思いもあったのか。
「踏ん張ってほしいというだけじゃなく、満塁の状態が続いてたから。満塁でマウンドに上がる投手はきつい。その兼ね合いもあった」
−2番手は誰が行っても難しい場面。島内の状態は誤算だったか。
「それまでずっとゼロで帰ってきているから。また次ですね」
−ファビアンに一発。
「継続してほしい。また明日、相手はエース(東)だけど、援護できるようにやっていきたい」
2026年07月15日 08:00
「広島4−5DeNA」(14日、マツダスタジアム)
手応え十分だった。
2026年07月15日 08:00
「中日2−5阪神」(14日、バンテリンドーム)
阪神は今季7度目の3連勝として9連戦を白星発進で飾った。初回に森下翔太外野手が右中間へ先制23号ソロを放つと、続く佐藤輝明内野手も19号ソロを右翼席へ。2−1の八回には佐藤輝が今度はバックスクリーンへ20号3ランを放った。先発の高橋遥人投手は8回7安打2失点で両リーグトップの今季11勝目を挙げた。デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏は「七回の高橋の気合の入った投球が野手に火をつけた」と指摘した。
◇ ◇
高橋投手の七回の気合が入った投球は、野手に火をつけたと思います。六回までは力を入れながらもうまくかわしていましたが、あの回だけはギアを上げて、相手が手が出ないぐらい素晴らしい投球でした。最後まで投げ抜く覚悟を見せるような姿でした。それが八回の佐藤輝選手の3ランにつながったのではないでしょうか。
六、八回のピンチではサノー選手をしっかり抑えました。特に八回。最後に外角へのツーシームを自分で選択したというのは、一個も二個も先へ行こうとしているのかなと感じましたね。その考えがこの日の11勝目につながったと思います。
連勝が途切れた直後の登板で多少、不安もあったと思いますが、一つ勝ったことによってまた乗って行けると思います。
八回の佐藤輝選手は前の打席の反省を生かしました。六回に三振に取られたスライダーをフルカウントまで我慢して我慢して捉えた、いいホームランでした。4番が試合を決めて、エース格の投手に勝ち星がついた。9連戦初戦でチームにすごい勢いがつく良い勝ち方だったと思います。
2026年07月15日 07:55
BsGravityで2年目を迎えるVocalの「LALA」
オリックスの球団公式ダンス&ヴォーカルユニットは結成13年目を迎える。2024年から新たな“挑戦”をスタートさせ、男女混成ユニット「BsGravity(ビーズグラビティ)」として活躍中。メンバーは「BsGirls」9人と「BsGuys」3人の計12人でスタジアムに彩りを加えている。今回は、2年目を迎えたVocalの「LALA」に話を聞いた。
活動2年目を迎え、LALAは自身のテーマに「進化」を掲げている。「2年目になり、先輩という立場に変わって、慣れてきた部分もあります。ここで成長できるか止まるか、大事な1年だと思っています。ダンスも歌もより磨きをかけたいので、進化を止めないという意味でこのテーマにしました」。力強い瞳で、さらなる高みを見据えている。
自身の持ち味でもあり、目標として自らにプレッシャーをかけているのが「七変化する歌声」だ。「曲によって声色を変えていて、ファンの方からお手紙などで『七変化する歌声を楽しめました』と言ってもらえることがすごくありがたいです」と、顔をほころばせる。
今でこそステージで躍動し自信に満ち溢れているが、1年目は苦悩の連続だった。楽曲「Tailwind」のレコーディングでは、思うような結果が出せず涙を流したこともあったという。「高音パートが出なくて、本当に苦戦してレコーディング中に泣いてしまったくらい悔しい思いをしました。でも1年間の活動を通して自信を持って歌えるようになり、今は全く違う景色が見えています」と、当時の悔しさをバネに力強く微笑む。
昨年までは自分のことで精一杯だったが、今は周囲を見渡す余裕も生まれた。「先輩として後輩に教えることで、過去の先輩方の言葉の意味も分かるようになりました。客観的に自分を見られるようになっています」と、内面的な成長も遂げている。
歌とダンスを始めたきっかけは、あるアーティストに憧れを抱いたことだった。「私も誰かに夢を与えられるような存在になりたいです。私のパフォーマンスを見て、そんな風に思ってもらえたら」と“夢の連鎖”を誓っている。チームとしての目標は「日本一の景色」を見ることだ。
スタンドで見守るファンへの感謝も決して忘れない。「タオルを掲げてくださる方は、絶対に球場のどこにいても見つけられる自信があります。タオルを持っていなくても、手を振っていただけたら嬉しいです」。スタジアムに響き渡る七色の歌声で、ファンに夢と希望を届け続ける。(Full-Count編集部)
2026年07月15日 07:45
松井氏はオールスターゲームに2度出場
ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が14日(日本時間15日)、オールスターゲームが開催されるフィラデルフィアを訪れた。試合前に、日本メディアの取材に対応。初の球宴出場を果たした村上宗隆内野手(ホワイトソックス)にエールを送った。この日、TBSが中継する「MLBオールスターゲーム2026」の解説を担当する。
村上について聞かれた松井氏は「(1年目から)成績を残している。素晴らしいと思う。僕は前半戦で20本のホームランを打てたことすらない」と、5月末までに20本塁打を放った打撃を評価。続けて「(アドバイスは)全くないですね。この舞台を楽しんでほしい」と、初球宴ながらホームランダービーにも出場した村上の活躍に期待した。
メジャーのトップ選手たちが揃うだけに好ゲームが期待される。「どういう試合になるかは楽しみですね。競ったいい試合になってほしい」と松井氏。試合解説については「見た感じを正直に話すだけです」と意気込んだ。
松井氏はメジャー1年目の2003年、翌2004年の2度オールスターゲームに出場。ヤンキース時代の2009年には、シチズンズ・バンク・パークでフィリーズとワールドシリーズを戦い、日本人初となるMVPにも輝いた。
今年のオールスターゲームは、両リーグ最多得票を獲得した大谷翔平投手(ドジャース)は出場辞退したが、村上宗隆内野手(ホワイトソックス)はホームランダービーに参加。20スイングで9本の柵越えを披露するなど、日本の主砲として存在感を示した。この日、スタメン入りはならなかったが、途中出場での快音に期待がかかる。(Full-Count編集部)